JPH0412780A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0412780A
JPH0412780A JP11556890A JP11556890A JPH0412780A JP H0412780 A JPH0412780 A JP H0412780A JP 11556890 A JP11556890 A JP 11556890A JP 11556890 A JP11556890 A JP 11556890A JP H0412780 A JPH0412780 A JP H0412780A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特定の遊技価値を与える通過領域と、該通
過領域に向けて玉が落下する入賞空間とを含む入賞球装
置を備えた弾球遊技機に関するものである。
[従来の技術] 従来、特定の遊技価値を与える通過領域と、該通過領域
に向けて玉が落下する入賞空間と、を含む入賞球装置を
備えた弾球遊技機として、例えば一対の玉受部材によっ
て受入れられた打玉が比較的大きく形成された入賞空間
内を下方に向けて落下し、その入賞空間の下部に設けら
れた通過領域としての複数の入賞口のいずれかに8導さ
れるように構成された可変入賞球装置を備えた弾球遊技
機が市場に多数提供されていた。このような弾球遊技機
のいずれにおいても、玉受部材によって可変入賞球装置
に受入れられた打玉そのものが入賞空間を落下して入賞
口に入賞するようになっていた。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記した可変入賞球装置においては、可変入
賞球装置の入賞空間内に導かれた打玉が入賞口に到達す
るまでの過程を楽しむように打玉の流下径路にいろいろ
な工夫がなされているが、入賞口へ入賞する玉は、遊技
者によって発射された打玉であって、それ自体に何等楽
しむ工夫がなされたものではなかった。
この発明は、上記した点に鑑みなされたもので、その目
的とするところは、入賞空間を落下する玉自体に工夫を
加えて、通過領域への通過に興趣を覚えることが可能な
入賞球装置を備えた弾球遊技機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球遊
技機は、 特定の遊技価値を与える通過領域と、該通過領域に向け
て玉が落下する入賞空間と、を含む入賞球装置を備えた
ものにおいて、 前記入賞球装置には、前記通過領域に向けて前記入賞空
間内を落下すると共に遊技者の弾発する打玉とは異なる
封入玉を循環させる封入玉循環機構を付設し、 弾球遊技において所定の条件が成立したときに前記封入
玉循環機構を駆動して封入玉を前記入賞空間に放出する
ようにしたことを特徴とするものである。
[作 用] 弾球遊技において所定の条件が成立したときには、封入
玉循環機構が駆動して通常の打玉とは異なる封入玉が入
賞空間内を特定の遊技価値を与える通過領域へ向けて落
下する。このため、入賞空間を落下する玉自体に遊技者
の注目度が向くと共に通過領域への通過に興趣を覚える
ことが可能となる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明
する。
まず、86図に基づいて、実施例に係る弾球遊技機の全
体の構成について説明する。第6図は、弾球遊技機の一
例としてのパチンコ遊技機の正面図である。図において
、パチンコ遊技機1の額縁状に形成された前面枠2の開
口には、扉保持枠3が周設され、該扉保持枠3の一側に
ガラス板4a4b(第2図参照)を収納するガラス扉枠
4及び前面扉板5が開閉自在に枢着される。前記前面枠
2の裏面には、遊技盤10及び図示しない発射レール等
を取り付ける遊技盤保持枠(図示しない)が固着される
。前記前面扉板5には、打球供給皿6が取り付けられて
いる。打球供給皿6は、パチンコ遊技機1裏面に設けら
れる周知の景品玉払出装置から排出された景品玉を貯留
し、且つ貯溜されたパチンコ玉を1個宛発射レールに誘
導するように構成されている。また、打球供給皿6の上
流側下方の空間内に音声発生装置としてのスピーカ7が
収納されている。このスピーカ7は、後述する特定遊技
状態(以下、大当り状態という)になったときや、後述
する始動入賞口13a〜13Cや特定入賞口56等に入
賞玉が発生したときに、遊技の:囲気を盛り上げるため
の効果音を発生するためのものである。
前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤10の遊
技領域12に打ち出す操作ハンドル8と、余剰の景品玉
を貯溜する余剰玉受皿9とが取り付けられている。
前記遊技盤10の表面には、打玉を遊技領域12に導く
打球誘導レール11a1遊技領域12を区画する遊技領
域形成レールllb、図示しない多数の障害釘、各種の
入賞球装置等が設けられている。より詳しく説明すると
、遊技盤10の遊技領域12には、通常の入賞口38,
15a、15b、機能の異なる複数の始動入賞ロ13a
〜13C1チューリップ式人賞口16a、16b、ラン
