JPH04120322A - カウンタウエイト - Google Patents
カウンタウエイトInfo
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- JPH04120322A JPH04120322A JP23967390A JP23967390A JPH04120322A JP H04120322 A JPH04120322 A JP H04120322A JP 23967390 A JP23967390 A JP 23967390A JP 23967390 A JP23967390 A JP 23967390A JP H04120322 A JPH04120322 A JP H04120322A
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Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に好適に用
いられるカウンタウェイトに関し、特に、重量調整材を
内部に充填するようにしだカウンタウェイトに関する。
いられるカウンタウェイトに関し、特に、重量調整材を
内部に充填するようにしだカウンタウェイトに関する。
第4図ないし第9図に従来技術のカウンタウェイトが設
けられた油圧ショベルを例に挙げて示す図において、1
は下部走行体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載
された上部旋回体を示し、該上部旋回体2は旋回フレー
ム3上に設けられた運転室4、機械室5および後述のカ
ウンタウェイト7からなり、旋回フレーム3は第5図に
示す如く、一対の主フレーム3A、3A、左、右の張出
しフレーム3B、3B、・・・およびサイドフレーム3
C,3Cから骨組構造をなして構成されている。そして
、各主フレーム3Aの前部側は作業装置6用のブラケッ
ト部3A、となり、後部側はカウンタウェイト7用の取
付部3 A zとなっている7は作業装置6とバランス
させるために上部旋回体2の後部に設けられたカウンタ
ウェイトを示し、該カウンタウェイト7は第5図ないし
第9図に示す如(、略長方形の平板状に形成された前面
板8と、該前面板8の後方に円弧形状をなして配設され
、左、右の側面板9,9を介して該前面板8に溶接され
た後面板10と、該後面板10、各側面板9および前面
板8の上端側に溶接され、これらの上端側を閉塞した複
数の平板材からなる上面板11と、前面板8、各側面板
9および後面板10の下端側に溶接され、これらの下端
側を後述の各マウント部材12と共に閉塞した複数の平
板材からなる下面板12A、12B、12C(全体とし
て下面板12という)によって中空構造に形成されてい
る。そして、該カウンタウェイト7内にはコンクリート
や鉄片等からなる重量調整材(図示せず)が充填され、
作業装置6に応じてその重量が調整されるようになって
いる。
けられた油圧ショベルを例に挙げて示す図において、1
は下部走行体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載
された上部旋回体を示し、該上部旋回体2は旋回フレー
ム3上に設けられた運転室4、機械室5および後述のカ
ウンタウェイト7からなり、旋回フレーム3は第5図に
示す如く、一対の主フレーム3A、3A、左、右の張出
しフレーム3B、3B、・・・およびサイドフレーム3
C,3Cから骨組構造をなして構成されている。そして
、各主フレーム3Aの前部側は作業装置6用のブラケッ
ト部3A、となり、後部側はカウンタウェイト7用の取
付部3 A zとなっている7は作業装置6とバランス
させるために上部旋回体2の後部に設けられたカウンタ
ウェイトを示し、該カウンタウェイト7は第5図ないし
第9図に示す如(、略長方形の平板状に形成された前面
板8と、該前面板8の後方に円弧形状をなして配設され
、左、右の側面板9,9を介して該前面板8に溶接され
た後面板10と、該後面板10、各側面板9および前面
板8の上端側に溶接され、これらの上端側を閉塞した複
数の平板材からなる上面板11と、前面板8、各側面板
9および後面板10の下端側に溶接され、これらの下端
