JPH0412303Y2 - - Google Patents

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JPH0412303Y2
JPH0412303Y2 JP1986013738U JP1373886U JPH0412303Y2 JP H0412303 Y2 JPH0412303 Y2 JP H0412303Y2 JP 1986013738 U JP1986013738 U JP 1986013738U JP 1373886 U JP1373886 U JP 1373886U JP H0412303 Y2 JPH0412303 Y2 JP H0412303Y2
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JP
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gas
plug
valve
sliding
sheet member
Prior art date
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JP1986013738U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、開閉用のハンドルがなく、プラグに
対してコンセントを装着するだけでガスが流れ始
め、プラグからコンセントを取り外すだけでガス
の流れが止る所謂ワンタツチ式ガスコツクに関す
るものである。
[従来の技術] ガスコツクの場合、その開閉はハンドル操作に
より内部のガス通路内に組み込んだ閉子を回転す
ることによつて行なうのが普通である。
第5図はこの従来のガスコツクの一例を示し、
ガスコツク本体01内にはプラグ03に至るガス
通路02があり、ガス通路02内に組み込んだ閉
子04の開閉は外部からハンドル05により行な
うという構成である。そして、従来のガスコツク
の場合には、ハンドル05が不用意に開閉された
りすることがないように、ハンドル05と閉子0
4との間には安全機構としての押し廻し機構06
が組み込まれている。
[従来技術の課題] このように、従来のガスコツクの場合には、ハ
ンドル05や押し廻し機構06がついているた
め、外形が大型化したり、押し廻し機構部に異物
が侵入したり、この押し廻し機構部からハンドル
の回転部を通じてガス漏れが発生したりする場合
がある。又、従来のガスホースとガスコツクとの
接続において使用されているワンタツチ式の接続
具所謂ガスコンセントにおいては、ガスホースの
接続はワンタツチ式でありながら、ガスコツクの
開閉は依然ハンドル操作により行なうという不便
がある。
一方、ガス導管を接続するための差込み継手と
して、継手の内部にピストン式のバルブを組み込
み、このバルブの前後運動によりガスの流れを制
御(開閉)するものが公知である(特開昭52−
145819)。この公知例において、ピストン式のバ
ルブは、バルブのシール断面が円形のため、加工
精度上及び機構上シール性に問題があることか
ら、シールリングを摺動面に組み込んでいる。
このため、バルブのスライド運動が重く、使用
性が悪いと共に、シールリングが劣化したり、火
災等に際して溶融したりすると、ガス漏れの心配
があり、ガスコツクとして実用するには問題が多
い。
本考案の目的は、シールが完全で、使い易く、
実用的なワンタツチ式ガスコツクを提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 本考案の構成は次のとおりである。
ガスコツク本体の側方に安全バルブを組み込ん
だプラグを取り付けると共にガスコツク本体の底
部にガス入口を設け、このガス入口と前記プラグ
間に倒L形のガス通路を形成したこと、 前記ガス入口の上方であつて、ガス通路内に、
上面に平滑なスライドシール面を形成すると共に
ガス入口側に貫通しているガス孔を設けたシート
部材を水平に組み込んだこと、 前記シート部材のスライドシール面に平面から
成るスライドシール面が密着して前記プラグから
みて前後方向にスライド自在であつて、後退した
際に前記シート部材のガス孔に合致するガス流入
口と、このガス流入口に続いて前記プラグ側に開
口しているガス流出口を形成した摺動バルブをガ
ス通路内に組み込んだこと、 前記摺動バルブをシート部材側に押しているス
プリングと、摺動バルブをプラグ側に押し出して
いるスプリングをバルブ本体内に組み込んだこ
と、 前記プラグ内の安全バルブのガイドの後端と摺
動バルブの先端を当接させたこと、 を特徴とするワンタツチ式ガスコツク。
[作用] プラグにガス器具側のホースに取り付けたコン
