JPH03151994A - 弾球遊技機のテスト装置 - Google Patents

弾球遊技機のテスト装置

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JPH03151994A
JPH03151994A JP29168389A JP29168389A JPH03151994A JP H03151994 A JPH03151994 A JP H03151994A JP 29168389 A JP29168389 A JP 29168389A JP 29168389 A JP29168389 A JP 29168389A JP H03151994 A JPH03151994 A JP H03151994A
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JP
Japan
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winning ball
winning
state
prize
game machine
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Application number
JP29168389A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、遊技状態が予め定めた特定遊技状態となっ
たときに、電気的駆動源の作動によって打玉を受け入れ
難いか又は受け入れない第2の状態から打玉を受け入れ
易い第1の状態に変化する可変入賞球装置を所定の態様
で駆動制御する駆動制御回路基板を備えた弾球遊技機に
接続して使用されるテスト装置に関するものであり、特
にテストモードにおいて特定遊技状態を意図的に出現さ
せることが可能なテスト装置に関する。
[従来の技術] 従来、遊技状態が予め定めた特定遊技状態(大当り状態
ともいう)となったときに、電気的駆動源の作動によっ
て打玉を受け入れ難いか又は受け入れない第2の状態か
ら打玉を受け入れ易い第1の状態に変化する可変入賞球
装置を所定の態様で駆動制御する駆動制御回路基板を備
えた弾球遊技機が市場に提供されていた。このような弾
球遊技機の中には、意図的に特定遊技状態を発生させる
ことが比較的困難なように設計されるのが一般的であり
、このため、特定遊技状態となったときに可変入賞球装
置に入賞した入賞玉数等を調査する等のテストモードに
おいて、直ちに特定遊技状態を出現させることが不可能
であった。そこで、このようなテストモードにおいても
、特定遊技状態が直ちに出現するような制御装置を組み
込んだパチンコ機が特開平1−91882号によって提
案されている。
[発明が解決しようとする課題] この特開平1−91882号に開示されるパチンコ機は
、遊技動作を制御する遊技制御回路基板内に強制的に特
定遊技状態を出現させる強制回路を一体的に組み込んで
あるため、通常の営業時間中にも操作可能であり、遊技
場の店員と遊技者とが結託して不正に特定遊技状態を出
現させることができるという問題があった。
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、通常の遊技時間中には、操作で
きないようにし、テストモードにおいて直ちに特定遊技
状態を出現することができる弾球遊技機のテスト装置を
提供することにある[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球遊
技機のテスト装置は、 遊技状態が予め定めた特定遊技状態となったときに、電
気的駆動源の作動によって打玉を受け入れ難いか又は受
け入れない第2の状態から打玉を受け入れ易い第1の状
態に変化する可変入賞球装置を所定の態様で駆動制御す
る駆動制御回路基板を備えた弾球遊技機に接続して使用
されるものであって、 少なくとも、 前記可変入賞球装置の前記電気的駆動源に接続される信
号線と、 前記電気的駆動源を前記所定の態様で駆動制御すること
ができる駆動制御手段と、 該駆動制御手段に前記特定遊技状態と同等な信号を付与
する特定遊技状態信号発生手段と、を含んで構成される
ことを特徴とするものである[作 用] テスト装置は、弾球遊技機とは別体に構成されているた
め、これを使用しようとする場合には、弾球遊技機とテ
スト装置とを接続しなければならない。しかして、その
接続の際には、少なくともテスト装置から延びる信号線
を可変入賞球装置の電気的駆動源に接続する。このよう
な状態で特定遊技状態信号発生手段を操作することによ
り、テスト装置内に設けられる駆動制御手段により電気
的駆動源を作動させて可変入賞球装置の所定の態様での
動作を実行させることができる。