側を後述の各マウント部材12と共に閉塞した複数の平
板材からなる下面板12A、12B、12C(全体とし
て下面板12という)によって中空構造に形成されてい
る。そして、該カウンタウェイト7内にはコンクリート
や鉄片等からなる重量調整材(図示せず)が充填され、
作業装置6に応じてその重量が調整されるようになって
いる。
13.13はカウンタウェイト7を旋回フレーム3の各
取付部3A2上に載置させる一対のマウント部材を示し
、該各マウント部材13は断面コ字形状の鋼材によって
形成され、カウンタウェイト7の下面板12A、12B
、12C間に溶接されている。そして、該各マウント部
材13の前端側は第9図に示す如(前面板8の下端側に
溶接され、その後端は後面板10の裏面に溶接されてい
る。また、該各マウント部材13の上面側にはボルト挿
通穴13A、13Aが穿設され、その上には直方体形状
のねじ部材14.14が溶接されている。そして、該各
マウント部材13は第5図に示すボルト15等を各ねじ
部材14に螺着することにより、カウンタウェイト7を
旋回フレーム3の各取付部3A2上に固着させるように
なっている。
取付部3A2上に載置させる一対のマウント部材を示し
、該各マウント部材13は断面コ字形状の鋼材によって
形成され、カウンタウェイト7の下面板12A、12B
、12C間に溶接されている。そして、該各マウント部
材13の前端側は第9図に示す如(前面板8の下端側に
溶接され、その後端は後面板10の裏面に溶接されてい
る。また、該各マウント部材13の上面側にはボルト挿
通穴13A、13Aが穿設され、その上には直方体形状
のねじ部材14.14が溶接されている。そして、該各
マウント部材13は第5図に示すボルト15等を各ねじ
部材14に螺着することにより、カウンタウェイト7を
旋回フレーム3の各取付部3A2上に固着させるように
なっている。
16.16は左、右に離間して上面板11にそれぞれ溶
接された一対の補強板を示し、該各補強板16はその前
端が前面板8に溶接され、後端が後面板10に溶接され
、カウンタウェイト7全体の強度を高めるようになって
いる。さらに、1717はカウンタウェイト7の吊上げ
、吊下げ用ブラケット部を構成するねじ部材を示し、該
各ねじ部材17は鉄等の金属材料により略正方形の角柱
状に形成され、カウンタウェイト7の吊上げ、吊下げ時
にアイボルト(図示せず)等が螺着されるねじ穴17A
が形成されている。そして、該各ねじ部材17は上面板
11を貫通して各補強板16の側面に溶接されると共に
、上面板11にも溶接され、カウンタウェイト7の吊上
げ時等の強度を確保するようになっている。
接された一対の補強板を示し、該各補強板16はその前
端が前面板8に溶接され、後端が後面板10に溶接され
、カウンタウェイト7全体の強度を高めるようになって
いる。さらに、1717はカウンタウェイト7の吊上げ
、吊下げ用ブラケット部を構成するねじ部材を示し、該
各ねじ部材17は鉄等の金属材料により略正方形の角柱
状に形成され、カウンタウェイト7の吊上げ、吊下げ時
にアイボルト(図示せず)等が螺着されるねじ穴17A
が形成されている。そして、該各ねじ部材17は上面板
11を貫通して各補強板16の側面に溶接されると共に
、上面板11にも溶接され、カウンタウェイト7の吊上
げ時等の強度を確保するようになっている。
従来技術の油圧ショベル用カウンタウェイト7を上述の
如き構成を有するもので、次に、その製造工程について
述べる。
如き構成を有するもので、次に、その製造工程について
述べる。
まず、後面板10は各側面板9と共に前面板8よりも厚
肉の板材にロール加工等を施すことにより所定の曲率を
もって湾曲して形成され、その左、右両端側を折曲げる
ことにより各側面板9と一体形成される。そして、該各
側面板9の前面に前面板8を溶接すると共に、該前面板
8各側面板9および後面板10の上、下側端側に上面板
11゜下面板12および各マウント部材13を溶接する
。また、上面板11には前面板8.後面板10間で各補
強板16を溶接すると共に、各ねじ部材17を溶接する
。
肉の板材にロール加工等を施すことにより所定の曲率を
もって湾曲して形成され、その左、右両端側を折曲げる
ことにより各側面板9と一体形成される。そして、該各
