JP3012461B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP3012461B2
JP3012461B2 JP6216051A JP21605194A JP3012461B2 JP 3012461 B2 JP3012461 B2 JP 3012461B2 JP 6216051 A JP6216051 A JP 6216051A JP 21605194 A JP21605194 A JP 21605194A JP 3012461 B2 JP3012461 B2 JP 3012461B2
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    • E02F9/2033Limiting the movement of frames or implements, e.g. to avoid collision between implements and the cabin
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
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    • E02F3/325Backhoes of the miniature type

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホウにおけるバ
ックホウ装置駆動用の油圧シリンダの作動制御の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】バックホウにおいては例えば特開平5−
296212号公報に開示されているように、バックホ
ウ装置駆動用の油圧シリンダがそのストロークエンド付
近にまで伸縮すると、油圧シリンダ自身(ピストンロッ
ド)の伸縮動作により、油圧シリンダへの作動油の油路
が絞り操作されて、油圧シリンダの伸縮速度を減速操作
するクッション機構を備えているものがある。これによ
り、作業者がバックホウ装置駆動用の油圧シリンダをス
トロークエンドにまで伸縮操作しても、クッション機構
により油圧シリンダがストロークエンドの手前で減速操
作されて、油圧シリンダがストロークエンドで滑らかに
停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のクッション機構
は油圧シリンダ自身の伸縮動作により、作動油の油路を
絞り操作するように構成されているので、その油路の絞
り具合は一定である。これにより、作動油の温度や油圧
シリンダに掛かる負荷等が変化すると、このクッション
機構による作動油の絞り特性も変化することになって、
ストロークエンドの手前での油圧シリンダの減速操作が
不十分で、油圧シリンダがストロークエンドで滑らかに
停止できないような状態の生じることがある。本発明は
バックホウにおいて、バックホウ装置駆動用の油圧シリ
ンダが各種の条件の変化に関係なくストロークエンドの
手前で的確に減速操作され、ストロークエンドで滑らか
に停止するように構成することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うなバックホウにおいて、次のように構成することにあ
る。つまり、人為的に操作される人為操作具と、バック
ホウ装置駆動用の油圧シリンダに作動油を給排操作する
電磁弁と、人為操作具の操作に基づいて電磁弁を切換操
作する制御装置とを備え、旋回台に備えられた運転部を
覆う外部フレームから、外方に所定距離だけ離れた牽制
面を空間に設定する設定手段と、バックホウ装置のバケ
ットの位置を検出する位置センサーと、位置センサーの
検出に基づきバケットが牽制面を越えて運転部側に入り
込もうとすると、電磁弁を中立停止位置に操作し油圧シ
リンダを停止させてこれを牽制阻止する牽制手段とを備
えると共に、油圧シリンダがそのストロークエンド付近
にまで伸縮すると、油圧シリンダ自身の伸縮動作によ
り、油圧シリンダへの作動油の油路が絞り操作されて、
油圧シリンダの伸縮速度を減速操作するクッション機構
を備え、油圧シリンダがそのストロークエンド付近にま
で伸縮すると、位置センサーの検出に基づいて電磁弁を
中立停止位置側に操作し、油圧シリンダへの作動油の給
排を絞り操作して、油圧シリンダの伸縮速度を減速操作
