JPH04129443U - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH04129443U
JPH04129443U JP4480891U JP4480891U JPH04129443U JP H04129443 U JPH04129443 U JP H04129443U JP 4480891 U JP4480891 U JP 4480891U JP 4480891 U JP4480891 U JP 4480891U JP H04129443 U JPH04129443 U JP H04129443U
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
conductor
insulated switchgear
shield
gas insulated
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Pending
Application number
JP4480891U
Other languages
English (en)
Inventor
秀俊 高倉
Original Assignee
株式会社高岳製作所
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Publication date
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス絶縁開閉装置において、磁界センサ取付
構造を簡素化することによりガス絶縁開閉装置全体の縮
小化と経済性の向上を計る。 【構成】 絶縁スペーサ1の内部に埋め込んだ導体2a
〜2cの各々と同軸に、円筒形状のシ−ルド3a〜3c
を配置し、それらの内面に磁界センサ4a〜4cを取り
付ける。またそれらのシールド、磁界センサも絶縁スペ
ーサ1の内部に埋め込む。ここで、シ−ルド3a〜3c
は、金具5a〜5cにより互いに電気的に接続し、かつ
接地導体6を介して絶縁スペーサ1の外周に設けられた
金属性のリング7と電気的に導通を保って接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ガス絶縁開閉装置の磁界センサ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス絶縁開閉装置における、磁界センサ取付構造の一例を図3,図4に 示す。図3は正面断面図,図4は図3のB−B線による断面を示す側面断面図で ある。 絶縁スペ−サ10a,10bにより支持された導体11a〜11cを絶縁性ガ スが充填された接地タンク12a,12bに収納し、それら導体と各々同軸上に 強磁性体よりなる円筒形状のコア13a〜13cを支え板14により取り付けて いる。 また、コア13a〜13cは円筒の一部に切り欠きがあり、そこに磁界センサ 15a〜15cを挟み込んでいる。
【0003】 ここで、コア13a〜13cは、他相による磁界により磁界センサ15a〜1 5cの検出値が狂うのを防ぐ役割を果たしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来のガス絶縁開閉装置においては、他相磁界の影響を防ぐために 強磁性体よりなるコア13a〜13cを導体11a〜11cの回りに設け、コア 13a〜13cの中に磁界センサ15a〜15cを配置しているため、磁界セン サ取付構造が複雑で大きくなる。 また、それらを収納する接地タンク12a,12bも大型となるため、ガス絶 縁開閉装置全体の縮小化の阻害要因となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案では、円筒形状のシ−ルドを導体と同軸に配置するとともにタンクと 電気的に接続し、シ−ルドと導体との間に磁界センサを配置し、ガス絶縁スペー サ内にそれらシールドと磁界センサを埋め込む。 三相一括型ガス絶縁開閉装置では、前記、導体,シ−ルド,磁界センサは各々 三相分を一括してタンクに収納し、シールドは三相を電気的に接続するとともに 、接地導体を介してタンクと電気的に接続する。
【0006】
【作用】
上記のように構成された、この考案のガス絶縁開閉装置においては、接地タン クに流れる渦電流や他相導体電流などにより生じる磁界をシールドにより遮蔽し ているため、従来例で用いていたようなコアが不要となる。さらに、シールドと 磁界センサをガス絶縁スペーサ内に埋め込むことにより、ガス絶縁開閉装置の寸 法を著しく縮小化できると共に、磁界センサの取付位置の精度向上により磁界セ ンサの検出精度も向上する。 また、三相一括型ガス絶縁開閉装置においては、各シールドを三相一括して接 地しているため接地構造が簡素化される。
【0007】
【実施例】
図1は、この考案のガス絶縁開閉装置の一例を示す正面断面図,図2は図1の A−A線による断面を示す側面断面図である。 絶縁スペーサ1の内部に埋め込まれた導体2a〜2cの各々と同軸に、円筒形 状のシ−ルド3a〜3cを配置し、それらの内面に磁界センサ4a〜4cを取り 付けている。またそれらのシールド、磁界センサも絶縁スペーサ1の内部に埋め 込まれている。
【0008】 ここで、シ−ルド3a〜3cは、金具5a〜5cにより互いに電気的に接続さ れており、かつ接地導体6を介して絶縁スペーサ1の外周に設けられた金属性の リング7と、電気的に導通を保って接続されている。 またリング7は、接地タンク8a,8bとボルト9により結合されているため 、シールド3a〜3cも接地電位となっている。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効 果を奏する。 導体に電圧が印加されている場合に磁界が発生するが、シ−ルドの効果により シールド外部への漏れ磁界が減少するため、他相磁界の影響を排除することがで き、従来のような他相磁界の侵入を防ぐためのコアが不要となる。また、シール ド、磁界センサが共に絶縁スペーサ内部に埋め込まれているため、従来のような 磁界センサの収納タンクが不要となる。
【0010】 したがって、磁界センサ取付部の構造が大幅に簡素化・縮小化でき、ガス絶縁 開閉装置全体の縮小化と経済性の向上が可能となる。 さらに、三相を一括して接地タンク内に収納したガス絶縁開閉装置においては 、各シールドを電気的に接続した後、接地導体を介して接地タンクと接続するこ とにより、さらに構造が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のガス絶縁開閉装置の一例を示す正面
断面図である。
【図2】図1のA−A線による断面を示す側面断面図で
ある。
【図3】従来のガス絶縁開閉装置の一般的な例を示す正
面断面図である。
【図4】図3のB−B線による断面を示す側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 絶縁スペーサ 2a〜2c 導体 3a〜3c シールド 4a〜4c 磁界センサ 6 接地導体 8a,8b 接地タンク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ガスが充填された接地タンク内に
    導体を収納し、円筒形状のシ−ルドを前記導体と同軸に
    配置し、該シ−ルドを前記タンクと電気的に接続し、該
    シ−ルドと前記導体との間に磁界センサを配置し、前記
    導体を支持するガス絶縁スペーサ内に前記シールドと前
    記磁界センサを埋め込んだことを特徴とするガス絶縁開
    閉装置。
  2. 【請求項2】 前記導体、シールド、磁界センサは、各
    々三相分が一括して前記接地タンクに収納され、前記各
    シ−ルドは、三相を電気的に接続するとともに、接地導
    体を介して前記タンクと電気的に接続されていることを
    特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装置。
JP4480891U 1991-05-20 1991-05-20 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH04129443U (ja)

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JP4480891U JPH04129443U (ja) 1991-05-20 1991-05-20 ガス絶縁開閉装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236140U (ja) * 1988-08-31 1990-03-08
JPH0345113A (ja) * 1989-07-11 1991-02-26 Toshiba Corp 絶縁スペーサ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236140U (ja) * 1988-08-31 1990-03-08
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