JPH04126952U - モータグレーダのブレード昇降装置 - Google Patents

モータグレーダのブレード昇降装置

Info

Publication number
JPH04126952U
JPH04126952U JP3957091U JP3957091U JPH04126952U JP H04126952 U JPH04126952 U JP H04126952U JP 3957091 U JP3957091 U JP 3957091U JP 3957091 U JP3957091 U JP 3957091U JP H04126952 U JPH04126952 U JP H04126952U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cylinder
valve
pressure oil
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3957091U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2540633Y2 (ja
Inventor
敏男 小島
和基 徳永
常夫 金子
康夫 高沢
Original Assignee
株式会社小松エスト
株式会社小松製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小松エスト, 株式会社小松製作所 filed Critical 株式会社小松エスト
Priority to JP3957091U priority Critical patent/JP2540633Y2/ja
Publication of JPH04126952U publication Critical patent/JPH04126952U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540633Y2 publication Critical patent/JP2540633Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレードを真直ぐに昇降できるし、ブレード
の一点を基準として斜めにできるようにする。 【構成】 ブレードを昇降する左ブレードシリンダ47
と右ブレードシリンダ44、ブレードを左右に揺動する
シフトシリンダ50、前記左ブレードシリンダ47に圧
油を供給する左ブレード弁23、前記右ブレードシリン
ダ44に圧油を供給する右ブレード弁29、左右ブレー
ド弁23,29を同時操作した時に切換え作動してシフ
トシリンダ50に圧油を供給する左右補正用電磁弁2
6,20、左右ブレード弁23,29の一方を操作した
時に切換え作動して他方のブレードシリンダに圧油を供
給するシフト補正用電磁弁39を備えたもの。 【効果】 ブレードを昇降する時にはシフトシリンダ5
0が伸縮してブレードを真直ぐに昇降できるし、ブレー
ドを斜めとする時には反対側のブレードシリンダも伸縮
してブレードの一点を基準として斜めにできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モータグレーダのブレードを昇降する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、モータグレーダのブレード1は左右ブレードシリンダ2, 3で昇降されると共に、シフトシリンダ4で左右に揺動される構成としてある。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 このようであるから、左右ブレードシリンダ2,3を伸長してブレード1を下 降する時にシフトシリンダ4のために図1の一点鎖線で示すように左右方向に移 動しながら下降するので、ブレードを道路縁石に合せて下降する際には車体を移 動するか、シフトシリンダ4を伸縮してブレード1を真直ぐに降下させる必要が あり、その操作が大変面倒である。 また、一方のブレードシリンダを伸長してブレード1を斜めとする時にはブレ ード1が図1の2点鎖線で示すように、反対側が上ってしまうのでブレード1を 水平姿勢から斜めとすることができず、その必要がある場合には他方のブレード シリンダを伸縮する必要があって操作が大変面倒となる。
【0004】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたモータグレーダのブレー ド昇降装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
左右ブレード弁を操作した時にシフトシリンダに圧油を供給するシフト補正用 弁と、左右ブレード弁の一方を操作した時には反対側のブレードシリンダに圧油 を供給する補正用弁を設けたもの。
【作 用】
ブレードを昇降する時にはシフト補正用弁よりシフトシリンダに圧油を供給し てブレードを真直ぐに昇降できるし、一方のリフトシリンダを伸縮してブレード を右下り、左下りに斜めとする時には補正用弁によって反対側のリフトシリンダ を伸縮してブレードの一点を基準として斜めにできる。
【0005】
【実 施 例】
