JPH0752189Y2 - モータグレーダの作業機用油圧回路 - Google Patents

モータグレーダの作業機用油圧回路

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JPH0752189Y2
JPH0752189Y2 JP1990080673U JP8067390U JPH0752189Y2 JP H0752189 Y2 JPH0752189 Y2 JP H0752189Y2 JP 1990080673 U JP1990080673 U JP 1990080673U JP 8067390 U JP8067390 U JP 8067390U JP H0752189 Y2 JPH0752189 Y2 JP H0752189Y2
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JP
Japan
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working machine
valve
chamber
hydraulic circuit
floating
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JP1990080673U
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JPH0441545U (ja
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哲夫 小林
慎治 井口
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モータグレーダの作業機を昇降する作業機シ
リンダーにポンプの吐出圧油を供給する油圧回路に関す
る。
〔従来の技術〕
モータグレーダは車体前部に支承したドローバーに作業
機、例えばブレードを装着し、このドローバと車体とに
亘って左右一対の作業機シリンダーを連結し、その作業
機シリンダーを伸縮することでドローバーとともに作業
機を昇降するように構成してある。
かかる作業機シリンダーにポンプの吐出圧油を供給する
油圧回路としては例えば第5図に示すように、ポンプ1
の吐出圧油を左右作業機用操作弁2,3で左右作業機シリ
ンダー4,5に供給するものが知られている。
他方、モータグレーダで除雪作業する時には作業機をそ
の自重だけで降下させることにより、新雪、柔らかい雪
等では充分な押付力が得られ、かつ作業機が路面に自動
追従するので、従来より作業機シリンダーを外力により
自重に伸縮作動する状態、つまり浮状態とすることが要
求されている。
また、モータグレーダは一般公道上を走行する機会が多
く、走行中に作業機シリンダー自然伸長して作業機が自
然落下することで地面に接地し路面を傷つけると路面の
損傷をきたすばかりでなく危険でもあるので、自然落下
を防止することが要求される。
このために、第4図に示すように左右作業機シリンダ4,
5伸長室4a,5a、縮小室4b,5bを浮用電磁弁7で戻り管路
8に接続すると共に、縮小室4b,5bに接続した管路9に
パイロット作動式チェック弁10を設け、浮用電磁弁7の
ソレノイド7aに通電して連通位置Iとすることで作業機
シリンダーを浮状態にでき、伸長室4a,5aに圧油が供給
されない時には縮小室4b,5b内の圧油がタンク側に流出
しないようにして自然落下を防止している。
また、第5図に示すように作業機シリンダー4,5の伸長
室4a,5aに接続した管路11と縮小室4b,5bに接続した管路
9とを2つのパイロット作動ロック弁12,13と電磁弁14
より成る電磁ソレノイド付浮弁15で短絡し、その電磁弁
14のソレノイド14aに通電して連通位置Iとすることで
作業機シリンダーを浮状態にできるようにした油圧回路
が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる油圧回路であると作業機シリンダーを浮状態、通
常状態とするには電磁弁7,14のソレノイド7a,14aに通
電、通電解除するために電気スイッチを操作する必要が
あり、作業機用操作弁2,3を操作しながら電気スイッチ
を操作するので、その操作が面倒である。
前者の油圧回路であると4つの油もれのない特殊な電磁
弁を必要とするから高価となるばかりか、戻り管路が必
要となり、後者の油圧回路であると4つのパイロット作
動ロック弁が必要となって高価で配管作業が面倒とな
る。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたモ
ータグレーダの作業機用油圧回路を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
作業機用操作弁22を伸長室21aと縮小室21bを連通して油
圧ポンプ吐出側とタンク側に連通する浮位置Cを有する
ものとし、 前記作業機シリンダー21の縮小室21bに接続した上げ側
管路23にパイロット作動式チェック弁25を設け、この上
げ側管路23におけるパイロット作動式チェック弁25の前
後を短絡するバイパス路27又は作業機シリンダ21の伸長
室21aと縮小室21bを短絡するバイパス路26に電磁弁28を
設け、この電磁弁28を、浮用スイッチ36がONすると連通
位置となるものとし、 前記作業機用操作弁22と操作レバー32を連結するリンク
機構に、作業機用操作弁22が浮位置Cとなると前記浮用
スイッチ26をONする作動片を設けたものである。
これにより、操作レバー32を操作して作業機用操作弁22
を浮位置Cとすると浮用スイッチ36がONして電磁弁28が
連通位置Iとなるから、操作レバー32を操作するのみで
作業機シリンダー21を浮状態にできて、その操作が簡単
となる。
また、2つの電磁弁28と2つのパイロット作動式チェッ
ク弁25を設けれぱ良く、安価となる。
