JPH04131114U - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JPH04131114U
JPH04131114U JP3719991U JP3719991U JPH04131114U JP H04131114 U JPH04131114 U JP H04131114U JP 3719991 U JP3719991 U JP 3719991U JP 3719991 U JP3719991 U JP 3719991U JP H04131114 U JPH04131114 U JP H04131114U
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JP
Japan
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locking
protector
closing part
locking hole
protrusion
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JP3719991U
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Inventor
文男 熊谷
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1収容部と第2収容部とで構成されるプロ
テクタ本体と、第1閉止部と第2閉止部及びヒンジ部と
で構成される蓋体とで構成されるプロテクタにおいて、
金型の抜き方向に対するアンダーカット部分をなくす。 【構成】 本考案のプロテクタ41は、第1収容部15
に形成された第1係止穴29と、第1閉止部23に形成
され第1係止穴29に係止されて第1閉止部23を第1
収容部15に固定する第1係止突起31とからなる第1
係止手段9と、第1係止穴29への第1係止突起31の
係止方向に対して交差する方向に沿って形成され、第2
閉止部25が第2収容部21を回動して閉止した状態
で、第2閉止部25が嵌合する突起部43を第2収容部
21の側壁19に形成したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線保護用のプロテクタに係り、特に中間部で屈曲した形状のプロ テクタ本体と、このプロテクタ本体を閉止する屈曲可能な蓋体とからなるプロテ クタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4及び図5には、実開昭63−17510号公報、実開昭64−6719号 公報で開示された従来のプロテクタ1が示されている。同図において、プロテク タ1は、上方が開口され途中が略L字状に屈曲形成されて電線3が収容されるプ ロテクタ本体5と、このプロテクタ本体5の開口5aを閉止する蓋体7と、蓋体 7をプロテクタ本体5に固定する第1係止手段9及び第2係止手段10(図5参 照)とで構成されている。
【0003】 上記プロテクタ本体5は、底部11とこの底部11の両側部に立設された一対 の側壁13とからなる第1収容部15と、底部17とこの底部17の両側部に立 設された側壁19からなり第1収容部15に対して傾斜した状態で第1収容部1 5から一体に成形された第2収容部21とで構成されている。
【0004】 上記蓋体7は、第1収容部15を閉止する第1閉止部23と、第2収容部21 を閉止する第2閉止部25と、第1閉止部23と第2閉止部25とを屈曲可能に 連結すると共に第1閉止部23及び第2閉止部25と一体に成形されたヒンジ部 27とで構成されている。
【0005】 上記第1係止手段9は、第1収容部15に形成された第1係止穴29と、第1 閉止部23に形成され第1係止穴29に係止されて第1閉止部23を第1収容部 15に固定する第1係止突起31とで構成されている。また上記第2係止手段1 0は、第2収容部21に形成された第2係止穴33と、第2閉止部25に形成さ れ第2係止穴33に係止されて第2閉止部25を第2収容部21に固定する第2 係止突起35とで構成されている。
【0006】 上記プロテクタ本体5の開口5aを蓋体7で閉止するには、第1収容部15と 第2収容部21に、電線3を収容した後に、蓋体7に形成された第1係止突起3 1を、側壁13に形成された第1係止穴29内に挿入係止する。
【0007】 そして、第2閉止部25を、第2収容部21に沿って屈曲した後に、第2閉止 部25に形成された第2係止突起35を第2係止穴33内に挿入係止する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプロテクタ1のプロテクタ本体5を成形する場合、 第1係止突起31が係止される第1係止穴29への係止方向(図示矢印a方向) に対して、第2係止手段10の第2係止突起35が係止される第2係止穴33の 貫通方向(図示矢印b方向)が交差しているため、例えば第1係止穴29への第 1係止突起31の係止方向を金型の抜き方向とすると、第2係止穴33の壁がい わゆるアンダーカット部分となる。このため、第2係止穴33を形成するために 、金型の抜き方向に対して交差する方向に金型を抜くいわゆるスライド機構が必 要となる。
【0009】 また、例えば第2係止穴33への第2係止突起35の係止方向(矢印b方向) を金型の抜き方向とすると、第1係止穴29の壁がいわゆるアンダーカット部分 となる。このため、第1係止穴29を形成するために、金型の抜き方向に対して 交差する方向に金型を抜くいわゆるスライド機構が必要となる。