する減速制御手段を備えてある。
【0005】
【作用】バックホウにおいては例えば図1及び図4に示
すように、バックホウ装置3駆動用の油圧シリンダ7,
11,12,13に対し、電磁弁を介して作動油を給排
操作するように構成して、電磁弁により油圧シリンダ
7,11,12,13を伸縮操作するように構成してい
るものがある。前述のバックホウにおいて、旋回台2に
備えられた運転部27を覆う外部フレーム29,30か
ら、外方に所定距離だけ離れた牽制面A1,A2を空間
に設定し、バックホウ装置3のバケット6の位置を検出
する位置センサーを設けて、位置センサーの検出に基づ
きバケット6が牽制面A1,A2を越えて運転部27側
に入り込もうとすると、電磁弁を中立停止位置に操作し
油圧シリンダ7,11,12,13を自動的に停止させ
るように構成しているものがある。これにより、運転部
27の作業者がバックホウ装置3を誤って操作しても、
バケット6と外部フレーム29,30との接触が未然に
防止される。
【0006】前述のようなバックホウにおいて、位置セ
ンサーによりバケット6の位置を検出すれば、ブーム4
やアーム5等の角度を知ることになり、ブーム4やアー
ム5等の角度を知れば、バックホウ装置3駆動用の油圧
シリンダ7,11,12,13の伸縮位置を知ることに
なる。そして、電磁弁への操作電流を制御して電磁弁の
開度を変更操作すれば、電磁弁から油圧シリンダ7,1
1,12,13に給排操作される作動油の流量を大小に
制御することができる。
【0007】これにより本発明のように構成すると、油
圧シリンダがストロークエンド付近に達してクッション
機構が作用し始めると、位置センサーの検出に基づいて
油圧リンダ用の電磁弁が中立停止位置側に操作され始め
る。これにより、油圧シリンダがストロークエンドに接
近するのに伴って、油圧シリンダから排出される作動油
がクッション機構及び電磁弁で絞られて、油圧シリンダ
の伸縮速度が減速操作されていく。
【0008】この場合、作動油の温度等の変化がない限
りクッション機構による作動油の絞り特性は一定である
のに対して、電磁弁による作動油の絞り特性は操作電流
を制御することにより容易に変更操作できる。従って、
作動油の温度等の変化によりクッション機構による作動
油の絞り特性が変化して、ストロークエンドの手前での
油圧シリンダの減速操作が不十分となるような場合、電
磁弁による作動油の絞り特性を変更操作することによっ
て、クッション機構及び電磁弁の両方を合わせた場合の
作動油の絞り特性を、的確なものに設定することができ
る。
【0009】
【発明の効果】以上のように、既存のクッション機構に
加えて油圧シリンダ用の電磁弁を絞り用に利用すること
により、作動油の温度等の変化に関係なく、ストローク
エンドの手前での油圧シリンダの減速操作が的確に行え
るようになって、減速操作が不十分で油圧シリンダがス
トロークエンドで滑らかに停止できないような状態を未
然に防止することができて、バックホウの作業性を向上
させることができた。この場合、運転部の外部フレーム
とバケットとの接触を回避するための既存の構成(位置
センサー及び制御弁等)を有効に利用しているので、構
造の簡素化の面でも有利である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (1)図4はバックホウの全体側面を示しており、ゴム
クローラ型式の走行装置1にドーザ20及び上部に旋回
台2が支持され、旋回台2の前部にバックホウ装置3が
備えられている。バックホウ装置3は油圧シリンダ11
により揺動駆動されるブーム4、油圧シリンダ12によ
り揺動駆動されるアーム5、及び油圧シリンダ13によ
り揺動駆動されるバケット6を備えて構成されている。
旋回台2の旋回駆動用として油圧モータ14が備えられ
ている。
【0011】バックホウ装置3のブーム4は図4に示す
ように、旋回台2に上下に揺動自在に連結された第1ブ
ーム部分4a、第1ブーム部分4aの前端の軸芯P1周
りに左右に揺動自在に連結された第2ブーム部分4b、
第2ブーム部分4bの前端の軸芯P2周りに左右に揺動
自在に連結された支持ブラケット4cで構成されてお
り、支持ブラケット4cにアーム5が連結されている。
第1ブーム部分4aと支持ブラケット4cに亘り連係リ
ンク8が架設されて平行四連リンクが構成されており、
