JPH0413246B2 - - Google Patents

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JPH0413246B2
JPH0413246B2 JP62048603A JP4860387A JPH0413246B2 JP H0413246 B2 JPH0413246 B2 JP H0413246B2 JP 62048603 A JP62048603 A JP 62048603A JP 4860387 A JP4860387 A JP 4860387A JP H0413246 B2 JPH0413246 B2 JP H0413246B2
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JP
Japan
Prior art keywords
belt
core canvas
layer
hose
reinforcing fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62048603A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63218417A (ja
Inventor
Tomotaka Sagawa
Tadaaki Shimatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHINO GOMU KOGYO KK
Original Assignee
YOSHINO GOMU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOSHINO GOMU KOGYO KK filed Critical YOSHINO GOMU KOGYO KK
Priority to JP4860387A priority Critical patent/JPS63218417A/ja
Publication of JPS63218417A publication Critical patent/JPS63218417A/ja
Publication of JPH0413246B2 publication Critical patent/JPH0413246B2/ja
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はホース型コンベアベルトの端部接続方
法に関するものである。
従来の技術 従来から粉状あるいは粒状などの被搬送物を搬
送するためにホース型のコンベアベルトが使われ
ている。この従来から使われているホース型のコ
ンベアベルトはキヤリア部において円筒型に強制
的に変形されるようになつており、もともと平型
に作られている。この平型に作られたベルトを無
端状となるように端部同志を接続する場合、第1
0図に示すように階段状に形成された端部1,2
同志を重ね合わせて接着剤にて接着していた。こ
の場合、端部1および2の先端1aおよび2aは
それぞれ所定の長さに亘つて一定の厚みを持つて
おり、この先端1a,2aが当接される部分の端
部2,1の形状はテーパー面2b,1bに形成さ
れており、このテーパー面2b,1bに先端1
a,2aが当接したとき先端1a,2aがはみ出
し、この部分を第10図2点鎖線に沿つてカツト
していた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の接続方法において前記先端1
a,2aのはみ出し部分をカツトしていたが、た
とえばベルトに補強布の層が設けられてそれが前
記先端1a,2aの内部に位置していると前記は
み出し部分のカツトにより補強布の層の端面が露
出し、その部分から剥離してくるという問題があ
る。
本発明はこのような問題点を解決するもので、
予じめホース型に作られているコンベアベルトの
端部同志を補強布の層の露出による剥離が生じな
いように接続できるようにすることを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、補強布
層と芯体帆布の層を有し、ゴムにてカバーされて
円筒型に形成されるとともに長手方向に沿つて切
開されてなり、その切開部分が前記芯体帆布の層
にて補強されていない部分の中心に位置するよう
に構成したホース型コンベアベルトの両端部をそ
れぞれ少なくとも3面を持つて階段状に形成し、
前記3面の中央の面はベルトの内面および外面と
平行で、ベルトの内面および外面と交わる他の面
は前記中央の面に対して鈍角のテーパー状に形成
し、このように形成されたベルトの両端部同志を
前記3面で当接させて接着剤により互いに接合す
るものである。
作 用 この構成により、ベルトの両端部同志をベルト
の内面側および外面側においてそれぞれ互いに当
接するテーパー部を以つて接合させており、内部
の補強布層が外方に露出した状態で接合されるよ
うなことはなく、従来のような補強布の層の露出
による剥離を防止することができる。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面に基づい
て説明する。
先ず第1実施例を示す第1図〜第7図におい
て、11は予じめ中空円筒状(ホース状)に作ら
