JPH04122223U - 燃料タンク - Google Patents

燃料タンク

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JPH04122223U
JPH04122223U JP3523191U JP3523191U JPH04122223U JP H04122223 U JPH04122223 U JP H04122223U JP 3523191 U JP3523191 U JP 3523191U JP 3523191 U JP3523191 U JP 3523191U JP H04122223 U JPH04122223 U JP H04122223U
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fuel tank
baffle plate
support
caulking
band
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智 村上
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日野自動車工業株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 かしめ加工によりボディとバッフルプレート
とを接合し、溶接欠陥を有しない燃料タンクを提供す
る。 【構成】 ボディ2をバッフルプレート3により補強
し、サポート5上にバンド6により固縛する燃料タンク
1において、バッフルプレート3外周が内接するボディ
2の局所をバッフルプレート3外周と共にかしめること
により、バッフルプレート3をボディ2に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の燃料タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の燃料タンクの概略を表わす斜視図で、燃料タンク1内へ注入した 燃料の動揺を防止し、かつ燃料タンク1の変形を防止するため燃料タンク1のボ ディ2内に複数のバッフルプレート3が設けられている。該バッフルプレート3 は外周の四辺にフランジ4を有し、ボディ2長手方向に所定の間隔を置き、かつ ボディ2軸芯に直交する方向に互いに平行するよう並べられ、バッフルプレート 3のフランジ4外面が内接する部分のボディ2と前記バッフルプレート3のフラ ンジ4外周とをスポット溶接により数箇所にわたって接合している。
【0003】 しかして、図示していない車両フレーム側面に、前記バッフルプレート3の間 隔と略等しい間隔を置いて設けたL字形のサポート5の水平部材5a上に前記燃 料タンク1を載置し、該燃料タンク1をサポート5の垂直部材5b上端部と水平 部材5a先端部との間に掛け渡したバンド6により固縛する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の燃料タンク1では、ボディ2とバッフルプレート3とが スポット溶接により固定されており、そのスポット溶接部分は溶接入熱の熱影響 を受けて種々の欠陥を含むため、車両の振動による入力を受けたバッフルプレー ト3のスポット溶接部分がボディ2から剥離するという問題があった。
【0005】 本考案は、前述の実情に鑑み、ボディとバッフルプレートとをかしめ加工によ り接合し、溶接欠陥を有しない燃料タンクを提供することを目的としてなしたも のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ボディをバッフルプレートにより補強し、サポート上にバンドによ り固縛する燃料タンクにおいて、バッフルプレート外周が内接する燃料タンクの ボディの局所をバッフルプレート外周と共にかしめることによりバッフルプレー トをボディに固定した構成としている。
【0007】
【作用】
従って、本考案では、かしめ加工によりボディに固定したバッフルプレートは 溶接欠陥を排除し得、また前記ボディは車両の振動等による入力に対する強度が 向上する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0009】 図1は本考案の燃料タンクの概略を表わす斜視図、図2は図1に示す燃料タン クに関連するかしめ部分の第1の実施例の断面図、図3は図1に示す燃料タンク に関連するかしめ部分の第2の実施例の断面図、図4は図1に示す燃料タンクに 関連するかしめ部分の第3の実施例の断面図であり、図中、図5に示すものと同 一のものには同一の符号が付してある。
【0010】 第1の実施例の燃料タンク1におけるバッフルプレート3は、フランジ4の剛 性を向上させるため、図2に示すようにバッフルプレート3外周のフランジ4先 端を僅かに内側に折り返し、フランジ4の外面が内接するボディ2部分と前記フ ランジ4とを、ボディ2の四隅に凹部7がつくよう共にかしめて接合し、バッフ ルプレート3をボディ2内部の所定位置に固定する。そして、前記ボディ2四隅 の凹部7に接する内面の局部に該凹部7に係合し得る凸部8を有するバンド6を 備える。
