JPH04118384A - 作業車の操向操作構造 - Google Patents
作業車の操向操作構造Info
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- JPH04118384A JPH04118384A JP2238090A JP23809090A JPH04118384A JP H04118384 A JPH04118384 A JP H04118384A JP 2238090 A JP2238090 A JP 2238090A JP 23809090 A JP23809090 A JP 23809090A JP H04118384 A JPH04118384 A JP H04118384A
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- hydraulic clutch
- hydraulic
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 16
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- 241001648319 Toronia toru Species 0.000 claims 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は左右一対のクローラ式又は多輪式の走行装置を
備えた作業車の操向操作構造に関する。
備えた作業車の操向操作構造に関する。
前述のような作業車の一例として、クローラ式の走行装
置を装備したコンバインかある。このようなコンバイン
においては、選択された方の走行装置に他方よりも低速
の正転動力を伝達可能な第1油圧クラッチと、選択され
た一方の走行装置に逆転動力を伝達可能な第2油圧クラ
ッチを備えているものかある。これによって、一方の走
行装置を低速駆動することにより軟弱な地面でも確実に
緩旋回か行えるのであり、又、一方の走行装置を逆転駆
動することにより、小半径での旋回か可能な超信地旋回
か行える。
置を装備したコンバインかある。このようなコンバイン
においては、選択された方の走行装置に他方よりも低速
の正転動力を伝達可能な第1油圧クラッチと、選択され
た一方の走行装置に逆転動力を伝達可能な第2油圧クラ
ッチを備えているものかある。これによって、一方の走
行装置を低速駆動することにより軟弱な地面でも確実に
緩旋回か行えるのであり、又、一方の走行装置を逆転駆
動することにより、小半径での旋回か可能な超信地旋回
か行える。
以上の緩旋回と超信地旋回との切換操作は、第1及び第
2油圧クラッチへの入り操作用の作動油の供給方向を切
換弁により切換操作して、この作動油を第1油圧クラッ
チに供給するか第2油圧クラッチに供給するかによって
行う。そして、第1及び第2油圧クラッチに対して共通
の昇圧調節機構か備えられており、操作レバーにより昇
圧調節機構を操作し作動油の圧力を高めて行って、第1
又は第2油圧クラッチを入り操作する。
2油圧クラッチへの入り操作用の作動油の供給方向を切
換弁により切換操作して、この作動油を第1油圧クラッ
チに供給するか第2油圧クラッチに供給するかによって
行う。そして、第1及び第2油圧クラッチに対して共通
の昇圧調節機構か備えられており、操作レバーにより昇
圧調節機構を操作し作動油の圧力を高めて行って、第1
又は第2油圧クラッチを入り操作する。
第2油圧クラッチを用いての超信地旋回は非常に小さい
半径で旋回か行えるので、直進している状態からそのま
ま超信地旋回を行うと機体か振り回されるような状態と
なって、安全上好ましくない。従って、超信地旋回は一
度停止してから、又は極低速て走行している状態で行う
場合が多い。
半径で旋回か行えるので、直進している状態からそのま
ま超信地旋回を行うと機体か振り回されるような状態と
なって、安全上好ましくない。従って、超信地旋回は一
度停止してから、又は極低速て走行している状態で行う
場合が多い。
これにより、昇圧調節機構による昇圧かO圧力から操作
レバーの操作位置に応じて一次関数的に上昇して行くよ
うに設定しておくと、0圧力付近で操作レバーにより圧
力を少しずつ変化させて第2油圧クラッチを滑らせたり
しなから、超信地旋回の旋回半径を微妙にゆっくりと調
節することが容易に行える。
レバーの操作位置に応じて一次関数的に上昇して行くよ
うに設定しておくと、0圧力付近で操作レバーにより圧
力を少しずつ変化させて第2油圧クラッチを滑らせたり
しなから、超信地旋回の旋回半径を微妙にゆっくりと調
節することが容易に行える。
これに対して、第1油圧クラッチを用いての緩旋回は旋
回半径か大きいので、高速で直進している状態から緩旋
回を行っても特に問題はないか、コンバインの走行する
圃場は走行抵抗か非常に大きい為に、次のような問題の
生ずる場合かある。
回半径か大きいので、高速で直進している状態から緩旋
回を行っても特に問題はないか、コンバインの走行する
圃場は走行抵抗か非常に大きい為に、次のような問題の
生ずる場合かある。
つまり、昇圧調節機構の昇圧特性を第2油圧クラッチの
特性に合わせて0圧力から一次関数的に上昇するように
設定しておくと、直進時に緩旋回を行うべく操作レバー
により第1油圧クラッチを入り操作しようとした場合、
操作レバーの操作量か十分てなければ第1油圧クラッチ
の圧力も十分ではなく、大きな走行抵抗により旋回内側
の走行装置か停止してしまう。従って、直進状態から滑
らかに緩旋回を行おうとしても、操作レバーを少し操作
した時点て機体は予想外の小半径で旋回してしまうこと
になる。
特性に合わせて0圧力から一次関数的に上昇するように
設定しておくと、直進時に緩旋回を行うべく操作レバー
により第1油圧クラッチを入り操作しようとした場合、