図2に示すように、エンジンEで駆動される作業機用油圧ポンプ10の吐出圧 油は主流量分配弁11で第1、第2回路12,13に1対1の割合で供給され、 第1回路12の圧油は第1流量分配弁14で第3、第4回路15,16に1対2 の割合で供給され、前記第2回路13の圧油は第2流量分配弁17で第5、第6 回路18,19に1対2の割合で供給される。 前記第3回路15の圧油は右補正用電磁弁20で右第1、第2補正回路21, 22に供給され、第4回路16の圧油は左ブレード弁23で左第1、第2ブレー ド回路25,26に供給され、第5回路18の圧油は右補正用電磁弁26で左第 1、第2補正回路27,28に供給され、第6回路19の圧油は右ブレード弁2 9で右第1、第2ブレード回路30,31及びシフト弁32で第1、第2シフト 回路33,34に供給される。 前記エンジンEで駆動されるステアリングポンプ35の吐出圧油は第3流量分 配弁36で第7、第8回路37,38に1対2の割合で供給され、第7回路37 の圧油は補正用電磁弁39で第1、第2シフト補正回路40,41に供給され、 第8回路38はステアリング弁42でステアリングシリンダ43に供給される。 前記右第1、第2補正回路21,22と右第1、第2ブレード回路30,3 1は右ブレードシリンダ44の伸長室45、縮小室46にそれぞれ接続し、前記 左第1、第2補正回路27,28と左第1、第2ブレード回路24,25は左ブ レードシリンダ47の伸長室48、縮小室49にそれぞれ接続し、前記第1、第 2シフト回路33,34と第1、第2シフト補正回路40,41がシフトシリン ダ50の伸長室51、縮小室52に接続している。 前記左ブレード弁23、右ブレード弁29、シフト弁32は手動操作で中立位 置aから伸長位置b、縮小位置cに切換えられ、前記右補正用電磁弁20、左補 正用電磁弁26、補正用電磁弁39は常時中立位置aに保持され、第1ソレノイ ド20a,26a,39aに通電すると伸長位置bとなり、第2ソレノイド20 b,26b,39bに通電すると縮小位置cとなる。 図3は電気回路図であり、左右ブレード弁23,29を伸長、縮小位置b、c とするとONする左右ブレード下げ、上げスイッチ50,51,52,53と、 そのスイッチがONするとONする右左第1、第2補正リレースイッチ54,5 5,56,57と、右ブレード下げ、上げスイッチ52,53をONするとON する第1、第2シフト補正リレースイッチ58,59を有し、これらリレースイ ッチは前記各ソレノイドに接続し、各ソレノイドはリレースイッチ61でアース に接続し、このリレースイッチ60は第1、第2、第3、第4、第5、第6リレ ースイッチ61,62,63,64,65,66でON、OFFされる。
【0006】 次に作動を説明する。 左ブレード弁23を伸長位置bとすると左ブレード下げスイッチ50がONし 、右第1補正リレースイッチ54がONして右補正用電磁弁20の第1ソレノイ ド20aに通電され伸長位置bとなる。 これにより、左ブレードシリンダ47の伸長室48に圧油が供給されて伸長し 、右ブレードシリンダ44の伸長室45に圧油が供給されて伸長し、ブレード7 0は図4に仮想線で示すように右下隅部のA点を基準として左下りに斜めとなる 。 また、左ブレード弁23を縮小位置cとすると左上げスイッチ51がONして 右第2補正スイッチ55がONし、右補正用電磁弁20の第2ソレノイド20b に通電されて縮小位置cとなるから、ブレード70は図でA点を基準として左上 りに斜めとなる。 なお、右ブレード弁29を伸長位置b、縮小位置cとした時には前述と同様に 左補正用電磁弁26が伸長位置b、縮小位置cとなってブレード70が図4でB 点を基準として右下り、左上りに斜めとなる。 左右ブレード弁23,29を伸長位置bとすると右左第1補正スイッチ54, 56がONするが、これにより第1、第2リレースイッチ61,62がONして リレースイッチ60がOFFとなるので右左補正用電磁弁20,26は中立位置 aとなり、第1シフト補正リレースイッチ58がONしてシフト補正用電磁弁3 9が伸長位置となるから、図4に一点鎖線で示すようにブレード70は真直ぐに 下降する。 左右ブレード弁23,29を縮小位置cとした時にはシフト補正用電磁弁39 が縮小位置cとなってブレード70は真直ぐに上昇する。
【0007】
【考案の効果】
左右ブレードシリンダ47,44を伸縮してブレード70を昇降する時にはシ フト用補正弁が切換ってシフトシリンダ50に圧油が供給されるから、ブレード 70を真直ぐに昇降できる。 一方のブレードシリンダ47を伸縮してブレード70を斜めにする時には一方 の補正用弁が切換って他方のブレードシリンダ47が伸縮し、ブレード70はそ の一点を基準として左下り、右下りに斜めとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の不具合説明図である。
【図2】油圧回路図である。
【図3】電気回路図である。
【図4】動作説明図である。
【符号の説明】
20 右補正用電磁弁、23 左ブレード弁、26 左
補正用電磁弁、29右ブレード弁、44 右リフトシリ
ンダ、47 左リフトシリンダ、50 シフトシリン
ダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 徳永 和基 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内 (72)考案者 金子 常夫 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内 (72)考案者 高沢 康夫 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左ブレードシリンダ47と右ブレードシ
