JP3307557B2 - 建設機械におけるベースフレーム構造 - Google Patents

建設機械におけるベースフレーム構造

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JP3307557B2
JP3307557B2 JP09318197A JP9318197A JP3307557B2 JP 3307557 B2 JP3307557 B2 JP 3307557B2 JP 09318197 A JP09318197 A JP 09318197A JP 9318197 A JP9318197 A JP 9318197A JP 3307557 B2 JP3307557 B2 JP 3307557B2
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body frame
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cylindrical
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邦友 清水
一通 岩佐
重喜 足立
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新キャタピラー三菱株式会社
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0808Improving mounting or assembling, e.g. frame elements, disposition of all the components on the superstructures
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種建設作業、土
木作業に用いられる油圧ショベル等の建設機械の技術分
野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種建設機械のなかには、下
部走行体に旋回ベアリングを介して上部旋回体を旋回自
在に搭載したものがあるが、このものにおいて、下部走
行体のベースフレームは、左右の走行装置がそれぞれ設
けられる左右のトラックフレームと、前記旋回ベアリン
グが取付け支持されるカーボディとを用いて構成されて
いる。そして該カーボディは、従来、図5(X)、
(Y)に示す如く、左右のトラックフレーム間に橋架さ
れる上下のボディフレーム20、21と、上側ボディフ
レームの中央部から立設され、かつ上端部に旋回ベアリ
ングが取付けられる上側円筒フレーム(上側コラム)2
2と、該上側円筒フレーム22の下方に位置する状態で
上下のボディフレーム20、21間に固定される下側円
筒フレーム(下側コラム)23とを用いて構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記従来のカ
ーボディにおいて、上側円筒フレーム22は上側ボディ
フレーム20に溶接により固定されるが、該溶接部位
C、D、特にC部位は、上部旋回体の旋回荷重による応
力が集中する部位であり、このため、溶接止端をグライ
ンダ仕上げする等して応力集中を低下させる配慮が必要
であって、手間がかかりコストアップの要因になるとい
う問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、下部走行体に旋回ベアリングを
介して上部旋回体を旋回自在に搭載してなる建設機械に
おいて、前記下部走行体のベースフレームを、左右の走
行装置がそれぞれ設けられる左右のトラックフレーム
と、該左右のトラックフレーム間に橋架され、かつ前記
旋回ベアリングが取付け支持されるカーボディとを用い
て構成するにあたり、該カーボディは、左右両側端部が
トラックフレームに固定される下側ボディフレームと、
前記旋回ベアリングと同軸芯線上の位置で下側ボディフ
レームから立設される円筒フレームと、左右両側端部が
トラックフレーム側に固定され、中央部が円筒フレーム
の上端に上側から固定される上側ボディフレームとを備
え、該上側ボディフレーム中央部の円筒フレームに対応
する上面に配した前記旋回ベアリングを、該旋回ベアリ
ング側から挿入されて上側ボディフレームを貫通し円筒
フレームの上端部に螺入する取付けボルトを介して取付
けるようにした建設機械におけるベースフレーム構造で
ある。そして、この様にすることにより、上下のボディ
フレームおよび円筒フレームによって形成される断面積
の大きな箱型構造物の上面に直接旋回ベアリングが取り
付けられることになって、旋回荷重、掘削荷重等により
発生する応力の分散が計れ、応力低減を達成できる。し
かもこのものは、従来の上側筒フレームを上側ボディフ
レームに溶接して固定するもののように該溶接部位の止
端形状を整える必要がなく、生産性が向上すると共に、
均一な品質の保持を計れる。しかも、上側ボディフレー
ムと円筒フレーム上端との溶接部位に作用する旋回荷
重、掘削荷重等により発生する応力を低減できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベル
であって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行
体2、該下部走行体2に旋回ベアリング3を介して旋回
自在に支持される上部旋回体4、該上部旋回体4に取付
けられるフロントアタッチメント5等の各部から構成さ
れている等の基本的構成は従来通りである。
【0006】前記下部走行体2のベースフレーム6は、
左右のトラックフレーム7と、後述するカーボディ8と
から構成されるが、上記左右のトラックフレーム7に
は、アイドラ9、駆動スプロケット10、アッパーロー
ラ11、ロアローラ12、クローラ13等の走行装置が
それぞれ設けられている。
【0007】また、前記カーボディ8は、左右のトラッ
クフレーム7間に橋架される上側ボディフレーム14お
よび下側ボディフレー15と、これら上下のボディフレ
ーム14、15間に固定される円筒フレーム16とを用
いて構成されるが、上側ボディフレーム14は、中央部
にリング状の台座14aが形成され、該台座14aの外
周側に、外側ほど低くなるよう傾斜した傾斜面部14b
が一体形成され、さらに該傾斜面部14bの外周側に、
前記トラックフレーム7に補強フレーム17および下側
ボディフレーム15を介して図示しないボルトにより一
