JPH0414108Y2 - - Google Patents

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JPH0414108Y2
JPH0414108Y2 JP1986118053U JP11805386U JPH0414108Y2 JP H0414108 Y2 JPH0414108 Y2 JP H0414108Y2 JP 1986118053 U JP1986118053 U JP 1986118053U JP 11805386 U JP11805386 U JP 11805386U JP H0414108 Y2 JPH0414108 Y2 JP H0414108Y2
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JP
Japan
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air filter
filter
mounting frame
air
airflow passage
Prior art date
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JP1986118053U
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JPS6325124U (ja
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  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、メインテナンス作業等におけるエア
フイルタの取り付けおよび取り外し作業を簡便化
できる空調機用エアフイルタの取付構造に関する
ものである。
【従来技術】
一般に、空調機のエアフイルタの取り付け構造
は、第6図に示すように、水平な気流通路1′に
対してエアフイルタ3′を略垂直に立てた状態で
設置されており、気流通路1′を形成する空調機
本体側に固定されたフイルタ取付枠4′もしくは
エアフイルタ3′の枠にパツキンを張り付け、こ
のパツキン5′をフイルタ取付枠4′に押し付ける
ようにしてエアフイルタ3′をフイルタ取付枠
4′との間に固定金具12によつて挟み付けてい
る。エアフイルタ3′の取り付けに際しては、気
流がエアフイルタ3′をバイパスして流れないよ
うに、気流通路1′の壁面とエアフイルタ3′との
間の気密性を確保する必要があり、そのための構
成として固定金具12とフイルタ取付枠4′は、
それらの間にエアフイルタ3′を挟んで締付ボル
ト13によつて締め付けられている。
【考案が解決しようとする問題点】
ところで、上述のように水平な気流通路内に構
成された従来のエアフイルタ取付構造にあつて
は、エアフイルタ3′の交換や掃除等のメインテ
ナンス作業を行う場合に、空調機の狭いフイルタ
セクシヨンで締付ボルト13の取り付け、取り外
し作業を余儀なく強いられているのが現状であ
り、その作業能率を高めるべくエアフイルタ3′
の取り付け、取り外し作業が簡単な操作で確実に
行えるエアフイルタ取付構造の実現が望まれてい
る。 本考案は上述のごとき問題点に鑑み、これらを
有効に解決すべく創案されたものである。したが
つてその目的は、水平方向に延在する気流通路内
にエアフイルタを取り付ける構造において、エア
フイルタの転倒を簡単な構造で防止しながら、エ
アフイルタの取り付け、取り外し作業が簡単な操
作で確実に行えるエアフイルタ取付構造を提供す
ることにある。
【問題点を解決するための手段】
本考案に係るエアフイルタ取付構造は、従来技
術の問題点を解決し目的を達成するために、以下
の構成を備えている。 すなわち、略水平方向に延在する気流通路の上
流側から、エアフイルタ、粘着性パツキンおよび
フイルタ取付枠が順次配置されている。フイルタ
取付枠は、エアフイルタの自重の分力と、該エア
フイルタに作用する風圧の分力とを支承すべく傾
斜した姿勢に配置されている。フイルタ取付枠に
は、エアフイルタを気流方向の逆方向へ押して移
動させるエアフイルタ取り外しカムが設けられて
いる。
【作用】
本考案に係るエアフイルタ取付構造は、従来技
術の問題点を解決し目的を達成するために、以下
のように作用する。 気流通路は略水平方向に延在しているので、こ
の通路に設けられるエアフイルタは適当な保持力
が作用しなければ転倒する恐れがあるが、フイル
タ取付枠が垂直よりも幾分傾斜していることによ
り、これにエアフイルタを凭せ掛けた状態で転倒
しないように安定させられる。エアフイルタが凭
れ掛かつただけの状態では転倒し安いが、粘着性
パツキンがこれを適当な粘着力で保持し、傾斜構
造と粘着性パツキンとの組み合わせによつてエア
フイルタの転倒を防止する。フイルタの取り付け
を行う作業者は、エアフイルタをフイルタ取付枠
に凭せ掛けるように置くだけで、エアフイルタは
転倒することなく安定する。少し押し付ければ、
エアフイルタの安定状態はさらに強固になるが、
エアフイルタ自体の自重の分力と、空調機運転時
の風圧の分力がエアフイルタを粘着性パツキンお
よびフイルタ取付枠に押し付けるように作用する
ので、ことさら押し付ける必要もない。特に、気
密性が必要となる風圧の作用しているときには、
その風圧によつてパツキンの粘着力も増大するの
で、十分な気密性が確保できる。 エアフイルタの取り外しに際しては、フイルタ
取付枠に設けられたエアフイルタ取り外しカムを
操作し、エアフイルタを気流方向の逆方向へ押し
て移動させることによつて、粘着性パツキンから
エアフイルタを引き剥がすことができる。このカ
ムは、フイルタ取付枠に設けられていて、エアフ
イルタの濾材に触れるような位置にはないので、
濾材を変形させたり損傷することがなく、所謂ワ
ンタツチ操作でエアフイルタを取り外すことがで
き、濾材から塵埃を舞い立たせることもない。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば次のごとき優れた効果が発揮される。すなわ
ち、気流通路内にエアフイルタを立て掛けただけ
では転倒するような条件下においても、風圧と自
重を利用できる方向でエアフイルタを傾斜させて
配置することにより、エアフイルタが転倒しない
ようにこれを取り付けられ、しかも傾斜配置と粘
