JP2004362361A - 画像出力装置、移動通信端末およびプログラム - Google Patents

画像出力装置、移動通信端末およびプログラム Download PDF

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美香 深澤
Hiroyuki Yoshida
裕之 吉田
Kenichi Shimizu
健一 清水
Rika Kimura
梨香 木村
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Abstract

【課題】所望の内容情報を持った2次元バーコードが印刷された紙片を容易に入手することができるようにする。
【解決手段】画像出力装置1は、内容情報を入力し、入力した内容情報を符号化することによりバーコードを生成し、生成したバーコードの近傍であって、当該バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、当該内容情報の一部または全部が印刷されるように、印刷用データを出力する。バーコードを渡す際には、印刷された内容情報に基づいて、渡すべきバーコードが特定され、特定されたバーコードが印刷された部分が用紙から切り取られる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコードを用いて情報を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
バーコードには1次元シンボルを用いるものと2次元シンボルを用いるものがある。後者は2次元バーコードと呼ばれており、大量の情報を提供する場合に用いて好適である。2次元バーコードを用いた情報提供では、情報提供者は、提供したい文字列を符号化して2次元バーコードを生成し、この2次元バーコードを、印刷や通信により、受け手に渡す。
【0003】
受け手における、2次元バーコードの代表的な使い方は、復号により、2次元バーコードに符号化されている情報(以後、「内容情報」と称す)を取得することである。内容情報の復号に用いられる装置としては、ディジタルカメラを備え、特定の形式の2次元バーコードから内容情報を復号する機能を有する移動機が挙げられる(例えば、非特許文献1参照)。また、このような移動機に読み取られる2次元バーコードを作成するプログラムの配布も行われている(例えば、非特許文献2参照)。
【0004】
【非特許文献1】
”J−SHO10”、[online]、シャープ株式会社、[平成15年5月27日検索]、インターネット
<URL:http://www.sharp.co.jp/products/jsh010/text/barcode.html>
【非特許文献2】
”SHARP ケータイ daSH”、[online]、シャープ株式会社、[平成15年5月27日検索]、インターネット
<URL:http://k−tai.sharp.co.jp/download/tools/qrmngr/intro.html>
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したことから明らかなように、一般的なユーザが2次元バーコードを用いて情報を流通させるための基盤が整備されつつある。このような基盤整備が進めば、個人が手軽に情報を符号化して2次元バーコードを生成し、これを印刷し、2次元バーコードが印刷された紙片を他者へ渡す、といった形態での情報の流通が活発化すると考えられる。
【0006】
このような形態で情報が流通される環境下では、内容情報の異なる2次元バーコードが印刷された多数の紙片を用意しておき、シーンに応じて、渡す紙片を変える、ということができれば便利である。しかし、非特許文献2に記載のプログラムを用いた場合、印刷されるのは2次元バーコードのみであるから、多数の紙片の中から渡すべき内容情報を持った2次元バーコードが印刷された紙片を見つけ出すのは困難である。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、所望の内容情報を持った2次元バーコードが印刷された紙片を容易に入手することができるようにする技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内容情報を符号化することにより得られたバーコードの近傍に、当該内容情報の一部または全部を印刷するという新規な思想を背景としている。そして、この新規な思想を背景におくと、内容情報を無作為にレイアウトすると2次元バーコードを正しく読み取ることができなくなる虞がある、という新規な課題が生じる。本発明は、この新規な課題をも解決するものである。
【0009】
本発明は、内容情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、一部が切り取られる用紙の前記一部に前記符号化手段により生成された前記バーコードが印刷されるように、かつ、前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記用紙上の前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力手段により入力された前記内容情報が印刷されるように、印刷用データを出力する出力手段と、を有する画像出力装置を提供する。