プ付風車17a、17b、風車18a、18b。
一対の可動部材37a、37bを有する入賞球装置とし
ての可変入賞球装置30、遊技効果ランプ19a、19
b、及びアウト口21等がそれぞれ配設される。
前記遊技領域12に打ち込まれた打玉が前記通常入賞口
38.15a、15b、及びチューリップ式入賞口16
a、16bに入賞すると、景品玉払出装置により所定個
数(例えば13個)の景品玉が払出されるようになって
いる。これら通常入賞口のうち入賞口38は、可変入賞
球装置30に設けられている。また、前記始動人賞口1
3a〜13cに打玉が入賞すると、同様に景品玉払出装
置から所定個数の景品玉が払出されるとともに、始動入
賞口13a〜13cに関連して設けられた後述する始動
入賞玉検出器14a〜14cの検出出力に応答して前記
可変入賞球装置3oの玉受部材39a、39bを相対的
に短い時間間隔で開閉動作させるようになっている。す
なわち、中央の始動入賞口13aに打玉が入賞すること
によフて、玉受部材39a、39bが2回開閉動作を行
い、左右の始動入賞口13b、13cに打玉が入賞する
ことによって、玉受部材39a、39bが1回開閉動作
を行う。そして、この開閉動作中に玉受部材39a、3
9bによって導かれた入賞圧が可変入賞球装置30内に
設けられた後述する特定入賞口56に入賞したときには
、いわゆる大当り状態となり、以下の大当り処理を行う
。すなわち、玉受部材39a、39bの相対的に短い時
間間隔の開閉動作を18回行うか、あるいは18回の開
閉動作中に可変入賞球装置30内に受入れられた入賞圧
が10個検出されるまで開閉動作を行い(以下、開閉サ
イクルという)、更に、18回の開閉動作中に可変入賞
球装置30の下部に形成された複数の入賞口のうち再度
特定入賞口56に本実施例の要部を構成する封入玉循環
機構64によって放出される封入玉が入賞すると、上記
した開閉サイクルを繰返すことができるようになってい
る。ただし、特定入賞口56に封入玉が入賞する毎に、
開閉サイクルを直ちに停止し、次の開閉サイクルに移行
する。また、この開閉サイクルの耽り返しは、封入玉が
特定入賞口56することを条件として、最高8回に限定
されている。
また、大当り状態になると、前記遊技効果ランプ19a
、19b及び前記前面枠2の上部に設けられた枠ランプ
20a〜20cが点滅してその旨を遊技者に報知するよ
うになっている。なお、入賞球装置としての可変入賞球
装置3oについては、後に詳細に説明する。
上記に説明した各種の入賞口に入らなかった打玉は、遊
技領域形成レール11bの最下部に設けられたアウト口
21に取り込まれる。
更に、パチンコ遊技機1の裏面には、周知のように入賞
した入賞圧に基づいて所定個数(例えば13個)の景品
玉を払出すための機構板が設けられるが、その機構板の
前方であって遊技盤10の裏面には、上記した入賞口あ
るいは入賞球装置に入賞した入賞圧を順序良く流下させ
る入賞圧集合カバ一体23(第2図参照)が設けられて
いるまた、機構板の裏面には、パチンコ遊技全体の遊技
動作を電気的に制御する遊技制御基板22が専用の取付
金具(図示しない)によって着脱自在に設けられている
次に、入賞球装置としての可変入賞球装置30の詳細な
構成について第1図ないし第3図を参照して説明する。
まず、可変入賞球装置30は、前記遊技盤10に取り付
けられる取付基板31を有し、その取付基板31の中央
には、長方形状の窓開口32が形成され、該窓開口32
の奥側に入賞空間33が形成されている。窓開口32の
上部には、入賞規制部34が突設され、該入賞規制部3
4の前面に上部装飾板35が固着され、この入賞規制部
34の上部であって、上部装飾板35の後面に前記通常
入賞口38が形成されている。また、上部装飾板35の
前面には、上記した開閉サイクルの繰り返し回数を表示
する継続回数表示器36と、1回の開閉サイクルにおけ
る可変入賞球装置3o内への入賞個数を表示する入賞個
数表示器37とが臨むように設けられている。
前記窓開口32のやや上部左右には、一対の玉受部材3
9a、39bが開閉自在に軸支されている。この玉受部
材39a、39bは、第2図に示すようにリンク部材4
0a、40b (ただし、40bは図示せず)を介して
玉受部材駆動ソレノイド41a、41b(ただし、41
bは図示せず)に連結され、玉受部材駆動ソレノイド4
1a、41bの励磁、非励磁に対応して玉受部材39a
39bが打玉を受は入れる開成状態と打玉を受は入れな
い閉成状態とに交互に変化するようになっている。
また、玉受部材39a、39bの回動軸を結ぶ線上であ
って前記入賞空間33を上下に分割する上部玉転勤板4
2が横臥されている。上部玉転勤板42は、後方に向っ
て下り傾斜するように設けられており、玉受部材39a
、39bによって導かれた入賞上をすべて後方へ転動さ
せるようになっている。上部玉転勤板42の後端と入賞
空間33の後面壁との間には、中央に向って傾斜してい
る誕導板43a、43bが設けられ、その誂導板43a
、43bの傾斜下端に入賞上が下方に向けて落下する落
下口44が形成されている。落下口44には、入賞個数
検出器45が臨み、玉受部材39a、39bで受は入れ
