JP4002861B2 - 電子機器及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
電子機器において情報を表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンピュータを用いて電子メールの送受信が行われている。最近では、テキストのみならず、画像や音声などの情報をも送受信可能な電子メールシステムが実用化されたり提案されたりしている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシステムでは、メール本文中に、テキスト、画像、音声等のマルチメディア情報へのリンクが張られた電子メールを生成し、これを送受信する。この電子メールにはマルチメディア情報自体も含まれており、メール本文とマルチメディア情報とがまとめて送受信される。受信側の端末装置では、まず、メール本文が表示され、ユーザの操作に応じて、マルチメディア情報の表示または再生が行われる。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−244856号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、広告や教育、プレゼンテーション等の分野では、人の興味を惹くために、まず一部の情報を提供し、この情報に興味を示した人に次の情報を提供するといった、対話型の情報提供が行われている。このような形態の情報提供を行うための技術として、特許文献1に記載の電子メールシステムは好適である。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の電子メールシステムでも、一般的な電子メールシステムと同様に、メール本文のテキストは一挙に表示されてしまう。大量のテキストが一挙に表示されると、読者は興味を失ってしまいがちであるから、人の興味を惹くという観点では、メール本文のテキストを段階的に表示することができるようにシステムを改変するのが望ましい。例えば、メール本文のテキスト内に所定のバウンダリ文字列を挿入してメール本文をブロック化し、一方のブロックのテキストをまず表示し、ユーザ操作を契機として他方のブロックのテキストを表示する、というように改変することが考えられる。
【0006】
しかし、電子メールを取り扱うメーラが準拠する標準的な仕様(例えばMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions))では、メール本文は最小のデータブロックであり、最小のデータブロックへのバウンダリ文字列の挿入は許容されていない。つまり、上記の改変を行うと、標準的な仕様を満たさなくなってしまう。標準的な仕様に準拠せずに独自の仕様を採用することも考えられるが、独自の仕様の策定および普及に膨大な手間と時間がかかる。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、標準的な仕様を満たしつつ、標準的な仕様における最小のデータブロック内のデータを対話的かつ段階的に提供することができる技術を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、第1のデータと該第1のデータ内における範囲を表す拡張情報とを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した拡張情報で表される範囲に対応する第2のデータを前記第1のデータから抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した第2のデータに基づいて画像の表示または音声の出力を行う第1の出力手段と、所定の指示を受け付ける受付手段と、前記第1の出力手段が画像の表示または音声の出力を行ったのに続いて前記受付手段が所定の指示を受け付けた場合に、前記第1のデータと、前記第1のデータから前記第2のデータを除いた第3のデータとのいずれかに基づいて画像の表示または音声の出力を行う第2の出力手段とを有することを特徴とする電子機器を提供する。
【0009】
また、本発明は、コンピュータを、第1のデータと該第1のデータ内における範囲を表す拡張情報とを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した拡張情報で表される範囲に対応する第2のデータを前記第1のデータから抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した第2のデータに基づいて画像の表示または音声の出力を行う第1の出力手段と、所定の指示を受け付ける受付手段と、前記第1の出力手段が画像の表示または音声の出力を行ったのに続いて前記受付手段が所定の指示を受け付けた場合に、前記第1のデータと、前記第1のデータから前記第2のデータを除いた第3のデータとのいずれかに基づいて画像の表示または音声の出力を行う第2の出力手段として機能させるためのプログラムを提供する。