この画像出力装置によれば、一部が切り取られる用紙の当該一部にバーコードが印刷され、この用紙上の当該バーコードの近傍であって、当該バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、当該バーコードの内容情報が印刷される、ようにした印刷用データが出力される。
【0010】
本発明は、内容情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、非表示情報を指定させる指定手段と、前記符号化手段により生成された前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力手段により入力された前記内容情報から前記指定手段を用いて指定された前記非表示情報を除いた情報が印刷されるように、印刷用データを出力する一部出力手段と、を有する画像出力装置を提供する。
この画像出力装置によれば、バーコードの近傍であって、当該バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、指定された非表示情報を当該バーコードの内容情報から除いた情報が印刷される、ようにした印刷用データが出力される。
【0011】
本発明は、内容情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、一部が切り取られる用紙の前記一部に前記符号化手段により生成された前記バーコードが印刷されるように、かつ、前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記用紙上の前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力手段により入力された前記内容情報が印刷されるように、印刷用データを出力する出力手段と、を有する移動通信端末を提供する。
この移動通信端末によれば、一部が切り取られる用紙の当該一部にバーコードが印刷され、この用紙上の当該バーコードの近傍であって、当該バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、当該バーコードの内容情報が印刷される、ようにした印刷用データが出力される。
【0012】
本発明は、コンピュータに、内容情報を入力する入力過程と、前記入力過程にて入力した前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、一部が切り取られる用紙の前記一部に前記符号化過程にて生成された前記バーコードが印刷されるように、かつ、前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記用紙上の前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力過程にて入力した前記内容情報が印刷されるように、印刷用データを生成する生成過程と、を実行させるためのプログラムを提供する。
このプログラムを実行するコンピュータでは、一部が切り取られる用紙の当該一部にバーコードが印刷され、この用紙上の当該バーコードの近傍であって、当該バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、当該バーコードの内容情報が印刷される、ようにした印刷用データが生成される。
【0013】
本発明は、コンピュータに、内容情報を入力する入力過程と、前記入力過程により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、非表示情報を指定させる指定過程と、前記符号化過程により生成された前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力過程により入力された前記内容情報から前記指定過程を用いて指定された前記非表示情報を除いた情報が印刷されるように、印刷用データを生成する一部生成過程と、を実行させるためのプログラムを提供する。
このプログラムを実行するコンピュータでは、バーコードの近傍であって、当該バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、指定された非表示情報を当該バーコードの内容情報から除いた情報が印刷される、ようにした印刷用データが生成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、図面において、共通する部分には同一の符号が付されている。
【0015】
[第1実施形態]
[情報流通システム]
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像出力装置1を用いた、2次元バーコードの流通の例を説明するための図である。画像出力装置1は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル2を介して接続されたプリンタ3へ印刷用データを出力する。これにより、プリンタ3が用紙Aに2次元バーコードを印刷する。印刷された複数の2次元バーコードのうちの1つが移動機4に読み取られる。移動機4は、2次元バーコードを読み取ってその内容情報を復号したり、復号した内容情報を用いて、図示しない移動通信網及びインターネットを介した通信(例えば、通話、電子メールの送信、及びWebアクセス)を行ったりすることができる、周知の携帯電話機である。