側面板9の前面に前面板8を溶接すると共に、該前面板
8各側面板9および後面板10の上、下側端側に上面板
11゜下面板12および各マウント部材13を溶接する
。また、上面板11には前面板8.後面板10間で各補
強板16を溶接すると共に、各ねじ部材17を溶接する
。
そして、上面板11の中央部分を残して中空構造をなす
カウンタウェイト7を形成し、この状態で該カウンタウ
ェイト7内にコンクリート、鉄片等の重量調整材を充填
し、その後に前記上面板11の中央部分を溶接し、カウ
ンタウェイト7内に雨水等が浸入するのを防止すべく密
閉するようにしている。
カウンタウェイト7を形成し、この状態で該カウンタウ
ェイト7内にコンクリート、鉄片等の重量調整材を充填
し、その後に前記上面板11の中央部分を溶接し、カウ
ンタウェイト7内に雨水等が浸入するのを防止すべく密
閉するようにしている。
次に、このようにして製造したカウンタウェイト7は各
ねじ部材17のねじ穴17Aにアイボルト等を螺着し、
各アイボルトにワイヤ等を通してクレーン等でカウンタ
ウェイト7を吊上げ、該カウンタウェイト7の各マウン
ト部材13を旋回フレーム3の各取付部3A2上に載置
し、第5図に示す各ボルト15を各ねじ部材14に螺着
することにより、上部旋回体2の後部にカウンタウェイ
ト7を着脱可能に取付けるようにしている。
ねじ部材17のねじ穴17Aにアイボルト等を螺着し、
各アイボルトにワイヤ等を通してクレーン等でカウンタ
ウェイト7を吊上げ、該カウンタウェイト7の各マウン
ト部材13を旋回フレーム3の各取付部3A2上に載置
し、第5図に示す各ボルト15を各ねじ部材14に螺着
することにより、上部旋回体2の後部にカウンタウェイ
ト7を着脱可能に取付けるようにしている。
ところで、上述した従来技術では、カウンタウェイト7
内に重量調整材を充填する構造であるから、各マウント
部材13および各補強板16を前面板8.後面板10間
で下面板12および上面板11に溶接により固着し、各
マウント部材13を介してカウンタウェイト7を旋回フ
レーム3の各取付部3A、に強固に固着できるようにし
ているしかし、従来技術では、各マウント部材13およ
び各補強板16の後端を後面板10に溶接しているから
、該後面板10の表面に溶接歪等が発生し易く、該後面
板10の表面は油圧ショベルの外観の一部を成し、商品
価値を低下させるという問題がある。
内に重量調整材を充填する構造であるから、各マウント
部材13および各補強板16を前面板8.後面板10間
で下面板12および上面板11に溶接により固着し、各
マウント部材13を介してカウンタウェイト7を旋回フ
レーム3の各取付部3A、に強固に固着できるようにし
ているしかし、従来技術では、各マウント部材13およ
び各補強板16の後端を後面板10に溶接しているから
、該後面板10の表面に溶接歪等が発生し易く、該後面
板10の表面は油圧ショベルの外観の一部を成し、商品
価値を低下させるという問題がある。
また、後面板10の表面に発生した溶接歪を除去すべく
、後加工によってグラインダ仕上げ等を行うことがある
が、この仕上げ作業は非常に手間がかかり、コストアッ
プを招(という問題がある本発明は上述した従来技術の
問題に鑑みなされたもので、本発明は後面板の表面に溶
接歪が発生する等の問題を解消でき、商品価値を高める
ことができる上に、全体の強度を確保できるようにしだ
カウンタウェイトを提供することを目的としている。
、後加工によってグラインダ仕上げ等を行うことがある
が、この仕上げ作業は非常に手間がかかり、コストアッ
プを招(という問題がある本発明は上述した従来技術の
問題に鑑みなされたもので、本発明は後面板の表面に溶
接歪が発生する等の問題を解消でき、商品価値を高める
ことができる上に、全体の強度を確保できるようにしだ
カウンタウェイトを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために本発明が採用する構成の
特徴は、マウント部材に上面板との間に補強板を固着し
て設け、該補強板およびマウント部材は前端側を前記前
面板に固着し、後端側を前記後面板から離間させる構成
としたことにある。
特徴は、マウント部材に上面板との間に補強板を固着し
