JPH04112808U - 塵芥収集装置 - Google Patents

塵芥収集装置

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JPH04112808U
JPH04112808U JP1758591U JP1758591U JPH04112808U JP H04112808 U JPH04112808 U JP H04112808U JP 1758591 U JP1758591 U JP 1758591U JP 1758591 U JP1758591 U JP 1758591U JP H04112808 U JPH04112808 U JP H04112808U
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JP
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garbage
pipe
compressed air
garbage storage
storage container
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Application number
JP1758591U
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English (en)
Inventor
栄 西塚
Original Assignee
新明和工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塵芥貯留容器内と導入する二次空気との圧力差
をさらに大きくして吸引力を大きくし塵芥の収集効率の
向上を図る。 【構成】導入管21には圧縮空気供給手段が接続され、
圧縮空気供給手段から供給される圧縮空気を二次空気と
して導入管21を介して塵芥貯留容器10内に導入す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、塵芥貯留容器内を負圧化し、該塵芥貯留容器内の塵芥を、輸送管を 介して連通された塵芥収集車の塵芥収容室に吸引収集する塵芥収集装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の塵芥収集装置としては、特開平1−197205号公報に見ら れるように、各階の投入口から投入された塵芥を投入管(シュート)を介して塵 芥貯留容器に一時貯留し、塵芥収集車に搭載された吸引装置により塵芥貯留容器 を負圧化した後、この負圧状態で塵芥貯留容器内に外気(二次空気)を導入する ことで、塵芥貯留容器に貯留された塵芥を外気とともに輸送管を介して塵芥収集 車の塵芥収容室に吸引収集していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、上記従来の塵芥収集装置において、二次空気の導入を開始する際の塵 芥貯留容器内の負圧値を高め、二次空気導入時の吸引力を大きくすることで塵芥 の収集効率を高めることができるものの、負圧値は、吸引装置の能力や、塵芥貯 留容器や塵芥収容室の耐久性などを考慮して設定されているため、そこには自ず と限界があり、この結果、塵芥の収集効率を高めるにも限界があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の塵芥収集装置は、投入口を備えた投入管が投入ゲートを介して接続さ れるとともに、内部に二次空気を取り入れる導入管が二次弁を介して接続され、 且つ内部に貯留された塵芥を輸送する輸送管が排出ゲートを介して接続された塵 芥貯留容器と、該塵芥貯留容器と前記輸送管を介して連通される塵芥収容室と前 記塵芥貯留容器及び塵芥収容室を負圧化する吸引装置とが搭載された塵芥収集車 とを備えた塵芥収集装置において、前記導入管には圧縮空気供給手段が接続され 、圧縮空気供給手段から供給される圧縮空気を二次空気として導入管を介して塵 芥貯留容器内に導入するように構成されたものである。
【0005】
【作用】
吸引装置により塵芥貯留容器を負圧化した後、この負圧状態で塵芥貯留容器内 に圧縮空気供給手段から供給される圧縮空気を二次空気として導入することで、 塵芥貯留容器内と二次空気との圧力差をさらに大きくして吸引力を大きくし塵芥 の収集効率の向上を図る。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0007】 図1は塵芥収集装置の概略の全体構成を示している。
【0008】 図1において、10は家庭から出された塵芥を一時貯留する塵芥貯留タンク( 塵芥貯留容器)で、建物の地下室等に設置されている。
【0009】 塵芥貯留タンク10は、天面に開口11が形成されており、この開口11には 各階に亘って立設された前記シュート(投入管)1の下端が連設されている。シ ュート1には塵芥を投入する投入口2が所要階にそれぞれ設けられている。
【0010】 前記開口11には該開口11を開閉する投入ゲート12が設けられており、投 入ゲート12はエアシリンダ13の伸縮によって開閉作動される。また、この投 入ゲート12の近傍には該投入ゲート12の開閉を検出するリミットスイッチ等 の検出器(図示省略)が設けられている。
