JPH0413724A - 可溶性ポリイミド、その製造法及び液晶配向膜用塗布液 - Google Patents

可溶性ポリイミド、その製造法及び液晶配向膜用塗布液

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JPH0413724A
JPH0413724A JP11514790A JP11514790A JPH0413724A JP H0413724 A JPH0413724 A JP H0413724A JP 11514790 A JP11514790 A JP 11514790A JP 11514790 A JP11514790 A JP 11514790A JP H0413724 A JPH0413724 A JP H0413724A
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JP11514790A
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English (en)
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Koichi Kunimune
国宗 弘一
Yoshihiro Soeda
添田 義弘
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JNC Corp
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Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子材料用途として有用なポリイミドに関する
。更に詳しくは可視光線の透過性のよい焼成ポリイミド
を与え、かつ溶媒に可溶性のポリイミド、その製造法及
びそのようなポリイミドを用いた液晶配向膜用塗布液に
関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ポリイ
ミド樹脂は高い耐熱性を有し、電気特性及び機械特性に
も優れているため、電子材料用途には広く使われている
。しかしながら有機溶媒に対する溶解性に劣るため、通
常はその前駆体であるポリアミド酸溶液を基材に塗布し
た後、焼成する方法が用いられている。このときの焼成
は通常250〜450℃で行なわれ、溶剤の揮散とアミ
ック酸の脱水によるイミド化を同時に行なわしめるもの
である。
しかしながら、このように高い焼成温度が必要なため、
基材が有機材料等の耐熱性に劣る材料を含む場合、ポリ
イミドの使用ができないことが多々ある。特に、シクロ
ブタン環テトラカルボン酸二無水物とジアミンから作ら
れるポリイミドのある種のものは可視光線の透過性がよ
いという長所を有するが、その前駆体であるポリアミド
酸が溶媒に溶けにくいという問題を持っていた。このよ
うなポリアミド酸を低分子量のままイミド化して、その
焼成によって得られる高分子量ポリイミドの前駆体とし
ても、それはなおさら溶媒に溶けにくいものとなる。
もし溶媒に可溶性のポリイミドが得られれば、実質的に
溶媒を揮散させるだけでポリイミドの塗膜を得ることが
でき、この様な高い温度での焼成を避けることができ、
ポリイミドの応用範囲を拡げることができる。
本発明の目的は、回線光線の透過性のよい焼成ポリイミ
ドを与え、かつ溶媒に対する溶解性に優れたポリイミド
を提供すること及びそれを用いた液晶配向膜用塗布液を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の態様は、下記一般式(I)及び(I′)
で表わされる反復単位を主成分とし、溶媒中、温度30
±0.01℃、濃度0.5g/iで測定された対数粘度
数が0.1〜5dll/gである溶媒に可溶性のポリイ
ミドであって、後記Rにおいて、RR’及びR5がメチ
ル基B 又はエチル基であるときは各々置換数を1と勘定し、+
−CH)−一及びk H2)−−77)置換数ヲ各々2
と勘定するとして、前記ポリイミドにおけるR1と後記
R11の全体としての平均置換数が0.5〜4であるも
のである。
R2は2価の芳香族基又はシロキサン結合金有基である
但し、式(1)及び(I′)において、R1は下記式(
n)、(m)又は(IV)で示される基であり、R11
は下記式(V)で示される基であり、R3は独立にメチ
ル基又はエチル基であり、R4及びR5は各々独立に水
素原子、メチル基又はエチル基であり、pは1〜4の整
数であり、q及び「は2〜10の整数である−0 前記第1の態様において、前記一般式(I)及び(I′