つまり、この発明においては、可変入賞球装置の電気的
駆動源と接続される信号線と、該電気的駆動源を特定遊
技状態における所定の態様で駆動制御させることができ
る駆動制御手段と、該駆動制御手段の駆動指令信号を発
生させる特定遊技状態信号発生手段とをテスト装置内に
設けているので、特定遊技状態となった後の可変入賞球
装置の動作だけを行わせることができる。そして、テス
ト装置が弾球遊技機とは別体に設けられているので、通
常の営業中には、これらを接続しないことによって店員
と遊技者とが結託する不正行為を防止することができ、
また、テストモードにおいては、これらを接続すること
により、直ちに特定遊技状態を発生させて、可変入賞球
装置に関するデータを採取することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明に係る実施例について
説明する。
まず、第1図及び第2図を参照して、この実施例が適用
される弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機につい
て説明する。第1図は、パチンコ遊技機の正面図であり
、第2図は、パチンコ遊技機の背面概略図である0図に
おいて、パチンコ遊技機1の額縁状に形成された前面枠
2には、扉保持枠3が周設され、該扉保持枠3には、ガ
ラス板を有するガラス扉枠4及び前面扉板5が一側を軸
支されて開閉自在に取り付けられている。ガラス扉枠4
の後方であって、前記前面枠2の裏面には、遊技盤10
が着脱自在に設けられている。また、前面扉板5の表面
には、排出された景品玉を貯留し、かつ打玉の発射位置
に一個宛供給する打球供給皿6が固定されている。打球
供給皿6の上流側の内部空間には、遊技に関連する効果
音を発生する報知手段としてのスピーカー7が内蔵され
ている。
前記前面枠2の下方部には、打球発射機構の一部を構成
する操作ハンドル8や、前記打球供給皿6に貯留しきれ
なかった景品玉を貯留するための余剰玉受皿9が設けら
れている。このうち、前記操作ハンドル8に対応するよ
うに前記前面枠2の裏面には、第2図に示すように打球
発射装置55が取り付けられている。この打球発射装置
55は、取付基板に集約して設けられ、図示しない発射
位置にある打玉を弾発する打球杆57と、該打球杆57
に往復回動運動を付与する打球モータ56と、前記打球
杆57の往復運動に連動して図示しない打球供給装置の
玉送り部材を揺動する玉送り摺動杆58とから構成され
る。
前記遊技盤10の表面には、発射された打玉を話導する
訪導レール11がほぼ円状に植立され、該話導レール1
1によって区画された領域が遊技領域12を構成してい
る。
遊技領域12のほぼ中央には、複数の回転ドラム16a
〜16cを有する可変表示装置13が設けられている。
可変表示装置13は、前記遊技盤lOに取付けられる取
付基板を有し、その上部には、後述する可変入賞球装置
17の開閉板19の開成回数を表示する継続回数表示器
14が設けられるとともに、その継続回数表示器14の
左右に後述する始動入賞口24a〜24cに入賞した入
賞玉数を最高4個まで記憶した旨を報知する始動入賞記
憶表示器15が設けられている。この継続回数表示器1
4と始動入賞記憶表示器15とは、同一の基板上に形成
されている。また、取付基板の下方部分には、正方形状
の開口が開設され、該開口に前記複数の回転ドラム16
a〜16cが臨むようになっている。
ところで、回転ドラム16a〜16cは、その外周に複
数種類の識別情報、例えば、「0」〜「9」までの数字
が描かれ、回転ドラム16a〜16Cがそれぞれ単独に
回転して停止したときの識別情報の組9合せが特定識別
情報だけの組合せである場合に、特定遊技状態(以下、
大当り状態という)となって可変入賞球装置17を所定
の態桜で開成制御して短時間に多量の入賞玉を獲得する
チャンスを遊技者に付与するようになっている。この実
施例では、「7」が特定識別情報とされ、他の数字は、
通常識別情報と設定されている。ただし、回転ドラム1
6a〜16cが特定識別情報の組合せとなる確率は、極
めて稀であり、−船釣に可変表示回数に対して大当り回
数がrl/200〜1/300Jとなるように設定され
る。
第1図に戻って、遊技領域12には、可変表示装置13
の下方に開口18を有する可変入賞球装置17が設けら
れている。開口18は、遊技盤10の表面に対して下端
を軸にして開放自在な開閉板19によって覆われている
。そして、可変入賞球装置17の開閉板19は、前記可
変表示装置13の回転ドラム16a〜16cの識別情報
の組み合せがすべて特定識別情報の組合せとなったとき
に、大当り状態となり、所定期間(例えば、30秒経過
するまで、あるいは10個の入賞玉が発生するまで)開
放するように設定され、その開放している間遊技領域1
