JPH04124048U - 穀粒回収装置 - Google Patents

穀粒回収装置

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JPH04124048U
JPH04124048U JP2679291U JP2679291U JPH04124048U JP H04124048 U JPH04124048 U JP H04124048U JP 2679291 U JP2679291 U JP 2679291U JP 2679291 U JP2679291 U JP 2679291U JP H04124048 U JPH04124048 U JP H04124048U
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JP
Japan
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grain
tank
grain tank
opening
inspection window
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Pending
Application number
JP2679291U
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English (en)
Inventor
太 池田
博久 吉田
珠喜 中
和嘉 平田
亮二 水野
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グレンタンク上面の内部点検用の開閉蓋を開
いたとき、揚穀装置から飛散されて来る穀粒が外部に飛
び出すことを阻止する。 【構成】 脱穀装置の穀粒を揚穀装置8を介してグレン
タンク7に、その上部側面から飛散供給し、そのグレン
タンク7の上面に、揺動自在な開閉蓋9付の点検窓10
を設けてある穀粒回収装置において、前記グレンタンク
7の内部に、開閉蓋9の開放に連動して、前記揚穀装置
8から点検窓10への穀粒飛散経路を遮断する姿勢に切
換えられる遮断板11を配設してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脱穀装置の穀粒を揚穀装置を介してグレンタンクに、その上部側面 から飛散供給し、そのグレンタンクの上面に、揺動自在な開閉蓋付の点検窓を設 けてある穀粒回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記穀粒回収装置においては、収穫作業中に、グレンタンク上面の点検窓を覗 いて穀粒の貯留具合や籾の仕上がり状態をチェックすることとなるが、開閉蓋を 開けると、揚穀装置から飛散してくる穀粒が外部に飛び出す為、従来は、点検の 際に、脱穀クラッチを切って作業を一時的に中断して点検を行うものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、脱穀クラッチを切って作業を一時的に中断して内部点検を行う場 合には、作業能率が低下する不都合がある。
【0004】 本考案は、簡単な構造改良により上記欠点を解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、前記グレンタンクの内部に、開 閉蓋の開放に連動して、前記揚穀装置から点検窓への穀粒飛散経路を遮断する姿 勢に切換えられる遮断板を配設した点にあり、その作用、効果は次の通りである 。
【0006】
【作用】
図1に示すように、グレンタンク上面の開閉蓋9を開けると、開閉蓋9に連設 の遮断板11が、揚穀装置8から点検窓10に至る穀粒飛散経路に突入し、揚穀 装置8から点検窓10に向けて飛散される穀粒は、前記遮断板11に衝突して、 外部に飛散されることが抑制される。
【0007】
【考案の効果】
上記構成の結果、グレンタンクの内部に、開閉蓋に連動の経路遮断板を設ける といった簡単な構造改良によって、揚穀装置の放出状態を停めなくとも点検時の 穀粒の飛び出しを抑制し得る。
【0008】
【実施例】
図6に示すように、機体の前部に、穀稈引起し装置1、刈取装置2、刈取り穀 稈搬送装置3を備えた刈取前処理装置4と、操縦部5を並設し、機体の後部に、 脱穀装置6とグレンタンク7とを並設してコンバインを構成してある。
【0009】 図5に示すように、前記脱穀装置6の穀粒は、揚穀装置8の螺旋翼8aを介し て揚上搬送された後、上端の回転叩き翼8bによってグレンタンク7に拡散放出 されるようになっている。
【0010】 前記グレンタンク7の上面には、図1に示すように、揺動自在な開閉蓋9を備 えた内部点検用の点検窓10を設けてあり、その開閉蓋9の内面には、蓋9の開 放に伴って前記揚穀装置8から点検窓10に至る穀粒飛散経路を遮断する遮断板 11を連設してあり、蓋9の開放に伴って穀粒が点検窓10から飛び出すことを 抑制すべく構成してある。
【0011】 図5に示すように、前記グレンタンク7の一側面に、横外側方に張出す張出姿 勢とグレンタンク側に引退する引退姿勢差に切換え可能な貯留容量増大用の補助 タンク13を設けてある。
【0012】 図4に示すように、前記補助タンク13は、ワイパーモータ14からチェーン 伝動装置15を介して補助タンク13の側壁上端縁部に設けたラック板16に係 合のギア17を正逆転駆動することによって張出姿勢と格納姿勢とに切換えられ るようになっている。そして、補助タンク13の両側壁13aが繊維布よりなっ ており、そして、天板13bが中間部で二つ折り可能になっており、グレンタン ク内にコンパクトに格納されるようになっている。
【0013】 そして、図2に示す如く、前記チェーン伝動装置15の従動スプロケット15 aと、ラック板16に係合のギア17とを装着した回転軸18は、前記従動スプ ロケット15aと前記ギア17との間で分割されており、両回転軸18a,18 b同士はスプラインを介して嵌合連結されており、両軸18a,18bを貫通す る従動スプロケット18aの抜け止めピン19を引き抜いて、両軸18a,18 bの嵌合を離脱することによって、ワイパーモータ14が故障したとき補助タン ク13を手動で開閉できるようになっている。
【0014】 図3に示すように、グレンタンク底部の穀粒排出用スクリュー7Aの回転軸7 aを若干湾曲させてあり、回転に伴う振動を利用して補助タンク13内面に付着 の穀粒を落下させるべく構成してある。
【0015】 図5に示すように、前記穀粒排出用スクリュー7Aの上部には、穀粒圧逃がし 用の案内板20を設けてあり、スクリュー7Aの回転方向の関係で脱穀装置側の 穀粒が早く減じる為、山型案内板20の一方の傾斜案内板から補助タンク側に向 けて連設板20aを設けて左右均一に減るようにしてある。
【0016】 尚、上記実施例においては、遮断板を、開閉蓋の内面に付設したものを例示し たが、別体にして、それをロッドやリンク等の連係機構を介して開閉蓋と連動す るようにしてもよい。
【0017】 又、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置上部の断面図
【図2】伝動軸の断面図
【図3】タンク底部の断面図
【図4】グレンタンクの一部破断平面図
【図5】グレンタンクの縦断面図
【図6】コンバイン全体の側面図
【符号の説明】
6 脱穀装置 7 グレンタンク 8 揚穀装置 9 開閉蓋 10 点検窓 11 遮断板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平田 和嘉 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)考案者 水野 亮二 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀装置(6)の穀粒を揚穀装置(8)
    を介してグレンタンク(7)に、その上部側面から飛散
    供給し、そのグレンタンク(7)の上面に、揺動自在な
    開閉蓋(9)付の点検窓(10)を設けてある穀粒回収
    装置において、前記グレンタンク(7)の内部に、開閉
    蓋(9)の開放に連動して、前記揚穀装置(8)から点
    検窓(10)への穀粒飛散経路を遮断する姿勢に切換え
    られる遮断板(11)を配設してある穀粒回収装置。
JP2679291U 1991-04-19 1991-04-19 穀粒回収装置 Pending JPH04124048U (ja)

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ID=31911211

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005504A (ja) * 2011-10-07 2012-01-12 Kubota Corp コンバインの穀粒回収タンク構造
JP2013039048A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Iseki & Co Ltd コンバイン
CN109104983A (zh) * 2017-06-26 2019-01-01 株式会社久保田 收割机及联合收割机
JP2019004866A (ja) * 2017-06-26 2019-01-17 株式会社クボタ コンバイン

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