JP2004139507A - 電子メールを用いたデータ自動返信システム、端末装置、およびデータ自動返信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1の端末から発信した電子メールを利用して第2の端末からそのユーザの関与なしに第2の端末内のデータの返信を受ける。
【解決手段】第1の端末装置Aは、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを第2の端末装置B宛に送信する(S201)。第2の端末装置Bはメールサーバ115を経由して当該問い合わせメールを受信したとき(S202)、データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行い、該当するデータが存在したときそのデータを問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加して返信する(S203)。端末Aはこの返信メールに付加されたデータを受信し、再生する。
【選択図】 図4
【解決手段】第1の端末装置Aは、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを第2の端末装置B宛に送信する(S201)。第2の端末装置Bはメールサーバ115を経由して当該問い合わせメールを受信したとき(S202)、データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行い、該当するデータが存在したときそのデータを問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加して返信する(S203)。端末Aはこの返信メールに付加されたデータを受信し、再生する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール機能を用いたデータ自動返信方法およびシステムならびにこのシステムに用いる端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子メール機能を備えた機器には、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話機、携帯情報端末装置(PDA)など種々存在する。最近では、携帯電話機のような携帯型の装置から送信する電子メール(単にメールともいう)にもデータを添付したり、添付データを再生したりすることができるようになっている。
【0003】
したがって、自己の欲するデータを所有する相手に対して、そのデータファイルを電子メールに添付して自己宛に送信して貰うことにより、迅速かつ容易に所望のデータを入手することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−269283号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、添付データとして電子メールを送信して貰うためには、相手ユーザの操作が必要である。これは、相手ユーザにその旨依頼し、承諾を得なければ行えない。
【0006】
また、自分自身の所有するデータであっても、そのデータが保存された装置と離れたところから、別の装置でそのデータの内容を確認したい場合もある。
【0007】
従来、このような場合、当該別の装置がLAN(Local Area Network)などに接続されている場合等、外部から電話回線を利用してLANに参加することにより、当該別の装置にアクセスすることが可能である。しかし、当該別の装置が携帯電話機のような端末の場合、そのようなLANには接続されておらず、当該別の装置に格納されているデータへのアクセスは困難である。
【0008】
また、ネットワーク上のデータサーバ(ウェブサーバ、ftpサーバ等)にデータを保存しておき、端末装置からネットワークを介してそのデータを利用することができる。特許文献1には、スケジュールデータに関して、電子メールを利用してデータサーバに登録したり、検索したりするシステムが開示されている。しかし、データサーバを用いるシステムでは、そのデータサーバに登録されているデータにはアクセスできるが、端末内にのみ保存されているデータについてはアクセスできない。
【0009】
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、第1の端末装置から発信した電子メールを利用して、第2の端末装置からそのユーザの関与なしに第2の端末装置内のデータの返信を受けることができる電子メールを用いたデータ自動返信システム、端末装置およびデータ自動返信方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデータ自動返信システムは、電子メールの送受信機能を有する第1および第2の端末装置を含む、電子メールを用いたデータ自動返信システムである。この第1の端末装置は、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを第2の端末装置宛に送信する。第2の端末装置は当該問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行い、該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加して返信する。
【0011】
第1の端末装置のユーザは、電子メールとして、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを作成し、送信することにより、その送信先である第2の端末装置は当該データ特定情報に基づくデータ検索、および検索結果の返送を返信メールにより自動的に行う。よって、第2の端末装置側でのユーザの関与なしに必要なデータを容易に取得することができる。
【0012】
前記取得希望データは、特定のデータファイルである場合と、特定の種類のデータファイルのファイルリストである場合がありうる。後者の場合、前記第2の端末装置は、当該ファイルリストを特定するためのデータ特定情報を受信したとき、当該種類のデータファイルを検索し、該当するデータファイルのファイルリスト情報を前記返信メールに付加して返信する。
【0013】
前記第1の端末装置は、前記ファイルリスト情報を受信した場合、ユーザの指示に応じてそのファイルリスト内の特定のデータファイルに対する問い合わせメールを作成して送信する。
【0014】
前記ファイルリストは、文字列の他、サムネイルにより構成されうる。
【0015】
前記第2の端末装置は、前記問い合わせメールに対して自動返信を行うか否かをユーザの指示に応じて切り替え設定する自動返信設定手段を備えてもよい。これにより、第2の端末装置のユーザは、問い合わせメールに対して自動返信を行うかどうかを予め設定しておくことができる。
【0016】
また、前記第2の端末装置は、前記問い合わせメールに対して自動返信を行う対象となるデータの記憶領域をユーザの指示に応じて切り替え設定する領域設定手段を備えてもよい。これにより、第2の端末装置のユーザは、問い合わせメールに対して自動返信を行うデータの検索の範囲を制限することが可能になる。
【0017】
上記システムの第1および第2の端末装置として利用できる、本発明による、電子メールの送受信機能を有する端末装置は、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを作成するメール作成手段と、作成されたメールを、指示された宛先へ送信するメール送信手段と、問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行う検索手段と、該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加する返信メール作成手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
