JPH04125543A - 写真焼付方法 - Google Patents

写真焼付方法

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JPH04125543A
JPH04125543A JP24653990A JP24653990A JPH04125543A JP H04125543 A JPH04125543 A JP H04125543A JP 24653990 A JP24653990 A JP 24653990A JP 24653990 A JP24653990 A JP 24653990A JP H04125543 A JPH04125543 A JP H04125543A
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池上 真平
Takaaki Terashita
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 口産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付方法に係り、特に被写体照明光の光質
によって色再現に偏色が生じないようにした写真焼付方
法に関する。
〔従来の技術および発駄が解決しようとする課題ニー酸
に、フィルム画像を印画紙へ焼付けるときの焼付露光量
は、フィルムが撮影時に被写体から受けた光量によって
決定され、1コマ毎に異っている。色再現性の良好なプ
リントを得るためには、撮影条件に応じた焼付露光量の
補正が必要となる。
二のたt、従来ては、撮影光質や光源光量をフィルム画
面外に記録し、これらの情報に基づし)で焼付露光量を
補正している(特開昭51 117632号公報、特開
昭52−13333号公報)。
しかしながら、背景(例えば、赤いカーテン、青空)か
ろの光の除去を完全に行うことができず、また現像条件
等によって撮影光質情報が変化することがあるため、光
質を正確に推定することができず、被写体照明光の光質
の変化によって色再現性が悪化する、という問題がある
。また、特開昭59−214023号公報および特開昭
64−6933号公報には、シャッタースピード、絞り
、日付、時刻、場所、タイトル、異種光源下での撮影か
否か等のデータをフィルムに記録して焼付露光量決定に
利用することが開示されている。しかしながら、被写体
照明光の光質を推定するアルゴリズムまでは開示されて
いなし)ので光質を正確に推定することができず、上記
と同様の問題が発生する。また、プリンターマンの検定
作業によって被写体照明光の光質を判定することも行わ
れているが、判定精度を向上させるためには長期間の経
験が必要であり、実際には判定が容易なタングステン光
のみを検出しているにすぎない。
上記問題点を解決するた約に本発明者等は、撮影月日時
刻、撮影光量値および撮影時のストロボ使用の有無を示
す情報から被写体照明光の光質を推定して焼付ける写真
焼付方法を既に提案している(特願平1−293650
号)。しかしながら、上記技術では、海外で撮影された
フィルムを日本でプリントする場合等のように、プリン
ト作成場所より遠く離れた場所で撮影されたフィルムの
光質を推定する場合には精度が低下する、とし1う問題
があった。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、遠隔
地で撮影されたフィルムの被写体照明光の光質を正確に
推定し、色再現性の良好なプリントを作成することがで
きる写真焼付方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、撮影月日時刻と撮
影地域とを示す情報および撮影光量値を示す情報の少な
くとも一方と撮影時のストロボ使用の有無を示す情報と
から被写体照明光の光質を推定し、推定した光質に応じ
て焼付露光量を定給でフィルム画像を印画紙に焼付ける
ようにしたものである。
推定する光質は、ストロボ光、低色温度光、蛍光灯光お
よび昼光の少なくとも2つ以上とすることができる。
また、撮影時のストロボ使用の有無の情報から被写体照
明光がストロボ光か否かを推定し、被写体照明光がスト
ロボ光でないと推定された状態で撮影月日時刻と撮影地
域を示す情報とから被写体照明光が低色温度光か否かを
推定し、被写体照明光がストロボ光でないと推定された
状態で撮影光量値を示す情報と画像濃度の特徴量とから
被写体照明光が蛍光灯光か否かを推定することができる
〔作用〕
本発明では、撮影月日時刻と撮影地域を示す情報および
撮影光量値を示す情報の少なくとも一方と撮影時のスト
