JP2528186B2 - 写真焼付方法および装置 - Google Patents

写真焼付方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付方法および装置に係り、特にフイル
ム画像の画像濃度に基づいて自動的に焼付光量を決定し
てフイルム画像を印画紙に焼付ける写真焼付方法および
装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
カラーネガは画面全体としてB(青)、G(緑)、R
(赤)3色光を透過させるが、これらの3色成分の透過
割合は一般的に略等しいか、一定の割合であることが経
験則上知られている。このため、自動プリンタでは次の
式に基づいて焼付光量(露光量)を決定している。
logFj=Kj+Dj …(1) ただし、logFは焼付光量の対数、Kは定数、Dは測光
系で測定したネガの画像濃度、例えば一般的には積算透
過濃度(LATD)、jはB、G、Rのいずれの色光であ
る。
しかしながら、上記(1)式に基づいて自動プリンタ
で焼付光量を制御すると、グレーの被写体を撮影した露
光不足ネガからのプリントは適正ネガからのプリントに
比較して全体的に濃度が高く、露光過渡ネガからのプリ
ントは濃度が低くなる。このため、スロープコントロー
ルによって(1)式のDjを補正して露光量を決定してい
る。一方、上記のようにスロープコントロール機能を備
えた自動プリンタにおいてもデイライトと著しく異った
光源(蛍光ランプ、タングステンランプ等)で撮影した
ネガ(異種光源ネガ)、カラーフエリアのあるネガ等で
は、カラーバランスの不正な不良プリントが生じ易い。
このため、(1)式のDiを更に補正(カラーコレクシヨ
ン)して露光量を決定している。このとき、標準補正
(ノーマルコレクシヨン)に対して過大な補正をハイコ
レクシヨン、過小な補正をロワードコレクシヨンとい
う。
しかしながら、ネガには標準ネガ(フイルム製造から
写真撮影まで3〜9カ月程度でかつ写真撮影からフイル
ム現像まで1〜2週間程度のネガ)の他に著しく経時変
化したネガがある。第3図はある焼付光量に対するプリ
ント濃度の変化ΔDをフイルム製造からの時間経過に対
して示したものであり、時間が経過するとフイルム特性
が変化しプリント濃度の変化が大きくなる。このため、
従来では標準ネガと著しく経時変化したネガとを平均し
て上記のカラーコレクシヨンの補正の度合を決定してい
る。従って、標準ネガに対しては補正の度合が強くなっ
てカラーフエリアや濃度フエリアが発生し易く、著しく
経時変化したネガに対しては補正の度合が弱くなり、全
てのネガに対して最適焼付光量を決定するのが困難であ
る、という問題があった。
また、フイルム製造時にフイルムの撮影領域部外に基
準濃度を焼付けておき、プリント時にこの基準濃度を読
み取ってフイルムの特性を判断し、これに基づいてプリ
ントする方法が知られている。しかし、フイルム製造時
から現像までの間に潜像退行の進行があり、フイルム特
性を精度よく求めることができない、という問題があ
る。更に、写真撮影時に基準濃度や光源情報を焼付けて
おき、プリント時にこれらを読み取ってフイルム特性を
判断することも行なわれている(特開昭51−117632号、
特開昭52−13333号、特開昭59−214023号)が、写真撮
影からフイルム現像までの潜像退行によって上記と同様
にフイルム特性を精度よく求めることができない、とい
う問題がある。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、フ
イルム製造から写真撮影までのフイルム特性の変化、写
真撮影からフイルム現像までのフイルム特性の変化等を
焼付光量に反映させて全てのネガに対して最適な焼付光
量を決定して焼付けることができる、写真焼付方法およ
び装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の写真焼付方法は、
フイルム画像の画像濃度に基づいて定まる焼付光量を補
正してフイルム画像を印画紙に焼付ける写真焼付方法に
おいて、フイルム製造から写真撮影までの期間および写
真撮影からフイルム現像までの期間の少なくとも一方の
期間の長さに応じて補正する度合を変更したことを特徴
とする。
この写真焼付方法では、標準フイルムの補正を基準と
して、フイルム製造から写真撮影までの期間および写真
撮影からフイルム現像までの期間の少なくとも一方の期
