JP2000105844A - 相互確認システム - Google Patents
相互確認システムInfo
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- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
て、発券作業にかかるコストを削減するとともに、購入
者の手元に早くチケットが届く相互確認システムを提供
することである。 【解決手段】 センタマシン1と、このセンタマシン1
に通信回線3を介して接続し、プリンター22を備えた
端末マシン2と、バーコードなどの非認識情報を解読す
るコードリーダーなどの解読機構とからなり、センタマ
シン1は、送信情報を記憶したファイル10〜13と、
文字情報をバーコードなどの非認識情報に変換するコー
ド変換部15とを備え、センタマシンが非認識情報化し
て作成した画像情報を端末マシンへ送信し、上記端末マ
シン2は、受信した情報をプリントアウトしてチケット
を作成し、上記解読機構は、上記チケットの非認識情報
を解読する。
Description
ンサートなどのチケットが使用される時に、発行者側
が、チケットの使用者を確認することができる相互確認
システムに関するものである。
ンピューター通信によって、予約注文し、購入すること
がある。チケット購入者が予約注文すると、チケットセ
ンターでは、印刷したチケットを注文に応じて分配す
る。そして、座席指定の場合、まず、座席割りを行なっ
てから、各チケットをそれぞれ対応する観客に、郵便な
どによって、送るようにしていた。このようなチケット
の購入者は、コンサートの当日、配達されたチケットを
持って会場へ出かける。コンサート会場などの入口で
は、上記チケットがそのコンサートのものであるかどう
か、あるいは日時が間違っていないかなどを、入場係が
チェックする。
には、座席番号が記載されているが、対応する観客名ま
では、記載されていない。そのため、チケット発送時に
は、席割りが済んだ各チケットを、相手を間違えないよ
うにして、各封筒に入れなければならない。座席は、座
席番号が1番ずれただけで、離れてしまうこともあるの
で、間違えないように分配しなければならない。特に、
グループで申し込んだ人達に対しては、仲間が近くの席
に座れるように席を決め、その席のチケットがバラバラ
にならないように注意しなければならなかった。上記の
ような発券作業は、人手で行なわれるので、手間と時間
がかかり、その分、コストもかかっていた。また、発送
準備に時間がかかるため、チケットの購入者が注文して
からチケットを受け取るまでの時間が長かった。
が目視で、チケット内容を確認していたので、入場に時
間がかかってしまうことがあった。特に、偽造チケット
を排除するために、特殊な紙を用いたり、複雑な印刷を
用いることもあったが、入場係が紙質などを確認しなけ
ればならない場合には、さらに時間がかかって、観客の
スムーズな入場の妨げになっていた。また、上記のよう
な特殊なチケットを作成すると、チケット作成費用が嵩
んでしまうという問題もあった。
し、その時間を短縮して、発券作業にかかるコストを削
減するとともに、購入者の手元に早くチケットが届く相
互確認システムを提供することである。また、別の目的
は、発行したチケットが使われるとき、例えば、コンサ
ート会場などの入場時に、その内容をすばやく確認でき
る相互確認システムを提供することである。さらに、別
の目的は、偽造チケットを簡単に発見して、それが使用
されることを防止できる相互確認システムを提供するこ
とである。
シンと、このセンタマシンに通信回線を介して接続し、
プリンターを備えた端末マシンと、バーコードなどの非
認識情報を解読するコードリーダーなどの解読機構とか
らなり、センタマシンは、送信情報を記憶したファイル
と、文字情報をバーコードなどの非認識情報に変換する
コード変換部とを備え、センタマシンが非認識情報化し
て作成した画像情報を端末マシンへ送信し、上記端末マ
シンは、受信した情報をプリントアウトしてチケットを
作成し、上記解読機構は、上記チケットの非認識情報を
解読する点に特徴を有する。第2の発明は、非認識情報
に、本人確認情報を含む点に特徴を有する。第3の発明
は、センタマシンは、画像情報を送信先である端末マシ
ンの特性レベルに合わせて送信するための処理部を備え
た点に特徴を有する。第4の発明は、送信情報が、セン
タマシンで作成した文字情報を含むとともに、センタマ
シンがビットマップ変換部を備え、上記文字情報を上記
ビットマップ変換部でビットマップ化して画像化文字デ
ータを作成し、この画像化文字データを端末マシンへ送
信する点に特徴を有する。
一見して情報内容がわからないような形状に変換した情
報のことである。また、本人確認情報とは、個人を特定
できる情報をコード化したもので、情報内容としては、
住所、氏名などのほか、本人だけが知りうるパスワード
なども含まれる。
例を示す。図1、図2に示すのは、センタマシン1と複
数の端末マシン2との間でデータの送受信ができる装置
である。センタマシン1と端末マシン2とは、電話回線
3を介して接続している。上記センタマシン1が送信す
るデータは、例えば、コンサートや演劇の公演予定など
である。また、ユーザーは、端末マシン2によって、上
記センタマシン1から送信されるデータを見て、通信に
よって欲しいチケットを予約注文し、それを手に入れる
ことができる。
この第1実施例では、図1、図2に示すようなセンタマ
シン1と端末マシン2との間で、チケットの注文、発券
が行われる。まず、ユーザーがセンタマシン1に注文デ
ータを送信する。センタマシン1側は、注文に応じて座
席割りを行い、その後、各ユーザーに対して、必要なチ
ケットデータを送信する。ユーザーは、端末マシン2が
受信したチケットデータをプリントアウトして、図3に
示すようなチケット4を作成する。そして、ユーザー
は、端末マシン2で作成したそのチケット4を持って、
コンサート会場などに出かける。その場所で、チケット
内容から、ユーザーを確認することができる。
認識情報をプリントした非認識部6とからなっている。
認識部5には、コンサートの名称、開催日時、座席番号
など、通常のチケット4に記載されている内容のほか、
購入者の氏名も記載されている。また、図柄など、画像
データが表示されることもある。一方、非認識部6に
は、図3に示すように、二次元バーコード6aがプリン
トされている。そのままではどのような情報が含まれて
いるのかわからないが、この非認識部6には、図4
(a)に示す情報7が含まれている。そして、この情報
7の中には、チケット4の認識部5には表れない本人確
認情報8として、例えば、住所、電話番号、パスワード
などが含まれている。なお、上記住所やパスワードなど
のユーザー情報は、ユーザーが通信で注文するときに、
自分で特定するものである。
この発明の解読機構である二次元バーコードリーダーに
よって解読することができる。つまり、図3、図4
(b)の非認識部6にバーコードリーダーを当てると、
図4(a)の情報が、読み込まれる。したがって、コン
サート会場の入口などでは、入場係が、バーコードリー
ダーで、上記非認識部6を読み込み、その内容を確認す
ることができる。バーコードリーダーにCPUを接続
し、内容を確認するようにすれば、全てのチケットを人
が目視で確認するよりも早く、観客を入場させることが
できる。また、バーコードリーダーで読み込んだデータ
をディスプレイに表示して、その場で、パスワードなど
本人確認情報8を本人に確認すれば、不正にコピーした
チケットの使用を排除することも簡単にできる。例え
ば、図4のように「ベートーヴェン」をパスワードにし
たときには、会場でそのパスワードをたずねられて、
「ベートーヴェン」と答えられなければ、その人は、不
正使用者と考えられる。
ータをセンタマシン1から端末マシン2へ送信する方法
を説明する。上記センタマシン1は、図2に示すよう
に、処理部9を備えている。この処理部9には、番組フ
ァイル10、フォントファイル11、画像ファイル1
2、ユーザー情報ファイル13、送受信部14を接続し
ている。そして、上記チケットデータは、文字データの
他、画像ファイル12にあらかじめ記憶している画像デ
ータやユーザー情報ファイル13に記憶したユーザー情
報などを組み合わせて、センタマシン1で作成するよう
にしている。そして、番組ファイル10には、送信する
チケットデータの内容に関する番組データを記憶してい
る。
部の文字データの他、送信情報に用いた画像データのフ
ァイル名を記憶している。上記文字データは、例えば
「あ」や「い」などの文字の種類を表わす文字コード
と、フォントや大きさなど、文字の属性を表わす属性コ
ードとからなる。また、上記ユーザー情報ファイル13
には、注文時にセンタマシン1が受信したユーザー情報
が記憶されている。さらに、上記処理部9には、文字デ
ータをバーコード化するバーコード変換部15と、文字
や画像をビットマップ化するビットマップ変換部16と
を備えている。
て、必要なデータを入力する入力部17と、上記センタ
マシン1とデータのやり取りをする送受信部18と、処
理部19と、記憶部20とを備え、処理部19には、デ
ィスプレイ21、プリンター22などの出力部を接続し
ている。なお、上記処理部19は、受信したコードを文
字や画像の形に変換して出力するデコーダ機能を備えて
いる。
行作業を図5のフローチャートにしたがって説明する。
なお、このフローは、センタマシン1からの発券作業の
フローであって、ユーザーからの注文および住所やパス
ワードの特定は、済んでいるものとする。そして、ユー
ザーが注文時に入力したデータは、センタマシン1のユ
ーザー情報ファイル13が記憶している。また、注文デ
ータに応じた座席の割り当てデータも、ユーザー情報に
対応させて、ユーザー情報ファイル13に記憶してい
る。
イル10から番組データを読み込む。ステップ2では、
処理部9が上記番組データで特定される文字フォント
と、画像データ、ユーザー情報を、各ファイル11、1
2、13から読み込む。これによって、図3に示す1枚
のチケット4に含まれるチケットデータが完成する。ス
テップ3では、処理部9において、上記チケットデータ
の種類が、文字データか、その他のデータ、例えば画像
データかを判別する。文字データ以外の場合、ステップ
8へ進み、データを圧縮する。ステップ9では、上記圧
縮データを送受信部14から送信する。
タの場合、ステップ4へ進む。ステップ4では、文字デ
ータの属性コードから特定したフォントを、フォントフ
ァイル11から選択する。ここで、文字データは、表示
される「文字」の形になる。ステップ5では、文字デー
タが、チケット4上で認識部5として現れるデータか、
非認識部6のデータかを判別する。ここで、認識部5の
データなら、ステップ7に進み、非認識部6のデータな
ら、ステップ6へ進む。ステップ6では、処理部9のバ
ーコード変換部15で、上記文字データを二次元バーコ
ードに変換する。ここで、図4(a)の情報7が、図4
(b)のバーコード6aに変換される。
て、ビットマップ変換部16において、ビットマップに
変換する。ここで、ビットマップ化することにより、文
字データを画像データ化することになる。このように、
文字データをビットマップ化したデータを、ここでは画
像化文字データということにする。ステップ8では、他
の画像データと同様に、上記画像化文字データとバーコ
ードを圧縮する。ステップ9では、圧縮したデータを電
話回線3を介して端末マシン2へ送信する。
である。ステップ10では、送受信部18を介して受信
したデータを処理部19で伸長し、必要なら記憶部20
に記憶させる。ステップ11では、処理部19が、コー
ドを文字や画像に変換して、ディスプレイ21、プリン
ター22へ出力する。このように、端末マシン2のプリ
ンター22によって、図3に示すチケット4をプリント
して、発券作業は終了する。上記のように、通信によっ
てチケットデータが送られるので、センタマシン1側で
は、チケットを印刷したり、分配したりする作業がいら
なくなる。そのため、発券作業の手間とコストが削減さ
れる。また、通信で送られることによって、従来のよう
に、チケットが郵送される場合とくらべて、注文からユ
ーザーがチケットを手に入れるまでの待ち時間が短くな
る。
記ディスプレイ21およびプリンター22で表示される
文字は、センタマシン1から送信された画像化文字デー
タをそのまま、処理部19で処理して出力したものであ
る。画像化文字データは、文字データのように、コード
からフォントを特定して、文字の形を再現する必要が無
い。そのため、端末マシン2がフォントを持たなくて
も、センタマシン1からの文字を出力できる。例えば、
端末マシン2が、ファックスなどでもかまわない。した
がって、送信情報を作成するセンタマシン1では、端末
マシン2の備えているフォントを考慮せずに、自由にデ
ザインした文字をどの端末マシン2にも送信することが
できる。
いれば、必ずしも、センタマシン1で「文字」をビット
マップ変換して画像化文字データとしなくてもよい。こ
の場合、端末マシン2が備えているフォントの種類によ
っては、プリント4上の文字フォントが、他の端末マシ
ン2でプリントしたものと異なることがある。しかし、
チケット4が本物であるかどうかは、非認識部6のバー
コード6aによって、確認することができるので、チケ
ット4上にプリントされた文字のフォントが全て同じで
ある必要はない。
1で作成した情報のレベルと、端末マシン2の特性レベ
ルとが一致している場合の例であるが、実際には、セン
タマシン1側と端末マシン2側の特性レベルとが一致し
ない場合がある。なお、端末マシン2の特性レベルと
は、端末マシン2の出力部であるディスプレイ21、プ
リンター22の特性レベルのことで、解像度やカラーな
どのことである。そして、上記のような特性レベルは、
端末マシン2によっても異なり、これらの特性レベルが
センタマシン1の送信する情報のレベルと異なる場合に
は、そのままでは、端末マシン2が受信情報をちゃんと
出力できない。例えば、センタマシン1で、細かい文字
や線を作成して送信しても、端末マシン2の解像度が低
ければ、そのままでは、線が潰れたりして何の文字なの
か解らなくなってしまうことがある。また、チケット4
のバーコード6aは、その白・黒の配列によって、情報
を表わしているので、白い部分が黒く潰されてしまった
り、黒い部分がかすれてしまうと、バーコードリーダー
を用いての解読が不可能になってしまうこともある。
身の特性レベルに合うように受信データを調整しなけれ
ばならなかった。あるいは、このような調整機能を備え
られない端末マシン2に対しては、センタマシン1から
情報を送信できないこともあった。そのような場合に対
応する第2実施例を以下に示す。この第2実施例では、
端末マシン2の特性レベルに対する調整を、センタマシ
ン1側で行なうようにしている。図6、図7に示す第2
実施例は、センタマシン1の処理部9に、レベル調整部
23を備えた点が第1実施例と異なる。
ァイル13のユーザー情報から、端末マシン2の特性レ
ベルを特定して、送信データをそのレベルに合うように
調整する。例えば、ある端末マシン2のプリンターが、
カラー対応でない場合には、センタマシン1で、送信す
るチケットデータの認識部5の文字や画像、非認識部6
のバーコード6aをカラーで作成しても、この端末マシ
ン2では、カラーで出力することができない。このよう
なときには、カラー情報を送信しても意味がないので、
カラー情報を除いたデータを作成する。また、端末マシ
ン2側の解像度が低い場合に、高品位な文字を送信して
も、それをそのまま表示することはできない。そのた
め、センタマシン1で、端末マシン2の出力部の解像度
に合った形にデータを変更してから送信するようにして
いる。
が低いプリンターに送信する場合に、全体の大きさ、あ
るいは非認識部6の大きさを大きくして、バーコード6
aが潰れない形に変更してから送信するようにしてい
る。そうすれば、バーコードリーダーによって、データ
を解読することができる。反対に、端末マシン2のプリ
ンター22が高解像度の場合には、全体を小さくして
も、解読可能なきれいなバーコード6aをプリントする
ことができる。なお、端末マシン2の構成は、第1実施
例と同じである。
ートに示す。ステップ101、102では、番組データ
を読込み、その番組データに従って、ファイルデータを
読み込む。ステップ103では、処理部9が、ユーザー
情報ファイル13のユーザー情報を参照して、送信先の
端末マシン2のレベルを特定する。ステップ104で
は、送信情報の種類が、文字データか、画像データかを
判別する。
み、文字データからフォントを特定して、フォントファ
イル11から「文字」を選択する。ステップ106で
は、上記文字データがチケット4の認識部5のデータ
か、非認識部6のデータかを判別する。上記文字データ
が認識部5のデータの場合、ステップ109へ進み、非
認識部6のデータの場合には、ステップ107へ進む。
ステップ107では、バーコード変換部15において、
データをバーコード化する。ステップ108では、レベ
ル調整部23で端末マシン2のレベルに合ったバーコー
ドデータを作成する。
のデータと判別された上記「文字」は、ステップ109
で、画像として、ビットマップに変換して、画像化文字
データを作成する。ステップ110では、レベル調整部
23において、上記画像化文字データを、送信先のレベ
ルに合わせる。送信先である端末マシン2の特性レベル
は、上記ステップ103において、特定されているの
で、処理部9のレベル調整部23がそのレベルに合った
形の画像化文字データを自動的に作成する。
ステップ111へ進み、レベル調整部23において、送
信先のレベルに合った画像データを作成する。ステップ
112では、上記のようにレベル調整をした各データを
圧縮し、ステップ113では、送受信部12から発信す
る。ステップ114以降は、端末マシン2のフローで、
これは、第1実施例のステップ10〜12と同じであ
る。
信するデータを、受信側の端末マシン2の出力部の特性
レベルに合わせてから発信するようにしている。このた
め、端末マシン2は、いつでも、自身のレベルに合った
形のデータを受信することができる。このようにするこ
とにより、センタマシン1は個々の端末マシン2に合わ
せたレベル調整をしなければならないが、その代わり、
全ての端末マシン2は、どんな受信データもレベル調整
をする必要がなくなる。また、センタマシン1は、送信
データを個々の端末マシン2のレベルに合わせることが
できるので、特性レベルの異なる端末マシン2へも情報
を送信することができる。なお、端末マシン2のレベル
は、ユーザーが、注文する時に、必要事項として入力
し、センタマシン1へ送信するようにすればよい。ま
た、例えば、インターネットを利用して、通信する場合
には、自動的に、送信側のマシンのレベルがわかるよう
になっているので、端末マシン2から特に入力する必要
はない。
ーが、端末マシン2から通信によって注文し、同じ端末
マシン2でチケットデータを受信するようにしている
が、注文は、受信する端末マシン2から行なわなくても
良い。例えば、図1、図2の端末マシン2を電報局に備
えたマシンとし、注文は、他のマシンから行うこともで
きる。この場合、チケットは、電報局の端末のマシン2
でプリントされ、プリントされたチケットを配達すれ
ば、配達証明を残すこともできる。このように、通信
と、人手による配達とを組み合わせても、従来例のよう
に、全て人手による発券より、手間も時間も削減され
る。また、使用時のチケットの確認がバーコードリーダ
ーでできる点は、上記第1、第2実施例と同じである。
ートのチケットを通信を利用して発行する例を説明した
が、チケットとしては、コンサートや観劇などのチケッ
トに限らない。例えば、選挙の投票用紙を、上記のよう
な方法で発送し、投票所において、バーコードリーダー
で非認識部を解読して、本人確認をすることもできる。
どんなチケットでも、従来のように、人手で分配して郵
送するよりも、手間も時間もかからずに、ユーザーの手
元に届けることができる。また、非認識部6を備えるこ
とで、そのチケットを持っている人の本人確認ができ
る。さらに、非認識部の本人確認情報として、免許証番
号や、クレジットカード番号など、本人しか知り得ない
パスワードや暗号を含むようにすれば、偽造チケットを
確実に防止できる。
ちパスワードの確認まで行なわず、ひとつの座席に複数
の観客が重複するようなトラブルが発生した場合にだ
け、上記パスワードを確認すれば良い。一方、自由席の
場合には、入場時に本人確認情報の確認を行なわなけれ
ば、コピーしたチケットの不正使用は防止できない。た
だし、各チケット4の非認識部6にチケット番号などを
付けておけば、不正コピーが行われたことだけは確認す
ることができる。すなわち、入場チェック時にチケット
4から読み込んだチケット番号と、このチケット番号を
記憶したデータファイルとを照合して、入場済みのチケ
ット番号にフラグを立てるようにする。コピーされたチ
ケットがあれば、すでにフラグが立っているチケット番
号のチケットが、再度、読み込まれるので、コピーされ
たかどうかだけは判断できる。
ト4の非認識部6には、文字データをバーコード化した
ものを表示しているが、その中に画像データが含まれて
いてもかまわない。さらに、非認識情報としては、二次
元バーコードに限らない。要するに、コードリーダーな
どの解読装置を用いなければ、情報内容が解らないよう
にしてあれば良い。
印刷することなく、端末マシンへ発信することで、発券
作業ができる。したがって、全ての作業を人手に頼って
いた従来と比べて、発券作業にかかる手間と時間を大幅
に減らすことができる。そのため、発券作業にかかるコ
ストを下げることができるとともに、購入者の手元にチ
ケットが届く時間も短縮される。また、発行したチケッ
トの使用時には、コードリーダーなどの解読機構によっ
て、すばやく、チケット内容を確認することができる。
第2の発明によれば、非認識情報に含んだ本人認識情報
によって、発行したチケットの不正使用を防止すること
ができる。
タマシンで作成したデータを、いつでも、自身の特性レ
ベルに合った形のデータとして受信することができる。
したがって、端末マシンは、受信データのレベルを調整
しなくても、出力部に最適な状態で文字やコードを表示
することができる。特に、非認識情報化した画像情報
は、解読機構で解読するので、正確な形で出力される必
要があるが、この発明によれば、上記解読機構で間違い
なく解読できる大きさのデータとして、各端末マシンの
プリンターから出力することができる。また、端末マシ
ンの受信データが、自身の特性レベルに合っているの
で、そのまま出力することができる。したがって、端末
マシンにレベル調整機能を備える必要がない。その分、
端末マシンが、簡略化できるとともに、さらにコストダ
ウンできる。また、センタマシンは、特性レベルの異な
る種々の端末マシンへ情報を送信できる。
した文字データを、ビットマップ化し、画像化文字デー
タとして、端末マシンへ送信するようにすることで、端
末マシンがフォントを備えていなくても、文字の形を出
力できる。そのため、センタマシンを備えた送信側の意
図した文字を、そのまま、端末マシンで出力することが
できる。このように、端末マシンには、高価なフォント
を全く備える必要がないので、端末マシン側の設備コス
トを低くすることができる。したがって、システム全体
のコストを下げることができる。このように、端末マシ
ン側をコストダウンできれば、どのようなところにも端
末マシンを設置し易くなるということで、それだけ、多
くの端末マシンへ、情報を送信できるようになる。
で、(a)はその情報内容であり、(b)は(a)をコ
ード化したものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 センタマシンと、このセンタマシンに通
信回線を介して接続し、プリンターを備えた端末マシン
と、バーコードなどの非認識情報を解読するコードリー
ダーなどの解読機構とからなり、センタマシンは、送信
情報を記憶したファイルと、送信情報をバーコードなど
の非認識情報に変換するコード変換部とを備え、センタ
マシンが非認識情報化して作成した画像情報を端末マシ
ンへ送信し、上記端末マシンは、受信した情報をプリン
トアウトしてチケットを作成し、上記解読機構は、上記
チケットの非認識情報を解読することを特徴とする相互
確認システム。 - 【請求項2】 非認識情報に、本人確認情報を含むこと
を特徴とする請求項1に記載の相互確認システム。 - 【請求項3】 センタマシンは、画像情報を送信先であ
る端末マシンの特性レベルに合わせて送信するための処
理部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載
の相互確認システム。 - 【請求項4】 送信情報が、センタマシンで作成した文
字情報を含むとともに、センタマシンがビットマップ変
換部を備え、上記文字情報を上記ビットマップ変換部で
ビットマップ化して画像化文字データを作成し、この画
像化文字データを端末マシンへ送信することを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1に記載の相互確認システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10291393A JP2000105844A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 相互確認システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10291393A JP2000105844A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 相互確認システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000105844A true JP2000105844A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17768335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10291393A Pending JP2000105844A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 相互確認システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000105844A (ja) |
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