    リンダ44でブレード70を昇降し、シフトシリンダ5
    0でブレード70を左右に揺動させるモータグレーダの
    ブレード昇降装置において、前記左ブレードシリンダ4
    7に圧油を供給する左ブレード弁23と右ブレードシリ
    ンダ44に圧油を供給する右ブレード弁29を同時操作
    した時に切換え作動してシフトシリンダ50に圧油を供
    給するシフト補正用弁と、左右ブレード弁23,29の
    一方を操作した時に切換え作動して他方のブレードシリ
    ンダに圧油を供給する補正用弁を設けたことを特徴とす
    るモータグレーダのブレード昇降装置。
JP3957091U 1991-05-01 1991-05-01 モータグレーダのブレード昇降装置 Expired - Lifetime JP2540633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3957091U JP2540633Y2 (ja) 1991-05-01 1991-05-01 モータグレーダのブレード昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3957091U JP2540633Y2 (ja) 1991-05-01 1991-05-01 モータグレーダのブレード昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04126952U true JPH04126952U (ja) 1992-11-19
JP2540633Y2 JP2540633Y2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=31920833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3957091U Expired - Lifetime JP2540633Y2 (ja) 1991-05-01 1991-05-01 モータグレーダのブレード昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540633Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022264713A1 (ja) * 2021-06-15 2022-12-22 株式会社小松製作所 作業機械および作業機械を制御するための方法
WO2023238504A1 (ja) * 2022-06-08 2023-12-14 株式会社小松製作所 作業機械、作業機械を制御するための方法、及びシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022264713A1 (ja) * 2021-06-15 2022-12-22 株式会社小松製作所 作業機械および作業機械を制御するための方法
WO2023238504A1 (ja) * 2022-06-08 2023-12-14 株式会社小松製作所 作業機械、作業機械を制御するための方法、及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2540633Y2 (ja) 1997-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04126952U (ja) モータグレーダのブレード昇降装置
JPS61152204A (ja) 農用トラクタの油圧昇降装置
JP2539549Y2 (ja) 高所作業車用非常下降装置
JPH0447221Y2 (ja)
JPH0724396Y2 (ja) 高所作業車の安全装置
JP6932471B2 (ja) 杭打機及び杭打機の使用方法
JP3378472B2 (ja) バックホウ
JPH10183674A (ja) 土工具昇降装置
JPS5820638Y2 (ja) 産業車両における荷役安全装置
AU692825B2 (en) Automatic leveling system for blasthole drills
JP2538146Y2 (ja) 作業機支持フレームの昇降装置
JP2602012Y2 (ja) アウトリガジャッキの制御装置
JP2589734Y2 (ja) 高所作業車のステップ装置
JP3235819B2 (ja) 昇降式運転室を有する作業機
JPS644792Y2 (ja)
JPH01309859A (ja) 特殊車両におけるアウトリガの伸長防止装置
JPS639633Y2 (ja)
JP2568839Y2 (ja) 高所作業車の作業台移動制御装置
JP2548986Y2 (ja) 高所作業車のレベリング装置
JPH0745124Y2 (ja) 作業車における作業部の傾斜制御装置
CA2129590A1 (en) Automatic leveling system for blasthole drills
JPH0533517Y2 (ja)
JPH0752189Y2 (ja) モータグレーダの作業機用油圧回路
JPH04112160U (ja) ジヤツキ付作業車
JPH0739203A (ja) トラクタの作業機昇降操作装置