JP4549576B2 - 携帯型コミュニケーション端末 - Google Patents

携帯型コミュニケーション端末 Download PDF

Info

Publication number
JP4549576B2
JP4549576B2 JP2001171555A JP2001171555A JP4549576B2 JP 4549576 B2 JP4549576 B2 JP 4549576B2 JP 2001171555 A JP2001171555 A JP 2001171555A JP 2001171555 A JP2001171555 A JP 2001171555A JP 4549576 B2 JP4549576 B2 JP 4549576B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
communication terminal
synchronization
image
reference image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001171555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002366494A (ja
Inventor
芳夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001171555A priority Critical patent/JP4549576B2/ja
Publication of JP2002366494A publication Critical patent/JP2002366494A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4549576B2 publication Critical patent/JP4549576B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット接続可能な携帯電話機等の携帯通信端末に関し、特には、この携帯通信端末間で共通して画像を参照し、この画像をもとにコミュニケーションをとることができる携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像やメッセージを共有する技術として、特開2001−043170号公報や、特開2000−261574号公報や、特開2000−115520号公報に開示された発明がある。
特開2001−043170号公報に開示された発明は、専用のWWWサーバを設け、このWWWサーバに、画像やメッセージの書き込み/読み出しを行うことによって共有化を図るというものである。
【0003】
また、特開2000−261574号公報に開示された発明は、クリップボードを実装したサーバまたは同等機能を有す通信制御装置を設け、そのクリップボードを共有するというものである。
また、特開2000−115520号公報に開示された発明の場合、サーバは必要せず端末間で画像を共有できるものであるが、実施例によると、基本画像があってこの基本画像上での描画画像を共有するというのではなく、描画処理で描画していく画像を共有するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開2001−043170号公報に開示された発明の場合、その実施をするに当たっては、共有用のWWWサーバを専用で設置することが必須となる。また、ベースとなる画像は共有するが、その画像に対するグラフィカルな変更は共有していない。
【0005】
また、特開2000−261574号公報に開示された発明の場合、上記のようにクリップボードを実装したサーバまたは同等機能を有す通信制御装置が必須であることから、本件を実施するに当たり、それを新たに設置しなければならない。また、ベースとなる画像データはサーバに実装されているわけではなく、端末からサーバのクリップボードに与えなければならない。携帯型の端末の場合、画像データを端末内部に多く持てるものではないので、おのずとその数には制限がある。
【0006】
また、特開2000−115520号公報に開示された発明の場合、サーバは必要せず端末間で画像を共有できるが、前述したように、基本画像があってその上での描画画像を共有するというのではなく、描画動作で描画していく画像を共有するというものである。仮に基本画像があるとしても、その画像データはいずれかの端末内部に持っていなければならないが、携帯型の端末の場合、画像データを端末内部に多く持てるものではないので、おのずとその数には制限がある。
またメッセージのやり取りは考慮されていない。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、記憶容量が制約される携帯通信端末において、メモリを圧迫させずに画像情報を共有しメッセージ交換を行える携帯型コミュニケーション端末を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯型コミュニケーション端末は、インターネット接続可能な携帯通信端末において、ユーザによる指示操作に基づき、インターネット上のサイトから参照画像を取得し表示するとともに、該参照画像の参照先を指示する情報を含む同期開始メッセージを他の携帯通信端末に向け発信する手段と、前記同期開始メッセージを受信した場合、該同期開始メッセージに基づき前記参照画像を取得して、該参照画像を表示するとともに、同期応答のメッセージを返信する手段と、他の携帯通信端末から、同期応答のメッセージを受信する手段と、前記同期応答のメッセージを受信または送信した後の同期状態において、前記参照画像に関係付けられる付加情報の入力を受け、該入力された付加情報に基づく情報を含むメッセージを同期状態にある他の携帯通信端末に向け発信する手段と、他の携帯通信端末から、前記参照画像に関係付けられた付加情報に基づく情報を含むメッセージを受信すると、該付加情報に基づく情報を前記参照画像に付加し表示する手段と、を具備することを特徴とする。