前記問い合わせメールの発信者電子メールアドレスとして予め定めたメールアドレスを登録しておき、前記検索手段は、受信された電子メールの発信者電子メールアドレスが登録電子メールアドレスと一致しないとき検索を行わないようにしてもよい。これにより、予期しない相手からの問い合わせメールを無効化することができる。
【0019】
本発明によるデータ自動返信方法は、電子メールの送受信機能を有する端末装置における、電子メールを用いたデータ自動返信方法であって、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを受信するステップと、前記問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行うステップと、該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加するステップと、前記返信メールを前記問い合わせメールの発信元に自動的に返信するステップとを備えたことを特徴とする。
【0020】
本発明は、このデータ自動返信方法を実現するコンピュータプログラムおよびこのプログラムを格納した記録媒体として把握することも可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の概略のシステム構成および動作を示す図である。このシステムは、複数の端末装置(単に通信端末または端末ともいう)と、ネットワーク上のメールサーバ115からなる。図では、通常のパーソナルコンピュータ(PC)のような非携帯型の端末110(端末A,B)と、携帯端末100(携帯端末C,D)とを示している。端末A,Bはインターネット網を介してメールサーバ115に接続されている。また、携帯端末C,Dは基地局105を介してインターネット網およびメールサーバ115に接続されている。このシステムにおいて、どの端末からも、他のいずれの端末へも電子メールを送信可能である。この例では、端末として、非携帯型、携帯型の両方を含むシステムを示したが、いずれか一方のみを含むシステムであってもよい。なお、本発明で利用するネットワーク、メールサーバおよび各種プロトコル等を用いる電子メールシステム自体は既存のものをそのまま利用することができる。本発明による変更点は、送受信を行う端末100の処理内容にある。
【0023】
図2に非携帯型の端末110の一般的な概略構成を示す。端末110は、制御部308、表示部109、操作部311、ROM313、RAM314、およびネットワークアダプタ315からなる。制御部308は、CPUおよび各種インタフェース部を含み、各部の制御を行う部位である。表示部309は、各種情報を表示するディスプレイにより構成される。操作部311は、キーボード、マウス等の入力装置により構成される。ROM313は、CPUの実行する各種プログラムや固定的なデータを不揮発的に格納する通常読み出し専用のメモリである。勿論、ROM313にはフラッシュメモリ等の再書き込み可能な不揮発性メモリを含んでもよい。RAM314は各種データの一時保存領域、作業領域等を提供する読み書き可能なメモリである。このメモリは、データを不揮発とするためにバッテリバックアップしてもよい。ネットワークアダプタ315は、制御部308とインターネット等のネットワークとの接続インタフェースを提供する部位である。
【0024】
図3に、携帯端末100の一般的な概略構成を示す。この携帯端末100は、電話機能に関連した部位として、アンテナ200、アンテナ共用器としてのデュプレクサ201、受信部(RX)202、送信部(TX)203、DSP(Digital Signal Processor)204、スピーカ205、マイク206、イヤレシーバ207、撮像制御部215およびカメラ216を備えている。端末100は、さらに、この端末の制御に関連した部位として、制御部208、表示部209、操作部211、ROM213、RAM214を有する。操作部211は、各種キーやボタン、ダイヤル等に相当する。ROM213には本実施の形態の後述する動作を実現するための制御プログラムおよび固定的なデータ等が格納されている。ROM213は、ROM313と同様のメモリである。RAM214はRAM314と同様のメモリである。制御部208は、本発明におけるメール作成手段、検索手段、返信メール作成手段等として機能する。
【0025】
図4は、本発明の電子メールの送受信の様子を模式的に示したものである。いま、端末Aが問い合わせメールの発信により端末B内(の例えばRAM)に保存されたデータB(例えば画像)を要求し、端末Bのユーザの関与(操作)なしに、そのデータBを取得する例を考える。端末Bは電子メールアドレスが割り当てられており、その電子メールアドレスを指定することにより、直接的に当該端末Bが指定できることが好ましい。但し、電子メールアドレスが特定の端末に割り当てられていない場合には、問い合わせメールは当該端末で受信されることが保証されないが、このような場合でも相手端末が常時通信可能状態にあり、メールを自動受信する状況にあれば本発明を適用することができる。
【0026】
端末Aのユーザは、端末B宛のメールに取得希望データ情報402を付加する。このメールのヘッダ情報401には、メールの主題(Sub)、宛先(To)、発信元(From)が含まれる。宛先はユーザが入力または指定する。この例での宛先は端末B(のメールアドレス)である。主題はユーザが入力してもよいが、本実施の形態の処理において自動的に所定の文字列(図の例では「データ問い合わせ」)が入力されるようにしてもよい。本実施の形態では、取得希望データ情報402は、メール添付書類のデータとして、メールに付加する。但し、メールの本文または主題に、取得希望データ情報402を付加することも可能である。図の例では取得希望データ情報402として「”データB”が欲しい」という文字列を示しているが、実際には、後述するようにシステムが認識しやすい形式のデータとすることができる。
【0027】
このようにして端末Aのユーザが端末Aで作成したメール(データ問い合わせメールという)が送信されると、このメールは、一旦、メールサーバ115に送られ(S201)、ここからさらに宛先の端末Bへ送信される(S202)。端末Bはこのメールの取得希望データ情報402を解読して、指定されたデータが自己内に存在するか否かをチェックする。存在すれば、そのデータ(またはデータリスト)を返信メールに添付して、発信元へ返信する(S203)。この返信メールのヘッダ情報501の宛先にはデータ問い合わせメールの発信元である「端末A」が自動的にセットされ、発信元には「端末B」のメールアドレスが自動的にセットされる。本文には「”データB”を返信します」のような自動作成されたメッセージが埋め込まれる。このメッセージは、テンプレート内に要求されたデータ名を埋め込むことにより自動的に作成できる。さらにこの返信メールにはデータの存在の有無を示す返信添付データ502および「データB」そのものの返信添付データ503が添付書類として付加される。
【0028】
このようにして端末Bで検出されたデータBは、メールの添付書類として、メールサーバ115経由で端末Aに返信される(S204)。端末Aではこの添付書類を取り出して再生することができる。
【0029】
なお、端末Bにおいて、要求されたデータが存在しない場合にはその旨を知らせる返信メールを作成し、返信する。