【0010】 したがって、金型の構造が複雑になり、製造コストが高いという問題がある。 そこで、本考案は、金型の抜き方向に対してアンダーカット部分がないプロテ クタ提供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、第1収容部に形成された第1係止穴と、 第1閉止部に形成され第1係止穴に係止されて第1閉止部を第1収容部に固定す る第1係止突起とからなる第1係止手段と、第1係止穴への第1係止突起の係止 方向に対して交差する方向に沿って形成され、第2閉止部が第2収容部を回動し て閉止した状態で、第2閉止部が嵌合する突起部を第2収容部の側壁に形成たこ とを特徴としている。
【0012】
【作用】
本考案によれば、第1係止突起を第1係止穴に係止した後に、第2閉止部が第 2収容部を回動して閉止した状態で、第2閉止部を突起部に嵌合させる。これに より、プロテクタ本体が蓋体により閉止される。
【0013】 この場合、第1係止穴への第1係止突起の係止方向に対して交差する方向に沿 って突起部を形成したので、第1係止穴への第1係止突起の係止方向を金型の抜 き方向としても、この突起部が金型の抜き方向に対してアンダーカット部分とな ることはない。従って、アンダーカット部分がないので、金型の構造が簡単にな り製造コストを低減することが出来る。
【0014】
【実施例】
次に本考案に係るプロテクタの実施例について図1乃至図3を用いて説明する 。なお、図4に示す従来のプロテクタ1と同構成部分については、図面に同符号 を付して説明を省略する。
【0015】 図1には、本実施例のプロテクタ41が示されている。同図において、プロテ クタ41のプロテクタ本体3を構成する第2収容部21には、略L字状の突起部 43が形成されている。この突起部43は、第1係止穴29への第1係止突起3 1の係止方向(矢印a方向)に対して交差する方向に沿って形成された第1壁部 45と、この第1壁部45に連続して第2収容部21の側壁19に対向するよう に、延出形成された第2壁部47とで略L字状に構成されている。この突起部4 3は、第2閉止部25が第2収容部21を閉止した状態で、第2閉止部25の両 側壁が嵌合される。
【0016】 プロテクタ本体3を蓋体7で閉止するには、第1収容部15の開口を第1閉止 部23で閉止するとともに、第1係止突起31を第1係止穴29へそれぞれ挿入 係止する。そして、図3に示す如く、第2閉止部25を屈曲して第2収容部21 の両側壁を第2壁部47と側壁19との間に嵌合した後に、テープ49で第2閉 止部25を第2収容部21に固定する。
【0017】 このように本実施例によれば、第1壁部45と、第2壁部47とで構成される 突起部43を形成したので、例えば第1係止穴29への第1係止突起31の係止 方向を金型の抜き方向とした場合に、突起部43がアンダーカット部分となるこ とがない。従って、金型の構造が簡単になり、製造コストを低減することが出来 る。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るプロテクタによれば、第1壁部と第2壁部か らなる突起部を形成したので、金型の抜き方向に対するアンダーカット部分がな くなり、金型の製造コストを低減することが出来るという優れた効果が得られる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプロテクタの実施例を示す斜視図
である。
【図2】プロテクタ本体を蓋体で閉止する状態を示す斜
視図である。
【図3】プロテクタ本体を蓋体で閉止する状態を示す側
面図である。
【図4】従来のプロテクタ示す斜視図である。
【図5】従来のプロテクタのプロテクタ本体を蓋体で閉
止する状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 電線 5 プロテクタ本体 7 蓋体 9 第1係止手段 10 第2係止手段 15 第1収容部 21 第2収容部 23 第1閉止部 25 第2閉止部 29 第1係止穴 31 第1係止突起 33 第2係止穴 35 第2係止突起 41 プロテクタ 43 突起部 45 第1壁部 47 第2壁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部とこの底部の両側部に立設された一
    対の側壁とからなる第1収容部及びこの第1収容部に対
    して傾斜した状態で前記第1収容部から一体に成形され
    た第2収容部とで構成されるプロテクタ本体と、前記第
    1収容部を閉止する第1閉止部と前記第2収容部を閉止
    する第2閉止部とを連結するヒンジ部を有する蓋体とで
    構成されるプロテクタにおいて、前記第1収容部に形成
    された第1係止穴と、前記第1閉止部に形成され前記第
    1係止穴に係止されて第1閉止部を第1収容部に固定す
    る第1係止突起とからなる第1係止手段と、前記第1係
    止穴への第1係止突起の係止方向に対して交差する方向
    に沿って形成され、前記第2閉止部が前記第2収容部を
    回動して閉止した状態で、前記第2閉止部が嵌合する突
    起部を前記第2収容部の側壁に形成たことを特徴とする
    プロテクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018158450A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 古河電気工業株式会社 樹脂成形体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646719U (ja) * 1987-07-02 1989-01-13
JPH0237514U (ja) * 1988-08-30 1990-03-13

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