られた入賞上を全て検出している。そして、その検出信
号は、前記開閉サイクルにおける入賞玉数の規制値とし
て計数されて前記入賞個数表示器37に表示される。ま
た、大当り時に入賞個数検出器45からの検出信号があ
る毎に後述する封入玉循環機構64が駆動されて封入玉
が入賞空間33内に放出されるようになっている。なお
、落下口44から落下した入賞上は、入賞個数検出器4
5を通過した後、始動入賞時においては、後述する下部
玉転勤板51に落下し、後述する特定入賞口56を含む
複数の入賞口56.57a、57bのいずれかに誂導さ
れるようになっており、一方、大当り時には、後述する
入賞上導出通路47を通って前記入賞上集合カバ一体2
3に導かれるようになっている。また、落下口44の下
方には、落下口44から落下する入賞上を確実に下方に
向けて落下させるための落下玉通路46が垂下されてい
る。
落下玉通路46の途中であって上方側には、入賞上導出
通路47が分岐され、落下玉通路46の途中であって下
方側には、開放玉導入通路5oが接続されている。そし
て、落下玉通路46と入賞上導出通路47との分岐部に
は、第1流路切換ソレノイド49によって駆動される第
1流路切換部材48が出没自在に配置されている。この
第1流路切換部材48は、通常の遊技状態及び始動入賞
時に第2図に示すように落下玉通路46から退避して落
下口44から落下する入賞上P1をそのまま下方に向け
て落下させるが、大当り時に第3図に示すように第1流
路切換ソレノイド49が励磁されて落下玉通路46内に
突入し、落下口44から落下する入賞上P2を落下玉通
路46から入賞上導出通路47へ導くようにする。
一方、前記開放玉導入通路50は、後述する封入玉循環
機構64からの封入玉を入賞空間33に放出するための
ものである。
落下玉通路46の下端は、入賞空間33の底面を構成す
る下部玉転勤板51に到達しており、その下部玉転勤板
51は、後方から前方に向って下り傾斜するように構成
される。しかして、落下玉通路46から落下する入賞上
又は封入玉は、玉出口55から前方に向フて下部玉転勤
板51上を流下するが、その玉出口55部分の下部玉転
勤板51には、ストッパーソレノイド53で駆動される
ストッパ一部材52が設けられている。このストッパ一
部材52は、玉出口55から流出しようとする封入玉を
停止させて貯留させるもので、ストッパーソレノイド5
3が励磁されたときに下部玉転勤板51の裏側から上面
に突入するようになっている。なお、図示の玉出口55
は、第1図に示すように横方向に巾広に形成され、これ
に対応するようにストッパ一部材52も巾広に形成され
て複数の入賞上又は封入玉を横方向に一列に貯留可能と
している。また、ストッパーソレノイド53が励磁され
るのは、この実施例において第3図に示すように大当り
時の各開閉サイクルにおいてだけであり、しかも後に詳
述するように開閉サイクルの開始から所定期間が経過す
るまでである。
また、下部玉転勤板51のほぼ中央には、回転車状に構
成された振分は部材54が設けられており、下部玉転勤
板51のほぼ中央を流下する入賞上又は封入玉の流下状
態に変化を与えるようになっている。具体的には、玉出
口55の中心部から流出する玉は、振分は部材54に当
って大部分が左右に振分けられて流下し、一部が振分は
部材54に当ってもそのまま中心部分を流下する。なお
、図示の振分は部材54は、玉に当って自然に回転する
ものが示されているが、これを電気的に回転駆動される
ように構成しても良い。
下部工転勤板51の流下端に沿フて通過領域としての複
数の入賞口が形成される。つまり、中央には、特定入賞
口56が、その左右両側には、通常入賞口57a、57
bが形成される。これらの入賞口56.57a、57b
は、窓開口32の両側縁から下辺縁に沿って取付基板3
1の前方に突設される入賞玉受枠59内に形成されると
共に、その入賞玉受枠59の前面に装着される下部装飾
板60によって被覆されている。
また、特定入賞口56には、特定大賞玉検出器58が付
設され、始動入賞時に玉受部材39a。
39bによって受入れられた入賞玉が特定大賞口56に
人フて特定入賞玉検出器58をONさせたときには、大
当り状態と判定される。また、大当り状態時に入賞空間
33に放出される封入玉が特定大賞口56に人って特定
大賞玉検出器58をONさせたときには、開閉サイクル
の繰り返し条件が成立したと判定される。
ところで、通過領域としての複数の入賞口5657a、
57bに大賞した入賞玉又は封入玉は、入賞玉通路61
を流下して遊技盤10の裏面側に到達し、入賞玉集合カ
バ一体23の誘導通路に導かれるが、その入賞玉集合カ
バ一体23の上端部に第2流路切換ソレノイド63によ
って駆動される第2流路切換部材62が出没するように
なっている。この第2流路切換部材62は、通常の遊技
状態及び始動入賞時に第2図に示すように入賞玉集合カ
バ一体23の誘導通路から退避して大賞玉通路61から
流下する入賞玉P1をそのまま入賞玉集合カバ一体23
の誘導通路に四けて落下させるが、大当り時に第3図に
示すように第2流路切換ソレノイド63が励磁されて入
