JPH07226037A - 磁気ディスクドライバ - Google Patents
磁気ディスクドライバInfo
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- JPH07226037A JPH07226037A JP6014353A JP1435394A JPH07226037A JP H07226037 A JPH07226037 A JP H07226037A JP 6014353 A JP6014353 A JP 6014353A JP 1435394 A JP1435394 A JP 1435394A JP H07226037 A JPH07226037 A JP H07226037A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- guide bar
- magnetic disk
- head carriage
- head
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレーム表面側へのノイズや埃の侵入を削減
する。 【構成】 ガイドバー17の一端171を位置決めする
ための位置決め部材として、フレーム13を半抜きによ
りフレーム13の裏面側から表面側にしぼり出して突出
したしぼり形状の突起からなる突出部201を用いる。
また、ガイドバー17と対向する位置に、ヘッドキャリ
ッジがガイドバー17に沿って摺動する際に支持枠がフ
レーム13と接触しないような逃げ部として、フレーム
13の表面側から裏面側に半抜きにより凹まされた凹部
21を使用する。
する。 【構成】 ガイドバー17の一端171を位置決めする
ための位置決め部材として、フレーム13を半抜きによ
りフレーム13の裏面側から表面側にしぼり出して突出
したしぼり形状の突起からなる突出部201を用いる。
また、ガイドバー17と対向する位置に、ヘッドキャリ
ッジがガイドバー17に沿って摺動する際に支持枠がフ
レーム13と接触しないような逃げ部として、フレーム
13の表面側から裏面側に半抜きにより凹まされた凹部
21を使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクを駆動する
ための磁気ディスクドライバに関し、特に磁気ディスク
ドライバのヘッドキャリッジ周りの構造に関する。
ための磁気ディスクドライバに関し、特に磁気ディスク
ドライバのヘッドキャリッジ周りの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の磁気ディスクドライバのヘ
ッドキャリッジ周りの構造を示す。磁気ディスクドライ
バはフレキシブルディスクなどの磁気ディスク(図示せ
ず)を駆動するため装置である。磁気ディスクは図4の
矢印Aに示す方向から磁気ディスクドライバ中に挿入さ
れる。挿入された磁気ディスクは、ディスクテーブルア
センブリ11に互いの中心軸が一致した状態で保持され
る。ディスクテーブルアセンブリ11はスプリング12
を介してフレーム13の表面上で回転可能に支持されて
いる。ディスクテーブルアセンブリ11はフレーム13
の裏面に設けられたモータ(図示せず)によって回転駆
動され、これによって磁気ディスクが回転する。また、
フレーム13の裏面には、多数の電子部品が搭載された
基板(図示せず)が取り付けられている。
ッドキャリッジ周りの構造を示す。磁気ディスクドライ
バはフレキシブルディスクなどの磁気ディスク(図示せ
ず)を駆動するため装置である。磁気ディスクは図4の
矢印Aに示す方向から磁気ディスクドライバ中に挿入さ
れる。挿入された磁気ディスクは、ディスクテーブルア
センブリ11に互いの中心軸が一致した状態で保持され
る。ディスクテーブルアセンブリ11はスプリング12
を介してフレーム13の表面上で回転可能に支持されて
いる。ディスクテーブルアセンブリ11はフレーム13
の裏面に設けられたモータ(図示せず)によって回転駆
動され、これによって磁気ディスクが回転する。また、
フレーム13の裏面には、多数の電子部品が搭載された
基板(図示せず)が取り付けられている。
【0003】磁気ディスクドライバは、磁気ディスクに
対してデータの読出し/書込を行う磁気ヘッド14を備
えている。磁気ヘッド14はヘッドキャリッジ15によ
って保持されている。磁気ヘッド14とヘッドキャリッ
ジ15との組み合わせをキャリッジアセンブリと呼ぶ。
ヘッドキャリッジ15は、フレーム13の表面上で後述
するようにフレーム13から離隔して配置されており、
磁気ヘッド14を磁気ディスクに対して所定の半径方向
(図4の矢印Bで示す方向)に沿って移動可能に保持し
ている。
対してデータの読出し/書込を行う磁気ヘッド14を備
えている。磁気ヘッド14はヘッドキャリッジ15によ
って保持されている。磁気ヘッド14とヘッドキャリッ
ジ15との組み合わせをキャリッジアセンブリと呼ぶ。
ヘッドキャリッジ15は、フレーム13の表面上で後述
するようにフレーム13から離隔して配置されており、
磁気ヘッド14を磁気ディスクに対して所定の半径方向
(図4の矢印Bで示す方向)に沿って移動可能に保持し
ている。
【0004】また、フレーム13の側壁131には、ス
テップピングモータ16が固定されている。ステップピ
ングモータ16はヘッドキャリッジ15を所定の半径方
向Bに沿って駆動する。詳細に説明すると、ステップピ
ングモータ16は所定の半径方向Bと平行に延在する回
転軸(駆動軸)161を有し、この回転軸161には雄
ネジが切られている。この回転軸161の先端161a
は、フレーム13の表面から切り起こしにより立設され
た曲げ部132に空けられた穴132aを貫通し、スチ
ールボール162が設けられる。この穴132aとスチ
ールボール162とによって、回転軸161は所定の半
径方向Bと平行に延在するように規制され、かつその先
端161aは回転可能に保持される。一方、ヘッドキャ
リッジ15はヘッドキャリッジ本体15aから回転軸1
61まで延在したアーム151を有し、このアーム15
1の先端は回転軸161の雄ネジの谷の部分に嵌合する
ように折り曲げられたフック部151aを有する。従っ
て、ステップピングモータ16の回転軸161が回転す
ると、このアーム151のフック部151aが回転軸1
61の雄ネジの谷の部分に沿って動かされ、これによっ
てヘッドキャリッジ15自体が所定の半径方向Bに沿っ
て移動する。とにかく、ステップピングモータ16はヘ
ッドキャリッジ15を所定の半径方向Bに沿って移動さ
せるための駆動手段として働く。
テップピングモータ16が固定されている。ステップピ
ングモータ16はヘッドキャリッジ15を所定の半径方
向Bに沿って駆動する。詳細に説明すると、ステップピ
ングモータ16は所定の半径方向Bと平行に延在する回
転軸(駆動軸)161を有し、この回転軸161には雄
ネジが切られている。この回転軸161の先端161a
は、フレーム13の表面から切り起こしにより立設され
た曲げ部132に空けられた穴132aを貫通し、スチ
ールボール162が設けられる。この穴132aとスチ
ールボール162とによって、回転軸161は所定の半
径方向Bと平行に延在するように規制され、かつその先
端161aは回転可能に保持される。一方、ヘッドキャ
リッジ15はヘッドキャリッジ本体15aから回転軸1
61まで延在したアーム151を有し、このアーム15
1の先端は回転軸161の雄ネジの谷の部分に嵌合する
ように折り曲げられたフック部151aを有する。従っ
て、ステップピングモータ16の回転軸161が回転す
ると、このアーム151のフック部151aが回転軸1
61の雄ネジの谷の部分に沿って動かされ、これによっ
てヘッドキャリッジ15自体が所定の半径方向Bに沿っ
て移動する。とにかく、ステップピングモータ16はヘ
ッドキャリッジ15を所定の半径方向Bに沿って移動さ
せるための駆動手段として働く。
【0005】ステップピングモータ16の回転軸161
がヘッドキャリッジ15の一方の側に設けられているの
で、ヘッドキャリッジ15の一方の側はこの回転軸16
1によってフレーム13から離隔した状態で、移動可能
に支持される。しかしながら、この回転軸161による
支持だけでは、ヘッドキャリッジ15全体をフレーム1
3の表面から離隔して配置することはできない。そのた
め、ヘッドキャリッジ15の他方の側でヘッドキャリッ
ジ15を支持しながら案内するためのものが必要であ
る。この案内するためのものがガイドバー17である。
すなわち、ガイドバー17はヘッドキャリッジ15を間
に挟んで、ステップピングモータ16の回転軸161と
は逆側に設けられている。ガイドバー17は、所定の半
径方向Bに対して平行に延在し、フレーム13の表面に
一端171および他端172が後述するように固定さ
れ、ヘッドキャリッジ15を所定の半径方向Bに沿って