て設け、該補強板およびマウント部材は前端側を前記前
面板に固着し、後端側を前記後面板から離間させる構成
としたことにある。
また、前記下面板にはカウンタウェイトの吊上げ、吊下
げ用ブラケット部を固着して設け、前記補強板の上端側
は該ブラケット部を介して前記上面板に固着する構成と
するのが好ましい。
げ用ブラケット部を固着して設け、前記補強板の上端側
は該ブラケット部を介して前記上面板に固着する構成と
するのが好ましい。
上記構成により、補強板の上、下面端を上面板とマウン
ト部材とに固着して設け、前端側を前面板に固着するか
ら、カウンタウェイト全体の強度を高めることができ、
補強板の後端側を後面仮に固着する必要がなくなる。
ト部材とに固着して設け、前端側を前面板に固着するか
ら、カウンタウェイト全体の強度を高めることができ、
補強板の後端側を後面仮に固着する必要がなくなる。
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図に基づいて
説明する。なお、実施例では前述した第4図ないし第9
図に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し
、その説明を省略するものとする。
説明する。なお、実施例では前述した第4図ないし第9
図に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し
、その説明を省略するものとする。
而して、第1図および第2図は本発明の第1の実施例を
示している。
示している。
図中、21はカウンタウェイトを示し、該カウンタウェ
イト21は従来技術のカウンタウェイト7とほぼ同様に
前面板22.後面板23.左、右の側面板24,24、
上面板25.下面板26および各マウント部材27等に
よって中空構造に形成されているものの、該カランタウ
−エイト21の各マウント部材27はその後端側に略長
方形のプレート28が溶接され、後面板23から離間し
て配設されている。そして、該各マウント部材27はそ
の下端面が下面板26に形成した略コ字形状の切欠き部
26Aの位置で該下面板26に溶接され、前端側は前面
板22に溶接されている。また、該各マウント部材27
には各ボルト挿通穴27A上に位置してねじ部材14が
溶接されている。
イト21は従来技術のカウンタウェイト7とほぼ同様に
前面板22.後面板23.左、右の側面板24,24、
上面板25.下面板26および各マウント部材27等に
よって中空構造に形成されているものの、該カランタウ
−エイト21の各マウント部材27はその後端側に略長
方形のプレート28が溶接され、後面板23から離間し
て配設されている。そして、該各マウント部材27はそ
の下端面が下面板26に形成した略コ字形状の切欠き部
26Aの位置で該下面板26に溶接され、前端側は前面
板22に溶接されている。また、該各マウント部材27
には各ボルト挿通穴27A上に位置してねじ部材14が
溶接されている。
29.29はカウンタウェイト21の左右方向で離間し
、各マウント部材27と上面板25との間に配設された
一対の補強板を示し、該各補強板29は所定板厚の鋼板
等により形成され、その下端側は各マウント部材27.
各ねじ部材14に溶接されている。また、該各補強板2
9は前端が前面板22に溶接され、その後端29Aは後
面板23から離間している。そして、該各補強板29は
内部応力等の発生を防止すべ(、上端29Bは上面板2
5から僅かに離間し、ねじ部材17の側面に溶接される
ことにより上面板25に固着されている。また、該各補
強板29の中央部には打抜き穴30が穿設され、カウン
タウェイト7内に充填される重量調整材(図示せず)を
各打抜き穴30を介してスムーズに流通させるようにな
っている本実施例によるカウンタウェイト21は上述の
如き構成を有するもので、内部に重量調整材を充填し、
旋回フレーム3の後部に位置する各取付部3 A 2に
各マウント部材27を介して取付けられる点においては
従来技術によるものと格別差異はない。
、各マウント部材27と上面板25との間に配設された
一対の補強板を示し、該各補強板29は所定板厚の鋼板
等により形成され、その下端側は各マウント部材27.