【0030】
このような自動データ返信方法の現実的な用途としては、例えば、営業マンの携帯電話端末や携帯情報端末に格納されているデータを、その商談中や睡眠中等、現在の状況を問わずに、外部(例えば会社)の端末から必要なデータ(例えば、レポート、カメラ撮影画像等)を要求する場合に有用である。
【0031】
図5に、データ問い合わせの処理例を示す。データ問い合わせを行う端末は、ユーザの操作に従って、取得希望データを設定し(S301)、これを問い合わせデータとして電子メールに添付する(S302)。この添付データを「問い合わせ添付データ」という。さらに、この電子メールを相手端末へ送信する(S303)。
【0032】
図6に、図5のステップS301において利用する端末のユーザインタフェース画面例を示す。図6(a)は、希望データとして、”test.jpg”という名称のファイルを指定した例を示している。これは、希望データのファイル名がユーザに判明している場合に対応している。図6(b)は、希望ファイルリストとして”*.jpg”を入力している。これは、希望データの具体的なファイル名が分からない場合等に、特定のファイル形式のファイルのリストの返信を要求するものである。この例では、ファイルの拡張子がjpgであるファイルのリスト(全ファイル名)を要求している。
【0033】
このようなユーザインタフェース画面での入力が確定されると、端末は図7に示すような取得希望データ情報(図1の402に対応)を生成する。図7(a)(b)はそれぞれ図6(a)(b)の例に対応している。この例では開始タグ<...>および終了タグ</...>を用いた、HTMLなどのマークアップ言語形式で取得希望データ情報をシステムが理解しやすい形式で記述している。<Request></Request>のタグ対はこの間に挟まれた文字列がデータの問い合わせ(返信要求)を表していることを示している。<File></File>のタグ対はこの間の文字列が、要求されるファイルのファイル名を表していることを示している。<List></List>のタグ対はこの間の文字列が、要求されるファイルリストのファイル種別を表していることを示している。
【0034】
なお、図7に示した記述例はあくまで一例であり、他の任意の記述方法を採用することが可能である。
【0035】
図8は、本実施の形態における端末のメール受信の処理手順を示している。端末は、メールを受信したとき、まず、そのメールに、図7で例示したような問い合わせ添付データが付加されているか否かをチェックする(S401)。付加されていれば、その添付データから取得希望データ情報を読み出す(S402)。さらにこの取得希望データ情報で特定される取得希望データが自端末内に存在するか否かをチェックする(S403)。存在しなければ、取得希望データが無いことを示す返信添付データを作成する(S404)。存在すれば、その取得希望データの存在を示す返信添付データを作成する(S405)。さらに、取得希望データ(データファイルまたはファイルリスト)のファイルをメールに添付する(S406)。ついで、先に作成された返信添付データをメールに添付し(S407)、このメールの送信を行う(S408)。
【0036】
最初のステップS401において、問い合わせ添付データがなかった場合、他の端末のメール受信処理におけるステップS407で添付された返信添付データがあるかどうかを調べる(S409)。存在しなければ、通常のメール再生処理を行う(S412)。存在すれば、取得希望データの有無情報が添付されているか否かをチェックする(S410)。添付されていれば、その有無情報(および取得希望データ)を再生する(S411)。この再生の具体例については図9で後述する。添付されていなければ、通常の添付データが添付されていると判断して、通常のメール再生処理を行う(S412)。当該通常の添付データはこの通常のメール再生処理の中でユーザの指示に応じて再生することができる。
【0037】
なお、ステップS411において、この取得希望データがファイルリストであった場合には、その中のファイルの返信要求がなされた場合、図5のデータ問い合わせ処理を起動し、そのステップS301において取得希望データを自動的に設定してデータ問い合わせメールを作成、送信する。
【0038】
ステップS411における取得希望データの有無情報の表示例を図9により説明する。図9(a)は取得希望データ有りの場合の有無情報の表示例を示している。これは、”test−exist.htm”というファイル名称の返信添付データであり、この例では、「”test.jpg”を返信します。」というメッセージおよびOKボタンが含まれている。OKボタンは”test.jpg”という名称の他の返信添付データにリンクされており、OKボタンの指示により、”test.jpg”の画像が表示される。図9(b)は取得希望データなしの場合の有無情報の表示例である。これは、”test−not−exist.htm”というファイル名称の返信添付データであり、この例では、「”test.jpg”はありませんでした。」というメッセージおよびOKボタンが含まれている。
【0039】
図10は、ファイルリストが要求された場合に相手端末から返信された取得希望データの有無情報および取得希望データの表示例を示している。図10(a)は取得希望データ有りの場合の有無情報の表示例である。これは、”jpg−list−exist.htm”というファイル名称の返信添付データであり、この例では、「”*.jpg”のリストを返信します。」というメッセージおよび「添付再生」ボタンが含まれている。添付再生ボタンは”jpg−list.htm”という名称の他の返信添付データにリンクされており、このボタンの指示により、jpgファイルのリストが文字列で表示される。画面に収まらない分はスクロール操作により画面内に移動させることができる。このいずれかのファイルを選択した状態で「返信要求」ボタンを指示すると、そのファイルについて、データ問い合わせメールが作成、送信される。
【0040】
図10(a)に示した、文字列によるファイルリスト表示は、予め希望するデータのファイル名が分かっている場合には有用であるが、ファイル名やファイル種別が不明の場合には不便である。そこで、図10(b)は図10(a)の「添付再生」ボタンが押されたときに、ファイルリストとしてサムネイル表示を行う別の例を示している。サムネイル表示とは、元の画像を所定のサイズにまで縮小してその内容を認識できるようにしたものである。この例では、”jpg−list−thumb.htm”というファイルの中で個々のサムネイル画像のファイルをインライン表示している。そのために、このサムネイルを構成する小サイズの各画像データファイルも、返信有無情報とともに添付データとして返信される。画像データを保持する端末では、サムネイルの要求時にサムネイル画像を生成してもよいし、予め各原画像のサムネイル画像を生成・保存しておいてもよい。この場合も、画面に収まらない分はスクロール操作により画面内に移動させることができる。
【0041】
図示しないが、文字列とサムネイルのいずれのファイルリスト表示を希望するかをユーザが予め設定できるようにしてもよい。その場合、図7(b)に示したような、問い合わせメールに添付される取得希望データ情報として、例えば<List1></List1>と<List2></List2>のように、両者のタグを区別する。この取得希望データ情報を受信した端末は、いずれのタグかによって、返信するファイルリストを文字列とするかサムネイルとするかを切り替える。
【0042】
