JPH04128914U - テールゲートの防振構造 - Google Patents

テールゲートの防振構造

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Publication number
JPH04128914U
JPH04128914U JP1356891U JP1356891U JPH04128914U JP H04128914 U JPH04128914 U JP H04128914U JP 1356891 U JP1356891 U JP 1356891U JP 1356891 U JP1356891 U JP 1356891U JP H04128914 U JPH04128914 U JP H04128914U
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JP
Japan
Prior art keywords
tailgate
lock
striker
stopper
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP1356891U
Other languages
English (en)
Inventor
大希男 多田
敏男 青木
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
Application filed by いすゞ自動車株式会社 filed Critical いすゞ自動車株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] ハッチバック形式の車体後方の開口部に装着
されるテールゲートの、走行中における共振を防止し、
このテールゲートの共振に伴って発生する車体との接触
を防止しようとするものである。 [構成] テールゲート4内側に突設されるストライカ
ー5を嵌合挟持するテールゲートロック8を被覆するロ
ックカバー9の内側に、上記テールゲートロック8を挟
んで両側に弾性材からなるストッパー10を配設して、
テールゲートロック8に嵌合挟持されている、テールゲ
ート4のストライカー5を左右方向から、ストッパー1
0の有する弾性によって押勢することによって、車体の
振動によって発生するテールゲート4の共振を、ストッ
パー10の有する弾性により吸収しつつ、車体への接触
を防止するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車体後方の開口部に設けられるテールゲートを閉成時に挟持する テールゲートロックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハッチバック形式の車体におけるテールゲートは、通常走行時は閉成状 態となっているが、走行中の振動により、テールゲートが共振して騒音の原因や テールゲートと車体との間の接触による塗装面の破損、それに伴う錆等の発生を 防ぎ、更に車室内における静粛性を確保するために、車体後方の開口部を構成す る両側のクオーターピラーにストッパーを配置すると共に、テールゲートにも密 着性を向上させるために、上記のクオーターピラーに配置されるストッパーに対 応するストッパー当り座面が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものにおいて、テールゲートの共振を防止するため に、車体後方の開口部を構成する両側のクオーターピラーにストッパーを配置す ると共に、テールゲートにも密着性を向上させるために、上記のクオーターピラ ーに配置されるストッパーに対応するストッパー当り座面を設けるものの場合、 テールゲートに設けるストッパー当り座面により、テールゲート自体に一定の厚 さが必要となり、その結果テールゲートの重量が著しく増加し、テールゲート開 閉時における開閉操作性が低下する欠点がある。
【0004】 また、車体後方の開口部に装着されるテールゲートがガラスのみにより構成さ れるテールゲートであるとすると、車体後方の開口部を構成する両側のクオータ ーピラーに配置されるストッパーに対応するストッパー当り座面を設けることが できなくなり、走行中の振動によりテールゲートが共振することを十分に防止す ることができないものである。
【0005】 これに対して、テールゲート内側に突設されるストライカと共に、楔状部材を 設け、テールゲートを周縁にウエッジバンパを配設した車体開口部に閉成するこ とにより、上記ストライカが車体開口部のロック装置に係合すると共に、楔状部 材がウェッジバンパに嵌合し、走行中のテールゲートの振動を防止することがで きるもの(特開昭56−53921号)が提案されているが、テールゲート自体 の重量がかなりあることから、繰り返しテールゲートの開閉操作をおこなうと、 楔状部材とウェッジバンパの嵌合強度が弱まり、十分にテールゲートの防振を確 保できない上、構造が複雑であることからコストが上昇する恐れがある。
【0006】 そこで、この考案は上記従来のものの有する欠点を改善するものであり、簡単 な構造により、走行中の振動により発生するテールゲートの共振を確実に防止し ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのために、車体後方の開口部の下端縁に配置すると共に、テールゲート内側 方向に突出するストライカーを突出させ、これを挟持するテールゲートロックを ロックカバーにより被覆して、その内側に、上記テールゲートロックを挟んで両 側に弾性材よりなるストッパーを配設してなるものである。
【0008】
【作用】
上記構成を具えるので、テールゲートを閉成することによって、テールゲート 内側の突設されるストライカーが、車体後方の開口部の下端縁中央に配置される テールゲートロックに嵌合挟持されることによって、テールゲートは車体後方の 開口部に係止保持され、さらにこのテールゲートの閉成によって、テールゲート ロックに嵌合挟持されるストライカーが、上記テールゲートロックを被覆するロ ックカバー内側において係止されると共に、テールゲートロックを挟んで両側に 配設され、合成樹脂或はゴム等の弾性材よりなるストッパーが、テールゲートロ ックに嵌合挟持された状態でのストライカーを、弾性を以て左右方向から押勢、 保持するので、高速或は悪路走行によって車体が振動しても、このテールゲート 内側に一体に接合されるストライカーとテールゲートロックとの嵌合挟持、及び テールゲートロックとストライカーとの嵌合状態におけるストッパーの有する弾 性による押圧によって確実に保持されるので、車体振動による塗装面への接触、 及び騒音の発生等を防止することができる。