)におけるR2が下記一般式(Vl)で示される基であ
るとき、特に溶解性の優れたポリイミドを与え、好まし
い。
但し式(Vl)において、RR7R8及びR9は各々独
立に水素原子、メチル基又はエチル独立に水素原子、メ
チル基、エチル基又はトリフ又は単なる結合手であり、
tは1〜3の整数である。
本発明の第2の態様は、下記一般式(■)及び(■′)
で示されるテトラカルボン酸二無水物の少なくとも1種
であって、後記R1において、R3R4及びR5がメチ
ル基又はエチル基であるときは各々置換数を1と勘定し
、kH+−及び+CH→−の置換数を各々2と勘定する
とr して、前記テトラカルボン酸二無水物の少なくとも1種
におけるR と後記R11の全体としての平均置換数が
0.5〜4であるもの、と、下記一般式(■)で示され
るジアミンとを溶媒の存在下温度0〜100℃で反応を
行なうことにより得られるポリイミド前駆体を溶媒の存
在下110〜200℃に加熱するか、又はイミド化促進
剤を混合することにより、15〜100℃の温度でイミ
ド化することにより、溶媒に可溶性のポリイミドを製造
する方法である。
NH2−R−NH2(Vl) 但し、式(■)及び(■′)において、RIは下記式(
n)、(m)又は(IV)で示される基であり、R11
は下記式(V)で示される基であり、R2は2価の芳香
族基又はシロキサン結合金有基である。
但し、式(n)、(m)及び(IV)において、R8は
独立にメチル基又はエチル基であり、R4及びR5は各
々独立に水素原子、メチル基又はエチル基であり、pは
1〜4の整数であり、q及びrは2〜10の整数である
本発明の第3の態様は、前記第1の態様のポリイミドと
、N−メチルピロリドン、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチル
スルホキシド及びγ−ブチロラクトンのうちの少なくと
も1種とを含む液晶配向膜用塗布液である。
本発明の第2の態様である可溶性ポリイミドを得るため
の製造法について述べる。
ポリアミド酸の原料である前記式(■′)で示されるテ
トラカルボン酸二無水物としては下記式(IX)、(X
)及び(XI)により具体的に示すことができる。
例えば前記式(IX)の化合物を得るためには以下に示
した無水マレイン酸及びその誘導体の一種類以上の特定
の組合せにより得ることができる。
前記式(X)の化合物を得るためには以下に示したアル
キル置換無水マレイン酸類の混合物の光二量化反応によ
り得ることができる。
ただしR8R’  R5p、Q及びrは前述のものと同
じ意味を表わす。
この様なテトラカルボン酸二無水物は無水マレイン酸、
各種アルキル置換無水マレイン酸類のうちの特定の1種
類以上の光二量化反応により得ることができる。
前記式(XI)の化合物は以下に示したアルキル置換無
水マレイン酸類の特定の一種類以上の光二量化反応によ
り得ることができる。
以上に示したアルキル置換無水マレイン酸類の具体例と
して、次の化合物を挙げることができるが、必ずしもこ
れらに限定されるものではない。
無水メチルマレイン酸、無水2,3−ジメチルマレイン
酸、無水1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸、
無水エチルマレイン酸、無水2−メチル−3−エチルマ
レイン酸、無水2.3−ジエチルマレイン酸等。
次に本発明の方法で使用される前記式(■)で示される
ジアミンのなかで以下の式(XII)により示される化
合物が特に好ましい。
ここにRRR。
R9X及びtは前 記と同じ意味である。
前記式(■)で示されるジアミンの具体例として、次の
化合物を挙げることができるが、必ずしもこれらに限定
されるものではない。
4.4′ −ジアミノジフェニルエーテル、4゜4′−
ジアミノジフェニルメタン、4.4’  −ジアミノジ
フェニルスルホン、3.3′ −ジアミノジフェニルス
ルホン、4.4’  −ジアミノジフェニルスルフィド
、4.4’  −ジ(メタ−アミノフェノキシ)ジフェ
ニルスルホン、4.4’  −ジ(パラ−アミノフェノ
キシ)ジフェニルスルホン、オルト−フェニレンジアミ
ン、メタ−フェニレンジアミン、バラーフユニレンジア
ミン、ベンジジン、3.3’−ジアミノベンゾフェノン
、4.4’ジアミノベンゾフエノン、4.4’  −ジ
アミノジフェニル−2,2−プロパン、4.4′ −ジ
(パラ−アミノフェノキシ)ジフェニル−2,2−プロ
パン、1.5−ジアミノナフタレン、1゜8−ジアミノ
ナフタレン、3.4’  −ジアミノジフェニルエーテ
ル、4.4’  −ビス(4−アミノフェノキシ)ビフ