2を落下する打玉を受止めるようになっている。そして
、開口18内に設けられた特定入賞口2oに入賞すると
、再度上記した開放状態を繰り返し、特定入賞口2oに
入賞玉が入賞することを条件として上記開放状態を最高
10回繰り返すことができるようになっている。なお、
開閉板19は、第2図に示すようにソレノイド35によ
って開閉駆動される(モータで開閉駆動されるものでも
良い)。また、開口18は、3つに分割され、中央の空
間が前記特定入賞口2゜を構成し、左右の空間が通常入
賞口を構成している。なお、前記特定入賞口2oには、
第2図で示すように特定人賞玉検出器38が設けられ、
また開口18に受け入れられた打玉をすべて検出する入
賞玉検出器39も設けられている。そして、入賞玉検出
器39で検出された打玉の数が開口18の後面壁に設け
られた入賞個数表示器23によって表示される。また、
開閉板19の開放中に特定入賞口20に打玉が入賞して
特定入賞玉検出器38をONさせ、前記した繰返し条件
が成立すると、その旨を表示するために開口18の内部
に設けられた特定入賞表示器21が点灯するようになっ
ている。また、開口18の内部後面には、大当り状態の
間中点滅して、その旨を報知する遊技効果ランプ22も
配置されている。そして、特定入賞表示器21と遊技効
果ランプ22とが同一の基板上に形成されている。
また、遊技領域12の可変入賞球装置17の下方には、
前記回転ドラム16a〜16cの可変表示を許容する始
動入賞口24a〜24cが設けられている。また、始動
入賞口24a〜24cには、第2図に示すように始動入
賞玉検出器40a〜40cが一体的に設けられ、始動入
賞口24a〜24cに人賞した打玉を検出して後述する
制御回路基板ボックス54に収納される制御回路基板に
形成される制御回路に検出信号を送るようになっている
更に、遊技領域12には、前記可変表示装置13の上部
左右側方にランプ風車25a、25bが設けられ、その
内部に遊技効果ランプ26a、26bが内蔵されている
。この遊技効果ランプ26a、26bは、可変入賞球装
置13に設けられる前記遊技効果ランプ22と同様に大
当り状態の間中動作して、その旨を遊技者に報知するも
のである。このような機能を有する遊技効果ランプは、
さらに可変入賞球装置13の左右側方及び下部側方に通
常の入賞口27a、27bや風車付入賞口29a、29
bにも遊技効果ランプ28a、28b、30a、30b
として内蔵されている。また、入賞口や風車に内蔵され
るばかりでなく、遊技盤10の中央両サイドにも遊技効
果ランプ31a31bが設けられ、前記前面枠2の上部
に設けられる枠ランプ装置32にも遊技効果ランプ32
aが内蔵されている。なお、これらのランプ類は、すべ
て同じ態様で点滅あるいは点灯するのではなく、点滅時
間を異ならせたりして異なる態様で駆動されることが望
ましい、またランプ類の一部は、大当り状態となったと
きだけでなく、前記回転ドラム16a〜16c等が可変
表示しているときにも異なる態様で点灯、あるいは点滅
して遊技の雰囲気を盛り上げるようになっている。更に
、遊技領域12の最下方には、上記したいずれの入賞領
域にも人賞しなかった打玉が遊技盤10の後方に導かれ
るアウト口33が設けられている。
次に、第2図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につい
て説明する。第2図において、前記遊技盤10は、遊技
盤取付具42によって遊技盤保持枠41に着脱自在に固
定されている。この遊技盤10の裏面には、前記の各入
賞口の裏面を覆うように入賞玉集合カバ一体34が取り
付けられている。この入賞玉集合カバ一体34の裏面に
は、遊技盤10に設けられる前記した各種の電気的機器
からの配線が一旦接続される中継端子基板37が取り付
けられている。また、入賞玉集合カバ一体34のほぼ中
央には、前記回転ドラム16a〜116cのドラム駆動
部36が後方に突出している。なお、中継端子基板37
の詳細については、後に詳述する。
一方、遊技盤10の裏面全体を覆うように機構板43が
開閉自在に設けられている。この機構板43には、第2
図において、−点鎖線で示すように、その前面側に入賞
玉を処理するための入賞玉処理機構が形成され、その後
面側に景品玉を払出すための景品玉払出機構が形成され
ている。入賞玉処理機構は、前記入賞玉集合カバ一体3
4に誘導されて左右に落下した入賞玉や前記可変入賞球
装置17内に入賞した入賞玉を受けて、−側に集合せし
める入賞玉検出器44と、該集合樋44によって集めら
れた入賞玉を1個づつ処理する入賞玉処理器45と、該
入賞玉処理器45から排出される入賞玉を受けて、図示
しない自動針を作動させて後述する景品玉払出装置51
を作動させるための入賞玉検出器路46等から成る。ま
