JPH0746937A - コンバインの穀粒貯留部 - Google Patents
コンバインの穀粒貯留部Info
- Publication number
- JPH0746937A JPH0746937A JP19590793A JP19590793A JPH0746937A JP H0746937 A JPH0746937 A JP H0746937A JP 19590793 A JP19590793 A JP 19590793A JP 19590793 A JP19590793 A JP 19590793A JP H0746937 A JPH0746937 A JP H0746937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- grains
- combine
- screw conveyor
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリューコンベアで揚送した穀粒をグレン
タンクへ均等に投入できるようにする。 【構成】 スクリューコンベア２で揚送した穀粒をスク
リューコンベア２上端に設けた回転羽根５によって吐出
口４からグレンタンク１内に向けて放出するよう構成し
たコンバインの穀粒貯留部において、回転羽根５で放出
された穀粒の飛散方向を変更する案内具６を前記グレン
タンク１の平面視ほぼ中央に位置させて、角度変更自在
に配置する。
タンクへ均等に投入できるようにする。 【構成】 スクリューコンベア２で揚送した穀粒をスク
リューコンベア２上端に設けた回転羽根５によって吐出
口４からグレンタンク１内に向けて放出するよう構成し
たコンバインの穀粒貯留部において、回転羽根５で放出
された穀粒の飛散方向を変更する案内具６を前記グレン
タンク１の平面視ほぼ中央に位置させて、角度変更自在
に配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリューコンベアで
揚送した穀粒をスクリューコンベア上端に設けた回転羽
根によって吐出口からグレンタンク内に向けて放出する
よう構成したコンバインの穀粒貯留部に関する。
揚送した穀粒をスクリューコンベア上端に設けた回転羽
根によって吐出口からグレンタンク内に向けて放出する
よう構成したコンバインの穀粒貯留部に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記コンバインの穀粒貯留部において
は、吐出口からグレンタンク内に向けて放出した穀粒を
タンク内に均等に投入することが難しく、そこで、例え
ば図５に示すように、スクリューコンベア２の吐出口４
から回転羽根５でグレンタンク１内に向けて放出される
穀粒の飛散方向を変更する案内具１６を、スクリュー筒
２ａの上端にヒンジ１７で揺動自在に取付けて操作具１
８で角度調節する手段が提案されている。
は、吐出口からグレンタンク内に向けて放出した穀粒を
タンク内に均等に投入することが難しく、そこで、例え
ば図５に示すように、スクリューコンベア２の吐出口４
から回転羽根５でグレンタンク１内に向けて放出される
穀粒の飛散方向を変更する案内具１６を、スクリュー筒
２ａの上端にヒンジ１７で揺動自在に取付けて操作具１
８で角度調節する手段が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スクリュー筒
にヒンジ１７で案内具１８を取付けてあるために、案内
具１８の作用範囲がスクリュー筒２ａに対する接線方向
とスクリューコンベア２に対する接線方向との間に限定
され、案内具１８の揺動角が小さくなるためにグレンタ
ンク１全体に万遍なく穀粒を投入することが困難であ
り、グレンタンクへの均等供給性能の面から改良の余地
があった。本発明の目的は、案内具による脱穀粒の飛散
方向変更角を大きくして、グレンタンク全体に万遍なく
穀粒を投入できるようにする点にある。
にヒンジ１７で案内具１８を取付けてあるために、案内
具１８の作用範囲がスクリュー筒２ａに対する接線方向
とスクリューコンベア２に対する接線方向との間に限定
され、案内具１８の揺動角が小さくなるためにグレンタ
ンク１全体に万遍なく穀粒を投入することが困難であ
り、グレンタンクへの均等供給性能の面から改良の余地
があった。本発明の目的は、案内具による脱穀粒の飛散
方向変更角を大きくして、グレンタンク全体に万遍なく
穀粒を投入できるようにする点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本第１発明の特徴構成
は、スクリューコンベアで揚送した穀粒をスクリューコ
ンベア上端に設けた回転羽根によって吐出口からグレン
タンク内に向けて放出するよう構成したコンバインの穀
粒貯留部において、前記回転羽根で放出された穀粒の飛
散方向を変更する案内具を、前記グレンタンクの平面視
ほぼ中央に角度変更自在に配置してあることにある。
は、スクリューコンベアで揚送した穀粒をスクリューコ
ンベア上端に設けた回転羽根によって吐出口からグレン
タンク内に向けて放出するよう構成したコンバインの穀
粒貯留部において、前記回転羽根で放出された穀粒の飛
散方向を変更する案内具を、前記グレンタンクの平面視
ほぼ中央に角度変更自在に配置してあることにある。
【０００５】又、本第２発明の特徴構成は、上記第１発
明の特徴構成において、前記グレンタンクに着脱自在に
装備した上部蓋に前記案内具を取付けてある点にある。
明の特徴構成において、前記グレンタンクに着脱自在に
装備した上部蓋に前記案内具を取付けてある点にある。
【０００６】
【作用】第１発明の構成によると、案内具を回転羽根に