着性パツキンとを組み合わせることにより、その
取り付け操作が容易になり且つその保持を確実に
し、さらには取り外しカムを併設することによ
り、その取り外し操作も容易に、また濾材を損傷
することなく衛生的に行える。
【実施例】
以下に本考案の好適一実施例について第1図な
いし第5図を参照して説明する。 第1図は、本考案に係る空調機用エアフイルタ
の取付構造を模式的に示す側面図であり、その一
例としてエアフイルタを略垂直にではあるが傾斜
させて設置する場合を示している。図示するよう
に、気流通路1が略水平に形成されてその内部に
エアフイルタ設置スペースとしてのエアフイルタ
セクシヨン2が設けられている場合、エアフイル
タ3を装着させる枠体であるフイルタ取付枠4
が、気流通路1を斜めに(上端が下流側へ後傾し
て)横切るように空調機本体の固定側に対して取
り付け固定されており、エアフイルタ3は、その
自重Fwの分力F1がエアフイルタ3自体に作用し
てエアフイルタ3をフイルタ取付枠4に押し付け
るようにその上端が気流通路1の下流側へ後傾し
てこのフイルタ取付枠4に装着されている。 また、エアフイルタ3のフレームには、フイル
タ取付枠4に当接する下流側部分に非乾燥性粘着
剤を含浸させたパツキン5が貼設されており、エ
アフイルタ3をフイルタ取付枠4に装着した状態
ではこのパツキン5がエアフイルタ3とフイルタ
取付枠4との間に挟み付けられてそれぞれに密着
し、気密性を確保するように構成されている。 エアフイルタ3の取り付け操作は、空調機のエ
アフイルタセクシヨン2に設けられた点検口6か
らエアフイルタ3を挿入し、所定の位置でエアフ
イルタ3をフイルタ取付枠4へ押し付け、パツキ
ン5をフイルタ取付枠4へ密着させる。 また、エアフイルタ3の取り外し操作に関して
は、エアフイルタ3とフイルタ取付枠4とがパツ
キン5で密着していて容易には取り外せないの
で、第2図に示すように、フイルタ取付枠4に、
エアフイルタ取り外しカム7を設け、これにより
パツキン5をフイルタ取付枠4から剥離させる。
さらに具体的に説明すると、エアフイルタ取り外
しカム7は、フイルタ取付枠4に回動自在に支持
された回転軸8のまわりに板部材9が取り付けら
れている。この板部材9の幅寸法は、装着状態の
エアフイルタ3と回転軸8との間の距離よりも大
きくされており、この板部材9が第3図の状態か
ら第4図の状態となるようにエアフイルタ3とフ
イルタ取付枠4との間で90度回転すると、回転軸
支持部10とエアフイルタ3との間を押し広げ、
フイルタ取付枠4に密着していたパツキン5を容
易に剥離させられる。11は操作レバーであり、
回転軸8を回転させる。 空調機の運転中にあつては、図中矢印の方向の
気流による風圧Ffの分力F2がエアフイルタ3を
フイルタ取付枠4に押し付けるのでパツキン5と
フイルタ取付枠4との間の気密性はさらに高めら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る空調機用エアフイルタの
取付構造の一実施例を模式的に示す側面図、第2
図は本考案に係る空調機用エアフイルタ取付構造
におけるエアフイルタ取り外しカムの一実施例を
示す斜視図、第3図および第4図はそれぞれ第2
図のカムの作用状態を示す側断面図、第5図は従
来技術における空調機用エアフイルタの取付構造
を模式的に示す側面図である。 1……気流通路、2……エアフイルタセクシヨ
ン、3……エアフイルタ、4……フイルタ取付
枠、5……粘着性パツキン、6……点検口、7…
…エアフイルタ取り外しカム、8……カムの回転
軸、9……カムの板部材、10……カムの操作レ
バー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略水平方向に延在する気流通路1の上流側か
    ら、エアフイルタ3、粘着性パツキン5およびフ
    イルタ取付枠4が順次配置され、 前記フイルタ取付枠4は、前記エアフイルタ3
    の自重Fwの分力F1と、該エアフイルタ3に作用
    する風圧Ffの分力F2とを支承すべく傾斜した姿
    勢に配置され、 前記フイルタ取付枠4には、前記エアフイルタ
    3を前記気流方向の逆方向へ押して移動させるエ
    アフイルタ取り外しカム7が設けられたことを特
    徴とする空調機用エアフイルタの取付構造。
JP1986118053U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0414108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986118053U JPH0414108Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986118053U JPH0414108Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325124U JPS6325124U (ja) 1988-02-19
JPH0414108Y2 true JPH0414108Y2 (ja) 1992-03-31

Family

ID=31004140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986118053U Expired JPH0414108Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138685U (ja) * 1974-04-30 1975-11-14
JPS5790726U (ja) * 1980-11-27 1982-06-04
JPS5826452Y2 (ja) * 1982-01-26 1983-06-08 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 像増強管
JPS59138418U (ja) * 1983-03-08 1984-09-14 進和貿易株式会社 フイルタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6325124U (ja) 1988-02-19

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