た、機構板43の前面側には、前記アウト口33から排
出されるアウト玉を誘導するアウト玉払出通路47も形
成されている。
一方、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補給
される景品玉を貯溜する景品玉タンク48と、該景品玉
タンク48に貯溜されている景品玉を二列に整列させて
流下させる整列樋49と、該整列樋49からの景品玉の
流下方向をtaO度変化させるとともにその土圧を弱め
る屈曲4A50と、該屈曲樋50からの景品玉を所定個
数(13個)受け入れて、1つの入賞玉に対応してその
所定個数の景品玉を払出す景品玉払出装置51と、該景
品玉払出装置51から払出された景品玉を図示しない景
品玉排出通路を介して前記打球供給皿6に払出すための
連通口52と、前記前面枠2の裏面に固定される接続樋
53を介して前記余剰玉受皿9に払い出すための図示し
ない余剰玉通路とから成る。
また、機構板43の裏面には、図示しない制御回路基板
を収納する制御回路基板ボックス54が着脱自在に取り
付けられ、この制御回路基板には、前記可変表示装置1
3及び可変入賞球装置17等の動作を制御する制御回路
が構成されている。
ところで、遊技盤10に設けられる各種の電気的機器か
らの配線が一旦接続される中継端子基板37の詳細な構
造は、第3図に示すようになつている。すなわち、中継
端子基板37の中央には、前記制御回路基板ボックス5
4に内蔵される制御回路基板からの配線が接続される制
御回路用端子60.61が横方向に並列に形成されてい
る。この制御回路用端子60.61は、多数の接続ピン
を有する多極コネクタとして構成され、以下に説明する
すべての電気的部品と接続されるようになっている。ま
た、制御回路用端子60.61の間には、前記入賞個数
表示器23の配線の先端に接続される接続端子62Aが
接続される入賞個数表示器用端子62が形成され、制御
面路用端子60の上部には、前記継続回数表示器14及
び始動入賞記憶表示器15の配線の先端に接続される接
続端子63Aが接続される継続回数表示器用端子63が
形成されている。
さらに、中M端子基板37の周辺部には、多数の端子が
形成されているが、これを簡単に羅列的に説明すると、 遊技盤10の中央両サイドに配置される前記遊技効果ラ
ンプ31a、31bの配線の先端に接続される接続端子
64Aが接続される遊技効果ランプ用端子64、 前記特定入賞玉検出器38及び入賞玉検出器39の配線
の先端に接続される接続端子65Aが接続される■・1
0用端子65、 前記始動入賞玉検出器40a〜40cの配線の先端に接
続される接続端子66A、67Aが接続される始動入賞
玉検出器用端子66.67、前記特定入賞表示器21及
び遊技効果ランプ22の配線の先端に接続される接続端
子68Aが接続される特定入賞表示器用端子68、 前記開閉板19を駆動するソレノイド35の配線の先端
に接続される接続端子69Aが接続されるソレノイド用
端子69、 前記通常の入賞口27a、27bに内蔵される遊技効果
ランプ28a、28bの配線の先端に接続される接続端
子70A、70Bが接続される入賞ロランブ用端子70
 a、 70 b。
前記ランプ風車25a、25bに内蔵される遊技効果ラ
ンプ26a、26bの配線の先端に接続される接続端子
71A、71Bが接続されるランプ風車用端子フ1a、
71b、 前記風車付入賞口29a、29bに内蔵される遊技効果
ランプ30a、30bの配線の先端に接続される接続端
子72Aが接続される風車付入賞ロランプ用端子72、 前記枠ランプ装置32に内蔵される遊技効果ランプ32
aの配線の先端に接続される接続端子73Aが接続され
る枠ランプ装置用端子73、がそれぞれ接続されている
。なお、上記した各電気的部品のうちその一部の電気的
部品の配線は、第3図に示すように中継端子基板37に
直接接続されるのではなく、中継線を介して接続される
ものもある。
以上、大当り状態を出現することが可能なパチンコ遊技
機lの構成について説明して籾たが、このパチンコ遊技
機1とは、別体に構成され、且つ前記可変入賞球装置1
7に設けられる電気部品と接続可能なテスト装置80の
構成について第2図及び第4図を参照して説明する。ま
ず、第2図において、テスト装置80は、電源スィッチ
81を有している。この電源スィッチ81は、テスト装
置80を駆動する際に操作するものである。また、テス
ト装置80には、開成時間設定スイッチ82.83が設
けられている。この開成時間設定スイッチ82.83は
、接続すべき可変入賞球装置17の開閉板19の開成時
間に合せてセットするもので、調節し易いように2つの
調節ツマミから構成されている。図示の実施例において
は、一方の開成時間設定スイッチ82によってr20.