賞玉集合カバ一体23の誘導通路内に突入し、入賞玉通
路61から流下する封入玉P3を次に説明する封入玉循
環機構64の回収通路65へ導くようにする。
次に、上記した可変入賞球装置30に付設される封入玉
循環機構64の構成について主として第1図を参照して
説明する。封入玉循環機構64はこの実施例において可
変入賞球装置30本体とは別体に構成されて遊技盤10
の裏面に装着されている。しかして、封入玉循環機構6
4は、前記第2流路切換部材62が駆動されたときに封
入玉が流下し得る回収通路65と、該回収通路65で回
収された封入玉を上方へ揚送する揚送ベルト66と、該
揚送ベルト66の上下端に配置され揚送ベルト66を回
転させるプーリ69a、69bと一方のプーリ69aに
回転駆動力を付与するモータ70(第2図参照)とから
構成される。
前記回収通路65は、封入される封入玉のすべてを貯留
できる程度の長さを有するように形成され、回収通路6
5の流下端に形成される玉入口67から揚送ベルト66
の回転径路内に侵入するようになっている。また、前記
揚送ベルト66の外周には、前記玉入口67から侵入し
てきた封入玉を1個宛掬い上げて揚送する土載置部68
が適宜間隔で形成されている。しかして、揚送ベルト6
6で揚送された封入玉は、揚送ベルト66の頂点を通過
した後に前記解放玉導入通路50に流出されて落下玉通
路46に到達し、その後、入賞空間33に放出されるよ
うになっている。なお、前記解放玉導入通路50の上流
部には、揚送ベルト66によって揚送されて解放された
封入玉を検出する解放玉検出器71が設けられている。
この解放玉検出器71は、前記大賞個数検出器45と協
働してモータ70の回転を規制するために設けられるも
のである。具体的には、モータ70は、大当り状態時の
開閉サイクルにおいて、入賞個数検出器45がONする
ことにより駆動を開始し、解放玉検出器7】がONする
ことにより駆動を停止するようになっている。より具体
的な動作は、後に詳述する。
ところで、上記した封入玉循環機構64内に封入される
封入玉は、遊技者の弾発する打玉とは異なるように形成
されるもので、この実施例の場合には、着色された玉と
なっている。もちろん、この場合、弾発される打玉と異
なればよいので、例えば、打玉の径と異なる径を有する
ものや、打玉と異なる形状(例えば、ミラーポール型や
フットボール型等)のものや、打玉と異なる材質のもの
でもよい。また、封入玉の全部を打玉と異なるようにし
てもよいし、あるいは一部だけを異なるようにしてもよ
い。
以上、可変入賞球装置30を含むパチンコ遊技機1につ
いて説明してきたが、このパチンコ遊技機1は、前記遊
技制御基板22に構成される遊技制御回路によって制御
される。ここで、遊技制御基板22に構成される遊技制
御回路について第4図を参照して説明する。第4図は、
遊技制御回路゛をブロック構成で示した回路図である。
図において、制御回路は、制御中枢としてのマイクロコ
ンピュータ72を含み、このマイクロコンピュータ72
には、制御動作を所定の手順で実行することのできるM
PU73と、MPU73の動作プログラムデータを格納
するROM74と、必要なデータの書き込み及び読出し
ができるRAM75とを含んでいる。また、マイクロコ
ンピュータ72には、入出力回路76、サウンドジェネ
レータ77、パワーオンリセット回路78、クロック発
生回路79、パルス分周回路80、及びアドレスデコー
ド回路81を含む。入出力回路76には、検出回路82
〜85を介して、始動入賞玉検出器14a〜14c、特
定入賞玉検出器58、入賞個数検出器45、解放玉検出
器71がそれぞれ接続されまた、ソレノイド駆動回路8
6を介して玉受部材駆動ソレノイド41a、41b、第
1流路切換ソレノイド49、第2流路切換ソレノイド6
3、及びストッパーソレノイド53が接続され、モータ
駆動回路87を介してモータ70が接続され、7セグメ
ントLED駆動回路88を介して継続回数表示器36、
及び入賞個数表示器37が接続され、ランプ駆動回路8
9を介して遊技効果ランプ19a、19b、枠ランプ2
0a〜20c、及びランプ付き風車17a、17bのラ
ンプが接続されている。なお、ランプ駆動回路89には
、図示しないが可変入賞球装置30に設けられるランプ
も接続されている。また、前記サウンドジェネレータ7
7には、アンプ90を介してスピーカー7が接続されて
いる。更に、上記した遊技制御回路には、電源回路91
から各種の電圧が供給されている。
以上、説明した遊技制御回路の具体的な動作の一例を第
5A図及び第5B図に示すフロー図を参照して説明する
第5A図において、制御回路の電源がONされると、マ
イクロコンピュータ72は、まず、■受付禁止処理をす
る(ステップSl)。これは、始動入賞口13a−13
cへの入賞がないにも拘らず、打玉が特定入賞口56に
入賞しても特定入賞玉検出器58(以下、■SWという
)による検出を有効としないようにして不正な遊技を防
止するための処置である。
遊技が開始されて、まず最初に始動入賞口13a〜13
cに打玉が入賞して始動入賞玉検出器14a〜14cが
ONされたか否か、つまり始動入賞があったか否かが判