ロボ使用の有無を示す情報とから被写体照明光の光質を
推定している。ストロボを使用した撮影は平均して全シ
ョツト数の40%にも及ぶので、ストロボ使用の有を示
す情報から全ショツト数の約40%のショットの被写体
照明光の光質を正確に推定することができる。ストロボ
を使用していないときには、撮影月日時刻と撮影地域を
示す情報から撮影地域の季節、撮影時刻等を認識するこ
とができ、晴天であればこれらの情報から被写体照明光
の色温度を正確に推定することができ、従って被写体照
明光の光質を正確に推定することができる。また、スト
ロボを使用していないときの撮影光量値、すなわちLV
値(EV値)を示す情報と、撮影月日時刻と撮影地域を
示す情報から撮影地域の天候、日向、日陰等を判断して
色温度を正確に推定して被写体照明光の光質を推定する
ことができる。また、ストロボを使用していない状態で
は、LV値の大きさと画像性微量とから被写体照明光が
蛍光灯光か否かを推定することができる。
そして、上記のように光質を推定した後に、推定した光
質に応じて焼付露光量を定め、フィルム画像を印画紙に
焼付ける。焼付露光量を定釣る場合には、光質側に焼付
露光量を定めるのがよい。
また、被写体照明光の色温度が変化すると、プリントに
再現される色味は、第2図の破線り上を変化する。第2
図は、RSG、BSY (イエロー) 1.C(シアン
)、M(マゼンタ)軸で表される色座標を示すものであ
る。従って、フィルム画像の画像濃度に基づいて定tだ
焼付露光量を補正してフィルム画像を印画紙に焼付ける
場合には、第2図の破線り上の画像濃度またはこの破線
りを含む所定範囲内(例えば、第2図の斜線領域R1ま
たはR2)の画像濃度、すなわち被写体照明光の色温度
の変化に応じて色再現に偏色が発生する画像濃度、の補
正度合を光質側に変更すれば、被写体照明光の色温度に
対応した色味をプリント上に表現することができる。な
お、このとき被写体照明光の色温度の変化に応じて色再
現に偏色が発生しなし)画像濃度の補正は従来と同様に
行なう。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、撮影月日時刻、撮
影地域、撮影光量値、撮影時のストロボ使用の有無を示
す情報から被写体照明光の光質を推定しているため、如
何なる地域で撮影されたフィルムであっても被写体照明
光の光質を正確に推定することができ、これによって色
再現性の良好なプリントを得ることができる、という効
果が得られる。
口実施例二・ 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
本実施例は、カラー写真焼付装置(プリンタ)に本発明
を適用したものである。第3区に示すように、ネガフィ
ルム20を焼付部に搬送するネガキャリア12の下方に
は、ミラーボックス18およびハロゲンランプを備えた
ランプ/Sウス10が配置されている。ミラーボックス
18とランプハウス10との間には、調光フィルタ60
が配置されている。調光フィルタ60は、置知■ように
Y(イエロー)フィルタ、M(マセンタ)フィルタ及び
C(シアン)フィルタの3つの色フィルタで構成されい
る。
ネガキャリア12の上方には、レンズ22、フラツクン
ヤ゛ンタ24およびカラーペーパ26が用頁こ配置され
ており、ランプ/Xウス10かろ照射されて調光フィル
タ60. ミラーボックス18およびネガフィルム20
を透過した光線がレンズ22によってカラーペーパ26
上に結像するように構成されている。
上記の結像光学系の光軸に対して傾斜した方向でかつネ
ガフィルム20の画像濃度を測光可能な位置に、ネガ画
像を多数個に分割して測光する2次元イメージセンサ3
0が配置されている。
ネガフィルム20のパーフォレーションは省略され、こ
のパーフォレーションが存在してし)だ位置には、第4
図に示すように、ストロボ使用有を示す情報34、LV
値を示す情報35が記録される出共に、写真撮影月日、
時刻を示す撮影時情報36および写真撮影地域を示す撮
影地域情報37が焼付けられている。ストロボ使用有を
示す情報34は、ストロボを使用したときにマーク等に
よって記録され、LV値を示す情報35は撮影時のLV
値がバーコードで記録される。なお、ストロボを使用し
ていないときにはストロボ使用有を示す情報を記録する
位置には何も記録されない。また、撮影時情報36とし
ては、写真撮影月日(年を加えてもよい)および撮影時
刻が使用され、この撮影時情報はカメラの日付、時刻写
し込み機構を利用して写真撮影時に焼付けられる。また
、撮影地域情報37としては、写真撮影を行った地域が
、南半球であるか北半球であるかを識別する地域ニード