5秒」が設定され、他方の開成時間設定スイッチ83に
よって「5秒」が設定されて、合計「25゜5秒」の開
成時間に合せられている。なお、開成時間設定スイッチ
82.83を調節することにより、開閉板19の開成時
間の異なるいずれの機種に対しても対応させることがで
きる。
更に、テスト装置80には、1a続回数表示器84、入
賞個数表示器85、特定入賞表示器86、スピーカー8
7、スタートスイッチ88、及び切り替えスイッチ89
がそれぞれ設けられている。
継続回数表示器84、入賞個数表示器85、及び特定入
賞表示器86は、それぞれ特定入賞玉検出器38及び入
賞玉検出器39の信号に基づいて駆動されるもので、前
記継続回数表示器14、入賞個数表示器23、及び特定
入賞表示器21と同じ機能を奏するものである。これに
よって、テストモードにおける可変入賞球装置17に入
賞した入賞玉や、可変入賞球装置17の動作等に基づく
各種のデータを採取することができる。更に、スピーカ
ー87は、入賞時の音や開閉板19の開成中の音等の効
果音を発生するものである。また、スタートスイッチ8
8は、特定遊技状態となる信号を発生するためのもので
あり、これを操作することにより、一定時間後にテスト
装置80内に内蔵される後述する制御回路92(マイク
ロコンピュータ)に大当り信号を付与するものである。
更に、切り替えスイッチ89は、■・10制御1とV・
10iiIJ御2とに切り替えるものである。ここでV
・10制御1は、特定入賞口20を通過した入賞玉がそ
の後入賞玉検出器39を通過する構造の可変入賞球装置
17に適用されるもので、特定入賞玉検出器38の検出
信号が繰返し信号としてのみの機能を有する場合に選択
されるものである。これに対し、■・10制御2は、特
定入賞口20を通過した入賞玉がその後入賞玉検出器3
9を通過しない構造の可変入賞球装置17に適用される
もので、この場合には、特定入賞玉検出器38の検出信
号が繰返し信号としてばかりでなく、入賞玉計数信号と
して計数される場合に選択されるものである0図示の可
変入賞球装置17においては、特定入賞口20を通過し
た入賞玉がその後入賞玉検出器39を通過する構造であ
るため、■・10制御1が選択される。なお、可変入賞
球装置に入賞した打玉が入賞玉検出器を先に通過してか
ら特定入賞口に誘導される形式の可変入賞球装置にあり
では、■・10制御1を選択すればよく、また、該可変
入賞球装置17の構成に対応可能なように前記切り換え
スイッチ89を構成して、それに対応した制御を選択す
るようにしてもよい。
上記のように構成されるテスト装置8oは、可変入賞球
装置17の所定の動作を実質的に制御する電気的駆動源
であるソレノイド35に接続される信号線90が設けら
れ、その信号線9oの先端に接続端子90Aが設けられ
ている。図示の実施例の場合には、可変入賞球装置17
の実質的な動作が特定入賞玉検出器38及び入賞玉検出
器39によっても制御されるので、特定入賞玉検出器3
8及び入賞玉検出器39に接続される信号!!91も設
けられ、その信号線の先端に接続端子91Aが設けられ
ている。そして、信号線9oの接続端子90Aがソレノ
イド35の配線の接続端子69Aに接続され、信号La
91の接続端子91Aが特定入賞玉検出器38、入賞玉
検出器39の配線の接続端子65Aに接続される。つま
り、テスト装置80と可変入賞球装置17とを接続する
には、まず、ソレノイド35の配線の接続端子69Aを
中継端子基板37のソレノイド用端子69から抜いて信
号線90の接続端子90Aに接続し、特定入賞玉検出器
38、入賞玉検出器39の配線の接続端子65Aを中継
端子基板37のV・10用端子65から抜いて信号線9
1の接続端子91Aに接続すればよい。このように接続
することにより、特定入賞玉検出器38及び入賞玉検出
器39の検出信号がテスト装置80の制御回路92に与
えられ、また、制御回路92からソレノイド35に駆動
信号が与えられることになる。
なお、信号線90.91と可変入賞球装置17との接続
は、パチンコ遊技機を設置するパチンコ島の上部に設け
られる開閉自在な幕板を開放させて信号線90.91を
通し、その後、接続すればよい。
ところで、テスト装置80に内蔵される制御回路92は
、第4図に示すような構成となっている。すなわち、制
