JP4373062B2 - 端末装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

端末装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
同一のコンテンツデータを扱う新装置と旧装置とが混在して使用される状況下で、旧装置との下位互換性を確保する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パケット通信機能を有する携帯電話機やパーソナルコンピュータ装置(以下、「PC」という)などの端末装置がある。このような端末装置は、ユーザの作成したコンテンツデータを他の端末装置へ送信することや、他の端末装置から送信されたコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータの内容をユーザに閲覧させることができる。
【0003】
上記端末装置で扱われるコンテンツデータの一例としては、電子メールデータが挙げられる。電子メールデータとは、例えばインターネットなどの通信網を介して上記端末装置間で情報伝達を行うための特別なデータ形式を有するコンテンツデータである。以下、この電子メールデータについて説明する。
【0004】
図10は携帯電話機などで使用されている電子メールデータの一例を示す図である。図10に示されるように、電子メールデータは、ヘッダブロック101と本文ブロック102との二つのデータブロックを有する。このヘッダブロック101と本文ブロック102とは空行(改行文字:例えば<CR><LF>のみから成る行)で区分けされる。
【0005】
ヘッダブロック101には、電子メールアドレスとその属性データとの組が少なくとも2つ記述される。属性データは、対応する電子メールアドレスの属性、すなわち、送信元アドレスであるか、宛先アドレスであるかを、その値(以下、「属性値」という)によって示すデータである。図10の例では、属性値が“X−F”の属性データに対応付けられた電子メールアドレスの属性が送信元アドレスであり、属性値が"X−TOn"(n=1,2,…,4)の属性データに対応付けられた電子メールアドレスの属性が宛先アドレスであることが示されている。なお、電子メールにおける「送信元アドレス」は電子メールデータの送信元の電子メールアドレスを意味し、「宛先アドレス」は電子メールデータの宛先の電子メールアドレスを意味する。また、本文ブロック102には、電子メールデータの送信元から、その宛先へ伝達される情報(以下、「本文」とする)が記述されている。
【0006】
このような電子メールデータを取り扱う端末装置には、図11に示すような属性定義テーブルが格納されている。この属性定義テーブルには、属性値が“X−F”である属性データは送信元アドレスを示すことや、属性値が“X−TOn”(n=1、2…4)である属性データは宛先アドレスを示すことが登録されている。図10に示される電子メールデータを受信した端末装置は、この属性定義テーブルの登録内容に基づいてヘッダブロック101の記述内容を解釈する。すなわち、端末装置は、「A@abc.co.jp」を送信元アドレスとして、「B@abc.co.jp」、「C@abc.co.jp」、「D@abc.co.jp」および「E@abc.co.jp」を宛先アドレスとして認識する。そして、この認識結果に応じて端末装置は、例えば図12に示すようなメール閲覧画面を表示する。図12に示されるメール閲覧画面では、領域121に送信元アドレスが、領域122に宛先アドレスが表示されており、領域123に電子メールデータの本文が表示されている。
【0007】
そして、この種の端末装置は、コンテンツデータをユーザの使用に供する際には、特定した属性に応じた態様でデータ本体を取り扱うようにしている。例えば、端末装置は、データ本体の内容をユーザに閲覧させる際に、そのデータ本体の属性に応じた形態で当該データを表示する。なお、端末装置は、受信したコンテンツデータに記述されている属性値が属性定義テーブルに登録されていない場合、この属性値を解釈することができない。したがって、この属性値が対応付けられたデータ本体の属性が特定されないことになる。このような場合には、これらの属性値およびデータ本体を解釈対象としない。すなわち、これらの属性値およびデータ本体は無視される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、PCを用いて電子メールデータを送信する際には、その電子メールデータの宛先アドレスに対して、TO属性値、CC属性値、BCC属性値のいずれかを指定することができる。TO属性値は主要な宛先であるTO宛先を示すアドレスであることを、CC属性値およびBCC属性値はそれぞれ主要でない宛先であるCC宛先およびBCC宛先を示すアドレスであることを意味する。また、TO宛先のアドレスやCC宛先のアドレスが他の宛先アドレスの宛先にも通知されるのに対して、BCC宛先のアドレスはBCC宛先にしか通知されない。これらの宛先は用途に応じて使い分けられる。例えば、ユーザは、当事者を示す宛先アドレスにTO属性値を指定し、関係者を示す宛先アドレスにCC属性値を指定し、電子メールの送信を保証してくれる保証者を示す宛先アドレスにBCC属性値を指定して電子メールを送信することで、当事者への通知、関係者への同報、および保証者への通知の三つを一挙に行うことができる。なお、「CC」はカーボンコピーを意味し、「BCC」はブラインドカーボンコピーを意味する。
【0009】
これに対して、図10の電子メールデータを受信した端末装置では、宛先アドレスは全てTO宛先を示すものとみなされる。つまり、このような電子メールデータを用いている限り、宛先アドレスの属性を細かく指定することができない。以降では、このような電子メールデータのみを送受信するように設計された端末装置を「旧装置」という。また、以降では、旧装置の欠点を解消した「新装置」を想定する。
【0010】
新装置の一例としては、図13に示す電子メールデータを取り扱う端末装置が考えられる。図13に示す電子メールデータが図10に示す電子メールデータと異なっている点は、電子メールデータの宛先の属性に応じて異なる属性値の属性データが対応付けられている点である。例えば、図13に示す電子メールデータでは、TO宛先であるアドレスには“X−TOn(n=1,2…4)”が、CC宛先であるアドレスには“X−CCn(n=1,2…4)”が、BCC宛先には“X−BCCn(n=1,2…4)”が対応付けられている。一方、このような電子メールデータを取り扱う新装置は、図14に示すような属性定義テーブルを記憶している。このような新装置は、この属性定義テーブルの登録内容に基づいて受信した電子メールデータの記述内容を認識し、この電子メールデータの宛先を詳細に取り扱うことができる。
【0011】
上述したように、電子メールデータの宛先の属性を詳細に示す新たな属性値を設け、このような属性値を対応付けられたアドレスを内包している電子メールデータを取り扱う新装置を使用することにより、ユーザは電子メールデータの宛先を詳細に取り扱えるようになり利便性が向上する。
【0012】
旧装置のユーザが、このような利便性を得るためには、端末装置を新装置に変更する必要がある。しかし、端末装置の変更がそのユーザにとって最適な解になるとは限らない。当然ながら、旧装置を使い続けるユーザも少なからず存在する。よって、新装置と旧装置の両方が混在して使用される状況が生じる。このような状況下では、新装置から送信された電子メールデータが旧装置に受信される事態が生じる。前述のように、この電子メールデータには旧装置では正しく解釈することができない属性データが記述されているから、旧装置において、この属性データに対応付けられたデータ本体(図13における"D@ac.co.jp"および"E@abc.co.jp")が無視されてしまう。そして、無視された情報はユーザに通知されない。よって、旧装置のユーザは、この電子メールデータを正しく閲覧することができないことになる。つまり、下位互換性が確保されないという問題が生じる。
