JPH04135878U - 自動車のルーフ構造 - Google Patents
自動車のルーフ構造Info
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- JPH04135878U JPH04135878U JP5231591U JP5231591U JPH04135878U JP H04135878 U JPH04135878 U JP H04135878U JP 5231591 U JP5231591 U JP 5231591U JP 5231591 U JP5231591 U JP 5231591U JP H04135878 U JPH04135878 U JP H04135878U
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- Japan
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 ルーフの剛性、特にその両側端縁の構造強度
を大きくし、組立移動時における変形防止を目的とした
ものである。 〔構成〕 車体20のルーフ21の両側端縁に、車体2
0の前後方向に沿って排水溝22を、また該排水溝22
の外側にルーフサイドレール26を夫々形成すると共
に、前記ルーフ21に形成したサンルーフ開口部23の
両側と前記排水溝22との間に、ルーフ面から突設した
突条部25を車体の前後方向に沿って形成した自動車の
ルーフ構造。
を大きくし、組立移動時における変形防止を目的とした
ものである。 〔構成〕 車体20のルーフ21の両側端縁に、車体2
0の前後方向に沿って排水溝22を、また該排水溝22
の外側にルーフサイドレール26を夫々形成すると共
に、前記ルーフ21に形成したサンルーフ開口部23の
両側と前記排水溝22との間に、ルーフ面から突設した
突条部25を車体の前後方向に沿って形成した自動車の
ルーフ構造。
Description
【0001】
本考案は自動車のルーフ構造、更に詳しくは、ルーフにサンルーフ用の開口部
を形成したルーフの構造に関する。
【0002】
従来、この種サンルーフを備えた自動車としては、図3および図4に示すよう
に、車体1のルーフ2に車幅方向に長い矩形状のサンルーフ装着用の開口部3を
形成するとゝもに、前記ルーフ2の両端縁に車体1の前後方向に沿って排水溝4
を夫々形成し、前記排水溝4の下面を、インナーパネル5とアウターパネル6の
両端部をそれぞれ重ね合わせて中空閉断面構造としたルーフサイドレール7と、
その上端の接合部で接続したものである。
【0003】
而して、図5に示すように、ルーフ2aの両側端近傍が、インナーパネル5a
とアウターパネル6aの下端部をそれぞれ重ね合わせて形成したルーフサイドレ
ール7aの両端によって支持され、前記アウターパネル6aの先端部に形成した
立上り部8によってルーフ2aの側端縁に排水溝4aを形成した、所謂排水溝外
付きタイプの場合(実開昭56−147178号公報)には、該排水溝4aとサ
ンルーフ装着用の開口部3aとの間の距離W1が長く取れると共に、ルーフ2a
の両側端近傍が、該ルーフ2aとルーフサイドレール7aとにより中空閉断面構
造となるため構造強度が大となる。従って、サンルーフ装着用の開口部3aの開
口面積を拡大せしめた場合、特に車幅方向に開口面積を拡大した場合においても
距離W1が長いため余裕があり、またルーフ2aとルーフサイドレール7aとが
一体構造となっているため、車組立時においてこれを移動する時にもその両側端
縁部分が変形するといった問題点はない。
【0004】
しかし、図3及び図4に示す上記従来例のように、ルーフ2の排水溝4がルー
フサイドレール7の上端接合部の内側に形成した、所謂排水溝内付きタイプの場
合には、前記排水溝4とサンルーフ装着用の開口部3との距離Wが短い。特にサ
ンルーフ装着用の開口部3の開口面積を車幅方向に拡大した場合においては、距
離Wが益々短くなり、この結果、当該部位の剛性が小さくなって、車組立時にお
いてルーフ2単体を移動する時などに当該部位が変形する虞れがある。
【0005】
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するために成されたもので、車体
ルーフの剛性を向上せしめて、組立移動時における変形を防止することが出来る
ものを提供することを目的としたものであり、その要旨は、ルーフの両側端縁に
車体の前後方向に沿って排水溝を、また該排水溝の外側にルーフサイドレールを
夫々形成すると共に、前記ルーフに形成したサンルーフ開口部の両側と前記排水
溝との間に、ルーフ面から突設した突条部を車体の前後方向に沿って形成したこ
とを特徴とする自動車のルーフ構造にある。
【0006】
以下、本考案を図1および図2に示す実施例により詳細に説明する。なお、図
1は本考案に係るサンルーフ構造を適用した自動車の斜視図で、図2は図1のII
−11線部分拡大断面図を示す。
【0007】
図において、20は車体で、そのルーフ21の両側端縁には車体20の前後方
向に沿って排水溝22がそれぞれ形成されている。
23はルーフ21の前方位置に形成したサンルーフ開口部で、車幅方向に長い
矩形状をしており、該サンルーフ開口部23にはスライドタイプ或いは開閉タイ
プのサンルーフ24が装着されている。
25は前記ルーフ21の上面から車幅方向に所定の幅で突設した突条部(ビー