操作レバーの操作量か十分てなければ第1油圧クラッチ
の圧力も十分ではなく、大きな走行抵抗により旋回内側
の走行装置か停止してしまう。従って、直進状態から滑
らかに緩旋回を行おうとしても、操作レバーを少し操作
した時点て機体は予想外の小半径で旋回してしまうこと
になる。
本発明は、超信地旋回時での旋回半径の微調節と言う機
能を残しながら滑らかに緩旋回か行えるよう(こするこ
とを目的としている。
能を残しながら滑らかに緩旋回か行えるよう(こするこ
とを目的としている。
本発明の特徴は以上のような作業車の操向操作構造にお
いて、次のように構成することにある。つまり、 ■〔イ〕前記走行装置のうちの選択された一方に、他方
の走行装置よりも低速の正転動力を伝達可能な第1油圧
クラッチを備える。
いて、次のように構成することにある。つまり、 ■〔イ〕前記走行装置のうちの選択された一方に、他方
の走行装置よりも低速の正転動力を伝達可能な第1油圧
クラッチを備える。
〔口〕前記走行装置のうちの選択された一方に、逆転動
力を伝達可能な第2油圧クラツチを備える。
力を伝達可能な第2油圧クラツチを備える。
〔ハ〕前記第1油圧クラッチに入り操作用の作動油を供
給する状態と、前記第2油圧クラッチに入り操作用の作
動油を供給する状態とに切換可能な切換弁を備える。
給する状態と、前記第2油圧クラッチに入り操作用の作
動油を供給する状態とに切換可能な切換弁を備える。
〔二〕前記第1油圧クラッチ及び第2油圧クラッチに対
して、共通の昇圧調節機構を備える。
して、共通の昇圧調節機構を備える。
■
〔ホ〕人為操作用の操作レバーの操作位置に対応して前
記昇圧調節機構により、前記第1又は第2油圧クラッチ
への入り操作用の圧力か上昇操作されるように、前記操
作レバーと昇圧調節機構とを連係する。
記昇圧調節機構により、前記第1又は第2油圧クラッチ
への入り操作用の圧力か上昇操作されるように、前記操
作レバーと昇圧調節機構とを連係する。
〔へ〕前記切換弁を第1油圧クラッチへの作動油供給側
に切換操作すると、これに連動して中立位置の操作レバ
ーに対応する昇圧調節機構の初期圧を高める昇圧操作手
段を備える。
に切換操作すると、これに連動して中立位置の操作レバ
ーに対応する昇圧調節機構の初期圧を高める昇圧操作手
段を備える。
〔(・〕前記走行装置のうちの選択された一方に、正転
動力又は逆転動力を伝達可能な油圧クラッチを、直進用
の動力伝達系とは別に備える。
動力又は逆転動力を伝達可能な油圧クラッチを、直進用
の動力伝達系とは別に備える。
〔チ〕前記油圧りラッヂに他方の走行装置よりも低速の
正転動力を伝達する状態と、前記油圧クラッチに逆転動
力を伝達する状態とに切換可能な、伝動機構を備える。
正転動力を伝達する状態と、前記油圧クラッチに逆転動
力を伝達する状態とに切換可能な、伝動機構を備える。
〔す〕前前記油圧クララに対して、昇圧調節機構を備え
る。
る。
〔ヌ〕人為操作用の操作レバーの操作位置に対応して前
記昇圧調節機構により、前記油圧クラッチへの入り操作
用の圧力か上昇操作されるように、前記操作レバーと昇
圧調節機構を連係する。
記昇圧調節機構により、前記油圧クラッチへの入り操作
用の圧力か上昇操作されるように、前記操作レバーと昇
圧調節機構を連係する。
〔ル〕前記伝動機構を低速の正転動力の伝達側に切換操
作すると、これに連動して中立位置の操作レバーに対応
する昇圧調節機構の初期圧を高める昇圧操作手段を備え
る。
作すると、これに連動して中立位置の操作レバーに対応
する昇圧調節機構の初期圧を高める昇圧操作手段を備え
る。
(i)前項■のように構成すると、切換弁を第2油圧ク
ラッチへの作動油の供給側(超信地旋回状態)に操作し
ておけば、操作レバーを中立位置から操作して行くに従
い、第2油圧クラッチの圧力か一次関数的に徐々に高め
られて行く。これにより、第2油圧クラッチを半クラッ
チ状態にして滑らせながら、超信地旋回での旋回半径の
微調節か行える。
ラッチへの作動油の供給側(超信地旋回状態)に操作し
ておけば、操作レバーを中立位置から操作して行くに従
い、第2油圧クラッチの圧力か一次関数的に徐々に高め
られて行く。これにより、第2油圧クラッチを半クラッ
チ状態にして滑らせながら、超信地旋回での旋回半径の
微調節か行える。
そして、切換弁を第1油圧クラッチへの作動油の供給側
(緩旋回状態)に操作すると、操作レバーの中立位置に
おける昇圧調節機構の初期圧か自動的に高められる。従
って、操作レバーを中立位置から操作して行く場合、第
1油圧クラッチの圧力か前述の高い初期圧から上昇して
行くことになるので、操作レバーを中立位置から操作し
始めた際に、第1油圧クラッチか完全に入り状態となる
圧力にまで素早く達するのである。
(緩旋回状態)に操作すると、操作レバーの中立位置に
おける昇圧調節機構の初期圧か自動的に高められる。従
って、操作レバーを中立位置から操作して行く場合、第
1油圧クラッチの圧力か前述の高い初期圧から上昇して
行くことになるので、操作レバーを中立位置から操作し
始めた際に、第1油圧クラッチか完全に入り状態となる
圧力にまで素早く達するのである。
これにより直進中に操作レバーを操作すれは、緩旋回用
の第1油圧クラッチか素早く入り状態となり片側の走行
装置か低速で駆動されて、滑らかに緩旋回に移行して行
く。
の第1油圧クラッチか素早く入り状態となり片側の走行
装置か低速で駆動されて、滑らかに緩旋回に移行して行
く。
(ii)前項■のように構成すると、伝動機構を低速の
正転動力の伝達側に操作している状態で油圧クラッチを
入り操作すると、片側の走行装置か低速て正転駆動され
て機体は緩旋回して行く。逆に、伝動機構を逆転動力の
伝達側に操作している状態て油圧クラッチを入り操作す
ると、片側の走行装置か逆転駆動されて超信地旋回か行
える。
正転動力の伝達側に操作している状態で油圧クラッチを