【0013】
また、新装置の他の例としては、図15に示す電子メールデータを取り扱う端末装置が考えられる。図15の電子メールデータが図10の電子メールデータと異なる点は、新装置用のデータブロック151を有する点のみである。このデータブロック151に記述されるデータ本体は、必ず他のテーブロックにも記述される。つまり、この電子メールデータの形式は、データ本体を重複して記述する形式となっている。ただし、他のデータブロックに記述されるデータ本体には旧装置で正しく解釈される属性データが対応付けられているのに対し、データブロック151に記述されるデータ本体には、新装置でのみ解釈可能な属性データが対応付けられている。新装置は、電子メールデータを送信する際に図15のような電子メールデータを生成する。この電子メールデータを受信した新装置では、重複したデータ本体の属性についてデータブロック151の記述が優先される。また、この電子メールデータを受信した旧装置では、データブロック151が無視され、データブロック151を持たない電子メールデータを受信した場合と同様の動作となる。
【0014】
この新装置によれば、下位互換性が確保される。しかし、データ本体が重複して記述されることから、電子メールデータのサイズが大幅に大きくなってしまうという問題がある。さらに、機種が増えると、重複部分も更に多くなるという問題もある。
【0015】
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、データ本体とその属性を示す属性データとを内包しているコンテンツデータの冗長度を抑えつつ、下位互換性を確保することができる、端末装置、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第1の受信装置、または、該データ本体を該第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第2の受信装置に対して、該データ本体を送信する端末装置であって、前記データ本体を入力するための入力手段と、前記データ本体について前記第2の属性を指定するための指定手段と、前記第1の受信装置と前記第2の受信装置とが解釈可能なデータブロックであって、前記指定手段により指定された第2の属性を前記第1の属性により示す属性データを前記データ本体と対応付けて記述した第1のデータブロックを生成する第1の生成手段と、前記第2の受信装置が解釈可能であり、前記第1の受信装置が解釈しないデータブロックであって、前記第1の属性と前記指定手段により指定された第2の属性との対応関係を示す第2のデータブロックを生成する第2の生成手段と、前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを送信する送信手段とを有する端末装置を提供する。
【0017】
また、上記課題を解決するために、本発明は、データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第1の受信装置、または、該データ本体を該第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第2の受信装置に対して、該データ本体を送信するコンピュータ装置を、前記データ本体を入力するための入力手段と、前記データ本体について前記第2の属性を指定するための指定手段と、前記第1の受信装置と前記第2の受信装置とが解釈可能なデータブロックであって、前記指定手段により指定された第2の属性を前記第1の属性により示す属性データを前記データ本体と対応付けて記述した第1のデータブロックを生成する第1の生成手段と、前記第2の受信装置が解釈可能であり、前記第1の受信装置が解釈しないデータブロックであって、前記第1の属性と前記指定手段により指定された第2の属性との対応関係を示す第2のデータブロックを生成する第2の生成手段と、前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを送信する送信手段として機能させるためのプログラムと、コンピュータ装置読み取り可能な記録媒体であって、当該プログラムを記録した記録媒体とを提供する。
【0019】
また、上記課題を解決するために、本発明は、データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性により示す属性データと該データ本体とを対応付けて記述した第1のデータブロックと、前記第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性と該第1の属性との対応関係を示す第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを受信する受信手段と、前記第2のデータブロックに示された対応関係に基づいて前記データ本体に対応付けられた前記第2の属性を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された第2の属性に応じた取り扱い方で該データ本体を取り扱う処理手段とを有する端末装置を提供する。
【0020】
また、上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータ装置を、データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性により示す属性データと該データ本体とを対応付けて記述した第1のデータブロックと、前記第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性と該第1の属性との対応関係を示す第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを受信する受信手段と、前記第2のデータブロックに示された対応関係に基づいて前記データ本体に対応付けられた前記第2の属性を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された第2の属性に応じた取り扱い方で該データ本体を取り扱う処理手段として機能させるためのプログラムと、コンピュータ装置読み取り可能な記録媒体であって、当該プログラムを記録した記録媒体とを提供する。
【0022】
また、上記課題を解決するために、本発明は、データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第1の外部端末装置、または、該データ本体を該第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第2の外部端末装置との間で、該データ本体を送受信する端末装置であって、前記データ本体を入力するための入力手段と、前記データ本体について前記第2の属性を指定するための指定手段と、前記指定手段により指定された第2の属性を前記第1の属性により示す属性データを前記データ本体と対応付けて記述した第1のデータブロックを生成する第1の生成手段と、前記第1の属性と前記第2の属性との対応関係を示す第2のデータブロックを生成する第2の生成手段と、前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを送信する送信手段と、前記コンテンツデータを受信する受信手段と、前記第2のデータブロックに示された対応関係に基づいて前記データ本体に対応付けられた前記第2の属性を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された第2の属性に応じた取り扱い方で該データ本体を取り扱う処理手段とを有する端末装置を提供する。