油圧シリンダ7により第2ブーム部分4bを揺動操作す
ることによって、アーム5及びバケット6を平行に左右
移動させる。
【0012】図7に示すようにブーム4における第1ブ
ーム部分4aの油圧シリンダ11に対する制御弁21、
ブーム4における第2ブーム部分4bの油圧シリンダ7
に対する制御弁25、アーム5の油圧シリンダ12に対
する制御弁22、バケット6の油圧シリンダ13に対す
る制御弁23、及び旋回台2の油圧モータ14に対する
制御弁24が備えられている。制御弁21〜25は3位
置切換式でパイロット操作型式であり、パイロット圧に
基づく開度調節により流量制御が可能である。各制御弁
21〜25に対して、開度操作用のパイロット圧を発生
する電磁比例減圧弁型式のパイロット弁31(電磁弁に
相当),32(電磁弁に相当),33(電磁弁に相
当),34,35(電磁弁に相当)が設けられている。
【0013】図7及び図3に示すように、旋回台2に右
操作レバー9(人為操作具に相当)及び左操作レバー1
0(人為操作具に相当)が備えられている。右及び左操
作レバー9,10は前後左右に操作自在であり、右操作
レバー9の前後方向の操作位置を検出するポテンショメ
ータ15、左右方向の操作位置を検出するポテンショメ
ータ16が備えられ、左操作レバー10の前後方向の操
作位置を検出するポテンショメータ17、左右方向の操
作位置を検出するポテンショメータ18が備えられてお
り、各ポテンショメータ15〜18からの操作信号が制
御装置19に入力されている。旋回台2の前側下部に操
作ペダル26(人為操作具に相当)が設けられ、操作ペ
ダル26からの操作信号が制御装置19に入力されてい
る。
【0014】以上の構成により、右操作レバー9を前又
は後に操作するとこれに基づき制御装置19によりパイ
ロット弁31が操作されて、制御弁21が第1ブーム部
分4aの下降側又は上昇側に操作され、右又は左に操作
するとこれに基づき制御装置19によりパイロット弁3
3が操作されて、制御弁23がバケット6の排土側又は
掻き込み側に操作される。左操作レバー10を前又は後
に操作するとこれに基づき制御装置19によりパイロッ
ト弁32が操作されて、制御弁22がアーム5の上げ側
又は掻き込み側に操作され、右又は左に操作するとこれ
に基づき制御装置19によりパイロット弁34が操作さ
れて、制御弁24が右旋回側又は左旋回側に操作され
る。操作ペダル26を右又は左に踏み分けるとこれに基
づき制御装置19によりパイロット弁35が操作され
て、制御弁25が第2ブーム部分4bの右又は左揺動側
に操作される。
【0015】以上の操作において、右及び左操作レバー
9,10用の各ポテンショメータ15〜18は右及び左
操作レバー9,10の操作方向だけではなく、その中立
位置からの操作量も検出している。これにより、右及び
左操作レバー9,10の操作量が大きい程、パイロット
弁31〜34のパイロット圧が大となり制御弁21〜2
4が流量大側に操作される。つまり、右及び左操作レバ
ー9,10を大きく操作する程、油圧シリンダ11〜1
3及び油圧モータ14が高速で伸縮及び作動するように
構成している。
【0016】(2)次に、旋回台2の運転部27に対し
て設定される前第1及び前第2牽制面A1,A2、横牽
制面A3について説明する。図2及び図3に示すように
旋回台2において、右側にバックホウ装置3が配置さ
れ、左側に運転席28や右及び左操作レバー9,10等
で構成された運転部27が配置されている。図2,3,
4に示すように旋回台2の左右中央に、バックホウ装置
3と運転部27とを仕切る窓付きの仕切り壁29(外部
フレームに相当)が設けられており、仕切り壁29の上
端に旋回台2の外側に沿った半円形状の屋根部30(外
部フレームに相当)が固定されている。
【0017】図4及び図7に示すように、旋回台2に対
する第1ブーム部分4a(ブーム4)の上下角度を検出
するポテンショメータ36(位置センサーに相当)、第
1ブーム部分4aに対する第2ブーム部分4bの左右角
度を検出するポテンショメータ37(位置センサーに相
当)、支持ブラケット4cに対するアーム5の前後角度
を検出するポテンショメータ38(位置センサーに相
当)、及びアーム5に対するバケット6の前後角度を検
出するポテンショメータ39(位置センサーに相当)が
設けられており、各ポテンショメータ36〜39の検出
値が制御装置19に入力されている。