ド)で、前記サンルーフ開口部23の両側と排水溝22の内側との間に形成した
ものであり、該突条部25は車体20の前後方向に沿って形成されている。
26はルーフサイドレールで、インナーパネル26aとアウターパネル26b
の上下両端部をそれぞれ重ね合わせて中空閉断面構造としたものであり、前記排
水溝22の下面はルーフサイドレール26の上端接合部と連結されている。した
がって、所謂排水溝内付きタイプのルーフを構成している。
【0008】
而して、車組立時において、ルーフ21は単体で移送され、ルーフサイドレー
ル26などと溶接されるが、ルーフ21には前記突条部25が形成されているた
め剛性が向上し、排水溝22の変形が防止される。またルーフ21の上面に積っ
た雪Sは突条部25により車幅方向への落下が阻止され、該突条部25に沿って
車体20の前後方向に滑り落ちる。
更に、大雨時のように、降水量が多くて排水路22の排水能力を越えた場合に
は、突条部25が排水補助機能を発揮する。
【0009】
本考案に係る自動車のルーフ構造は、上記のように、ルーフの両側端縁に車体
の前後方向に沿って排水溝を、また該排水溝の外側にルーフサイドレールを夫々
形成すると共に、前記ルーフに形成したサンルーフ開口部の両側と前記排水溝と
の間に、ルーフ面から突設した突条部を車体の前後方向に沿って形成した構成で
あるから、サンルーフ開口部の両側と前記排水溝との間の距離が短い場合でも、
ルーフの両側端縁近傍は前記突条部により剛性が高められ、車組立時における変
形を防止することができる。
また、ルーフの両側端縁上面に積った雪は前記突条部によって阻止されて車幅
方向へ落下しないため、乗降者の安全性が確保されるとゝもに、排水溝の排水能
力を越えた場合には前記突条部が排水補助機能を発揮し、排水能力が大幅に向上
するといった諸効果がある。
【図1】本考案に係るサンルーフ構造を適用した自動車
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1のII−II線部分拡大断面図である。
【図3】従来のサンルーフ構造を適用した自動車の斜視
図である。
図である。
【図4】図3のIII − III線部分拡大断面図である。
【図5】他の従来のルーフ側端部の断面図である。
20 車体
21 ルーフ
22 排水溝
23 サンルーフ開口部
24 サンルーフ
25 突条部
26 ルーフサイドレール
Claims (1)
- 【請求項1】 ルーフの両側端縁に車体の前後方向に沿
って排水溝を、また該排水溝の外側にルーフサイドレー
ルを夫々形成すると共に、前記ルーフに形成したサンル
ーフ開口部の両側と前記排水溝との間に、ルーフ面から
突設した突条部を車体の前後方向に沿って形成したこと
を特徴とする自動車のルーフ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052315U JP2501631Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 自動車のル―フ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052315U JP2501631Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 自動車のル―フ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135878U true JPH04135878U (ja) | 1992-12-17 |
JP2501631Y2 JP2501631Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31928747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991052315U Expired - Fee Related JP2501631Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 自動車のル―フ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501631Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56147400A (en) * | 1980-04-18 | 1981-11-16 | Nippon Steel Corp | Method of magnetically driving plasma arc |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP1991052315U patent/JP2501631Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56147400A (en) * | 1980-04-18 | 1981-11-16 | Nippon Steel Corp | Method of magnetically driving plasma arc |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2501631Y2 (ja) | 1996-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |