JP3378472B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP3378472B2 JP18205197A JP18205197A JP3378472B2 JP 3378472 B2 JP3378472 B2 JP 3378472B2 JP 18205197 A JP18205197 A JP 18205197A JP 18205197 A JP18205197 A JP 18205197A JP 3378472 B2 JP3378472 B2 JP 3378472B2
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバックホウにおい
て、運転部を覆う外部フレームとバックホウ装置のバケ
ットとの接触を避ける為の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バックホウにおいて、運転部を覆う外部
フレームとバケットとの接触を避けるために、牽制面を
想定して、その牽制面を越えるバケットの掻込み作動は
自動的に停止されるようになっている。そして、この牽
制面上にバケットが位置する状態で、ブームに対する上
昇指令があると、バケットが牽制面を越えて運転部側に
侵入することを回避する為に、バケットは一旦排土側に
移動した後上昇を開始するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の場合には、運転
者が行った操作はブームに対する上昇操作を行っただけ
であるにも拘らず、バケットが最初に排土側に移動する
ので、運転者に採って操作上の違和感があることは否め
なかった。本発明の目的は前述のような牽制面における
操作上の違和感を回避する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕 請求項1に係る発明の特徴構成は、バケットの位置を検
出する位置センサーを備えるとともに、位置センサーの
検出に基づいて前記バケットの作動を制御する制御手段
を設け、運転部を覆う外部フレームから外向きに所定距
離だけ離れた空間位置に、バケットが外部フレームに接
触することを回避できる第1牽制面を想定するととも
に、第1牽制面よりもさらに外側に第2牽制面を想定
し、制御手段によって、前記バケットが前記第2牽制面
より外側に位置する場合において、アームに対する掻き
込み指令に基づいて、前記バケットが運転部に向けて作
動しても前記第2牽制面で前記運転部側への前記バケッ
トの侵入を停止阻止するとともに、前記第2牽制面上及
びこれより外側において上昇指令があると、バケットが
上昇作動を開始するように、かつ、前記第1牽制面上に
おいて上昇指令があると、バケットは一旦排土側への移
動を行った後に上昇作動することを開始するように構成
してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0005】〔作用〕つまり、牽制面として二つのもの
を設け、運転部より離れた側に位置する第2牽制面上及
びこれより外側において、ブームの上昇指令があると、
バケットは上昇作動を開始する。但し、メインテナンス
等の必要から第2牽制面を越えてバケットが第1牽制面
上まで入り込んだ場合には、上昇指令があっても、バケ
ットは一旦排土側に移動してから上昇作動する。
【0006】〔効果〕これによって、操作上での違和感
を低減できるに到った。
【0007】〔構成〕請求項2に係る発明の特徴構成
は、請求項1に係る発明の特徴構成において、アームに
対する掻込み指令によって、バケットが前記第2牽制面
を越えて掻込み側に移動することを許容する状態に切り
換えることのできる、牽制モード切換手段を備えている
点にあり、その作用効果は次の通りである。
【0008】〔作用〕つまり、牽制モード切換手段によ
って、運転者は第2牽制面を越えてバケットを掻込み側
に操作することができる。
【0009】〔効果〕これによって、メインテナンス時
等の操作性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はバックホウの全体側面を示
しており、ゴムクローラ型式の走行装置1に旋回台2が
支持され、旋回台2の前部にバックホウ装置3が備えら
れている。バックホウ装置3は、油圧シリンダ11によ
り上下に揺動操作されるブーム4、油圧シリンダ12に
より前後に揺動操作されるアーム5、及び油圧シリンダ
13により揺動操作されるバケット6を備えて構成され
ている。
【0011】バックホウ装置3のブーム4は、上下に揺
動操作される第1ブーム部分4a、第1ブーム部分4a
の前端の軸芯P1周りに揺動自在に連結された第2ブー
ム部分4b、第2ブーム部分4bの前端の軸芯P2周り
に揺動自在に連結された支持ブラケット4cで構成され
ており、支持ブラケット4cにアーム5が連結されてい
る。第1ブーム部分4aと支持ブラケット4cとに亘
り、連係リンク8が架設されて平行四連リンクが構成さ
れており、油圧シリンダ7により第2ブーム部分4bを
揺動操作することによって、アーム5及びバケット6を
平行に左右移動させる。
【0012】図1及び図5に示すように旋回台2におい
て、右側にバックホウ装置3が配置され、左側に運転席
14や右及び左操作レバー9,10等で構成された運転
部15が配置されている。旋回台2の左右中央におい
て、バックホウ装置3と運転部15とを仕切る窓付きの
縦仕切り板16が設けられており、縦仕切り板16の上
端に旋回台2の外側に沿った上仕切り板17が固定され
ている。ここに縦仕切り板16と上仕切り板17とを外
部フレームと称する。
【0013】次に油圧回路構造、バックホウ装置3及び
旋回台2等の操作構造について説明する。図2に示すよ
うに、第1ブーム部分4a(ブーム4)の油圧シリンダ
11の制御弁21、アーム5の油圧シリンダ12の制御
弁22、バケット6の油圧シリンダ13の制御弁23、
旋回台2の旋回モータ18の制御弁24、第2ブーム部
分4bの油圧シリンダ7の制御弁25、右の走行装置1
の制御弁26、左の走行装置1の制御弁27、サービス
ポート(図示せず)の制御弁28、並びに図1に示すド
ーザ19を昇降操作する油圧シリンダ51の制御弁29
が備えられており、ポンプ20からの作動油が制御弁2
1〜29に供給されている。
【0014】第1ブーム部分4aの制御弁21、アーム
5の制御弁22、バケット6の制御弁23、旋回台2の
制御弁24及び第2ブーム部分4bの制御弁25が、パ
イロット圧によるパイロット操作式で中立復帰型であ
る。右及び左の走行装置1の制御弁26,27、サービ
スポートの制御弁28、ドーザ19の制御弁29が、操
作レバー(図示せず)により操作される機械操作式で中
立復帰型である。
【0015】図3に示すように右操作レバー9は前後左
右に操作自在に構成されており、右操作レバー9の後操
作によりパイロット圧を発生するパイロット弁31a、
及び右操作レバー9の前操作によりパイロット圧を発生
するパイロット弁31b、右操作レバー9の右操作によ
りパイロット圧を発生するパイロット弁33a、及び右
操作レバー9の左操作によりパイロット圧を発生するパ
イロット弁33bが備えられている。
【0016】左操作レバー10も同様に前後左右に操作
自在に構成されており、左操作レバー10の後操作によ
りパイロット圧を発生するパイロット弁32a、及び左
操作レバー10の前操作によりパイロット圧を発生する
パイロット弁32b、左操作レバー10の右操作により
パイロット圧を発生するパイロット弁34a、及び左操
作レバー10の左操作によりパイロット圧を発生するパ
イロット弁34bが備えられている。
【0017】図3に示すように左右に踏み操作自在な操
作ペダル39が備えられており、操作ペダル39の左踏
み操作によりパイロット圧を発生するパイロット弁35
a、及び操作ペダル39の右踏み操作によりパイロット
圧を発生するパイロット弁35bが備えられている。パ
イロット弁31a〜35bにパイロット圧を供給するパ
イロットポンプ30が備えられている。
