JPH0529047Y2 - - Google Patents

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JPH0529047Y2
JPH0529047Y2 JP16791688U JP16791688U JPH0529047Y2 JP H0529047 Y2 JPH0529047 Y2 JP H0529047Y2 JP 16791688 U JP16791688 U JP 16791688U JP 16791688 U JP16791688 U JP 16791688U JP H0529047 Y2 JPH0529047 Y2 JP H0529047Y2
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presser metal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフイルタ取付用金具に係り、特に鉛直
方向に立設した固定枠に複数枚の四辺形状のフイ
ルタを取付、あるいは取外すのに好適なフイルタ
取付用金具に関する。
〔従来の技術〕
従来のフイルタ取付用金具は例えば第6図に示
すように、固定枠11にズレ止め枠12を取付
け、このズレ止め枠12に押えピン13が付勢し
た状態で取付けてある。フイルタ14は4個ある
ズレ止め枠12にフイルタ14の四隅が嵌装さ
れ、さらに針金を曲げて付勢力を有した押えピン
13がフイルタ14の四隅を押えている。しかし
以上のような構成ではフイルタ14を通過する気
流の脈動によつてフイルタ14が振動した場合、
押えピン13は単にズレ止め枠12に設けた突起
爪(図示なし)に引つ掛つているだけのため外れ
易く、フイルタ14がズレ止め枠12から脱落し
てしまう欠点があつた。又、押えピン13は付勢
力を付けるため、針金の曲げ方に微妙な調整が必
要であつた。そこで振動により脱落せず構造も簡
単な第7図に示すような平板をZ字状に折り曲げ
た金具15によりフイルタ14を固定枠11にボ
ルト締め取付けする方式もある。
しかしこの方式ではフイルタ14が目詰まりし
て取替える場合、ナツト16を緩めて、金具15
を外さねばならず、取替え作業が面倒となる欠点
があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は前記従来技術の欠点を解消しフイル
タが振動しても脱落せず又、取付や取外しも容易
に行なえ構造も簡単なフイルタ取付用金具を提供
するにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は鉛直方向に立設した固定枠と、この
固定枠に四辺形状の複数枚のフイルタを取付ける
ための平板折り曲げ構造である押さえ金具により
構成されているフイルタ取付用金具において、前
記押さえ金具を前記フイルタの上部側フイルタの
下辺と下部側フイルタの上辺間の隙間に少なくと
も2個嵌装し、この嵌装した押さえ金具の上方部
は上部側フイルタの下辺縁部を上下移動不可能に
挟持し、押さえ金具の下方部は下部側フイルタの
上辺縁部を上下移動可能に挟持し、押さえ金具の
中間部は前記固定枠とボルト締結するための穴を
略中央部に有し、この穴は左右いずれかの方向に
長さを有する横溝穴と、この横溝穴の左右いずれ
かの方向の一端部が上方向で、しかも下部側フイ
ルタの上辺縁部の上下移動可能寸法の少なくとも
半分から、最大でも略等しい長さを有する縦溝穴
とで構成したことを特徴とする。
〔作用〕
複数枚のフイルタの上部フイルタの下辺と、下
部フイルタの上辺間に平板を折り曲げた金具を嵌
装して固定枠にボルト締結して固定することで、
フイルタの振動による脱落の防止が図れる。又、
平板を折り曲げた金具の中央部のボルト取付穴の
形状を横溝穴と縦溝穴の組み合せたものとしたこ
とにより、金具のボルト挿通位置を溝穴に沿つて
移動してから廻すことで金具を固定枠から外すこ
となくボルトを緩めるだけでフイルタを容易に固
定枠に取付けたり、あるいは取外したりすること
ができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の一実施例の説明を
する。
第1図は本考案の一実施例の取付状態を示す全
体正面図、第2図は第1図のA部詳細正面図、第
3図は第2図のB−B矢視側面図である。
本実施例は第1図に示すように、上部側フイル
タ20aの下辺20bと、下部側フイルタ21a
の上辺21bとの間の隙間D部にそれぞれ2個ず
つの押え金具22を嵌装したものである。押え金
具22の形状は第2図、第3図に示すように平板
をコの字状に折り曲げ、さらにその両端をそれぞ
れ外方向に折り返したものである。上記隙間D部
にコの字状折り曲げ部が嵌装され、両端の折り返
し部の上方部22aが上部側フイルタ20aの下
辺20bの縁部20cを挟持し、両端の折り返し
部の下方部22bが、下部側フイルタ21a上辺
21bの縁部21cを挟持する。固定枠23と押
え金具22とは上記コの字状の折り曲げ部の中央
部に穿けた穴24にボルト25を挿通してナツト
26(好ましくは振動による緩み止めを配慮して
ダブルナツトがよい)により締結する。上、下部
側フイルタ20a,21aと押え金具22との挟
持状態は第3図に示すように上部側フイルタ20
aの下辺20bの縁部20cとは隙間なく挟持
し、下部側フイルタ21aの上辺21bの縁部2
1cとは隙間Gを保持して挟持する。折り曲げ部
の中央部に穿けた穴24の形状は第2図に示すよ
うに押え金具22が上下動せぬよう短かい長さl1
の横溝穴24aと、この横溝穴24aの末端24
bから第2図で上方向に上記隙間Gの長さの半分
か、略同長の長さl2の縦溝穴24cとによりL字
状を形成している。
以上の構成による押え金具22を用いてフイル
タ19を取外す手順を次に説明する。
まず4個ある押え金具22のナツト26を緩め
る。そして押え金具22を横溝穴24aに沿つて