入り操作すると、片側の走行装置か低速て正転駆動され
て機体は緩旋回して行く。逆に、伝動機構を逆転動力の
伝達側に操作している状態て油圧クラッチを入り操作す
ると、片側の走行装置か逆転駆動されて超信地旋回か行
える。
従って、伝動機構の切換操作に伴って昇圧調節機構の初
期圧が自動的に高められると、前述と同様に超信地旋回
での旋回半径の微調節、並びに滑らかな緩旋回への移行
か行えるのである。
期圧が自動的に高められると、前述と同様に超信地旋回
での旋回半径の微調節、並びに滑らかな緩旋回への移行
か行えるのである。
以上のように、超信地旋回時での旋回半径の微調節機能
を昇圧調節機構に残しなから、この昇圧調節機構により
緩旋回用の第1油圧クラッチ又は兼用の油圧クラッチを
、素早く入り操作して滑らかに緩旋回に移行できるよう
になり、作業車の操向性能の向上を図ることかできた。
を昇圧調節機構に残しなから、この昇圧調節機構により
緩旋回用の第1油圧クラッチ又は兼用の油圧クラッチを
、素早く入り操作して滑らかに緩旋回に移行できるよう
になり、作業車の操向性能の向上を図ることかできた。
以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明する。
第2図は作業車の1っであるコンバインの走行系のミッ
ションケース(8)内の構造を示しており、エンジン(
図外)からの動力がテンションクラッチを備えたベルト
伝動機構(図示せず)を介して静油圧式無段変速装置(
1)の入カブ−IJ−(2)に伝達されると共に、静油
圧式無段変速装置(1)の出力軸(3)からの動力か第
1伝動軸(4)、ワンウェイクラッチ(5)及び出力プ
ーリー(7)を介して、第6図に示す刈取部(6)に伝
達されて行く。
ションケース(8)内の構造を示しており、エンジン(
図外)からの動力がテンションクラッチを備えたベルト
伝動機構(図示せず)を介して静油圧式無段変速装置(
1)の入カブ−IJ−(2)に伝達されると共に、静油
圧式無段変速装置(1)の出力軸(3)からの動力か第
1伝動軸(4)、ワンウェイクラッチ(5)及び出力プ
ーリー(7)を介して、第6図に示す刈取部(6)に伝
達されて行く。
第1伝動軸(4)からの動力は第1ギヤ(9)及び第2
ギヤ(10)を介して第2伝動軸(11)に伝達され、
この第2伝動軸(II)にはシフトギヤ(14)がスプ
ライン構造にてスライド自在に外嵌されている。これに
対して、第3伝動軸(15)には高速ギヤ(16)及び
低速ギヤ(17)か固定されている。
ギヤ(10)を介して第2伝動軸(11)に伝達され、
この第2伝動軸(II)にはシフトギヤ(14)がスプ
ライン構造にてスライド自在に外嵌されている。これに
対して、第3伝動軸(15)には高速ギヤ(16)及び
低速ギヤ(17)か固定されている。
以上の構造によりシフトギヤ(14)をスライド操作し
て高速ギヤ(16)、又は低速ギヤ(17)に咬合させ
ることにより、動力を高低の2段に変速できるのであり
、この動力は低速ギヤ(17)に咬合する第3ギヤ(1
9)に伝達される。
て高速ギヤ(16)、又は低速ギヤ(17)に咬合させ
ることにより、動力を高低の2段に変速できるのであり
、この動力は低速ギヤ(17)に咬合する第3ギヤ(1
9)に伝達される。
第3ギヤ(19)を支持する支持軸(20)には右サイ
ドギヤ(21R)及び左サイドギヤ(21L)か相対回
転自在に外嵌されると共に、左右の車軸(22L)(2
2R)の入力ギヤ(23R)、 (23L)か左右サイ
ドギヤ(21L)、 (21R)に常時咬合しているの
である。
ドギヤ(21R)及び左サイドギヤ(21L)か相対回
転自在に外嵌されると共に、左右の車軸(22L)(2
2R)の入力ギヤ(23R)、 (23L)か左右サイ
ドギヤ(21L)、 (21R)に常時咬合しているの
である。
これにより、右又は左サイドギヤ(21R)、 (21
L)を第3ギヤ(■9)に対しスライド操作し咬合・離
間させて、第6図に示すクローラ式の走行装置(24)
の駆動スプロケット(24a)に対し動力伝達の大切操
作を行うのであり、第3ギヤ(19)と左右サイドギヤ
(21L)、 (21R)との間てサイドクラッチ(2
5R)、 (25L)か構成されている。
L)を第3ギヤ(■9)に対しスライド操作し咬合・離
間させて、第6図に示すクローラ式の走行装置(24)
の駆動スプロケット(24a)に対し動力伝達の大切操
作を行うのであり、第3ギヤ(19)と左右サイドギヤ
(21L)、 (21R)との間てサイドクラッチ(2
5R)、 (25L)か構成されている。
次に一方の車軸(22R)又は(22L)に制動を掛け
る構造について説明する。第2図に示すように、支持軸
(20)に右第4ギヤ(26R)及び左第4ギヤ(26
L)が相対回転自在にベアリング支持されると共に、第
4伝動軸(27)に固定された1対の第5ギヤ(29)
か右第4ギヤ(26R)及び左第4ギヤ(26L)に咬
合している。そして、第4伝動軸(27)の一端に多板
油圧操作式のサイドブレーキ(28)か設けられている
。これにより、右サイドギヤ(21R)又は左サイドギ
ヤ(21L)を第3ギヤ(19)より離間させ右第4ギ
ヤ(2f3R)又は左第4ギヤ(26L)に咬合させる
と共に、サイドブレーキ(28)を入り操作することに
よって、一方の車軸(22R)又は(22L)に制動を
掛けることかできる。そして、これか信地旋回状態であ
る。
る構造について説明する。第2図に示すように、支持軸
(20)に右第4ギヤ(26R)及び左第4ギヤ(26
L)が相対回転自在にベアリング支持されると共に、第
4伝動軸(27)に固定された1対の第5ギヤ(29)
か右第4ギヤ(26R)及び左第4ギヤ(26L)に咬
合している。そして、第4伝動軸(27)の一端に多板
油圧操作式のサイドブレーキ(28)か設けられている
。これにより、右サイドギヤ(21R)又は左サイドギ