【0018】図1,2,3に示すように旋回台2から上
方の所定位置Dから上側の範囲において、仕切り壁29
の前縁29aから所定距離だけ前方に離れて所定の左右
幅を持つ前第1牽制面A1(牽制面に相当)が空間に設
定され(設定手段に相当)、屋根部30の前縁30aか
ら所定距離だけ前方に離れて所定の上下幅を持つ前第2
牽制面A2(牽制面に相当)が、前第1牽制面A1に連
なって空間に設定されている(設定手段に相当)。所定
位置Dから上方の範囲において、前第1及び前第2牽制
面A1,A2から所定距離だけ外方に離れた面が設定さ
れて、この空間の面と前第1及び前第2牽制面A1,A
2との間が、前第1牽制領域B1及び前第2牽制領域B
2として設定されている。
【0019】図3及び図2に示すように、前第1牽制面
A1のバックホウ装置3側の端部から後方に亘り、仕切
り壁29から図3の紙面右方に所定距離だけ離れた平面
状の横牽制面A3(牽制面に相当)が空間に設定されて
いる(設定手段に相当)。横牽制面A3から所定距離だ
け図3の紙面右方に離れた面が設定されて、この空間の
面と横牽制面A3との間が、横牽制領域B3として設定
されている。以上のような前第1及び前第2牽制面A
1,A2、前第1及び前第2牽制領域B1,B2、横牽
制面A3及び横牽制領域B3は、旋回台2の空間に対し
て設定されているものであり、旋回台2が旋回するのに
伴い旋回台2と一緒に移動して行く。
【0020】(3)次に、図1及び図2の所定位置Dに
ついて説明する。図1に示すように、バケット6が仕切
り壁29の前縁29aの前方に位置するように、油圧シ
リンダ7によって第2ブーム部分4bを操作して、アー
ム5を作動範囲の端部にまで掻き込み側に操作し、バケ
ット6を排土側に操作してバケット6の先端とアーム5
とが一直線状になるように操作した状態(アーム5から
バケット6の先端までが最も長くなる状態)において、
第1ブーム部分4aを上昇側に操作すると、バケット6
の先端は軌跡C上を移動していく。
【0021】この場合、前述の状態で第1ブーム部分4
aを上昇側に操作した際にバケット6の先端が、仕切り
壁29の前縁29aに最も接近する位置が所定位置Dと
なるのであり、所定位置Dを越えて第1ブーム部分4a
を上昇側に操作するとバケット6の先端が仕切り壁29
の前縁29aに接触する。逆に、前述の状態で所定位置
Dから第1ブーム部分4aを下降側に操作して行って
も、バケット6の先端は仕切り壁29の前縁29a及び
旋回台2に接触することはない。
【0022】(4)次に、前第1及び前第2牽制面A
1,A2、前第1及び前第2牽制領域B1,B2に対す
るバックホウ装置3の制御について説明する。制御装置
19においては、ポテンショメータ36〜39の検出値
による第1ブーム部分4aの上下角度、第2ブーム部分
4bの左右角度、アーム5及びバケット6の前後角度
と、第1ブーム部分4a、第2ブーム部分4b、アーム
5及びバケット6の各長さとにより、バケット6の先端
の位置を常時検出しており、ポテンショメータ36〜3
9の検出値を微分処理することにより、バケット6の先
端の移動方向及び移動速度を検出している。
【0023】バケット6の先端が仕切り壁29及び屋根
部30の前縁29a,30aの前方に位置している状態
において、バケット6の先端が図1,2,3の前第1及
び前第2牽制領域B1,B2に入り込むと、右及び左操
作レバー9,10、操作ペダル26の操作に関係なく、
制御装置19によりパイロット弁31,32,33,3
5が操作され、制御弁21,22,23,25により油
圧シリンダ7,11,12,13の伸縮速度が減速操作
される。この場合、バケット6の先端が前第1及び前第
2牽制領域B1,B2内において、前第1及び前第2牽
制面A1,A2に接近するほど、油圧シリンダ7,1
1,12,13の伸縮速度が大きく減速操作される。
【0024】逆に前第1及び前第2牽制領域B1,B2
内において、バケット6の先端が前第1及び前第2牽制
面A1,A2から離れる方向に第1ブーム部分4a等が
操作された場合には、前述の減速操作とは逆に油圧シリ
ンダ7,11,12,13の伸縮速度が増速操作されて
行き、前第1及び前第2牽制領域B1,B2から出たと
きに元の伸縮速度に戻る。
【0025】そして、バケット6の先端が前第1牽制面
A1又は前第2牽制面A2に達したとする。この場合、
アーム5の掻き込み側への操作等のように前第1又は前