【0023】
また、上記課題を解決するために、本発明は、データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第1の外部端末装置、または、該データ本体を該第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第2の外部端末装置との間で、該データ本体を送受信するコンピュータ装置を、前記データ本体を入力するための入力手段と、前記データ本体について前記第2の属性を指定するための指定手段と、前記指定手段により指定された第2の属性を前記第1の属性により示す属性データを前記データ本体と対応付けて記述した第1のデータブロックを生成する第1の生成手段と、前記第1の属性と前記第2の属性との対応関係を示す第2のデータブロックを生成する第2の生成手段と、前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを送信する送信手段と、前記コンテンツデータを受信する受信手段と、前記第2のデータブロックに示された対応関係に基づいて前記データ本体に対応付けられた前記第2の属性を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された第2の属性に応じた取り扱い方で該データ本体を取り扱う処理手段として機能させるためのプログラムと、コンピュータ装置読み取り可能な記録媒体であって、当該プログラムを記録した記録媒体とを提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
【0026】
[A.構成]
(1)通信システムの構成
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。図1に示されるように、この通信システムは、端末装置10Aと、端末装置10Bと、インターネット20と、ゲートウェイ装置(以下、「GW」という)30と、移動パケット通信網40と、基地局50と、メールサーバ60と、端末装置70Aと、端末装置70Bと、を有している。なお、以下では、端末装置70AのユーザをユーザAとし、端末装置70BのユーザをユーザBとし、端末装置10AのユーザをユーザCとし、端末装置10BのユーザをユーザDとする。そして、これらの各ユーザは固有の電子メールアドレスを有しているものとする。すなわち、ユーザAは、“A@abc.co.jp”を、ユーザBは、“B@abc.co.jp”を、ユーザCは、“C@xyz.co.jp”を、ユーザDは、“D@xyz.co.jp”を有しているものとする。なお、以下では、端末装置10Aと端末装置10Bとを区別する必要がない場合には、「端末装置10」と表記し、端末装置70Aと端末装置70Bとを区別する必要がない場合には、「端末装置70」と表記する。
【0027】
端末装置10は、例えば一般的なPCであり、インターネット20に接続されている。この端末装置10はパケット通信機能を備えており、インターネット20や移動パケット通信網40を介して端末装置70宛てに電子メールデータを送信することや、端末装置70から送信された電子メールデータを受信し、その内容をユーザに閲覧させることができる。
【0028】
GW30は、インターネット20と移動パケット通信網40とに接続されたコンピュータ装置であり、インターネット20における通信プロトコルと移動パケット通信網40における通信プロトコルとを相互変換する機能を有している。GW30は、このプロトコル変換機能を用いて移動パケット通信網40から送信されてきたパケットをインターネット20へ転送すると共に、インターネット20から送信されてきたパケットを移動パケット通信網40へ転送することができる。
【0029】
移動パケット通信網40は、基地局50に接続されており、この基地局50に収容されている端末装置70に対してパケット通信サービスを提供するためのものである。なお、図1に示す通信システムは、移動パケット通信網40の他に、図示せぬ移動通信網を備えている。この移動通信網は端末装置70に対して一般的な移動電話の通話サービスを提供するものである。
【0030】
基地局50は、一定の広さ(例えば、基地局50を中心とする半径500メートの広さ)を有する無線セルを形成するものである。基地局50は自局の形成する無線セル内に在圏する端末装置70を収容し、この端末装置70と無線通信するためのものである。
【0031】
メールサーバ60は、移動パケット通信網40に接続されたコンピュータ装置であり、ユーザAやユーザBの夫々の電子メールアドレスに対応付けられたメールボックスを有している。メールサーバ60は、これらのユーザの電子メールアドレス宛てに送信されてきた電子メールデータを受信すると、受信した電子メールデータをその宛先に該当するメールボックスへ格納する。また、メールサーバ60は端末装置70とHTTP(Hyper Text Transport Protocol)に準拠した通信を行う機能を備えている。このHTTP通信機能を用いて、メールサーバ60は端末装置70から送信されてきたHTTPリクエストを受信し、そのHTTPリクエストの内容に応じた処理を行うことができる。
【0032】
例えば、受信したHTTPリクエストの内容が電子メールデータを指定された宛先へ送信することである場合には、メールサーバ60は当該HTTPリクエストの内容に基づいて電子メールデータを生成し、生成した電子メールデータをその宛先へ送信する。また、受信したHTTPリクエストの内容が、メールボックスに格納されている電子メールデータの閲覧要求である場合には、メールサーバ60はその電子メールデータを内包したHTTPレスポンスを生成し、そのHTTPレスポンスを上記HTTPリクエストの送信元へ返信する。
【0033】
端末装置70は、例えばHTTP通信機能を備えた携帯電話機であり、自装置が在圏している無線セルを形成する基地局50と無線通信を行うものである。端末装置70は、このHTTP通信機能を用いて、メールサーバ60に電子メールデータを所望の宛先へ送信させることや、自装置のユーザの電子メールアドレス宛に送信されてきた電子メールデータをメールサーバ60から取得し、その内容をユーザに閲覧させることができる。なお、端末装置70Aと端末装置70Bとでは、電子メールデータの宛先として取り扱える宛先の種類が異なっている。具体的には、端末装置70Aは、上述した三種類の宛先を全て取り扱える一方、端末装置70Bは、上述したTO宛先のみを取り扱える。すなわち、端末装置70Aは、上述した新装置であり、端末装置70Bは旧装置である。
【0034】
(2)端末装置70Aの構成
次に、図2を参照しつつ端末装置70Aの構成について説明する。図2に示されるように、端末装置70Aは、CPU(Central Processing Unit)210と、操作部220と、表示部230と、無線通信部240と、記憶部250と、これら各構成要素間のデータ授受を仲介するバス260とを備えている。
【0035】
CPU210は、記憶部250に格納されているソフトウェアを実行することにより、端末装置70Aの各部を制御するものである。
【0036】
操作部220は、例えばテンキーやカーソルキーなどのユーザに操作される操作子を備えており、これらの操作子の操作内容に応じた情報をCPU210へ引き渡すものである。
