JPH04135012U - グラフイツクイコライザ装置 - Google Patents

グラフイツクイコライザ装置

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JPH04135012U
JPH04135012U JP5162591U JP5162591U JPH04135012U JP H04135012 U JPH04135012 U JP H04135012U JP 5162591 U JP5162591 U JP 5162591U JP 5162591 U JP5162591 U JP 5162591U JP H04135012 U JPH04135012 U JP H04135012U
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JP
Japan
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curve
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Pending
Application number
JP5162591U
Other languages
English (en)
Inventor
クイン ポール
Original Assignee
株式会社ケンウツド
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Publication date
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】設定されるグラフィックイコライザカーブの種
類を任意に設定でき、再生時自動的に対応するグラフィ
ックイコライザカーブに基づくグラフィックイコライザ
処理を可能とする。 【構成】任意のグラフィックイコライザカーブデータを
再生情報(CD,TOC,TNO等)に対応付けてメモ
リに格納し、再生時には、当該再生情報に対応するグラ
フィックイコライザカーブデータを自動的にメモリから
読み出し、読み出したデータに基づくグラフィックイコ
ライザ特性処理を施すことにより、使用性を格段に向上
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、グラフィックイコライザ装置に関し、特にイコライザ特性を任意 設定可能とするグラフィックイコライザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、オーディオ装置においては、CDプレーヤ、LDプレーヤ等の再生装 置から再生された音声信号に、所定の周波数特性処理を施して再生音声をユーザ の好みに合せる、いわゆるグラフィックイコライザ機能を有するものがくなって いる。 従来のグラフィックイコライザ装置では、イコライザ特性(イコライザカーブ )は、予め定めた制限された種類、数(例えば、5カーブ)だけが設定されてお り、ユーザがそれらのカーブのうち希望のカーブを選択、設定するように構成さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来のグラフィックイコライザ装置は、予め設定されているイ コライザカーブの中から所望の一つのイコライザカーブを選択、設定するもので ある。しかしながら、グラフィックイコライザで設定できるイコライザカーブの 種類は、本来制限がなく、任意に設定できるにもかかわらず、従来は、5種類程 度のイコライザカーブを用意しているに過ぎない。したがって、種々のグラフィ ックイコライザカーブの設定ができず、充分なグラフィックイコライザを利用し ているとは言えなかった。特に、CD等の記憶媒体に記憶されている音声の種類 (例えば、各トラックに記憶されている曲の種類)等の再生に関する情報に対応 してきめ細かくイコライザカーブを変化させるためには、ユーザが再生に関する 情報毎に一々イコライザ特性を調整、設定しなければならず、きわめて煩雑であ るという問題があった。
【0004】 そこで、この考案の目的は、設定されるイコライザカーブの種類を任意に設定 でき、再生時自動的に対応するイコライザカーブに基づくグラフィックイコライ ザ処理を施すようにしたグラフィックイコライザ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、この考案によるグラフィックイコライザ装置は、 再生信号に対して所定のイコライザカーブ特性の信号処理を施して出力するグ ラフィックイコライザ装置において、 バスを介して接続され、予め定めた再生に関する情報に対応して定めたイコラ イザカーブデータを格納するメモリを設け、前記予め定めた再生に関する情報の 入力に応答して前記メモリから対応するイコライザカーブデータを読み出し、こ の読み出したイコライザカーブデータに基づいてグラフィックイコライザ処理を 施すように構成される。
【0006】
【作用】
この考案では、バスを介して接続されたメモリに、任意のイコライザカーブデ ータを再生情報(CD,TOC,TNO等)に対応付けて格納し、再生時には、 当該再生情報に対応するイコライザカーブデータを自動的にメモリから読み出し 、読み出したデータに基づくグラフィックイコライザ特性処理を施すことにより 、ユーザのイコライザカーブ特性の調整を不要とし、使用性を向上している。
【0007】
【実施例】
次に、この考案について図面を参照しながら説明する。 図1は、この考案によるグラフィックイコライザ装置が適用されたオーディオ 装置の一実施例についての構成ブロック図である。 この実施例では、CDプレーヤ2で再生されたオーディオ信号にグラフィック イコライザ1によりRAMパック3から読み出したデータに基づく所定のグラフ ィックイコライザ処理を施す例である。 CDプレーヤ2は、CPU21、ディスプレィ22、キー入力23、サーボコ ントラーラ24、CDメカニズム25およびD/Aコンバータ26を備えて構成 される。キー入力23から入力される動作制御のための指示情報がCPU21に 送出される。すると、CPU21は、これら指示情報に基づいてサーボコントラ ーラ24に制御信号を供給して、CD再生機構のCDの回転、ピックアップの移 動等の各種制御をCDメカニズム25に行わせる。CDメカニズム25で再生さ れ、ピックアップから得られた再生デジタル信号は、D/Aコンバータ26でア ナログ信号に変換され、オーディオ信号としてグラフィックイコライザ1に送出 される。CDプレーヤ2における動作状態等はディスプレィ22に表示される。
【0008】 グラフィックイコライザ1は、CPU11、RAM12、キー入力13、ディ スプレィ14、コントローラ15を備える。キー入力13は、ユーザの希望する 任意のイコライザカーブを設定するためのメモキー等を有する。設定されたイコ ライザカーブのデータは、CPU11の処理を介してRAMパック3に格納され る。ディスプレイ14には、グラフィックイコライザの動作状態や上記設定され たイコライザカーブに関する情報等が表示される。CPU11とCPU21間で は、各装置データの授受が行われ、CDプレーヤ2のD/Aコンバータ26から のオーディオ信号は、グラフィックイコライザ1のコントローラ15を介してC PU11に供給される。