御回路92は、マイクロコンピュータで構成され、該マ
イクロコンピュータ92は、制御動作を所定の手順で実
行するMPU93とMPU93の動作プログラムデータ
を格納するROM95と、必要なデータの書込み及び読
出しができるRAM94とを含む、ROM95の中には
、前記制御回路基板ボックス54に内蔵される制御回路
基板に形成されるROM内のプログラムのうち大当り状
態後の可変入賞球装置17の動作を制御するプログラム
と同一のプログラムが含まれ、RAM94の中には、特
定入賞玉検出器38、入賞玉検出器39からの信号に基
づくデータを記憶する領域が形成されている。更に、マ
イクロコンピュータ92は、人力信号を受けてMPU9
3に入力データを与え、MPU93からの出力データを
受けて外部に出力する入出力回路96とを含む。
マイクロコンピュータ92には、特定入賞玉検出器38
、入賞玉検出器39、開成時間設定スイッチ82.83
、スタートスイッチ88、及び切り替えスイッチ89か
ら検出回路97〜101を介して人力信号が与えられる
。このうち、特定入賞玉検出器38及び入賞玉検出器3
9からの入力信号は、当然のことながら信号線91を介
して導入されるものである。なお、前記検出回路97.
98は、近接スイッチやマイクロスイッチ等の種類の異
なるスイッチのいずれが接続されても正常に作動するよ
うに回路構成されている。また、マイクロコンピュータ
92からは、制御回路102を介して継続回数表示器8
4、入賞個数表示器85、及び特定入賞表示器86に制
御信号が与えられ、駆動回路103を介してソレノイド
35に駆動信号が与えられる。この駆動信号は、当然の
ことながら信号線90を介して送られるものである上記
したテスト装置80の制御回路92によって制御される
動作について、第5図に示すフロー図に基づいて説明す
る。
まず、信号線90.91をソレノイド35と特定入賞玉
検出器38及び入賞玉検出器39に接続し、電源スィッ
チ81をONさせた状態で、スタートスイッチ88がO
Nされたか否かが判別される(ステップS1)、スター
トスイッチ88がONされるということは、前記したよ
うに制御回路92に大当り信号が付与されるということ
であるため、ONしたと判別されたときには、まずタイ
マT1がセットされ(ステップS2)、その後、切り替
えスイッチ89がV・10制御1を選択しているか否か
が判別される(ステップS3)。■・10制御スイツチ
1が選択されている場合には、次のステップS4に進み
、選択されていない場合、すなわちV−tO制御2が選
択されている場合には、後述するステップS6に進む。
■・10制御1が選択されている場合には、前記タイマ
Tが終了したか否かが判別され(ステップS4)、終了
するのを待って可変入賞球装置17の大当り制御が開始
される(ステップS5)。
したがって、パチンコ機1の操作ハンドル8を操作して
遊技を行うことにより、テストモードにおける可変入賞
球装置1フへの入賞玉に関するデータ等を継続回数表示
器84や入賞個数表示器85を参照して採取することが
できる。この際、開閉板19の開成時間は、開成時間設
定スイッチ82.83によって設定された時間で行われ
、また、特定入賞玉検出器38からの信号は、繰返し信
号としてのみ扱われる。
一方、■・10制御2が選択されている場合には、前記
タイマTが終了したか否かが判別され(ステップS6)
、終了するのを待って可変入賞球装置17の大当り制御
が開始され(ステップS7)、前記と同様にテストモー
ドにおける可変入賞球装置17に関するデータを採取す
ることができる。この際、開閉板19の開成時間は、開
成時間設定スイッチ82.83によって設定された時間
で行われ、また、特定入賞玉検出器38からの信号は、
繰返し信号と入賞玉計数信号として扱われる。
以上、実施例に係るパチンコ遊技機1と該パチンコ遊技
機1に接続されて使用されるテスト装置80について説
明してきたが、この実施例によれば、可変入賞球装置1
7の特定遊技状態における動作態様を実行させることが
できる制御回路92と、スタートスイッチ88の操作に
基づき制御回路92の駆動指令信号を発生させる特定遊
技状態発生回路とをテスト装置80内に設けているので
、特定遊技状態となった後の可変入賞球装置17の動作
だけを行わせることができる。そして、テスト装置80