セントを装着すると、このコンセント内のスピン
ドル(押し棒)がプラグ内の安全バルブを押して
後退させ、プラグ内の弁シートを開放する。同時
に、安全バルブが後退すると摺動バルブ(メイン
バルブ)が後退し、この後退し終えた処で摺動バ
ルブのガス流入口がシート部材のガス孔に合致す
る。この結果、ガスコツク内は全開し、ガスは入
口→ガス孔→ガス流入孔→ガス流出孔→プラグ→
コンセントへと流れる。
そして、プラグからコンセントが外されると、
安全バルブと摺動バルブがスプリングの力で前進
し、摺動バルブのガス流入口はガス孔から外れて
閉じられ、安全バルブは弁シートに密着してこの
弁シートを閉じる。この結果、2重のガス遮断が
行なわれる。
なお、何らかの原因で不用意にプラグからコン
セントが外れてしまつたような時も、同じように
安全バルブ及び摺動バルブはスプリングの力で前
進して閉じてしまう。
[実施例] 第1図に本考案の一実施例を示す。符合の1は
ガス入口3からプラグ4に至るガス通路2を内部
に設けて成るガスコツク本体、5はプラグ4内の
弁シート6に対して上流側から密着自在の安全バ
ルブにして、この安全バルブ5の後方にはガイド
7が一体に形成してあり、このガイド7により安
定してスライド(前進と後退)することができ
る。
8は前記ガス通路2内であつて、前記安全バル
ブ5の奥行き方向に配置された摺動バルブ(メイ
ンバルブ)にして、この摺動バルブ8はスプリン
グ13により常時前記安全バルブ5のガイド7側
に押し出されてガイド7の後端に接し、このガイ
ド7を通じて安全バルブ5を弁シート6に密着さ
せている。
9は前記摺動バルブ8に設けたガス流出口にし
て、このガス流出口9に続くガス流入口10は摺
動バルブ8の下面に形成した平滑なスライドシー
ル面8′が接するシート部材11のガス孔12と
対向自在であつて、安全バルブ5が弁シート6に
密着している状態においては対向せず、安全バル
ブ5が全開したとき(押し込まれて弁シート6か
ら離れたとき)に対向してガス通路2を開通す
る。
14は前記シート部材8の上部に突出させた突
出部にして、この突出部14はシート部材8の上
部においてガスコツク本体1に水平に固定された
ガイド板15のガイド溝16内に係合して安定し
たスライドを助ける。
17は前記ガイド板15の押さえスプリング、
18はスプリング受け、19はスプリング受け1
8の止めリング、20はキヤツプ、21はシート
部材11を止めているビスである。
なお、実施例において、シート部材11のガス
孔12は第2図に示すように3ケ設けてあるが、
この数は1ケでもよい。
次に、上記ガスコツクについてその作用を説明
する。
先ずガスコツクにガスホースが接続されていな
い状態、つまりガスコツクが閉じている状態が第
1図であつて、弁シート6に安全バルブ5が密着
してこれを閉塞し、シート部材11のガス孔12
には摺動バルブ8が密着してこれを閉塞してお
り、ガス通路2は二重に止められている。
次にガスホースが接続されてガスがガスコツク
からガス器具側へ流れるようになつた状態、つま
りガスコツクを開いている状態を示したのが第3
図である。
先ず、プラグ4にガスホース23側のコンセン
ト22が装着されると、コンセント22内のスピ
ンドル24が安全バルブ5を押し込んで後退さ
せ、弁シート6から離す。安全バルブ5が後退す
ると、ガイド7を介して摺動バルブ8がスプリン
グ13を圧縮しながら後退し、ガス流入口10が
シート部材11のガス孔12と合致する。この結
果、ガスはガス入口3からガス孔12→ガス流入
口10→ガス流出口9→弁シート6→プラグ4→
コンセント22→ガスホース23→ガス器具へと
流れる。プラグ4からコンセント22を取り外す
とスプリング13により摺動バルブ8が押し出さ
れて前進し、安全バルブ5を一緒に押し出して前
進させる。この結果、ガス流入口10はガス孔1
2から離れてシート部材11により閉塞され、同
時に安全バルブ5は弁シート6に密着して弁シー
ト6を閉じる。この状態は第1図に示されてい
る。
第4図は摺動バルブ8と安全バルブ5との関係
についての他の実施例を示したもので、この実施
例はプラグ4が上向きにあり、安全バルブ5の下
方において摺動バルブ8が直角方向に摺動する場
合の実施例である。
このように、プラグ4が上向きにあり、安全バ
ルブ5の運動方向と摺動バルブ8の運動方向とが
直角に交わる場合には、安全バルブ5側のガイド
7に傾斜面7′を形成すると共に摺動バルブ8側
にも傾斜面8″を形成し、この傾斜面7′と8″を
互いに摺り合わせて位置させ、安全バルブ5の下
降運動を傾斜面7′,8″の作用で摺動バルブ8が
水平方向に運動するように変換する。この結果、
摺動バルブ8は前記実施例と同じ作用でガス通路