別される(ステップS2)。始動入賞がないと判別され
た場合には、始動入賞があるまで次に進まない。また、
始動入賞があったと判別された場合には、■受付禁止が
解除される(ステップS3)と共に、玉受部材39a。
39bの2回又は1回の開閉処理を開始させる(ステッ
プS4)。そして、玉受部材39a、39bの開閉動作
中に受は入れられた入賞上P1が■SWをONさせたか
否か、すなわち■入賞があったか否かが判別され(ステ
ップS5)、V入賞があった場合には、玉受部材39a
、39bの開閉動作を直ちに停止した後(ステップ51
1)、後述するステップ512に進む。また、■入賞が
ない場合には、玉受部材39a、39bの開閉動作が終
了したか否かが判別され(ステップS6)、終了しない
場合には、前記ステップS5に戻り、ステップS5とス
テップS6の処理が繰り返される。また、開閉動作が終
了したときには、次のステップS7に進む。
上記のように2回又は1回の開閉動作が終了したと判別
された場合でも、可変入賞球装置3oの入賞空間33内
で滞留している入賞上が特定入賞口56に入賞する可能
性もあるため、以下に示す処理が行われる。すなわち、
73wの有効時間である■有効タイマが所定時間(例え
ば、4秒)の計測を開始しくステップS7)、その後、
■人賞があるか否かが判別され(ステップS8)、V入
賞があると判別された場合には、後述するステップS1
2に進む。また、この一定時間内には、始動入賞玉検出
器14a〜14cの動作も検出されるように働くので、
前記ステップS8で■入賞がないと判別された場合には
、始動入賞があるか否かが判別され(ステップS9)、
有れば前記ステップS4に戻り、なければ前記■有効タ
イマが終了したか否かが判別される(ステップ510)
しかして、タイマが終了していない場合には、前記ステ
ップS8に戻り、ステップ88〜ステツプSIOを繰り
返し、タイマが終了した場合には、前記ステップS1に
戻って通常の遊技を継続する。なお、上記したV有効時
間中の全部又は一部の時間について始動の受付け、すな
わち前記ステップS9の処理を行わないようにしてもよ
い。
一方、前記ステップS5及びステップS8においてV入
賞が有ったと判別された場合には、大当り状態に移行す
ることになるが、まず、玉受部材39a、39bの18
回の開閉前の待ち時間であるインターバル時間の経過処
理が行われる(ステップ512)。この開閉前時間は、
少なくとも始動入賞による開閉によって玉受部材39a
、39bによって受入れられた入賞圧をすべて可変入賞
球装置30の外に排出するに十分な時間(例えば4秒)
が設定される。しかして、開閉前時間経過処理が行われ
た後、流路切換用のソレノイド49.63、及び貯留用
のストッパーソレノイド53がそれぞれONされ(ステ
ップ513)ると共に、開閉サイクルの継続回数を計数
する継続回数カウンタの値に「1」が加算され、さらに
入賞個数検出器45からの検出信号を計数する入賞個数
カウンタ、及び解放玉検出器71からの検出信号を計数
する解放個数カウンタがそれぞれクリアされる(ステッ
プ514)。そして、その後、玉受部材39a、39b
の大当り時の開閉サイクルである18回開閉処理が行わ
れる(ステップ515)。
18回開閉処理が開始されると、まず、玉受部材39a
、39bの開閉動作によって受は入れられた入賞圧が入
賞個数検出器45をONしたか否か、すなわち入賞が有
るか否かが判別され(ステップ516)、入賞があれば
入賞個数カウンタに「1」が加算され(ステップ517
)、その後入賞個数カウンタの値が「10」であるか否
かが判別される(ステップ318)。入賞個数カウンタ
の値が「10」である場合には、後述するステップS2
3に進む。
一方、前記ステップS16において入賞がないと判別さ
れた場合、又は前記ステップS18において入賞個数カ
ウンタの値が「10」でないと判別された場合には、第
5B図に示す処理によって放出される封入玉が特定入賞
口56に入賞したか否か、すなわち■入賞があるか否か
が判別される(ステップ519)。■入賞があった場合
であって後述するステップS20で継続回数カウンタの
値が「8」であると判別された場合、及び■入賞がない
場合には、18回の開閉処理が終了したか否かが判別さ
れる(ステップ521)。しかして18回の開閉処理が
終了していないと判別されたときには、前記ステップS
16に戻り、ステップS16〜ステツプS21の処理を
繰返す。
一方、前記ステップS19において、■入賞が有ったと
判別された場合であって継続回数カウンタの値が「8」
でないと判別された場合(ステップ520)には、直ち
に開閉サイクルを中断すべく18回開閉処理を終了させ
ると共に貯留用ソレノイド53をOFFとしだ後(ステ
ップ522)、前記ステップS12に戻り、次の開閉サ
イクル動作を行う。
また、前記ステップS1Bにおいて、入賞個数カウンタ
の値が「10」であると判別された場合には、1回の開
閉サイクルにおける規定の入賞圧が発生したとして、開
閉サイクルを直ちに停止すべく18回開閉処理を終了さ
せ(ステップ323)、その後、後述するステップS2