よる穀粒放出域でグレンタンクの平面視ほぼ中央に配置
すると、案内具の角度変更範囲をスクリューコンベアに
よって制限されることなく自由に大きくでき、穀粒の飛
散方向変更角を大きくしてグレンタンク全体に万遍なく
穀粒を投入できる。
よる穀粒放出域でグレンタンクの平面視ほぼ中央に配置
すると、案内具の角度変更範囲をスクリューコンベアに
よって制限されることなく自由に大きくでき、穀粒の飛
散方向変更角を大きくしてグレンタンク全体に万遍なく
穀粒を投入できる。
【０００７】又、第２発明の構成によると、第１発明と
同様に穀粒の飛散方向変更角を大きくしてグレンタンク
全体に万遍なく穀粒を投入でき、その上、グレンタンク
内の清掃等のメンテナンスを行う際に、上部蓋を外して
タンクを開放することで案内具も外すことができ、容易
迅速に作業を実行できる。
同様に穀粒の飛散方向変更角を大きくしてグレンタンク
全体に万遍なく穀粒を投入でき、その上、グレンタンク
内の清掃等のメンテナンスを行う際に、上部蓋を外して
タンクを開放することで案内具も外すことができ、容易
迅速に作業を実行できる。
【０００８】
【発明の効果】その結果、穀粒の飛散方向変更角を大き
くしてグレンタンク全体に万遍なく脱穀粒を投入でき
る、穀粒貯留能力において一段と優れたコンバインを提
供できるようになった。又、本第２発明によれば、上記
効果を発揮するのみならずグレンタンク内のメンテナン
スにおいても有利なコンバインを提供できるようになっ
た。
くしてグレンタンク全体に万遍なく脱穀粒を投入でき
る、穀粒貯留能力において一段と優れたコンバインを提
供できるようになった。又、本第２発明によれば、上記
効果を発揮するのみならずグレンタンク内のメンテナン
スにおいても有利なコンバインを提供できるようになっ
た。
【０００９】
【実施例】図１ないし図３に示すように、脱穀装置から
の穀粒をスクリューコンベア２ので揚送してグレンタン
ク１に投入貯留するとともに、貯留した穀粒を底スクリ
ュー１０で送り出してスクリュー式のアンローダ３で任
意の位置に搬出できるようにしてコンバインの穀粒貯留
部を構成してある。
の穀粒をスクリューコンベア２ので揚送してグレンタン
ク１に投入貯留するとともに、貯留した穀粒を底スクリ
ュー１０で送り出してスクリュー式のアンローダ３で任
意の位置に搬出できるようにしてコンバインの穀粒貯留
部を構成してある。
【００１０】前記スクリューコンベア２の上端部に、穀
粒を吐出口４から放出する回転羽根５を設けるととも
に、回転羽根５でタンク内に向けて放出される穀粒の飛
散方向を変更する案内具６を、電動モータ７により支軸
８まわりで角度変更自在に配備してある。
粒を吐出口４から放出する回転羽根５を設けるととも
に、回転羽根５でタンク内に向けて放出される穀粒の飛
散方向を変更する案内具６を、電動モータ７により支軸
８まわりで角度変更自在に配備してある。
【００１１】グレンタンク１の穀粒貯留量を検出するセ
ンサーＳ1 ないしＳ5 を、グレンタンク１のコーナ上部
に各別に配置し、センサーＳ1 ないしＳ5 からの情報に
基づいて自動的にモータ７を操作して案内具６の角度を
変更する制御器９を設け、グレンタンク１の穀粒貯留状
態に応じて設定された角度に案内具６が調節されるよう
に構成してある。
ンサーＳ1 ないしＳ5 を、グレンタンク１のコーナ上部
に各別に配置し、センサーＳ1 ないしＳ5 からの情報に
基づいて自動的にモータ７を操作して案内具６の角度を
変更する制御器９を設け、グレンタンク１の穀粒貯留状
態に応じて設定された角度に案内具６が調節されるよう
に構成してある。
【００１２】つまり、全てのセンサーＳ1 ないしＳ5 が
穀粒を検出しない状態では案内具６を角度θ1 で固定
し、センサーＳ1 のみが穀粒を検出した状態では案内具
６を角度θ2 で固定し、センサーＳ1 とＳ2 が穀粒を検
出した状態では案内具６を角度θ3 で固定し、センサー
Ｓ1 ないしＳ3 が穀粒を検出した状態では案内具６を角
度θ4 で固定し、センサーＳ1 ないしＳ4 が穀粒を検出
した状態では案内具６を角度θ5 で固定し、グレンタン
ク１全体に万遍なく穀粒を投入できるように構成してあ
る。
穀粒を検出しない状態では案内具６を角度θ1 で固定
し、センサーＳ1 のみが穀粒を検出した状態では案内具
６を角度θ2 で固定し、センサーＳ1 とＳ2 が穀粒を検
出した状態では案内具６を角度θ3 で固定し、センサー
Ｓ1 ないしＳ3 が穀粒を検出した状態では案内具６を角
度θ4 で固定し、センサーＳ1 ないしＳ4 が穀粒を検出
した状態では案内具６を角度θ5 で固定し、グレンタン
ク１全体に万遍なく穀粒を投入できるように構成してあ
る。
【００１３】前記案内具６やモータ７はグレンタンク１
の上端に着脱自在に装着した上部蓋１ａに取付けてあ
り、グレンタンク１内のメンテナンスに際して、上部蓋
１ａを外すだけで案内具６なども外すことができ、容易
迅速に作業を実行できるようになっている。
の上端に着脱自在に装着した上部蓋１ａに取付けてあ
り、グレンタンク１内のメンテナンスに際して、上部蓋
１ａを外すだけで案内具６なども外すことができ、容易
迅速に作業を実行できるようになっている。
【００１４】〔別実施例〕グレンタンク１の構造や形状
などは適当に変更でき、例えば図４に示すように、グレ
ンタンク１の容量を増大する補助タンク１１を、ヒンジ
１１により回動自在に、かつ、ボルトなどの固定具１
３，１４によりグレンタンク１と連通する使用姿勢とグ
レンタンク１の下方に位置する格納姿勢で固定自在に設
け、輸送時や移動時に補助タンク１１による機体幅が大
きくなるのを回避できる構成としてもよい。案内具６の