【0016】
[画像出力装置1]
[構成]
図2に示すように、本実施形態に係る画像出力装置1は、一般的なノート型コンピュータと同様の、ハードウェア構成およびオペレーティングシステムを有する。以降の説明では、画像出力装置1において、オペレーティングシステムが既に起動されているものとする。
【0017】
CPU11は、操作子を備えた操作部12からの操作信号を受け取り、受け取った操作信号で表される命令を実行する。例えば、CPU11は、命令が、不揮発性メモリ13に記憶されたプログラムを実行する旨の命令であれば、RAM14をワークエリアとし、不揮発性メモリ13から該当するプログラムを読み出し、実行する。また、CPU11は、実行中のプログラムの命令に従い、不揮発性メモリ13及びRAM14に対するデータの読み出し/書き込み、USBインタフェース15を介したUSBケーブル2へのデータ出力、及びディスプレイ16への画像データの供給、を行う。なお、USBインタフェース15はあくまで一例であり、プリンタ3などの印刷装置へデータを送信可能なインタフェースであればよく、印刷装置が読み取り可能な可搬型の記録媒体にデータを書き込む書き込み装置としてもよい。
【0018】
不揮発性メモリ13には作成プログラムPが記憶されている。作成プログラムPは、基本的に、画像出力装置1に、入力過程、符号化過程、及び出力過程を順次実行させるためのコンピュータプログラムである。ただし、状況によっては、出力過程に代えて指定過程および一部出力過程を順次実行させることもある。
【0019】
入力過程とは、内容情報を入力する過程である。符号化過程とは、入力した内容情報を符号化することにより2次元バーコードを生成する過程である。出力過程とは、生成した2次元バーコードの近傍であって、当該2次元バーコードが正しく読み取られるために当該2次元バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、入力した内容情報が印刷されるように、印刷用データを出力する過程である。指定過程とは、2次元バーコードの近傍に内容情報を印刷する際に印刷したくない非表示情報を指定させる過程である。一部出力過程とは、生成した2次元バーコードの近傍であって、当該2次元バーコードの余白の外側に、入力した内容情報から当該非表示情報を除いた情報が印刷されるように、印刷用データを出力する過程である。
【0020】
CPU11は、上記の作成プログラムPを用いて、すなわち不揮発性メモリ13から作成プログラムPを読み出して実行することにより、画像出力装置1に、入力手段、符号化手段、出力手段、指定手段、及び一部出力手段を実現する。
【0021】
[入力手段、指定手段]
CPU11は、作成プログラムPを用いて、操作部12からの操作信号に基づいて、図3に示す画面をディスプレイ16に表示させることにより、内容情報および設定情報の入力を促す一方、操作部12から内容情報を表す操作信号を受け取ると当該内容情報を、設定情報を表す操作信号を受け取ると当該設定情報を、RAM14に記憶させる。また、図3に示す画面は、RAM14に記憶されている設定情報の内容を表す画面でもあるから、RAM14に記憶されている内容情報および設定情報の変更に追従する。
【0022】
この図に示すように、CPU11は、内容情報を、氏名、電話番号、電子メールアドレス、及びメモという、4つのフィールドに分けて入力することを画像出力装置1の使用者に要求する。また、CPU11は、内容情報をRAM14に記憶させる際には、当該内容情報が入力されたフィールドの内容情報用の記憶領域に書き込む。
【0023】
一方、RAM14に記憶される設定情報により定められる事項としては、非表示情報、バーコードサイズ(大/中/小)、及び2次元バーコードのピッチがある。非表示情報は以下のように定められる。CPU11は、フィールド毎にチェックボックスを表示させ、操作部12からの操作信号がチェックボックスのオン/オフを変更する旨の信号であれば、該当するフィールドのチェックボックス用の記憶領域に記憶されている値を反転させる。なお、チェックボックス用の記憶領域に記憶された値のデフォルト値は全てオフである。チェックボックス用の記憶領域に記憶された値がオンのフィールドの内容情報は、非表示情報として取り扱われる。
【0024】
上述したことから明らかなように、入力手段および指定手段は、CPU11、操作部12、不揮発性メモリ13、RAM14、ディスプレイ16を構成要素としている。もちろん、内容情報の入力を、操作部とディスプレイを有するターミナルから送信されてくる情報の受信により行うように変形すれば、操作部12及びディスプレイ16に代えて、当該ターミナルと通信するための通信部が構成要素となる。
【0025】
[符号化手段]
また、CPU11は、作成プログラムPを用いて、RAM14に記憶されている内容情報を予め定められた符号化方式で符号化することにより、2次元バーコードを生成し、この2次元バーコードの周囲に余白を配した画像を表す画像データである2次元バーコードデータをRAM14に記憶させる。この余白の広がりを示す余白情報は作成プログラムPに内包されている。
上述したことから明らかなように、符号化手段は、CPU11、不揮発性メモリ13、RAM14を構成要素としている。
【0026】
[出力手段、一部出力手段]