ェニル、2,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)
フェニル)へキサフロロプロパン、1,4−ビス(4−
アミノフェノキシ)ベンゼン、1.3−ビス(4−アミ
ノフェノキシ)ベンゼン、1.3−ビス(3−アミノフ
ェノキシ)ベンゼン、4.4’  −ジアミノ−3゜3
′−ジエチル−5,5′ −ジメチルジフェニルメタン
、4.4′ジアミノ−3,3’ 、5.5’−テトラメ
チルジフェニルメタン、1,4−ジアミノトルエン、メ
タ−キシリレンジアミン、2゜2′ −ジメチルベンジ
ジン等。
これらのうち4.4′ −ジアミノジフェニルメタン、
3.3’  −ジアミノジフェニルスルホン、4.4′
−ジ(バラ−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホン、
4.4’  −ジアミノベンゾフェノン、4.4’−ジ
アミノジフェニル−2,2′プロパン、2.2−ビス+
4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)へキサフロロ
プロパン、4゜4′−ジアミノ−3,3′−ジエチル−
5,5′−ジメチルジフェニルメタン、4.4’  −
ジアミノ−3,3’ 、5.5’  −テトラメチルジ
フェニルメタン、4.4’  −ジ(パラ−アミノフェ
ノキシ)ジフェニル−2,2′−プロパン、4.4/−
ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル等が特に好ま
しい。
シロキサン結合含有ジアミンとして、次の化合物を挙げ
ることができる。
し1i3L;1−13 但しここにgは1〜100の整数を表わす。
前記した式(■)及び(■′)で示されるテトラカルボ
ン酸二無水物と式(■)で示されるジアミンの組合せに
より、前記式(1)及び(I′)で示される反復単位を
主成分とするポリイミドを得ることができるが、式(■
)及び(■′)で示されるテトラカルボン酸二無水物の
うち40モル%未満を他のテトラカルボン酸二無水物で
置き換えることができる。そのようなテトラカルボン酸
二無水物として例えば下記の化合物を使用することがで
きる。
ピロメリット酸二無水物、3.3’ 、4.4’−ビフ
ェニルテトラカルボン酸二無水物、2゜2’  3.3
’  −ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2.3
.3’ 、4’  −ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物、3.3’ 、4.4’  −ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸二無水物、2,3゜3’ 、4’  −ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2.2’ 、
3.3’  −ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−エーテル
ニ無水物、ビス(3゜4−ジカルボキシフェニル)−ス
ルホンニ無水物、1,2,5.6−ナフタリンテトラカ
ルボン酸二無水物、2.3,6.7−ナフタリンテトラ
カルボン酸二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)テトラフルオロブロバンニ無水物等の芳
香族テトラカルボン酸二無水物;1,2゜3.4−テト
ラカルボキシブタンニ無水物等の脂肪族テトラカルボン
酸二無水物等。
また基板に対する接着性を向上することを目的に全原料
の10モル%以下のアミノシランを添加することができ
る。その具体例を以下に示す。
アミノメチル−ジ−n−プロポキシ−メチルシラン、(
β〜ルアミノエチル−ジ−n−プロポキシ−メチルシラ
ン、(β−アミノエチル)−ジェトキシ−フェニルシラ
ン、(β−アミノエチル)−トリーn−プロポキシシラ
ン、(β−アミノエチル)−ジメトキシ−メチルシラン
、(γ−アミノプロピル)−ジ−n−プロポキシ−メチ
ルシラン、(γ−アミノプロピル)−ジ−n−ブトキシ
−メチルシラン、(γ−アミノプロピル)−トリメトキ
シシラン、(γ−アミノプロピル)−トリエトキシシラ
ン、(γ−アミノプロピル)−ジ−n−ペントキシ−フ
ェニルシラン、(γ−アミノプロピル)−メトキシ−n
−プロポキシ−メチルシラン、(δ−アミノブチル)−
ジメトキシ−メチルシラン、(3−アミノフェニル)−
ジ−n−プロポキシ−メチルシラン、(4−アミノフェ
ニル)−トリーロープロポキシシラン、(β−(4アミ
ノフエニル)−エチル) −ジェトキシ−メチルシラン
、(β−(3−アミノフェニル)−エチル) −ジ−n
−プロポキシ−フェニルシラン、(γ−(4−アミノフ
ェニル)−プロピル) −ジ−n−プロポキシ−メチル
シラン、(γ−(4−アミノフェノキシ)−プロピル)
 −ジ−n−プロポキシ−メチルシラン、(γ−(3−
アミノフェノキシ)−プロピル) −ジーn−ブトキシ
−メチルシラン、(γ−アミノプロピル)−メチル−ジ
メトキシシラン1.(γ−アミノプロピル)−メチル−
ジメトキシシラン、(γ−アミノプロピル)−エチル−
ジ−n−プロポキシシラン、(4−アミノフェニル)−
トリメトキシシラン、(3−アミノフェニル)−トリメ
トキシシラン、(4−アミノフェニル)−メチル−ジメ
トキシシラン、(3−アミノフェニル)−ジメチル−メ
トキシシラン、(4−アミノフェニル)−トリエトキシ
シラン。
本発明において上記の原料化合物を溶媒中で反応させる
ための好ましい溶媒(以下「反応溶媒」と言うことがあ
る)として、N−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジ
メチルアセトアミド N。
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、テ
トラメチル尿素、ピリジン、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、メチルホルムアミド、N−アセチル−2−ピロリド
ン、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール
、2−ブトキシェタノール、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、シク
ロペンタノン、シクロヘキサノン、クレゾール、γ−プ
チロラクトーン、イソホロン、N、N、  −ジエチル
アセトアミド、N、N−ジエチルホルムアミド、N、N
−ジメチルメトキシアセトアミド、テトラヒドロフラン
、N−アセチル−2−ピロリドン、N−メチル−ε−カ
プロラクタム、テトラヒドロチオフェンジオキシド(ス
ルフオラン(Sυ1−pholane ) l  また
、この反応は上記した如き有機溶媒を混合して得られる
混合溶媒中でも行なうことができる。更に、上記の如き
好ましい有機溶媒を、他の非プロトン性(中性)有機溶
媒、例えば芳香族、脂環式もしくは脂肪族炭化水素、ま
たはそれらの塩素化誘導体(例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン類、シクロヘキサン、ペンタン、ヘキサン
、石油エーテル、塩化メチレン等)、またはジオキサン
等で希釈したものを用いることもできる。
上記溶媒のうち、N−メチルピロリドン、N。
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド、N、N−ジメチルスルホキシド及びγ−ブチロラ
クトンが溶解性の面から特に好ましい。
次に反応方法について説明する。前記式(■)及び(■
′)で示されるテトラカルボン酸二無水物を60モル%
以上含むテトラカルボン酸二無水物、前記式(■)で示
されるジアミン及び全原料化合物中0〜10モル%の前
記アミノシランを前記反応溶媒中で反応させる。
またテトラカルボン酸二無水物の合計量とアミンの合計
量がほぼ当量になるようにする。しかしどちらかが10
モル%以内において過剰になることはさしつかえない。
反応溶媒は、これと添加した原料の合計量を基準として
、50重量%以上使用するのがよい。これ以下の溶媒量
では攪拌が困難な場合があり、好ましくない。反応は通
常行なわれるポリイミド前駆体の合成法なら如何なる方
法でもよいが、前記原料を溶媒中で一括して、又は分割
して反応器に供給し、0〜100℃の温度で数時間乃至
数十時間行なうのが一般的である。
この様にして得られたポリイミド前駆体を溶媒の存在下
110〜200℃に数分乃至数十時間加熱することによ
り、脱水反応を行ない、本発明の可溶性ポリイミドを得
ることができる。この反応の際には、水を系外に除くこ
とにより、イミド化反応の完結を早めることができる。
あるいはポリイミド前駆体溶液に無水酢酸等の脱水剤及
び/又はピリジン或いはイソキノリン等の公知のイミド
化促進剤を混合することによって100℃以下の比較的
低温でイミド化を行なうことができる。これらの脱水剤
及びイミド化促進剤はポリアミド酸中のカルボン酸の1
/10モル位の添加でもある程度の効果はあるが、好ま
しくは当モル以上が望ましい。
本発明のポリイミド前駆体の平均分子量は前記一定条件
下で測定した対数粘度数が0.1〜5dfl/gの範囲
のものがよい。
本発明において前記対数粘度数(η  )とは、nh 前記測定条件により定義された通りのものであるが、更
に詳述すれば (ここにηはウベローデ粘度計を使用し、重合溶媒と同
一組成の溶媒中の濃度0.5t/diのものを温度30
±0.01℃で測定した値であり、η。はウベローデ粘
度計を使用し、同温度における同溶媒の測定値であり、
Cは濃度0.5g/dJ?である。) 次に本発明の可溶性ポリイミドの使用方法について説明
する。本発明のポリイミドは殆んどの場合、溶媒に溶解
した溶液の状態で使用されるから、反応溶液をそのまま
又は濃縮し、もしくは溶媒で希釈して使用するのがよい
。希釈溶媒としては反応溶媒と同じものを使用すること
ができる。
本発明の可溶性ポリイミドを含む溶液から、ポリイミド
硬化膜を形成させる場合、公知のどのような方法で行っ
てもよい。例えばガラス板、銅板、アルミニウム板或い
はシリコンウェハー等の基板上に本発明の可溶性ポリイ
ミドを含む溶液を塗布した後、100〜400℃の温度
で焼成することにより、硬化膜を得ることができる。し
かしながら本発明の可溶性ポリイミドは既にイミド化さ
れたポリマーであるため溶液中の溶媒を揮散せしめるだ
けでよく、100〜200℃の比較的低温で数分〜数時
間焼成を行なうことにより、硬化膜を得ることができる
。このような低温焼成を可能にするためには可溶性ポリ
イミドを構成する繰り返し単位が全てイミド化されてい
る必要はない。その度合は用途により必ずしも一定では
ないが、赤外線吸収スペクトルにより測定されたイミド
化率が80%以上であればよい。この場合、塗布方法は
如何なる方法でもよいが、通常スピンコード法、印刷法
、ディッピング法及びロールコータ−法などから選択さ
れる。
本発明の可溶性ポリイミドの用途としては液晶用配向膜
が考えられるが、特に焼成温度の上限に制約のあるカラ
ー液晶表示セル用に好適である。
カラー液晶表示セルに使われるカラーフィルターは通常
ゼラチンあるいはアクリル樹脂系材料が使われており、
その耐熱温度は200℃位と言われている。本発明の可
溶性ポリイミドを液晶用配向膜として使用する場合の典
型的な方法としては、本発明のポリイミドを前記反応溶
媒に溶解させ、固形分濃度3〜15%位の溶液を調製し
、これをスピンコードあるいは印刷等により、基板上に
塗布シ、100〜200℃の温度で1時間前後焼成する
ことにより基板上に膜厚300〜3000人の硬化膜を
形成せしめる。この硬化膜を布等によりラビング処理を
行なうことにより液晶用配向膜として使用することがで
きる。
本発明のポリイミド硬化膜は可視光線の透過性がよく、
機械的特性及び電気的特性に優れており、液晶配向膜以
外にもカラーフィルター保護膜、半導体用の各種保護膜
、絶縁膜等の用途に好適に使用される。
〔実施例〕
以下、参考例、実施例、比較例によって、本発明をさら
に具体的に説明するが、本発明はこの実施例によって限
定されるものではないことは勿論である。
参考例1 (テトラカルボン酸二無水物の合成) 10fI内部照射型ガラス容器に無水マレイン酸467
、(4,76モル)とシトラコン酸無水物534g (
4,76モル)及び酢酸エチル8gを仕込み、窒素ガス
を溶液中に吹き込み、攪拌を行ないながら、反応液を5
〜10℃に保ちなから4KW高圧水銀灯で48時間照射
した。この反応液から溶媒を留去し、残渣にトルエン2
fIを加え、未反応物を溶解させた後、不溶のアルキル
置換シクロブタンテトラカルボン酸二無水物を含む組成
物を濾過し、これをトルエン1gで3回洗浄し、減圧下
に乾燥し、白色粉末663gを得た。この化合物をH−
NMRスペクトルにより分析した結果、1分子当り平均
1.16個のメチル基を含むことが確認された。
参考例2〜4、比較参考例1 原料の酸無水物を変えた以外は参考例1と同様に合成し
た。
結果は第1表に示した。
実施例1 攪拌装置、滴下漏斗、温度計、コンデンサーおよび窒素
置換装置を付した1fIのフラスコを冷水中に固定した
。フラスコ内を窒素ガスにより置換した後、脱水精製し
た500gのN−メチル−2−ビロリドン(以下NMP
と略記する)と、42.61g (0,215モル)の
4.4′ −ジアミノジフェニルメタン(以下DDMと
略記する)及び45.63g (0,215モル)の参
考例1で合成したテトラカルボン酸二無水物を添加し、
10〜50℃で6時間反応を行なうことによりポリアミ
ド酸溶液を得た。この溶液を200gのヒドラジンと6
00gの無水酸酸からなる溶液に徐々に添加することに