【0009】
このようにすると、同期状態にある携帯型コミュニケーション端末間で、インターネット上のサイトにある参照画像を参照しながら、メッセージの交換をすることができる。また、参照画像は、携帯型コミュニケーション端末間でコミュニケーションを開始する際、その都度インターネット上のサイトから取得するので、携帯型コミュニケーション端末は、画像データを蓄積するためのメモリを必要としない。
【0010】
また、本発明は、請求項1に記載の携帯型コミュニケーション端末において、前記付加情報に基づく情報を含むメッセージは、前記参照画像上の位置を特定させるために重ねて表示するマーク画像のデータを除く該マーク画像の位置を指定する位置情報を少なくとも含み、前記メッセージに基づいて前記マーク画像を前記参照画像に付加して表示する際、前記位置情報で指定された位置に、予め持つマーク画像を前記参照画像に重ねて表示することを特徴とする。
このようにすると、他の携帯型コミュニケーション端末へマーク画像のデータを送信する必要がなく、データ伝送量が抑えられる。
【0011】
また、本発明は、請求項1に記載の携帯型コミュニケーション端末において、前記付加情報に基づく情報を含むメッセージは、少なくとも、前記参照画像上の位置を指定する位置情報と、該位置情報により指定された位置に描画をするための情報と、を含み、前記メッセージに基づいて、前記参照画像に情報を付加して表示する際、前記位置情報で特定される前記参照画像の位置に、前記描画をするための情報に対応する所定の描画をすることを特徴とする。
このようにすると、他の携帯型コミュニケーション端末へ画像データそのものの送信をする必要がなく、データ伝送量が抑えられる。
【0012】
また、本発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の携帯型コミュニケーション端末において、前記同期開始メッセージまたは前記付加情報に基づく情報を含むメッセージは、ユーザ個人によるメッセージ内容をさらに含めたものであることを特徴とする。
このようにすることで、ユーザ間でメッセージによるコミュニケーションをとることができる。
【0013】
また、本発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯型コミュニケーション端末において、該携帯型コミュニケーション端末間で電子メールの送受信が可能であって、前記各メッセージは、電子メールに含めて送受信することを特徴とする。
このようにすると、従来からあるインターネット接続可能な無線通信システムならびにインターネット上の設備を利用して、本発明を実施することができる。
【0014】
また、本発明は、請求項5に記載の携帯型コミュニケーション端末において、電子メールで送る/送られた前記同期開始メッセージの宛先を基に、他の携帯型コミュニケーション端末の宛先からなる同期相手リストを生成し、他の携帯型コミュニケーション端末から前記同期応答メッセージを受信した場合には、該同期相手リスト中の該同期応答メッセージを発した携帯型コミュニケーション端末を同期済みとして設定し、同期済みとなっている携帯型コミュニケーション端末間で、前記参照画像に関係付けられた付加情報に基づく情報を含むメッセージの送信あるいは受信を行うことを特徴とする。
このようにすると、1対1のみならず3以上の携帯型コミュニケーション端末で、コミュニケーションをとることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である携帯通信端末の構成を示すブロック図である。
【0016】
図1において、符合2aは、参照画像取得部である。この参照画像取得部2aは、ユーザによる所定の入力操作に応じて、このユーザが指定したコンテンツ・プロバイタのサーバまたはWebサーバ上から参照画像となる画像データ(ファイル)を取得し、表示部3に表示させる。
【0017】
符合2bは、同期開始処理部である。この同期開始処理部2bは、コミュニケーションの開始を示すコマンド(同期開始コマンド)と、参照画像取得部2aが取得した参照画像(以下、基本画像と称す)の参照先のアドレス情報(URL)と、必要に応じてユーザにより入力されたコミュニケーションの相手に対するメッセージとを含ませた同期開始メッセージを、電子メールで交信先の携帯通信端末1に向けて発信させる処理を行う。このとき、コミュニケーションの相手は、この電子メールの宛先として入力・指定された相手(同期相手)となる。また、同期開始処理部2bは、すべてのコミュニケーション相手の宛先情報(電子メールアドレス)のリスト(同期相手先リスト)をメモリ4に記憶させる。
【0018】
符合2cは、同期開始応答部である。この同期開始応答部2cは、受信したメッセージが同期開始コマンドを含む同期開始メッセージである場合、この同期開始メッセージに含まれる基本画像の参照先のアドレス情報に基づき基本画像を取得し、この基本画像と、同期開始メッセージに含まれたメッセージを表示部3に表示させる。そして、同期開始メッセージを発した交信元に、この基本画像に基づくコミュニケーションが可能な状態になったことを通知する同期応答メッセージを返信する。また、同期開始応答部2cは、交信元と同様に、すべてのコミュニケーション相手の宛先情報(電子メールアドレス)のリスト(同期相手先リスト)をメモリ4に記憶させる。
【0019】
符合2dは、同期応答受信部である。この同期応答受信部2dは、同期開始処理部2bにより先に発信された同期開始メッセージに対する交信先の携帯通信端末1からの同期応答のメッセージを受信する処理を行う。さらに、同期開始応答時に保存した同期相手先リストの同期相手を同期済みに設定する。なお、この同期相手先リストには、同期済みか否かを設定するための項目を含んでいる。
【0020】