CPU11は、作成プログラムPを用いて、RAM14に記憶されている設定情報に基づいて、印刷用データを得るための作成処理を行う。この作成処理において、CPU11は、まず、RAM14に記憶されている設定情報に定められたピッチ及びバーコードサイズと余白情報とに基づいて画像サイズを定める。以降の処理は、RAM14のチェックボックス用の記憶領域に記憶されている値が全てオフか、少なくとも1つがオンか、に応じて定まる。
【0027】
[全てオフ(出力手段)]
全てオフの場合、CPU11は、定めた画像サイズを示すデータと、RAM14に記憶されている2次元バーコードデータと、当該2次元バーコードデータで表される画像の右隣に当該画像から所定距離だけ離れて全てのフィールドの名称を印刷することを定めたデータと、各名称の右隣に、該当するフィールド用の記憶領域に記憶されている内容情報をそのまま印刷することを定めたデータと、を含んだ印刷用データを作成する。所定距離は任意であり、2次元バーコードが印刷された部分のみを手で切り取ったとしても2次元バーコードの読み取りに支障が生じない程度の距離を示す情報が作成プログラムPに内包されている。さらに、CPU11は、画像出力装置1の使用者の意志を確認し、作成した印刷用データを、USBインタフェース15を介してUSBケーブル2へ送出したり、不揮発性メモリ13に記憶させたり、破棄したりする。
【0028】
[少なくとも1つがオン(一部出力手段)]
少なくとも1つがオンの場合、CPU11は、フィールド毎に、RAM14のチェックボックス用の記憶領域に記憶されている値がオンであれば当該フィールドの内容情報については伏せ字で、オフであれば当該フィールドの内容情報についてはそのまま印刷することを決定する。この決定に従って作動する点を除くと、以降の動作は、全てがオフの場合と同様である。
【0029】
上述したことから明らかなように、出力手段および一部出力手段は、それぞれ、CPU11、不揮発性メモリ13、RAM14、及びUSBインタフェース15を構成要素としている。もちろん、画像出力装置1とプリンタ3とがUSBケーブル2で接続されるのではなくネットワークを介して通信するように変形すれば、USBインタフェース15に代えて、LANカードや無線通信部等のネットワークインタフェースが構成要素となる。
【0030】
[動作]
上述した構成の画像出力装置1の動作について、主に図4を参照して説明する。
【0031】
CPU11は、操作部12からの操作信号に従い、図3に示す画面をディスプレイ16に表示させる。使用者は、この画面を参照しつつ、操作部12を操作して、内容情報や設定情報を入力する。CPU11は、入力された内容情報および設定情報をRAM14に記憶させるとともに、RAM14に記憶されている内容情報および設定情報を画面に反映させる。
【0032】
ここで、図3に示す通りの内容情報および設定情報が入力されたものとする。
つまり、「氏名」を名称としたフィールドに「清水健一」、「TEL」を名称とした電話番号のフィールドに「09000000000」、及び「メモ」を名称としたフィールドに「臨時の連絡先です。」という内容情報が入力され、バーコードサイズを小、ピッチを0.35と定める設定情報が入力されたものとする。
【0033】
そして、使用者が操作部12を用いて、画面内の生成ボタンB1を押す操作を行うと、CPU11は、以上の情報入力処理(ステップS1)を終了し、RAM14に記憶されている内容情報を符号化して2次元バーコードを生成し、この2次元バーコードに余白を付加した画像を表す画像データである2次元バーコードデータをRAM14に記憶させる(ステップS2)。
【0034】
次に、CPU11は、RAM14に記憶されている設定情報に定められたピッチ及びバーコードサイズと余白情報とに基づいて画像サイズを定める。次に、CPU11は、定めた画像サイズを示すデータと、RAM14に記憶されている2次元バーコードデータと、当該2次元バーコードデータで表される画像の右隣に当該画像から所定距離だけ離れて全てのフィールドの名称を印刷することを定めたデータと、各名称の右隣に、該当するフィールド用の記憶領域に記憶されている内容情報をそのまま印刷することを定めたデータと、を含んだ印刷用データを作成する(ステップS3)。
【0035】
次に、CPU11は、図5に示す画面をディスプレイ16に表示させ、使用者の指示を待つ(ステップS4)。この画面により、使用者には、作成された2次元バーコードの印刷時に全ての内容情報がそのまま印刷されることが知らされる。ここでは、印刷ボタンB3を押す操作が行われるものとする。この操作に応じた操作信号を受け取ると、CPU11は、作成した印刷用データを、USBインタフェース15を介してプリンタ3へ送信する(ステップS5:NO、S6:YES、S7)。プリンタ3は、この印刷用データを受信し、用紙A(図1参照)を排出する。この用紙Aには、2次元バーコードに対応付けて当該2次元バーコードの内容情報を示す文字列が印刷されているから、使用者は、当該2次元バーコードの用途を容易に把握することができる。
【0036】
そして、図1に示されるように、使用者が、この用紙Aから1つの2次元バーコードが印刷された部分を手で切り取る。用紙Aにおいて、2次元バーコードが印刷された部分と文字列が印刷された印刷部分は、充分に離れているから、2次元バーコードの読み取りに支障の出ないように紙片A1を切り取ることは容易である。そして、使用者が、切り取った紙片A1を移動機4の所有者に手渡すとする。移動機4の所有者は、移動機4を操作し、この紙片A1から2次元バーコードを読み取らせる(図6参照)。紙片A1における2次元バーコードの周囲には充分に広い余白があることから、移動機4は、2次元バーコードを正しく読み取ることができる。