各ねじ部材14に溶接されている。また、該各補強板2
9は前端が前面板22に溶接され、その後端29Aは後
面板23から離間している。そして、該各補強板29は
内部応力等の発生を防止すべ(、上端29Bは上面板2
5から僅かに離間し、ねじ部材17の側面に溶接される
ことにより上面板25に固着されている。また、該各補
強板29の中央部には打抜き穴30が穿設され、カウン
タウェイト7内に充填される重量調整材(図示せず)を
各打抜き穴30を介してスムーズに流通させるようにな
っている本実施例によるカウンタウェイト21は上述の
如き構成を有するもので、内部に重量調整材を充填し、
旋回フレーム3の後部に位置する各取付部3 A 2に
各マウント部材27を介して取付けられる点においては
従来技術によるものと格別差異はない。
然るに、本実施例では、各マウント部材27を後面板2
3から離間させて前面板22.下面板26に溶接し、各
補強板29の下端側を各ねじ部材14、各マウント部材
27に溶接し、上端29Bをねじ部材17を介して上面
板25に固着すると共に、前端を前面板22に溶接した
から、各マウント部材27を各補強板29と共に前面板
22゜上面板25および下面板26に一体的に固着する
ことにより、カウンタウェイト21全体の強度を高める
ことができ、各マウント部材27やねじ部材17等の強
度を確保できる上に、各マウント部材27および各補強
板29の後端29Aを後面板23に溶接する必要がな(
なり、後面板23の表面に溶接歪が発生する等の問題を
解消することができる。
3から離間させて前面板22.下面板26に溶接し、各
補強板29の下端側を各ねじ部材14、各マウント部材
27に溶接し、上端29Bをねじ部材17を介して上面
板25に固着すると共に、前端を前面板22に溶接した
から、各マウント部材27を各補強板29と共に前面板
22゜上面板25および下面板26に一体的に固着する
ことにより、カウンタウェイト21全体の強度を高める
ことができ、各マウント部材27やねじ部材17等の強
度を確保できる上に、各マウント部材27および各補強
板29の後端29Aを後面板23に溶接する必要がな(
なり、後面板23の表面に溶接歪が発生する等の問題を
解消することができる。
従って、本実施例によれば、油圧ショベル等の外観の一
部となるカウンタウェイト21の後面板23表面に凹凸
等が発生するのを効果的に防止でき、外観精度を向上で
きる上に、カウンタウェイト21全体を所望の強度に保
つことができる等、種々の効果を奏する。
部となるカウンタウェイト21の後面板23表面に凹凸
等が発生するのを効果的に防止でき、外観精度を向上で
きる上に、カウンタウェイト21全体を所望の強度に保
つことができる等、種々の効果を奏する。
次に、第3図は本発明の第2の実施例を示し、本実施例
では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の特
徴は、各補強板31の上端31Bに吊上げ、吊下げ用ブ
ラケットとしての突出部32を一体形成したことにある
。ここで、各補強板31の前端および下端側は前面板2
2および各マウント部材27.ねじ部材14に溶接され
、後端31Aは後面板23から離間して配設されている
。そして、該各補強板31の上端31Bは上面板25か
ら僅かに離間し、突出部32を上面板25に溶接するこ
とにより該上面板25に一体的に固着されている。また
、各補強板31の中央部には打抜き穴33が穿設され、
突出部32には吊上げ、吊下げ用のワイヤ等を挿通する
ための挿通穴32Aが穿設されている。
では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の特
徴は、各補強板31の上端31Bに吊上げ、吊下げ用ブ
ラケットとしての突出部32を一体形成したことにある
。ここで、各補強板31の前端および下端側は前面板2
2および各マウント部材27.ねじ部材14に溶接され
、後端31Aは後面板23から離間して配設されている
。そして、該各補強板31の上端31Bは上面板25か
ら僅かに離間し、突出部32を上面板25に溶接するこ
とにより該上面板25に一体的に固着されている。また
、各補強板31の中央部には打抜き穴33が穿設され、
突出部32には吊上げ、吊下げ用のワイヤ等を挿通する
ための挿通穴32Aが穿設されている。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができ、カ
ウンタウェイトとしての強度を十分に確保でき、外観精
度を向上させることができる。
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができ、カ
ウンタウェイトとしての強度を十分に確保でき、外観精
度を向上させることができる。
以上詳述した通り本発明によれば、マウント部材と上面
板との間に補強板を固着して設け、該補強板およびマウ
ント部材の前端側を前面板に固着し、後端側を後面板か
ら離間させる構成としたから、補強板によって当該カウ
ンタウェイト全体の強度を効果的に高めることができる
上に、後面板の表面に溶接歪が発生する等の問題を解消
でき、カウンタウェイトとしての外観精度を高めて商品
価値を向上できる等、種々の効果を奏する。
板との間に補強板を固着して設け、該補強板およびマウ
ント部材の前端側を前面板に固着し、後端側を後面板か
ら離間させる構成としたから、補強板によって当該カウ
ンタウェイト全体の強度を効果的に高めることができる
上に、後面板の表面に溶接歪が発生する等の問題を解消
でき、カウンタウェイトとしての外観精度を高めて商品
価値を向上できる等、種々の効果を奏する。
第1図および第2図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はカウンタウェイトの一部破断の正面図、第2図は
第1図中の矢示■−■方向拡大断面図、第3図は第2の
実施例を示す第2図と同様の断面図、第4図ないし第9
図は従来技術を示し、第4図は油圧ショベルの斜視図、
第5図は旋回フレームおよびカウンタウェイトの分解斜
視図、第6図はカウンタウェイトの平面図、第7図はカ
ウンタウェイトの一部破断の正面図、第8図はカウンタ
ウェイトの底面図、第9図は第7図中の矢示■−■方向
拡大断面図である。 17・・・ねじ部材(ブラケット部)、21・・・カウ