【0009】 RAMパック3の容量は任意であり、例えばユーザにより設定されたCDーT OCに対応するイコライザカーブ特性データが格納されている。CDプレーヤ2 に当該CDが挿入され、セットされると、当該CDのTOCに対応するイコライ ザカーブデータが読み出され、バスを介してCPU11に送出される。こうして RAMパック3から読み出されたイコライザカーブデータは、RAM12に記憶 され、このRAM12に記憶されているイコライザカーブデータに基づいて、C PU11は、対応するグラフィックイコライザ処理をコントローラ15を介して 送出されているアナログオーディオ信号に対して施す。
【0010】 RAMパック3は、他の任意のグラフィックイコライザとバスを介して接続可 能であり、バスを介して授受されるコントロール信号としては、読み出し/書き 込み信号、同期信号、クロック信号、アドレスデータ信号等がある。また、RA Mパック3は、グラフィックイコライザに限らず、他のオーディオ装置に対して もコンパチブルであり、RAMパック3のみを取り外して、持ち運べ、他の場所 にあるオーディオ装置に同様に接続して動作させることも可能である。
【0011】 こうして、RAMパツク3に一旦、何らかの条件(CDのTNO等)の再生に 関する情報に対応させてイコライザカーブデータを格納しておくと、当該CDを 再生装置にセットした時点で、対応するイコライザカーブデータがRAMパック から自動的に読み出されて、グラフィックイコライザ特性が設定される。 すなわち、CDプレーヤ2にCDをセットすると、CPU21は、TOCデー タをTNOデータとともにグラフィックイコライザ1のCPU11に送出する。 CDの各トラックが変化する都度、CPU21は、新しいTNOデータをCPU 11に送出する。CPU11は、これらTOC/TNOデータを受信すると、R AMパック3に格納されている当該TOC/TNOデータに対応するイコライザ カーブデータをサーチし、見付けたイコライザカーブデータを読み出して、RA M12に格納し、当該データに対応するイコライザカーブ特性をグラフィックイ コライザ1に設定する。この設定イコライザカーブは、新しいTOC/TNOデ ータが送出されるまで変更されない。こうして、CDのTOC等に基づいてユー ザが個人的に予め定めたグラフィックイコライザカーブが自動的に設定され、き め細かいグラフィックイコライザ特性が得られることになる。 ユーザによるイコライザカーブ特性データのRAMパック3への格納は、キー 入力13のメモキーを押下、操作することで開始され、CDのTOC、TNOに 対応するグラフィックイコライザデータがRAMパックに書き込まれる。例えば 、TNO1(プレイモード)に対するレベルを入力して設定し、次にメモキーを 押下後、同様にTNO2に対するレベルを設定する等の操作により所望のイコラ イザカーブデータがRAMパック3に格納される。
【0012】 図2には、図1の実施例におけるグラフィックイコライザ1のCPU11の動 作処理手順を示すフローチャートが示されている。 処理開始後、先ず、CDプレーヤ2側からのTOCやTNOデータが受信され ているか否かを判断し(ステップS1)、受信されているときには、受信された TOC/TNOに対応して定められているイコライザカーブデータをRAMパッ ク3からサーチする(ステップS2)。サーチの結果、当該イコライザカーブデ ータが見付かったか否かを判断し(ステップS3)、見付かれば、そのイコライ ザカーブデータをグラフィックイコライザ1のイコライザ特性として設定する( ステップS4)。 ステップS3において、ステップS2のサーチの結果、対応するイコライザカ ーブデータが見付からなかったときには、入力キー13の上記メモキーが操作さ れているか否を判断し(ステップS5)、操作されていなければ処理を終了し、 操作されているときには、TOC/TNOデータと対応するイコライザカーブデ ータをRAMパック3に格納して(ステップS6)処理を終了する。 以上の実施例では、RAMパック3には、TOC/TNOデータ、イコライザ カーブデータが格納されている例について説明しているが、RAMパックの容量 に応じて、他の有用な付加情報(例えば、タイトルやアーティストやCDプログ ラム等)を格納することもできる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によるグラフィックイコライザ装置は、任意の イコライザカーブデータを再生情報(CD,TOC,TNO等)に対応付けてメ モリに格納し、再生時には、当該再生情報に対応するイコライザカーブデータを 自動的にメモリから読み出し、読み出したデータに基づくグラフィックイコライ ザ特性処理を施しているので、従来のように、ユーザが再生情報に合わせてイコ ライザカーブ特性を一々調整、設定する必要がなく、使用性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるグラフィックイコライザ装置の
一実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】図1の実施例における動作、処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 グラフィックイコライザ 2 CD
プレーヤ 3 RAMパック 11,21
CPU 12 RAM 13,23
キー入力 14,22 ディスプレイ 15 コン
トローラ 24 サーボコントローラ 25 CD
メカニズム 26 D/Aコンバータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 再生信号に対して所定のイコライザカーブ特性の信号処
    理を施して出力するグラフィックイコライザ装置におい
    て、バスを介して接続され、予め定めた再生に関する情
    報に対応して定めたクイコライザカーブデータを格納す
    るメモリを設け、前記予め定めた再生に関する情報の入
    力に応答して前記メモリから対応するイコライザカーブ
    データを読み出し、この読み出したイコライザカーブデ
    ータに基づいてグラフィックイコライザ処理を施すよう
    に構成されたことを特徴とするグラフィックイコライザ
    装置。
JP5162591U 1991-06-07 1991-06-07 グラフイツクイコライザ装置 Pending JPH04135012U (ja)

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JP5162591U JPH04135012U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 グラフイツクイコライザ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015177392A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 ヤマハ株式会社 信号処理装置およびイコライザモジュール

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