ヤ(21L)を第3ギヤ(19)より離間させ右第4ギ
ヤ(2f3R)又は左第4ギヤ(26L)に咬合させる
と共に、サイドブレーキ(28)を入り操作することに
よって、一方の車軸(22R)又は(22L)に制動を
掛けることかできる。そして、これか信地旋回状態であ
る。
次に一方の車軸(22R)又は(22L)を逆転させる
構造について説明する。第2図に示すように、第3伝動
軸(15)の高速ギヤ(16)に咬合する第6ギヤ(3
7)か第4伝動軸(27)に相対回転自在に外嵌される
と共に、第6ギヤ(37)と第4伝動軸(27)との間
に第2油圧クラッチ(30)か設けられている。これに
より、右サイドギヤ(21R)又は左サイドギヤ(21
L)を前述のように右第4ギヤ(26R)又は左第4ギ
ヤ(261,)に咬合させた状態で、第2油圧クラッチ
(30)を入り操作すると高速ギヤ(16)からの動力
か逆転状態で、且つ、I/2に減速されて車軸(22R
)又は(22L)に伝達されて行く。そして、これか超
信地旋回状態である。
構造について説明する。第2図に示すように、第3伝動
軸(15)の高速ギヤ(16)に咬合する第6ギヤ(3
7)か第4伝動軸(27)に相対回転自在に外嵌される
と共に、第6ギヤ(37)と第4伝動軸(27)との間
に第2油圧クラッチ(30)か設けられている。これに
より、右サイドギヤ(21R)又は左サイドギヤ(21
L)を前述のように右第4ギヤ(26R)又は左第4ギ
ヤ(261,)に咬合させた状態で、第2油圧クラッチ
(30)を入り操作すると高速ギヤ(16)からの動力
か逆転状態で、且つ、I/2に減速されて車軸(22R
)又は(22L)に伝達されて行く。そして、これか超
信地旋回状態である。
次に一方の車軸(22R)又は(22L)を他方よりも
低速で正転駆動する構造について説明する。
低速で正転駆動する構造について説明する。
第2図に示すように第3伝動軸(15)に第1スプロケ
ット(13)か固定されると共に、第4伝動軸(27)
に第2スプロケツト(38)か相対回転自在に外嵌され
、第1及び第2スプロケツ) (13)、 (38)に
亘り伝動チェーン(40)か巻回されている。そして、
第2スプロケツト(38)と第4伝動軸(27)との間
に第1油圧クラッチ(12)が設けられている。これに
より、右又は左サイトギヤ(21R)(21L)を右又
は左第4ギヤ(26R)、 (26L)に咬合させた状
態で第1油圧クラッチ(12)を入り操作すると、第3
伝動軸(15)からの正転動力か1/2に減速されて車
軸(22R)又は(22L)に伝達されて行く。そして
、これが緩旋回状態である。
ット(13)か固定されると共に、第4伝動軸(27)
に第2スプロケツト(38)か相対回転自在に外嵌され
、第1及び第2スプロケツ) (13)、 (38)に
亘り伝動チェーン(40)か巻回されている。そして、
第2スプロケツト(38)と第4伝動軸(27)との間
に第1油圧クラッチ(12)が設けられている。これに
より、右又は左サイトギヤ(21R)(21L)を右又
は左第4ギヤ(26R)、 (26L)に咬合させた状
態で第1油圧クラッチ(12)を入り操作すると、第3
伝動軸(15)からの正転動力か1/2に減速されて車
軸(22R)又は(22L)に伝達されて行く。そして
、これが緩旋回状態である。
次に、左右サイドギヤ(21L)、 (21R)のスラ
イド操作を行う油圧シリンダ(31R)、 (31L)
、サイドブレーキ(28)、第1及び第2油圧クラッチ
(12)、 (30)への作動油供給構造について説明
する。第1図に示すようにポンプ(32)からの作動油
か第1切換弁(33)を介して、左右サイドギヤ(21
L)、 (21R)に対する油圧シリンダ(31R)、
(31L)に供給されると共に、油圧シリンダ(31
R)、 (31L)の側面からの油路(34)か、サイ
トブレーキ(28)、第1及び第2油圧クラッチ(12
)、 (30)に対する第2切換弁(35) (切換弁
に相当)に接続されている。さらに油路(34)には、
サイトブレーキ(28)、第1及び第2油圧クラッチ(
12)、 (30)に対する可変リリーフ弁(36)
(昇圧調節機構に相当)か接続されている。
イド操作を行う油圧シリンダ(31R)、 (31L)
、サイドブレーキ(28)、第1及び第2油圧クラッチ
(12)、 (30)への作動油供給構造について説明
する。第1図に示すようにポンプ(32)からの作動油
か第1切換弁(33)を介して、左右サイドギヤ(21
L)、 (21R)に対する油圧シリンダ(31R)、
(31L)に供給されると共に、油圧シリンダ(31
R)、 (31L)の側面からの油路(34)か、サイ
トブレーキ(28)、第1及び第2油圧クラッチ(12
)、 (30)に対する第2切換弁(35) (切換弁
に相当)に接続されている。さらに油路(34)には、
サイトブレーキ(28)、第1及び第2油圧クラッチ(
12)、 (30)に対する可変リリーフ弁(36)
(昇圧調節機構に相当)か接続されている。
次に第1切換弁(33)、第2切換弁(35)及び可変
リリーフ弁(36)の操作構造について説明する。
リリーフ弁(36)の操作構造について説明する。
第1.3.4図に示すように切換レバー(18)と第2
切換弁(35)とか操作アーム(41)、操作軸(42
)、操作アーム(43)、ワイヤ(44)を介して連動
連結されている。そして、操作レバー(39)と可変リ
リーフ弁(36)とが操作アーム(45)、操作軸(4
2)に相対回転自在に外嵌された円筒軸(49)、操作
アーム(50)、ワイヤ(48)を介して連係されてい
る。又、操作レバー(39)と第1切換弁(33)とか
機械的に連係されている。
切換弁(35)とか操作アーム(41)、操作軸(42
)、操作アーム(43)、ワイヤ(44)を介して連動
連結されている。そして、操作レバー(39)と可変リ