【0010】
本発明によれば、第1のデータと拡張情報とが受信されると、拡張情報で表される範囲に対応する第2のデータが第1のデータから抽出され、第2のデータに基づいて画像の表示または音声の出力が行われる。そして、画像の表示または音声の出力が行われたのに続いて所定の指示が受け付けられた場合に、第1のデータと、第1のデータから第2のデータを除いた第3のデータとのいずれかに基づいて画像の表示または音声の出力が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
[A.構成]
(1)通信システムの構成
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。図1に示されるように、この通信システムは、移動パケット通信網40と、基地局50と、メールサーバ60と、端末装置20Aと、端末装置20Bと、を有している。なお、以下では、端末装置20AのユーザをユーザAとし、端末装置20BのユーザをユーザBとする。そして、これらの各ユーザは固有の電子メールアドレスを有しているものとする。すなわち、ユーザAは、“A@abc.ne.jp”を、ユーザBは、“B@abc.ne.jp”を有しているものとする。なお、以下では、端末装置20Aと端末装置20Bとを区別する必要がない場合には、「端末装置20」と表記する。
【0012】
移動パケット通信網40は、基地局50に接続されており、この基地局50に収容されている端末装置20に対してパケット通信サービスを提供するためのものである。なお、図1に示す通信システムは、移動パケット通信網40の他に、図示せぬ移動通信網を備えている。この移動通信網は端末装置20に対して一般的な移動電話の通話サービスを提供するものである。基地局50は、一定の広さを有する無線セルを形成するものである。基地局50は自局の形成する無線セル内に在圏する端末装置20を収容し、この端末装置20と無線通信するためのものである。
【0013】
メールサーバ60は、移動パケット通信網40に接続されたコンピュータ装置であり、ユーザAやユーザBの夫々の電子メールアドレスに対応付けられたメールボックスを有している。メールサーバ60は、これらのユーザの電子メールアドレス宛てに送信されてきた電子メールデータを受信すると、受信した電子メールデータをその宛先に該当するメールボックスへ格納する。また、メールサーバ60は端末装置20とHTTP(Hyper Text Transport Protocol)に準拠した通信を行う機能を備えている。このHTTP通信機能を用いて、メールサーバ60は端末装置20から送信されてきたHTTPリクエストを受信し、そのHTTPリクエストの内容に応じた処理を行うことができる。
【0014】
例えば、受信したHTTPリクエストの内容が電子メールデータを指定された宛先へ送信することである場合には、メールサーバ60は当該HTTPリクエストの内容に基づいて電子メールデータを生成し、生成した電子メールデータをその宛先へ送信する。また、受信したHTTPリクエストの内容が、メールボックスに格納されている電子メールデータの閲覧要求である場合には、メールサーバ60はその電子メールデータを内包したHTTPレスポンスを生成し、そのHTTPレスポンスを上記HTTPリクエストの送信元へ返信する。
【0015】
端末装置20は、例えばHTTP通信機能を備えた携帯電話機であり、自装置が在圏している無線セルを形成する基地局50と無線通信を行うものである。端末装置20は、このHTTP通信機能を用いて、メールサーバ60に電子メールデータを所望の宛先へ送信させることや、自装置のユーザの電子メールアドレス宛に送信されてきた電子メールデータをメールサーバ60から取得し、その内容をユーザに閲覧させることができる。
【0016】
(2)端末装置20の構成
次に、図2を参照しつつ、端末装置20の構成について説明する。図2に示されるように、端末装置20は、CPU(Central Processing Unit)210と、操作部220と、表示部230と、無線通信部240と、記憶部250と、これら各構成要素間のデータ授受を仲介するバス260とを備えている。
【0017】
CPU210は、記憶部250に格納されているソフトウェアを実行することにより、端末装置20の各部を制御するものである。
操作部220は、ユーザに操作される操作子を備えており、これらの操作子の操作内容に応じた情報をCPU210へ引き渡す。表示部230は、例えば液晶ディスプレイであり、CPU210から引き渡された画像データに応じた画像を表示する。無線通信部240は、アンテナ(図示省略)を備えており、基地局50と無線通信するためのものである。この無線通信部240は基地局50から送信されてくる情報を受信し、受信した情報をCPU210へ引き渡すと共に、CPU210から引き渡された情報を、基地局50へ送出する。
