JP2019004866A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】穀粒タンク内で偏りの少ない状態に脱穀粒を投擲できるコンバインを提供すること。【解決手段】刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、脱穀粒を貯留する穀粒タンク5と、脱穀粒を搬送して穀粒タンク5の内部に吐出する搬送装置と、吐出された脱穀粒の吐出軌道上に設けられ、脱穀粒の進行方向を変更する案内部6と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、脱穀粒を貯留する穀粒タンクと、脱穀粒を搬送して前記穀粒タンクの内部に吐出する搬送装置とが備えられたコンバインに関する。
従来、この種のコンバインに備えられている搬送装置としては、横方向に延びるスクリューコンベアの先端部に設けられている羽根部の水平軸回りの回転によって、穀粒タンクの内部に設けられている吐出口から、穀粒タンク内部の後方側へ脱穀粒を吐出するように構成されているものや(例えば、特許文献1参照)、あるいは縦方向に延びるスクリューコンベアの先端部に設けられている羽根部の鉛直軸回りの回転によって、穀粒タンクの内部に設けられている吐出口から、当該吐出口の前方領域に脱穀粒を吐出するように構成されているものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2017−046641号公報(図11参照) 特開2014−068562号公報(図4参照)
上述の、羽根部の水平軸回りの回転によって穀粒タンク内部の後方側へ脱穀粒を吐出する構成の場合、吐出された脱穀粒の少なくとも一部が穀粒タンクの天板に当たることによって、穀粒タンク内部の後方側に投擲され難くなり、結果として、穀粒タンクの内部の前後方向において脱穀粒の偏りが生じてしまうことがある。
また、羽根部の鉛直軸回りの回転によって吐出口の前方領域に脱穀粒を吐出する構成の場合、吐出口の前方領域と比べて、吐出口の左右両側の領域への投擲量が相対的にではあるが少なくなることがある。即ち、脱穀装置側の穀粒タンク側壁の前後方向中間部分に吐出口が設けられている場合、穀粒タンクの内部の前方側及び後方側への投擲量が相対的に少なくなることがあり、この場合も結果として、穀粒タンクの内部において脱穀粒の偏りが生じてしまうことがある。
特に、脱穀粒の量に対応する荷重を検出して脱穀粒の搬送収量を計測する搬送穀粒計測装置が、吐出口の近傍に設置されている場合、脱穀粒が搬送穀粒計測装置に案内されるような状態となり、穀粒タンクの天板、あるいは吐出口の前方領域に投擲され易くなるため、上述の脱穀粒の偏りがより顕著に現れることになる。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、穀粒タンク内で偏りの少ない状態に脱穀粒を投擲できるコンバインを提供することにある。
本発明の特徴は、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
脱穀粒を貯留する穀粒タンクと、
脱穀粒を搬送して前記穀粒タンクの内部に吐出する搬送装置と、
吐出された脱穀粒の吐出軌道上に設けられ、脱穀粒の進行方向を変更する案内部と、が備えられているところにある。
本発明によれば、吐出された脱穀粒の吐出軌道上に、脱穀粒の進行方向を変更する案内部が設けられているため、穀粒タンク内における脱穀粒の投擲方向を変更することができる。
従って、羽根部の水平軸回りの回転によって穀粒タンク内部の後方側へ脱穀粒を吐出する構成の場合、吐出された脱穀粒が、穀粒タンクの天板の方向に一旦は投擲されたとしても、案内部によりその進行方向が変更され、天板に当たることが防止されて、穀粒タンク内部の後方側に投擲され易くなるため、投擲された脱穀粒が、穀粒タンク内で偏るのを防止して、バランスの良い分布状態で貯留することができるようになる。
また、羽根部の鉛直軸回りの回転によって吐出口の前方領域に脱穀粒を吐出する構成の場合、吐出された脱穀粒が、吐出口の前方領域の方向に一旦は投擲されたとしても、案内部によりその進行方向が変更され、吐出口の左右両側の領域、即ち穀粒タンクの内部の前方側及び後方側に投擲され易くなるため、この場合についても、投擲された脱穀粒が、穀粒タンク内で偏るのを防止して、バランスの良い分布状態で貯留することができるようになる。