案内する。これによって、ヘッドキャリッジ15全体が
フレーム13の表面から離隔して配置される。尚、この
ガイドバー17側へヘッドキャリッジ15からリード線
15aが延在しており、このリード線15aはフレーム
13の裏面に取り付けられた基板に電気的に接続され
る。
がヘッドキャリッジ15の一方の側に設けられているの
で、ヘッドキャリッジ15の一方の側はこの回転軸16
1によってフレーム13から離隔した状態で、移動可能
に支持される。しかしながら、この回転軸161による
支持だけでは、ヘッドキャリッジ15全体をフレーム1
3の表面から離隔して配置することはできない。そのた
め、ヘッドキャリッジ15の他方の側でヘッドキャリッ
ジ15を支持しながら案内するためのものが必要であ
る。この案内するためのものがガイドバー17である。
すなわち、ガイドバー17はヘッドキャリッジ15を間
に挟んで、ステップピングモータ16の回転軸161と
は逆側に設けられている。ガイドバー17は、所定の半
径方向Bに対して平行に延在し、フレーム13の表面に
一端171および他端172が後述するように固定さ
れ、ヘッドキャリッジ15を所定の半径方向Bに沿って
案内する。これによって、ヘッドキャリッジ15全体が
フレーム13の表面から離隔して配置される。尚、この
ガイドバー17側へヘッドキャリッジ15からリード線
15aが延在しており、このリード線15aはフレーム
13の裏面に取り付けられた基板に電気的に接続され
る。
【0006】ガイドバー17はフレーム13の表面でガ
イドバークランプ18によって挟持されている。ガイド
バークランプ18はフレーム13の表面にバインド小ネ
ジ19によって固定されている。詳細に説明すると、ガ
イドバークランプ18はガイドバー17より少しだけ長
い矩形固定部材180を有し、矩形固定部材180のほ
ぼ中央にはバインド小ネジ19のネジ軸190が通過で
きる程度の穴180aが空けられている。矩形固定部材
180の一端180bおよび他端180cからは,それ
ぞれガイドバー17の一端171および他端172を挟
持するための一対のアーム181および182が延在し
ている。
イドバークランプ18によって挟持されている。ガイド
バークランプ18はフレーム13の表面にバインド小ネ
ジ19によって固定されている。詳細に説明すると、ガ
イドバークランプ18はガイドバー17より少しだけ長
い矩形固定部材180を有し、矩形固定部材180のほ
ぼ中央にはバインド小ネジ19のネジ軸190が通過で
きる程度の穴180aが空けられている。矩形固定部材
180の一端180bおよび他端180cからは,それ
ぞれガイドバー17の一端171および他端172を挟
持するための一対のアーム181および182が延在し
ている。
【0007】ガイドバークランプ18は単にガイドバー
17を挟持しているだけなので、これだけではガイドバ
ー17をフレーム13の表面に固定することはできな
い。このために、ガイドバー17の両端171および1
72位置を規制するための一対の位置決め部材が必要で
ある。
17を挟持しているだけなので、これだけではガイドバ
ー17をフレーム13の表面に固定することはできな
い。このために、ガイドバー17の両端171および1
72位置を規制するための一対の位置決め部材が必要で
ある。
【0008】従来、一対の位置決め部材として、フレー
ム13の一部をフレーム13の表面側に切り起こして形
成した一対の曲げ部201´および202´を使用して
いる。このため、フレーム13には、図4および図5に
示すように、一対の曲げ部201´および202´に対
応して、切り起こし穴201´aおよび202´aが空
くことになる。とにかく、一対の曲げ部201´および
202´は、ガイドバー17の両端171および172
位置を規制し、ガイドバークランプ18と協働してガイ
ドバー17をフレーム13の表面に固定する。
ム13の一部をフレーム13の表面側に切り起こして形
成した一対の曲げ部201´および202´を使用して
いる。このため、フレーム13には、図4および図5に
示すように、一対の曲げ部201´および202´に対
応して、切り起こし穴201´aおよび202´aが空
くことになる。とにかく、一対の曲げ部201´および
202´は、ガイドバー17の両端171および172
位置を規制し、ガイドバークランプ18と協働してガイ
ドバー17をフレーム13の表面に固定する。
【0009】ヘッドキャリッジ15は、ヘッドキャリッ
ジ本体15aをガイドバー17に沿って摺動可能に支持
する支持枠152を有する。図6に示されるように、支
持枠152はフレーム13の表面側へ突出した突出部1
52aを有し、かつガイドバー17が嵌入されている。
したがって、このままの状態では、ヘッドキャリッジ1
5がガイドバー17に沿って摺動する際に、支持枠15
2の突出部152aがフレーム13と接触してしまう。
これを防止するため、フレーム13には、ガイドバー1
3と対向する位置に逃げ部が形成されている。従来、こ
の逃げ部として、図6に示されるような、フレーム13
に空けたフレーム穴21´を使用している。
ジ本体15aをガイドバー17に沿って摺動可能に支持
する支持枠152を有する。図6に示されるように、支
持枠152はフレーム13の表面側へ突出した突出部1
52aを有し、かつガイドバー17が嵌入されている。
したがって、このままの状態では、ヘッドキャリッジ1
5がガイドバー17に沿って摺動する際に、支持枠15
2の突出部152aがフレーム13と接触してしまう。
これを防止するため、フレーム13には、ガイドバー1
3と対向する位置に逃げ部が形成されている。従来、こ
の逃げ部として、図6に示されるような、フレーム13
に空けたフレーム穴21´を使用している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の磁気ディスクドライバでは、ガイドバー17の位置決
め部材としてフレーム13に切り起こし穴201´aお
よび202´aを形成した曲げ部201´および202
´を使用し、また、逃げ部としてフレーム13に空けた
フレーム穴21´を使用している。このようにフレーム
13に穴を空けると、この穴からノイズ(雑音)が侵入
するという欠点がある。特に、ガイドバー17の一端1
71側は磁気ヘッド14に近いので、このガイドバー1
7の一端171を固定するための曲げ部201´を形成
するために空けられた切り起こし穴201´aから侵入
するノイズは、磁気ヘッド14に対して悪影響を与える
虞があり、最悪の場合には、磁気ディスクに対するデー
タの読出し/書込み誤りを生じさせることもある。ま
た、ガイドバー17側にリード線15bが設けられてい
るので、逃げ部用のフレーム穴21´から侵入するノイ
ズは、磁気ヘッド14ばかりでなくリード線15bに対
しても悪影響を与える虞がある。さらに、フレーム穴2
1´は比較的大きい穴なので、このフレーム穴21´か
ら埃が侵入してしまう。
の磁気ディスクドライバでは、ガイドバー17の位置決
め部材としてフレーム13に切り起こし穴201´aお
よび202´aを形成した曲げ部201´および202
´を使用し、また、逃げ部としてフレーム13に空けた
フレーム穴21´を使用している。このようにフレーム
13に穴を空けると、この穴からノイズ(雑音)が侵入
するという欠点がある。特に、ガイドバー17の一端1
71側は磁気ヘッド14に近いので、このガイドバー1
7の一端171を固定するための曲げ部201´を形成
するために空けられた切り起こし穴201´aから侵入
するノイズは、磁気ヘッド14に対して悪影響を与える
虞があり、最悪の場合には、磁気ディスクに対するデー
タの読出し/書込み誤りを生じさせることもある。ま
た、ガイドバー17側にリード線15bが設けられてい
るので、逃げ部用のフレーム穴21´から侵入するノイ
ズは、磁気ヘッド14ばかりでなくリード線15bに対
しても悪影響を与える虞がある。さらに、フレーム穴2
1´は比較的大きい穴なので、このフレーム穴21´か
ら埃が侵入してしまう。
【0011】従って本発明の目的は、フレーム表面側へ
のノイズの侵入を軽減できる磁気ディスクドライバを提
供することにある。
のノイズの侵入を軽減できる磁気ディスクドライバを提
供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、フレーム表面側への
埃の侵入を軽減できる磁気ディスクドライバを提供する
ことにある。
埃の侵入を軽減できる磁気ディスクドライバを提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
る磁気ディスクドライバは、フレームと;磁気ディスク
に対してデータの読出し/書込を行う磁気ヘッドと;フ
レームの表面上でフレームから離隔して配置され、磁気
ヘッドを磁気ディスクに対して所定の半径方向に沿って
移動可能に保持するヘッドキャリッジと;フレームの側
壁に固定され、所定の半径方向と平行に延在する駆動軸
を有し、ヘッドキャリッジを所定の半径方向に沿って移
動させる駆動手段と;ヘッドキャリッジを間に挟んで駆
動軸とは反対側でかつ所定の半径方向に対して平行に延
在し、フレームの表面に両端が固定され、ヘッドキャリ
ッジを所定の半径方向に沿って案内するガイドバーと;
フレームの表面に固定され、フレームの表面でガイドバ
ーを挟持するガイドバークランプと;ガイドバーの両端
位置を規制し、ガイドバークランプと協働してガイドバ
ーをフレームの表面に固定する一対の位置決め部材とを
有し、ヘッドキャリッジは当該ヘッドキャリッジ本体を
ガイドバーに沿って摺動可能に支持する支持枠を有する
磁気ディスクドライバにおいて、一対の位置決め部材の
うち、磁気ヘッド側にある位置決め部材は、フレームの
表面に突出した突出部からなることを特徴とする。上記
突出部は、フレームを半抜き加工によりフレームの裏面
側から表面側にしぼり出して突出したしぼり形状の突起
であることが好ましい。
る磁気ディスクドライバは、フレームと;磁気ディスク
に対してデータの読出し/書込を行う磁気ヘッドと;フ
レームの表面上でフレームから離隔して配置され、磁気
ヘッドを磁気ディスクに対して所定の半径方向に沿って
移動可能に保持するヘッドキャリッジと;フレームの側
壁に固定され、所定の半径方向と平行に延在する駆動軸
を有し、ヘッドキャリッジを所定の半径方向に沿って移
動させる駆動手段と;ヘッドキャリッジを間に挟んで駆
動軸とは反対側でかつ所定の半径方向に対して平行に延
在し、フレームの表面に両端が固定され、ヘッドキャリ
ッジを所定の半径方向に沿って案内するガイドバーと;
フレームの表面に固定され、フレームの表面でガイドバ
ーを挟持するガイドバークランプと;ガイドバーの両端
位置を規制し、ガイドバークランプと協働してガイドバ
ーをフレームの表面に固定する一対の位置決め部材とを
有し、ヘッドキャリッジは当該ヘッドキャリッジ本体を
ガイドバーに沿って摺動可能に支持する支持枠を有する
磁気ディスクドライバにおいて、一対の位置決め部材の
うち、磁気ヘッド側にある位置決め部材は、フレームの
表面に突出した突出部からなることを特徴とする。上記
突出部は、フレームを半抜き加工によりフレームの裏面
側から表面側にしぼり出して突出したしぼり形状の突起
であることが好ましい。
【0014】本発明の第2の態様による磁気ディスクド
ライバは、フレームと;磁気ディスクに対してデータの
読出し/書込を行う磁気ヘッドと;フレームの表面上を
フレームから離間して配置され、磁気ヘッドを磁気ディ
スクに対して所定の半径方向に沿って移動可能に保持す
るヘッドキャリッジと;フレームの側壁に固定され、所
定の半径方向と平行に延在する駆動軸を有し、ヘッドキ
ャリッジを所定の半径方向に沿って移動させる駆動手段
と;ヘッドキャリッジを間に挟んで駆動軸とは反対側で
かつ所定の半径方向と平行に延在し、フレームの表面に
両端が固定され、ヘッドキャリッジを半径方向に沿って
案内するガイドバーと;フレームの表面上に固定され、
フレームの表面でガイドバーを挟持するガイドバークラ
ンプと;ガイドバーの両端位置を規制し、ガイドバーク
ランプと協働してガイドバーをフレームの表面に固定す
る一対の位置決め部材とを有し、ヘッドキャリッジはガ
イドバーに沿って摺動可能に当該ヘッドキャリッジ本体
を支持する支持枠を有し、この支持枠はフレームの表面
側へ突出し、かつガイドバーが嵌入されており、フレー
ムは、ガイドバーと対向する位置に、ヘッドキャリッジ
がガイドバーに沿って摺動する際に支持枠が当該フレー
ムと接触しないような逃げ部を有する磁気ディスクドラ
イバにおいて、逃げ部は、フレームの表面側から裏面側
に凹まされた凹部であることを特徴とする。上記凹部は
半抜きにより凹まされていることが望ましい。
ライバは、フレームと;磁気ディスクに対してデータの
読出し/書込を行う磁気ヘッドと;フレームの表面上を
フレームから離間して配置され、磁気ヘッドを磁気ディ
スクに対して所定の半径方向に沿って移動可能に保持す
るヘッドキャリッジと;フレームの側壁に固定され、所
定の半径方向と平行に延在する駆動軸を有し、ヘッドキ
ャリッジを所定の半径方向に沿って移動させる駆動手段
と;ヘッドキャリッジを間に挟んで駆動軸とは反対側で
かつ所定の半径方向と平行に延在し、フレームの表面に
両端が固定され、ヘッドキャリッジを半径方向に沿って
案内するガイドバーと;フレームの表面上に固定され、
フレームの表面でガイドバーを挟持するガイドバークラ
ンプと;ガイドバーの両端位置を規制し、ガイドバーク
ランプと協働してガイドバーをフレームの表面に固定す
る一対の位置決め部材とを有し、ヘッドキャリッジはガ
イドバーに沿って摺動可能に当該ヘッドキャリッジ本体
を支持する支持枠を有し、この支持枠はフレームの表面
側へ突出し、かつガイドバーが嵌入されており、フレー
ムは、ガイドバーと対向する位置に、ヘッドキャリッジ
がガイドバーに沿って摺動する際に支持枠が当該フレー
ムと接触しないような逃げ部を有する磁気ディスクドラ
イバにおいて、逃げ部は、フレームの表面側から裏面側
に凹まされた凹部であることを特徴とする。上記凹部は
半抜きにより凹まされていることが望ましい。
【0015】
【作用】磁気ヘッド側にある位置決め部材としてフレー
ムの表面に突出した突出部を使用しているので、この部
分からのノイズの侵入を防ぐことが出来る。また、逃げ
部としてフレームの表面側から裏面側に凹まされた凹部
を用いたので、この部分からのノイズや埃の侵入を防止
できる。
ムの表面に突出した突出部を使用しているので、この部
分からのノイズの侵入を防ぐことが出来る。また、逃げ
部としてフレームの表面側から裏面側に凹まされた凹部
を用いたので、この部分からのノイズや埃の侵入を防止
できる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0017】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
る磁気ディスクドライバは、一対の位置決め部材と逃げ
部の構造が従来のものと相違している点を除いて、図4
に示したものと同様の構成をする。
る磁気ディスクドライバは、一対の位置決め部材と逃げ
部の構造が従来のものと相違している点を除いて、図4
に示したものと同様の構成をする。
【0018】図2をも参照して、磁気ヘッド側にある位
置決め部材は、フレーム13の表面に突出した突出部2
01からなる。本実施例において、この突出部201
は、フレーム13を半抜きによりフレーム13の裏面側
から表面側にしぼり出して突出したしぼり形状の突起で
ある。
置決め部材は、フレーム13の表面に突出した突出部2
01からなる。本実施例において、この突出部201
は、フレーム13を半抜きによりフレーム13の裏面側
から表面側にしぼり出して突出したしぼり形状の突起で
ある。
【0019】図1に加えて図3をも参照して、逃げ部
は、フレーム13の表面側から裏面側に凹まされた凹部
21である。本実施例において、凹部21は半抜きによ
り凹まされている。
は、フレーム13の表面側から裏面側に凹まされた凹部
21である。本実施例において、凹部21は半抜きによ
り凹まされている。
【0020】このように、磁気ヘッド側にある位置決め
部材として、従来のような切り起こし穴201´aを形
成することのない突出部201を使用しているので、こ
の部分からノイズが侵入することはない。したがって、
磁気ディスクに対するデータの読出し/書込み誤りを削
減することができる。また、逃げ部として、従来のよう
なフレーム穴21´ではなく、凹部21を使用している
ので、この部分からもノイズや埃が侵入することがな
い。したがって、信頼性の高い磁気ディスクドライバを
提供することができる。
部材として、従来のような切り起こし穴201´aを形
成することのない突出部201を使用しているので、こ
の部分からノイズが侵入することはない。したがって、
磁気ディスクに対するデータの読出し/書込み誤りを削
減することができる。また、逃げ部として、従来のよう
なフレーム穴21´ではなく、凹部21を使用している
ので、この部分からもノイズや埃が侵入することがな
い。したがって、信頼性の高い磁気ディスクドライバを
提供することができる。
【0021】尚、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更およ
び変形が可能である。例えば、突出部201や凹部21
を半抜き以外の方法で形成しても良いのは勿論である。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更およ
び変形が可能である。例えば、突出部201や凹部21
を半抜き以外の方法で形成しても良いのは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気ヘッド側にある位置決め部材としてフレームの表面に
突出した突出部を使用しているので、この部分からのノ
イズの侵入を防ぐことが出来る。また、逃げ部としてフ
レームの表面側から裏面側に凹まされた凹部を用いたの
で、この部分からのノイズや埃の侵入を防止できる。
気ヘッド側にある位置決め部材としてフレームの表面に
突出した突出部を使用しているので、この部分からのノ
イズの侵入を防ぐことが出来る。また、逃げ部としてフ
レームの表面側から裏面側に凹まされた凹部を用いたの
で、この部分からのノイズや埃の侵入を防止できる。
【図1】本発明の一実施例による磁気ディスクドライバ
ヘッドのフレームとガイドバーを示す平面図である。
ヘッドのフレームとガイドバーを示す平面図である。
【図2】図1のII−II線で切断して見た断面図である。
【図3】図1のIII −III 線で切断して見た断面図であ
る。
る。
【図4】従来の磁気ディスクドライバヘッドのヘッドキ
ャリッジ周りの構造を示す分解斜視図である。
ャリッジ周りの構造を示す分解斜視図である。
【図5】図4のV −V 線で切断して見た断面図である。
【図6】図4のVI−VI線で切断して見た断面図である。
13 フレーム 17 ガイドバー 201 突出部 21 凹部
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気ディスクを駆動するための磁気ディ
スクドライバであって、該磁気ディスクドライバはフレ
ームと;前記磁気ディスクに対してデータの読出し/書
込を行う磁気ヘッドと;前記フレームの表面上で該フレ
ームから離隔して配置され、前記磁気ヘッドを前記磁気
ディスクに対して所定の半径方向に沿って移動可能に保
持するヘッドキャリッジと;前記フレームの側壁に固定
され、前記所定の半径方向と平行に延在する駆動軸を有
し、前記ヘッドキャリッジを前記所定の半径方向に沿っ
て移動させる駆動手段と;前記ヘッドキャリッジを間に
挟んで前記駆動軸とは反対側でかつ前記所定の半径方向
に対して平行に延在し、前記フレームの表面に両端が固
定され、前記ヘッドキャリッジを前記所定の半径方向に
沿って案内するガイドバーと;前記フレームの表面に固
定され、前記フレームの表面で前記ガイドバーを挟持す
るガイドバークランプと;前記ガイドバーの両端位置を
規制し、前記ガイドバークランプと協働して前記ガイド
バーを前記フレームの表面に固定する一対の位置決め部
材とを有し、前記ヘッドキャリッジは当該ヘッドキャリ
ッジ本体を前記ガイドバーに沿って摺動可能に支持する
支持枠を有する磁気ディスクドライバにおいて、 前記一対の位置決め部材のうち、前記磁気ヘッド側にあ
る位置決め部材は、前記フレームの表面に突出した突出
部からなることを特徴とする磁気ディスクドライバ。 - 【請求項2】 前記突出部は、前記フレームを半抜き加
工により前記フレームの裏面側から表面側にしぼり出し
て突出したしぼり形状の突起である、請求項1記載の磁
気ディスクドライバ。 - 【請求項3】 磁気ディスクを駆動するための磁気ディ
スクドライバであって、該磁気ディスクドライバはフレ
ームと;前記磁気ディスクに対してデータの読出し/書
込を行う磁気ヘッドと;前記フレームの表面上を該フレ
ームから離間して配置され、前記磁気ヘッドを前記磁気
ディスクに対して所定の半径方向に沿って移動可能に保
持するヘッドキャリッジと;前記フレームの側壁に固定
され、前記所定の半径方向と平行に延在する駆動軸を有
し、前記ヘッドキャリッジを前記所定の半径方向に沿っ
て移動させる駆動手段と;前記ヘッドキャリッジを間に
挟んで前記駆動軸とは反対側でかつ前記所定の半径方向
と平行に延在し、前記フレームの表面に両端が固定さ
れ、前記ヘッドキャリッジを半径方向に沿って案内する
ガイドバーと;前記フレームの表面に固定され、前記フ
レームの表面で前記ガイドバーを挟持するガイドバーク
ランプと;前記ガイドバーの両端位置を規制し、前記ガ
イドバークランプと協働して前記ガイドバーを前記フレ
ームの表面に固定する一対の位置決め部材とを有し、前
記ヘッドキャリッジは前記ガイドバーに沿って摺動可能
に当該ヘッドキャリッジ本体を支持する支持枠を有し、
該支持枠は前記フレームの表面側へ突出し、かつ前記ガ
イドバーが嵌入されており、前記フレームは、前記ガイ
ドバーと対向する位置に、前記ヘッドキャリッジが前記
ガイドバーに沿って摺動する際に前記支持枠が当該フレ
ームと接触しないような逃げ部を有する磁気ディスクド
ライバにおいて、 前記逃げ部は、前記フレームの表面側から裏面側に凹ま
された凹部であることを特徴とする磁気ディスクドライ
バ。 - 【請求項4】 前記凹部は半抜きにより凹まされてい
る、請求項3記載の磁気ディスクドライバ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6014353A JPH07226037A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 磁気ディスクドライバ |
US08/313,332 US5481421A (en) | 1994-02-08 | 1994-09-27 | Magnetic disk driver capable of decreasing ingress of noise in a main surface of a main frame |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6014353A JPH07226037A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 磁気ディスクドライバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07226037A true JPH07226037A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11858712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6014353A Pending JPH07226037A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | 磁気ディスクドライバ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5481421A (ja) |
JP (1) | JPH07226037A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7161676B2 (en) * | 2002-06-10 | 2007-01-09 | Dow Global Technologies Inc. | Method for designing a plastic article having a desired appearance |
JP2004234726A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Mitsumi Electric Co Ltd | フレキシブルディスクドライブ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS606938Y2 (ja) * | 1980-08-14 | 1985-03-07 | ソニー株式会社 | 記録再生用デイスクカセツト |
JPS60163275A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気シ−ト装置 |
US4750068A (en) * | 1985-01-31 | 1988-06-07 | Hitachi, Ltd. | Mechanism for moving a magnetic head |
JPH0728622Y2 (ja) * | 1991-05-07 | 1995-06-28 | ティアック株式会社 | ヘッドキャリッジ駆動用ステッピングモータ |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP6014353A patent/JPH07226037A/ja active Pending
- 1994-09-27 US US08/313,332 patent/US5481421A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5481421A (en) | 1996-01-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020710 |