第2牽制面A1,A2を越える側にバケット6が操作さ
れようとしても、制御装置19によりパイロット弁3
1,32,33,35が中立停止位置に操作されパイロ
ット圧が消えて、制御弁21,22,23,25が中立
停止位置に操作され、油圧シリンダ7,11,12,1
3が停止操作される(牽制手段に相当)。逆にバケット
6の先端が前第1又は前第2牽制面A1,A2に達した
状態において、アーム5の上げ側への操作等のようにバ
ケット6の先端が前第1又は前第2牽制面A1,A2か
ら離れる方向の操作は支障なく行える。
【0026】バケット6の先端が仕切り壁29の前縁2
9aの前方に位置している状態において、油圧シリンダ
7により第2ブーム部分4bを、第1ブーム部分4aの
軸芯P1周りに左側(運転部27側)に操作した場合、
バケット6の先端が前第1牽制面A1に触れなければ、
第2ブーム部分4bを左側(運転部27側)に操作して
いける。これは、前第1牽制面A1の運転部27側の横
側はバケット6の先端が接触するようなものが何も無い
空間であるからである。そして、前第1牽制面A1の下
端付近(所定位置D付近)において、第2ブーム部分4
bを左側(運転部27側)に操作した場合、バケット6
の先端が図2及び図3に示す運転部27のガードフレー
ム40(仕切り壁29の前縁29aの中程と旋回台2と
に亘って接続されている)、走行装置1用の操作レバー
41等に接触することがないように、ガードフレーム4
0及び操作レバー41の位置が設定されている。
【0027】(5)次に、図1に示すようにバケット6
の先端が所定位置Dから下側に位置している状態では、
前述のようにバケット6を仕切り壁29の前縁29aの
前方に位置させた状態において、第1ブーム部分4aを
上下に操作した際にバケット6の先端は軌跡C上を移動
していくので、バケット6の先端が仕切り壁29の前縁
29a及び旋回台2に接触することはない。
【0028】そして、バケット6の先端が所定位置Dか
ら下側に位置し軌跡C上に位置している状態において、
油圧シリンダ7により第2ブーム部分4bを左右に操作
しても、バケット6の先端が旋回台2や、運転部27の
ガードフレーム40、走行装置1用の操作レバー41等
に接触することはない。以上のように、所定位置Dから
下側の位置ではバックホウ装置3をどのように操作して
も、バケット6の先端が旋回台2等に接触することがな
いように、バケット6の先端の移動軌跡が設定されてい
るので、図1及び図2に示すような前第1及び前第2牽
制面A1,A2、前第1及び前第2牽制領域B1,B2
等は設定されていない。
【0029】(6)次に、横牽制面A3及び横牽制領域
B3に対するバックホウ装置3の制御について説明す
る。制御装置19では前述と同様に、ポテンショメータ
36〜39の検出値による第1ブーム部分4aの上下角
度、第2ブーム部分4bの左右角度、アーム5及びバケ
ット6の前後角度と、第1ブーム部分4a、第2ブーム
部分4b、アーム5及びバケット6の各長さとにより、
バケット6の左横側面の位置を常時検出しており、ポテ
ンショメータ36〜39の検出値を微分処理することに
よって、バケット6の左横側面の移動方向及び移動速度
を検出している。
【0030】図2及び図3に示すようにバケット6を運
転部27の右横に位置させている場合において、油圧シ
リンダ7により第2ブーム部分4bを運転部27側に操
作して、バケット6の左横側面が横牽制領域B3に入り
込むと、制御装置19によりパイロット弁35が操作さ
れて操作ペダル26の操作に関係なく、第2ブーム部分
4bの油圧シリンダ7の伸縮速度が減速操作される。こ
の場合、バケット6の左横側面が横牽制領域B3に入り
込んで横牽制面A3に接近するほど大きく減速操作され
る。
【0031】逆に、バケット6の左横側面が横牽制面A
3から離れる方向に第2ブーム部分4bが操作された場
合には、前述の減速操作とは逆に横牽制領域B3内で第
2ブーム部分4bの油圧シリンダ7の伸縮速度が増速操
作されて行き、横牽制領域B3から出たときに元の伸縮
速度に戻る。そして、バケット6の左横側面が横牽制面
A3に達してこれから少しでも横牽制面A3を越えて運
転部27側に操作されようとした場合には、制御装置1
9によりパイロット弁35が中立停止位置に操作されパ
イロット圧が消えて、制御弁25により第2ブーム部分
4bの油圧シリンダ7が停止操作される。