がパチンコ遊技機1とは別体に設けられているので、通
常の営業中には、これらを接続しないことによって店員
と遊技者とが結託する不正行為を防止することができ、
また、テストモードにおいては、これらを接続すること
により、直ちに特定遊技状態を発生させて、可変入賞球
装置17に関するデータを採取することができる。
なお、上記した実施例では、テスト装置80に特定入賞
玉検出器38や入賞玉検出器39と接続する信号線91
を設けたが、特定入賞玉検出器38や入賞玉検出器39
を有する可変入賞球装置17であっても、これらを接続
せずに電気的駆動源の時間的な制御だけで行われる状態
でのデータを採取したい場合には、テスト装置80には
、少なくとも電気的駆動源であるソレノイド35と接続
される信号線90だけが設けてあればよい。
また、上記したテスト装置80や弾球遊技機1の変形例
として、以下のようなものが考えられる■ 1つのテス
ト装置80で複数の弾球遊技機に対応できるようにして
もよい。この場合、テスト装置80からの信号線の数を
弾球遊技機に比例して多くすればよい。
■ 弾球遊技機とテスト装置80との接続方法において
、信号線90.91を中継端子基板37の制御回路用端
子60.61のソレノイド35や特定入賞玉検出器38
、入賞玉検出器39に対応するピンに接続しても良いし
、中継端子基板37に信号線90.91と接続するため
の専用の端子を予め設けておいて、その専用の端子に信
号線9091を接続しても良い。また、この専用の接続
端子を中継端子基板37ではなく、前面枠2を開放する
ことなく接続するために、例えば、前記枠ランプ装置3
2の一部に着脱自在なカバーを設け、該カバー内に接続
端子を設けて遊技機の前面に臨むように設置し、これに
信号線90.91を接続するようにしてもよい。更に、
制御回路基板ボックス54内の制御回路に形成される特
定入賞玉検出器38及び入賞玉検出器39の検出回路及
びソレノイド35の駆動回路を介して信号線90.91
を接続しても良い。
■ テスト装置80の表示器に表示されるデータとして
、上記した継続回数や入賞個数に代えて、あるいは加え
て、1回の大当り状態中の総入賞個数を表示する表示器
を設けたり、あるいは、総入賞個数から算出される景品
玉数を表示する表示器を設けたりしてもよい。この景品
玉数を表示される表示器には、打込玉数と払出玉数との
差数を演算して表示しても良い。また、特定入賞口20
への入賞率を把握するために特定入賞口20への入賞個
数を表示する表示器を設けてもよいし、更に、開成中の
開閉板19の側方に衝突した打玉が側方下方に配置され
た入賞口(第1図に示す実施例では、24b、24c)
に誘導されるように制御される遊技内容を有するものに
あっては、その人貫目に入賞した入賞玉数を表示する表
示器を設けてもよい。また、上記した表示器に表示され
るデータをプリントするプリンターをテスト装置に付設
しても良い。なお、大当り制御を行うことによって払出
された景品玉の数を計数カウンタ器で直接計数する場合
は、前記入賞個数表示器85は、必ずしも必要ではない
■ スタートスイッチ88を1回押圧することに基づい
て大当り制御を複数回行うことができるような設定スイ
ッチを設けたものでもよい。
■ 大当り状態を出現させる遊技内容を有する弾球遊技
機として、実施例のようにいわゆるフィバ−タイプと言
われる弾球遊技機だけでなく、いわゆるヒコーキタイプ
と言われる弾球遊技機や権利ものと言われる弾球遊技機
であってもよい。この場合、どの種類の弾球遊技機かを
選択する機種選択スイッチをテスト装置80に設けて1
つのテスト装置80で複数の機種に対応できるように構
成しても良い。
■ 信号線90.91を接続した際、テスト装置80を
弾球遊技機の裏面に設置した状態で使用しても良い、こ
の場合には、テスト装置80と継続回数表示器14や入
賞個数表示器23とを接続して、遊技盤10上にデータ
を表示するようにしてもよい。
■ テスト装置80に設けられるスタートスイッチ88
を押圧動作することに代えて、特定入賞玉検出器3B又
は入賞玉検出器39からの信号を受けてテスト装置80
内に設けられる特定遊技状態発生回路を駆動するように
してもよい。
■ 可変入賞球装置17の構造は、上記した実施例とは
異なる構造であってもよく、例えば、一対の玉受部材を
開閉するものや、玉受部材をスライドさせる構造のもの