【0037】
CPU11は、印刷用データを、USBインタフェース15を介してプリンタ3へ送信した後、再び、図5に示す画面をディスプレイ16に表示させ、使用者の指示を待つ(ステップS4)。ここで、使用者が操作部12を用いて、画面内の保存ボタンB4を押す操作を行えば、CPU11は、作成された印刷データを不揮発性メモリ13に記憶させる(ステップS8)。
【0038】
実際には、キャンセルボタンB2を押す操作が為され、図3に示す画面が表示されたものとする。この際、RAM14に記憶されている2次元バーコードデータは破棄される。そして、使用者が、操作部12を用いて、氏名および電話番号のフィールドに対応するチェックボックスをオンにする操作を行ったものとする。この操作に応じた操作信号を受け取ったCPUは、RAM14に確保してある、これらのフィールドのチェックボックス用の記憶領域に記憶されている値を反転させる。そして、使用者が、操作部12を用いて、生成ボタンB1を押す操作を行うと、CPU11は、上述した場合と同様の処理を行い、2次元バーコードを生成し、2次元バーコードデータをRAM14に記憶させる(ステップS2)。
【0039】
次に、CPU11は、RAM14に記憶されている設定情報に定められたピッチ及びバーコードサイズと余白情報とに基づいて画像サイズを定める。次に、CPU11は、フィールド毎に、RAM14のチェックボックス用の記憶領域に記憶されている値がオンであれば当該フィールドの内容情報については伏せ字(例えば、「***」)で、オフであれば当該フィールドの内容情報についてはそのまま印刷することを決定する。ここでは、氏名および電話番号のフィールドについては内容情報を伏せ字で印刷することが決定され、他のフィールドについては内容情報をそのまま印刷することが決定される。
【0040】
次に、CPU11は、定めた画像サイズを示すデータと、RAM14に記憶されている2次元バーコードデータと、当該2次元バーコードデータで表される画像の右隣に当該画像から所定距離だけ離れて全てのフィールドの名称を印刷することを定めたデータと、各名称の右隣に、該当するフィールド用の記憶領域に記憶されている内容情報を印刷することを定めたデータと、を含んだ印刷用データを作成する。ただし、この印刷用データ内の、内容情報を印刷することを定めたデータは、氏名および電話番号のフィールドの内容情報については伏せ字で印刷することを定め、その他のフィールドの内容情報についてはそのまま印刷することを定めている(ステップS3)。
【0041】
次に、CPU11は、図7に示す画面をディスプレイ16に表示させ、使用者の指示を待つ(ステップS4)。この画面により、使用者には、作成された2次元バーコードの印刷時に、氏名および電話番号が伏せ字で印刷されること、すなわち内容情報がそのまま印刷されるのはメモのフィールドに入力した内容情報のみであることが知らされる。
【0042】
そして、使用者が、操作部12を用いて、印刷ボタンB3を押す操作を行うと、CPU11は、CPU11は、上述した場合と同様の処理を行う(ステップS5:NO、S6:YES、S7)。これにより、プリンタ3から用紙D(図1参照)が排出される。この用紙Dにおいて、メモのフィールドについては、内容情報がそのまま印刷されているから、図1に示すように、メモのフィールドに当該情報の用途を連想させる情報を入力しておけば、当該2次元バーコードの用途を容易に把握することができる。また、用紙Dにおいて、氏名および電話番号は伏せ字で印刷されている。このため、用紙Dや、2次元バーコード(紙片D1)を切り取った後の用紙Dを、紛失したり落としたりして、用紙Dに印刷された文字列が第三者の目に触れたとしても、2次元バーコードを読み取られて内容情報が復号されない限り、個人情報(氏名および電話番号)が第三者に知られることはない。
【0043】
[第1実施形態の変形]
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、この形態を以下のように変形しても本発明を実施することができる。
【0044】
上述した実施形態において不揮発性メモリ13に記憶された印刷用データの用途は任意である。例えば、USBインタフェース15に取り付け可能な外付けのFD(フレキシブルディスク)ドライブを用いてFDに書き込み、他のコンピュータにて印刷するようにしてもよいし、画像出力装置1のオペレーティングシステムが備えているメーラを用いて他のコンピュータへ送信するようにしてもよい。この場合、USBインタフェース15ではなく、送信部が、出力手段と一部出力手段の構成要素となる。
【0045】
また、上述した実施形態では、ノート型のコンピュータを画像出力装置1としたが、任意のコンピュータに画像出力装置1の機能を持たせるようにしてもよい。また、印刷用データをメーラを用いて他のコンピュータへ送信するような態様であれば、以下に述べる第2実施形態のように、携帯電話機等の移動通信端末に画像出力装置1と同等の機能を持たせることができる。
【0046】
[第2実施形態]
[構成および動作]