【0032】(7)次に、バックホウ装置3駆動用の油
圧シリンダ7,11,12,13に装備されるクッショ
ン機構42について説明する。図5に示すように、油圧
シリンダ7における一方の油室7aと制御弁25側の油
路43とが、油路孔44を介して接続されており、油圧
シリンダ7のピストン7bの端部に、油路孔44に入り
込むピン7cが設けられている。油路43と油室7aと
が絞り弁45及び油路46を介して接続され、さらに油
路43と油室7aとが逆止弁47及び油路48を介して
接続されて、クッション機構42が構成されている。以
上のクッション機構42は油圧シリンダ7の反対側の端
部、並びに油圧シリンダ11,12,13の両端部の各
々に設けられている。
【0033】以上の構造により、例えば他方の油室7d
に作動油が供給されてピストン7bが紙面右方に移動し
ている場合、最初は油室7aの作動油は油路孔44を介
して油路43に排出されている。ピストン7bがストロ
ークエンド付近にまで伸縮すると、ピストン7bのピン
7cが油路孔44に入り込み油路孔44が略塞がれた状
態となって、油室7aの作動油が油路46及び絞り弁4
5を介して油路43に排出され、ピストン7bが減速操
作される。逆に、ピストン7bのピン7cが油路孔44
に入り込んだ状態でピストン7bを紙面左方に移動させ
る場合には、制御弁25から油路43に供給される作動
油が、逆止弁47及び油路48を介して油室7aに供給
されて、ピストン7bが紙面左方に移動していく。
【0034】(8)次に、油圧シリンダ7,11,1
2,13が伸縮してストロークエンドに達した場合につ
いて説明する。図5に示すクッション機構42のみを働
かせた場合、油圧シリンダ7,11,12,13がスト
ロークエンドに達した際に、油圧シリンダ7,11,1
2,13からクッション機構42を介して排出される作
動油の流量は、図6の実線E1に示すような状態となっ
ており、作動油の温度等に変化が無い限り実線E1の特
性は一定である。
【0035】図4に示す第1ブーム部分4aの上下角度
等と、油圧シリンダ7,11,12,13の伸縮位置と
は互いに対応関係にあるので、図4のポテンショメータ
36〜39により第1ブーム部分4aの上下角度等を検
出すれば、これに伴って油圧シリンダ7,11,12,
13の伸縮位置も検出することができる。
【0036】これにより、例えば第2ブーム部分4bの
油圧シリンダ7が図5に示すようにストロークエンド付
近に達して、ピストン7bのピン7cが油路孔44に入
り込み始めると、ポテンショメータ37により油圧シリ
ンダ7がストロークエンド付近に達したことが検出され
る。これにより、制御装置19がパイロット弁35を中
立停止位置側に操作し始め制御弁25も中立停止位置側
に操作され始めるのであり、油圧シリンダ7がストロー
クエンドに接近するのに伴って、油圧シリンダ7の油室
7aから排出される作動油がクッション機構42で絞ら
れ次に制御弁25で絞られて、油圧シリンダ7の伸縮速
度が減速操作されていく(以上、減速制御手段に相
当)。
【0037】図7に示すように運転部27に調節ダイヤ
ル49が設けられて、調節ダイヤル49の操作位置が制
御装置19に入力されており、作業者が調節ダイヤル4
9を操作することによって、前述のように油圧シリンダ
7がストロークエンドに達する際の、パイロット弁35
及び制御弁25の閉側への操作具合を変更できるように
構成している。これにより、調節ダイヤル49を操作す
ることによって図6の一点鎖線E2,E3に示すよう
に、油圧シリンダ7がストロークエンドに達する際の減
速操作の特性を変更できる。以上のような調節操作は、
他の油圧シリンダ11,12,13においても同様に行
われる。
【0038】〔別実施例〕前述の実施例ではバケット6
の先端及び左横側面を基準として、前第1及び前第2牽
制面A1,A2、横牽制面A3を設定しているが、図4
のポテンショメータ39を省略し、ポテンショメータ3
6,37,38によりアーム5の先端(バケット6の連
結点)を基準として、前第1及び前第2牽制面A1,A
2、横牽制面A3を設定してもよい。仕切り壁29及び
屋根部30に代えて、運転部27を略密室状に覆うキャ
ビン(図示せず)を旋回台2に設け、このキャビンを外
部フレームとしてもよい。
【0039】前述の実施例では電磁比例減圧弁型式のパ
イロット弁31〜35を電磁弁としているが、このパイ
