JP2513411Y2 - 農用トラクタに装着するフロントロ―ダ―用油圧回路 - Google Patents

農用トラクタに装着するフロントロ―ダ―用油圧回路

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JP2513411Y2 JP1989128701U JP12870189U JP2513411Y2 JP 2513411 Y2 JP2513411 Y2 JP 2513411Y2 JP 1989128701 U JP1989128701 U JP 1989128701U JP 12870189 U JP12870189 U JP 12870189U JP 2513411 Y2 JP2513411 Y2 JP 2513411Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は農用トラクタに装着されたフロントローダー
を操作するための油圧回路に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に農用トラクタに装着されたフロントローダーの
操作は、第7図に示すように、リフトアーム(12)を昇
降するリフトシリンダ(1)及び作業機(13)を駆動す
るダンプシリンダ(2)により行われる。
リフトシリンダ(1)、ダンプシリンダ(2)の作動
はトラクタ(T)側に設置された油圧ポンプから吐出さ
れる作動油を油圧制御することにより行うが、そのため
の油圧回路として第4図、第5図、第6図に示すものが
公知になっている。
まず第4図に示す油圧回路は、リフトシリンダ
(1)、ダンプシリンダ(2)が電磁式シリンダ選択弁
(7)を介して、手動式方向制御弁(8)に接続され、
手動式方向制御弁(8)は、トラクタ(T)側に設置さ
れた油圧ポンプ(5)及びタンク(15)に接続され、圧
油の供給を行うようになっている。
シリンダ選択弁(7)は切換によりリフトシリンダ
(1)、あるいは、ダンプシリンダ(2)を択一的に作
動させるようなポジション(7y)(7z)を有し、また、
手動式方向制御弁(8)は、油圧ポンプ(5)より供給
される圧油を正送り、中立、逆送りの各ポジション(8
a)(8b)(8c)で切換えるようになっている。
従って、操作レバーにより手動式方向制御弁(8)を
正送りポジション(8a)に切換えると、シリンダ選択弁
(7)により選択されたリフトシリンダ(1)、あるい
は、ダンプシリンダ(2)を択一的に伸長させることが
でき、逆送りポジション(8c)にすれば、同様に択一的
に収縮させることができる。
次に、第5図に示す油圧回路は、リフトシリンダ
(1)が手動式方向制御弁(9)に、ダンプシリンダ
(2)が手動式方向制御弁(10)にそれぞれ個別に接続
され、さらに、両手動式方向制御弁(9)(10)は油圧
ポンプ(5)から供給される圧油を分岐配管(e)
(g)を通して個別に供給されるよう接続されている。
リフトシリンダ(1)を制御する手動式方向制御弁
(9)は正送り、中立、逆送りの各ポジション(9a)
(9b)(9c)に加え、フロートポジション(9f)が設け
られており、フロートポジション(9f)では、油圧ポン
プ(5)から供給される圧油が弁内流路(h)(i)を
通り、配管(j)によりポート(l)及びタンク(15)
に流入するため、リフトシリンダ(1)がフローティン
グ状態になる。フローティング状態では、リフトシリン
ダ(1)のロッド側油圧室、ヘッド側油圧室と油圧ポン
プ(5)、タンク(15)のすべてが相互に連通する。従
って、外部からの負荷に応じ伸長、収縮作動を行う。
手動式方向制御弁(10)は正送り、中立、逆送りの各
ポジション(10a)(10b)(10c)を有し、中立ポジシ
ョン(10b)では、手動式方向制御弁(9)より供給さ
れた圧油を、弁内流路(i)により、配管(j)を通じ
ポート(l)およびタンク(15)に戻す。
リフトシリンダ(1)がフローティング状態に置かれ
ている時、手動式方向制御弁(10)を正送りポジション
(10a)あるいは逆送りポジション(10c)に切換るとダ
ンプシリンダ(2)は伸長、収縮作動を行うが、その場
合、配管(k)を通じて圧油が手動式方向制御弁(9)
のポート(l)及びタンク(15)に流入するので、リフ
トシリンダ(1)はフローティング状態を維持する。
次に第6図に示す油圧回路は第4図に示す油圧回路と
回路構成は同じであるが、第4図中の手動式方向制御弁
(8)の代わりに、正送り、中立、逆送り、フロートの
各ポジション(11a)(11b)(11c)(11f)を有する4
位置式の手動式方向制御弁(11)を使用した点において
異なっている。
従って、リフトシリンダ(1)又はダンプシリンダ
(2)は伸長、収縮、停止の他にフローティング動作も
択一的に行えるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の油圧回路において、いずれかの弁にフロートポ
ジションを設けている理由は、農用トラクタ(T)に装
着されたフロントローダー(F)を操作して整地作業等
を容易にするためである。具体的に言うと、リフトアー
ム(12)をリフトシリンダ(1)によりフローティング
状態とし、かつ、作業機(13)を固定した状態ではリフ
トアーム(12)は下向き方向に作業機(13)及びリフト
アーム(12)の自重で降下して作業機(13)が地面に常
に接触した状態になり、上向き方向には、外力が作用す
ると自由に浮き上がり得る状態になる。
従って、農用トラクタ(T)を前進あるいは後退させ
ることによって、地面の凹部では、自重作用でリフトア
ーム(12)を下方に移動し、地面の凸部では、これを削
り取ったり、石等の障害物があると、上方に逃がしてこ
れを避けながら進行することができるため作業性が向上
する。
さらに、リフトアーム(12)がフローティング状態に
ある場合に作業機(13)を駆動することができれば、地
面の起伏に合わせて作業機(13)の調節ができるため作
業性は一層向上する。
このように、フローティングポジションを設けること
は作業性を向上させる上で有益であるが、従来の油圧回
路は次の点で問題があった。
まず、第4図に示す油圧回路ではシリンダ選択弁
(7)又は手動式方向制御弁(8)のいずれにもフロー
トポジションが設けられていないため、リフトシリンダ
(1)をフローティング状態にすることができない。次
に、第5図に示す油圧回路では、手動式方向制御弁
(9)にフロートポジションが設けられているので、リ
フトシリンダ(1)をフローティング状態にすることが
でき、かつ、その状態で手動式方向制御弁(10)を切り
換えれば、同時にダンプシリンダ(2)の作動もでき
る。しかし、双方の手動式方向制御弁を運転者の操作で
きる範囲内に設置しなければならないという制約があ
る。一般的に、トラクタ(T)側には手動式方向制御弁
(8)と同形式の手動式方向制御弁が、外部油圧取出弁
として運転席側面に標準装備されているから、その外部
油圧取出弁と取替えることによって、手動式方向制御弁
(9)(10)の内いづれか一方を運転者の操作できる範
囲内にもってくることは可能である。しかし、他方の手
動式方向制御弁は、設置スペース上、フロントローダー
(F)側に設置しなければならず、運転席をキャビン化
した場合、操作レバーを運転者の操作できる範囲にもっ
てくることが困難となる。現在、運転席のキャビン化が
進む傾向にあり、こうした設置上の制約が問題点となっ
てくる。
次に第6図に示す油圧回路では、手動式方向制御弁
(11)をフロートポジション(11f)に切換え、シリン
ダ選択弁(7)をリフトシリンダ(1)の作動ポジショ
ン(7y)に切換えるとリフトシリンダ(1)はフローテ
ィング状態になるが、この状態からダンプシリンダ
(2)を作動しようとすれば、手動式方向制御弁(11)
を正送りポジション(11a)、あるいは逆送りポジショ
ン(11c)に切換えるとともに、シリンダ選択弁(7)
をダンプシリンダ(2)の作動ポジション(7z)に切換
える必要がある。再びリフトシリンダ(1)をフローテ
ィング状態にする場合も、手動式方向制御弁(11)をフ
ローティングポジション(11f)に切り換えるととも
に、シリンダ選択弁(7)をリフトシリンダ(1)の作
動ポジション(7z)に切り換えねばならず、操作が複雑
になる。
又切り換えによってはダンプシリンダ(2)がフロー
ティング状態になる場合が生じるが、作業上不要のもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案では、シリンダ選択弁を、フローティングポジ
ョション、リフトシリンダ作動ポジション、ダンプシリ
ンダ作動ポジションの3つのポジションを有する両方向
電磁式の3位置6ポート制御弁とした。
シリンダ選択弁のフローティングポジションでは、リ
フトシリンダのヘッド側油圧室に通じる弁内流路とロッ
ド側油圧室に通じる弁内流路とが相互に連通すると共
に、ダンプシリンダに通じる2つの弁内流路が双方ロッ
クされている。
シリンダ選択弁のリフトシリンダ作動ポジションで
は、リフトシリンダのヘッド側油圧室に通じる弁内流路
とロッド側油圧室に通じる弁内流路とが相互に独立する
と共に、ダンプシリンダに通じる2つの弁内流路が双方
ロックされている。
シリンダ選択弁のダンプシリンダ作動ポジションで
は、ダンプシリンダのヘッド側油圧室に通じる弁内流路
とロッド側油圧室に通じる弁内流路とが相互に独立する
と共に、リフトシリンダに通じる2つの弁内流路が双方
ロックされている。
したがって、シリンダ選択弁の3つのポジションを電
気的手段によって切り換えることにより、リフトシリン
ダのフローティング、リフトシリンダの作動、およびダ
ンプシリンダの作動を択一的に選択することができる。
〔作用〕
シリンダ選択弁として、リフトシリンダ用のフロート
ポジションを有する両方向電磁式の3位置制御弁を使用
することにより、リフトシリンダによるフローティング
状態とダンプシリンダによるダンプ作動と、リフトシリ
ンダによる昇降作動とが、両方向電磁式の3位置制御弁
の選択操作によって択一的に切り換え操作できるととも
に、シリンダ選択弁を電磁式にしたので、設置上の制約
を懸念する必要がなくなる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図、第2図、第3図に基づいて
説明する。第1図は本考案に係るフロントローダー用油
圧回路の実施例、第2図は油圧回路制御のための電気回
路を示している。また第3図は、第1図及び第2図に示
した油圧回路及び電気回路の具体的構成を示している。
まず、第1図において、リフトシリンダ(1)、ダン
プシリンダ(2)は、両方向電磁式のシリンダ選択弁
(3)を介して手動式方向制御弁(4)に接続され、手
動式方向制御弁(4)はトラクタ側に設置された油圧ポ
ンプ(5)から圧油の供給を受けるように接続されてい
る。
シリンダ選択弁(3)は両方向電磁式の3位置6ポー
ト制御弁であり、フローティングポジション(3x)(以
下、ポジション(3x)と略記する)では、リフトシリン
ダ(1)への2つの接続ポートを相互連通させると共に
タンクおよびポンプポートに連通させ、ダンプシリンダ
(2)への2つの接続ポートは双方ロックするように構
成される。リフトシリンダ作動ポジション(3y)(以下
ポジション(3y)と略記する)ではリフトシリンダ
(2)への2つの接続ポートをタンク又はポンプポート
のいずれかに独立して連通させ、ダンプシリンダ(2)
への2つの接続ポートは双方ロックするように構成され
る。またダンプシリンダ作動ポジション(3z)(以下ポ
ジション(3z)を略記する)では、リフトシリンダ
(1)への2つの接続ポートは双方ロックし、ダンプシ
リンダ(2)への2つの接続ポートをタンク又はポンプ
ポートのいずれかに独立して連通させるように構成され
ている。
そしてポジション(3y)を中立位置とし、ポジション
(3x)、ポジション(3z)はソレノイド(SoLA)、ソレ
ノイド(SoLB)により切り換えるように構成する。
手動式方向制御弁(4)は、正送り、中立、逆送りの
各ポジション(4a)(4b)(4c)を有し、手動操作レバ
ー(6)により切り換える。シリンダ選択弁(3)、手
動式方向制御弁(4)がともに中立位置(3y)、(4b)
にある場合、リフトシリンダ(1)、ダンプシリンダ
(2)はいずれもロックされている。
第2図において、ソレノイド(SOLA)及びソレノイド
(SOLB)は電源(14)に対し並列接続し、かつ、スイッ
チI及びスイッチIIを上記両ソレノイド(SOLA)(SOL
B)の回路に対し並列状態で電源(14)に接続してい
る。スイッチIの回路にはリレー(R1)を直列に接続挿
入し、スイッチIIの回路にはリレー(R2)を直列に接続
挿入し、上記ソレノイド(SOLA)の回路にはリレー
(R1)の常閉接点(r1′)とリレー(R2)の常開接点
(r2)が直列に接続挿入してあり、ソレノイド(SOLB)
の回路にはリレー(R1)の常開接点(r1)が直列に接続
挿入してある。
以上説明した油圧回路及び電気回路の具体的構成は第
3図に示す通りである。第3図において、スイッチIは
自動復帰式押しボタンスイッチであり、農用トラクタ
(T)のキャビン内の運転席周辺の手動式方向制御弁
(4)の操作レバー(6)の先端に取り付けてあり、ス
イッチIIはデテント機構をもつトグルスイッチであり、
農用トラクタ(T)のキャビン内の運転席周辺に設置さ
れている。要するに、スイッチI、IIは共に運転席周辺
に設置される。
スイッチIのみONすれば、リレー(R1)が通電励磁さ
れ、その常開接点(r1)がとじ、ソレノイド(SOLB)が
作動して、シリンダ選択弁(3)はポジション(3z)に
切り換わる。またスイッチIIのみONすれば、リレー
(R2)が通電励磁され、その常開接点(r2)がとじ、ソ
レノイド(SOLA)が作動して、シリンダ選択弁(3)は
ポジション(3x)に切り換わる。さらに、両スイッチを
同時にONすれば、常開接点(r1)(r2)が閉じ常閉接点
(r1′)が開くので、ソレノイド(SOLB)のみ作動する
ことになり、結果、シリンダ選択弁(3)はポジション
(3z)に切り換わる。なお、両スイッチI、IIがOFFの
ときは、ポジション(3y)に切り換わる。
以上が本考案の実施例の構成であって、次に、その動
作を説明する。
今手動式方向制御弁(4)を正送りポジション(4a)
に切り換え、スイッチIIのみをONにすれば、ソレノイド
(SOLA)が働き、シリンダ選択弁(3)がポジション
(3x)に切り換わるためリフトシリンダ(1)がフロー
ティング状態に置かれる。この状態で作業をしている場
合に、ダンプシリンダ(2)を作動する必要が生じた時
は、スイッチIIはONにしたままで、スイッチIをONにす
れば、ソレノイド(SOLA)が切れ、ソレノイド(SOLB)
が働きシリンダ選択弁(3)がポジション(3z)に切り
換わるため、ダンプシリンダ(2)が伸長する。他はそ
のままで手動式方向制御弁(4)を逆送りポジション
(4c)に切り換えれば、ダンプシリンダ(2)が収縮す
る。スイッチIIをONにしたままでスイッチIをOFFにす
ると、ソレノイド(SOLA)が働き、シリンダ選択弁
(3)がポジション(3x)に切り換わるため再びリフト
シリンダ(1)がフローティング状態に戻る。
スイッチIIはデテント機構を有するので、結局上述の
操作はすべて操作レバー(6)と、操作レバー(6)の
先端に取付けられた押ボタン操作式のスイッチIを操作
するだけで行うことができるので、容易にしかも迅速に
行うことができる。
なお、本実施例では、スイッチIを自動復帰式押しボ
タンスイッチ、スイッチIIをデテント機構を有するドグ
ルスイッチを使用したが、他の形式のスイッチを使用す
ることも可能である。
〔考案の効果〕
以上、説明したように、本考案では、農用トラクタに
装着されたフロントローダー用油圧回路において、シリ
ンダ選択弁をリフトシリンダ用のフロートポジションを
有する両方向電磁式の3位置制御弁とすることにより、
リフトシリンダをフローティング状態にすることができ
るだけでなく、このフローティング状態とリフトシリン
ダの作動とダンプシリンダの作動とを、シリンダ選択弁
の選択操作によって択一的に切り換え可能にしたため、
リフトアームをフローティング状態にして行う作業中、
作業機を駆動する必要が生じたときシリンダ選択弁の切
り換えにより容易にその駆動を行うことができる。また
再びリフトアームを、フローティング状態に戻すとき
も、シリンダ選択弁の切換により容易に戻すことができ
るので、作業性を向上させることができる。
さらに、シリンダ選択弁を電磁式にしたので、運転席
のキャビン化傾向による制御弁の設置上の問題も懸念す
る必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す油圧回路の図、 第2図はその制御電気回路図、第3図は第1図及び第2
図の油圧回路、電気回路の具体的構成を示した概略図で
ある。 第4図、第5図、第6図はそれぞれ異なる従来の油圧回
路図を示している。 第7図は農用トラクタに装置されたフロントローダーを
示した外観図である。 (1)…リフトシリンダ、(2)…ダンプシリンダ、
(3)…シリンダ選択弁、(4)…手動式方向制御弁、
(5)…油圧ポンプ、(6)…手動式方向制御弁の操作
レバー、(12)…リフトアーム、(13)作業機、(14)
…電源、(15)…タンク、(3x)(3y)(3z)…シリン
ダ選択弁の各ポジション、(4a)(4b)(4c)…手動式
方向制御弁の各ポジション、(R1)(R2)…リレー、
(r1)(r1′)(r2)…リレー接点、(SOLA)(SOLB)
…ソレノイド、(T)…農用トラクタ、(F)…フロン
トローダー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトアームを昇降させるリフトシリンダ
    と、前記リフトアームの先端部に装着された作業機を駆
    動させるダンプシリンダと、前記リフトシリンダおよび
    ダンプシリンダに接続されたシリンダ選択弁と、前記シ
    リンダ選択弁に接続され、トラクタ側の油圧ポンプから
    吐出される作動油を正送り、中立、逆送りの各ポジショ
    ンで切り換える方向制御弁からなる農用トラクタに装着
    するフロントローダー用油圧回路において、 前記シリンダ選択弁が、フローティングポジョション、
    リフトシリンダ作動ポジション、ダンプシリンダ作動ポ
    ジションの3つのポジションを有する両方向電磁式の3
    位置6ポート制御弁であり、 前記フローティングポジションでは、前記リフトシリン
    ダのヘッド側油圧室に通じる弁内流路とロッド側油圧室
    に通じる弁内流路とが相互に連通すると共に、ダンプシ
    リンダに通じる2つの弁内流路が双方ロックされ、 前記リフトシリンダ作動ポジションでは、前記リフトシ
    リンダのヘッド側油圧室に通じる弁内流路とロッド側油
    圧室に通じる弁内流路とが相互に独立すると共に、前記
    ダンプシリンダに通じる2つの弁内流路が双方ロックさ
    れ、 前記ダンプシリンダ作動ポジションでは、前記ダンプシ
    リンダのヘッド側油圧室に通じる弁内流路とロッド側油
    圧室に通じる弁内流路とが相互に独立すると共に、前記
    リフトシリンダに通じる2つの弁内流路が双方ロックさ
    れ、 前記シリンダ選択弁の前記3つのポジションを電気的手
    段によって切り換えることにより、前記リフトシリンダ
    のフローティング、前記リフトシリンダの作動、および
    前記ダンプシリンダの作動を択一的に選択することを特
    徴とする農用トラクタに装着するフロントローダー用油
    圧回路。
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