【0037】
表示部230は、例えば液晶ディスプレイであり、CPU210から引き渡された画像データに応じた画像を表示するものである。
【0038】
無線通信部240は、アンテナ(図示省略)を備えており、基地局50と無線通信するためのものである。この無線通信部240は基地局50から送信されてくる情報を受信し、受信した情報をCPU210へ引き渡すと共に、CPU210から引き渡された情報を、基地局50へ送出するものである。
【0039】
記憶部250は、RAM251と、ROM252と、不揮発性メモリ253とを有している。RAM251はソフトウェアを実行中のCPU210によりワークエリアとして使用されるものである。ROM252は、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)や、メーラなどのソフトウェアを格納している。不揮発性メモリ253は、例えばEEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)であり、ユーザの電話番号や、メールサーバ60のURL(Uniform Resource Locator)や、属性定義テーブルなどが格納されている。また、不揮発性メモリ253には、メールサーバ60から転送されてきた電子メールデータが格納される。
【0040】
図3は、不揮発性メモリ253に格納されている属性定義テーブルの一例を示す図である。なお、図3に示される属性定義テーブルが図11に示す属性定義テーブルと異なっている点は、電子メールデータの宛先を詳細に取り扱うためのデータについての属性値が登録されている点である(図3:ハッチング部分参照)。具体的には、図3に示される属性定義テーブルには、属性値“X−Keyword”を対応付けられたデータは、電子メールデータの宛先を詳細に取り扱うためのデータであることが登録されている。
【0041】
次に、ROM252に格納されているソフトウェアについて説明する。OSは、例えば、表示部230への画像の表示や、記憶部250へのデータの書き込みなど、他のソフトウェアから共通して利用される基本的な機能を提供するためのソフトウェアである。このOSは、端末装置70の電源(図示省略)が投入されると即座にCPU210により読み出され実行される。
【0042】
メーラは、OSによる制御の下で、例えばユーザの実行指示に応じて実行されるソフトウェアである。このメーラを実行している状態のCPU210には、メールサーバ60に電子メールデータを送信させるための機能(以下、「メール送信機能」とする)や、メールボックスに格納されている電子メールデータをユーザAに閲覧させるための機能(以下、「メール閲覧機能」とする)が付与される。なお、メーラを実行する態様は、ユーザによる実行指示に限定されるものではなく、OSの起動直後にOSにより実行される態様であっても良く、また、電子メールデータがメールボックスへ格納されたことを示す通知をメールサーバ60から受信した場合に実行される態様であっても良い。以下では、メーラを実行している状態のCPU210に付与されるメール送信機能およびメール閲覧機能について、詳細に説明する。
【0043】
まず、メール送信機能について説明する。メーラを実行している状態のCPU210は、電子メールの送信をユーザに指示されると、図4に示すメール送信画面を表示部230に表示させる。このメール送信画面を視認したユーザは、領域410〜440の各領域へ所望のデータを入力することや、送信ボタンB1や終了ボタンB2をクリックすることができる。
【0044】
図4に示すメール送信画面にて注目すべき点は、電子メールデータの宛先として、TO宛先、CC宛先およびBCC宛先の三種類を設定できる点である。具体的には、領域410はTO宛先の電子メールアドレスを入力させるための領域であり、領域420はCC宛先の電子メールアドレスを入力させるための領域であり、領域430はBCC宛先の電子メールアドレスを入力させるための領域である。また、領域440は電子メールデータの本文を入力させるための領域である。
【0045】
メール送信画面(図4)を表示している状態のCPU210は、送信ボタンB1をクリックされると、領域410〜430の各領域に入力されたデータの属性を、その宛先が入力された領域に応じて特定する。具体的には、CPU210は、領域410へ入力されたデータについてはTO宛先と、領域420へ入力されたデータについてはCC宛先と、領域430へ入力されたデータについては、BCC宛先と、領域440へ入力されたデータについては、電子メールデータの本文と特定する。そして、CPU210は、領域440へ入力された本文を内包した電子メールデータを領域410〜430の各領域へ入力された宛先へ送信することを要求するHTTPリクエストを生成し、そのHTTPリクエストをメールサーバ60へ送信する。
【0046】
図5はCPU210により送信されるHTTPリクエストの一例を示す図である。このHTTPリクエストには、領域410〜領域430に入力された電子メールアドレスが属性値“X−TOn”と対応付けて記述されている。すなわち、これらの電子メールアドレスが宛先アドレスであることが示されている。また、図5に示すHTTPリクエストには、各宛先がTO宛先、CC宛先およびBCC宛先のいずれであるかを示すデータが属性値“X−Keyword”と対応付けて記述されている。以下では、属性値“X−Keyword”を対応付けられたデータを「X−Keywordブロック」という。図5に示されるHTTPリクエストには、宛先アドレスを示す属性データの一部から成る別名データ(図5では、TOn)と、「TO」、「CC」および「BCC」のいずれか一の属性値を有する属性データとが対応づけて記述されているX−Keywordブロックが示されている。このX−Keywordブロックで、別名データに対応付けられている属性データは、宛先の詳細な種別を示す属性データであり、属性値が「TO」である場合には、TO宛先であることを示し、属性値が「CC」である場合には、CC宛先であることを示し、属性値が「BCC」である場合には、BCC宛先であることを示している。
【0047】
以上に説明したように、端末装置70Aは、図5に示すようなHTTPリクエストをメールサーバ60へ送信することにより、電子メールデータをメールサーバ60に送信させている。
【0048】
次いで、メーラを実行している状態のCPU210に付与されるメール閲覧機能について説明する。メーラを実行中のCPU210は、電子メールデータの閲覧をユーザに指示されると、電子メールデータを当該端末装置70Aへ送信することを要求するHTTPリクエストをメールサーバ60へ送信し、当該HTTPリクエストに対するレスポンスとして、図6に示す電子メールデータを内包しているHTTPレスポンスを受信する。
【0049】
図6に示される電子メールデータにおいて注目すべき点は、図10に示す従来のヘッダブロック101に加えて、ヘッダブロック101に記述されている電子メールの宛先の詳細な属性を特定するためのX−Keywordブロックが内包されている点である。CPU210は、X−Keywordブロックの記述内容を属性定義テーブルの登録内容に基づいて解釈することにより、各宛先の詳細な属性を特定することができる。例えば、図6に示される電子メールデータについては、CPU210は、「B@abc.co.jp」と「C@xyz.co.jp」とについてはTO宛先であり、「A@abc.co.jp」についてはCC宛先であり、「D@xyz.co.jp」についてはBCC宛先であると特定する。なお、図6には、ヘッダブロック101の末尾にX−Keywordブロックが記述されている場合について例示されている。しかしながら、X−Keywordブロックの記述位置はヘッダブロック101の末尾に限定されるものではなく、ヘッダブロック101の先頭であっても良い。要は、X−Keywordブロックはヘッダブロック101の内部であれば、いずれの位置に記述されていても良い。CPU210は、ヘッダブロック101の終端(空行)を読み取ってからその記述内容を解釈するからである。