間が長くなるに従って補正する度合を強くすることがで
きる。
また、本発明の写真焼付装置は、フイルム製造年月日
および写真撮影年月日を示す情報を備えたフイルムの画
像を印画紙に焼付ける写真焼付装置において、前記情報
を読取る読取手段と、読取った情報とフイルム現像年月
日を示す情報とに基づいてフイルム製造から写真撮影ま
での期間および写真撮影からフイルム現像までの期間を
演算する期間演算手段と、フイルム画像の画像濃度を測
定する測定手段と、画像濃度をフイルム製造から写真撮
影までの期間および写真撮影からフイルム現像までの期
間の少なくとも一方の期間の長さに応じた度合で補正す
ることにより焼付光量を演算する焼付光量演算手段と、
を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の写真焼付方法では、フイルム製造から写真撮
影までの期間および写真撮影からフイルム現像までの期
間の少なくとも一方の期間の長さに応じて、フイルム画
像の画像濃度に基づいて定まる焼付光量を補正する度合
を変更して、フイルム画像を印画紙に焼付ける。これに
より、時間経過によるフイルム特性変化の程度に応じて
焼付光量を補正することができるため、フイルム特性の
経時変化の程度に拘らず最適な焼付光量を決定して焼付
けることができる。
焼付光量を補正するにあたって、標準フイルムの補正
を基準として、フイルム製造から写真撮影までの期間お
よび写真撮影からフイルム現像までの期間の少なくとも
一方の期間が長くなるに従って補正する度合を強くする
ことができる。また、逆に、経時変化したフイルムの特
性を基準として上記一方の期間が短くなるに従って補正
の度合を弱くしてもよい。
本発明の写真焼付装置では、読取手段は、フイルムに
備えられたフイルム製造年月日および写真撮影年月日を
示す情報を読取る。フイルムにフイルム製造年月日およ
び写真撮影年月日を示す情報を備えさせるには、フイル
ムにフイルム製造年月日および写真撮影年月日を示す情
報を記録するか、フイルム又はフイルムケースに記憶手
段を付随させてこの記憶手段にフイルム製造年月日およ
び写真撮影年月日を示す情報を記憶させればよい。上記
2つの年月日は年月までの情報であってもよい。
期間演算手段は、読取手段で読取った情報とフイルム
現像年月日を示す情報とに基づいてフイルム製造から写
真撮影までの期間および写真撮影からフイルム現像まで
の期間を演算する。フイルム現像年月日を示す情報は、
期間演算手段にキーボード等から手入力してもよく、フ
イルムに記録するかまたは記憶手段に記憶しておいて読
取手段で読取るようにしてもよい。フイルム現像を示す
情報の手入力は同時プリントの場合に適しており、この
情報の読取りは再プリントの場合に適している。
測定手段はフイルム画像の画像濃度を測定し、焼付光
量演算手段は画像濃度をフイルム製造から写真撮影まで
の期間および写真撮影からフイルム現像までの期間の少
なくとも一方の期間の長さに応じた度合で補正して焼付
光量を演算する。この補正は、写真焼付方法で説明した
方法を使用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、フイルム特性の
経時変化を焼付光量に精度よく反映させることができる
ため、全てのフイルムに対して焼付光量を最適に定める
ことができる、という効果が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。本実施例は、カラー写真焼付装置に本発明を適用し
たものである。カラー写真焼付装置は、第2図に示すよ
うに、ネガフイルム20を焼付部に搬送するネガキヤリア
12の下方には、ミラーボツクス18およびハロゲンランプ
を備えたランプハウス10が配置されている。ミラーボツ
クス18とランプハウス10との間には、調光フイルタ60が
配置されている。調光フイルタ60は、周知のようにY
(イエロ)フイルタ、M(マゼンタ)フイルタ及びC
(シアン)フイルタの3つのカツトフイルタで構成され
いる。
ネガキヤリア12の上方には、レンズ22、ブラツクシヤ
ツタ24およびカラーペーパ26が順に配置されており、ラ
ンプハウス10から照射されて調光フイルタ60、ミラーボ
ツクス18およびネガフイルム20を透過した光線がレンズ
22によってカラーペーパ26上に結像するように構成され
ている。
上記の結像光学系の光軸に対して傾斜した方向でかつ
ネガフイルム20の画像濃度を測光可能な位置に、ネガ画
像を多数個に分割して測光する2次元イメージセンサ30
が配置されている。
ネガフイルム20には、第4図に示すように、フイルム
製造年月日を示す情報がバーコード34で記録されると共
に、写真撮影年月日を示す情報が数字36によって焼付け
られている。フイルム製造年月日を示す情報はフイルム
製造時に焼付ければよく、写真撮影年月日を示す情報は
カメラの日付写し込み機械を利用して写真撮影時に焼付
ければよい。なお、フイルム製造年月日を示す情報は、
1本のフイルムの適当な1箇所に記録しておけば足りる
が、第4図に示すように、各コマに対応して記録してお
くことによりピースネガに切断された場合にも容易に読
取ることが可能になる。また、写真撮影年月日を示す情
報は、撮影年月日が各コマで異る場合が多いから、各コ
マ毎に記録するのがよい。
第4図は写真撮影年月日を示す情報を数字36とした
が、バーコードで記録してもよい。またフイルム製造年
月日、写真撮影年月日の情報はバーコードの他に発光ダ
イオード等で表示される光学マークを用いてもよい。さ
らにまた、フイルム上へ情報を記録する位置は第4図に
限定されることなく、例えば、フイルム画像コマ間、一
方のパーフオレーシヨンをなくし、情報記録部を設け
て、その部分へ記録してもよい。
ネガキヤリア12の上流側で、フイルムに記録された情
報を読取り可能な位置には、フイルム製造年月日を示す
情報を光学的に読取る第1のセンサ14と、写真撮影年月
日を示す情報を光学的に読取る第2のセンサ16とが配置
されている。第1のセンサ14、第2のセンサ16および2
次元イメージセンサ30はマイクロコンピユータで構成さ
れて制御回路28に接続されている。制御回路28には、デ
ータ等を入力するためのキーボード32が接続されてい
る。また、制御回路28は、調光フイルタ60を制御するよ
うに接続されている。
次に、第1実施例の、マイクロコンピユータによる焼
付制御ルーチンについて説明する。本実施例では、以下
の式に従って調光フイルタを制御することによって焼付
けを行う。
logEj=Sj・Cj(dj−dwj) +dwj+Kj …(2) ただし、 dj=Dj−NDj …(3) であり、 j:R、G、Bのいずれかを表す1〜3のいずれかの数 Dj:個々のフイルム画像コマの画像濃度(例えば、全画
面平均濃度) NDj:標準ネガフイルム又は多数のフイルムコマの平均画
像濃度(例えば、平均全画面濃度) Sj:スロープコントロール値 Cj:カラーコレクシヨン値 Kj:プリンタ、フイルム、印画紙特性に依存する定数 Ej:焼付光量に対応する露光コントロール値 である。
上記(2)式では、標準ネガフイルム又は多数のフイ
ルムコマの平均画像濃度NDjを用いて露光コントルール
値Ejを求めているため、標準ネガフイルムのカラーコレ
クシヨン値を小さくして標準ネガフイルムの補正の度合
を小さくすることができる。これによって、標準ネガフ
イルムのカラーフエリアの発生を防止することができ
る。
第1図は本実施例の制御ルーチンを示すもので、ステ
ツプ100において第1のセンサ14及び第2のセンサ16に
よって、フイルム製造年月日を示す情報34及び写真撮影
年月日を示す情報36を読取る。ネガフイルム20は第2図
の矢印A方向に搬送されセンサ14、16はネガキヤリア12
の上流側に配置されているため、フイルムが焼付位置に
停止される前にフイルム製造年月日及び写真撮影年月日
を示す情報が読取られることになる。同時プリントを行
う場合にはキーボード32を操作してフイルム現像年月日
を示す情報を予め入力しておく。なお、このフイルム現
像年月日を示す情報は、フイルム現像時にネガフイルム
20に記録させておいてもよい。
また、ネガフイルムに磁気テープやIC等の記憶手段を
接続し、この記憶手段にフイルム製造年月日を示す情
報、写真撮影年月日を示す情報及びフイルム現像年月日
を示す情報を記憶するようにしてもよい。また、通常、
フイルムにはフイルム製造年月日を示す情報がDXコード
で予め記憶されているので、撮影写真年月日を示す情報
及びフイルム現像年月日を示す情報のみを記憶手段に記
憶するようにしてもよい。記憶手段を用いる場合には、
光学的センサに代えて磁気的手段等によって情報を読取
る装置を設ける必要がある。
次のステツプ102では、センサによって読取られた情
報及びキーボード等から入力された情報に基づいて、フ
イルム製造年月日から写真撮影年月日までの経過日数
(第1の経過日数)及び写真撮影年月日からフイルム現
像年月日までの経過日数(第2の経過日数)を演算す
る。次のステツプ104では予めマイクロコンピユータのR
OMに記憶されている、経過日数に対応するカラーコレク
シヨン値Cjのテーブルから第1の経過日数及び第2の経
過日数に対応するカラーコレクシヨン値Cjを補間法によ
り演算する。カラーコレクシヨンCjのテーブルには、第
5図に示すように、第1の経過日数に対応するカラーコ
レクシヨンを示す直線CAと第2の経過日数に対応するカ
ラーコレクシヨンを示す直線CBとが設けられている。な
お、このテーブルでは、経過日数0のとき、標準ネガフ
イルムのカラーコレクシヨン値(Cj=1.0)になる。こ
こで、直線CBの傾きが直線CAの傾きより大きいのは、写
真撮影からフイルム現像までの期間は撮影された潜像の
退行があり、潜像がない場合に比較して補正の度合を強
くする必要があるからである。そして、直線CAから求め
たカラーコレクシヨン及び直線CDから求めたカラーコレ
クシヨンを加算した値、いずれか一方の値または両方の
相加平均値を上記(2)式のカラーコレクシヨンCjとす
る。次のステツプ106では、上記(2)式に従って露光
コントロール値Ejを演算し、ステツプ108において調光
フイルタを制御することによって焼付を行う。なお、
(2)式のDjは2次元イメージセンサ30の測光値によっ
て求められる。
次の本発明の第2実施例を説明する。本実施例では、
以下の式に従って焼付光量に対応する露光コントロール
値Ejを演算する。
logEj=Sj{α・Dj+ (1−α)ADj−NDj} +Kj …(5) ただし、αは重み係数、ADjは多数コマの平均濃度で
ある。
本実施例の制御ルーチンは第1図と略同様であるので
図示を省略するが、第1図のステツプ104で第6図に示
したテーブルから経過日数に対応する重み係数αを演算
し、ステツプ106で上記(5)式に従って露光コントロ
ール値Ejを演算する。第6図の重み係数αのテーブルに
は、第1の経過日数に対応する重み係数を示す折線αA
と第2の経過日数に対応する重み係数を示す直線αBと
が設けられている。なお、経過日数が0のとき、標準ネ
ガフイルムの重み係数になる。そして、上記テーブルか
ら求めた重み係数のいずれか一方、両者の和または相加
平均値を(5)式に代入して露光コントロール値を演算
する。この実施例では、重み係数αが大きくなるにした
がってコレクシヨンの度合が大きくなる。
上記各実施例では、プリンタ、フイルム、印画紙特性
に依存する係数Kjを以下の(6)式にしたがって求め、
経過日数に応じて補正の度合を変更するようにしてもよ
い。
Kj=K1j+K2j …(6) なお、K1jはプリンタ、フイルム、印画紙特性に依存
する定数、K2jは経時変化に対応する補正量である。
この補正量K2jは、第1の経過日数に対応する第1の
補正量と第2の経過日数に対応する第2の補正量とを上
記と同様にテーブルで定めておき、第1の補正量と第2
の補正量の和、第1の補正量と第2の補正量とのいずれ
か一方、第1の補正量と第2の補正量との相加平均値の
いずれかを用いて補正することができる。
なお、上記ではカラーコレクシヨン係数、重み係数を
連続的に変化する量で表したが、離散的に変化する量で
あってもよい。また補正の度合を変更する値としてカラ
ーコレクシヨン係数、重み係数の他に、第(1)式、第
(5)式の補正値Kj、スロープコントロール値Sjであっ
てもよい。
次に本発明の第3実施例を第7図を参照して説明す
る。本実施例は、上記(2)、(5)式のいずれも使用
することができる。従って、カラーコレクシヨン及び重
み係数を補正係数として説明する。なお、第7図におい
て第1図と対応する部分には同一符号を付して説明を省
略する。本実施例は季節に応じて補正の度合を更に変更
したものである。ステツプ114では第1の経過日数及び
第2の経過日数に対応する補正係数を各々演算する。ス
テツプ116ではフイルム製造から写真撮影までの季節、
写真撮影からフイルム現像までの季節を判断する。ステ
ツプ116で判断された季節が夏期(例えば6〜9月)の
ときはステツプ120においてステツプ114で演算した補正
係数に第1の所定値(例えば2.0)を乗算する。また、
ステツプ116で判断された季節が冬期(例えば、12〜3
月)のときはステツプ118において補正係数にステツプ1
20の第1の所定値より小さい第2の所定値(例えば0.
5)を乗算する。その他の季節のときはそのままステツ
プ122に進む。ステツプ122では、上記のように所定値が
乗算された第1の経過日数に対応する補正値と第2の経
過日数に対応する補正係数との和、相加平均値等を演算
することにより上記の(5)、(6)式に用いる補正値
を演算する。なお、夏期に撮影したフイルムを冬期に現
像するような場合には、第1の経過日数に対応する補正
係数に第1の所定値が乗算され、第2の経過日数に対応
する補正係数に第2の所定値が乗算されることになる。
また、夏期の所定値を大きくしたのは、冬期よりも温度
が高いことから特性変化が大きいからである。
なお、上記では季節に応じて補正係数を変更したが、
撮影時期、すなわち季節に応じて露光コントロール値演
算式を定めておいて焼付光量を制御してもよい。このよ
うにすることにより、雪景色のように低コントラストの
ネガの露光精度を上げることができる。また、多数コマ
の測光データの加算または平均値を用いるプリント方式
の場合には、経過日数の大きいフイルムまたはコマはデ
ータとして用いることを中止するかまたは一部のみを使
用するようにするのがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の焼付制御ルーチンを示す
流れ図、第2図は本発明が適用可能な自動カラープリン
タの概略図、第3図は経時変化に対応する濃度変化を示
す線図、第4図はフイルム製造年月日及び写真撮影年月
日を示す情報が記録されたフイルムの平面図、第5図は
経過日数に対応するカラーコレクシヨンのテーブルを示
す線図、第6図は経過日数に対応する重み係数のテーブ
ルを示す線図、第7図は本発明の第2実施例の制御ルー
チンを示す流れ図である。 20……ネガフイルム、 26……印画紙、 30……イメージセンサ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルム画像の画像濃度に基づいて定めた
    焼付光量を補正してフイルム画像を印画紙に焼付ける写
    真焼付方法において、フイルム製造から写真撮影までの
    期間および写真撮影からフイルム現像までの期間の少な
    くとも一方の期間の長さに応じて補正する度合を変更し
    たことを特徴とする写真焼付方法。
  2. 【請求項2】標準フイルムの補正を基準として、フイル
    ム製造から写真撮影までの期間および写真撮影からフイ
    ルム現像までの期間の少なくとも一方の期間が長くなる
    に従って補正する度合を強くした請求項(1)記載の写
    真焼付方法。
  3. 【請求項3】フイルム製造年月日および写真撮影年月日
    を示す情報を備えたフイルムの画像を印画紙に焼付ける
    写真焼付装置において、 前記情報を読取る読取手段と、 読取った情報とフイルム現像年月日を示す情報とに基づ
    いてフイルム製造から写真撮影までの期間および写真撮
    影からフイルム現像までの期間を演算する期間演算手段
    と、 フイルム画像の画像濃度を測定する測定手段と、 画像濃度をフイルム製造から写真撮影までの期間および
    写真撮影からフイルム現像までの期間の少なくとも一方
    の期間の長さに応じた度合で補正することにより焼付光
    量を演算する焼付光量演算手段と、 を設けたことを特徴とする写真焼付装置。
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