符合2eは、付加情報送信部である。この付加情報送信部2eは、同期開始メッセージを発した交信元の同期応答受信部2dが交信先の携帯通信端末1から同期応答のメッセージを受信した後、および、交信先の携帯通信端末1が交信元の携帯通信端末1から同期開始メッセージを受信した後の、交信元と交信先の携帯通信端末1間で基本画像に基づくコミュニケーションが可能な状態(同期状態)になった場合に、ユーザによる、当該参照画像に関係付けられる入力を受け付ける。
【0021】
具体的には、例えば、参照画像が地図画像である場合、この地図上でユーザが携帯通信装置1に備わるポインティングデバイス(例えば、タッチパネルおよびタッチペンからなる入力手段等)を用いて、マーク画像を表示させるためにポインティングした位置の情報(座標)あるいはポインティングされた位置に別途定められる描画(線を引く等)をさせるための情報の入力を受ける。この入力に基づくデータは、メモリ4に記憶保持する。
【0022】
さらに、付加情報送信部2eは、上記データに基づく表示(マーク画像の表示あるいは描画)を基本画像に重ねて行うとともに、この付加情報に係るコマンド(基本画像上にマークしたことを示すコマンドあるいは描画データを含むことを示すコマンド)と、この付加情報に係る表示(描画)をするためのデータを電子メールに含めて交信先に送信する。
【0023】
符合2fは、付加情報受信部である。この付加情報受信部2fは、コミュニケーション相手から上記付加情報に係るコマンドを含む電子メールを受信すると、この電子メールに含められた付加情報に係る表示(描画)をするためのデータに基づき、基本画像上にマーク画像の表示あるいは描画を行う。そして、この情報をメモリ4に記憶保持させる。
【0024】
符合2gは、消去メッセージ送信部である。この消去メッセージ送信部2gは、ユーザの所定の入力操作による指定により、基本画像上に付加して表示あるいは描画された画像の消去をするための指示がされた場合、指定された領域内の付加された画像ならびに対応するメモリ4内の記憶保持領域からデータの削除を行う。そして、消去を示すコマンド(消去コマンド)と消去対象の領域の情報等を含めた電子メールを、コミュニケーション相手の携帯通信端末1に送信する。
【0025】
符合2hは、消去メッセージ受信部である。この消去メッセージ受信部2hは、消去コマンドを含む電子メールを受信すると、送信元により指定された領域に対応する付加情報のデータをメモリ4から削除するとともに、付加表示された画像(マーク画像あるいは描画された画像)を消去する。
【0026】
符合2iは、終了メッセージ送信部である。この終了メッセージ送信部2iは、ユーザの所定の入力操作による指定により、同期終了することを示すコマンド(同期終了コマンド)、およびコミュニケーション相手に伝えたいメッセージがあるならばそのメッセージを含んだ電子メールを、コミュニケーション相手の携帯通信端末1に送信し終了する。
【0027】
符合2jは、終了メッセージ受信部である。この終了メッセージ受信部2jは、同期終了を示すコマンドを含んだ電子メールを受信すると、このコマンドを送信した相手を同期相手リストから削除する。そしてすべての同期相手から同期終了を示すコマンドを含んだ電子メールを受信すると、自携帯通信端末1の同期状態も終了する。
【0028】
また、携帯通信端末1は、画像データやメッセージ等を一時記憶するためのメモリ4を備えている。
また、参照画像取得部2a、同期開始処理部2b、同期開始応答部2c、同期応答受信部2d、付加情報送信部2e、付加情報受信部2f、消去メッセージ送信部2g、消去メッセージ受信部2h、終了メッセージ送信部2i、終了メッセージ受信部2jの各機能は、メモリおよびCPU(中央処理装置)等により構成される処理部2において、各部の機能を実現するためのプログラム(図示せず)をメモリにロードして実行することによりその機能が実現されるものとする。
また、携帯通信端末1には、ユーザによる入力操作を受けるボタンやダイヤル、さらにはタッチパネルおよびタッチペン等からなる入力部5と、画像やメッセージの表示をする液晶表示装置等からなる表示部3と、さらに無線通信をするための無線通信部6を備えている。
【0029】
また、携帯通信端末1としては、いわゆるCDMA(符合分割多重接続)方式やPDC(Personal Digital Cellular System)方式などの携帯電話機やPHS(Personal HandyphoneSystem)のほか、PDA(Personal Digital Assistants:個人用携帯情報機器)と称される携帯型の端末も含むものとする。ここで、PDAの場合、通信手段を内蔵しているもののほか、外部から通信手段を接続するものも含むものとする。
【0030】
ここで、携帯通信端末1で使用する各コマンドについて説明する。
各コマンドはテキストベースの書式化されたスクリプト形式で作成され、電子メールで送受信される。ここで、スクリプトとは、コンピュータに処理を実行させるための命令を、HTML(HyperText Transport Protocol)と同様なタグ(識別子)と、ソースコードとを用いて記述したものであり、電子メールの受信端末側では文書を読み取るだけで処理を実行させることができるようになっている。つまり、電子メールを受信した携帯通信端末1に対し、自動的に電子メールの記述内容を実行させることができるという利点がある。また、スクリプトはタグにより記述されているので、電子メールの送信側と受信側で端末の種別が異なっている場合でも、上記命令を知らせることができる。
【0031】
以下に、各コマンドのスクリプト記述例を示す。
以下において、<script>は開始タグを、</script>は終了タグを表す。各コマンドは開始タグと終了タグに挟まれて記述される。<cmd>〜</e>タグはコマンドを示し、各タグの間に所定のソースコード(コマンドの実体)が記述される。
【0032】
(1)同期開始コマンド
<script>
<cmd>sync<url>http://ww.kyocera.co.jp/map/map1.gif</e>
</script>
上記において、“sync”は、このスクリプトが同期開始コマンドであるを示しており、<url>以下に、基本画像の参照場所のアドレス情報(URL)を示している。