本発明においては、前記進行方向を調整する方向調整機構が備えられると好適である。
本構成によれば、方向調整機構によって脱穀粒の進行方向を様々な方向に変更することができる。そのため、例えば、投擲された脱穀粒が、穀粒タンク内のある領域に偏り始めたら、脱穀粒の進行方向を別の方向に適宜変更して、穀粒タンク内の別の領域に投擲されるようにすることが可能となる。そのため脱穀粒が偏るのをより確実に防止して、バランスの良い分布状態で貯留することができるようになる。また、案内部によって案内される脱穀粒の進行方向については、その作物の種類や状態によって異なる場合があるので、方向調整機構が備えられていることによって、より好適な方向に脱穀粒が投擲されるように調節し易くなる。
本発明においては、前記方向調整機構は、多段階に前記進行方向を調整可能であると好適である。
本構成によれば、方向調整機構が多段階に調整可能であることから、脱穀粒の進行方向を段階的により細かく設定することが可能であり、脱穀粒の偏りをより確実に防止することができる。
本発明においては、前記案内部は、前記穀粒タンクの天板に支持されていると好適である。
本構成によれば、穀粒タンクの天板に案内部が支持されているため、案内部の設置スペースが必要最小限で済み、脱穀粒の貯留空間を十分に確保することができる。
本発明においては、前記天板に点検口部が備えられ、前記案内部は、前記点検口部を開閉する蓋体に設けられていると好適である。
本構成によれば、点検口部を開閉する蓋体に案内部が設けられているため、案内部のメンテナンス等を実施する際は、蓋体を取り外すことによって容易に実施することができる。
本発明においては、前記天板に点検口部が備えられ、前記案内部は、前記点検口部の近傍に設けられていると好適である。
本構成によれば、点検口部の近傍に案内部が設けられているため、案内部のメンテナンス等を実施する際は、作業者が点検口部を介して容易に実施することができる。
本発明においては、前記案内部に、基部と、前記基部を保護するライナーと、が備えられていると好適である。
本構成によれば、基部を保護するライナーが案内部に備えられているため、摩耗による劣化が案内部に生じたとき、ライナーのみを交換すれば良いため、ライナーを備えていない場合と比べて、メンテナンス作業がより簡素化される。
コンバインの右側面図である。 コンバインの平面図である。 コンバインにおける搬送装置と穀粒タンクとを示す背面視説明図である。 コンバインにおける穀粒放出装置と案内部とを示す側面視説明図である。 コンバインにおける穀粒放出装置と案内部とを示す背面視説明図である。 穀粒放出装置から吐出された脱穀粒の吐出軌道を説明する説明図である。 案内部の別実施形態を示す平面視説明図である。 案内部の別実施形態を示す側面視説明図である。 案内部のその他の実施形態を示す側面視説明図である。 案内部のその他の実施形態を示す平面視説明図である。 コンバインのその他の実施形態における搬送装置と穀粒タンクとを示す背面視説明図である。
図面を用いて、本発明によるコンバイン1の具体的な実施形態の1つを説明する。
図1は、コンバイン1の一例である普通型コンバイン1の側面図であり、図2は平面図である。このコンバイン1は、溝形材や角パイプ材などの複数の鋼材を連結した機体フレーム8を備えている。機体フレーム8の下部には左右一対のクローラ式の走行装置9を装備している。機体フレーム8における右半部の前側には、エンジン11が搭載され、その上部にキャビン構成の運転部10が形成されている。
機体フレーム8の前部には、刈取部2が昇降自在に装備されており、機体フレーム8の後部には、刈取部2から供給された刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置3と、脱穀粒を搬送して穀粒タンク5の内部に吐出する搬送装置と、脱穀粒を貯留する穀粒タンク5と、穀粒タンク5に貯留された脱穀粒を外部へ排出するアンローダ12とが装備されている。
刈取部2は、機体横向きの横軸芯X1回りに上下昇降可能に構成されており、旋回時などの非収穫作業時には刈取部2は上昇状態となり、収穫作業時には圃場面に近接した下降状態となる。刈取部2には、植立穀稈を梳き分ける左右一対のデバイダ20と、回転駆動されることにより植立穀稈を後方へ掻き込む掻込リール21と、掻込リール21によって掻き込まれた植立穀稈を刈る刈刃装置22と、刈刃装置22によって刈られた刈取穀稈を後方へ送るオーガドラム23と、オーガドラム23から送られた刈取穀稈を脱穀装置3の前端部へ搬送するフィーダ24とが備えられている。