リーフ弁(36)とが操作アーム(45)、操作軸(4
2)に相対回転自在に外嵌された円筒軸(49)、操作
アーム(50)、ワイヤ(48)を介して連係されてい
る。又、操作レバー(39)と第1切換弁(33)とか
機械的に連係されている。
第1図に示す状態は切換レバー(18)を信地旋回位置
に操作している状態であり、第2切換弁(35)がサイ
ドブレーキ(28)への作動油の供給位置(35a)に
操作されている状態である。二の状態において、操作レ
バー(39)を中立位置(N)から右第1旋回位置(R
3)又は左第1旋回位置(Ll)に操作すると、第1切
換弁(33)のみか操作されて油圧シリンダ(31R)
又は(3]L)により右又は左の操作部(46R)、
(46L)を介して、第3ギヤ(19)(二咬合してい
た右又は左サイドギヤ(21R)。
に操作している状態であり、第2切換弁(35)がサイ
ドブレーキ(28)への作動油の供給位置(35a)に
操作されている状態である。二の状態において、操作レ
バー(39)を中立位置(N)から右第1旋回位置(R
3)又は左第1旋回位置(Ll)に操作すると、第1切
換弁(33)のみか操作されて油圧シリンダ(31R)
又は(3]L)により右又は左の操作部(46R)、
(46L)を介して、第3ギヤ(19)(二咬合してい
た右又は左サイドギヤ(21R)。
(21L)が第3ギヤ(19)から離されて、右又は左
第4ギヤ(26R)、 (26L)に咬合する。
第4ギヤ(26R)、 (26L)に咬合する。
この場合、可変リリーフ弁(36)は全開状態に在りサ
イドブレーキ(28)が切り状態となっている為、右又
は左の車軸(22R)、 (22L)への伝動か断たれ
た状態(サイドクラッチ(25R)又は(25L)の切
り状態)となり、機体は右又は左に緩やかに旋回して行
く。又、油路(34)に設けられているシーケンス弁(
47)は、右又は左サイトギヤ(21R)、 (21L
)が右又は左第4ギ゛ヤ(26R)、 (26L)に完
全に咬合するのに必要な圧力を、油圧シリンダ(31R
)、 (31L)に確保する為のものである。
イドブレーキ(28)が切り状態となっている為、右又
は左の車軸(22R)、 (22L)への伝動か断たれ
た状態(サイドクラッチ(25R)又は(25L)の切
り状態)となり、機体は右又は左に緩やかに旋回して行
く。又、油路(34)に設けられているシーケンス弁(
47)は、右又は左サイトギヤ(21R)、 (21L
)が右又は左第4ギ゛ヤ(26R)、 (26L)に完
全に咬合するのに必要な圧力を、油圧シリンダ(31R
)、 (31L)に確保する為のものである。
次に操作レバー(39)を右又は左第1旋回位置(R,
)、 (Ll)から右又は左第2旋回位置(R2)、
(L2)に操作して行くと、右又は左サイトギヤ(21
R)。
)、 (Ll)から右又は左第2旋回位置(R2)、
(L2)に操作して行くと、右又は左サイトギヤ(21
R)。
(21L)が右又は左第4ギヤ(26R)、 (26L
)に咬合し、且つ、第2切換弁(35)がサイトブレー
キ(28)への作動油の供給位置(35a)に操作され
た状態において、ワイヤ(48)の引き作用及び操作ア
ーム(45)の押し作用により、可変リリーフ弁(36
)か全開状態から徐々に閉側に操作されて行く。これに
より、サイ1〜ブレーキ(28)か作用し始めて右又は
左の車軸(22R)、 (22L)に徐々に制動が掛か
って行き、機体は右又は左に信地旋回して行く。そして
、操作レバー(39)の右又は左第2旋回位置(R2)
、 (L2)においてサイドブレーキ(28)の制動力
は最大となる。
)に咬合し、且つ、第2切換弁(35)がサイトブレー
キ(28)への作動油の供給位置(35a)に操作され
た状態において、ワイヤ(48)の引き作用及び操作ア
ーム(45)の押し作用により、可変リリーフ弁(36
)か全開状態から徐々に閉側に操作されて行く。これに
より、サイ1〜ブレーキ(28)か作用し始めて右又は
左の車軸(22R)、 (22L)に徐々に制動が掛か
って行き、機体は右又は左に信地旋回して行く。そして
、操作レバー(39)の右又は左第2旋回位置(R2)
、 (L2)においてサイドブレーキ(28)の制動力
は最大となる。
次に、切換レバー(18)を超信地旋回位置に操作する
と戻しハネ(61)の作用により、第2切換弁(35)
が第2油圧クラッチ(30)への作動油の供給位置(3
5b)に切換操作される。この状態で操作レバー(39
)を中立位置(N)がら右又は左第1旋回位置(R,)
、(L、)に操作すると、前述と同様に右又は左サイ)
・クラッチ(25R)、 (25L)の切り状態か現出
する。
と戻しハネ(61)の作用により、第2切換弁(35)
が第2油圧クラッチ(30)への作動油の供給位置(3
5b)に切換操作される。この状態で操作レバー(39
)を中立位置(N)がら右又は左第1旋回位置(R,)
、(L、)に操作すると、前述と同様に右又は左サイ)
・クラッチ(25R)、 (25L)の切り状態か現出
する。
次に操作レバー(39)を右又は左第1旋回位置(R1
)、(L、)から右又は左第2旋回位置(L)、 (A
2)に操作して行くと、右又は左サイドギヤ(21R)
。
)、(L、)から右又は左第2旋回位置(L)、 (A
2)に操作して行くと、右又は左サイドギヤ(21R)
。
(21L)か右又は左第4ギヤ(26R)、 (26L
)に咬合し、且つ、第2切換弁(35)か第2油圧クラ
ッチ(30)への作動油の供給位置(35b)に操作さ
れた状態で、前述と同様に可変IJ IJ−フ弁(36
)か全開状態から徐々に閉側に操作されて行く。この場
合、右又は左第1旋回位置(R1)、(L、)から右又
は左第2旋回位置(R7)、 (L、)への間における
操作レバー(39)の操作位置と、第2油圧クラッチ(
30)の圧力との関係は第5図の実線(A2)で示すよ