末端24bまで横移動する。そしてフイルタ19
の下側にある押え金具22aについては縦溝穴2
4cに沿つて下方向に移動する。この状態で押え
金具22aを第4図に示すように反時計方向矢印
R1に廻す。この際押え金具22aのコの字状の
四隅u,v,w,xの軌跡は点Pを中心としてそ
れぞれu1,v1,w1,x1位置に移動し、フイルタ
19の下辺19bの縁部19cや下部側フイルタ
21aの上辺21bの縁部21cに四隅u,v,
w,xが接触することなく隙間D内で回転できフ
イルタ19の下辺19bの縁部19cの押え金具
22aの挟持状態を解放できる。フイルタ19の
上側にある押え金具22bについても上記押え金
具22aと同様の手順により挟持状態を解放でき
る。このようにフイルタ19の上側及び下側の全
ての押え金具22a,22bの挟持状態を解放す
ることにより、フイルタ19を取外すことができ
る。上記はフイルタ19の取外し手順を説明した
ものであるが、取付け手順に対しては上記取外し
手順の逆に行なうことによりできる。
以上説明したように本実施例によれば平板をコ
の字状に折り曲げ、さらにその両端を外方向に折
り返した押え金具22によりフイルタ19の上、
下縁部21c,19cを挟持してボルト25、及
びナツト26により固定枠23に確実に取付ける
ことができる。従つてフイルタ19を通過する気
流の脈動による振動に対してもフイルタ19が脱
落することがない。又、フイルタ19を取外す場
合も、ナツト26を少し緩めて、押え金具22を
横溝穴24a及び縦溝穴24cに沿つて移動した
後、廻すことにより挟持状態を簡単に解放するこ
とができ、押え金具22を固定枠23から外す必
要がない。
さらに本実施例の押え金具22は1個のボルト
25とナツト26で上部側フイルタ20aと下部
側フイルタ21aの両方を挟持することができ
る。
なお、本実施例では押え金具22の挟持状態を
解放したときに、発生することが予想されるフイ
ルタ19のズレ落ち防止対策が考慮されてない
が、第5図に示すようにボルト25の根元の固定
枠23上にフイルタ19間の隙間Dに略同長の長
さを有するスペーサブロツク27を設けることで
解決できる。
〔考案の効果〕
本考案は上述の通り構成されているので、以下
に示す効果がある。
平板を折り曲げた押え金具によりフイルタを挟
持して固定枠にボルトとナツトにより締結したこ
とで、フイルタ通過気流の脈動による振動に対し
てフイルタが押え金具から脱落することがない。
又、目詰まりを起したフイルタの取替えに際して
もナツトを緩めて押え金具を廻すことで容易に押
え金具の挟持状態を解放してフイルタを固定枠か
ら取外し、及び再取付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の取付状態を示す全
体正面図、第2図は第1図のA部詳細正面図、第
3図は第2図のB〜B矢視側面図、第4図は実施
例に係る押え金具の廻転状態を示す正面図、第5
図は変形例に係るフイルタ間のスペーサブロツク
の取付状態を示した側面図、第6図、第7図は従
来のフイルタ取付用金具の取付状態を示す全体正
面図である。 19……フイルタ、20a……上部側フイル
タ、21a……下部側フイルタ、22……押え金
具、23……固定枠、25……ボルト、G,D…
…隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉛直方向に立設した固定枠と、この固定枠に四
    辺形状の複数枚のフイルタを取付けるための平板
    折り曲げ構造である押さえ金具により構成されて
    いるフイルタ取付用金具において、前記押さえ金
    具を前記フイルタの上部側フイルタの下辺と下部
    側フイルタの上辺間の隙間に少なくとも2個嵌装
    し、この嵌装した押さえ金具の上方部は上部側フ
    イルタの下辺縁部を上下移動不可能に挟持し、押
    さえ金具の下方部は下部側フイルタの上辺縁部を
    上下移動可能に挟持し、押さえ金具の中間部は前
    記固定枠とボルト締結するための穴を略中央部に
    有し、この穴は左右いずれかの方向に長さを有す
    る横溝穴と、この横溝穴の左右いずれかの方向の
    一端部が上方向で、しかも下部側フイルタの上辺
    縁部の上下移動可能寸法の少なくとも半分から、
    最大でも略等しい長さを有する縦溝穴とで構成し
    たことを特徴とするフイルタ取付用金具。
JP16791688U 1988-12-26 1988-12-26 Expired - Lifetime JPH0529047Y2 (ja)

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JP16791688U JPH0529047Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26

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JP16791688U JPH0529047Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26

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JPH0286620U JPH0286620U (ja) 1990-07-09
JPH0529047Y2 true JPH0529047Y2 (ja) 1993-07-26

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JP16791688U Expired - Lifetime JPH0529047Y2 (ja) 1988-12-26 1988-12-26

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