であってもよい。また、可変入賞球装置17の特定遊技
状態として、上記実施例では、大当り状態だけがある遊
技内容について説明したが、大当り状態だけでなく中当
り状態や小当り状態がある遊技内容を有するものにあっ
ては、特定遊技状態として中当り状態又は小当り状態を
指定し、それに合せて電気的駆動源の作動態様を調節で
きる調節部材、例えば、可変入賞球装置が開閉する回数
を設定するスイッチをテスト装置80に設けてもよい。
■ 上記した実施例では、大当り制御中に可変入賞球装
置が一旦閉成するが、その閉成している時間を任意に設
定するスイッチを設けてもよい。
[相] 開閉板19の1回の開成で受け入れることがで
きる打玉の最大数を設定するスイッチを設けてもよい。
■ 弾球遊技機として、持ち玉データが記憶されたカー
ドを使用して遊技する、いわゆるカード式弾球遊技機で
あってもよい。
[発明の効果] 以上、説明したところから明らかなように、この発明に
係るテスト装置は、可変入賞球装置の電気的駆動源と接
続される信号線と、該電気的駆動源を特定遊技状態にお
ける所定の態様で駆動制御させることができる駆動制御
手段と、該駆動制御手段の駆動指令信号を発生させる特
定遊技状態信号発生手段とをテスト装置内に設けている
ので、特定遊技状態となった後の可変入賞球装置の動作
だけを行わせることができると共に、テスト装置が弾球
遊技機とは別体に設けられているので、通常の営業中に
は、これらを接続しないことによって店員と遊技者とが
結託する不正行為を防止することができ、また、テスト
モードにおいては、これらを接続することにより、直ち
に特定遊技状態を発生させて、可変入賞球装置に関する
データを採取することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係るテスト装置が適用される弾球遊
技機の一例としてのパチンコ遊技機の正面図、第2図は
、パチンコ遊技機の背面を示すと共にテスト装置との接
続状態を示す説明図、第3図は、主として遊技盤に設け
られる電気部品と中継端子基板との接続関係を示す説明
図、第4図は、テスト装置の制御回路を示すブロック図
、¥S5図は、テスト装置の具体的な制御動作を示すフ
ロー図である。 1・・パチンコ遊技機(弾球遊技機)  3 17 5 0 8 0 2 可変表示装置(特定遊技状態発生装置)可変入賞球装置 ソレノイド(電気的駆動源) テスト装置 スタートスイッチ 信号線 マイクロコンピュータ (駆動制御手段、特定遊技状態信号発生手段を含む)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技状態が予め定めた特定遊技状態となったときに、電
    気的駆動源の作動によって打玉を受け入れ難いか又は受
    け入れない第2の状態から打玉を受け入れ易い第1の状
    態に変化する可変入賞球装置を所定の態様で駆動制御す
    る駆動制御回路基板を備えた弾球遊技機に接続して使用
    されるテスト装置であつて、 該テスト装置は、少なくとも、 前記可変入賞球装置の前記電気的駆動源に接続される信
    号線と、 前記電気的駆動源を前記所定の態様で駆動制御すること
    ができる駆動制御手段と、 該駆動制御手段に前記特定遊技状態と同等な信号を付与
    する特定遊技状態信号発生手段と、を含んで構成される
    ことを特徴とする弾球遊技機のテスト装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07313672A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Fuji Shoji Kk 弾球遊技機用遊技盤及び弾球遊技機用遊技盤の検査装 置
JPH0824422A (ja) * 1994-07-20 1996-01-30 Fuji Shoji Kk 遊技機の検査装置
JP2009066298A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Three Stone:Kk 遊技機試験装置、この装置の設定方法、コンピュータプログラム

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