うな状態となる。これにより、操作レバー(39)の操
作位置により第2油圧クラッチ(30)の入り具合を変
化させて、超信地旋回の旋回半径を微妙に調節するので
ある。
)に咬合し、且つ、第2切換弁(35)か第2油圧クラ
ッチ(30)への作動油の供給位置(35b)に操作さ
れた状態で、前述と同様に可変IJ IJ−フ弁(36
)か全開状態から徐々に閉側に操作されて行く。この場
合、右又は左第1旋回位置(R1)、(L、)から右又
は左第2旋回位置(R7)、 (L、)への間における
操作レバー(39)の操作位置と、第2油圧クラッチ(
30)の圧力との関係は第5図の実線(A2)で示すよ
うな状態となる。これにより、操作レバー(39)の操
作位置により第2油圧クラッチ(30)の入り具合を変
化させて、超信地旋回の旋回半径を微妙に調節するので
ある。
第3図及び第4図に示すように、操作軸(42)にアー
ム(62) (昇圧操作手段に相当)か相対回転自在に
外嵌されると共に、アーム(62)に固定されたピン(
62a)か第2切換弁(35)用の操作アーム(41)
の長孔(41a)に係入さねている。そして、第4図に
おいてアーム(62)及びピン(62a)か長孔(41
a)の紙面右側に位置するように付勢するつる巻きバネ
(63)か取り付けられている。
ム(62) (昇圧操作手段に相当)か相対回転自在に
外嵌されると共に、アーム(62)に固定されたピン(
62a)か第2切換弁(35)用の操作アーム(41)
の長孔(41a)に係入さねている。そして、第4図に
おいてアーム(62)及びピン(62a)か長孔(41
a)の紙面右側に位置するように付勢するつる巻きバネ
(63)か取り付けられている。
これに対し、可変リリーフ弁(36)用の操作アー1=
(45)にピン(45a)か固定されている。
(45)にピン(45a)か固定されている。
以上の構造により、切換レバー(18)を緩旋回位置に
切換操作して行くとワイヤ(44)か切換レバー(18
)側に引き操作されて、第4図に示すように操作アーム
(41)とアーム(62)か−緒に紙面右方に揺動して
行く。そして、アーム(62)かピン(45a)に接当
して可変リリーフ弁(3G)をストロークエンド(最大
圧力に相当)にまで押すと共に(初期圧が高められた状
態)、操作アーム(41)か第2切換弁(35)を第1
油圧クラッチ(12)への作動油の供給位置(35c)
に切換操作する。
切換操作して行くとワイヤ(44)か切換レバー(18
)側に引き操作されて、第4図に示すように操作アーム
(41)とアーム(62)か−緒に紙面右方に揺動して
行く。そして、アーム(62)かピン(45a)に接当
して可変リリーフ弁(3G)をストロークエンド(最大
圧力に相当)にまで押すと共に(初期圧が高められた状
態)、操作アーム(41)か第2切換弁(35)を第1
油圧クラッチ(12)への作動油の供給位置(35c)
に切換操作する。
この場合、操作レバー(39)か中立位置(N)に在れ
ば、第1切換弁(33)が中立位置に在りシーケンス弁
(47)か閉じているので、第1油圧クラッチ(12)
の圧力は0となっている(第5図参照)。
ば、第1切換弁(33)が中立位置に在りシーケンス弁
(47)か閉じているので、第1油圧クラッチ(12)
の圧力は0となっている(第5図参照)。
又、アーム(62)をつる巻きバネ(62)で付勢する
のは、可変リリーフ弁(36)かストロークエンドに達
してから第2切換弁(35)が供給位置(35c)に切
換操作される場合において、そのストロークの差を吸収
する為である。
のは、可変リリーフ弁(36)かストロークエンドに達
してから第2切換弁(35)が供給位置(35c)に切
換操作される場合において、そのストロークの差を吸収
する為である。
以上の状態で操作レバー(39)を中立位置(N)から
右又は左第1旋回位置(R,)、 (L、)に操作する
と、第1切換弁(33)が操作されて油圧シリンダ(3
]R)又は(31L)により右又は左サイドギヤ(21
R)、 (21L)かスライド操作される。この間、右
又は左サイドギヤ(21R)、 (21L)か右又は左
第4ギヤ(26R)、 (26L)に略咬合するまでは
シーケンス弁(47)は閉じているので、第1油圧クラ
ッチ(12)の圧力は上昇しない。そして、右又は左サ
イドギヤ(21R)、 (2]、L)か右又は左第4ギ
ヤ(26R)、 (26L)に略咬合してシーケンス弁
(47)が開くと、可変リリーフ弁(36)か閉じられ
ている為に第5図の実線(A1)で示すように、第1油
圧クラッチ(12)の圧力か急上昇して入り状態となり
、遅れなく緩旋回か行えるのである。
右又は左第1旋回位置(R,)、 (L、)に操作する
と、第1切換弁(33)が操作されて油圧シリンダ(3
]R)又は(31L)により右又は左サイドギヤ(21
R)、 (21L)かスライド操作される。この間、右
又は左サイドギヤ(21R)、 (21L)か右又は左
第4ギヤ(26R)、 (26L)に略咬合するまでは
シーケンス弁(47)は閉じているので、第1油圧クラ
ッチ(12)の圧力は上昇しない。そして、右又は左サ
イドギヤ(21R)、 (2]、L)か右又は左第4ギ
ヤ(26R)、 (26L)に略咬合してシーケンス弁
(47)が開くと、可変リリーフ弁(36)か閉じられ
ている為に第5図の実線(A1)で示すように、第1油
圧クラッチ(12)の圧力か急上昇して入り状態となり
、遅れなく緩旋回か行えるのである。
以上の構造では、切換レバー(18)を緩旋回位置に操
作すると可変IJ IJ−フ弁(36)が最大圧力状態
にまで操作されるように構成したか、切換レバー(18
)を緩旋回位置に操作すると、可変リリーフ弁(36)
か最低及び最大圧力状態の中間状態にまで操作されるよ
うにしてもよい。
作すると可変IJ IJ−フ弁(36)が最大圧力状態