【0018】
記憶部250は、RAM251と、ROM252と、不揮発性メモリ253とを有している。RAM251は、ソフトウェアを実行中のCPU210によりワークエリアとして使用されるものである。ROM252は、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)や、メーラなどのソフトウェアを格納している。不揮発性メモリ253は、ユーザの電話番号や、メールサーバ60のURL(Uniform Resource Locator)や、画像定義テーブルなどが格納されている。また、不揮発性メモリ253には、メールサーバ60から転送されてきた電子メールデータが格納される。
【0019】
図3は、不揮発性メモリ253に格納されている画像定義テーブルの一例を示す図である。この画像定義テーブルには、番号nに対応した画像データが登録されている。
例えば、n=“1”に対応付けられて、プレゼントマークを表す画像データが登録されている。
また、n=“2”に対応付けられて、ボタンマークを表す画像データが登録されている。
【0020】
次に、ROM252に格納されているソフトウェアについて説明する。OSは、例えば、表示部230への画像の表示や、記憶部250へのデータの書き込みなど、他のソフトウェアから共通して利用される基本的な機能を提供するためのソフトウェアである。このOSは、端末装置20の電源(図示省略)が投入されると即座にCPU210により読み出され実行される。
【0021】
メーラは、OSによる制御の下で、例えばユーザの実行指示に応じて実行されるソフトウェアである。このメーラを実行している状態のCPU210には、メールサーバ60に電子メールデータを送信させるための機能(以下、「メール送信機能」とする)や、メールボックスに格納されている電子メールデータをユーザAに閲覧させるための機能(以下、「メール閲覧機能」とする)が付与される。なお、メーラを実行する態様は、ユーザによる実行指示に限定されるものではなく、OSの起動直後にOSにより実行される態様であっても良く、また、電子メールデータがメールボックスへ格納されたことを示す通知をメールサーバ60から受信した場合に実行される態様であっても良い。
【0022】
CPU210は、メール送信機能により、ユーザにより入力された本文を内包した電子メールデータを、ユーザにより入力された宛先へ送信することを要求するHTTPリクエストを生成し、そのHTTPリクエストをメールサーバ60へ送信する。
【0023】
図4は、CPU210のメール送信機能により送信される電子メールデータの一例を示す図である。
図4に示されるように、電子メールデータは、ヘッダブロック101と本文ブロック102との二つのデータブロックを有する。このヘッダブロック101と本文ブロック102とは空行(<CR><LF>等の改行文字のみから成る行)で区分けされる。
【0024】
ヘッダブロック101には、通常の送信先(To:)の電子メールアドレスと送信元(From:)の電子メールアドレスとが記述されている。
また、本文ブロック102には、本発明で特徴的なバウンダリ文字列102aや拡張情報102bとが記述されている。また、本文ブロック102には、文字列を表す文字データで構成された本文102cが記述されている。
ここでバウンダリ文字列102aとは、RFC2046(Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) Part Two:Media Types)で定義されているMIMEの拡張仕様に準拠して定義された、境界を表す文字データである。本実施形態では、バウンダリ文字列102aとして、「装飾」を表す“--B:Decoration+
<LF>”の文字を使用している。
【0025】
また、このバウンダリ文字列102aで挟まれた情報は、拡張情報102bを表している。本実施形態においては、“--B:Decoration+
<LF>”で挟まれた情報が拡張情報102bを表しており、この拡張情報102bは、本文102cの文字に施す「装飾」や、文字の背景に施す「装飾」に関する情報を表している。
「装飾」の種類には、例えば、文字の色づけ、文字サイズの変更、背景への色づけ、文字の「ラッピング」等が存在する。
これらの「装飾」の種類は、拡張情報102bに含まれる文字データによって決定される。例えば、拡張情報102bに“FI”で表される文字データが含まれている場合には、「装飾」の種類が、「ラッピング」であることを表している。ここで、「ラッピング」とは、端末装置20において電子メールが開封されたときに、電子メールデータの本文102cの一部のみを表示部230に表示し、その後、ユーザの指示を受けることにより、残りの未表示の本文102cを表示部230に表示する装飾を表す。
【0026】
図4に示す電子メールデータの例では、バウンダリ文字列102a“--B:Decoration+