【0018】図2及び図3に示すように、右操作レバー
9のパイロット弁31a,31bと第1ブーム部分4a
の制御弁21、右操作レバー9のパイロット弁33a,
33bとバケット6の制御弁23とが、パイロット油路
を介して接続されており、左操作レバー10のパイロッ
ト弁32a,32bとアーム5の制御弁22、左操作レ
バー10のパイロット弁34a,34bと旋回台2の制
御弁24とが、パイロット油路を介して接続されてい
る。操作ペダル39のパイロット弁35a,35bと第
2ブーム部分4bの制御弁25とが、パイロット油路を
介して接続されている。
【0019】以上の構造により右操作レバー9を後操作
するとパイロット弁31aからのパイロット圧により、
制御弁21が第1ブーム部分4aの上昇側(油圧シリン
ダ11の伸長側)に操作され、右操作レバー9を前操作
するとパイロット弁31bからのパイロット圧により、
制御弁21が第1ブーム部分4aの下降側(油圧シリン
ダ11の収縮側)に操作される。右操作レバー9を右操
作するとパイロット弁33aからのパイロット圧によ
り、制御弁23がバケット6の排土側(油圧シリンダ1
3の収縮側)に操作され、右操作レバー9を左操作する
とパイロット弁33bからのパイロット圧により、制御
弁23がバケット6の掻き込み側(油圧シリンダ13の
伸長側)に操作される。
【0020】左操作レバー10を後操作するとパイロッ
ト弁32aからのパイロット圧により、制御弁22がア
ーム5の掻き込み側(油圧シリンダ12の伸長側)に操
作され、左操作レバー10を前操作するとパイロット弁
32bからのパイロット圧により、制御弁22がアーム
5の排土側(油圧シリンダ12の収縮側)に操作され
る。左操作レバー10を右操作するとパイロット弁34
aからのパイロット圧により、制御弁24が旋回台2の
右旋回側に操作され、左操作レバー10を左操作する
と、パイロット弁34bからのパイロット圧により、制
御弁24が旋回台2の左旋回側に操作される。
【0021】操作ペダル39を左踏み操作するとパイロ
ット弁35aからのパイロット圧により、第2ブーム部
分4bの制御弁25が左揺動側(油圧シリンダ7の伸長
側)に操作され、操作ペダル39を右踏み操作するとパ
イロット弁35bからのパイロット圧により、第2ブー
ム部分4bの制御弁25が右揺動側(油圧シリンダ7の
収縮側)に操作される。
【0022】右及び左操作レバー9,10、操作ペダル
39を中立位置から大きく操作する程、パイロット弁3
1a〜35bのパイロット圧が大きくなるように構成さ
れている。これにより、右及び左操作レバー9,10、
操作ペダル39を中立位置から大きく操作する程、パイ
ロット弁31a〜35bのパイロット圧が大となり、制
御弁21〜25が流量大側に操作される。つまり、右及
び左操作レバー9,10、操作ペダル39を大きく操作
する程、油圧シリンダ7,11,12,13及び旋回モ
ータ18が高速で作動する。
【0023】次に、旋回台2に対して設定される第1前
牽制面A1、第2前牽制面A3、横牽制面A2等につい
て説明する。図4及び図5に示すように、縦仕切り板1
6の前縁部及び上仕切り板17の前縁部より前方に所定
距離だけ離れた第1前牽制面A1、その第1前牽制面A
1よりさらに前方に第2前牽制面A3及び縦仕切り板1
6の横側部から右方に所定距離だけ離れた横牽制面A2
が、制御装置40(図3参照)に設定されている。
【0024】この場合、バケット6をアーム5の先端に
連結しているバケットピン6aが、第1前牽制面A1に
位置する状態において、バケット6を最も運転部15側
に近づくように揺動操作しても、縦仕切り板16の前縁
部及び上仕切り板17の前縁部から所定距離だけ離れた
軌跡C1に、バケット6の先端が位置するように第1前
牽制面A1が設定されている。バケットピン6aが横牽
制面A2に位置する状態において、バケット6の左横側
面が縦仕切り板16から所定距離だけ離れた軌跡C2に
位置するように、横牽制面A2が設定されている。
【0025】第2前牽制面A3、横牽制面A2から所定