にまで操作されるように構成したか、切換レバー(18
)を緩旋回位置に操作すると、可変リリーフ弁(36)
か最低及び最大圧力状態の中間状態にまで操作されるよ
うにしてもよい。
このように構成すれば、操作レバー(39)を右又は左
第1旋回位置(R+)、(L+)に操作すると第7図の
実線(A1)で示すように、シーケンス弁(47)か開
いた時点で第1油圧クラッチ(12)か半クラッチ状態
となる。この場合、可変リリーフ弁(36)と操作レバ
ー(39)とを連係するワイヤ(48)か少し緩むので
、右又は左第1旋回位置(R1)、 (L、)から少し
の間、圧力の変化しない状態か生ずる。その後、操作レ
バー(39)の操作位置に応じて可変リリーフ弁(36
)か閉側に操作されて行き、第1油圧クラッチ(12)
の圧力か上昇して行くのである。
第1旋回位置(R+)、(L+)に操作すると第7図の
実線(A1)で示すように、シーケンス弁(47)か開
いた時点で第1油圧クラッチ(12)か半クラッチ状態
となる。この場合、可変リリーフ弁(36)と操作レバ
ー(39)とを連係するワイヤ(48)か少し緩むので
、右又は左第1旋回位置(R1)、 (L、)から少し
の間、圧力の変化しない状態か生ずる。その後、操作レ
バー(39)の操作位置に応じて可変リリーフ弁(36
)か閉側に操作されて行き、第1油圧クラッチ(12)
の圧力か上昇して行くのである。
第8図に示すような構造としてもよい。つまり、ミッシ
ョンケース(8)に固定の支持軸(55)を設け、この
支持軸(55)に外嵌された第7ギヤ対(56)を第6
ギヤ(37)に咬合させると共に、第7ギヤ対(56)
に咬合してこれを係止固定可能なシフI・部材(57)
を設ける。そして、第3伝動軸(15)にスプライン構
造にてシフト部材(58)を取り付けると共に、このシ
フト部材(58)を第6ギヤ(37)に咬合させる位置
、第7ギヤ対(56)に咬合させる位置、第6ギヤ(3
7)にも第7ギヤ対(56)にも咬合しない中立位置の
3位置にスライド操作可能に構成する。この場合、第2
図に示すサイドブレーキ(28)、第1及び第2スプロ
ケッl−(13)、 (38)及び第1油圧クラッチ(
12)等は省略する。
ョンケース(8)に固定の支持軸(55)を設け、この
支持軸(55)に外嵌された第7ギヤ対(56)を第6
ギヤ(37)に咬合させると共に、第7ギヤ対(56)
に咬合してこれを係止固定可能なシフI・部材(57)
を設ける。そして、第3伝動軸(15)にスプライン構
造にてシフト部材(58)を取り付けると共に、このシ
フト部材(58)を第6ギヤ(37)に咬合させる位置
、第7ギヤ対(56)に咬合させる位置、第6ギヤ(3
7)にも第7ギヤ対(56)にも咬合しない中立位置の
3位置にスライド操作可能に構成する。この場合、第2
図に示すサイドブレーキ(28)、第1及び第2スプロ
ケッl−(13)、 (38)及び第1油圧クラッチ(
12)等は省略する。
そして、第1図の切換レバー(18)と2組のシフト部
材(57)、 (58)を機械的に連係するのであり、
この場合、切換レバー(18)の各操作位置における2
組のシフト部材(57)、 (58)か第9図に示す状
態となるように連係する。そして、切換レバー(18)
を緩旋回位置に操作すると、第3図及び第4図に示す構
造のように可変リリーフ弁(36)か開側に操作される
ように連係するのである。
材(57)、 (58)を機械的に連係するのであり、
この場合、切換レバー(18)の各操作位置における2
組のシフト部材(57)、 (58)か第9図に示す状
態となるように連係する。そして、切換レバー(18)
を緩旋回位置に操作すると、第3図及び第4図に示す構
造のように可変リリーフ弁(36)か開側に操作される
ように連係するのである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係る作業車の操向操作構造の実施例を示
し、第1図は第2切換弁、第1及び第2油圧クラッチ等
の連係状態を示す図、第2回はミッションケースの縦断
正面図、第3図は第2切換弁及び可変リリーフ弁操作用
の各アームを示す正面図、第4図は第3同における■■
力方向ら見た側面図、第5図は第1及び第2油圧クラッ
チの圧力と操作レバーの操作位置との関係を示す図、第
6図はコンバインの前半部の側面図、第7図は第1別実
施例における第1及び第2油圧クラッチの圧力と操作レ
バーの操作位置との関係を示す図、第8図は第2別実施
例におけるミッションケースの概略正面図、第9図は第
2別実施例における切換レバーと2組のシフト部材の操
作位置との関係を示す図である。 (12)・・・・・・第1油圧クラッチ、(24)・・
・・・・走行装置、(30)・・・・・・第2油圧クラ
ッチ(油圧クラッチ)、(35)・・・・・・切換弁、
(36)・・・・・・昇圧調節機構、(39)・・・・
・・操作レバー、(62)・・・・・・昇圧操作手段、
(N)・・・・・・中立位置。
し、第1図は第2切換弁、第1及び第2油圧クラッチ等
の連係状態を示す図、第2回はミッションケースの縦断
正面図、第3図は第2切換弁及び可変リリーフ弁操作用
の各アームを示す正面図、第4図は第3同における■■
力方向ら見た側面図、第5図は第1及び第2油圧クラッ
チの圧力と操作レバーの操作位置との関係を示す図、第
6図はコンバインの前半部の側面図、第7図は第1別実
施例における第1及び第2油圧クラッチの圧力と操作レ
バーの操作位置との関係を示す図、第8図は第2別実施
例におけるミッションケースの概略正面図、第9図は第
2別実施例における切換レバーと2組のシフト部材の操
作位置との関係を示す図である。 (12)・・・・・・第1油圧クラッチ、(24)・・
・・・・走行装置、(30)・・・・・・第2油圧クラ
ッチ(油圧クラッチ)、(35)・・・・・・切換弁、
(36)・・・・・・昇圧調節機構、(39)・・・・