【0050】
そして、CPU210は、上述した属性定義テーブルの内容に基づいて特定した属性に対応する領域へデータを設定した状態のメール閲覧画面を表示部230へ表示させることにより、電子メールデータをユーザAに閲覧させている。例えば、図6に示す電子メールデータを受信したCPU210は、図7に示すメール閲覧画面を表示する。図7に示されるメール閲覧画面では、TO宛先は領域720へ表示され、CC宛先は領域730へ表示され、BCC宛先は領域740へ表示されている。なお、図7に示すメール閲覧画面を表示している状態のCPU210が、返信ボタンB3をクリックされた場合に、領域710に表示されている電子メールアドレスを宛先とする返信の電子メールデータを生成し送信することは、一般的なメーラと同一であるため説明を省略する。また、受信した電子メールデータに内包されている属性データが、上述した属性定義テーブルに格納されていない場合には、CPU210は、係る属性データを対応付けられているデータを無視する点は、上述した旧装置と同一である。
【0051】
[B.動作]
次に、図1に示す通信システムの特徴的な動作について、図面を参照しつつ説明する。
【0052】
(1)メール送信動作
まず、ユーザAが端末装置70Aを用いて、ユーザBとユーザCの電子メールアドレスをTO宛先とし、自身の電子メールアドレスをCC宛先とし、ユーザDの電子メールアドレスをBCC宛先として指定し、電子メールデータを送信する場合の動作について図8を参照しつつ説明する。
【0053】
図8は、端末装置70AのCPU210が実行するメール送信処理の流れを示すフローチャートである。ユーザAが端末装置70Aの操作部220を操作し、電子メールの送信を指示すると、メーラを実行中のCPU21は、まず、図4に示すメール送信画面を表示部230に表示させる(ステップSA1)。
【0054】
上述したように、図4に示されるメール送信画面を視認したユーザAは、操作部220を操作することにより各種入力操作を行うことができる。以下では、送信ボタンB1をクリックする操作を「送信操作」と称し、終了ボタンB2をクリックする操作を「終了操作」と称する。また、「送信操作」でもなく、「終了操作」でもない操作(例えば、領域410〜440への入力操作)を「その他操作」と称する。
【0055】
図4に示すメール送信画面を表示中のCPU210は、ユーザAの操作内容に応じた情報を操作部220から取得し(ステップSA2)、この情報に基づいて、ユーザAの操作内容を判定する(ステップSA3)。すなわち、CPU210は、ユーザAの操作内容が「送信操作」であるか、「終了操作」であるか、「その他操作」であるかを判定する。そして、ユーザAの操作内容が「その他操作」であると判定した場合には、CPU210は上述したステップSA2以降の処理を繰り返し実行する。また、ユーザAの操作内容が「終了操作」であると判定した場合には、CPU210は、表示部230にメール送信画面を消去させ、メール送信処理を終了する。また、ユーザAの操作内容が「送信操作」である場合には、領域410〜領域440へ入力されたデータに基づいて、電子メールデータ(図10)を生成する。(ステップSA4)。具体的には、CPU210は、領域410〜440の各領域に対応付けられている属性と、属性定義テーブルの登録内容とに基づいて、各領域へ入力されたデータに対応付けるべき属性値を特定し、その属性値と各領域へ入力されたデータとを対応づけて電子メールデータを生成する。
【0056】
本動作例では、ユーザAは、領域410へユーザBとユーザCの電子メールアドレスを入力し、領域420へ自身の電子メールアドレスを入力し、領域430へユーザDの電子メールアドレスを入力し、領域440へ電子メールの本文「BBBBBBBBBB」を入力した後に、送信ボタンB1をクリックしたものとする。すなわち、本動作例では、CPU210は、上述したステップSA3にて、ユーザの操作内容を「送信操作」と判定し、ステップSA4の処理を実行する。
【0057】
ステップSA4に後続するステップSA5では、ステップSA4にて生成した電子メールデータについて、上述したX−Keywordブロックを生成する。そして、CPU210は、ステップSA4にて生成した電子メールデータとステップSA5にて生成したX−Keywordブロックとを内包しているHTTPリクエスト(図5参照)を生成し、このHTTPリクエストを無線通信部240を介してメールサーバ60へ送信し(ステップSA6)、メール送信処理を終了する。
【0058】
以降、端末装置70Aから送信されたHTTPリクエストは、基地局50と移動パケット通信網40とを順に介してメールサーバ60へ到達する。図5に示すTTPリクエストを受信したメールサーバ60は、受信したHTTPリクエストの内容に基づいて図6に示す電子メールデータを生成する。そして、メールサーバ60は、生成した電子メールデータの宛先の電子メールアドレスが自装置の有するメールボックスに対応する電子メールアドレスである場合には、そのメールボックスへ生成した電子メールデータを格納する。また、メールサーバ60は、生成した電子メールデータの宛先の電子メールアドレスが自装置の有するメールボックスに対応する電子メールアドレスではない場合には、生成した電子メールデータを移動パケット通信網40を介してインターネット20へ送信する。
【0059】
以上に説明したように、端末装置70Aは宛先の種別が詳細に示されている電子メールデータ(図6)を送信することができる。なお、このような電子メールデータが旧装置である端末装置70Bへ送信されても、端末装置70BはX−Keywordブロックを無視して、図12に示すようなメール閲覧画面を表示する。つまり、電子メールデータの送受信に関して端末装置70Bとの下位互換性が確保される。
【0060】
(2)メール閲覧動作
次に、メールサーバ60のメールボックスに格納されている電子メールデータをユーザAが閲覧する場合のメール閲覧動作について、図9を参照しつつ説明する。
【0061】
図9は、端末装置70AのCPU210が実行するメール閲覧処理の流れを示すフローチャートである。ユーザAが端末装置70Aの操作部220を操作し、電子メールデータの閲覧を指示すると、メーラを実行中のCPU210は、まず、当該電子メールデータの送信を要求するHTTPリクエストをメールサーバ60へ送信し、当該リクエストに対するHTTPレスポンスを受信する(ステップSB1)。
【0062】
ステップSB1にて受信したHTTPレスポンスには、図6に示す電子メールデータが内包されている。CPU210は、この電子メールデータをHTTPレスポンスから読み出し、この電子メールデータに内包されている属性データを解釈できるか否かを判定する(ステップSB2)。具体的には、CPU210は、電子メールデータに内包されている属性データの属性値が上記属性定義テーブルに登録されているか否かを判定する。そして、属性値が属性定義テーブルに登録されている場合には、CPU210は当該属性データを解釈可能であると判定し、逆に、属性定義テーブルに登録されていない場合には、CPU210は当該属性データを解釈不能であると判定する。
【0063】