<LF>”で挟まれた“+17,1<FI:1>”が拡張情報102bである。これは、「ラッピング」を表す拡張情報“+χ,1<FI:n>”のパラメータχに“17”、パラメータnに“1”が設定されたものである。
バラメータχの後の“,1”は、固定値である。
パラメータχは、当該拡張情報102bを含む電子メールが開封されたときに、本文102cの文字データを、先頭からχ-1桁目まで表示させることを示している。
ここで、1桁とは、半角1文字分を表す。全角1文字分は、2桁となる。
図4に示す電子メールデータにおいては、拡張情報102bのパラメータχに“17”が設定されているため、当該拡張情報102bを含む電子メールが通信端末20で開封されたときに、表示部230には、本文102cの文字データが先頭から16桁目まで表示される。すなわち、文字列“ABCモドコは、MAFOサービスに対応した新端末「MAFO 123」を発売いたします。主な特徴は以下のとおりです。”のうち、“ABCモドコは、”までの文字列が表示される。
【0027】
また、「ラッピング」を表す拡張情報102b(“+χ,1<FI:n>”)のうち、パラメータnは、当該拡張情報102bを内包した電子メールが開封されたときに表示される画像データの種類を示している。
この表示される画像データの種類は、端末装置20の画像定義テーブルに登録されている、nに対応する画像データによって決定される。
例えば、図4に示す電子メールデータにおいては、拡張情報102bのパラメータnが“1”のため、表示部230には、画像定義テーブルに登録されているプレゼントマークの画像が表示される。
【0028】
次いで、メーラを実行している状態のCPU210に付与されるメール閲覧機能について説明する。メーラを実行中のCPU210は、電子メールデータの閲覧をユーザに指示されると、電子メールデータを当該端末装置20へ送信することを要求するHTTPリクエストをメールサーバ60へ送信し、当該HTTPリクエストに対するレスポンスとして、電子メールデータを内包するHTTPレスポンスを受信する。
【0029】
電子メールデータを受信したCPU210は、当該電子メールデータにバウンダリ文字列102aが内包されているか否かを判定する。そして、CPU210は、バウンダリ文字列102aが内包されていた場合には、バウンダリ文字列102aで挟まれた情報を拡張情報102bと判定する。そして、CPU210は、当該拡張情報102bを基に、表示部230に表示すべき本文102cの文字データの先頭からの桁数が何桁かを判定し、判定された桁数の文字データを本文102cより抽出する。また、CPU210は、当該拡張情報102bを基に、表示部230に表示すべき画像データを、不揮発性メモリ253に格納されている画像定義テーブルより抽出する。そして、CPU210は、抽出された文字データと画像データとを表示するための画面を生成して、表示部230に表示する。
【0030】
[B.動作]
次に、図1に示す通信システムの特徴的な動作について、図面を参照しつつ説明する。
【0031】
(1)メール送信動作
まず、ユーザAが、端末装置20Aの操作部220を操作することにより、本文と端末装置20Bの宛先を表す電子メールアドレスを入力して、電子メールを送信するための指示を行う。これにより、図4に示す電子メールデータが内包されたHTTPリクエストが端末装置20Aから送信されたものとする。
【0032】
端末装置20Aから送信されたHTTPリクエストは、基地局50と移動パケット通信網40とを順に介してメールサーバ60へ到達する。そして、メールサーバ60は、受信したHTTPリクエストに内包される電子メールデータの宛先を表す電子メールアドレスが、自装置の有するメールボックスに対応する電子メールアドレスである場合には、そのメールボックスへ、電子メールデータを格納する。
【0033】
(2)メール閲覧動作
次に、メールサーバ60のメールボックスに格納されている電子メールデータをユーザBが閲覧する場合のメール閲覧動作について、図5を参照しつつ説明する。
【0034】
図5は、端末装置20BのCPU210が実行するメール閲覧処理の流れを示すフローチャートである。
ユーザBが端末装置20Bの操作部220を操作し、電子メールデータの閲覧を指示する。これにより、メーラを実行中のCPU210は、まず、当該電子メールデータの送信を要求するHTTPリクエストをメールサーバ60へ送信し、当該リクエストに対するHTTPレスポンスを受信する(ステップS101)。
【0035】
ステップS101にて受信したHTTPレスポンスには、図4に示す電子メールデータが内包されている。CPU210は、この電子メールデータをHTTPレスポンスから読み出し、この電子メールデータに拡張情報102bが内包されているか否かを判定する(ステップS102)。具体的には、CPU210は、電子メールデータに、バウンダリ文字列102a“--B:Decoration+
<LF>”が含まれているか否かを判断する。そして、電子メールデータに上記バウンダリ文字列102aが含まれている場合には、CPU210は、電子メールデータに拡張情報102bが内包されていると判定し(ステップS102;Yes)、逆に、電子メールデータに上記バウンダリ文字列102aが含まれていない場合には、CPU210は、電子メールデータに拡張情報102bが内包されていないと判定する(ステップS102;No)。
拡張情報102bが内包されていないと判定された場合には(ステップS102;No)、CPU210は、電子メールデータに内包されている本文102cを表示するための画面を生成し(ステップS106)、当該画面を表示部230に表示する(ステップS107)という、一般的な電子メールを表示するための処理を行う。
【0036】
ここでは、電子メールデータに上記バウンダリ文字列102aが含まれているため、CPU210は、電子メールデータに拡張情報102bが内包されていると判定する(ステップS102;Yes)。
【0037】
次に、CPU210は、拡張情報102bに含まれている文字データにより、装飾の種類を判定する(ステップS103)。
ここでは、電子メールデータの拡張情報102bに、“FI”で表される文字データが内包されているため、CPU210は、装飾の種類が「ラッピング」であると判定する。
【0038】
次に、CPU210は、表示すべき本文102cの文字データを抽出する(ステップS104)。具体的には、CPU210は、電子メールデータに内包される拡張情報102b(“+χ,1<FI:n>”)のパラメータχで表される桁数分の文字データを、本文102cの先頭から抽出する。
ここでは、電子メールデータに内包される拡張情報102bが“+17,1<FI:1>”であることから、パラメータχが17であるため、CPU210は、本文102cの文字データの先頭から16桁目までが表示すべき文字データと判定する。すなわち、CPU210は、本文102cの文字列“ABCモドコは、”で表される文字データを、表示すべき文字データと判定し、本文102cより当該文字データを抽出する。
【0039】
次に、CPU210は、表示部230に表示すべき画像データを抽出する(ステップS105)。具体的には、CPU210は、拡張情報102b(+χ,1<FI:n>)のパラメータnに対応する画像データを、不揮発性メモリ253に格納されている画像定義テーブルより抽出する。
ここでは、拡張情報102bが“+17,1<FI:1>”であることから、パラメータnが“1”であるため、CPU210は、画像定義テーブルより、プレゼントマークに対応する画像データを抽出する。
【0040】
そして、CPU210は、ステップS104で抽出された文字データと、ステップS105で抽出された画像データとを基に、表示部230に表示するための画面を生成し(ステップS106)、当該生成した画面を表示部230に表示する(ステップS107)。
ここでは、表示部230に、図6に示す画面が表示される。
【0041】
(3)画像選択後の動作
次に、ユーザBが、(2)メール閲覧動作において、表示部230に表示された画面上の画像を選択した時の動作を、図7を参照しながら説明する。
まず、ユーザBは、端末装置20Bの操作部220を操作して、表示部230に表示された、図6に示す画面のプレゼントマークを選択するための指示を行う。
ここで、選択するための指示とは、例えば、カーソルがプレゼントマークの上に置かれた状態で、決定ボタンを押すことをいう。
これにより、CPU210は、決定ボタンより信号を受信して、プレゼントマークが選択されたことを検知する(ステップS201;Yes)。そして、CPU210は、電子メールデータの本文102cの文字データを全て抽出し、当該文字データを基に、ラッピング解除画面を生成する(ステップS202)。そして、CPU210は、表示部230に、図8に示すラッピング解除画面を表示する(ステップS203)。
なお、表示する文字の桁数が、電子メールで表示できる文字数より長い場合には、表示できる文字数を超えた文字は表示されない。
【0042】
以上説明したように、電子メールデータ中にバウンダリ文字列102aと拡張情報102bとを記述することで、電子メールの開封時には、本文102cの一部のみを表示部230に表示し、ユーザの指示があった後に、残りの本文102cを表示することができる。このため、1つの電子メールデータを用いて、変化に富んだ画面表示を行うことができる。
【0043】
また、本発明による電子メールは、通常のテキスト形式の電子メールデータに、バウンダリ文字列102aや拡張情報102bを追加したのみであるため、通常のテキスト形式の電子メールデータに比較して、データ量の増加を1.4倍程度に抑えることができる。
【0044】
[C.変形例]