体的に固定される脚部14cが形成されている。また、
前記台座14aの上面部は、後述するように前記旋回ベ
アリング3のインナーレース3aの取付け座に構成され
ている。
【0008】一方、下側ボディフレーム15は、前記上
側ボディフレーム14の下方に設けられる水平状のもの
であって、その左右外側端部は前記左右のトラックフレ
ーム7に図示しないボルトにより一体的に固定されてい
る。また円筒フレーム16は、前記旋回ベアリング3と
同軸芯線上に位置するよう下側ボディフレーム15から
立設される円筒形状のものであって、該円筒フレーム1
6の下端部は、下側ボディフレーム15の上面部に溶着
され、また円筒フレーム16の上端部は、前記上側ボデ
ィフレーム14の台座14aの下面部に溶着されている
が、この場合、台座14aのインナーレース取付け座の
真下に円筒フレーム16の上端が位置するように設定さ
れている。
【0009】そして、前記旋回ベアリング3のインナー
レース3aは、予め円筒フレーム16が溶着された上側
ボディフレーム台座14aの上面部に取付けられるが、
この場合、インナーレース3aの取付けボルト18は、
インナーレース3aの上側から挿入されて、台座14a
に穿設される貫通孔14dを貫通し、さらに円筒フレー
ム16の上端部に形成される螺子孔16aに螺入緊締さ
れる構成となっている。尚、図中、3bは旋回ベアリン
グ3のアウターレースであって、このものは、取付けボ
ルト19を介して上部旋回体4側に固定される。
【0010】叙述の如く構成されたものにおいて、下部
走行体2のベースフレーム6は、走行装置が設けられる
左右のトラックフレーム7と、旋回ベアリング3が取付
け支持されるカーボディ8とから構成されるが、この場
合に、カーボディ8は、左右外側端部が前記トラックフ
レーム7側に固定される上側ボディフレーム14および
下側のボディフレーム15と、前記旋回ベアリング3と
同軸線上の位置で上下のボディフレーム14、15間に
固定される円筒フレーム16とから構成され、そして前
記上側ボディフレーム14の中央部に形成される台座1
4aの円筒フレーム16に対応する上面部位置に、旋回
ベアリング3のインナーレース3aが取り付けられるこ
とになる。
【0011】この結果、本発明が実施された形態におい
ては、上下のボディフレーム14、15および円筒フレ
ーム16によって形成される断面積の大きな箱型構造物
の上面に直接旋回ベアリング3が取り付けられることに
なって、従来の上側ボディフレームの上面に溶着された
上側筒フレームの上端部に旋回ベアリングを取り付けた
ものように上側筒フレームと上側ボディフレームとの溶
接部位に旋回荷重、掘削荷重等による応力が集中してし
まうようなことがなく、応力の分散が計れて応力低減を
達成できる。しかもこのものは、前記従来のもののよう
に上側筒フレームと上側ボディフレームとの溶接部位を
グラインダ仕上げして形状を整える必要もなくなって、
生産性が向上すると共に、品質の均一化が計れる。
【0012】また、このものにおいて、上側ボディフレ
ーム台座14aと円筒フレーム16の上端部との溶接部
位A、Bには、上部旋回体4の旋回荷重による応力が作
用することになるが、本実施の形態においては、旋回ベ
アリング3のインナーレース3aの取付けボルト18
が、インナーレース3aから挿入されて円形台座14a
を貫通し円筒フレーム16の上端部に螺入緊締される構
成となっており、これにより前記溶接部位A、Bに作用
する応力を大幅に低減することができる。
【0013】尚、本発明は前記第一の実施の形態に限定
されないことは勿論であって、図4に示す第二の実施の
形態の如く、上側ボディフレーム14の脚部14cおよ
び下側ボディフレーム15の左右外側端部を溶接等によ
りトラックフレーム7に直接固定したものにおいても、
勿論実施でき、このものも前記第一の実施の形態の場合
と同様の効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの側面図である。
【図2】ベースフレームの断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】第二の実施の形態を示すベースフレームの断面
図である。
【図5】(X)、(Y)は従来例を示すカーボディの一
部断面図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル 2 下部走行体 3 旋回ベアリング 3a インナーレース 4 上部旋回体 6 ベースフレーム 7 トラックフレーム 8 カーボディ 14 上側ボディフレーム 14a 台座 15 下側ボディフレーム 16 円筒フレーム 18 取付けボルト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−101628(JP,A) 特開 平9−158252(JP,A) 特開 昭62−1939(JP,A) 実開 昭58−42271(JP,U) 実開 昭58−29652(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/08 E02F 9/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体に旋回ベアリングを介して上
    部旋回体を旋回自在に搭載してなる建設機械において、
    前記下部走行体のベースフレームを、左右の走行装置が
    それぞれ設けられる左右のトラックフレームと、該左右
    のトラックフレーム間に橋架され、かつ前記旋回ベアリ
    ングが取付け支持されるカーボディとを用いて構成する
    にあたり、該カーボディは、左右両側端部がトラックフ
    レームに固定される下側ボディフレームと、前記旋回ベ
    アリングと同軸芯線上の位置で下側ボディフレームから
    立設される円筒フレームと、左右両側端部がトラックフ
    レーム側に固定され、中央部が円筒フレームの上端に上
    側から固定される上側ボディフレームとを備え、該上側
    ボディフレーム中央部の円筒フレームに対応する上面に
    配した前記旋回ベアリングを、該旋回ベアリング側から
    挿入されて上側ボディフレームを貫通し円筒フレームの
    上端部に螺入する取付けボルトを介して取付けるように
    した建設機械におけるベースフレーム構造。
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