また、作業機シリンダー21の伸長室21a、縮小室21bをタ
ンク側に連通する戻り管路が不要となる。
〔実施例〕
第1図に示すように、油圧ポンプ20の吐出圧油を左右の
作業機シリンダー21,21の伸長室21a、縮小室21bに供給
する左右の作業機用操作弁22,22は、中立位置N、伸長
位置A、縮小位置B、浮位置Cを有するオープンセンタ
式の4位置方向切換弁となり、作業機シリンダー21の縮
小室21bに接続した上げ側管路23には伸長室21aに接続し
た下げ側管路24内の圧油で作動するパイロット作動式チ
ェック弁25が設けてあり、その伸長室21aと縮小室21bを
短絡するバイパス路26又は上げ側管路23のパイロット作
動式チェック弁25の前後を短絡するバイパス路27に電磁
弁28が設けてある。
前記作業機用操作弁22は第2図に示すように、運転室床
板30に取付けられ、そのスプール22aはレバー31に連結
してあり、このレバー31を操作レバー32にロッド33で連
結してあると共に、前記レバー31に第1・第2作動片3
4,35が設けられ、操作レバー32を浮位置に操作してレバ
ー31を揺動することで作業機用操作弁22を浮位置Cとす
ると第1作動片34が浮用スイッチ36をONし、かつ第2作
動片35が自動化用スイッチ37をoffするようにしてあ
り、その浮用スイッチ36がONすると前記電磁弁28のソレ
ノイド28aに通電されて連通位置Iとなり、自動化用ス
イッチ37がoffすると作業機用シリンダー21に圧油を自
動的に供給制御して作業機押付力を一定とする自動制御
回路がoffするようにしてある。
このようであるから、操作レバー32を操作して作業機用
操作弁22を浮位置Cとすると電磁弁28が自動的に連通位
置Iとなるから、作業機用シリンダー21が浮状態とな
る。
これと同時に自動制御回路がoffするから、作業機用シ
リンダー21が浮状態となった時には自動制御されなくな
り、誤動作を防止できる。
また、第3図左方に示すように下げ側管路24にもパイロ
ット作動式チェック弁25を設けて作業機押付け時の油洩
れを防止するようにした場合には、電磁弁28はバイパス
路26に設ければ良い。
この場合、作業機用シリンダー21に突きあげ力が作用し
た時はタンク迄の油の動き量が少なくてすむためより早
い応答速度が可能となり高速応答性が改善される効果が
生ずる。
〔考案の効果〕
操作レバー32を操作して作業機用操作弁22を浮位置Cと
すると浮用スイッチ36がONして電磁弁28が連通位置Iと
なるから、操作レバー32を操作するのみで作業機シリン
ダー21を浮状態にできて、その操作が簡単となるし、操
作レバー32を操作して作業機用操作弁22を縮小位置とす
れば浮用スイッチ36がOFFして電磁弁28が遮断位置とな
るから、操作レバー32を操作するのみで作業機シリンダ
ー21を縮小して作業機を上昇できる。
また、2つの電磁弁28と2つのパイロット作動式チェッ
ク弁25を設ければ良く、安価となる。
また、作業機シリンダー21の伸長室21a、縮小室21bをタ
ンク側に連通する戻り管路が不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す油圧回路図、第2図
は操作レバーと作業機用操作弁を連結するリンク機構の
正面図、第3図は第2実施例を示す油圧回路図、第4
図、第5図は従来の油圧回路図である。 20は油圧ポンプ、21作業機シリンダー、21aは伸長室、2
1bは縮小室、22は作業機用操作弁、23は上げ用管路、24
は下げ用管路、25はパイロット作動式チェック弁、26,2
7はバイパス路、28は電磁弁。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ポンプ20の吐出圧油を左右の作業機用
    操作弁22,22で左右の作業機シリンダ21,21の伸長室21a
    と縮小室21bに供給するモータグレーダの作業機用油圧
    回路において、 前記作業機用操作弁22を伸長室21aと縮小室21bを連通し
    て油圧ポンプ吐出側とタンク側に連通する浮位置Cを有
    するものとし、 前記作業機シリンダー21の縮小室21bに接続した上げ側
    管路23にパイロット作動式チェック弁25を設け、この上
    げ側管路23におけるパイロット作動式チェック弁25の前
    後を短絡するバイパス路27又は作業機シリンダ21の伸長
    室21aと縮小室21bを短絡するバイパス路26に電磁弁28を
    設け、この電磁弁28を、浮用スイッチ36がONすると連通
    位置となるものとし、 前記作業機用操作弁22と操作レバー32を連結するリンク
    機構に、作業機用操作弁22が浮位置Cとなると前記浮用
    スイッチ36をONする作動片を設けたことを特徴とするモ
    ータグレーダの作業機用油圧回路。
  2. 【請求項2】前記油圧回路に、作業機用シリンダー21に
    圧油を自動的に供給制御して作業機押付力を一定とする
    自動制御回路を設け、この自動制御回路を、自動化用ス
    イッチ37がOFFするとOFFするようにし、前記作業機用操
    作弁22と操作レバー32を連結するリンク機構に、作業機
    用操作弁22が浮位置Cとなると自動化用スイッチ37をOF
    Fとする作動片を設けた請求項1記載のモータグレーダ
    の作業機用油圧回路。
JP1990080673U 1990-07-31 1990-07-31 モータグレーダの作業機用油圧回路 Expired - Lifetime JPH0752189Y2 (ja)

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JPH0441545U JPH0441545U (ja) 1992-04-08
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