れて長手方向に沿つて切開されているベルトで、
その拡大した断面構造は第4図に示すようにホー
ス内面側に厚さ0.5〜3mmのカバーゴム層を有し、
その外側に第1の補強布層13を有し、その外側
に厚さ0.2〜1mmのゴム層14を介して第2の補
強布層15を有し、その外側に厚さ0.5〜3mmの
ゴム層16を有し、その外側に芯体帆布17を有
し、さらにその外側に厚さ0.5〜3mmのカバーゴ
ム層18を有している。さらに詳細に述べると、
前記第1および第2の補強布層13,15はポリ
エステルあるいはナイロンなどを材料として作ら
れた糸状物もしくは紐状物を平面的に整列せしめ
たもの、または前記材料の糸で布状に織布となし
たもの、または前記材料を用いて作られた不織布
の何れかから成り、これらを総称して補強布層と
する。これら第1および第2の補強布層13,1
5はそれぞれ互いに逆方向の螺旋状に連続的に巻
かれた状態に位置している(第5図参照)。また
前記芯体帆布17はたとえば縦糸がポリエステ
ル、横糸がナイロンを使用されて平織りで150〜
350メツシユ程度の粗さに作られており、150〜
500Kgの総強力を有している。そしてこの芯体帆
布17は前記ホース状のベルト11の切開部19
を除いてベルト11全周の50〜80%の範囲に設け
られている。詳しくは切開部19とベルト11の
中心を通る線を境にして対称に芯体帆布17が設
けられており、前記切開部19近傍の部分に芯体
帆布17が存在しないように構成されている。
このような構造を持つホース状のベルト11を
切開する場合、たとえばホース状のベルト11の
中心にマンドレルを差し込んだ状態で前記芯体帆
布17が存在していない部分の中央をカツターに
より直線的に切開すれば良く、あるいはマンドレ
ルを差し込んでいない状態で丸鋸にて直線的に切
開するようにしても良い。この切開に当つて、切
開される部分のベルトならびに切開手段の少なく
とも何れか一方をドライアイスや氷、水などで適
宜冷却することによつてベルトの切開が容易に行
なえ、しかも切開面を平滑に切開することができ
る。なお、このようにして切開されるベルト11
の切開位置は第1図に示す両端の駆動プーリー2
0、従動プーリー21間に上部(キヤリア部)に
位置するベルト11の上端に設定されている。そ
してこの切開されたベルト11には内部に補強布
層13,15と芯体帆布17が存在することによ
り、前記切開された部分から開いてベルト11が
自然に平板状になるようなことはなく、特に前記
芯体帆布17の存在により切開部19でオーバー
ラツプするようになり、切開部19が閉じられて
いる。
このようなホース状のベルト11を無端状とな
るように端部同志を互いに接続する場合、第7図
に示すように両端部22,23をそれぞれ階段状
に形成する。この場合、一端部22においてベル
ト11の内面および外面と交わる面22aおよび
22bが鈍角状および鋭角状にテーパーが付くよ
うに形成され、また他端部23においてベルト1
1の外面および内面と交わる面23aおよび23
bが鈍角状および鋭角状にテーパーが付くように
形成され、さらにこれらテーパー面22a,22
b間、23a,23b間をつなぐ面22c,23
cがベルト11の内面および外面と平行になるよ
うに形成されている。言い換えれば前記面22
a,22b,23a,23bは面22c,23c
に対し鈍角のテーパー状に形成されている。とこ
ろで前記面22c,23cは一端部22において
は第2の補強布層15と芯体帆布17との間に位
置するゴム層16に形成され、他端部23におい
ては芯体帆布17の外側に位置するカバーゴム層
18に形成され、ともに芯体帆布17に近接して
いる。両端部22,23がこのように階段状に形
成されていることにより、ベルト11が無端状と
なるように両端部22,23を互いに近接させた
とき第7図に示すように前記テーパー面22aと
テーパー面23b、テーパー面22bとテーパー
面23a、面22cと面23cがそれぞれ当接す
る。そしてこれらの当接部をゴム糊あるいは常温
硬化接着剤、加熱硬化/加硫型接着剤により固着
することにより両端部22,23を互いに接続す
る。なお、このような接続を行なうに際し、予じ
め第6図に示すように前記両端部22,23の面
22a,22b,23a,23bが上から見て傾
斜するように形成されており、さらに各面22
a,22b,22c,23a,23b,23cは
密に接着するように研磨されている。また、両端
部22,23の内部にはベルト11の内径と同一
径の外径を有する円筒状の中子が挿入されて、両
端部22,23の接合箇所を円筒状に保持して両
端部22,23同志を前記接着剤により固着する
ものである。ところで最終的には第7図二点鎖線
で示すはみ出し部24,25を切除する。
以上のように両端が互いにつながれて無端状に
構成されたホース状のベルト11は第1図に示す
ように駆動プーリー20と従動プーリー21とに
無端状に掛けられて駆動されるが、両端の駆動プ
ーリー20と従動プーリー21に接する部分で第
3図に示すようにベルト11がほぼ偏平となるよ
うにベルト11には両プーリー20,21が強く
圧接している。このように両プーリー20,21
に接しているベルト部分はほぼ偏平状であるが、
ベルト11が両プーリー20,21から遠ざかる