SまたはNと高緯度F1中緯度M、低緯度りを識別する
緯度コードHSM、Lが用いられる。なお、撮影地域情
報としてコードSまたはNのみを用いてもよく、国名コ
ードあるい;ま日本国内の地域コードを単独て用□ハて
もよし)。この撮影地域情報;よ、撮影時にフィルムに
焼付けられるが、カメラに切換えスイッチを設けておき
、撮影地域および緯度に応じて切換える二とにより自動
的に焼付けるようにするのがよい。
第4図では情報を英字、数字、バーコード、マークで記
録したが、全部の情報を英字、数字、バーコードまたは
マークのいずれか一種で記録してもよく、また発光ダイ
オード等で表示される光学マークを用いてもよし)。さ
らにまた、フィルム上へ情報を記録する位置は第4図の
位置に限定されることはなく、例えば、フィルム画像コ
マ聞、方のパーフォレーションをなくしこの部分に情報
記録部を設けて、この情報記録部へ記録してもよい。ま
た、従来のパーフォレーションを備えたフィルムを用い
てもよい。
ネガキャリア12の上流側で、フィルムに記録された情
報を読取り可能な位置には、ストロボ使用をを示す情報
34およびLV値情報35を光学的に読取る第1のセン
サ14と、撮影時情報36および撮影地域情報37を光
学的に読取る第2のセンサ16とが配置されている。第
1のセンサ14、第2のセンサ16および2次元イメー
ジセンサ30はマイクロコンピュータで構成された制御
回路28に接続されている。制御回路28には、データ
等を人力するためのキーボード32が接続されている。
また、制御回路28は、調光フィルタ60を制御するよ
うに接続されている。
次に、本実施例の、マイクロコンピュータによる焼付制
御ルーチンについて説明する。
第1図は本実施例の焼付処理ルーチンを示すもので、ス
テップ100において第1のセンサ14、第2のセンサ
16および2次元イメージセンサ30によって検出され
た情報を読み込む。ステップ102においてストロボ使
用有を示す情報34が存在するか否かを判断してストロ
ボの使用があったか否かを判断し、ストロボの使用有の
ときはステップ106へ進み、ストロボ使用態のときは
ステップ104で被写体照明光の色温度の推定、すなわ
ち光質の推定を行った後、ステップ106へ進む。なお
、色温度の推定ルーチンの詳細については後述する。ス
テップ106では推定された光質に応じてカラーコレク
ション値CJ1定数K」等を演算し、ステップ108に
おいて例えば下記(1)式に基づいて露光コントロール
値Ejを演算する。そして、ステップ110において露
光コントロール値EJに基づいて調光フィルタ60を制
御することによって焼付を行う。
βogE」=sj (Cj (dj−dWj)=dwj
)+Kj・・・(1) ただし、 dj=Dj−NDj・・・(2) であり、 j:RSG、Bのいずれかを表す1〜3のいずれかの数 Dj;個々のフィルム画像コマの画像濃度(例えば、全
画面平均濃度) NDj:標準ネガフィルム又は多数のフィルムコマの平
均画像濃度(例えば、平均全 画面濃度) Sjニスロープコントロール値 Cj:カラーコレクション値 KJ:プリンタ、フィルム、印画紙特性に依存する定数 EJ:焼付光量に対応する露光コントロール値である。
また、上記ステップ106の光質に応じたカラーコレク
ションMCj、定数KJ1スロープコントロール値Sj
等は次のように変更される。
■ 相反則不軟特住の変化を補正するためにスロープコ
ントロール値SJを変更する。
■ 色温度の変化による感度バランスを補正するたtに
カラーコレクション値Cj1定数K」を変更する。
■ シーンの相違を補正するために、平均画像濃度ND
jを変更する。
低色温度光、蛍光灯光 ■ 色温度の変化による感度バランスを補正するために
カラーコレクション値Cj1定数KJを変更する。
■ シーンの相違を補正するために、平均画像濃度ND
jを変更する。
また、推定された色温度に基づいて被写体照明光の色温
度の変化によって色味が変化する画像濃度のカラーコレ
クション値Cjを設定する。このカラーコレクション値
CJは、推定された色温度が所定値以下のとき、すなわ
ち被写体が低色温度光(例えば、夕日、タングステン光
等)で照明されているときには、カラーコレクション値
CJによる補正が弱くまたは無補正になるような値に設
定される。すなわち、ロワードコレクションで焼付けら
れるように設定される。例えば、カラーコレクション値
Cj#0.5とすると、カラーフエリアの補正は実行さ
れるが光源色補正がされなくなり、タングステン光は強
L)YR味となって色再現される。また弱いハイコレク
ションの場合、例えばカラーコレクション値Cj=1.
3のときには、カラーフエリア補正が行われず光源色補
正のみが行われるようになり、被写体照明光がタングス
テン光の場合にはタングステン色が残存することになる
。以上のようにカラーコレクション値による補正を弱く
または無補正することにより、被写体照明光の色がプリ
ントに反映され、作画意図に応じたプリントを作成する
ことができる。推定された色温度が高色温度光(例えば
、曇天、日陰等)のときには補正が強くなるように設定
される。
例えば、カラーコレクション値CJを2.0に設定する
と、上記と同様に光源補正のみが行われタングステン光
;ま昼光色にプリントされる。
なお、このとき、被写体照明光の色温度によって色味が
変化しない画像濃度(第2図の斜線部以外の画像濃度)
のカラーコレクンヨンCJはステップ104と同様の値
に設定される。
第5図におヒバてベクトル、へ:ま、カラーコレクショ
ン値C」を小さく (例えば0.5)したときの被写体
照明光の色味を含む画像濃度が露光コントロール値に寄
与する度合を示すものであり、ベクトルA′はカラーコ
レクンヨン値が1より少し大きし)(例えば、1.3)
ときの画像濃度の露光コントロール値への寄与の大きさ
を示すものであり、ベクトルA”はカラーコレクション
値が犬き−(例えば、2.0)のときの画像濃度の露光
コントロール値への寄与の大きさを示すものである。
図から理解されるようにカラーコレクンヨン値が大きく
なるにしたがって画像濃度が平均画像濃度文abに近く
なるように補正される。
以上のように、被写体照明光、すなわち撮影光の光質に
応じて平均画像濃度NDj、スロープコントロール値S
 j、カラーコレクション値C20少なくとも1つ以上
の条件を定めておき、光質j二応じて選択して焼付露光
量を演算する。
次に、ステップ104の色温度推定方法につ′、)て説
明する。まず、第6図および第7図を参照して第1の推
定方法を説明する。この場合には、フィルムの被写体撮
影画面に対応する画面外の位置に被写体露光量と同量ま
たは被写体露光量に対して一定比率の露光量で被写体照
明光を露光して光源色情報としておく。第7図は、画面
外の被写体照明光による露光量濃度(光源色濃度)LD
」と平均画像濃度NDjとの差と画像濃度Jとの関係を
示すものである。第7図から理解されるように、色差L
Dj−NDJと色コとの関係は、被写体照明光の色温度
が低いときには傾きが正の直線已になり、色温度が高い
ときには傾きが負の直線D:=なり、標準色温度のとき
には」軸と平行な直線Cになる。また、被写体照明光が
蛍光灯光の場合には上に凸の曲線Aになる。したがって
、第6図に示す色温度推定ルーチンでは、ステップ12
0で光源色濃度LD5、平均画像濃度NDコ、画像濃度
」を取込み、ステップ122において取り込んだデータ
に基づいて取り込んだデータが直線B〜Dを示すか曲線
Aを示すかを演算によって判定する。次のステップ12
4では、判定結果が直線を示すか否かを判断し、直線で
なし)場合、すなわち曲線の場合にはステップ126に
おpで光質が蛍光灯光であると判断してRAMの所定エ
リ乙こ記憶する。
ステップ124て直線と判断されたときには、ステップ
128およびステップ132て傾きが正か負かまたはO
かを判定し、傾きが正の場合はステップ130て低色温
度光(例えば、色温度が4500に以下の光)と判断し
、傾きが負の場合はステップ136において高色温度光
(例えば、色温度が6000に以上の光)と判断し、傾
きが0の場合にはステップ134において標準光(例え
ば、色温度が4500〜6000にの光)と判断して各
々RAMの所定エリアに記憶する。
第2の色温度推定方法は、画像平均濃度R,G、Bを用
いる方法である。第8図に示すように、色差R−Gを横
軸、色差G−Bを縦軸とすると、第1象限に存在する領
域Pは低色温度光の色差の存在領域であり、第3象限に
存在する領域0は高色温度光の色差の存在領域である。
従って、平均画像濃度の差G−BSR−Gが領域P、Q
のいずれに属するかをや」断ずれば、被写体照明光の色
温度が高いか低いか、すなわち被写体照明光の光質を判
断することができる。
次に色温度推定の第3の方法について説明する。
この方法は、撮影時情報および撮影地域情報を用いるも
のである。この方法を利用する場合には、プリンタに北
半球の各月日における、平均的臼の呂時刻SQ、、平均
的臼の入り時刻SI、l、太陽が高くなるまでの時間X
)I 、南半球の各月日における、日の出時刻SQ、、
日の入り時刻S1.、太陽が高くなるまでの時間X、を
各々初期値として記憶しておく。北半球の時間XXは、
例えば、夏期(6月〜8月)の場合1、冬季(12月〜
2月)の場合3、緯度情報から定まる地域が南部(低緯
度)の場合1、中部(中緯度)の場合2、北部(高緯度
)の場合3に設定され、南半球の場合は夏期(12月〜
2月)の場合1、冬季(6月〜8月)の場合3、地域が
南部(高緯度)の場合3、中部(中緯度′)の場合2、
北部(低緯度)の場合1に設定される。
第9図を参照して色温度推定ルーチンを説明する。ステ
ップ140において撮影時情報36と撮影地域情報37
とを取込むことによって、撮影月日、撮影時刻T、地域
コード、緯度コードを取込み、ステップ138において
地域コードが北半球を示しているか否かを判断する。北
半球の場合にはステップ139において撮影月日に対応
する日の出時刻SQ、、日の入り時刻SINおよび緯度
コードに対応する時間XNを取り込み、ステップ140
において日の出時刻SQN、日の入り時刻SIN、時間
XNを各4日の出時刻SQ、日の入り時刻SI、時間X
に置き換える。一方、南半球と判断された時は撮影月日
に対応する日の出時刻SQs、日の入り時刻SIsおよ
び緯度コードに対応する時間X、を取込み、ステップ1
42においてこれらを上記と同様にSQ、Sl、Xに置
換える。ステップ144では、撮影時刻Tと日の出から
時間X経過した時刻5Q−i−Xとを比較し、ステップ
146において撮影時刻Tと日の入りよりX時間前の時
刻s r−xとを比較する。5Q−X≦T≦S I −
Xのときは被写体照明光が昼光であると判断し、ステッ
プ148で昼光である旨をRAMに記憶し、ステップ1
50において上記で説明した色温度推定方法等を用いて
色温度を推定する。
T<5Q−Xのときは、ステップ152およびステップ
154において撮影時刻Tと、日の81時間前の時刻5
Q−1,Q、日の出より0.5時間前の時刻5Q−0,
5とを比較する。T<SQl、0のときは夜間と判断し
てステップ150へ進む。また、5Q−1,0≦T<5
Q−0,5のときは、日の出前30分から1時間前であ
るた約ステップ158で色温度が高い、すなわち被写体
照明光が高色温度光であると判断する。また5Q−X<
T≦5Q−0,5のときは巳の出30分前から太陽が高
くなるまでの時間であるためステップ156において色
温度が低い、すなわち被写体照明光が低色温度光である
と判断する。
T>S I −Xのときは上記と同様に日の入りから0
.5時間経過した時刻5l−1−0,5と日の入りから
1時間経過した時刻SI+1.0と撮影時刻Tとを各々
比較する。そして、撮影時刻Tが日の入りから1.0時
間を越えて経過していれば夜間と判断してステップ15
0へ進み、日の入り後0.5時間から1時間経過するま
での時刻では色温度が高ヒバ(高色温度光)と判断しス
テップ166へ進み、5l−X<T≦SI+0.5のと
きは色温度が低い(低色温度光)と判断してステップ1
64へ進み、各々の色温度をRAMに記憶する。
なお、上記では撮影地域を示す情報として南半球か北半
球かを示す情報および緯度情報を用いたが、南半球か北
半球かを示す情報のみ用いてもよく、国名コードと緯度
情報とを用いてもよい。また、特定国でのみ使用される
場合にはその画の地域コードを用いてもよい。すなわち
、要するにカメラが地球上のどの地点で使用されたかを
示す情報をフィルムに記録しておけばよい。
次に色温度推定の第4の方法について第10図を参照し
て説明する。この方法は、L V値<EV値)、すなわ
ち撮影時の光景値を用し)るもので、通常、低色温度光
は明るくなく、LV値が小さし)ことを利用してイエロ
ーのハックと低色温度光とを区別するものである。ステ
ップ170でLV値が所定値以上か否かを判断し、LV
値が所定値以上のときには色温度が高い(高色温度光)
と判断してステップ172においてRAMに記憶する。
また、LV値が所定値未満のときには、上記で説明した
他の方法で色温度を推定する。
次に色温度(光質)推定の第5の方法を第11図に基づ
いて説明する。ステップ180てLV値が所定値(例え
ば、4)未満か否か判断し、LV値が所定値以下のとき
はステップ182で画像特徴量、例えば、G濃度を演算
する。次のステップ184てはc4度からG味か否かを
判断し、G味のときは蛍光灯光と判断してRAMに記憶
する。
一方、LV値が所定値以上のとき、G味てないときはス
テップ186において上記で説明した他の方法で色温度
を推定する。
上記の第2の方法と第4の方法とを紹み合わせるかまた
は第2、第3および第4の方法を組み合わせるがまたは
第1、第2、第3および第4の方法を組み合わせること
によってタングステン光または蛍光灯光か否かあるし)
はそれ以外の色温度かを精度よく推定する。
なお、上記ではストロボ使用有を示す情報、撮影時情報
等をフィルムに記録する例につし)で表明したが、フィ
ルムに連結した磁気証録部又はフィルムに磁気カード、
ICカード、IC等の記憶手段を付随させてこの記憶手
段に言己憶するようにしてもよし)。また、磁気テープ
をフィルムに貼着してもよく、フィルムに透明磁気塗料
を塗布してこれちの磁気材料部分に記憶してもよし)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の焼付処理ルーチンを示す流れ
図、第2図は被写体照閂光の色温度の変動によって生ず
る色再現の偏色方向を示す線区、第3図;よ本発明が適
用可能なカラー自動焼付装置の概略図、第4国は作画情
報、撮影時情報等を記憶したフィルムの平面図、第5図
はカラーコレクション値を変更したときの画像データの
寄与度合を説明するための線図、第6図(ま色温度を推
定する第1の方法のルーチンを示す流れ図、第7図はこ
の第1の方法を説明するための線図、第8図は色温度推
定の第2の方法を説明するた約の線図、第9図は色温度
推定の第3の方法のルーチンを示す流れ図、第10図は
色温度推定の第4の方法のルーチンを示す流れ図、第1
1図は色温度推定の第5の方法のルーチンを示す流れ図
、である。 20・・・ネガフィルム、 26・・・印画紙、 30・・・イメージセンサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影月日時刻と撮影地域とを示す情報および撮影
    光量値を示す情報の少なくとも一方と撮影時のストロボ
    使用の有無を示す情報とから被写体照明光の光質を推定
    し、推定した光質に応じて焼付露光量を定めてフィルム
    画像を印画紙に焼付ける写真焼付方法。
  2. (2)撮影時のストロボ使用の有無の情報から被写体照
    明光がストロボ光か否かを推定し、被写体照明光がスト
    ロボ光でないと推定された状態で撮影月日時刻と撮影地
    域を示す情報から被写体照明光が低色温度光か否かを推
    定し、被写体照明光がストロボ光でないと推定された状
    態で撮影光量値を示す情報と画像濃度の特徴量とから被
    写体照明光が蛍光灯光か否かを推定し、推定した光質に
    応じて焼付露光量を定めてフィルム画像を印画紙に焼付
    ける写真焼付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01280733A (ja) * 1988-05-07 1989-11-10 Nikon Corp カメラ

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