図8は本発明の第2実施形態に係る移動通信端末100の構成を示すブロック図である。この図から明らかなように、移動通信端末100は、プログラムを実行可能なコンピュータでもある。また、移動通信端末100は、移動機4が備えている全ての機能を備えている。
【0047】
移動通信端末100のCPU101は、操作子を備えた操作部102からの操作信号を受け取り、受け取った操作信号で表される命令を実行する。例えば、CPU101は、命令が、不揮発性メモリ103に記憶されたプログラムを実行する旨の命令であれば、RAM104をワークエリアとし、不揮発性メモリ103から該当するプログラムを読み出し、実行する。
【0048】
また、CPU101は、実行中のプログラムの命令に従い、不揮発性メモリ103及びRAM104に対するデータの読み出し/書き込み、ディスプレイ105への画像データの供給、無線部106を用いた移動パケット通信網7(図10参照)経由での無線通信、赤外線インタフェース107を用いた赤外線通信、及びディジタルカメラ108の制御を行う。
【0049】
また、不揮発性メモリ103には、ブラウザプログラムRが記憶されている。
CPU101は、操作部102からの操作信号に従い、ブラウザプログラムRを用いて、インターネット8に接続された配信サーバ200から、作成プログラムQをダウンロードし、不揮発性メモリ103に記憶させる。また、不揮発性メモリ103には、電子メールの作成や送受信を行うためのメールプログラムSが記憶されている。CPU101は、操作部102からの操作信号に従い、メールプログラムSを用いて、非テキストのデータを添付した電子メールの作成や送受信を行う。
【0050】
また、不揮発性メモリ103には、赤外線インタフェース107を用いて他の機器と赤外線通信するための赤外線通信プログラムTと、通信相手の、氏名、電話番号、電子メールアドレス、及びメモ(任意の情報)を記録するための電話帳Uと、移動通信端末100自身の電話番号などの個人情報Vとが記憶されている。
【0051】
上記作成プログラムQをCPU101が実行しているときに移動通信端末100が行う処理の流れを図9に示す。この図におけるステップS102、S103及びS105は、図4中の対応するステップS2、S3及びS5と同内容の処理である。また、ステップS106がステップS8と異なる点は、印刷用データを記憶するものが、不揮発性メモリ13ではなく、不揮発性メモリ103である点のみである。ステップS101がステップS1と異なる点は以下に列挙する通りである。
【0052】
(1)CPU101は、移動通信端末100に特化したユーザインタフェースを提供する。このように作成プログラムQが設計されているのは、ディスプレイ105の表示領域はディスプレイ16の表示領域よりも狭く、また、操作部12に比較して操作部102には操作性の面で大きな制約があるからである。
【0053】
(2)CPU101は、操作部102からの操作信号により表される使用者の指示が、電話帳Uや個人情報Vの一部または全部の情報を流用する旨の指示であれば、指示された情報を不揮発性メモリ103から読み出し、内容情報として自動的に入力する。このように作成プログラムQが設計されている背景には、個人的な情報が蓄積される、という携帯端末の特性を有効に利用するという思想、及び情報入力に関する操作性の面で制約がある携帯端末では内容情報の入力を簡単に行うことができるようにすべきであるという思想がある。
【0054】
ステップS104がステップS4と異なる点は、移動通信端末100に特化したユーザインタフェースを採用している点と、印刷の指示を入力させるためのユーザインタフェース(第1実施形態における印刷ボタンB3)を提供しない点である。後者のようにしているのは、ステップS6及びS7に相当するステップが無いからである。これらのステップが無いのは、作成プログラムQは出力までは受け持たないように設計されているからである。作成プログラムQが出力まで受け持たない理由について以下に述べる。
【0055】
移動通信端末100から印刷用データを出力する態様は2つある。電子メールに添付して送信する態様と、赤外線通信により送信する態様である。いずれも、作成プログラムQ以外のプログラムを用いて出力処理が行われる態様である。したがって、印刷用データを不揮発性メモリ103に記憶させれば、周知の各種プログラムを用いてこれらの出力態様を実現することができる。つまり、作成プログラムQは印刷用データを生成し(生成過程、一部生成過程)、不揮発性メモリ103に記憶させるところまで受け持てばよい。なお、このことから明らかなように、本実施形態では、CPU101が作成プログラムQを実行することで実現される生成手段および一部生成手段は、それぞれ、CPU101、不揮発性メモリ103、及びRAM104のみを構成要素としている。
【0056】
[使用例]
図10は、移動通信端末100を用いた情報流通の様子を説明するための図である。図中のコンピュータ300は赤外線通信機能と電子メールの送受信機能とを有し、移動通信端末100との間で赤外線通信や電子メールの送受信を行うことができる。移動通信端末100では、図9に示す流れの処理が行われ、2次元バーコードデータと、当該2次元バーコードデータで表される画像の右隣に当該画像から所定距離だけ離れて全てのフィールドの名称を印刷することを定めたデータと、各名称の右隣に、氏名および電話番号のフィールドについては内容情報を伏せ字で、他のフィールドについては内容情報をそのまま印刷することを定めたデータとを含む印刷用データが作成され、不揮発性メモリ103に記憶されているものとする。
【0057】
[赤外線通信]
使用者が移動通信端末100を操作することにより、赤外線通信による印刷用データの送信が指示されると、CPU101は、赤外線通信プログラムTを用いて、不揮発性メモリ103に記憶されている印刷用データを、赤外線インタフェース107経由でコンピュータ300へ送信する。コンピュータ300は当該印刷用データを受信し、使用者の指示に従って、プリンタ3へ送信する。ブリンタ3は当該印刷用データを受信すると、当該印刷用データに基づいて印刷を行う。
この結果、プリンタ3から、用紙Cが排出される。用紙Cに印刷された内容は第1実施形態において用紙Dに印刷された内容と同様である。この用紙Cを用いて行われる情報流通は第1実施形態におけるものと同じである。
【0058】
[電子メール添付]
使用者が移動通信端末100の操作部102を操作することにより、印刷用データをコンピュータ300宛の電子メールに添付して送信する旨が指示されると、CPU101は、メーラプログラムSを用いて、不揮発性メモリ103に記憶されている印刷用データを添付した移動機6A宛の電子メールを、無線部106経由で送信する。この電子メールは、移動パケット通信網7及びインターネット8経由でコンピュータ300により受信される。以後、赤外線通信の場合と同様の動作となり、プリンタ3から用紙Cが排出される。
【0059】
[第2実施形態の変形]
以上、本発明の第2実施形態について説明したが、この形態を以下のように変形しても本発明を実施することができる。
【0060】
印刷用データの送信処理を、メーラプログラムSや赤外線通信プログラムT等の既存のプログラムに受け持たせる構成としたが、作成プログラムQが送信処理まで受け持つように作成プログラムQの内容を変更してもよい。
【0061】
また、印刷用データを不揮発性メモリ103に記憶させるようにしたが、印刷用データの作成に必要なデータを不揮発性メモリ103に記憶させ、送信時に、不揮発性メモリ103に記憶しているデータを用いて印刷用データを作成し、これを送信する、ように変形してもよい。
【0062】
近距離通信の一例として赤外線通信を挙げたが、他の任意の方式の通信をも採用可能である。また、印刷用データの出力に用いられる媒体は、通信媒体に限らない。例えば、移動通信端末100に着脱自在なメモリカードに印刷用データを記憶させ、このメモリカードを移動通信端末100から外して運ぶようにしてもよい。
【0063】
インターネット8に接続された配信サーバ200が移動通信端末100へ作成プログラムQを配信するようにしたが、移動パケット通信網7とインターネット8とを接続するゲートウェイサーバや移動パケット通信網7のみに接続されたサーバが作成プログラムQを移動通信端末100へ配信するように変形してもよい。
【0064】
また、移動パケット通信網7とインターネット8とを接続するコンピュータ(例えばゲートウェイサーバ)や移動パケット通信網7のみに接続されたコンピュータに、作成プログラムQを改変して得られるサーバ型の改変プログラムを実行させることにより、移動通信端末からの要求に従って上記の出力用データを生成させ、この出力用データを返信させる、というように変形してもよい。なお、改変プログラムを得るために作成プログラムQに加える改変は、スタンドアロン型のプログラムをクライアント/サーバ型のプログラムに変更するための一般的な改変に過ぎない。また、移動通信端末では改変プログラムに対応したクライアント型のプログラムを実行する必要があるが、その役割を既存の移動通信端末に搭載されているブラウザプログラムに担わせることができるように改変プログラムを設計すれば、既存の移動通信端末をそのまま用いることもできる。
【0065】
[全体的な変形]
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、その主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、2次元バーコードでなく、1次元シンボルを用いる1次元バーコードに適用した形態としてもよいことは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、出力または生成された印刷用データを用いて印刷を行えば、バーコードの内容情報の一部または全部が当該バーコードの近傍に印刷される。したがって、使用時に用紙からバーコードが印刷された部分を切り取って渡すような使用形態とすれば、所望の内容情報を持った2次元バーコードが印刷された紙片を容易に入手可能とすることができる。また、内容情報は、バーコードが正しく読み取られるために当該バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に印刷されるから、上記の使用形態であっても、バーコードが正しく読み取られるように印刷された紙片を容易に入手可能とすることができる。また、指定された情報を除外して内容情報を印刷するようにする態様では、個人情報等の秘密性を有する情報が漏洩する可能性を低くすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像出力装置1を用いた情報流通の様子を説明するための図である。
【図2】同画像出力装置1の構成を示すブロック図である。