脱穀装置3は、フィーダ24から供給を受けた刈取穀稈を、回転駆動される扱胴30によって脱穀処理するように構成されている。
図3に示すように、搬送装置4は、脱穀装置3の底部に設けられた一番物回収スクリュー40と揚送コンベア41と横送りコンベア42と穀粒放出装置49とを含み、エンジン11からの動力を受けて駆動するように構成されている。揚送コンベア41は、脱穀装置3から排出された脱穀粒を上方に送るために、ほぼ垂直に立設されている。揚送コンベア41は、駆動スプロケット43と従動スプロケット(図示せず)とにわたって巻き掛けられた無端回動チェーン44の外周側に複数のバケット45が一定間隔で取り付けられているバケットコンベヤである。
揚送コンベア41は、脱穀装置3から排出された脱穀粒を上方に送るバケットコンベヤである。横送りコンベア42は、揚送コンベア41の搬送終端部と接続されており、揚送コンベア41から移送された脱穀粒を穀粒タンク5の内部に送り込むスクリューコンベヤである。横送りコンベア42は、揚送コンベア41の上端部から横向きに延びて穀粒タンク5の左側壁52における前側の上部に差し込まれており、外周部は、断面形状円形(八角形やその他の多角形でもよい)のケーシング46で包囲されている。横送りコンベア42は、スクリュー軸47と、このスクリュー軸47に固定されたスクリュー体48とを備えている。
図4に示すように、横送りコンベア42の終端領域に、脱穀粒を穀粒タンク5の内部に拡散放出する穀粒放出装置49が設けられている。穀粒放出装置49は、放出回転体412と放出回転体412の周囲を覆う放出ケース411とを備えている。放出回転体412は、スクリュー軸47から延長された回転軸413と、回転軸413に設けられた羽根板414からなる回転羽根である。羽根板414は、回転軸413から径外方向に突出するように回転軸413に固定されている。羽根板414は、その回転方向に脱穀粒を押し出していく実質的に平坦な押し出し面を有している。放出ケース411は、羽根板414の回転軌跡より少し大きな内径を有する円筒形である。放出ケース411の周面の一部が切り欠かれている。この切り欠きによって、羽根板414の回転によって脱穀粒を穀粒タンク5の内部における後方側へ放出する穀粒放出口410が形成されている。
スクリュー軸47と回転軸413とは、横軸芯X2回りに一体回転する。その回転方向は、この実施形態においては、横軸芯X2に沿ってスクリュー軸47の基端側から先端側を向く視線を基準にした左回転に設定されている。つまり、羽根板414は、図4において反時計回り(水平軸回り)に回転する。
図4及び図5に示すように、穀粒放出口410は、放出ケース411の軸方向において、ほぼ羽根板414の幅で、放出ケース411の周方向において下端から回転方向でほぼ3分の一円周の長さにわたる切り欠き開口である。羽根板414で押し送りされてきた脱穀粒はこの穀粒放出口410を通じて、放出ケース411から穀粒タンク5の内部に放出される。
穀粒放出口410の下側には、荷重検出器7が設置されている。荷重検出器7は、穀粒タンク5の右側壁51の支持部材71から左側壁52の支持部材71に亘って架設されたステー72に固定されている。荷重検出器7は、押圧作用部70にかかる荷重を検出するように構成されており、押圧作用部70にロードセルが設けられている。羽根板414による脱穀粒の放出時に、羽根板414の回転力による脱穀粒への押圧が脱穀粒を介して押圧作用部70に伝達される。この押圧による圧力が押圧作用部70にひずみを生じさせる。羽根板414による脱穀粒への押圧は、搬送装置4によって搬送されてくる脱穀粒の量が多くなるほど、大きくなる。したがって、押圧作用部70のひずみによりロードセルに生じる電気信号は、搬送されてくる脱穀粒の量(収穫された脱穀粒の量:収量)に依存する強さを有することになるので、搬送されてくる脱穀粒の変動や量を評価するための検出信号として取り扱うことができる。
図3に示すように、穀粒放出口410の下方には、脱穀粒の食味を測定する食味測定装置15が設けられている。食味測定装置15の食味測定容器151内に一時的に脱穀粒を貯留し、脱穀粒に対する分光測定を通じて、水分やタンパクなどの穀粒成分を測定するように構成されている。
尚、横送りコンベア42により搬送されてきた脱穀粒は、水平投射された物体が自由落下するときと同様の軌道で落下しようとするため、食味測定装置15は、穀粒放出口410の直下ではなく、穀粒タンク5の右側壁51の側に少し寄せた位置に設けられている。これにより、食味測定装置15の食味測定容器151内に脱穀粒を効率よく溜めることができる。
穀粒タンク5は、機体フレーム8上の右後部に配置されており、脱穀装置3の右横隣側で、運転部10の後方側に位置している。脱穀装置3から穀粒タンク5に脱穀粒を供給する揚送コンベヤ41が脱穀装置3と穀粒タンク5との間に配置されている。
図2に示すように、穀粒タンク5の天板部50の後ろ側には、点検口部53が開口されている。点検口部53には、これを開閉するための蓋体54が設けられており、蓋体54は、蝶番55によって揺動開閉可能に構成されている。尚、蓋体54には、穀粒タンクの内部の穀粒貯留状態を外部から確認できるように、透明な合成樹脂板等により構成される透明窓部56が備えられている。
図4及び図5に示すように、穀粒タンク5の天板部50には、平板状の案内部6が支持されている。本実施形態では、穀粒タンクの天板部50に案内部6が支持されているため、案内部6の設置スペースが必要最小限で済み、脱穀粒の貯留空間を十分に確保することができる。
案内部6は、連結部60を介して回転棒61に溶接されており、回転棒61は、天板部50に固定された支持部材62によって横軸芯X3回りに回転可能に支持されている。回転棒61は、その一端が穀粒タンクの左側壁52に形成されている貫通孔(図示せず)を突き抜けた状態で設けられており、回転棒61の端部に操作用レバー63が設けられている。
図2及び図4に示すように、案内部6は、穀粒放出装置49の上方且つ後方に設けられている。また案内部6の左右の横幅は、少なくとも穀粒放出装置49の横幅よりも大きく設定されている。
図4に示すように、案内部6は、穀粒放出装置49から吐出された脱穀粒の吐出軌道上に設けられており、脱穀粒の進行方向を変更するように構成されている。本実施形態においては、穀粒放出装置49から吐出された脱穀粒の案内部6に対する入射角A1と反射角A2が、案内部6が設けられていない場合における、穀粒放出装置49から吐出された脱穀粒の穀粒タンク5の天板部50に対する入射角a1と反射角a2よりも大きくなるように設定されている(A1>a1、A2>a2)。
上記構成により、図4及び図6に示すように、穀粒放出装置49から吐出された脱穀粒Kが、穀粒タンク5の天板部50の方向に一旦は投擲されたとしても、案内部6によりその進行方向が変更され、天板部50に当たることが防止されて、穀粒タンク5内部の後方側(図4及び図6の紙面右側)に投擲され易くなるため、投擲された脱穀粒Kが、穀粒タンク5内で偏るのを防止して、バランスの良い分布状態で貯留することができるようになる。
本実施形態においては、操作用レバー63を回転棒61の横軸芯X3回りに回転させることによって、回転棒61と連結部60と案内部6とが横軸芯X3回りに一体回転することができるように構成されている。従って、操作用レバー63を操作することによって案内部6の角度を変更することが可能であり、これにより脱穀粒の進行方向を調整することができる。即ち、本実施形態では、脱穀粒の進行方向を調整する方向調整機構が、支持部材、回転棒61、連結部60、及び操作用レバー63を備えて構成されている。
上記構成によれば、方向調整機構によって脱穀粒の進行方向を様々な方向に変更することができる。そのため、例えば、投擲された脱穀粒が、穀粒タンク5内のある領域に偏り始めたら、脱穀粒の進行方向を別の方向に適宜変更して、穀粒タンク5内の別の領域に投擲されるようにすることが可能となる。そのため脱穀粒が偏るのをより確実に防止して、バランスの良い分布状態で貯留することができるようになる。また、案内部6によって案内される脱穀粒の進行方向については、その作物の種類や状態によって異なる場合があるので、方向調整機構が備えられていることによって、より好適な方向に脱穀粒が投擲されるように調節し易くなる。
尚、方向調整機構については、上述の構成に限定されるものではなく、図示しないが、その他にも例えば、案内部6を、その前端と後端の2点で吊り下げ支持し、それぞれにおける吊り下げ距離を手動で調節可能(例えば、複数のボルト穴を備えるステーと、ボルトとを組み合わせて、ボルトを挿通させる穴を変更することによってステーの長さを調節する等)にすることによって構成しても良いし、モーター等を使用して電動的に方向調整可能に構成しても良いし、あるいは、手動若しくは電動によらず公知の自動テンション方式を利用して方向調整可能に構成しても良い。