【0011】 図示しない車両フレーム側面に、前記バッフルプレート3間隔と略等しい間隔 を置いて設けたL字形のサポート5の水平部材5a上に前記ボディ2を載置し、 該サポート5の垂直部材5b上端部と水平部材5a先端部との間に掛け渡し且つ ボディ2の凹部7に凸部8を合わせたバンド6によりボディ2をサポート5上に 固縛する。
【0012】 前記第1の実施例によれば、ボディ2とバッフルプレート3とをかしめ加工に より接合し、図5に示す従来例の燃料タンク1が有する種々の欠陥を含む溶接部 を排除したので、車両の振動による入力を受けてもバッフルプレート3がボディ 2から剥離することがない。また、ボディ2の凹部7に係合する凸部8を有する バンド6によりボディ2を固縛するよう形成したので、前記従来例の燃料タンク 1に比べ、さらに確実にボディ2をサポート5上に固縛できる。
【0013】 図3に示す第2の実施例の燃料タンク1におけるバッフルプレート3は、図2 に示す第1の実施例のバッフルプレート3と同様に先端に折り返しを有するフラ ンジ4を有し、フランジ4外面が内接するボディ2部分とフランジ4とを、ボデ ィ2の四隅に向かって突出する凸部9が形成されるよう共にかしめて接合し、バ ッフルプレート3をボディ2内部の所定位置に固定する。そして、前記ボディ2 四隅の凸部9に接する内面の局部に、該凸部9に係合し得る凹部10を有するバ ンド6を備える。前記かしめ加工部分の形状以外は前記第1の実施例と異なると ころがないので以下の説明を省略する。
【0014】 前記第2の実施例によれば、第1の実施例と同様にバッフルプレート3がボデ ィ2から剥離することがなく、ボディ2の凸部に係合する凹部を有するバンド6 によりボディ2を固縛するよう形成したので、第1の実施例と同様に確実にボデ ィ2をサポート5上に固縛できる。
【0015】 図4に示す第3の実施例の燃料タンク1は、バッフルプレート3が前記第2の 実施例のバッフルプレート3のフランジ4の先端に設けられている折り返しを省 いた形状を有している他は変わるところがないので、以下の説明を省略する。
【0016】 前記第3の実施例によれば、第2の実施例と同様にバッフルプレート3がボデ ィ2から剥離することなく、また確実にボディ2をサポート5上に固縛できる。
【0017】 なお、本考案は前述の実施例にのみ限定されるものではなく、前記第2及び第 3の実施例の燃料タンクにおいて、燃料タンクのかしめ加工部分の凸部にバンド の凹部を係合し、ボディをサポート上に固縛する場合について説明したが、サポ ート及びベルトを前記ボディ凸部のボディ長手方向内側に通してボディをサポー ト上に固縛してもよいことなど、その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内にお いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【考案の効果】
本考案の燃料タンクによれば、下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
【0019】 I)かしめ加工によりバッフルプレートをボディに固定するよう形成したので 、従来の燃料タンクのような溶接の欠陥を有せず、従って車両の振動による入力 によってバッフルプレートがボディから剥離することがない。
【0020】 II)ボディのかしめ加工部分に係合し得る凹凸を有するバンドによりボディ をサポート上に固縛するようにすれば、従来の燃料タンクに比べ確実にボディを サポート上に固縛できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の燃料タンクの概略を表わす斜視図であ
る。
【図2】図1に示す燃料タンクに関連するかしめ部分の
第1の実施例の断面図である。
【図3】図1に示す燃料タンクに関連するかしめ部分の
第2の実施例の断面図である。
【図4】図1に示す燃料タンクに関連するかしめ部分の
第3の実施例の断面図である。
【図5】従来の燃料タンクの概略を表わす斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 ボディ 3 バッフルプレート 5 サポート 6 バンド 7 凹部(ボディ) 8 凸部(バンド) 9 凸部(ボディ) 10 凹部(バンド)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディをバッフルプレートにより補強
    し、サポート上にバンドにより固縛する燃料タンクにお
    いて、バッフルプレート外周が内接する燃料タンクのボ
    ディの局所をバッフルプレート外周と共にかしめること
    によりバッフルプレートをボディに固定したことを特徴
    とする燃料タンク。
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JPS585531A (ja) * 1981-07-02 1983-01-12 Mitsubishi Electric Corp 位置決め装置

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