距離だけ前方又は右方に離れた面が設定され、この空間
の面と第2前牽制面A3及び横牽制面A2との間が、前
牽制領域B1及び横牽制領域B2として制御装置40に
設定されている。以上のような前及び横牽制面A1,A
3,A2、前及び横牽制領域B1,B2は旋回台2に対
して設定されているものであり、旋回台2が旋回するの
に伴い、旋回台2と一緒に移動していくものである。
【0026】図1及び図4に示すように、旋回台2と第
1ブーム部分4aとの連結部に、旋回台2に対する第1
ブーム部分4aの上下角度を検出する角度センサー36
が備えられ、第1及び第2ブーム部分4a,4bの連結
部に、第1ブーム部分4aに対する第2ブーム部分4b
の左右角度を検出する角度センサー37が備えられてい
る。支持ブラケット4c及びアーム5の連結部に、第2
ブーム部分4bに対するアーム5の前後角度を検出する
角度センサー38が備えられている。これら角度センサ
ー36,37,38を位置センサと称する。
【0027】以上のような角度センサー36,37,3
8の検出値が制御装置40に入力されており、後述する
ように角度センサー36,37,38の検出値に基づい
て、前及び横牽制面A1,A3,A2、前及び横牽制領
域B1,B2に対するバケットピン6aの位置が、制御
装置40において検出される。
【0028】図3に示すように、右操作レバー9のパイ
ロット弁31aと第1ブーム部分4aの制御弁21とを
接続するパイロット油路(第1ブーム部分4aの制御弁
21を上昇側に操作するパイロット油路)、左操作レバ
ー10のパイロット弁32aとアーム5の制御弁22と
を接続するパイロット油路(アーム5の制御弁22を掻
き込み側に操作するパイロット油路)、並びに操作ペダ
ル39のパイロット弁35aと第2ブーム部分4bの制
御弁25とを接続するパイロット油路(第2ブーム部分
4bの制御弁25を左揺動側に操作するパイロット油
路)の各々に、電磁操作式の圧力制御弁41,42,4
3が備えられている。
【0029】従って、圧力制御弁41,42,43によ
りパイロット圧を減圧操作して(最高圧は右及び左操作
レバー9,10、操作ペダル39で設定されている
値)、右及び左操作レバー9,10、操作ペダル39の
操作位置に関係なく、第1ブーム部分4aの制御弁21
の上昇側の開度、アーム5の制御弁22の掻き込み側の
開度、第2ブーム部分4bの制御弁25の左揺動側の開
度を任意に変更できる。圧力制御弁41,42,43に
よりパイロット圧を零に設定することによって、右及び
左操作レバー9,10、操作ペダル39の操作位置に関
係なく、第1ブーム部分4aの油圧シリンダ11、アー
ム5の油圧シリンダ12、第2ブーム部分4bの油圧シ
リンダ7を停止させることができる。
【0030】前牽制面A1,A3を越えてバケットピン
6aを運転部15側に操作しようとした場合、この操作
が牽制阻止されるように構成されており、次にこの牽制
について図6及び図7に基づいて説明する。制御装置4
0において角度センサー36,37,38の検出値によ
る第1ブーム部分4aの上下角度、第2ブーム部分4b
の左右角度及びアーム5の前後角度と、第1ブーム部分
4a、第2ブーム部分4b及びアーム5の各長さとによ
り、バケットピン6aの位置が常時検出されている(ス
テップS1)。
【0031】これにより、バケットピン6aが図4及び
図5に示す前牽制領域B1に入り込んだ場合(ステップ
S2)、右操作レバー9を後操作して第1ブーム部分4
aを上昇操作すると(ステップS3)、バケットピン6
aが第2前牽制面A3に接近する状態となる。この状態
において、図3に示す圧力制御弁41によりパイロット
弁31aのパイロット圧が減圧操作されて、右操作レバ
ー9の後操作の操作位置に関係なく、第1ブーム部分4
aの上昇速度(油圧シリンダ11の伸長速度)が減速操
作されるのであり、バケットピン6aが第2前牽制面A
3に接近するほど、第1ブーム部分4aの上昇速度(油
圧シリンダ11の伸長速度)が大きく減速操作される
(ステップS7)。バケットピン6aが第2前牽制面A