次に、CPU210は、上述したステップSA2にて解釈可能と判定した属性データに対応付けられているデータについてのみ、その属性に基づいて当該データを表示する領域を決定する(ステップSB3)。具体的には、CPU210は、属性がTO宛先であるデータについては領域720へ、属性がCC宛先であるデータについては領域730へ、属性がBCC宛先であるデータについては領域740へ表示すると決定する。なお、ステップSA1にて取得した電子メールデータに、属性データを対応付けられてデータ本体が複数内包されている場合には、全てのデータ本体についてその属性を特定するために、CPU210は上述したステップSA2およびステップSA3の処理を実行する。
【0064】
次に、CPU210は、ステップSA3にて決定した領域へ各データを設定した状態のメール閲覧画面(図7参照)を表示部230に表示させる(ステップSB4)。
【0065】
以上説明したように、図7に示されるメール閲覧画面では、各宛先アドレスは、その属性に応じて異なる領域へ表示されているために、ユーザは、各宛先がTO宛先であるか、CC宛先であるか、BCC宛先であるかを認識することができる。
【0066】
[C.変形例]
以上では、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施態様は、係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。係る変形としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0067】
(1)変形例1
上述した実施形態では、X−Keywordブロックを用いて、新装置に電子メールデータの宛先を詳細に取り扱わせる場合について説明した。しかしながら、電子メールデータについてのX−Keywordブロックの適用形態は、係る形態に限定されるものではない。
【0068】
例えば、図16に示す電子メールデータは、この電子メールデータの標題を示す属性データ“X−SUBn(n=1、2…4)”に対応づけられた標題データと、「JPN」、「ENG」、「GER」および「FRA」の値を有する属性データに対応付けられた別名データ(SUBn)が記述されたX−Keywordブロックとを有している。この別名データに対応づけられている属性データは、標題データの記述言語を示すものであり、その値が「JPN」である場合には日本語で、その値が「ENG」である場合には英語で、その値が「GER」である場合にはドイツ語で、その値が「FRA」である場合にはフランス語で記述されていることを示している。
【0069】
このような電子メールデータを受信する新装置は、X−Keywordブロックに基づいて標題データ毎にその記述言語を特定し、自装置の位置する地域に応じた言語で記述された標題データのみを表示する。なお、新装置が自装置の位置する地域を特定する態様は、GPS(Global Positioning System)を用いて特定する態様や、ユーザにより入力された地域を示す情報に基づいて特定する態様や、自装置を収容する移動パケッツ通信網40から地域を特定する情報を取得し、この情報に基づいて特定する態様などが考えられる。一方、X−Keywordブロックを解釈できない旧装置は、電子メールデータに内包されている標題を全て表示する。
【0070】
以上に説明したように、電子メールデータに、複数の言語で同一の内容を記述されたデータ本体と、データ本体毎にその記述言語を詳細に特定するX−Keywordブロックとを設けておくことにより、新装置については、自装置の位置に応じて最も適切な言語でそのデータ本体を表示させることができるといった効果を奏する。また、旧装置については、X−Keywordブロックを無視して電子メールデータに内包されているデータ本体を全て表示するのだから、旧装置との下位互換性も確保される。
【0071】
(2)変形例2
上述した実施形態では、コンテンツデータの一例として電子メールデータについて説明したが、本発明に係るコンテンツデータは電子メールデータに限定されるものではない。例えば、コンテンツデータには、特定のアプリケーションプログラム(例えば、画像表示プログラムや音声再生プログラムなど)で扱われるデータ本体と、当該データ本体がアプリケーションプログラムで扱われるデータであることを示す属性データと、当該データ本体の種別(例えば、画像データか、音声データか)を詳細に示すX−Keywordブロックとが内包されていても良い。
【0072】
例えば、旧装置は、アプリケーションプログラムとして画像表示プログラムのみを備え、画像の表示のみを行えるとする。また、新装置は、アプリケーションプログラムとして画像表示プログラムと音声再生プログラムとを備え、画像の表示や音声の再生を行えるとする。このような新装置は、上記コンテンツデータに内包されている属性データとX−Keywordとに基づいて、データ本体が画像データであるか音声データかを特定する。そして、新装置は、そのデータ本体が画像データである場合には、画像表示プログラムを用いて対応する画像を表示し、音声データである場合には、音声再生プログラムを用いて対応する音声を再生することができる。
【0073】
一方、旧装置は、上記コンテンツデータに内包されているX−Keywordブロックを無視し、属性データのみに基づいてそのデータ本体がアプリケーションプログラムで扱われるデータであることを特定する。そして、旧装置は、画像表示プログラムを用いてそのデータ本体に応じた画像を表示しようとする。そのデータ本体が画像データである場合には、対応する画像が表示されるが、そのデータ本体が音声データである場合には、旧装置は、このデータ本体を正しく取り扱うことはできない。しかし、このような場合であっても、データ本体を正しく扱えないことをユーザに通知することにより、当該データ本体が画像データではないことをユーザに通知することができる。このように、コンテンツデータにX−Keywordブロックを設けておくことにより、新装置と旧装置とは夫々の機能の範囲内で、このコンテンツデータに内包されているデータ本体を扱うことができる。
【0074】
なお、以上の説明では、アプリケーションプログラムの例として、画像表示プログラムと音声再生プログラムについて説明したが、暗号化プログラムであっても良く、また、データ圧縮プログラムやエンコードプログラムなどであっても良い。
【0075】
(3)変形例3
上述した実施形態では、新装置である端末装置70Aでは常に、X−Keywordブロックの内容に基づいて電子メールデータの宛先の種別を詳細に特定する場合について説明した。しかしながら、電子メールデータの宛先の種別を特定する際に、例えば、送信元アドレスと宛先アドレスとのみを区別するなど粗く特定するのか、上述したように詳細に特定するのかをユーザに選択させる機能を端末装置70Aに付与し、ユーザにより選択された態様で電子メールデータの宛先を特定するとしても良い。このような、電子メールデータの宛先を特定する態様をユーザに選択させると、ユーザは各自のニーズに応じた態様で電子メールデータの宛先を取り扱うことができるようになり、利便性が向上する。また、新装置である端末装置70Aが、X−Keywordブロックを有しない電子メールデータを受信した場合には、従来のヘッダブロック101に記述されている属性データに基づいて宛先の属性を特定することはもちろんである。
【0076】
(4)変形例4
上述した実施形態では、宛先アドレスであることを示す属性データ(以下、「第1の属性データ」とする)と宛先の詳細な種別を示す属性データ(以下、「第2の属性データ」とする)とを対応付けるための別名データとして、第1の属性データの一部からなる別名データを用いる場合について説明した。別名データとして、第1の属性データの一部を用いたのは、電子メールデータのデータサイズを削減するためである。しかし、第1の属性データと第2の属性データとを対応付ける別名データは係る態様に限定されるものではない。例えば、第1の属性データとは無関係な別名データを用いて、第1の属性データと第2の属性データとを対応付けても良い。要は、別名データは、第1の属性データと第2の属性データとを対応付けるデータであれば良い。