ンタウェイト、22・・・前面板、23・・・後面板、
24・・・側面板、25・・・上面板、26・・・下面
板、27・・・マウント部材、29.31・・・補強板
、30,33・・・打抜き穴、32・・・突出部(マウ
ント部)、32A・・・挿通穴。
1図はカウンタウェイトの一部破断の正面図、第2図は
第1図中の矢示■−■方向拡大断面図、第3図は第2の
実施例を示す第2図と同様の断面図、第4図ないし第9
図は従来技術を示し、第4図は油圧ショベルの斜視図、
第5図は旋回フレームおよびカウンタウェイトの分解斜
視図、第6図はカウンタウェイトの平面図、第7図はカ
ウンタウェイトの一部破断の正面図、第8図はカウンタ
ウェイトの底面図、第9図は第7図中の矢示■−■方向
拡大断面図である。 17・・・ねじ部材(ブラケット部)、21・・・カウ
ンタウェイト、22・・・前面板、23・・・後面板、
24・・・側面板、25・・・上面板、26・・・下面
板、27・・・マウント部材、29.31・・・補強板
、30,33・・・打抜き穴、32・・・突出部(マウ
ント部)、32A・・・挿通穴。
Claims (2)
- (1)内部に重量調整材を充填すべく、前面板、後面板
、上面板、下面板および左、右の側面板によって中空構
造に形成され、前記下面板に取付け用のマウント部材が
設けられたカウンタウェイトにおいて、前記マウント部
材には前記上面板との間に補強板を固着して設け、該補
強板およびマウント部材は前端側を前記前面板に固着し
、後端側を前記後面板から離間させる構成としたことを
特徴とするカウンタウェイト。 - (2)前記上面板にはカウンタウェイトの吊上げ、吊下
げ用ブラケット部を固着して設け、前記補強板の上端側
は該ブラケット部を介して前記上面板に固着してなる特
許請求の範囲(1)項記載のカウンタウェイト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2239673A JPH0739677B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | カウンタウエイト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2239673A JPH0739677B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | カウンタウエイト |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8137668A Division JP2789327B2 (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | カウンタウエイト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120322A true JPH04120322A (ja) | 1992-04-21 |
JPH0739677B2 JPH0739677B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=17048210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2239673A Expired - Lifetime JPH0739677B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | カウンタウエイト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739677B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6750445B1 (en) * | 1997-12-19 | 2004-06-15 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Encoder |
JP2009097283A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Komatsu Ltd | カウンタウェイト |
CN116553404A (zh) * | 2023-05-08 | 2023-08-08 | 江苏群达机械科技有限公司 | 一种履带式配重架及用于组装该配重架的工装 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63161960U (ja) * | 1987-04-07 | 1988-10-21 | ||
JPS63194961U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-15 | ||
JPH01239233A (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-25 | Yutani Heavy Ind Ltd | カウンタウエイトの製造方法 |
JPH0237227A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高温差し湯機能付給湯機 |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP2239673A patent/JPH0739677B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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CN116553404A (zh) * | 2023-05-08 | 2023-08-08 | 江苏群达机械科技有限公司 | 一种履带式配重架及用于组装该配重架的工装 |
CN116553404B (zh) * | 2023-05-08 | 2023-10-31 | 江苏群达机械科技有限公司 | 一种履带式配重架及用于组装该配重架的工装 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0739677B2 (ja) | 1995-05-01 |
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