ロット弁31〜35を廃止して制御弁21〜25を電磁
比例減圧弁型式に構成し、この制御弁21〜25を電磁
弁としてもよい。この場合には右及び左操作レバー9,
10、操作ペダル26の操作位置をポテンショメータ1
5〜18で電気的に検出し、この検出値に基づいて電磁
比例減圧弁型式の制御弁21〜25(電磁弁に対応)を
直接に操作する型式となる。
【0040】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】前第1及び前第2牽制面、前第1及び前第2牽
制領域を示すバックホウの概略側面図
【図2】前第1牽制面及び前第2牽制面、前第1及び前
第2牽制領域、横牽制面及び横牽制領域を示すバックホ
ウの概略正面図
【図3】前第1及び前第1牽制領域、横牽制面及び横牽
制領域を示すバックホウの概略平面図
【図4】バックホウの全体側面図
【図5】油圧シリンダの端部に設けられたクッション機
構を示す断面図
【図6】油圧シリンダの作動油の流量と絞り具合(減速
操作)との関係を示す図
【図7】バックホウ装置用の各油圧シリンダ、制御弁、
パイロット弁、右及び左操作レバー等の関係を示す図
【符号の説明】
2 旋回台 3 バックホウ装置 6 バケット 7,11,12,13 油圧シリンダ 9,10,26 人為操作具 19 制御装置 27 運転部 29,30 外部フレーム 31,32,33,35 電磁弁 36,37,38,39 位置センサー 42 クッション機構 43 油路 A1,A2,A3 牽制面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/24 E02F 3/43 E02F 9/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人為的に操作される人為操作具(9),
    (10),(26)と、バックホウ装置(3)駆動用の
    油圧シリンダ(7),(11),(12),(13)に
    作動油を給排操作する電磁弁(31),(32),(3
    3),(35)と、前記人為操作具(9),(10),
    (26)の操作に基づいて前記電磁弁(31),(3
    2),(33),(35)を切換操作する制御装置(1
    9)とを備え、 旋回台(2)に備えられた運転部(27)を覆う外部フ
    レーム(29),(30)から、外方に所定距離だけ離
    れた牽制面(A1),(A2),(A3)を空間に設定
    する設定手段と、前記バックホウ装置(3)のバケット
    (6)の位置を検出する位置センサー(36),(3
    7),(38),(39)と、前記位置センサー(3
    6),(37),(38),(39)の検出に基づき前
    記バケット(6)が前記牽制面(A1),(A2),
    (A3)を越えて前記運転部(27)側に入り込もうと
    すると、前記電磁弁(31),(32),(33),
    (35)を中立停止位置に操作し前記油圧シリンダ
    (7),(11),(12),(13)を停止させてこ
    れを牽制阻止する牽制手段とを備えると共に、 前記油圧シリンダ(7),(11),(12),(1
    3)がそのストロークエンド付近にまで伸縮すると、前
    記油圧シリンダ(7),(11),(12),(13)
    自身の伸縮動作により、前記油圧シリンダ(7),(1
    1),(12),(13)への作動油の油路(43)が
    絞り操作されて、前記油圧シリンダ(7),(11),
    (12),(13)の伸縮速度を減速操作するクッショ
    ン機構(42)を備え、 前記油圧シリンダ(7),(11),(12),(1
    3)がそのストロークエンド付近にまで伸縮すると、前
    記位置センサー(36),(37),(38),(3
    9)の検出に基づいて前記電磁弁(31),(32),
    (33),(35)を中立停止位置側に操作し、前記油
    圧シリンダ(7),(11),(12),(13)への
    作動油の給排を絞り操作して、前記油圧シリンダ
    (7),(11),(12),(13)の伸縮速度を減
    速操作する減速制御手段を備えてあるバックホウ。
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