【図3】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図4】同画像出力装置1が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図6】同情報流通において2次元バーコードが読み取られる様子を説明するための図である。
【図7】同画像出力装置1の表示画面の一例を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る移動通信端末100の構成を示すブロック図である。
【図9】同移動通信端末100が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】同移動通信端末100を用いた情報流通の様子を説明するための図である。
【符号の説明】
1…画像出力装置、11,101…CPU、12,102…操作部、13,103…不揮発性メモリ、14,104…RAM、15…USBインタフェース、16,105…ディスプレイ、100…移動通信端末、106…無線部、107…赤外線インタフェース、108…ディジタルカメラ、P,Q…作成プログラム、S…メーラプログラム、T…赤外線通信プログラム。

Claims (7)

  1. 内容情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、
    一部が切り取られる用紙の前記一部に前記符号化手段により生成された前記バーコードが印刷されるように、かつ、前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記用紙上の前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力手段により入力された前記内容情報が印刷されるように、印刷用データを出力する出力手段とを有する画像出力装置。
  2. 前記出力手段は、前記符号化手段により生成された前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力手段により入力された前記内容情報の一部が印刷されるように、印刷用データを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記出力手段は、前記符号化手段により生成された前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力手段により入力された前記内容情報の全部が印刷されるように、印刷用データを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  4. 内容情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、
    非表示情報を指定させる指定手段と、
    前記符号化手段により生成された前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力手段により入力された前記内容情報から前記指定手段を用いて指定された前記非表示情報を除いた情報が印刷されるように、印刷用データを出力する一部出力手段とを有する画像出力装置。
  5. 内容情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化手段と、
    一部が切り取られる用紙の前記一部に前記符号化手段により生成された前記バーコードが印刷されるように、かつ、前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記用紙上の前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力手段により入力された前記内容情報が印刷されるように、印刷用データを出力する出力手段とを有する移動通信端末。
  6. コンピュータに、
    内容情報を入力する入力過程と、
    前記入力過程にて入力した前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、
    一部が切り取られる用紙の前記一部に前記符号化過程にて生成された前記バーコードが印刷されるように、かつ、前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記用紙上の前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力過程にて入力した前記内容情報が印刷されるように、印刷用データを生成する生成過程とを実行させるためのプログラム。
  7. コンピュータに、
    内容情報を入力する入力過程と、
    前記入力過程により入力された前記内容情報を符号化することにより、バーコードを生成する符号化過程と、
    非表示情報を指定させる指定過程と、
    前記符号化過程により生成された前記バーコードの近傍であって、前記バーコードが正しく読み取られるために前記バーコードの周囲に確保されるべき余白の外側に、前記入力過程により入力された前記内容情報から前記指定過程を用いて指定された前記非表示情報を除いた情報が印刷されるように、印刷用データを生成する一部生成過程とを実行させるためのプログラム。
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