3に達した場合については(ステップS4)、後述す
る。
【0032】逆に右操作レバー9を前操作して第1ブー
ム部分4aを下降操作すると(ステップS3)、バケッ
トピン6aが第2前牽制面A3から離間する状態となる
ので、バケットピン6aが第2前牽制面A3及び前牽制
領域B1に位置していても、これに関係なく右操作レバ
ー9の前操作の操作位置に対応する速度で、第1ブーム
部分4aが下降操作される(ステップS8)(図3に示
すように右操作レバー9のパイロット弁31bのパイロ
ット油路には、圧力制御弁41が設けられていない点に
よる)。
【0033】バケットピン6aが前牽制領域B1に入り
込んだ状態において(ステップS2)、左操作レバー1
0を後操作してアーム5を掻き込み操作すると(ステッ
プS9)、バケットピン6aが第2前牽制面A3に接近
する状態となる。この状態において図3に示す圧力制御
弁42によりパイロット弁32aのパイロット圧が減圧
操作され、左操作レバー10の後操作の操作位置に関係
なく、アーム5の掻き込み速度(油圧シリンダ12の伸
長速度)が減速操作されるのであり、バケットピン6a
が第2前牽制面A3に接近するほど、アーム5の掻き込
み速度(油圧シリンダ12の伸長速度)が大きく減速操
作される(ステップS12)。バケットピン6aが第2
前牽制面A3に達すると(ステップS10)、図3に示
す圧力制御弁42によりパイロット弁32aのパイロッ
ト圧が零に設定されて、左操作レバー10の後操作の操
作位置に関係なく制御弁22が中立位置に操作され、ア
ーム5(油圧シリンダ12)が停止する(ステップS1
1)。
【0034】逆に、左操作レバー10を前操作してアー
ム5を排土側に操作すると(ステップS9)、バケット
ピン6aが第2前牽制面A3から離間する状態となるの
で、バケットピン6aが第2前牽制面A3及び前牽制領
域B1に位置していても、これに関係なく左操作レバー
10の前操作の操作位置に対応する速度で、アーム5が
排土側に操作される(ステップS13)(図3に示すよ
うに左操作レバー10のパイロット弁32bのパイロッ
ト油路には、圧力制御弁42が設けられていない点によ
る)。
【0035】次に、第1ブーム部分4aの上昇操作によ
りバケットピン6aが第2前牽制面A3に達した場合
(ステップS3,S4)、及びアーム5の掻き込み操作
によりバケットピン6aが第2前牽制面A3に達した場
合(ステップS10,S11)について説明する。図3
に示すように、圧力制御弁41(右操作レバー9のパイ
ロット弁31a)と制御弁21との間のパイロット油路
に、電磁操作式の切換弁44が備えられている。切換弁
44は第1位置44a及び第2位置44bを備えてお
り、第1位置44aにおいて、パイロット弁31aのパ
イロット圧が制御弁21にのみ供給され、第2位置44
bにおいてパイロット弁31aのパイロット圧が制御弁
21、及びパイロット油路45を介して左操作レバー1
0のパイロット弁32bと制御弁22との間のパイロッ
ト油路に供給されるように構成されており、通常は第1
位置44aに操作されている。
【0036】例えば、第1ブーム部分4aの上昇操作に
よりバケットピン6aが第2前牽制面A3に達した場合
や(ステップS3,S4)、アーム5の掻き込み操作に
よりバケットピン6aが第2前牽制面A3に達した場合
(ステップS10,S11)、右操作レバー9を後操作
して第1ブーム部分4aの上昇操作を行おうとすると、
図3に示す切換弁44が第1位置44aから第2位置4
4bに操作されるのと同時に、圧力制御弁41によりパ
イロット圧が零の状態から少し昇圧操作される。
【0037】これにより、右操作レバー9のパイロット
弁31aのパイロット圧が、第1ブーム部分4aの制御
弁21(上昇側)に供給されるのと同時に、アーム5の
制御弁22(排土側)にも供給される状態となって、第
1ブーム部分4aが最低速で上昇操作(油圧シリンダ1
1が最低速で伸長)されるのと同時に(ステップS
5)、アーム5がゆっくりと排土側(油圧シリンダ12
がゆっくりと収縮)に操作される(ステップS6)。