方向調整機構は、多段階に進行方向を調整可能に構成されていることが望ましい。例えば、上述の実施形態では、操作用レバー63の横軸芯X3回りの角度を段階的に変更・保持できるような公知の構成を採用すると良い。
上記構成によれば、方向調整機構が多段階に調整可能であることから、脱穀粒の進行方向を段階的により細かく設定することが可能であり、脱穀粒の偏りをより確実に防止することができる。
尚、方向調整機構については必要に応じて設けるようにしても良い。即ち、案内部6が穀粒タンク5の天板部50に固定されており、その角度を変更できないように構成されていても良い。
案内部6を設ける位置については、上述の実施形態に限られるものではなく、図示しないが、他にも例えば、点検口部53を穀粒タンク5の天板部50の前側に設けて、当該点検口部53を開閉する蓋体54に案内部6を設ける構成としても良いし、あるいは、当該点検口部53の近傍に設ける構成としても良い。蓋体54に案内部6を設ける構成の場合、案内部6のメンテナンス等を実施する際は、蓋体54を取り外すことによって容易に実施することができる。また、点検口部53の近傍に案内部6を設ける場合、案内部6のメンテナンス等を実施する際は、作業者が点検口部53を介して容易に実施することができる。
特に、案内部6を蓋体54に設ける場合、貯留した脱穀粒の上昇圧が案内部6にかかるのを防ぐために、例えば適当な棒部材とその棒部材を挟持する板バネによって、蓋体54の閉じ姿勢が保持されるように構成し、脱穀粒による所定の上昇圧が蓋体54に作用することによって、蓋体54が押し上げられて、棒部材が板バネから外れて蓋体54が開けられるように構成すると良い。
案内部6に、基部と、基部を保護するライナーと、が備えられていることが望ましい。この場合、ライナーは、案内部6の基部において、穀粒放出装置から吐出された脱穀粒が当たる面を覆うように設けられる。
上記構成によれば、基部を保護するライナーが案内部6に備えられているため、摩耗による劣化が案内部6に生じたとき、ライナーのみを交換すれば良いため、ライナーを備えていない場合と比べて、メンテナンス作業がより簡素化される。
案内部6が天板部50の所定の位置に固定されている形態に限らず、穀粒タンクの天板部50の前後左右方向において、設定位置を変更できるように構成されていても良い。また、案内部6が、荷重検出器の押圧作用部を兼ねるような構成としても良い。
〔別実施形態〕
穀粒放出装置49の形態は、コンバイン1の種類によって異なるので、本発明では、穀粒放出装置49の形態、押圧作用部70と荷重検出器7との形状及び配置は、上述した実施形態に限定されない。
例えば、図7と図8では、脱穀装置3の底部から脱穀粒Kを穀粒タンク5の上方に搬送するスクリューコンベア式の揚送コンベア41の上端に穀粒放出装置49が設けられている。穀粒放出装置49は、揚送コンベア41を構成するスクリューコンベア415の軸体416の上端に、軸方向に沿って設けられた羽根板417と、この羽根板417を覆う羽根カバー418とを備えている。羽根カバー418は、羽根板417の回転軌跡(鉛直軸回りの回転)の穀粒タンク5の内部を向いている部分に対向する領域を開口しており、この開口が脱穀粒Kの穀粒放出口410となる。スクリューコンベア415で搬送されてきた脱穀粒Kは、鉛直軸回りに回転する羽根板417によって、穀粒放出口410から穀粒タンク5内に向けて跳ね飛ばされる。
羽根カバー418の側壁で、穀粒放出時に羽根板417との間に脱穀粒Kを挟み込む箇所に、板状の押圧作用部70と、ロードセルによる荷重検出器7とが取り付けられている。揚送コンベア41で搬送されてきた脱穀粒Kは、羽根板417によって羽根カバー418の側壁に押し付けられるので、脱穀粒Kの量に対応する荷重が押圧作用部70に掛かる。荷重検出器7(ロードセル)は、この側壁に掛かる荷重を検出する。
本別実施形態において、穀粒タンクの天板部50には、平面視において「く」の字型をした平板状の案内部6が支持されている。案内部6は、その屈曲箇所において回転棒61に溶接されており、回転棒61は、縦軸芯X4回りに回転可能に天板部50に支持されている。回転棒61は、その一端が穀粒タンクの天板部50に形成されている貫通孔(図示せず)を突き抜けた状態で設けられており、回転棒61の端部に操作用レバー63が設けられている。
図7に示すように、穀粒タンクの左側壁52の前後方向中間部分に穀粒放出装置49が設けられている。案内部6は、穀粒放出装置49における穀粒放出口410の前方、即ち穀粒タンク5の右側壁51の側に設けられている。
案内部6は、穀粒放出装置49から吐出された脱穀粒の吐出軌道上に設けられており、脱穀粒の進行方向を変更するように構成されている。本別実施形態においては、吐出された脱穀粒が、穀粒放出装置49の穀粒放出口410の前方領域の方向に一旦は投擲されたとしても、案内部6によりその進行方向が変更され、穀粒タンク5の内部の後方側(図7及び図8の紙面右側)に投擲されるように構成されている。これにより、投擲された脱穀粒Kが、穀粒タンク5内で偏るのを防止して、バランスの良い分布状態で貯留することができるようになる。
案内部6の形状については、上述の形状に限定されるものではなく、平面視において円弧状の曲面を有するものであっても良い。
本別実施形態においては、操作用レバー63を回転棒61の縦軸芯X4回りに回転させることによって、回転棒61と案内部6とが縦軸芯X4回りに一体回転することができるように構成されている。従って、操作用レバー63を操作することによって案内部6の角度を変更することが可能であり、これにより脱穀粒の進行方向を調整することができる。即ち、本実施形態では、脱穀粒の進行方向を調整する方向調整機構が、回転棒61と操作用レバー63とを備えて構成されている。
尚、方向調整機構については、先の実施形態と同様に、手動によるもの、電動によるもの、あるいは、手動若しくは電動によらず公知の自動テンション方式を利用して方向調整可能に構成しても良い。
方向調整機構は、先の実施形態と同様に、多段階に進行方向を調整可能に構成されていることが望ましい。例えば、上述の別実施形態では、操作用レバー63の縦軸芯X4回りの角度を段階的に変更・保持できるような公知の構成を採用すると良い。
尚、方向調整機構については、先の実施形態と同様に、必要に応じて設けるようにしても良い。即ち、案内部6が穀粒タンク5の天板部50に固定されており、その角度を変更できないように構成されていても良い。
案内部6を設ける位置についても先の実施形態と同様に、点検口部53を開閉する蓋体54に案内部6を設ける構成としても良いし、あるいは、点検口部53の近傍に設ける構成としても良い。特に、案内部6を蓋体54に設ける場合、貯留した脱穀粒の上昇圧が案内部6にかかるのを防ぐために、例えば適当な棒部材とその棒部材を挟持する板バネによって、蓋体54の閉じ姿勢が保持されるように構成し、脱穀粒による所定の上昇圧が蓋体54に作用することによって、蓋体54が押し上げられて、棒部材が板バネから外れて蓋体54が開けられるように構成すると良い。
図示しないが、案内部6には、基部と、基部を保護するライナーと、が備えられていることが望ましい。この場合、ライナーは、案内部6の基部において、穀粒放出装置から吐出された脱穀粒が当たる面を覆うように設けられる。
案内部6が天板部50の所定の位置に固定されている形態に限らず、穀粒タンクの天板部50の前後左右方向において、設定位置を変更できるように構成されていても良い。また、案内部6が、荷重検出器の押圧作用部を兼ねるような構成としても良い。
〔その他の実施形態〕
1.図9にてW1で示されるように、上述の先の実施形態における案内部6が、側面視において、穀粒放出装置49の放出ケース411(図4参照)の上側先端部分と、放出ケース411の上方において前後方向で重複する構成としても良い。この構成より、側面視において、穀粒放出装置49と案内部6との間の隙間が無くなるため、穀粒放出口410から放出された脱穀粒の一部が、当該隙間を通過して案内部6の上面に溜まってロスしてしまうことを防止することができる。尚、図9に示される案内部6に関するその他の構成については、上述の先の実施形態と同様である。
2.図10にてW2で示されるように、上述の別実施形態における案内部6が、平面視において、穀粒放出装置49の穀粒放出口410と、穀粒タンク5内部の前方側(図10の紙面左側)で重複する構成としても良い。この構成より、平面視において、穀粒放出装置49と案内部6との間の隙間が無くなるため、穀粒放出口410から放出された脱穀粒が、当該隙間を抜けることなく、より確実に案内部6により進行方向が変更されて、穀粒タンク5の内部の後方側(図10の紙面右側)に投擲される。尚、図10に示される案内部6に関するその他の構成については、上述の別実施形態と同様である。
3.上述の先の実施形態では、穀粒放出口410の下側に荷重検出器7を設置して、脱穀粒からの押圧力を検出することによって脱穀粒の収量を測定する構成が記載されているが、この構成に限定されるものではなく、他にも例えば、スクリュー軸47にかかる負荷を検出することによって、脱穀粒の収量を測定するようにしても良い。
詳細には、例えば図11に示されるように、エンジン動力から独立したアクチュエータとしての電動モータMと、スクリュー軸47の回転数を検出する回転センサーSとを、スクリュー軸47に設ける。この構成において、電動モータMの動力によって、回転数が一定となるようにスクリュー軸47を回転させると、搬送されてくる脱穀粒の量が多くなるほど、スクリュー軸47にかかる負荷が増大して回転数が減少する。従って、脱穀粒の量とスクリュー軸47の回転数との対応関係を検量線として予め算出しておけば、回転センサーSの検出値から、脱穀粒の収量を測定することができる。
また、図11に示される構成では、スクリュー軸47のみを電動モータMによって、エンジン動力とは独立して回転させるように構成したが、これに限らず、一番物回収スクリュー40、揚送コンベア41、及び横送りコンベア42のスクリュー軸47の全てを電動モータMによって、エンジン動力とは独立して回転させるように構成して、例えば、スクリュー軸47だけでなく、一番物回収スクリュー40の回転数を検出するような構成としても良い。
また、上述の構成における回転センサーSの代わりに、例えば、トルクセンサーを設けて、検出トルクに基づいてスクリュー軸47にかかる負荷を算出して脱穀粒の収量を測定するようにしても良い。
また、このようなスクリュー軸47にかかる負荷を検出する構成と、先の実施形態における荷重検出器7とを組み合わせても良いし、或いは、それぞれを単独で設ける構成としても良い。
また図示しないが、上述のスクリュー軸47にかかる負荷を検出する構成については、別実施形態における、スクリューコンベア415の軸体416に適用しても良い。
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
当該コンバインは、普通型コンバインに替えて自脱型コンバインにも利用することができる。
3 :脱穀装置
30 :扱胴
4 :搬送装置
40 :一番物回収スクリュー
41 :揚送コンベヤ
42 :横送りコンベヤ
43 :駆動スプロケット
44 :無端回動チェーン
45 :バケット
46 :ケーシング
47 :スクリュー軸
48 :スクリュー体
49 :穀粒放出装置
410 :穀粒放出口
411 :放出ケース
412 :放出回転体
413 :回転軸
414 :羽根板
415 :スクリューコンベア
416 :軸体
417 :羽根板
418 :羽根カバー
5 :穀粒タンク
50 :天板部(天板)
51 :右側壁
52 :左側壁
53 :点検口部
54 :蓋体
55 :蝶番
56 :透明窓部
6 :案内部
60 :連結部
61 :回転棒
62 :支持部材
63 :操作用レバー
K :脱穀粒

Claims (7)

  1. 刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    脱穀粒を貯留する穀粒タンクと、
    脱穀粒を搬送して前記穀粒タンクの内部に吐出する搬送装置と、
    吐出された脱穀粒の吐出軌道上に設けられ、脱穀粒の進行方向を変更する案内部と、が備えられたコンバイン。
  2. 前記進行方向を調整する方向調整機構が備えられた請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記方向調整機構は、多段階に前記進行方向を調整可能である請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記案内部は、前記穀粒タンクの天板に支持されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
  5. 前記天板に点検口部が備えられ、
    前記案内部は、前記点検口部を開閉する蓋体に設けられている請求項4に記載のコンバイン。
  6. 前記天板に点検口部が備えられ、
    前記案内部は、前記点検口部の近傍に設けられている請求項4に記載のコンバイン。
  7. 前記案内部に、基部と、前記基部を保護するライナーと、が備えられている請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンバイン。
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