【0009】
【実施例】
この考案を図に示す実施例により更に説明する。(1)は、この考案の実施例 を具える車体後部であり、この車体後部(1)のクオーターピラー(2)等によ り構成される開口部(3)には、内側に突設するストライカー(5)を有するテ ールゲート(4)が開閉自在に取り付けられており、また車体後部(1)の開口 部(2)において、その下端縁(6)の中央には、上記テールゲート(4)閉成 時において、テールゲート(4)を係止、固持するために、テールゲート(4) の内側に突設されるストライカー(5)を嵌合、挟持するロック装置(7)が設 けられているものである。
【0010】 そして、このロック装置(7)は、開口部(3)の下端縁(6)に固定され、 テールゲート(4)の内側に突設するストライカー(5)を嵌合挟持してなるテ ールゲートロック(8)と、外観上の理由によりテールゲートロック(8)を被 覆してなるロックカバー(9)からなるものである。
【0011】 更に、このロックカバー(9)の内側においては、テールゲートロック(8) を挟んで両側に合成樹脂、或はゴム等の弾性材よりなるストッパー(10)(1 0)を配設してなるものである
【0012】 この考案は以上の構成を具えるので、テールゲート(4)を閉成することによ って、テールゲート(4)の内側の突設されるストライカー(5)が、車体後方 の開口部(3)の下端縁(6)中央に配置されるロックカバー(9)により被覆 されるロック装置(7)のテールゲートロック(8)に嵌合挟持されることによ り、テールゲート(4)は、上記開口部(3)に係止保持される。
【0013】 この時、このテールゲート(4)の閉成によって、テールゲートロック(8) に嵌合挟持されるストライカー(5)は、上記テールゲートロック(8)を被覆 するロックカバー(9)内側においてスクリュー(11)によって係止されると 共に、テールゲートロック(8)を挟んで両側に配設され、合成樹脂或はゴム等 のる弾性材よりなるストッパー(10)(10)が、テールゲートロック(8) に嵌合挟持された状態でのストライカー(5)を弾性を以て、左右方向から押圧 、保持するので、高速或は悪路走行によって車体が振動しても、このテールゲー ト(4)内側に一体に固定されるストライカー(5)とテールゲートロック(8 )との嵌合挟持、及びテールゲートロック(8)とストライカー(5)との嵌合 状態におけるストッパー(10)(10)の有する弾性による左右方向からの押 圧によって確実に開口部(3)に保持されることとなるので、車体において発生 する振動に伴って起こるテールゲート(4)によるクオーターピラー(2)等の 塗装面への接触、及び騒音の発生等を防止することができるものである。
【0014】 また、テールゲート(4)自体がガラスのみによりなるものであっても、従来 の構造の場合必要とされていたストッパーに対応するストッパー当り座面を形成 する必要がなく、車体デザイン上もその自由度を増すことができるものである。
【0015】
【考案の効果】
以上のとおり、テールゲートの固定をテールゲートロックとストライカーの嵌 合挟持のみならず、テールゲートロックとストライカーとの嵌合挟持状態でのロ ックカバー内側に係止されたストッパーによるストライカーへの左右方向からの 押圧により、テールゲートの振動を防止することができると共に、このテールゲ ートの振動による車体への接触を防ぐことができ、またテールゲートの構成に拘 らず容易に適用することができるので車体デザイン上もその自由度を増すことが できる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を具える車体後部の拡大斜視
図である。
【図2】ロック装置のイ−イ拡大断面図である。
【図3】ストライカーとロック装置との係止状態での分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 車体後部 2 クオーターピラー 3 開口部 4 テールゲート 5 ストライカー 6 下端縁 7 ロック装置 8 テールゲートロック 9 ロックカバー 10 ストッパー 11 スクリュー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後方の開口部の下端縁に配置すると
    共に、テールゲート内側方向に突出するストライカーを
    突出し、これを挟持するテールゲートロックをロックカ
    バーにより被覆し、その内側に、上記テールゲートロッ
    クを挟んで両側に弾性材よりなるストッパーを配設して
    なるテールゲートの防振構造。
JP1356891U 1991-02-20 1991-02-20 テールゲートの防振構造 Pending JPH04128914U (ja)

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JP1356891U JPH04128914U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 テールゲートの防振構造

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JPH04128914U true JPH04128914U (ja) 1992-11-25

Family

ID=31901513

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JP1356891U Pending JPH04128914U (ja) 1991-02-20 1991-02-20 テールゲートの防振構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475885B1 (ko) * 2002-05-15 2005-03-10 현대자동차주식회사 가이드 범퍼가 결합된 스트라이커 구조

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736775U (ja) * 1980-08-11 1982-02-26

Patent Citations (1)

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JPS5736775U (ja) * 1980-08-11 1982-02-26

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