角度を変更する具体手段は自動操作手段や手動操作手段
において適宜選定できる。
などは適当に変更でき、例えば図４に示すように、グレ
ンタンク１の容量を増大する補助タンク１１を、ヒンジ
１１により回動自在に、かつ、ボルトなどの固定具１
３，１４によりグレンタンク１と連通する使用姿勢とグ
レンタンク１の下方に位置する格納姿勢で固定自在に設
け、輸送時や移動時に補助タンク１１による機体幅が大
きくなるのを回避できる構成としてもよい。案内具６の
角度を変更する具体手段は自動操作手段や手動操作手段
において適宜選定できる。
【００１５】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】穀粒貯留部の縦断側面図
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図
【図３】別実施例の機体後面図
【図４】従来例の要部横断平面図
１ グレンタンク １ａ 上部蓋 ２ スクリューコンベア ４ 吐出口 ５ 回転羽根 ６ 案内具
フロントページの続き (72)発明者 江口 重太郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (2)
- 【請求項１】 スクリューコンベア（２）で揚送した穀
粒をスクリューコンベア（２）上端に設けた回転羽根
（５）によって吐出口（４）からグレンタンク（１）内
に向けて放出するよう構成したコンバインの穀粒貯留部
において、 前記回転羽根（５）で放出された穀粒の飛散方向を変更
する案内具（６）を、前記グレンタンク（１）の平面視
ほぼ中央に角度変更自在に配置してあるコンバインの穀
粒貯留部。 - 【請求項２】 前記グレンタンク（１）に着脱自在に装
備した上部蓋（１ａ）に前記案内具（６）を取付けてあ
る請求項１記載のコンバインの穀粒貯留部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19590793A JPH0746937A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | コンバインの穀粒貯留部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19590793A JPH0746937A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | コンバインの穀粒貯留部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0746937A true JPH0746937A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16348975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19590793A Pending JPH0746937A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | コンバインの穀粒貯留部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746937A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017046641A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 株式会社クボタ | コンバイン |
| CN109104983A (zh) * | 2017-06-26 | 2019-01-01 | 株式会社久保田 | 收割机及联合收割机 |
| JP2019004866A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 株式会社クボタ | コンバイン |
| CN113853928A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-12-31 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19590793A patent/JPH0746937A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017046641A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 株式会社クボタ | コンバイン |
| CN109104983A (zh) * | 2017-06-26 | 2019-01-01 | 株式会社久保田 | 收割机及联合收割机 |
| KR20190001534A (ko) * | 2017-06-26 | 2019-01-04 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 및 수확기 |
| JP2019004866A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 株式会社クボタ | コンバイン |
| CN113853928A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-12-31 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
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