【0077】
(5)変形例5
上述した実施形態では、図5に示されるように宛先アドレスを示す属性値の一部からなる別名データと、詳細な種別を示す属性データとを一つづつ対応付て記述することにより、X−Keywordブロックを記述する態様について説明した。しかし、X−Keywordブロックの記述態様は、図5に示される態様に限定されるものではない。
【0078】
例えば、TO宛先については、別名データと詳細な種別を示す属性データとの対応付けを省略し、CC宛先とBCC宛先とについてのみ別名データと詳細な種別を示す属性データとの対応を記述するような態様であっても良い。このような態様では、X−Keywordブロックは、「X−Keyword= TO3/CC、TO4/BCC」と表記される。なお、省略する対象はTO宛先に限定されるものではなく、CC宛先、BCC宛先のいずれであっても良い。このように一つの属性についての記述を省略することで、電子メールデータのデータサイズを削減することができる。
【0079】
また、同一の属性を有する宛先が複数ある場合には、例えば、「X−Keyword=CC/TO1〜TO2、BCC:TO3〜TO4」と表記しても良い。また、一つの宛先が複数の属性を有する場合には、「X−Keyword= TO/TO1〜TO3、CC/TO1」や、「X−Keyword= TO1/TO,BCC、TO2/CC,BCC」と表記しても良い。要は、宛先の属性を詳細に示すと共に、電子メールデータに図15に示されるデータブロック151を付与することに比較して電子メールデータのデータサイズを削減できる態様であれば、いずれの態様であっても良い。
【0080】
(6)変形例6
上述した実施形態では、端末装置70としてパケット通信機能を有する携帯電話機を用いる場合について説明した。携帯電話機は、PCやPDA(Personal Digital Assistant)などのコンピュータ装置に比較して安価であり、ユーザは容易に旧装置から新装置へ買い替えることができる。そのため、新装置と旧装置とが混在して使用される状況が発生しやすいといった特徴がある。このため、本発明は携帯電話機に適用された場合に、特に顕著な効果を奏するものであるが、本発明に係る端末装置は、携帯電話機に限定されるものではない。パケット通信機能を有し、上述したようなコンテンツデータの送受信や係るコンテンツデータを解釈可能なPDAやPCであっても良い。
【0081】
(7)変形例7
上述した実施形態では、端末装置70Aには該端末装置70Aの機能を実現するためのソフトウェアが予め記憶されている場合について説明した。しかしながら、係るソフトウェアを記憶していないコンピュータ装置に、例えばCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)のようなコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体であって係るソフトウェアを記憶した記録媒体を用いて、係るソフトウェアをインストールすることにより、端末装置70Aと同一の機能を一般的なコンピュータ装置に付与することも可能である。
【0082】
また、インターネット20や移動パケット通信網40に接続されたWWW(World Wide Web)サーバ装置に上記ソフトウェアを記憶させておき、このWWWサーバ装置から上記ソフトウェアをダウンロードし、インストールすることにより、一般的なコンピュータ装置に端末装置70Aと同一の機能を付与するとしても良い。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、データ本体と当該データ本体の属性を示す属性データとを内包しているコンテンツデータを取り扱う旧装置と新装置とについて、旧装置には従来の取り扱いでコンテンツデータを取り扱わせつつ、新装置には旧装置とは異なる態様で上記コンテンツデータを取り扱わせることが可能になるといった効果を奏する。
【0084】
また、本発明によれば、新装置専用のデータブロックと旧装置専用のデータブロックとを独立して設ける場合に比較して、コンテンツデータのデータサイズを削減できるといった効果も奏する。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】 同通信システムを構成する端末装置70Aの構成例を示すブロック図である。
【図3】 同端末装置70Aに格納されている属性定義テーブルの一例を示す図である。
【図4】 同端末装置70Aの表示部230に表示されるメール送信画面の一例を示す図である。
【図5】 同端末装置70Aの生成するHTTPリクエストの一例を示す図である。
【図6】 同端末装置70Aの受信する電子メールデータの一例を示す図である。
【図7】 同端末装置70Aの表示部230に表示されるメール閲覧画面の一例を示す図である。
【図8】 同端末装置70Aの実行するメール送信処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】 同端末装置70Aの実行するメール閲覧処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】 旧装置で扱われる電子メールデータの一例を示す図である。
【図11】 旧装置に格納されている属性定義テーブルの一例を示す図である。
【図12】 旧装置に表示されるメール閲覧画面の一例を示す図である。
【図13】 新装置で扱われる電子メールデータの一例を示す図である。
【図14】 新装置に格納されている属性定義テーブルの一例を示す図である。
【図15】 新装置で扱われる電子メールデータの一例を示す図である。
【図16】 変形例1に係る電子メールデータの一例を示す図である。
【符号の説明】
10A、10B…端末装置、20…インターネット、30…GW、40…移動パケット通信網、50…基地局、60…メールサーバ、70A、70B…端末装置、210…CPU、220…操作部、230…表示部、240…無線通信部、250…記憶部、251…RAM、252…ROM、253…不揮発性メモリ、260…バス。

Claims (10)

  1. データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第1の受信装置、または、該データ本体を該第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第2の受信装置に対して、該データ本体を送信する端末装置であって、
    前記データ本体を入力するための入力手段と、
    前記データ本体について前記第2の属性を指定するための指定手段と、
    前記第1の受信装置と前記第2の受信装置とが解釈可能なデータブロックであって、前記指定手段により指定された第2の属性を前記第1の属性により示す属性データを前記データ本体と対応付けて記述した第1のデータブロックを生成する第1の生成手段と、
    前記第2の受信装置が解釈可能であり、前記第1の受信装置が解釈しないデータブロックであって、前記第1の属性と前記指定手段により指定された第2の属性との対応関係を示す第2のデータブロックを生成する第2の生成手段と、
    前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを送信する送信手段と
    を有する端末装置。