より懸濁液を得、これを多量の水中に添加することによ
り淡黄色沈殿を得た。
これをろ別乾燥することにより62.6gの本発明の可
溶性ポリイミド粉末を得た。このポリマーの対数粘度数
は0.61dll/gであり、赤外線吸収スペクトルに
よるイミド化率は87%であった。このポリマーのKB
r錠剤法により測定した赤外線吸収スペクトルを第1図
に示す。
実施例2 45.30g (0,182モル)の3.3′ジアミノ
ジフエニルスルホン、2.01g(0,0091モル)
の3−アミノプロピルトリエトキシシラン、42.94
g (0,192モル)の参考例2で合成したテトラカ
ルボン酸二無水物及ヒ溶媒として500gのエチルカル
ピトールを使用した以外は実施例1と同様にしてポリア
ミド酸溶液を得た。この溶液を600gのヒドラジンと
600gの無水酢酸からなる溶液に徐々に添加すること
により懸濁液を得、これを多量の水中に添加することに
より析出した淡黄色沈殿をろ別、乾燥した結果、対数粘
度数が0.36djl/gて、赤外線吸収スペクトルに
よるイミド化率が90%の本発明の可溶性ポリイミド粉
末62.5gを得た。
実施例3 44.45g (0,175モル)の4,4′ジアミノ
−3,3’ 、5.5’  −テトラメチルジフェニル
メタン及び43.79g (0,171モル)の参考例
3で合成したテトラカルボン酸二無水物を使用した以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸溶液を得た。この
溶液に30gのイソキノリンと60gの無水酢酸を添加
した後、80〜100℃に2時間加熱して得られた溶液
を多量の水中に添加することにより析出した淡黄色沈殿
をろ別、乾燥した結果、対数粘度数が0.38dl)7
gで、赤外線吸収スペクトルによるイミド化率が98%
である本発明の可溶性ポリイミド粉末66.2gを得た
実施例4 82.38g (0,201モル)の4.4′ジ(パラ
−アミノフェノキシ)ジフェニル−2゜2−プロパン及
び42.62g (0,201モル)の参考例1で合成
したテトラカルボン酸二無水物を使用した以外は実施例
1と同様にしてポリアミド酸溶液を得た。この溶液を4
00gのヒドラジン、800gの無水酢酸及び300g
のNMPからなる溶液に徐々に添加することにより懸濁
液を得、これを多量の水中に添加することにより、析出
した淡黄色沈殿をろ別、乾燥した結果、対数粘度数が0
.536#/gで、赤外線吸収スペクトルによるイミド
化率が92%の本発明の可溶性ポリイミド粉末88.9
gを得た。
実施例5 61.61g (0,119モル)の2.2−ビス(4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル)ヘキサフルオロ
プロパン及び26.64g(0,119モル)の参考例
2で合成したテトラカルボン酸二無水物を使用した以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸溶液を得た。この
溶液を120〜130℃の温度で5時間、生成する水を
系外に除きつつ反応を行なった。こうして得られたポリ
イミド溶液を多量の水中に添加することにより析出した
淡黄色沈殿をろ別、乾燥した結果、対数粘度数が0.4
8djll/gで、赤外線吸収スペクトルによるイミド
化率が100%である本発明の可溶性ポリイミド粉末5
8.2gを得た。
実施例6 40.23g (0,203モル)のDDM。
2.65g (0,0107モル)の1.3−ビス(3
−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサン及び45.36g(0,214モル)の参考
例1て合成したテトラカルボン酸二無水物を使用した以
外は実施例1と同様にしてポリアミド酸溶液を得た。こ
の溶液を140〜150℃の温度で2時間、生成する水
を系外に除きつつ反応を行なった。得られたポリイミド
溶液を多量の水中に添加することにより析出した淡黄色
沈殿をろ別、乾燥した結果、対数粘度数が0.28cN
!/gで、赤外線吸収スペクトルによるイミド化率が9
5%である本発明の可溶性ポリイミド粉末60.1gを
得た。
実施例7 46.09g (0,185モル)のDDM。
35.46g (0,167モル)の参考例1で合成し
たテトラカルボン酸二無水物、6.64g(0,018
5モル)のビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スル
ホンニ無水物及び溶媒として500gのN、N−ジメチ
ルアセトアミドを使用した以外は実施例1と同様にして