【0033】
(2)同期応答コマンド
<script>
<cmd>syncack</e>
</script>
上記において、“syncack”は、このスクリプトが同期応答コマンドであることを示している。
【0034】
(3)マーク・コマンド
<script>
<cmd>mark<coord>10,20</e>
</script>
上記において、“mark”は、このスクリプトがマーク・コマンドであることを示しており、<coord>以下に、マーク画像が配置される座標(10,20)を示している。
【0035】
(4)描画コマンド
<script>
<cmd>draw<color>0xffffff<penwidth>1<startpos>10,20<move>10,22<move>14,22
<move>16,23<move>17,23<move>18,23<move>19,23<enddraw></e>
</script>
上記において、“draw”は、このスクリプトが描画コマンドであることを示しており、<color>に後続する0xffffffは、ペンの色を示し、<penwidth>に後続する数値1は、ペンの幅を示し、<startpos>に後続する数値10,20は、描画の開始位置の座標を示し、<move>に後続する各数値は、その座標の位置まで描画をする(線を引く)ことを示している。
【0036】
(5)消去コマンド
<script>
<cmd>delete<basepos>20,40<width>100<height>50</e>
</script>
上記において、“delete”は、このスクリプトが消去コマンドであることを示しており、<basepos>に後続する数値20,40は、消去対象の領域の左上座標を示し、<width>および<height>に後続する数値20および40はそれぞれ、この領域の幅と高さを示している。
【0037】
次に、このように構成された携帯通信端末1の動作について説明する。
なお、以下の説明では、同期開始メッセージを発する交信元とこの同期開始メッセージに応答する交信先の携帯通信端末1を、それぞれ携帯通信端末1a、携帯通信端末1bとし、どちらか特定しない場合は携帯通信端末1として説明する。
【0038】
[参照画像取得処理]
携帯通信端末1aの参照画像取得部2aが、ユーザの所定の操作による入力に応じて、このユーザが指定したインターネット上のコンテンツ・プロバイダあるいはWebページから基本画像(参照画像)を取得する。そして、この基本画像を一時保存し表示部3に表示させる(図2:ステップS21)。
【0039】
[同期開始処理]
ユーザが、先に取得した基本画像をもとに他の携帯通信端末1bとコミュニケーションをとろうとした場合、コミュニケーションの開始を示すコマンド(同期開始コマンド)と、前記基本画像の所在を示すURL(Uniform Resource Locator)と、電子メールの宛先と(図2:ステップS22)、さらに必要であれば、ユーザ個人のメッセージと(図2:ステップS23)、を電子メールに含めて、この電子メール(同期開始メール)を交信先となる携帯通信端末1bに向け送信する(図2:ステップS24)。このとき、コミュニケーションの相手は、電子メールの宛先として入力・指定された相手(同期相手)となる。
【0040】
[同期開始応答処理]
交信元の携帯通信端末1aから電子メールを受信した携帯通信端末1bは、この電子メールに設定された送信元と他の送信先の宛先を保存する(図3:ステップS31)。次に、この同期開始メッセージに含まれるURLを基に基本画像を取得して保存し表示部3に表示する(図3:ステップS32)。
また、この同期開始メッセージに、交信元(携帯通信端末1a)からのメッセージが含まれている場合(図3:ステップS33の判断でYESと判定された場合)には、このメッセージも表示する(図3:ステップS34)。そして、交信元の携帯通信端末1aに、同期応答であることを示すコマンドからなる同期応答メッセージを含めた電子メール(同期応答メール)を送信する(図3:ステップS35)。
【0041】
このようにして、交信元の携帯通信端末1aと交信先の携帯通信端末1bには、同じ基本画像が表示される。本実施の形態では、2つの携帯通信端末1間でコミュニケーションをとるものとして説明するが、電子メールを同時に複数の交信先へ送信することで、3以上の携帯通信端末1間においても、基本画像に基づくコミュニケーションをとることができる。この場合、交信元のほか、他の携帯通信端末1に対しても、先に保存した他の送信先の宛先をもとに同期応答メッセージを送信する。
【0042】
なお、携帯通信端末1bにおいては、この基本画像のデータそのものあるいはこの基本画像の所在を示すURLを記憶保持する。さらに電子メールの送信元および他の交信先の宛先、すなわちすべてのコミュニケーション相手の宛先情報(電子メールアドレス)のリスト(同期相手先リスト)を記億保持する。
【0043】
[同期応答受信処理]
同期応答を示すコマンド(同期応答コマンド)を含む電子メール(同期応答メール)を受信した携帯通信端末1aは、この電子メールを受信する前に同期開始メールを送信している場合あるいは受信している場合、同期開始時に保存した同期相手先リストの同期相手を同期済みに設定する(図4:ステップS41)。このようにして、同期応答メッセージを受信した携帯通信端末1aならびに同期応答メッセージを送信(返信)した携帯通信端末1bは、同期状態となる。
【0044】
[付加情報(マーク情報)送信処理]
コミュニケーションを開始したいずれかの携帯通信端末1で、タッチペンなどの入力手段を用いて基本画像上にマークをする操作をした場合、このとき同期済みの相手がいるか判断し(図5:ステップS51)、同期済み相手がいない場合(図5:ステップS51でNOと判定された場合)は、同期相手がいない旨の表示をする(図5:ステップS52)。
【0045】
一方、同期済み相手がいる場合(図5:ステップS51でYESと判定された場合)、基本画像上のその位置にマークされたことを示す画像(例えば、○印やピンの画像などのマーク画像)を表示するとともに(図5:ステップS53)、必要に応じてユーザ個人のメッセージの入力を受け(図5:ステップS54)、マーク画像の、その基本画像上のピクセル(またはドットとも呼ばれる)単位の座標位置(マーク位置)を記憶保持し(図5:ステップS55)、次にマークしたことを示すコマンド(マーク・コマンド)、基本画像上のピクセル単位の座標からなるマーク情報と、さらに相手に伝えたいメッセージがあるならばそのメッセージを含んだ電子メール(マーク指示メール)を、コミュニケーション相手(同期済みの相手)の携帯通信端末1bに送信する(図5:ステップS56)。なお、同期済みの相手が多数いる場合、そのすべてに電子メールを送信する。
【0046】
[付加情報(マーク情報)受信処理]
交信先の携帯通信端末1bは、マーク・コマンドを含む電子メールを受信すると、マーク画像の基本画像上の位置座標(マーク位置)を記憶保持する(図6:ステップS61)。そして、この電子メールに示された基本画像上の座標位置に、マークされたことを示す画像(例えば、○印やピンの画像などのマーク画像)を表示する(図6:ステップS62)。さらに、この電子メールに同期相手からのメッセージが含まれている場合(図6:ステップS63の判断でYESと判定された場合)は、そのメッセージを表示する(図6:ステップS64)。このように、基本画像上のマーク画像がコミュニケーションの相手同士の間で同様に表示される。
【0047】
[付加情報(描画データ)送信処理]
コミュニケーションを開始したいずれかの携帯通信端末1で、タッチペンなどの入力手段を用いて基本画像上に描画を行った場合、このとき同期済みの相手がいるか判断し(図7:ステップS71)、同期済み相手がいない場合(図7:ステップS71でNOと判定された場合)は、同期相手がいない旨の表示をする(図7:ステップS72)。
【0048】
一方、同期済み相手がいる場合(図7:ステップS71でYESと判定された場合)、基本画像上にその描画結果を重ねて表示するとともに(図7:ステップS73)、必要に応じてユーザ個人のメッセージの入力を受け(図7:ステップS74)。そして、その描画データ(この描画をするためのコマンドと描画位置の座標からなるデータ)と描画画像を囲む矩形領域の左上コーナーの位置座標とこの矩形領域の幅と高さを記憶保持する(図7:ステップS75)。
【0049】
次に、描画されたことを示すコマンド(描画コマンド)と、上記位置座標等のデータと描画データの組と、さらに、相手に伝えたいメッセージがあるならばそのメッセージを含んだ電子メール(描画指示メール)をコミュニケーション相手の携帯通信端末1に送信する(図7:ステップS76)。なお、同期済みの相手が多数いる場合、そのすべてに電子メールを送信する。
【0050】
[付加情報(描画データ)受信処理]
描画コマンドを含んだ電子メール(描画指示メール)を受信した携帯通信端末1は、受信した描画データと、一緒に送られたこの描画データにより描画される画像を囲む矩形領域の左上コーナーの座標位置等を記憶保持する(図8:ステップS81)。
そして、この電子メールに示された描画データに基づいて基本画像および/またはマークされたことを示すマーク画像に重ね合わせて描画し表示する(図8:2テップS82)。またコミュニケーション相手からのメッセージが含まれている場合は(図8:ステップS83の判断で、YESと判定された場合)、このメッセージも表示する(図8:ステップS84)。このように基本画像上の描画データが複数の携帯通信端末1間(1aおよび1b)で同様に表示される。
【0051】
ここで、描画データについて説明する。
携帯通信端末1間で送受信される描画データは、描画に使用する色情報、ペンの幅、描画開始位置、タッチペン等の入力手段による移動先の座標(開始位置からの終点、さらに、この点から次の点への移動毎の終点の座標)、ならびに描画終了コマンドから成る。色情報は24ビットデータで、最上位の8ビットがRed、中位の8ビットがGreen、最下位の8ビットがBlueを表している。
【0052】
[付加情報消去メッセージ送信処理]
コミュニケーションを開始したいずれかの携帯通信端末1で、基本画像、マーク画像および描画画像が表示されている領域内のマーク画像および描画画像を消去する場合、基本画像上に消去対象となるマーク画像または描画画像がある場合(図9:ステップS91の判断で、YESと判定された場合)は、タッチペンなどの入力手段を用いた消去したい矩形領域(消去領域)の指定を受け(図9:ステップS92)、この消去領域内にあるマーク画像および描画画像を表示領域から削除する(図9:ステップS93)。そして、さらに消去領域に対応するメモリ内のマーク画像のデータと描画データを記憶保持領域から削除する(図9:ステップS94、S95)。
【0053】
そして消去する事を示すコマンド(消去コマンド)と、消去対象の矩形領域の情報(左上角の座標と矩形領域の高さと幅)と、およびコミュニケーション相手に伝えたいメッセージがあるならばそのメッセージの入力を受け(図9:ステップS96)、これらを含んだ電子メール(消去メール)を、コミュニケーション相手の携帯通信端末1に送信する(図9:ステップS97)。
一方、消去対象となりうるマーク画像または描画画像が存在しない場合(図9:ステップS91の判断で、NOと判定された場合)は、同期相手がない旨の表示をする(図9:ステップS98)。
【0054】
[付加情報消去メッセージ受信処理]
消去コマンドを含んだ電子メール(消去メール)を受信した携帯通信端末1は、記憶保持したマーク画像の位置座標および描画画像を囲む矩形領域が、指定された消去領域内にあるかどうか判定し、この消去領域内のマーク画像および描画画像を表示領域から削除するとともに、記憶保持領域からも削除する(図10:ステップS101、S102、S103)。また、コミュニケーション相手からのメッセージが含まれている場合は(図10:ステップS104の判断で、YESと判定された場合)、このメッセージを表示する。このように画像の消去を携帯通信端末1間で同期して行う。
【0055】
[同期終了メッセージ送信処理]
いずれかのユーザが自ら同期終了を選択した場合、同期終了することを示すコマンドと、およびコミュニケーション相手に伝えたいメッセージがあるならばそのメッセージを含んだ電子メール(同期終了メール)を、コミュニケーション相手の携帯通信端末1に送信し終了する(図11:ステップS111)。
【0056】
[同期終了メッセージ受信処理]
同期終了を示すコマンドを含んだ電子メール(同期終了メール)を受信した携帯通信端末1は、そのコマンドを送信した相手を同期相手リストから削除する(図12:ステップS121)。そしてすべての同期相手から同期終了を示すコマンドを含んだ電子メールを受信したならば(図12:ステップS122の判断で、YESと判定された場合)、自携帯通信端末1の同期状態も終了する。
【0057】
[応用例]
本実施の形態の携帯通信端末1を用いた、地図情報を共有したナビゲーション・システムやコミュニケーション・ツールの提供が可能である。以下に説明する実施例も、新たなサーバ等の装置を追加する必要がなく、既存の通信インフラを利用して実施できる。
図13、14に、基本画像として地図情報を利用し、ユーザ間で待ち合わせをする際の実施例を示している。この図13、14では、同期開始メールを発信する側の携帯通信端末1をクライアントAとし、この同期開始メールを受信して同期状態に入る側の携帯通信端末1をクライアントBとして例示している。以下では、送受信されるデータの流れと表示される画像について説明する。なお、クライアントAおよびクライアントBの内部の動作は前述したとおりである。
【0058】
はじめに、クライアントAは、コンテンツ・プロバイダから基本画像としての地図情報を取得し(図13:t1)、この地図画像を表示する。
次に、クライアントAから、“待ち合わせ場所”というユーザ個人のメッセージを含めた同期開始メッセージがクライアントBへ送信される(図13:t2)。
クライアントBは、同期開始メッセージを受信すると、この同期開始メッセージで指定されたURLに基づき地図画像をダウンロードし、この地図画像とともに同期開始メッセージに含められたメッセージ“待ち合わせ場所”を表示する。
【0059】
さらに、クライアントA側でマーク画像の入力がされると、このマーク画像を地図画像に重ねて表示する。そして、このマーク画像の位置座標を含むマーク指示メールに、ユーザにより入力されたメッセージ“ここだよ”を含めてクライアントBへ送信する(図13:t4)。
このマーク指示メールを受信したクライアントBの携帯通信端末1には、地図画像にマーク画像を重ねた画像と、メッセージ“ここだよ”が表示される。
このようにして、クライアントBのユーザは、クライアントAのユーザにより指示された待ち合わせ場所を知ることができる。
【0060】
さらに、クライアントB側で道順を示すための描画がなされると、基本画像の地図画像とこの地図画像上にマークされたマーク画像の上にさらに描画画像を描画し、この描画データを保存する。そして、この描画データと、“こう行けばいい?”というユーザ個人のメッセージを含めた描画指示メールをクライアントAへ送信する(図14:t5)。
【0061】
この描画指示メールを受信したクライアントAは、先に表示しているマーク画像と地図画像からなる画像の上に、描画画像を重ねて表示するとともに、クライアントBからのメッセージ“こう行けばいい?”を表示する。
この画像とメッセージを見たクライアントAのユーザが、クライアントAから“OK。じゃ待ってる”というメッセージをクライアントBへ送信すると、このメッセージを受信したクライアントBには、“OK。じゃ待ってる”というメッセージが表示される。
このようにして、クライアントAとクライアントBのユーザ間で、地図画像を利用した待ち合わせ場所と待ち合わせ場所へ行くための経路等の確認が行える。
【0062】
以上、この発明の実施形態を説明した。なお、上記実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の構成等も含まれる。
【0063】
また、図1における処理部2の機能の一部あるいは全部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより携帯通信端末1の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0064】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0065】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0066】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、インターネット上のサイトから参照画像を取得して、この参照画像を複数のユーザ間で共有するので、共有する画像を常に記憶保持する必要がなく、携帯型コミュニケーション端末に搭載されるメモリ等のリソースにかける負荷を少なくすることができる。
また、インターネット上のサイトにある画像あるいは必要があればインターネット上のサーバに画像を追加し利用することで、豊富な画像を利用することができる。
また、携帯型コミュニケーション端末間では、画像データそのものを送受信しないので、通信の際のデータ伝送量を押さえることができる。
【0067】
また、電子メールを利用したメッセージを使用するので、本発明の携帯型コミュニケーション端末が接続される通信システムに何ら変更を加える必要も、新たな設備を設置する必要もなく、携帯型コミュニケーション端末間で画像およびメッセージを共有することができる。
また、ユーザ個人のメッセージも付加情報に含めて同時に送信することで、単なる画像の共有にとどまらないコミュニケーション・ツールとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である携帯通信端末の構成を示すブロック図である。
【図2】 参照画像取得処理および同期開始処理の動作フローチャートである。
【図3】 同期開始応答処理の動作フローチャートである。
【図4】 同期応答受信処理の動作フローチャートである。
【図5】 付加情報(マーク情報)送信処理の動作フローチャートである。
【図6】 付加情報(マーク情報)受信処理の動作フローチャートである。
【図7】 付加情報(描画データ)送信処理の動作フローチャートである。
【図8】 付加情報(描画データ)受信処理の動作フローチャートである。
【図9】 付加情報消去メッセージ送信処理の動作フローチャートである。
【図10】 付加情報消去メッセージ受信処理の動作フローチャートである。
【図11】 同期終了メッセージ送信処理の動作フローチャートである。
【図12】 同期終了メッセージ受信処理の動作フローチャートである。
【図13】 応用例を説明する図である。
【図14】 応用例を説明する図(続き)である。
【符号の説明】
1…携帯通信端末(携帯型コミュニケーション端末)
2…処理部
2a…参照画像取得部
2b…同期開始処理部
2c…同期開始応答部
2d…同期応答受信部
2e…付加情報送信部
2f…付加情報受信部
2g…消去メッセージ送信部
2h…消去メッセージ受信部
2i…終了メッセージ送信部
2j…終了メッセージ受信部
3…表示部
4…メモリ
5…入力部
6…無線通信部

Claims (6)

  1. インターネット接続可能な携帯通信端末において、
    ユーザによる指示操作に基づき、インターネット上のサイトから参照画像を取得し表示するとともに、該参照画像の参照先を指示する情報を含む同期開始メッセージを他の携帯通信端末に向け発信する手段と、
    前記同期開始メッセージを受信した場合、該同期開始メッセージに基づき前記参照画像を取得して、該参照画像を表示するとともに、同期応答のメッセージを返信する手段と、
    他の携帯通信端末から、同期応答のメッセージを受信する手段と、
    前記同期応答のメッセージを受信または送信した後の同期状態において、前記参照画像に関係付けられる付加情報の入力を受け、該入力された付加情報に基づく情報を含むメッセージを同期状態にある他の携帯通信端末に向け発信する手段と、
    他の携帯通信端末から、前記参照画像に関係付けられた付加情報に基づく情報を含むメッセージを受信すると、該付加情報に基づく情報を前記参照画像に付加し表示する手段と、を具備する
    ことを特徴とする携帯型コミュニケーション端末。
  2. 前記付加情報に基づく情報を含むメッセージは、
    前記参照画像上の位置を特定させるために重ねて表示するマーク画像のデータを除く該マーク画像の位置を指定する位置情報を少なくとも含み、
    前記メッセージに基づいて前記マーク画像を前記参照画像に付加して表示する際、前記位置情報で指定された位置に、予め持つマーク画像を前記参照画像に重ねて表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型コミュニケーション端末。
  3. 前記付加情報に基づく情報を含むメッセージは、
    少なくとも、前記参照画像上の位置を指定する位置情報と、該位置情報により指定された位置に描画をするための情報と、を含み、
    前記メッセージに基づいて、前記参照画像に情報を付加して表示する際、前記位置情報で特定される前記参照画像の位置に、前記描画をするための情報に対応する所定の描画をする
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型コミュニケーション端末。
  4. 前記同期開始メッセージまたは前記付加情報に基づく情報を含むメッセージは、
    ユーザ個人によるメッセージ内容をさらに含めたものである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の携帯型コミュニケーション端末。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯型コミュニケーション端末において、該携帯型コミュニケーション端末間で電子メールの送受信が可能であって、前記各メッセージは、電子メールに含めて送受信する
    ことを特徴とする携帯型コミュニケーション端末。
  6. 請求項5に記載の携帯型コミュニケーション端末において、電子メールで送る/送られた前記同期開始メッセージの宛先を基に、他の携帯型コミュニケーション端末の宛先からなる同期相手リストを生成し、他の携帯型コミュニケーション端末から前記同期応答メッセージを受信した場合には、該同期相手リスト中の該同期応答メッセージを発した携帯型コミュニケーション端末を同期済みとして設定し、同期済みとなっている携帯型コミュニケーション端末間で、前記参照画像に関係付けられた付加情報に基づく情報を含むメッセージの送信あるいは受信を行う
    ことを特徴とする携帯型コミュニケーション端末。
JP2001171555A 2001-06-06 2001-06-06 携帯型コミュニケーション端末 Expired - Fee Related JP4549576B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171555A JP4549576B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 携帯型コミュニケーション端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001171555A JP4549576B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 携帯型コミュニケーション端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002366494A JP2002366494A (ja) 2002-12-20
JP4549576B2 true JP4549576B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=19013307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001171555A Expired - Fee Related JP4549576B2 (ja) 2001-06-06 2001-06-06 携帯型コミュニケーション端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4549576B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20080096793A (ko) * 2006-02-27 2008-11-03 교세라 가부시키가이샤 화상 정보 공유 시스템
JP5278912B2 (ja) * 2009-12-15 2013-09-04 株式会社ワインスペース 通信装置、通信方法およびプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09218854A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Hitachi Ltd 連携表示システム
JPH10124461A (ja) * 1996-09-27 1998-05-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータ及び実行方法
JP2000261574A (ja) * 1999-01-08 2000-09-22 Daito Shinsha:Kk 携帯用端末装置およびデータ通信システム
JP2001043170A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Nadeisu:Kk 画像を用いたメッセージ伝達方法及び装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09218854A (ja) * 1996-02-08 1997-08-19 Hitachi Ltd 連携表示システム
JPH10124461A (ja) * 1996-09-27 1998-05-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータ及び実行方法
JP2000261574A (ja) * 1999-01-08 2000-09-22 Daito Shinsha:Kk 携帯用端末装置およびデータ通信システム
JP2001043170A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Nadeisu:Kk 画像を用いたメッセージ伝達方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002366494A (ja) 2002-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4927843B2 (ja) 移動体端末の表示装置のコンテンツを保存する方法、装置及びコンピュータプログラム製品
CN103220310B (zh) 一种交换名片的方法及用于交换名片的终端、名片服务器
CN100517278C (zh) 电子邮件处理方法、邮件服务器以及邮件客户端
US20010018703A1 (en) Client server system and communication method thereof
US20070036157A1 (en) Medium recording connection switching program, electronic conference system and connection switching method
US20020056085A1 (en) Method and system for transferring and displaying graphical objects
KR20070014408A (ko) 아바타 관리 방법 및 시스템
JP2002132618A (ja) 情報処理装置、情報提供媒体、情報処理方法及び情報処理システム
JP4549576B2 (ja) 携帯型コミュニケーション端末
US10638015B2 (en) Computer-readable recording medium and facsimile machine
JP2006254119A (ja) 携帯通信端末連携システム
JP6578701B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、端末装置及びプログラム
KR20010098721A (ko) 정보 전달방법
JP3226855B2 (ja) 電子メール送受信装置システム
JP2008071125A (ja) 携帯電話向けファイル転送システム
JP2006031125A (ja) 通信端末およびアドレスアクセス方法
JP2004139507A (ja) 電子メールを用いたデータ自動返信システム、端末装置、およびデータ自動返信方法
KR100495347B1 (ko) 발신 번호 표시 서비스에 연동되는 부가 컨텐츠 제공 방법및 장치
JPH1027141A (ja) 電子メールシステム
JP4373062B2 (ja) 端末装置、プログラムおよび記録媒体
JP3884004B2 (ja) 電話機
JP5347941B2 (ja) 電話装置、および電話装置間における電話帳データの相互利用方法
JP4684978B2 (ja) 電子メールアドレス通知システム
KR100696588B1 (ko) 이동 단말기에서 무선 인터넷을 통해 웹페이지 데이터를수신하는 방법
KR101780321B1 (ko) 사용자 단말기를 이용한 메시지 관리 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4549576

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees