JPH04125947U - 自動車用物入れ - Google Patents

自動車用物入れ

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JPH04125947U
JPH04125947U JP3104091U JP3104091U JPH04125947U JP H04125947 U JPH04125947 U JP H04125947U JP 3104091 U JP3104091 U JP 3104091U JP 3104091 U JP3104091 U JP 3104091U JP H04125947 U JPH04125947 U JP H04125947U
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ball
drawer
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JP3104091U
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斉藤伸好
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株式会社カンセイ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 引き出し箱の円滑なる引き出し押し入れを可
能ならしめると共に、支持枠及び引き出し箱に多少の変
形を生じても、引き出し箱をケース内で確実に保持せし
めることができる自動車用物入れを提供する。 【構成】 引き出し箱27を引き出し可能に保持する支
持枠21の両側内壁面に水平方向に張り出しによるガイ
ドレール25を取付けると共に、その支持枠21内に保
持される引き出し箱27の両側外壁面には、上記ガイド
レールの上面と下面とに当接転動される夫々のボール2
9を保持せしめ、さらに上記引き出し箱の両側外壁面に
は上記ガイドレールと対向かつ平行する水平面を形成
し、この水平面に当接転動されるボール29を上記ガイ
ドレールに保持せしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車に設備されて、前後方向に引き出し可能な小物入れ容器を有 する自動車用物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な自動車には引き出し式の灰皿、あるいは引き出し式の小物入れ容器の 設備がある。
【0003】 例えば図1及び図2はシガライターと一体の引き出し式灰皿構造の従来例を示 すものである。つまり1は灰皿本体であって、この灰皿本体1は、自動車のイン ストルメントパネル2内部に固定されているケース3の内部に出し入れ可能に嵌 合されているものである。さらにこの灰皿本体1は引き出し形状の外箱4とこの 外箱4の内側に嵌合される内箱5とからなっているが、その外箱4の左右両側に は、ケース3の内側面に形成されているガイド段部3−1に当接案内されるソロ バン玉形状の滑車6が軸支されて、その外箱4はケース3より円滑に引き出し、 又は押し入れることができるようになっている。またこの外箱4内部と、内箱5 外部との間に形成されている空間部7はシガーライター8の保持部に形成されて おり、該シガーライター8は内箱5に保持されている。9は外箱4の背面中央部 に支軸10を介して回転自在に支持されているボビンであって、このボビン9に は渦巻き状に巻回されている帯ばね11の内側端が固定されており、この帯ばね 11の外側端11’はケース3の前方開口縁に係止されている。12はケース3 の下面に取付けられているダンパーであって、このダンパー12のダンパー歯車 13は、外箱4の底面外側において、灰皿本体1の引き出し方向と平行方向に形 成されているラック14と噛合されていて、上記灰皿本体1が帯ばね11の復元 力で急激に引き出されようとする力を緩和せしめるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、かかる従来の引き出し式灰皿構造にあっては、外箱4をケース3よ り円滑に引き出させるための手段として、そのケース3の内側面にガイドとなる 傾斜段部3−1を形成し、また外箱4の両側面には、その傾斜段部3−1に受け 止められて転動するソロバン玉形状の滑車6を軸支せしめているものであるが、 この滑車6の斜面と、ケース3に形成されている傾斜段部3−1との当接により 外箱4を引き出し可能に支持する構造では、上記滑車6の位置と、傾斜段部3− 1との位置関係が厳しく、樹脂製である外箱4又はケース3が例えば経時的変形 、あるいは外箱4内への収納物の重量によって、変形を起すことにより、滑車6 の斜面と、傾斜段部3−1との当り面が異って位置ずれが生じて傾斜段部3−1 による滑車の円滑なる受けが困難となって、滑車6が傾斜段部3−1より外れた り、あるいは滑車の円滑なる転動が不能となって外箱4の引き出し操作が困難と なるという不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はかかる従来の不具合に着目してなされたもので、引き出し箱を引き出 し可能に保持する支持枠の両側内壁面に水平方向に張り出しによるガイドレール を取付けると共に、その支持枠内に保持される引き出し箱の両側外壁面には、上 記ガイドレールの上面と下面とに当接転動される夫々のボールを保持せしめ、さ らに上記引き出し箱の両側外壁面には上記ガイドレールと対向かつ平行する水平 面を形成し、この水平面に当接転動されるボールを上記ガイドレールに保持せし めて、それらボールにより引き出し箱の円滑なる引き出し押し入れを可能ならし めると共に、上記支持枠及び引き出し箱に多少の変形を生じても、引き出し箱を ケース内で確実に保持せしめることができる自動車用物入れを提供することにあ る。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0007】 図3乃至図6において、21は平面部22と両側の袖部23を有する引き出し 箱支持枠であって、その袖部23の内側には、水平方向のガイド面24を有する ガイドレール25が取付ねじ26により固定されている。27は上記支持枠21 により引き出し引き入れ可能に保持されている引き出し箱であって、この引き出 し箱27の左右両側壁には、上記ガイドレールのガイド面24と対向する水平壁 28が一体形成されている。そして上記水平面28の奥部すなわち引き出し箱2 7の奥部には、上向きのボール29を保持するボール保持枠30と、下向きのボ ール31を保持するボール保持枠32が取付けられており、その上向きボール2 9は頂部は前記支持枠21の平面部22下面に当接されまた下向きボール31の 下端部はガイドレール24の上面に当接されるように設計されている。また上記 ガイドレール24上面の手前部(前記奥部と反対側)には上向きボール33を保 持するボール保持枠34が取付けられており、この上向きボール33により、前 記引き出し箱27に一体形成されている水平壁28の下面が支持される。
【0008】 本実施例の要旨である支持枠21による引き出し箱の支持構造は上述の如くで あるが、この実施例構造に付随する他の機構の概略を引きつづき述べると、35 は引き出し箱27の下側に位置されている固定下枠であって、この固定下枠35 には、渦巻きばね(図示せず)を収納するケース36と、その渦巻きばねの復元 力で回動するギヤ37を有し、そのギヤ37は、引き出し箱27の底面外側かつ 引き出し方向と平行に形成されたラック38に噛合されていて、渦巻きばねの復 元力で引き出し箱27が押し出されるようになっている。39は上記渦巻きばね の復元力で引き出し箱27が押し出されることを一時的に阻止しているラッチ機 構であって、支持枠21内に位置されている引き出し箱27を押圧することによ り、ラッチ機構が外れて引き出し箱27は渦巻きばねの復元力で押し出される構 造となっている。
【0009】 以上が本実施例の構造であるが、その特長は、引き出し箱27を支持する支持 枠21の左右両側には、平面部22との間に平行に隔設される水平なるガイド面 24を形成し、またこの支持枠21によって引き出し可能に支持される引き出し 箱27の左右両側の外側面には、支持枠21の平面部22とガイド面24の夫々 に当接支持される夫々のボール31及び29を転動自在に保持せしめ、さらに支 持枠22側には引き出し可能な引き出し箱27の水平壁28を、水平動可能に支 持する上向きボール33を転動自在に保持せしめたものであるから、上記支持枠 22に引き出し可能に支持されている引き出し箱27は、3個のボール29,3 1,33によってきわめて円滑な引き出し動作が可能となる。
【0010】 従ってこの実施例によれば、支持枠22及び引き出し箱27に転動可能に保持 させている複数のボール29,31及び33を、その支持枠22及び引き出し箱 27に形成されている水平ガイド面24及び水平壁28に当接支持せしめるもの であるから、各ボールを転動可能に支持しているガイド面24及び水平壁28の ガイド幅をボールの外径と略等しく設定しておけばその支持枠22又は引き出し 箱27に寸法的誤差あるいは経時的変形が生じたとしてもそれらのボールがガイ ド面24及び水平壁28より離脱されることもなく支持枠22による引き出し箱 27の安定した支持と、円滑なる引き出し操作ができる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案は、支持枠21と、この支持枠21によって前後方向に引 き出し可能に支持される引き出し箱27とを有する自動車用物入れにおいて、前 記支持枠21の左右両側内壁面及び引き出し箱27の左右両側外壁面に、水平方 向に支出される所定幅のガイド面24,22及び水平壁28を、それらが互いに 奥行方向に平行するように設け、さらに上記支持枠21には上記水平壁28に当 接されるボール34を、また引き出し箱27には上記ガイド面24及び22に当 接されるボール29,31を転動可能に保持せしめてなる自動車用物入れである から、これによれば、支持枠22及び引き出し箱27に転動可能に保持させてい る複数のボール29,31及び33を、その支持枠22及び引き出し箱27に形 成されている水平ガイド面24及び水平壁28に当接支持せしめるものであるか ら、各ボールを転動可能に支持しているガイド面24及び水平壁28のガイド幅 をボールの外径と略等しく設定しておけばその支持枠22又は引き出し箱27に 寸法的誤差あるいは経時的変形が生じたとしてもそれらのボールがガイド面24 及び水平壁28より離脱されることもなく支持枠22による引き出し箱27の安 定した支持と、円滑なる引き出し操作ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自動車用物入れを示した平断面説明図。
【図2】従来の自動車用物入れを示した縦断面説明図。
【図3】本考案よりなる自動車用物入れの実施例を示し
た平面説明図。
【図4】図3におけるA−A線断面図。
【図5】図4におけるB−B線断面図。
【図6】本実施例よりなる自動車用物入れの底面説明
図。
【図7】本実施例よりなる要部の分解斜視図。
【符号の説明】
21:支持枠 22:平面部 23:袖部 24:ガイド面 25:ガイドレール 26:取付ねじ 27:引き出し箱 28:水平壁 29:ボール 30:ボール保持枠 31:ボール 32:ボール保持枠 33:ボール 34:ボール保持枠 35:固定下枠 36:ケース 37:ギヤ 38:ラック 39:ラッチ機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持枠(21)と、この支持枠(21)
    によって前後方向に引き出し可能に支持される引き出し
    箱(27)とを有する自動車用物入れにおいて、前記支
    持枠(21)の左右両側内壁面及び引き出し箱(27)
    の左右両側外壁面に、水平方向に支出される所定幅のガ
    イド面(24),(22)及び水平壁(28)を、それ
    らが互いに奥行方向に平行するように設け、さらに上記
    支持枠(21)には上記水平壁(28)に当接されるボ
    ール(34)を、また引き出し箱(27)には上記ガイ
    ド面(24)及び(22)に当接されるボール(2
    9),(31)を転動可能に保持せしめてなることを特
    徴とする自動車用物入れ。
JP1991031040U 1991-05-07 1991-05-07 自動車用物入れ Expired - Lifetime JP2565591Y2 (ja)

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Citations (5)

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JPS62183748U (ja) * 1986-05-13 1987-11-21
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JP2565591Y2 (ja) 1998-03-18

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