JPH04126359U - ヘツドキヤリツジ駆動用ステツピングモータ - Google Patents

ヘツドキヤリツジ駆動用ステツピングモータ

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JPH04126359U
JPH04126359U JP1991031025U JP3102591U JPH04126359U JP H04126359 U JPH04126359 U JP H04126359U JP 1991031025 U JP1991031025 U JP 1991031025U JP 3102591 U JP3102591 U JP 3102591U JP H04126359 U JPH04126359 U JP H04126359U
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JP
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stepping motor
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理明 長井
▲隆▼裕 坂口
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    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はヘッドキャリッジ駆動用ステッピン
グモータに関し、モータ本体の後端面からの突出を無く
することを目的とする。 【構成】 アライメント調整用治具が係合する突片32
a,32bを、モータ本体2の周囲に突出するように設
けて構成する。上記突片32a,32bを、モータ本体
2の後端面に取り付けたモータ軸端受け板32の周縁部
に設けて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気ディスク装置のヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータに係 り、特にモータ軸にリードスクリュを有するステッピングモータに関する。
【0002】 磁気ディスク装置は、磁気ディスクカートリッジの挿入方向である奥行寸法を 短くして小型化を図ることが望まれている。
【0003】 このため、ヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータについては、磁気ディ スク装置のシャーシベースの外側に突出して取り付けられるモータ本体のリード スクリュの軸線方向の寸法を出来るだけ短くすることが必要とされる。
【0004】 一方、このモータについては、アライメント調整が可能である構成であること が必要である。
【0005】
【従来の技術】
図7及び図8は実開平2−42266号に示される従来のヘッドキャリッジ駆 動用ステッピングモータ1を示す。
【0006】 2はモータ本体、3はステータコイル、4はロータである円筒の磁石、5はモ ータ軸、6はモータ軸5に形成されたリードスクリュ、7は予圧用のばね板、8 はキャップ板である。
【0007】 モータ1はモータ本体2のフランジ9を、ねじ10によりねじ止めされたクラ ンプ板11によりクランプされて、磁気ディスク装置のシャーシベース12の周 側壁13外側面に固定されている。
【0008】 リードスクリュ6は、シャーシベース12内に突出している。リードスクリュ 6の先端は、フレーム12に立設された支持柱部14の上部のボールが組み込ま れている軸受15に嵌合して、且つばね板7により矢印A方向に弾性的に付勢さ れて予圧を作用された状態で支持されている。
【0009】 20はヘッドキャリッジであり、磁気ヘッド21を有し、ガイドロッド22に 沿って移動可能に設けてある。ニードル状の突部23がリードスクリュ6に嵌合 している。
【0010】 24は磁気ディスクである。
【0011】 モータ1により駆動されるリードスクリュ6の回転により、ニードル状突部2 3が送られて、ヘッドキャリッジ20は矢印A,B方向に移動される。
【0012】 前記キャップ板8には、ボルト頭部に対応した形状の突部25が形成してある 。
【0013】 アライメント調整は、図8に示す治具26を使用して行う。即ち、治具26を 突部25に嵌合させて回動させる操作をすると、モータ本体2が回動され、リー ドスクリュ6がモータ本体2と一体的に回動されてヘッドキャリッジ20が微小 変位し、磁気ヘッド21を磁気ディスク24上の基準トラックに一致させるアラ イメント調整が行われる。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
アライメント調整のための突部25は、モータ本体2の端面側に突出しており 、その突出寸法aは約2.5mmと比較的大きい。
【0015】 このため、磁気ディスク装置の奥行寸法L1 が大きくなってしまうという問題 があった。
【0016】 そこで、本考案は、上記課題を解決したヘッドキャリッジ駆動用ステッピング モータを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、モータ本体より延出したモータ軸にヘッドキャリッジ移動 用のリードスクリュを有し、該リードスクリュが磁気ディスク装置のシャーシベ ース内に突出し且つ上記モータ本体が上記シャーシベースの外側に配された状態 で、該モータ本体を上記シャーシベースに取付けてなるヘッドキャリッジ駆動用 ステッピングモータにおいて、 アライメント調整のために上記モータ本体を回動させる治具が嵌合する突部を 、該モータ本体の周囲に突出させて設けた構成としたものである。
【0018】 請求項2の考案は、請求項1の突部は、 上記モータ軸の端を受けるべく、上記モータ本体の後端面に取り付けられたモ ータ軸端受け板の周縁部に、これより突出して形成された突片である構成とした ものである。
【0019】
【作用】
請求項1の考案において、突部をモータ本体の周囲に突出させて設けた構成は 、モータ本体の後端面からの突出寸法を実質上零とする。
【0020】 請求項2の考案において、モータ軸端受け板に突片を設けた構成は、モータ本 体自体に特別の加工を施すことなく、請求項1の突部を形成することを可能とす る。
【0021】
【実施例】
図1及び図2は夫々本考案の一実施例のヘッド駆動用ステッピングモータ30 を示す。
【0022】 図3は、図1のモータ30が取り付けられた磁気ディスク装置31の全体を示 す。
【0023】 図4は図3中、IV−IV線方向よりみた拡大図である。
【0024】 各図中、図7及び図8に示す構成部分は対応する構成部分には、同一符号を付 す。
【0025】 32は、厚さtが0.3mmと薄い受け板であり、円板状の本体部32aと一対 の突片32a,32bとよりなる。厚さtが0.3mmと薄いのは、本体部32a が厚さ方向にばね性を有するようにするためである。
【0026】 本体部32aの径d1 は、モータ本体2の径d2 より若干小さい。
【0027】 突片32b,32cは、本体部32aの周縁32a-1上180度離間した部位 に、外側に突出して且つモータ本体2の周面に沿う方向に折り曲げて形成してあ る。突片32b,32cの幅寸法wは約2mmであり、幅方向上は十分な強度を有 する。
【0028】 この受け板32は、本体部32aの周縁32a-1をスポット溶接されて、モー タ本体2の後端面2aに固定してある。
【0029】 本体部32aは、モータ軸5の端部5aを押して、モータ軸5を矢印A方向に 弾性付勢する。
【0030】 図4に示すように、突片32a,32bは、モータ本体2の後端面2a側から みて、モータ本体2の周面より突出しており、後述する治具が引っ掛かる引っ掛 け部として機能する。
【0031】 また、危険防止のため、突片32a,32bは、リードスクリュ6側にモータ 本体2の周面に沿って折曲してある。
【0032】 このように、突片32a,32bの突出方向は、モータ本体2の径方向であり 、突片32a,32bの折り曲げ方向はリードスクリュ6の方向であるため、モ ータ本体2の後端面2aからのモータ本体後方への突出寸法bは、受け板32の 厚さtに相当する0.3mmにとどまり、従来に比べて相当に小さくなる。
【0033】 この結果、磁気ディスク装置31の奥行き寸法L2 は、従来の磁気ディスク装 置の奥行寸法L1 に比べて2mm程度短くなり、磁気ディスク装置31は従来に比 べて小型となっている。
【0034】 次に、アライメント調整について説明する。
【0035】 図2に示す治具40を使用する。
【0036】 治具40は、モータ本体2の後端側を嵌合する筒部41及び突片32a,32 bと径する切欠凹部42,43を有する構成である。
【0037】 アライメント調整は、治具40を図5及び図6に示すように、切欠凹部42, 43を夫々突片32a,32bと係合させて、筒部41をモータ本体2の後端側 に嵌合させ、治具40を矢印C,D方向に回動させることにより行う。
【0038】 突片32a,32bのモータ本体2の周面からの突出寸法Cは0.8mmであり (図1,図4参照)、突片32,32bと切欠凹部42,43は十分に係合する 。
【0039】 治具40を回動させると、両側の突片32a,32bが切欠凹部42,43に より押されて、モータ本体2が治具40と同方向に回動され、従来と同様にアラ イメントが調整される。
【0040】 突片32b,32cは厚さは0.3mmであるけれども、治具40により力が作 用される方向である幅方向の寸法wは2mmであり、簡単には曲がらない強度を有 し、上記のアライメント調整は支障なく行われる。
【0041】 なお、本実施例は、治具40の切欠凹部42,43と保合する部分を、受け板 32の一部に形成した構成としてあるけれども、モータ本体2のケーシング26 自体の周面に突部を設けて、この突部が治具40の切欠凹部42,43と保合す る構成としてもよい。
【0042】
【考案の効果】
以上説明した様に、請求項1の考案によれば、モータ本体の後端面からの突出 寸法を実質寸法を実質上零とすることが出来、磁気ディスク装置の奥行方向を短 くすることが出来る。
【0043】 請求項2の考案によれば、突部を形成するためにモータ本体自体に特別の加工 を施すことを無用とし得、モータ本体自体に突部を設ける構成に比べて、突部を 簡単に形成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヘッドキャリッジ駆動用ステッピング
モータの一実施例の横断平面図である。
【図2】図1に示すモータの分解斜視図である。
【図3】図1のモータが適用された磁気ディスク装置の
平面図である。
【図4】図3中、IV−IV線方向よりみた拡大矢視図であ
る。
【図5】アライメント調整時における治具とモータ本体
との嵌合状態を拡大して示す図である。
【図6】図5中、VI−VI線方向よりみた図である。
【図7】従来のヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモ
ータの1例の横断平面図である。
【図8】図7に示すモータの分解斜視図である。
【符号の説明】
2 モータ本体 2a 後端面 3 ステータコイル 4 円筒磁石 5 モータ軸 6 リードスクリュ 9 フランジ 10 ねじ 11 クランプ板 12 シャーシベース 13 周側壁 14 支持柱部 15 軸受 20 ヘッドキャリッジ 21 磁気ヘッド 22 ガイドロット 23 突部 24 磁気ディスク 30 ヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータ 31 磁気ディスク装置 32 受け板 32a 本体部 32a-1 周縁 32a,32b 突片 40 治具 41 筒部 42,43 切欠凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ本体より延出したモータ軸にヘッ
    ドキャリッジ移動用のリードスクリュを有し、該リード
    スクリュが磁気ディスク装置のシャーシベース内に突出
    し且つ上記モータ本体が上記シャーシベースの外側に配
    された状態で、該モータ本体を上記シャーシベースに取
    付けてなるヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータ
    において、アライメント調整のために上記モータ本体を
    回動させる治具が嵌合する突部を、該モータ本体の周囲
    に突出させて設けた構成としたことを特徴とするヘッド
    キャリッジ駆動用ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1の突部は、上記モータ軸の端を
    受けるべく、上記モータ本体の後端面に取り付けられた
    モータ軸端受け板の周縁部に、これより突出して形成さ
    れた突片であることを特徴とするモータ。
JP1991031025U 1991-05-07 1991-05-07 ヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータ Expired - Lifetime JPH0728622Y2 (ja)

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JP1991031025U JPH0728622Y2 (ja) 1991-05-07 1991-05-07 ヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータ
US07/877,281 US5212417A (en) 1991-05-07 1992-05-01 Stepping motor for driving head carriage and disc drive unit comprising such motor

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JPH04126359U true JPH04126359U (ja) 1992-11-18
JPH0728622Y2 JPH0728622Y2 (ja) 1995-06-28

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