以上では、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施態様は、係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。係る変形としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0045】
(1)上記実施形態においては、端末装置20の表示部230にテキストデータが表示されるとして説明したが、テキストデータが表示される態様に限定されない。例えば、音声や動画像のように、再生される順序が定まっているデータが出力されてもよい。
音声の場合には、電子メールを開封したときに音声が途中まで再生されて停止し、例えば、電子メールに表示されている画像データをクリックしたときに、停止した箇所から音声が再生されるという態様が考えられる。
また、動画像の場合には、電子メールを開封したときに動画像が途中まで再生されて停止し、例えば、電子メールに表示されている画像データをクリックしたときに、停止した箇所から動画像が再生されるという態様が考えられる。
なお、これらの態様を実現させるためには、メーラに、音声や動画像データを途中まで再生させたり、ある条件によって途中から再生させるためのプログラムを追加する必要がある。
【0046】
(2)上記実施形態では、電子メールデータについて説明したが、バウンダリ文字列102aや拡張情報102bを内包させるコンテンツは、電子メールデータに限定されるものではない。例えば、通常のテキストデータや、サーバ装置からダウンロードされたデータに、バウンダリ文字列102aや拡張情報102bを内包させ、端末装置20の記憶部250にバウンダリ文字列102aや拡張情報102bを解釈するためのプログラムを記憶させておいてもよい。
【0047】
(3)上記実施形態で説明した電子メールデータのデータ構成は一例であり、例えば、XML(Extensible Markup Language)形式に沿ったデータ構成でもよい。また、電子メールデータ内のバウンダリ文字列102aは、RFC2046に沿った形式であれば、任意の文字列を使用できる。
また、上記実施形態で説明した、拡張情報102bの記述形式や、拡張情報102bのパラメータは一例であり、これに限定されない。
例えば、上記実施形態においては、パラメータχによって、本文102cを先頭からχ-1桁目まで表示することを指定するようにしたが、本文102cの末尾からχ桁目まで表示することを指定するようにしてもよいし、本文102cのχ桁目からχ+χ桁目まで表示することを指定するようにしてもよい。また、データ量が増えても構わないならば、拡張情報102bに代えて、最初に表示されるべき文字列そのものを拡張情報としてバウンダリ文字列102aで挟むようにしてもよい。この場合、最初に表示されるべき文字列は、バウンダリ文字列102aで挟まれたブロックと本文のブロックとの両方に重複して登場することになる。
また、バウンダリ文字列102aを使わずに、拡張情報を本文のブロックに入れる態様も考えられる。この場合、拡張情報は、バウンダリ文字列ではない特定の文字列を用いて本文中の他の文字列と区別されることになる。
また、拡張情報102bによって、本文102cの特定のキーワードまで表示することを指定できるようにしてもよい。指定の仕方としては、例えば、拡張情報102bに当該キーワードを含ませることが考えられる。
【0048】
(4)上記実施形態においては、(3)画像選択後の動作において、ユーザがプレゼントマークを選択したときに、表示部230に本文102c全体が表示されるものとして説明したが、表示部230に本文102c全体が表示される代わりに、未表示であった残りの本文102cのみが表示されるようにしてもよいし、プレゼントマークの画像が表示されたまま(但し、リンクは解除する)、本文102c全体が表示されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、後画像を表示させるために、表示されたプレゼントマークを選択するようにしたが、選択するものは、プレゼントマーク等の画像データに限定されず、装飾が施された文字列でもよい。
【0049】
(5)上記実施形態においては、画像データが、端末装置20の不揮発性メモリ253の画像定義テーブルに予め登録されているものとして説明したが、これに限定されない。例えば、サーバ装置より受信した画像データを画像定義テーブルに登録するようにしてもよい。また、電子メール送信側の通信端末20が、表示用の画像データを内包した電子メールデータを送信するようにしてもよい。
【0050】