につれてベルト11は円筒状に復元しようとす
る。そして両プーリー20,21間のキヤリア部
においてベルト11は円筒状のほぼ完全な密閉空
間を形成して、被搬送物はこの密閉空間内に閉じ
込められて搬送される。
ところで以上述べた実施例において、前記補強
布層13,15は2層設けられているが、3層以
上あつても良く、また芯体帆布17は一層設けら
れているが、2層以上あつても良い。
第8図に芯体帆布17が2層設けられる場合の
接合状態を示し、第9図に芯体帆布17が3層設
けられる場合の接合状態を示している。第8図に
おいて、ベルト11の内面および外面と平行な面
22c,23cが2層の芯体帆布17,17間に
位置するように構成され、第9図においてベルト
11の内面および外面と平行な面22c,23c
が中央の芯体帆布17と外側の芯体帆布17およ
び中央の芯体帆布17と内側の芯体帆布17との
間に互いに位置をずらして2箇所に形成されてい
る。この第8図、第9図においてテーパー面22
a,22b,23a,23bの傾きは第7図に示
すものとは逆になつている。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ベルトの両端部
同志をベルトの内面側および外面側においてそれ
ぞれ互いに当接するテーパー部を以つて接合させ
ており、内部の補強布層が外方に露出した状態で
接合されるようなことはなく、従来のような補強
布の層の露出による剥離を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の第1実施例を示すも
ので、第1図は全体概略斜視図、第2図は第1図
のX−X断面図、第3図は同じく第1図のY−Y
断面図、第4図はベルトの拡大断面図、第5図は
補強布層の配設状態を示す斜視図、第6図はベル
ト両端部の平面図、第7図はベルトの両端部の接
合部の拡大断面図、第8図および第9図は本発明
の第2および第3実施例におけるベルトの両端部
の接合部の拡大断面図、第10図は従来例におけ
るベルトの両端部の接合部の拡大断面図である。 11……ベルト、12……カバーゴム層、13
……第1の補強布層、14……ゴム層、15……
第2の補強布層、16……ゴム層、17……芯体
帆布、18……カバーゴム層、19……切開部、
22,23……両端部、22a,22b,23
a,23b……テーパー面、22c,23c……
面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 補強布層と芯体帆布の層を有し、ゴムにてカ
    バーされて円筒型に形成されるとともに長手方向
    に沿つて切開されてなり、その切開部分が前記芯
    体帆布の層にて補強されていない部分の中心に位
    置するように構成したホース型コンベアベルトの
    両端部をそれぞれ少なくとも3面を持つて段階状
    に形成し、前記3面の中央の面はベルトの内面お
    よび外面と平行で、ベルトの内面および外面と交
    わる他の面は前記中央の面に対して鈍角のテーパ
    ー状に形成し、このように形成されたベルトの両
    端部同志を前記3面で当接させて接着剤により互
    いに接合するホース型コンベアベルトの端部接続
    方法。
JP4860387A 1987-03-02 1987-03-02 ホ−ス型コンベアベルトの端部接続方法 Granted JPS63218417A (ja)

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JP4860387A JPS63218417A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 ホ−ス型コンベアベルトの端部接続方法

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JPS63218417A JPS63218417A (ja) 1988-09-12
JPH0413246B2 true JPH0413246B2 (ja) 1992-03-09

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JP4860387A Granted JPS63218417A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 ホ−ス型コンベアベルトの端部接続方法

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839594A (ja) * 1971-09-23 1973-06-11
JPS4935112U (ja) * 1972-06-23 1974-03-28
JPS5821042A (ja) * 1981-07-28 1983-02-07 Tokai Rubber Ind Ltd コンベヤベルトの接合構造およびその接合方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63218417A (ja) 1988-09-12

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