4に進む。
一方、前記ステップS21で、■入賞がなくて18回の
開閉処理が終了したと判別されたとき、又は前記ステッ
プ323で10個の入賞圧が発生して18回の開閉処理
が強制的に終了されたときには、未だ貯留用のソレノイ
ド53がOFFとされていないので、前記ステップ37
〜ステツプS10と類似したステップS24〜ステツプ
S28の処理を行う。すなわち、この場合は、封入玉循
環機構64によって放出された封入玉であってストッパ
一部材52によって貯留されていた封入玉が貯留を解除
されたときに、通過領域としての複数の入賞口56.5
7a、57bのうち特定入賞口56に人賞し、その後、
回収通路65にすべて回収されるのに十分な時間(例え
ば、4秒)を確保する必要が−ある。このため、まず、
貯留用ソレノイド53をOFFにすると共に■SWの有
効時間の計測を開始しくステップ524)、その後、封
入玉循環機構64によって放出された封入玉が特定入賞
口56に入賞して■SWをONさせたか否か、つまりV
入賞が有ったか否かが判別され(ステップ525)、V
入賞があった場合には、継続回数カウンタの値が「8」
であるか否かが判別される(ステップ526)。そして
、継続回数カウンタの値が「8」でない場合には、前記
ステップS12に戻り、次の開閉サイクルに移行する。
一方、前記ステップS25においてV入賞がないと判別
された場合や、前記ステップS26において継続回数カ
ウンタの値が「8」であると判別された場合には、前記
ステップS24で計測開始された有効時間が経過したか
否かが判別され(ステップ527)、経過していない場
合には、前記ステップS25に戻り、ステップS25〜
ステツプS27の処理を繰り返す。また、■入賞がなく
有効時間が経過してしまった場合には、大当り状態が終
了したので、継続回数カウンタをクリアすると共に流路
切換用のソレノイド49.63をOFFとした後(ステ
ップ328)、最初のステップS1に戻り、通常の遊技
を継続する。
第5B図は、封入玉循環機構64の作動を示す割込制御
フロー図である。これについて説明すると、まず、大当
り中であるか否かが判別され(ステップ529)、大当
り中であると判別された場合には、入賞個数検出器45
の検出数をカウントする入賞個数カウンタの値と解放玉
検出器71の検出数をカウントする解放個数カウンタの
値とが同じであるか否かが判別される(ステップ530
)。それらの値が同じときには、封入玉循環機構64に
よる封入玉の解放が行われないようにするため、後述す
るステップ33Bに進みモータ70の駆動を停止する。
一方、それらの値が同じでない場合(構造上、入賞個数
カウンタ〉解放個数カウンタ)には、モータ70が回転
中か否かが判別される(ステップ531)。モータ70
が回転中でない場合には、モータ70を回転させた後(
ステップ532)、後述するステップS35に進む。ま
た、モータ70が回転中である場合には、前の封入玉の
放出動作が行われていることを示しているので、玉1個
解放分回転したか否かが判別される(ステップ533)
。この判定は、例えば、モータ70の回転時間等によっ
て判定される。しかして、玉1個解放分回転していない
ときには、後述するステップS35に進み、玉1個解放
分回転したときには、モータ70の駆動が停止され封入
玉の解放が停止される(ステップ534)。このように
、ステップ331〜ステツプS34においては、入賞個
数が開放個数よりも多いときに封入玉を1個宛間欠的に
放出するように封入玉循環機構64が制御されることを
示している。この場合、ステップS34の処理を省略し
て入賞個数カウンタの値と解放個数カウンタの値とが同
じになるまで連続的にモータ70を回転制御するように
してもよい。
ところで、ステップS35では、モータ70の回転中、
停止中に拘らず、解放玉検出器71による解放玉検出が
行われたか否かが判別され、検出信号があったときには
、解放個数カウンタの値に「1」が加算されて(ステッ
プ536)割込み処理が終了される。
一方、前記ステップS29で大当り中でないと判別され
たときには、入賞個数カウンタ及び解放個数カウンタの
値をクリアしくステップ537)、その後、モータ70
を停止して(ステップ338)割込み処理を終了する。
以上、実施例に係るパチンコ遊技機1の構成及び作用に
ついて説明してきたが、この実施例によれば、始動入賞
時において可変入賞球装置30の玉受部材39a、39
bに受入れられた入賞圧は、入賞空間33内を通過領域
としての複数の入賞口56.57a、57bに向けて落
下するが、大当り時になると玉受部材39a、39bに
よって受入れられた入賞圧がそのまま入賞空間33を下
方に向けて落下するのではなく、可変入賞球装置30に
付設された封入玉循環機構64に封入され、且つ通常の
打玉と異なる封入玉と交換されて入賞空間33内を複数
の入賞口56.57a、57bに向けて落下するように
構成されているので、入賞空間33を落下する玉自体に
遊技者の注目度が向くと共に入賞口56.57a、57
bへの入賞に興趣を覚えることが可能となる。
なお、上記実施例では、大当り時だけに封入玉循環機構