ポリアミド酸溶液を得た。この溶液を100gのヒドラ
ジン及び700gの無水酢酸からなる溶液に徐々に添加
することにより懸濁液を得、これを多量の水中に添加す
ることにより、析出した淡黄色沈殿をろ別、乾燥した結
果、対数粘度数が0.43dj!/gで、赤外線吸収ス
ペクトルによるイミド化率が92%の本発明の可溶性ポ
リイミド粉末62.6gを得た。
実施例8 43.89g (0,221モル)のDDM及び46、
l1g (0,221モル)の参考例4で合成したテト
ラカルボン酸二無水物を使用した以外は実施例1と同様
にポリアミド酸溶液を得た。この溶液を100gのイソ
キノリン及び1 kgの無水酢酸の混合液中に徐々に添
加することにより、懸濁液を得、これを多量の水中に添
加することにより、析出した淡黄色沈殿をろ別、乾燥し
た結果、対数粘度数が0.23dj?/s−で赤外線吸
収スペクトルによるイミド化率92%の本発明の可溶性
ポリイミド粉末61.3gを得た。
比較例1 43.38g (0,224モル)のDDM及び43.
86g (0,224モル)の比較参考例1で合成した
テトラカルボン酸二無水物を使用した以外は実施例1と
同様にポリアミド酸溶液を得、さらに同様にして59.
3gのポリイミド粉末を得た。このポリイミドの濃硫酸
中ての対数粘度数は0.53dfl/lrであった。
比較例2 38.91g(0,153モル)の4,4′ジアミノ−
3,3’   5.5’  −テトラメチルジフェニル
メタン及び49.33g (0,153モル)の3.3
’ 、4.4’  −ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物を使用した以外は実施例1と同様にしてポリア
ミド酸溶液を得、さらに同様にして56.7gのポリイ
ミド粉末を得た。このポリイミドのNMP中での対数粘
度数は0.18dj!/gであった。
溶解性試験 実施例1〜8及び比較例1.2で合成したポリイミド粉
末の下記溶媒に対する溶解性試験を行なった。いずれの
試験もポリイミド濃度が10%になるように調合し、室
温で5時間攪拌を行なった。
試験を行なった溶媒: N−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジメチルホルム
アミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメ
チルスルホキシド及びγ−ブチロラクトン。
その結果、実施例1〜8及び比較例2で合成したポリイ
ミドは上記いずれの溶媒にも溶解したが、比較例1で合
成したポリイミドはいずれの溶媒にも不溶であった。
実施例9(液晶表示セルの作成) 実施例1〜8で合成した本発明の可溶性ポリイミド及び
比較例2で合成したポリイミドをポリマー濃度5〜10
重量%になる様にNMP溶媒に溶解させ塗布液を調製し
た。
この、溶液を1セット2枚からなる透明電極付ガラス板
にスピンコードした後、オーブン中150℃で1時間乾
燥することにより、膜厚約800人からなる均一な塗膜
を得た。この塗膜の可視光線の透過率を測定したところ
、400nm〜700nmの波長領域でいずれも98%
以上を示し、非常に光透過性が良いことが判明した。さ
らにこの膜を布によりラビングし、TNセルに組み立て
液晶を注入して、その配向性をみた。配向性はいづれの
セルも良好でありかっ配向安定性も良好であった。使用
した液晶はチッソ■製のLIXON(登録商標)630
0である。
実施例10 実施例1〜8で合成した本発明の可溶性ポリイミド及び
比較例2で合成したポリイミドをポリマー濃度10〜2
Ofr量%になるようにNMP溶媒に溶解させ塗布液を
調製した。この溶液を石英ガラス板上にスピンコードし
た後、オーブン中150℃で1時間乾燥することにより
、膜厚的1μmからなる塗膜を得た。この塗膜の可視光
線の透過率を測定したところ、本発明のポリイミドから
得た塗膜は400nm〜700nmの波長領域でいずれ
も95%以上の透過率を示したが、比較例2のポリイミ
ドから得た塗膜は400nmで42%の透過率であった
〔発明の効果〕
本発明のポリイミドは溶媒に対する溶解性が優れている
ため、あらかじめイミド化したポリマーで使用すること
ができる。従って溶媒を揮散させるだけでポリイミド膜
を形成することができ、耐熱性の劣る基板上にも塗膜を
形成できるため、実用上の効果は大きい。本発明の可溶
性ポリイミドの溶液は塗布性も良好であり、かつ塗膜の
透明性及び液晶に対する配向性も良好であるため、電子
材料用途の広い分野に渡って、その適用が考えられる。