最後に図11により、端末における自動返信設定および自動返信領域設定について説明する。図11(a)(b)は、そのような設定のためのユーザインタフェース画面を示している。この画面へは他のメニュー画面(図示せず)から移行することができる。本実施の形態において、端末が問い合わせメールを受信した場合、その端末のユーザの関与(操作)なしに端末内のデータが自動的に返信メールに添付して返送されてしまう。自動返信設定は、図11(a)に示すように、このような自動的な返信動作の有効化(ON)/無効化(OFF)を端末のユーザが切り替えて設定可能とするものである。自動返信領域設定は、問い合わせメールで要求されたファイルの検索を、例えばRAM214,314内の全ユーザ領域について許可するのか、または、特定のユーザ領域(ここでは返信許可領域)のみについて許可するのかを、端末のユーザが切り替え設定可能とするものである。これに伴い、新規にユーザデータが作成されるときに、そのデータを返信許可領域に格納するかどうかをユーザに選択させるとともに、事後的にもユーザデータを返信許可領域と他のユーザ領域との間で相互に移動可能としておくことが好ましい。なお、図の例では、いずれの設定も、プルダウンメニューからON/OFFを選択できるようにしているが、その選択の方法は任意である。
【0043】
本発明の変形例として、端末において受け付ける問い合わせメールの発信者として、予め定めた特定のメールアドレスに限定し、これ(これら)以外の発信者からの問い合わせメールを拒絶するようにしてもよい。そのためには、端末において、受け付ける問い合わせメール発信者のメールアドレスを予め登録(メモリに記憶)しておき、問い合わせメールの受信時にその発信者メールアドレスが登録メールアドレスに一致するか否かをチェックし、一致したときのみ撮影指示を受け付け、一致しない場合には検索も返信メールの作成・送信も行わないようにする。図12にこのような変形例の処理のフローチャートを示す。この処理は図8の処理に対して、発信者のメールアドレスを登録メールアドレスと比較するステップS401aを追加したものであり、他の点は図8の処理と同じである。これによって予定外の者からの問い合わせメールによる撮影指示を拒絶することができる。
【0044】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも、種々の変形、変更が可能である。例えば、取得希望データ情報および返信データは問い合わせメールの添付書類として送信する例を示したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、返信される取得希望データ自体以外の送信情報または返信情報はメールの本文または主題に付加するようにすることも可能である。また、取得希望データとしては画像の例を挙げたが、画像だけでなく、音、スケジュールデータ、住所録データ等の他のデータを対象とすることも可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、既存の電子メールシステムを利用することにより、端末装置の処理の追加のみで、第1の端末装置から発信した電子メールを利用して、第2の端末装置からそのユーザの関与なしに、極めて簡単な操作により、データの返信を受けることができるようになる。
【0046】
問い合わせメールに対して自動返信を行うか否かをユーザの指示に応じて切り替え設定できるようにすれば、問い合わせメールの受信側でそれに対する応答の可否を決定することができる。問い合わせメールに対して自動返信を行う対象となるデータの記憶領域をユーザの指示に応じて切り替え設定できるようにすれば、自動返信の対象となるデータを所定のデータに制限することができる。問い合わせメールの発信者電子メールアドレスとして予め定めたメールアドレスを登録しておき、前記検索手段は、受信された電子メールの発信者電子メールアドレスが登録電子メールアドレスと一致しないとき検索を行わないようにすれば、受付可能とする問い合わせメールを制限することができる。このような措置により、問い合わせメールによる他者の自由なデータ取得とデータの保護とのバランスをとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略のシステム構成および動作を示す図である。
【図2】図1に示したシステムにおける非携帯型の端末の一般的な概略構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したシステムにおける携帯型の端末の一般的な概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の電子メールの送受信の様子を模式的に示した図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるデータ問い合わせの処理例を示すフローチャートである。
【図6】図5のステップS301において利用する端末のユーザインタフェース画面例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における取得希望データ情報の具体例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における端末のメール受信の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態における取得希望データの有無情報の表示例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態においてファイルリストが要求された場合に相手端末から返信された取得希望データの有無情報の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態における自動返信設定についての説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の変形例におけるメール受信の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…携帯端末、105…基地局、110…端末、115…メールサーバ、401…ヘッダ情報、402…取得希望データ情報、501…ヘッダ情報、502…返信添付データ、503…返信添付データ
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール機能を用いたデータ自動返信方法およびシステムならびにこのシステムに用いる端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子メール機能を備えた機器には、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話機、携帯情報端末装置(PDA)など種々存在する。最近では、携帯電話機のような携帯型の装置から送信する電子メール(単にメールともいう)にもデータを添付したり、添付データを再生したりすることができるようになっている。
【0003】
したがって、自己の欲するデータを所有する相手に対して、そのデータファイルを電子メールに添付して自己宛に送信して貰うことにより、迅速かつ容易に所望のデータを入手することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−269283号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、添付データとして電子メールを送信して貰うためには、相手ユーザの操作が必要である。これは、相手ユーザにその旨依頼し、承諾を得なければ行えない。
【0006】
また、自分自身の所有するデータであっても、そのデータが保存された装置と離れたところから、別の装置でそのデータの内容を確認したい場合もある。
【0007】
従来、このような場合、当該別の装置がLAN(Local Area Network)などに接続されている場合等、外部から電話回線を利用してLANに参加することにより、当該別の装置にアクセスすることが可能である。しかし、当該別の装置が携帯電話機のような端末の場合、そのようなLANには接続されておらず、当該別の装置に格納されているデータへのアクセスは困難である。
【0008】
また、ネットワーク上のデータサーバ(ウェブサーバ、ftpサーバ等)にデータを保存しておき、端末装置からネットワークを介してそのデータを利用することができる。特許文献1には、スケジュールデータに関して、電子メールを利用してデータサーバに登録したり、検索したりするシステムが開示されている。しかし、データサーバを用いるシステムでは、そのデータサーバに登録されているデータにはアクセスできるが、端末内にのみ保存されているデータについてはアクセスできない。
【0009】
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、第1の端末装置から発信した電子メールを利用して、第2の端末装置からそのユーザの関与なしに第2の端末装置内のデータの返信を受けることができる電子メールを用いたデータ自動返信システム、端末装置およびデータ自動返信方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデータ自動返信システムは、電子メールの送受信機能を有する第1および第2の端末装置を含む、電子メールを用いたデータ自動返信システムである。この第1の端末装置は、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを第2の端末装置宛に送信する。第2の端末装置は当該問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行い、該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加して返信する。
【0011】
第1の端末装置のユーザは、電子メールとして、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを作成し、送信することにより、その送信先である第2の端末装置は当該データ特定情報に基づくデータ検索、および検索結果の返送を返信メールにより自動的に行う。よって、第2の端末装置側でのユーザの関与なしに必要なデータを容易に取得することができる。
【0012】
前記取得希望データは、特定のデータファイルである場合と、特定の種類のデータファイルのファイルリストである場合がありうる。後者の場合、前記第2の端末装置は、当該ファイルリストを特定するためのデータ特定情報を受信したとき、当該種類のデータファイルを検索し、該当するデータファイルのファイルリスト情報を前記返信メールに付加して返信する。
【0013】
前記第1の端末装置は、前記ファイルリスト情報を受信した場合、ユーザの指示に応じてそのファイルリスト内の特定のデータファイルに対する問い合わせメールを作成して送信する。
【0014】
前記ファイルリストは、文字列の他、サムネイルにより構成されうる。
【0015】
前記第2の端末装置は、前記問い合わせメールに対して自動返信を行うか否かをユーザの指示に応じて切り替え設定する自動返信設定手段を備えてもよい。これにより、第2の端末装置のユーザは、問い合わせメールに対して自動返信を行うかどうかを予め設定しておくことができる。
【0016】
また、前記第2の端末装置は、前記問い合わせメールに対して自動返信を行う対象となるデータの記憶領域をユーザの指示に応じて切り替え設定する領域設定手段を備えてもよい。これにより、第2の端末装置のユーザは、問い合わせメールに対して自動返信を行うデータの検索の範囲を制限することが可能になる。
【0017】
上記システムの第1および第2の端末装置として利用できる、本発明による、電子メールの送受信機能を有する端末装置は、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを作成するメール作成手段と、作成されたメールを、指示された宛先へ送信するメール送信手段と、問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行う検索手段と、該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加する返信メール作成手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
前記問い合わせメールの発信者電子メールアドレスとして予め定めたメールアドレスを登録しておき、前記検索手段は、受信された電子メールの発信者電子メールアドレスが登録電子メールアドレスと一致しないとき検索を行わないようにしてもよい。これにより、予期しない相手からの問い合わせメールを無効化することができる。
【0019】
本発明によるデータ自動返信方法は、電子メールの送受信機能を有する端末装置における、電子メールを用いたデータ自動返信方法であって、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを受信するステップと、前記問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行うステップと、該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加するステップと、前記返信メールを前記問い合わせメールの発信元に自動的に返信するステップとを備えたことを特徴とする。
【0020】
本発明は、このデータ自動返信方法を実現するコンピュータプログラムおよびこのプログラムを格納した記録媒体として把握することも可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の概略のシステム構成および動作を示す図である。このシステムは、複数の端末装置(単に通信端末または端末ともいう)と、ネットワーク上のメールサーバ115からなる。図では、通常のパーソナルコンピュータ(PC)のような非携帯型の端末110(端末A,B)と、携帯端末100(携帯端末C,D)とを示している。端末A,Bはインターネット網を介してメールサーバ115に接続されている。また、携帯端末C,Dは基地局105を介してインターネット網およびメールサーバ115に接続されている。このシステムにおいて、どの端末からも、他のいずれの端末へも電子メールを送信可能である。この例では、端末として、非携帯型、携帯型の両方を含むシステムを示したが、いずれか一方のみを含むシステムであってもよい。なお、本発明で利用するネットワーク、メールサーバおよび各種プロトコル等を用いる電子メールシステム自体は既存のものをそのまま利用することができる。本発明による変更点は、送受信を行う端末100の処理内容にある。
【0023】
図2に非携帯型の端末110の一般的な概略構成を示す。端末110は、制御部308、表示部109、操作部311、ROM313、RAM314、およびネットワークアダプタ315からなる。制御部308は、CPUおよび各種インタフェース部を含み、各部の制御を行う部位である。表示部309は、各種情報を表示するディスプレイにより構成される。操作部311は、キーボード、マウス等の入力装置により構成される。ROM313は、CPUの実行する各種プログラムや固定的なデータを不揮発的に格納する通常読み出し専用のメモリである。勿論、ROM313にはフラッシュメモリ等の再書き込み可能な不揮発性メモリを含んでもよい。RAM314は各種データの一時保存領域、作業領域等を提供する読み書き可能なメモリである。このメモリは、データを不揮発とするためにバッテリバックアップしてもよい。ネットワークアダプタ315は、制御部308とインターネット等のネットワークとの接続インタフェースを提供する部位である。
【0024】
図3に、携帯端末100の一般的な概略構成を示す。この携帯端末100は、電話機能に関連した部位として、アンテナ200、アンテナ共用器としてのデュプレクサ201、受信部(RX)202、送信部(TX)203、DSP(Digital Signal Processor)204、スピーカ205、マイク206、イヤレシーバ207、撮像制御部215およびカメラ216を備えている。端末100は、さらに、この端末の制御に関連した部位として、制御部208、表示部209、操作部211、ROM213、RAM214を有する。操作部211は、各種キーやボタン、ダイヤル等に相当する。ROM213には本実施の形態の後述する動作を実現するための制御プログラムおよび固定的なデータ等が格納されている。ROM213は、ROM313と同様のメモリである。RAM214はRAM314と同様のメモリである。制御部208は、本発明におけるメール作成手段、検索手段、返信メール作成手段等として機能する。
【0025】
図4は、本発明の電子メールの送受信の様子を模式的に示したものである。いま、端末Aが問い合わせメールの発信により端末B内(の例えばRAM)に保存されたデータB(例えば画像)を要求し、端末Bのユーザの関与(操作)なしに、そのデータBを取得する例を考える。端末Bは電子メールアドレスが割り当てられており、その電子メールアドレスを指定することにより、直接的に当該端末Bが指定できることが好ましい。但し、電子メールアドレスが特定の端末に割り当てられていない場合には、問い合わせメールは当該端末で受信されることが保証されないが、このような場合でも相手端末が常時通信可能状態にあり、メールを自動受信する状況にあれば本発明を適用することができる。
【0026】
端末Aのユーザは、端末B宛のメールに取得希望データ情報402を付加する。このメールのヘッダ情報401には、メールの主題(Sub)、宛先(To)、発信元(From)が含まれる。宛先はユーザが入力または指定する。この例での宛先は端末B(のメールアドレス)である。主題はユーザが入力してもよいが、本実施の形態の処理において自動的に所定の文字列(図の例では「データ問い合わせ」)が入力されるようにしてもよい。本実施の形態では、取得希望データ情報402は、メール添付書類のデータとして、メールに付加する。但し、メールの本文または主題に、取得希望データ情報402を付加することも可能である。図の例では取得希望データ情報402として「”データB”が欲しい」という文字列を示しているが、実際には、後述するようにシステムが認識しやすい形式のデータとすることができる。
【0027】
このようにして端末Aのユーザが端末Aで作成したメール(データ問い合わせメールという)が送信されると、このメールは、一旦、メールサーバ115に送られ(S201)、ここからさらに宛先の端末Bへ送信される(S202)。端末Bはこのメールの取得希望データ情報402を解読して、指定されたデータが自己内に存在するか否かをチェックする。存在すれば、そのデータ(またはデータリスト)を返信メールに添付して、発信元へ返信する(S203)。この返信メールのヘッダ情報501の宛先にはデータ問い合わせメールの発信元である「端末A」が自動的にセットされ、発信元には「端末B」のメールアドレスが自動的にセットされる。本文には「”データB”を返信します」のような自動作成されたメッセージが埋め込まれる。このメッセージは、テンプレート内に要求されたデータ名を埋め込むことにより自動的に作成できる。さらにこの返信メールにはデータの存在の有無を示す返信添付データ502および「データB」そのものの返信添付データ503が添付書類として付加される。
【0028】
このようにして端末Bで検出されたデータBは、メールの添付書類として、メールサーバ115経由で端末Aに返信される(S204)。端末Aではこの添付書類を取り出して再生することができる。
【0029】
なお、端末Bにおいて、要求されたデータが存在しない場合にはその旨を知らせる返信メールを作成し、返信する。
【0030】
このような自動データ返信方法の現実的な用途としては、例えば、営業マンの携帯電話端末や携帯情報端末に格納されているデータを、その商談中や睡眠中等、現在の状況を問わずに、外部(例えば会社)の端末から必要なデータ(例えば、レポート、カメラ撮影画像等)を要求する場合に有用である。
【0031】
図5に、データ問い合わせの処理例を示す。データ問い合わせを行う端末は、ユーザの操作に従って、取得希望データを設定し(S301)、これを問い合わせデータとして電子メールに添付する(S302)。この添付データを「問い合わせ添付データ」という。さらに、この電子メールを相手端末へ送信する(S303)。
【0032】
図6に、図5のステップS301において利用する端末のユーザインタフェース画面例を示す。図6(a)は、希望データとして、”test.jpg”という名称のファイルを指定した例を示している。これは、希望データのファイル名がユーザに判明している場合に対応している。図6(b)は、希望ファイルリストとして”*.jpg”を入力している。これは、希望データの具体的なファイル名が分からない場合等に、特定のファイル形式のファイルのリストの返信を要求するものである。この例では、ファイルの拡張子がjpgであるファイルのリスト(全ファイル名)を要求している。
【0033】
このようなユーザインタフェース画面での入力が確定されると、端末は図7に示すような取得希望データ情報(図1の402に対応)を生成する。図7(a)(b)はそれぞれ図6(a)(b)の例に対応している。この例では開始タグ<...>および終了タグ</...>を用いた、HTMLなどのマークアップ言語形式で取得希望データ情報をシステムが理解しやすい形式で記述している。<Request></Request>のタグ対はこの間に挟まれた文字列がデータの問い合わせ(返信要求)を表していることを示している。<File></File>のタグ対はこの間の文字列が、要求されるファイルのファイル名を表していることを示している。<List></List>のタグ対はこの間の文字列が、要求されるファイルリストのファイル種別を表していることを示している。
【0034】
なお、図7に示した記述例はあくまで一例であり、他の任意の記述方法を採用することが可能である。
【0035】
図8は、本実施の形態における端末のメール受信の処理手順を示している。端末は、メールを受信したとき、まず、そのメールに、図7で例示したような問い合わせ添付データが付加されているか否かをチェックする(S401)。付加されていれば、その添付データから取得希望データ情報を読み出す(S402)。さらにこの取得希望データ情報で特定される取得希望データが自端末内に存在するか否かをチェックする(S403)。存在しなければ、取得希望データが無いことを示す返信添付データを作成する(S404)。存在すれば、その取得希望データの存在を示す返信添付データを作成する(S405)。さらに、取得希望データ(データファイルまたはファイルリスト)のファイルをメールに添付する(S406)。ついで、先に作成された返信添付データをメールに添付し(S407)、このメールの送信を行う(S408)。
【0036】