【0038】以上のような操作が行われると、図4に示
すように第1ブーム部分4aが上昇操作されるのと同時
に、第2ブーム部分4aとアーム5の間の角度Dが少し
ずつ大きくなる状態となって、バケットピン6aが第2
前牽制面A3に沿って上昇していく状態となる(角度セ
ンサー36,37,38の検出値等に基づいて、バケッ
トピン6aの位置を検出しながら、バケットピン6aが
第2前牽制面A3に常に位置するように、圧力制御弁4
1によりパイロット圧が制御される)。これと同時に右
操作レバー9を左操作して、バケット6を掻き込み操作
すると、バケット6を水平に維持することができる。
【0039】以上のように、通常の制御であれば、第2
前牽制面A3でバケット6の運転部側への侵入は阻止さ
れることになっているが、運転者の意思によって、運転
部側の侵入を図る場合には、運転部に設けた切換スイッ
チ等を利用した牽制モード切換手段46によって、牽制
モードを変更することができる。これによって、バケッ
ト6が運転部側へ侵入した場合には、第1前牽制面A1
に到り上昇操作指令があるとつぎのような制御になる
(ステップS14)。つまり、右操作レバー9を後操作
すると(ステップS15)、アーム5によってバケット
6を排土側に移動させる(ステップS16)。次に、バ
ケットピン6aが第2牽制面A3に至ると、第1ブーム
部分4aを上昇操作することになる(ステップS1
8)。右操作レバー9を前操作すると(ステップS1
5)、第1アーム部分4aが操作位置に対応した速度で
下降するのは、前述した通りである(ステップS19)
バケット6が第1前牽制面A1と第2前牽制面A3との
間の領域にある場合は、前牽制領域B1にある場合と同
様の制御形態になる。
【0040】横牽制面A2を越えてバケットピン6aを
運転部15側に操作しようとした場合、この操作が牽制
阻止されるように構成されており、次にこの牽制につい
て説明する。制御装置40において、角度センサー3
6,37,38の検出値による第1ブーム部分4aの上
下角度、第2ブーム部分4bの左右角度及びアーム5の
前後角度と、第1ブーム部分4a、第2ブーム部分4b
及びアーム5の各長さとにより、バケットピン6aの位
置が常時検出されている。
【0041】バケットピン6aが横牽制領域B2に入り
込んだ状態において、操作ペダル39を左踏み操作し
て、第2ブーム部分4bを左揺動操作すると、バケット
ピン6aが横牽制面A2に接近する状態となる(ステッ
プS20〜S22)。この状態において、図3に示す圧
力制御弁43によりパイロット弁35aのパイロット圧
が減圧操作されて、操作ペダル39の左踏み操作の操作
位置に関係なく、第2ブーム部分4aの左揺動速度(油
圧シリンダ7の伸長速度)が減速操作されるのであり、
バケットピン6aが横牽制面A2に接近するほど、第2
ブーム部分4aの左揺動速度(油圧シリンダ7の伸長速
度)が大きく減速操作される(ステップS24)。バケ
ットピン6aが横牽制面A2に達すると、図3に示す圧
力制御弁43によりパイロット弁35aのパイロット圧
が零に設定されて、操作ペダル39の左踏み操作の操作
位置に関係なく制御弁25が中立位置に操作され、第2
ブーム部分4b(油圧シリンダ7)が停止する(ステッ
プS23)。
【0042】逆に、操作ペダル39を右踏み操作して第
2ブーム部分4bを右揺動操作すると、バケットピン6
aが横牽制面A2から離間する状態となるので、バケッ
トピン6aが横牽制面A2及び横牽制領域B2に位置し
ていても、これに関係なく操作ペダル39の右踏み操作
の操作位置に対応する速度で、第2ブーム部分4bが右
揺動操作される(図3に示すように操作ペダル39のパ
イロット弁35bのパイロット油路には、圧力制御弁4
3が設けられていない点による)(ステップS25)。
横牽制領域B2において、第2ブーム部分4bの揺動操
作以外の操作が行われた場合には、夫々の操作位置に対
応した操作速度で、第1ブーム部分4aの上下動操作、
及び、アーム5の揺動操作が行われる(ステップS26
〜S29)。