cm−’の位置にイミ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )及び( I ′)で表わされる反復
    単位を主成分とし、溶媒中、温度30±0.01℃、濃
    度0.5g/dlで測定された対数粘度数が0.1〜5
    dl/gである溶媒に可溶性のポリイミドであって、後
    記R^1において、R^3、R^4及びR^5がメチル
    基又はエチル基であるときは各々置換数を1と勘定し、
    ▲数式、化学式、表等があります▼ 及び▲数式、化学式、表等があります▼の置換数を各々
    2と勘定すると して、前記ポリイミドにおけるR^1と後記R^1^1
    の全体としての平均置換数が0.5〜4であるもの。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 但し、式( I )及び( I ′)において、R^1は下記
    式(II)、(III)又は(IV)で示される基であり、R
    ^1^1は下記式(V)で示される基であり、R^2は
    2価の芳香族基又はシロキサン結合含有基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 但し、式(II)、(III)及び(IV)において、R^3
    は独立にメチル基又はエチル基であり、R^4及びR^
    5は各々独立に水素原子、メチル基又はエチル基であり
    、pは1〜4の整数であり、q及びrは2〜10の整数
    である。 2、前記一般式( I )及び( I ′)におけるR^2が
    下記一般式(VI)で示される基であることを特徴とする
    請求項1に記載のポリイミド。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 但し式(VI)において、R^6、R^7、R^8及びR
    ^9は各々独立に水素原子、メチル基又はエチル基であ
    り、Xは酸素原子、▲数式、化学式、表等があります▼
    (但し、R^ I 0は独立に水素原子、メチル基、エチ
    ル基又はトリフルオロメチル基である。)、▲数式、化
    学式、表等があります▼、又 は単なる結合手であり、tは1〜3の整数である。 3、下記一般式(VII)及び(VII′)で示されるテトラ
    カルボン酸二無水物の少なくとも1種であって、後記R
    ^1において、R^3、R^4及びR^5がメチル基又
    はエチル基であるときは各々置換数を1と勘定し、▲数
    式、化学式、表等があります▼及び▲数式、化学式、表
    等があります▼の 置換数を各々2と勘定するとして、前記テトラカルボン
    酸二無水物の少なくとも1種におけるR^1と後記R^
    1^1の全体としての平均置換数が0.5〜4であるも
    の、と、下記一般式(VIII)で示されるジアミンとを溶
    媒の存在下温度0〜100℃で反応を行なうことにより
    得られるポリイミド前駆体を溶媒の存在下110〜20
    0℃に加熱するか、又はイミド化促進剤を混合すること
    により、15〜100℃の温度でイミド化することを特
    徴とする溶媒に可溶性のポリイミドの製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII′) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 但し、式(VII)及び(VII′)において、R^1は下記
    式(II)、(III)又は(IV)で示される基であり、R
    ^1^1は下記式(V)で示される基であり、R^2は
    2価の芳香族基又はシロキサン結合含有基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 但し、式(II)、(III)及び(IV)において、R^3
    は独立にメチル基又はエチル基であり、R^4及びR^
    5は各々独立に水素原子、メチル基又はエチル基であり
    、pは1〜4の整数であり、q及びには2〜10の整数
    である。 4、請求項1記載のポリイミドと、N−メチルピロリド
    ン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
    アセトアミド、N,N−ジメチルスルホキシド及びγ−
    ブチロラクトンのうちの少なくとも1種とを含む液晶配
    向膜用塗布液。
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