最初のステップS401において、問い合わせ添付データがなかった場合、他の端末のメール受信処理におけるステップS407で添付された返信添付データがあるかどうかを調べる(S409)。存在しなければ、通常のメール再生処理を行う(S412)。存在すれば、取得希望データの有無情報が添付されているか否かをチェックする(S410)。添付されていれば、その有無情報(および取得希望データ)を再生する(S411)。この再生の具体例については図9で後述する。添付されていなければ、通常の添付データが添付されていると判断して、通常のメール再生処理を行う(S412)。当該通常の添付データはこの通常のメール再生処理の中でユーザの指示に応じて再生することができる。
【0037】
なお、ステップS411において、この取得希望データがファイルリストであった場合には、その中のファイルの返信要求がなされた場合、図5のデータ問い合わせ処理を起動し、そのステップS301において取得希望データを自動的に設定してデータ問い合わせメールを作成、送信する。
【0038】
ステップS411における取得希望データの有無情報の表示例を図9により説明する。図9(a)は取得希望データ有りの場合の有無情報の表示例を示している。これは、”test−exist.htm”というファイル名称の返信添付データであり、この例では、「”test.jpg”を返信します。」というメッセージおよびOKボタンが含まれている。OKボタンは”test.jpg”という名称の他の返信添付データにリンクされており、OKボタンの指示により、”test.jpg”の画像が表示される。図9(b)は取得希望データなしの場合の有無情報の表示例である。これは、”test−not−exist.htm”というファイル名称の返信添付データであり、この例では、「”test.jpg”はありませんでした。」というメッセージおよびOKボタンが含まれている。
【0039】
図10は、ファイルリストが要求された場合に相手端末から返信された取得希望データの有無情報および取得希望データの表示例を示している。図10(a)は取得希望データ有りの場合の有無情報の表示例である。これは、”jpg−list−exist.htm”というファイル名称の返信添付データであり、この例では、「”*.jpg”のリストを返信します。」というメッセージおよび「添付再生」ボタンが含まれている。添付再生ボタンは”jpg−list.htm”という名称の他の返信添付データにリンクされており、このボタンの指示により、jpgファイルのリストが文字列で表示される。画面に収まらない分はスクロール操作により画面内に移動させることができる。このいずれかのファイルを選択した状態で「返信要求」ボタンを指示すると、そのファイルについて、データ問い合わせメールが作成、送信される。
【0040】
図10(a)に示した、文字列によるファイルリスト表示は、予め希望するデータのファイル名が分かっている場合には有用であるが、ファイル名やファイル種別が不明の場合には不便である。そこで、図10(b)は図10(a)の「添付再生」ボタンが押されたときに、ファイルリストとしてサムネイル表示を行う別の例を示している。サムネイル表示とは、元の画像を所定のサイズにまで縮小してその内容を認識できるようにしたものである。この例では、”jpg−list−thumb.htm”というファイルの中で個々のサムネイル画像のファイルをインライン表示している。そのために、このサムネイルを構成する小サイズの各画像データファイルも、返信有無情報とともに添付データとして返信される。画像データを保持する端末では、サムネイルの要求時にサムネイル画像を生成してもよいし、予め各原画像のサムネイル画像を生成・保存しておいてもよい。この場合も、画面に収まらない分はスクロール操作により画面内に移動させることができる。
【0041】
図示しないが、文字列とサムネイルのいずれのファイルリスト表示を希望するかをユーザが予め設定できるようにしてもよい。その場合、図7(b)に示したような、問い合わせメールに添付される取得希望データ情報として、例えば<List1></List1>と<List2></List2>のように、両者のタグを区別する。この取得希望データ情報を受信した端末は、いずれのタグかによって、返信するファイルリストを文字列とするかサムネイルとするかを切り替える。
【0042】
最後に図11により、端末における自動返信設定および自動返信領域設定について説明する。図11(a)(b)は、そのような設定のためのユーザインタフェース画面を示している。この画面へは他のメニュー画面(図示せず)から移行することができる。本実施の形態において、端末が問い合わせメールを受信した場合、その端末のユーザの関与(操作)なしに端末内のデータが自動的に返信メールに添付して返送されてしまう。自動返信設定は、図11(a)に示すように、このような自動的な返信動作の有効化(ON)/無効化(OFF)を端末のユーザが切り替えて設定可能とするものである。自動返信領域設定は、問い合わせメールで要求されたファイルの検索を、例えばRAM214,314内の全ユーザ領域について許可するのか、または、特定のユーザ領域(ここでは返信許可領域)のみについて許可するのかを、端末のユーザが切り替え設定可能とするものである。これに伴い、新規にユーザデータが作成されるときに、そのデータを返信許可領域に格納するかどうかをユーザに選択させるとともに、事後的にもユーザデータを返信許可領域と他のユーザ領域との間で相互に移動可能としておくことが好ましい。なお、図の例では、いずれの設定も、プルダウンメニューからON/OFFを選択できるようにしているが、その選択の方法は任意である。
【0043】
本発明の変形例として、端末において受け付ける問い合わせメールの発信者として、予め定めた特定のメールアドレスに限定し、これ(これら)以外の発信者からの問い合わせメールを拒絶するようにしてもよい。そのためには、端末において、受け付ける問い合わせメール発信者のメールアドレスを予め登録(メモリに記憶)しておき、問い合わせメールの受信時にその発信者メールアドレスが登録メールアドレスに一致するか否かをチェックし、一致したときのみ撮影指示を受け付け、一致しない場合には検索も返信メールの作成・送信も行わないようにする。図12にこのような変形例の処理のフローチャートを示す。この処理は図8の処理に対して、発信者のメールアドレスを登録メールアドレスと比較するステップS401aを追加したものであり、他の点は図8の処理と同じである。これによって予定外の者からの問い合わせメールによる撮影指示を拒絶することができる。
【0044】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも、種々の変形、変更が可能である。例えば、取得希望データ情報および返信データは問い合わせメールの添付書類として送信する例を示したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、返信される取得希望データ自体以外の送信情報または返信情報はメールの本文または主題に付加するようにすることも可能である。また、取得希望データとしては画像の例を挙げたが、画像だけでなく、音、スケジュールデータ、住所録データ等の他のデータを対象とすることも可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、既存の電子メールシステムを利用することにより、端末装置の処理の追加のみで、第1の端末装置から発信した電子メールを利用して、第2の端末装置からそのユーザの関与なしに、極めて簡単な操作により、データの返信を受けることができるようになる。
【0046】
問い合わせメールに対して自動返信を行うか否かをユーザの指示に応じて切り替え設定できるようにすれば、問い合わせメールの受信側でそれに対する応答の可否を決定することができる。問い合わせメールに対して自動返信を行う対象となるデータの記憶領域をユーザの指示に応じて切り替え設定できるようにすれば、自動返信の対象となるデータを所定のデータに制限することができる。問い合わせメールの発信者電子メールアドレスとして予め定めたメールアドレスを登録しておき、前記検索手段は、受信された電子メールの発信者電子メールアドレスが登録電子メールアドレスと一致しないとき検索を行わないようにすれば、受付可能とする問い合わせメールを制限することができる。このような措置により、問い合わせメールによる他者の自由なデータ取得とデータの保護とのバランスをとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略のシステム構成および動作を示す図である。
【図2】図1に示したシステムにおける非携帯型の端末の一般的な概略構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したシステムにおける携帯型の端末の一般的な概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の電子メールの送受信の様子を模式的に示した図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるデータ問い合わせの処理例を示すフローチャートである。
【図6】図5のステップS301において利用する端末のユーザインタフェース画面例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における取得希望データ情報の具体例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における端末のメール受信の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態における取得希望データの有無情報の表示例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態においてファイルリストが要求された場合に相手端末から返信された取得希望データの有無情報の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態における自動返信設定についての説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の変形例におけるメール受信の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…携帯端末、105…基地局、110…端末、115…メールサーバ、401…ヘッダ情報、402…取得希望データ情報、501…ヘッダ情報、502…返信添付データ、503…返信添付データ
Claims (16)
- 電子メールの送受信機能を有する第1および第2の端末装置を含む、電子メールを用いたデータ自動返信システムであって、
第1の端末装置は、ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを第2の端末装置宛に送信し、
第2の端末装置は当該問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行い、該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加して返信する
ことを特徴とする、電子メールを用いたデータ自動返信システム。 - 前記取得希望データは特定のデータファイルである請求項1記載のデータ自動返信システム。
- 前記取得希望データは、特定の種類のデータファイルのファイルリストであり、前記第2の端末装置は、当該ファイルリストを特定するためのデータ特定情報を受信したとき、当該種類のデータファイルを検索し、該当するデータファイルのファイルリスト情報を前記返信メールに付加して返信することを特徴とする請求項1記載のデータ自動返信システム。
- 前記第1の端末装置は、前記ファイルリスト情報を受信した後、ユーザの指示に応じてそのファイルリスト内の特定のデータファイルに対する問い合わせメールを作成して送信することを特徴とする請求項3記載のデータ自動返信システム。
- 前記ファイルリストは、文字列またはサムネイルにより構成されることを特徴とする請求項3または4記載のデータ自動返信システム。
- 前記第2の端末装置は、前記問い合わせメールに対して自動返信を行うか否かをユーザの指示に応じて切り替え設定する自動返信設定手段を備える請求項1記載のデータ自動返信システム。
- 前記第2の端末装置は、前記問い合わせメールに対して自動返信を行う対象となるデータの記憶領域をユーザの指示に応じて切り替え設定する領域設定手段を備える請求項1記載のデータ自動返信システム。
- 電子メールの送受信機能を有する端末装置であって、
ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを作成するメール作成手段と、
作成されたメールを、指示された宛先へ送信するメール送信手段と、
問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行う検索手段と、
該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加する返信メール作成手段と
を備えたことを特徴とする端末装置。 - 前記取得希望データは特定のデータファイルである請求項8記載の端末装置。
- 前記取得希望データは、特定の種類のデータファイルのファイルリストであり、前記検索手段は、当該ファイルリストを特定するためのデータ特定情報を受信したとき当該種類のデータファイルを検索し、前記返信メール作成手段は、該当するデータファイルのファイルリスト情報を前記返信メールに付加することを特徴とする請求項9記載の端末装置。
- 前記ファイルリスト情報を受信した後、前記メール作成手段は、ユーザの指示に応じてそのファイルリスト内の特定のデータファイルに対する問い合わせメールを作成し、前記メール送信手段はこの問い合わせメールを送信することを特徴とする請求項10記載の端末装置。
- 前記ファイルリストは、文字列またはサムネイルにより構成されることを特徴とする請求項10または11記載の端末装置。
- 前記問い合わせメールに対して自動返信を行うか否かをユーザの指示に応じて切り替え設定する自動返信設定手段を備える請求項8記載の端末装置。
- 前記問い合わせメールに対して自動返信を行う対象となるデータの記憶領域をユーザの指示に応じて切り替え設定する領域設定手段を備える請求項8記載の端末装置。
- 前記問い合わせメールの発信者電子メールアドレスとして予め定めたメールアドレスを登録しておき、前記検索手段は、受信された電子メールの発信者電子メールアドレスが登録電子メールアドレスと一致しないとき検索を行わないことを特徴とする請求項5記載の通信端末装置。
- 電子メールの送受信機能を有する端末装置における、電子メールを用いたデータ自動返信方法であって、
ユーザの指示に応じて、取得希望データを特定するためのデータ特定情報を付加した問い合わせメールを受信するステップと、
前記問い合わせメールを受信したとき、前記データ特定情報に基づいて、自装置内に保存されたデータの検索を自動的に行うステップと、
該当するデータが存在したときそのデータを前記問い合わせメールに対する返信メールに自動的に付加するステップと、
前記返信メールを前記問い合わせメールの発信元に自動的に返信するステップと
を備えたことを特徴とする、電子メールを用いたデータ自動返信方法。
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