・・操作レバー、(62)・・・・・・昇圧操作手段、
(N)・・・・・・中立位置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、左右一対の走行装置(24)、(24)を備えた作
業車の操向操作構造であって、下記の〔イ〕〜〔ヘ〕に
記載の構成を備えてある作業車の操向操作構造。 〔イ〕前記走行装置(24)、(24)のうちの選択さ
れた一方に、他方の走行装置(24)、(24)よりも
低速の正転動力を伝達可能な第1油圧クラッチ(12)
を備える。〔ロ〕前記走行装置(24)、(24)のう
ちの選択された一方に、逆転動力を伝達可能な第2油圧
クラッチ(30)を備える。 〔ハ〕前記第1油圧クラッチ(12)に入り操作用の作
動油を供給する状態と、前記第2油圧クラッチ(30)
に入り操作用の作動油を供給する状態とに切換可能な切
換弁(35)を備える。 〔ニ〕前記第1油圧クラッチ(12)及び第2油圧クラ
ッチ(30)に対して、共通の昇圧調節機構(36)を
備える。 〔ホ〕人為操作用の操作レバー(39)の操作位置に対
応して前記昇圧調節機構(36)により、前記第1又は
第2油圧クラッチ(12)、(30)への入り操作用の
圧力が上昇操作されるように、前記操作レバー(39)
と昇圧調節機構(36)とを連係する。 〔ヘ〕前記切換弁(35)を第1油圧クラッチ(12)
への作動油供給側に切換操作すると、これに連動して中
立位置(N)の操作レバー(39)に対応する昇圧調節
機構(36)の初期圧を高める昇圧操作手段(62)を
備える。 2、左右一対の走行装置(24)、(24)を備えた作
業車の操向操作構造であって、下記の〔ト〕〜〔ル〕に
記載の構成を備えてある作業車の操向操作構造。 〔ト〕前記走行装置(24)、(24)のうちの選択さ
れた一方に、正転動力又は逆転動力を伝達可能な油圧ク
ラッチ(30)を、直進用の動力伝達系とは別に備える
。 〔チ〕前記油圧クラッチ(30)に他方の走行装置(2
4)、(24)よりも低速の正転動力を伝達する状態と
、前記油圧クラッチ(30)に逆転動力を伝達する状態
とに切換可能な、 伝動機構を備える。 〔リ〕前記油圧クラッチ(30)に対して、昇圧調節機
構(36)を備える。 〔ヌ〕人為操作用の操作レバー(39)の操作位置に対
応して前記昇圧調節機構(36)により、前記油圧クラ
ッチ(30)への入り操作用の圧力が上昇操作されるよ
うに、前記操作レバー(39)と昇圧調節機構(36)
を連係する。 〔ル〕前記伝動機構を低速の正転動力の伝達側に切換操
作すると、これに連動して中立位置(N)の操作レバー
(39)に対応する昇圧調節機構(36)の初期圧を高
める昇圧操作手段(62)を備える。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238090A JP2641608B2 (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 作業車の操向操作構造 |
KR1019910006498A KR960003519B1 (ko) | 1990-09-03 | 1991-04-23 | 작업차의 조향조작구조 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238090A JP2641608B2 (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | 作業車の操向操作構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118384A true JPH04118384A (ja) | 1992-04-20 |
JP2641608B2 JP2641608B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=17025015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2238090A Expired - Fee Related JP2641608B2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-06 | 作業車の操向操作構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2641608B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01257683A (ja) * | 1988-04-05 | 1989-10-13 | Kubota Ltd | 操向制御装置 |
JPH0245276A (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-15 | Kubota Ltd | 作業車 |
-
1990
- 1990-09-06 JP JP2238090A patent/JP2641608B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01257683A (ja) * | 1988-04-05 | 1989-10-13 | Kubota Ltd | 操向制御装置 |
JPH0245276A (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-15 | Kubota Ltd | 作業車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2641608B2 (ja) | 1997-08-20 |
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