JPH041137B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041137B2 JPH041137B2 JP61138398A JP13839886A JPH041137B2 JP H041137 B2 JPH041137 B2 JP H041137B2 JP 61138398 A JP61138398 A JP 61138398A JP 13839886 A JP13839886 A JP 13839886A JP H041137 B2 JPH041137 B2 JP H041137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precast concrete
- concrete slab
- slab
- topping
- slabs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims description 30
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 17
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 8
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 244000007853 Sarothamnus scoparius Species 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 239000011372 high-strength concrete Substances 0.000 description 1
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- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、合成床版用プレキヤストコンクリー
ト版に関し、さらに詳しくは、プレキヤストコン
クリート版を架設してその上面にトツピングコン
クリートとを打設し、両者を合成して建築物の床
版を力学的に一体の合成床版として形成する工法
における、プレキヤストコンクリート版とトツピ
ングコンクリートとの間の剪断力に対する合理的
な補強構造に関するものである。
ト版に関し、さらに詳しくは、プレキヤストコン
クリート版を架設してその上面にトツピングコン
クリートとを打設し、両者を合成して建築物の床
版を力学的に一体の合成床版として形成する工法
における、プレキヤストコンクリート版とトツピ
ングコンクリートとの間の剪断力に対する合理的
な補強構造に関するものである。
本発明者らは、信頼性の高い高強度軽量の合成
床版用プレキヤストコンクリート版を開発し、好
評を博している（実願昭60−155651（実開昭62−
63310号参照。）） この合成床版用プレキヤストコンクリート版は
建築物の床版を形成する場合に、工場または現場
ヤードで製作された、信頼性の高い軽量のプレキ
ヤストコンクリート版を梁間に架設し、その上面
にトツピングコンクリートを打設して合成床版を
施工する工法に広く用いられる。このような工法
は、信頼性の高い高強度軽量プレキヤストコンク
リート版を用いるため信頼性が極めて高く、また
床版を形成するための型枠工や支保工を大幅に減
少することができ、作業の合理化、省力、短工期
施工、安価というような種々の利点を有してい
る。
床版用プレキヤストコンクリート版を開発し、好
評を博している（実願昭60−155651（実開昭62−
63310号参照。）） この合成床版用プレキヤストコンクリート版は
建築物の床版を形成する場合に、工場または現場
ヤードで製作された、信頼性の高い軽量のプレキ
ヤストコンクリート版を梁間に架設し、その上面
にトツピングコンクリートを打設して合成床版を
施工する工法に広く用いられる。このような工法
は、信頼性の高い高強度軽量プレキヤストコンク
リート版を用いるため信頼性が極めて高く、また
床版を形成するための型枠工や支保工を大幅に減
少することができ、作業の合理化、省力、短工期
施工、安価というような種々の利点を有してい
る。
合成床版は、第２図に示すように曲げ荷重６を
受けた場合に、上側のトツピングコンクリート３
と下側のプレキヤストコンクリート版２との間に
生ずる剪断力７によつてずれを生ずるおそれがあ
る。このずれを防止し、上下版を力学的に一体化
するためには、この上下版の結合する面に剪断力
７に対する補強をなすことが必要である。
受けた場合に、上側のトツピングコンクリート３
と下側のプレキヤストコンクリート版２との間に
生ずる剪断力７によつてずれを生ずるおそれがあ
る。このずれを防止し、上下版を力学的に一体化
するためには、この上下版の結合する面に剪断力
７に対する補強をなすことが必要である。
従来、このようなプレキヤストコンクリート版
とトツピングコンクリートとを合成して形成する
鉄筋コンクリート合成床版において、プレキヤス
トコンクリート版とトツピングコンクリートを力
学的に一体化するために必要な結合面の剪断力に
対する補強構造としては次のようなものがある。
とトツピングコンクリートとを合成して形成する
鉄筋コンクリート合成床版において、プレキヤス
トコンクリート版とトツピングコンクリートを力
学的に一体化するために必要な結合面の剪断力に
対する補強構造としては次のようなものがある。
１） ジベル鉄筋をプレキヤストコンクリート版
の上面に突設しておき、このジベル鉄筋をトツ
ピングコンクリート内に埋設し、この鉄筋に剪
断力を負担させるようにした構造。
の上面に突設しておき、このジベル鉄筋をトツ
ピングコンクリート内に埋設し、この鉄筋に剪
断力を負担させるようにした構造。
この構造では、ジベル筋等を突出させたプレ
キヤストコンクリート版を製造するので、その
製造手間が大となる問題がある。
キヤストコンクリート版を製造するので、その
製造手間が大となる問題がある。
２） プレキヤストコンクリートの上面に多多数
の凹部を設けておき、この凹部にトツピングコ
ンクリートの下面を係合させてその噛合いによ
り剪断力を負担させる構造。
の凹部を設けておき、この凹部にトツピングコ
ンクリートの下面を係合させてその噛合いによ
り剪断力を負担させる構造。
この構造としては、プレキヤストコンクリート
版の上面に鋸目状の凹凸または粗面を形成してお
く場合と、基盤目状に多数の凹部を形成しておく
場合がある。鋸目状の凹凸または粗面は例えば箒
目などによるので、確実性と信頼性の点で劣り、
基盤目状の凹部を設ける場合は、この凹部に係合
して剪断力に対抗する部材が強度の低いトツピン
グコンクリートとなるので大きな剪断抵抗を期待
することはできない。
版の上面に鋸目状の凹凸または粗面を形成してお
く場合と、基盤目状に多数の凹部を形成しておく
場合がある。鋸目状の凹凸または粗面は例えば箒
目などによるので、確実性と信頼性の点で劣り、
基盤目状の凹部を設ける場合は、この凹部に係合
して剪断力に対抗する部材が強度の低いトツピン
グコンクリートとなるので大きな剪断抵抗を期待
することはできない。
前記実願昭60−155651ではプレキヤストコンク
リート版の上面に設けた矩形断面平板状の突起の