(6)上記実施形態においては、端末装置20が電子メールデータを受信して、開封の指示がされたときに、表示部230に当該電子メールが表示されるようにしたが、端末装置20と接続された別の外部機器に表示してもよい。また、端末装置20が電子メールを受信したら、自動的に電子メールが開封されるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、特定の形式のデータブロック内のデータにより指定された他のデータブロックから、このデータにより指定された部分のデータが抽出され、先に出力される。そして、入力された信号が予め設定された条件を満たすと、上記他のデータブロックから、上記の部分以外のデータが抽出され、後から出力される。よって、標準的な仕様を満たしつつ、標準的な仕様における最小のデータブロック内のデータを対話的かつ段階的に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】 同通信システムを構成する端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】 同端末装置に格納されている画像定義テーブルの一例を示す図ある。
【図4】 同端末装置の受信する電子メールデータの一例を示す図である。
【図5】 同端末装置の実行するメール閲覧処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 同端末装置の表示部に表示される、電子メールを開封したときの画面の一例を示す図である。
【図7】 同端末装置の表示部に表示されている画像が選択された後の流れを示すフローチャートである。
【図8】 同端末装置の表示部に表示されている画像が選択されたときに表示されるラッピング解除画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
40…移動パケット通信網、50…基地局、60…メールサーバ、20A、20B…端末装置、210…CPU、220…操作部、230…表示部、240…無線通信部、250…記憶部、251…RAM、252…ROM、253…不揮発性メモリ、260…バス
Claims (6)
- 第1のデータと該第1のデータ内における範囲を表す拡張情報とを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した拡張情報で表される範囲に対応する第2のデータを前記第1のデータから抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した第2のデータに基づいて画像の表示または音声の出力を行う第1の出力手段と、
所定の指示を受け付ける受付手段と、
前記第1の出力手段が画像の表示または音声の出力を行ったのに続いて前記受付手段が所定の指示を受け付けた場合に、前記第1のデータと、前記第1のデータから前記第2のデータを除いた第3のデータとのいずれかに基づいて画像の表示または音声の出力を行う第2の出力手段と
を有することを特徴とする電子機器。 - 予め定められた画像データまたは文字列を記憶する記憶手段を有し、
前記抽出手段は、前記受信手段が拡張情報を受信した場合に、前記画像データまたは文字列を前記記憶手段から読み出し、
前記第1の出力手段は、前記抽出手段が読み出した画像データまたは文字列に基づいて画像の表示を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記記憶手段は、複数の画像データを記憶しており、
前記拡張情報には、前記複数の画像データの1つを指定する指定情報が含まれており、
前記抽出手段は、前記指定情報によって指定されている画像データを前記記憶手段から読み出す
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 前記第1のデータはテキストデータからなり、
前記拡張情報は前記第1のデータの先頭からの範囲を指定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子機器。 - 前記第1のデータは音声または動画像を表すデータからなり、
前記拡張情報は前記第1のデータの先頭からの範囲を指定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子機器。 - コンピュータを、
第1のデータと該第1のデータ内における範囲を表す拡張情報とを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した拡張情報で表される範囲に対応する第2のデータを前記第1のデータから抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した第2のデータに基づいて画像の表示または音声の出力を行う第1の出力手段と、
所定の指示を受け付ける受付手段と、
前記第1の出力手段が画像の表示または音声の出力を行ったのに続いて前記受付手段が所定の指示を受け付けた場合に、前記第1のデータと、前記第1のデータから前記第2のデータを除いた第3のデータとのいずれかに基づいて画像の表示または音声の出力を行う第2の出力手段
として機能させるためのプログラム。
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