2の開閉を行なうことができる。
[本考案の効果] 本考案に係るガスコツクは以上のように、プラ
グ内に組み込んだ安全バルブに連動して更にガス
通路内に組み込んだ摺動バルブを摺動させてガス
通路を2重に閉じるようにしたので、次のような
効果がある。
a ガスコツクにおける2重の開閉は、プラグに
対するソケツトの着脱だけで行なわれるので、
従来のようにガスコツクを開閉するためのハン
ドル或いは閉子が不要である。よつて、ガスコ
ツクの小型化が可能である。
b すべての開閉機構をガスコツク本体内に組み
込んでしまうことができるので、ガスコツク本
体を密封シールドすることができる。よつて、
内部に異物等が侵入したり、外部にガスが漏れ
出る心配がない。
c プラグにコンセントが完全に装着されない限
り安全バルブ及び摺動バルブは閉じたままなの
で、別に安全機構を組み込む必要がない。
d 摺動バルブとシート部材は平滑な面で接触
し、かつスプリングで面圧が高められているた
め、経年劣化の心配、火災時のガス漏れの心配
がなく、シール性能を永きに亘り確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は閉じている状態の本考案に係るガスコ
ツクを示す断面図、第2図は内部構造を分解した
斜視図、第3図はガスコツクが全開した状態の断
面図、第4図は他の実施例図、第5図は従来のガ
スコツクの説明図である。 1……ガスコツク本体、2……ガス通路、4…
…プラグ、5……安全バルブ、6……弁シート、
8……摺動バルブ、9……ガス流出口、10……
ガス流入口、11……シート部材、12……ガス
孔、16……ガイド溝、20……キヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガスコツク本体1の側方に安全バルブ5を組み
    込んだプラグ4を取り付けると共にガスコツク本
    体1の底部にガス入口3を設け、このガス入口3
    と前記プラグ4間に倒L形のガス通路2を形成し
    たこと、 前記ガス入口3の上方であつて、ガス通路2内
    に、上面に平滑なスライドシール面を形成すると
    共にガス入口3側に貫通しているガス孔12を設
    けたシート部材11を水平に組み込んだこと、 前記シート部材11のスライドシール面に平面
    から成るスライドシール面8′が密着して前記プ
    ラグ4からみて前後方向にスライド自在であつ
    て、後退した際に前記シート部材11のガス孔1
    2に合致するガス流入口10と、このガス流入口
    10に続いて前記プラグ4側に開口しているガス
    流出口9を形成した摺動バルブ8をガス通路2内
    に組み込んだこと、 前記摺動バルブ8をシート部材11側に押して
    いるスプリング17と、摺動バルブ8をプラグ4
    側に押し出しているスプリング13をバルブ本体
    1内に組み込んだこと、 前記プラグ4内の安全バルブ5のガイド7の後
    端と摺動バルブ8の先端を当接させたこと、 を特徴とするワンタツチ式ガスコツク。
JP1986013738U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0412303Y2 (ja)

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JPS62126689U JPS62126689U (ja) 1987-08-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6223051B2 (ja) * 2013-03-27 2017-11-01 大阪瓦斯株式会社 ガス栓

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52145819A (en) * 1976-05-28 1977-12-05 Draegerwerk Ag Inserting joint for connecting gas pipes
JPS5734395U (ja) * 1980-08-07 1982-02-23

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JPS52145819A (en) * 1976-05-28 1977-12-05 Draegerwerk Ag Inserting joint for connecting gas pipes
JPS5734395U (ja) * 1980-08-07 1982-02-23

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