側面に凹凸をつけたが、この場合も同様に大きな
剪断力が働く場合には適しない場合がある。
リート版の上面に設けた矩形断面平板状の突起の
側面に凹凸をつけたが、この場合も同様に大きな
剪断力が働く場合には適しない場合がある。
本発明は上記従来の問題点を解消し、ジベル筋
など手間のかかる構造、または剪断抵抗が不十分
な構造ではなく、確実で大きな剪断抵抗を付与し
た、合成床版の剪断補強構造を提供することを目
的とする。
など手間のかかる構造、または剪断抵抗が不十分
な構造ではなく、確実で大きな剪断抵抗を付与し
た、合成床版の剪断補強構造を提供することを目
的とする。
本発明を第１図によつて説明すると、プレキヤ
ストコンクリート版２とトツピンクコンクリート
３とを合成して一体の合成床版１を形成するプレ
キヤストコンクリート版２において、プレキヤス
トコンクリート版２が支持梁５に支承される支承
端部近傍の上面に、平面図形が矩形の平板状の剪
断補強コツタ４を突設したことを特徴とする合成
床版用プレキヤストコンクリート版である。
ストコンクリート版２とトツピンクコンクリート
３とを合成して一体の合成床版１を形成するプレ
キヤストコンクリート版２において、プレキヤス
トコンクリート版２が支持梁５に支承される支承
端部近傍の上面に、平面図形が矩形の平板状の剪
断補強コツタ４を突設したことを特徴とする合成
床版用プレキヤストコンクリート版である。
本発明は、プレキヤストコンクリート版の支承
端部近傍に剪断補強作用の矩形板状のコツタを突
設した。このコツタは次の作用をなす。
端部近傍に剪断補強作用の矩形板状のコツタを突
設した。このコツタは次の作用をなす。
(a) 突起が高強度コンクリート（圧縮強度630kg
ｆ／cm2級）であるから、信頼性に富むと共に、小
さな断面積で大きな剪断力を負担することがで
きる。この場合トツピングコンクリート側は凹
側となるので大きな耐剪断面積を確保すること
ができ、コンクリート強度が低くても差支えな
い。
ｆ／cm2級）であるから、信頼性に富むと共に、小
さな断面積で大きな剪断力を負担することがで
きる。この場合トツピングコンクリート側は凹
側となるので大きな耐剪断面積を確保すること
ができ、コンクリート強度が低くても差支えな
い。
(b) 本発明のコツタはプレキヤストコンクリート
版の端部支持部の曲げに対する補強を兼ねてい
る。
版の端部支持部の曲げに対する補強を兼ねてい
る。
(c) 単純な形状のコンクリート凸部であるからプ
レキヤストコンクリート版と共に成形すること
が容易である。
レキヤストコンクリート版と共に成形すること
が容易である。
(d) 確実性が高い。
本発明によりプレキヤストコンクリート版とト
ツピングコンクリートとの間の剪断力が確実に支
持され、上下コンクリートが確実に一体化する。
ツピングコンクリートとの間の剪断力が確実に支
持され、上下コンクリートが確実に一体化する。
第１図は本発明の実施例の要部部分斜視図、第
２図は合成床版の曲げ変形を模式的に示した、合
成床版の支持部近傍の模式断面図である。 １…合成床版、２…プレキヤストコンクリート
版、３…トツピングコンクリート、４…剪断補強
コツタ、５…支持梁、６…曲げ荷重、７…剪断
力。
２図は合成床版の曲げ変形を模式的に示した、合
成床版の支持部近傍の模式断面図である。 １…合成床版、２…プレキヤストコンクリート
版、３…トツピングコンクリート、４…剪断補強
コツタ、５…支持梁、６…曲げ荷重、７…剪断
力。
Claims (1)
- １ プレキヤストコンクリート版とトツピングコ
ンクリートとを合成して力学的に一体の合成床版
を形成するプレキヤストコンクリート版におい
て、該プレキヤストコンクリート版の支承端部近
傍の上面に平面図形が矩形の平板状の剪断補強コ
ツタを突設したことを特徴とする合成床版用プレ
キヤストコンクリート版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13839886A JPS62296039A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 合成床版用プレキヤストコンクリ−ト版 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13839886A JPS62296039A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 合成床版用プレキヤストコンクリ−ト版 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62296039A JPS62296039A (ja) | 1987-12-23 |
| JPH041137B2 true JPH041137B2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=15221018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13839886A Granted JPS62296039A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 合成床版用プレキヤストコンクリ−ト版 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62296039A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079104B2 (ja) * | 1988-08-01 | 1995-02-01 | 株式会社ピー・エス | 合成床版用プレキャストコンクリート版 |
| JP4713782B2 (ja) * | 2001-08-08 | 2011-06-29 | 木内建設株式会社 | 合成床板用プレキャストコンクリ−ト |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312121A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-03 | Taisei Corp | Composite floor block with rib |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP13839886A patent/JPS62296039A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312121A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-03 | Taisei Corp | Composite floor block with rib |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62296039A (ja) | 1987-12-23 |
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Legal Events
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