  2. 前記第2の作成手段を用いて前記第2のデータブロックを作成し該第2のデータブロックを前記コンテンツデータに内包させるか否かをユーザに指定させる指定手段を備え、
    前記第2のデータブロックを前記コンテンツデータに内包させないことを前記指定手段によりユーザに指定された場合には、前記第1のデータブロックのみを内包しているコンテンツデータを前記送信手段により送信し、逆に、前記第2のデータブロックを前記コンテンツデータに内包させることを前記指定手段によりユーザに指定された場合には、前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを内包しているコンテンツデータを前記送信手段により送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性により示す属性データと該データ本体とを対応付けて記述した第1のデータブロックと、前記第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性と該第1の属性との対応関係を示す第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを受信する受信手段と、
    前記第2のデータブロックに示された対応関係に基づいて前記データ本体に対応付けられた前記第2の属性を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された第2の属性に応じた取り扱い方で該データ本体を取り扱う処理手段と
    を有する端末装置。
  4. 前記コンテンツデータは、電子メールデータであり、
    前記第1の属性は、該第1の属性を対応付けられたデータ本体が電子メールデータの宛先であることを示し、
    前記第2の属性は、TO宛先であるか、CC宛先であるか、BCC宛先であるかを示す
    ことを特徴とする請求項1または請求項3のいずれか一に記載の端末装置。
  5. 通信網を介して通話するための通話手段を備えた携帯電話機である
    ことを特徴とする請求項1または請求項3のいずれか一に記載の端末装置。
  6. データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第1の外部端末装置、または、該データ本体を該第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第2の外部端末装置との間で、該データ本体を送受信する端末装置であって、
    前記データ本体を入力するための入力手段と、
    前記データ本体について前記第2の属性を指定するための指定手段と、
    前記指定手段により指定された第2の属性を前記第1の属性により示す属性データを前記データ本体と対応付けて記述した第1のデータブロックを生成する第1の生成手段と、
    前記第1の属性と前記第2の属性との対応関係を示す第2のデータブロックを生成する第2の生成手段と、
    前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを送信する送信手段と、
    前記コンテンツデータを受信する受信手段と、
    前記第2のデータブロックに示された対応関係に基づいて前記データ本体に対応付けられた前記第2の属性を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された第2の属性に応じた取り扱い方で該データ本体を取り扱う処理手段と
    を有する端末装置。
  7. データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第1の受信装置、または、該データ本体を該第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第2の受信装置に対して、該データ本体を送信するコンピュータ装置を、
    前記データ本体を入力するための入力手段と、
    前記データ本体について前記第2の属性を指定するための指定手段と、
    前記第1の受信装置と前記第2の受信装置とが解釈可能なデータブロックであって、前記指定手段により指定された第2の属性を前記第1の属性により示す属性データを前記データ本体と対応付けて記述した第1のデータブロックを生成する第1の生成手段と、
    前記第2の受信装置が解釈可能であり、前記第1の受信装置が解釈しないデータブロックであって、前記第1の属性と前記指定手段により指定された第2の属性との対応関係を示す第2のデータブロックを生成する第2の生成手段と、
    前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを送信する送信手段
    として機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータ装置を、
    データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性により示す属性データと該データ本体とを対応付けて記述した第1のデータブロックと、前記第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性と該第1の属性との対応関係を示す第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを受信する受信手段と、
    前記第2のデータブロックに示された対応関係に基づいて前記データ本体に対応付けられた前記第2の属性を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された第2の属性に応じた取り扱い方で該データ本体を取り扱う処理手段
    として機能させるためのプログラム。
  9. データ本体をあらかじめ決められた1つの第1の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第1の外部端末装置、または、該データ本体を該第1の属性と互換性を有する複数の第2の属性に応じた取り扱い方で取り扱う第2の外部端末装置との間で、該データ本体を送受信するコンピュータ装置を、
    前記データ本体を入力するための入力手段と、
    前記データ本体について前記第2の属性を指定するための指定手段と、
    前記指定手段により指定された第2の属性を前記第1の属性により示す属性データを前記データ本体と対応付けて記述した第1のデータブロックを生成する第1の生成手段と、
    前記第1の属性と前記第2の属性との対応関係を示す第2のデータブロックを生成する第2の生成手段と、
    前記第1のデータブロックと前記第2のデータブロックとを有するコンテンツデータを送信する送信手段と、
    前記コンテンツデータを受信する受信手段と、
    前記第2のデータブロックに示された対応関係に基づいて前記データ本体に対応付けられた前記第2の属性を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された第2の属性に応じた取り扱い方で該データ本体を取り扱う処理手段
    として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項7〜請求項9の何れか一に記載のプログラムを記録したコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体。
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