64が駆動するようにしたが、始動入賞時だけに駆動す
るようにしてもよいし、あるいは始動入賞時と大当り時
の両方に駆動するようにしてもよい。また、大当り時、
あるいは始動入賞時であっても予め定められた一定の条
件が成立していなければ駆動しないように制御しても良
い。
また、上記実施例(以下、第1実施例という)では、入
賞球装置として一対の玉受部材39a。
39bを有する可変入賞球装置30を例示したが、第7
図及び第8図に示す実施例(以下、第2実施例という)
のような可動する玉受部材を備えていない入賞球装置1
00であってもよい。これについて説明すると、入賞球
装置100は、遊技盤10の表面に取り付けられる取付
基板101を有し、その取付基板101の上部に入賞規
制部102が突設されている。この入賞規制部102の
上部には、入賞口103が形成されている。また、入賞
規制部102の下方には、打玉が侵入し得る間隔を保持
して誘導枠104が突設されている。
この誘導枠104の上辺に沿って横長な入賞開口105
が開設されており、遊技盤10の遊技領域12の左右側
方から誘導枠104に飛入する打玉が入賞するようにな
っている。入賞開口105の後方には、上部工転勤板1
06が延設され、入賞開口105に入賞した打玉を後方
に導くようになっている。そして、上部工転勤板106
を流下してきた打玉は、3つの入賞玉検出器107.1
08a、108bのいずれかの入賞玉検出器を通過した
後、その下方に設けられる入賞玉通路109によって入
賞球装置100の外に導かれるようになっている。
上記した3つの入賞玉検出器107.108a108b
のうち中央に配置される第1入賞玉検出器107が入賞
圧を検出すると、後に詳述する封入玉循環機構の一部を
構成する打上げソレノイド120によって封入玉が2回
打上げられ、左右の入賞玉検出器108a、108bが
入賞圧を検出すると、打上げソレノイド120によって
封入玉が1回打上げられる。
前記上部工転勤板106の下方には、入賞空間110が
形成され、その入賞空間110の後方上部には、解放玉
導出口111が臨んでいる。この解放玉導出口111は
、後述する打上げ通路121に接続されると共に封入玉
循環機構の一部を構成して封入玉を入賞空間110に放
出する出口となっている。また、入賞空間110の中程
には、解放玉導出口111から放出された封入玉を後方
から前方に向って流下させる下部工転勤板112が横臥
され、その下部工転勤板112のほぼ中心に回転車状の
振分は部材113が設けられているしたがって、解放玉
導出口111から下部工転勤板112に放出された封入
玉は、振分は部材113に衝突してその流路を変化させ
られながら下方に向って流下する。下部工転勤板112
の流下端には、通過領域としての複数の入賞口114.
115a、115bが形成されている。このような複数
の入賞口は、前記した第1実施例と同様に特定入賞玉検
出器116が付設された中央の特定入賞口114と左右
の通常入賞口115a、115bとに区分されている。
しかして、封入玉が特定入賞口114に入賞して特定入
賞玉検出器116をONさせると、権利発生遊技状態と
なって、後述する可変入賞球装置125を所定の態様で
開閉駆動するようになる。また、権利発生遊技状態であ
るときに特定入賞玉検出器116がONすると、権利消
滅状態となって通常の遊技を行うことになる。
通過領域としての入賞口114.115a、115bを
通過した封入上は、集合通路117によフて入賞空間1
10の下端後方に導かれ、封入上を1個載置可能な打上
げ土載置部118に導く。
打上げ土載置部118には、載置された封入上を検出す
る打上げ玉検出器119が設けられ、また、打上げ土載
置部118の下方には、載置された封入上を打上げるた
めの打上げソレノイド120が配置されている。打上げ
ソレノイド120は、前記入賞玉検出器107.108
a、108bの検出信号に基づいて2回又は1回励磁さ
れ、その励磁されたときに打上げ土載置部118にある
封入上を打上げ通路121に沿って上昇させる。打上げ
通路121を上昇した封入上は、前記解放玉導出口11
1から入賞空間110に放出されて下部工転勤板112
を流下し、通過領域としての複数の入賞口114.11
5a、115bのいずれかを通過して集合通路117を
経て再度打上げ土載置部118に戻るように循環する。
なお、下部工転勤板112の前端縁から下方の入賞空間
110は、装飾板によって遊技者から見えないように被
覆されるが、その装飾板には、次に説明する可変入賞球
装置125の開閉板128の開放回数を表示する開放回
数表示器122が臨むように設けられている。
ところで、上記した入賞球装置100において権利発生
遊技状態となったときには、入賞球装置100の下方に
配置される可変入賞球装置125が打玉を受は止めるよ
うに作動する。ここで、可変入賞球装置125の構成に
ついて簡単に説明すると、可変入賞球装置125は、遊
技盤1oの表面に取り付けられる取付基板126を有し
、その取付基板126のほぼ中央に横長な長方形状の入
賞開口127が開設されている。入賞開口127には、
ソレノイド129によって開閉駆動される開閉板128