【0043】バケットピン6aが横牽制領域B2に入り
込んだ状態において、第1ブーム部分4aを上昇及び下
降操作しても、アーム5を掻き込み側及び排土側に操作
しても、バケットピン6aは横牽制面A2に接近する状
態とはならないので、バケットピン6aが横牽制領域B
2に入り込んだ状態において、第1ブーム部分4aの上
昇及び下降操作、アーム5の掻き込み側及び排土側への
操作は自由に行うことができる。
【0044】〔発明の実施の別形態〕前述のように、牽
制モード切換手段46を設けたがこの切換手段46は特
に設けなくてもよい。前述の発明の実施の形態では図4
及び図5に示すように、バケットピン6aの位置を基準
として前及び横牽制面A1,A2を設定しているが、バ
ケットピン6aの位置にも角度センサー(図示せず)を
設けて、バケット6の先端の位置に対し前及び横牽制面
A1,A2を設定するように構成してもよい。この場合
には、図5に示す軌跡C1,C2が本発明の前及び横牽
制面となる。
【0045】右及び左操作レバー9,10、操作ペダル
39の操作位置をポテンショメータ(図示せず)で電気
的に検出し、電磁比例減圧弁型式のパイロット弁(図示
せず)を操作して、パイロット式の制御弁21〜25を
操作する型式や、右及び左操作レバー9,10、操作ペ
ダル39の操作位置をポテンショメータ(図示せず)で
電気的に検出し、この検出値に基づいて電磁比例減圧弁
型式の制御弁(図示せず)を操作する型式にも、本発明
は適用できる。さらに、本発明は旋回台2の右側に運転
部15を配置し、旋回台2の左側にバックホウ装置3の
ブーム4(第1ブーム部分4a)を配置したバックホウ
にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの全体側面図
【図2】バックホウ装置の油圧シリンダ及び制御弁等を
示す油圧回路図
【図3】右及び左操作レバー、操作ペダル、パイロット
弁及びパイロット油路等を示す油圧回路図
【図4】前牽制面及び前牽制領域を示す側面図
【図5】前及び横牽制面、前及び横牽制領域を示す平面
【図6】前牽制面及び前牽制領域における制御を示すフ
ロー図
【図7】第1前牽制面上におけるブーム上昇指令があっ
た場合の制御を示すフロー図
【図8】横牽制領域等における制御を示すフロー図
【符号の説明】
5 アーム 6 バケット 15 運転部 16,17 外部フレーム 36,37,38 位置センサー 46 牽制モード切換手段 A1 第1牽制面 A3 第2牽制面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケットの位置を検出する位置センサー
    を備えるとともに、位置センサーの検出に基づいて前記
    バケットの作動を制御する制御手段を設け、運転部を覆
    う外部フレームから外向きに所定距離だけ離れた空間位
    置に、バケットが外部フレームに接触することを回避で
    きる第1牽制面を想定するとともに、第1牽制面よりも
    さらに外側に第2牽制面を想定し、 制御手段によって、前記バケットが前記第2牽制面より
    外側に位置する場合において、アームに対する掻き込み
    指令に基づいて、前記バケットが運転部に向けて作動し
    ても前記第2牽制面で前記運転部側への前記バケットの
    侵入を停止阻止するとともに、前記第2牽制面上及びこ
    れより外側において上昇指令があると、バケットが上昇
    作動を開始するように、かつ、前記第1牽制面上におい
    て上昇指令があると、バケットは一旦排土側への移動を
    行った後に上昇作動することを開始するように構成して
    あるバックホウ。
  2. 【請求項2】 アームに対する掻込み指令によって、バ
    ケットが前記第2牽制面を越えて掻込み側に移動するこ
    とを許容する状態に切り換えることのできる、牽制モー
    ド切換手段を備えている請求項1記載のバックホウ。
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