が設けられ、ソレノイド129が励磁されたときに開放
して遊技領域12を落下する打玉を受は止めて入賞圧と
し、ソレノイド129が非励磁状態のとき閉じて打玉を
受は止めないようにしている。また、開閉板128によ
って受は止められて入賞開口127に入賞した入賞圧は
、入賞個数検出器130によって検出計数され、その計
数値が取付基板126の上部に一列に複数個(10個)
設けられる入賞個数表示器131に表示される。
また、取付基板126の左右には、始動入賞玉検出器1
33a、f33bを内蔵する始動入賞口132a、13
2bが設けられている。この始動入賞口132a、13
2bは、権利発生遊技状態であると籾に打玉が入賞する
ことにより前記開閉板128を所定期間(例えば、10
秒経過するまで、あるいは10個の入賞圧が発生するま
で)開放するものである。ただし、権利発生遊技状態中
に打玉が始動入賞口132a、132bに所定個数(例
えば、8個)入賞したときには、権利発生遊技状態は消
滅するように設定されている。したがって、権利発生遊
技状態中においては、打玉が始動入賞口132a、13
2bに入賞することを条件として開閉板128が最大8
回開放するようになっている。
以上、第2実施例に係る入賞球装置100について説明
したが、この実施例においても第1入賞玉検出器107
及び第2入賞玉検出器f08a。
108bのいずれかが入賞圧を検出したときには、可変
入賞球装置100に付設された封入玉循環機構に封入さ
れ、且つ通常の打玉と異なる封入上と交換されて入賞空
間110内を通過領域としての複数の入賞口114.1
15a、115bに向けて落下するように構成されてい
るので、入賞空間110を落下する玉自体に遊技者の注
目度が向くと共に入賞口114.115a、115bへ
の入賞に興趣を覚えることが可能となる。
以上、2つの実施例について説明してきたが、上記実施
例では、入賞球装置30.100に入賞した入賞圧と1
対1で交換的に封入上を放出するように構成したが、そ
の交換比率は、必ずしも1対1でなくてもよい。また、
封入上が落下する通過領域としても、複数の入賞口でな
くても1つでもよく、通過領域として対応する景品玉を
払出すものではなく所定の得点を付与するものでもよい
また、封入玉を循環させる機構も上記した実施例と異な
る構成のものでもよく、要は、入賞球装置内を通常の打
玉と異なる封入玉が循環するように構成されたものであ
ればよい。更に、弾球遊技機として、持ち玉情報が記録
されたカードを使用して遊技を行うカード式遊技機であ
ってもよい。
し発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、この発明に
係る弾球遊技機は、弾球遊技において所定の条件が成立
したとぎに、封入玉循環機構が駆動して通常の打玉とは
異なる封入玉が入賞空間内を特定の遊技価値を与える通
過領域へ向けて落下するように構成されているため、入
賞空間を落下する玉自体に遊技者の注目度が向くと共に
通過領域への通過に興趣を覚えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1実施例に係る入賞球装置とじての封入玉
循環機構を含む可変入賞球装置の正面図、第2図及び第
3図は、封入玉循環機構の作用を示す可変入賞球装置の
縦断面図、第4図は、可変入賞球装置の動作を含む遊技
全体の動作を制御する遊技制御回路のブロック図、第5
A図及び第5B図は、遊技制御回路の具体的な動作を示
すフロー図、第6図は、第1実施例に係る可変入賞球装
置が適用される弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機の正
面図、第7図は、第2実施例に係る入賞球装置が配置さ
れる遊技盤の部分正面図、第8図は、第2実施例に係る
入賞球装置の縦断面図である1 ・ ・ 3▽0 ・ 3▽3 ・ 5▽6. 6▽4 ・ ▽ 0▽0 ▽▽1▽0 パチンコ遊技機(弾球遊技機) ・可変入賞球装置(入賞球装置) ・入賞空間 57a、57b・・入賞口(通過領域)・封入玉循環機
構 ・・入賞球装置 ・・入賞空間 ▽ ▽ 4、 ▽▽2▽0 115a、115b=人賞口(通過 領域) ・打上げソレノイド(封入玉循環機構 の一部)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 特定の遊技価値を与える通過領域と、該通過領域に向け
    て玉が落下する入賞空間と、を含む入賞球装置を備えた
    弾球遊技機において、 前記入賞球装置には、前記通過領域に向けて前記入賞空
    間内を落下すると共に遊技者の弾発する打玉とは異なる
    封入玉を循環させる封入玉循環機構を付設し、 弾球遊技における所定の条件が成立したときに前記封入
    玉循環機構を駆動して封入玉を前記入賞空間に放出する
    ようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
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