【0011】 塵芥貯留タンク10の側壁の下部には排出口15が形成されており、この排出 口15に連通管16が接続されている。排出口15の近傍の連通管16には該連 通管16を開閉する排出ゲート17が設けられており、排出ゲート17はエアシ リンダ18の伸縮によって開閉作動される。この排出ゲート17の近傍には該排 出ゲート17の開閉を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省略)が設け られている。
【0012】 また、塵芥貯留タンク10の側壁下部には二次空気導入口20が形成されてい る。この二次空気導入口20には導入管21の一端が接続されており、導入管2 1の他端は圧縮空気供給手段に連通されている。
【0013】 圧縮空気供給手段は、本例では後述する塵芥収集車Cの吸引装置40を併用し ており、導入管21の他端は圧縮空気貯留部25を介して地上に配置されたドッ キングステーション30に連設されている。
【0014】 導入管21の圧縮空気貯留部25と二次空気導入口20との間には該導入管2 1を開閉する二次弁22が設けられている。二次弁22の近傍には該二次弁22 の開閉を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省略)が設けられている。
【0015】 前記圧縮空気貯留部25には、該圧縮空気貯留部25に外気が導入のみ可能な 逆止弁等が設けられており、塵芥貯留タンク10への二次空気導入時において圧 縮空気貯留部25内の圧縮空気でまかないきれない時に外気を導入するようにな されている。なお、逆止弁は導入管21に設けても良く、また二次弁22にその 機能を持たせても良い。
【0016】 前記連通管16の管端はドッキングステーション30に延設されており、この ドッキングステーション30において後述する塵芥収集車Cの吸引管60と着脱 自在に接続される。
【0017】 次に、塵芥貯留タンク10に貯留された塵芥を吸引収集する塵芥収集車Cにつ いて説明する。
【0018】 塵芥収集車Cは、吸引装置40と、塵芥貯留タンク10から吸引した塵芥を収 容する塵芥収容室50とを搭載している。
【0019】 吸引装置40は、図示しないブロワー等からなり、この吸引装置40の吸引口 が塵芥収容室50に接続され、吸引装置40の作動により塵芥貯留タンク10及 び塵芥収容室50を負圧化するようになされている。
【0020】 また、吸引装置40の吐出口はドッキングステーション30で前記導入管21 と着脱自在に構成された供給管41に接続されており、吐出口から吐出される空 気を供給管41、導入管21を経て圧縮空気貯留部25に供給し、圧縮空気貯留 部25で圧縮空気として貯留する。
【0021】 前記塵芥収容室50は、その後端壁が図示しない開閉シリンダにより上端縁を 中心にして後方に開く開閉扉51になされるとともに、塵芥収容室50内には前 後方向に摺動自在に排出板(図示省略)が配設され、図示しない排出シリンダの 伸縮動により排出板を後方に摺動させることで該塵芥収容室50に収容された塵 芥を車輌後方に投棄するように構成されている。
【0022】 塵芥収容室50の上部には吸引管60の基端が接続されており、該吸引管60 の先端が塵芥収容室50の後部に垂下されている。吸引管60は、基端部が旋回 自在に構成されるとともに、水平部が伸縮及び起伏自在に構成され、これら動作 により先端部をドッキングステーション30に配置された連通管16の管端に接 続する。つまり、連通管16と吸引管60とにより塵芥貯留タンク10の塵芥を 輸送するため輸送管を構成する。
【0023】 塵芥収集車Cにはマイコン等からなる図示しない制御装置が設けられている。 この制御装置と塵芥貯留タンク10側とは図示しない信号ケーブルによりドッキ ングステーション30を介して接続される。
【0024】 制御装置は、図示しない操作装置の操作により塵芥貯留タンク10の前記各検 出器、塵芥貯留タンク10内もしくは塵芥収容室50内の負圧値を検出する圧力 検出器(図示省略)などの検出信号に基づいて吸引装置40の作動及び塵芥貯留 タンク10の各エアシリンダ13,18、二次弁22の開閉作動を制御するとと もに、吸引管60の各作動を制御する。
【0025】 また、前記各エアシリンダ13,18は、図示しないエアホースにより前記ド ッキングステーション30を介して塵芥収集車Cに設けられたエア源(図示省略 )に接続されている。なお、エア源は塵芥貯留タンク10側に設けてもよい。
【0026】 次に、塵芥貯留タンク10から塵芥を塵芥収集車Cに吸引収集する場合につい て説明する。
【0027】 まず、塵芥収集車Cをドッキングステーション30の近傍に停車させ、塵芥収 集車Cの吸引管60を作動させてドッキングステーション30で連通管16の管 端に接続するとともに、供給管41と導入管21とを接続し、さらに信号ケーブ ル及びエアホースを接続する。
【0028】 この後、塵芥貯留タンク10の投入ゲート12及び二次弁22を閉じるととも に、排出ゲート17を開き塵芥貯留タンク10と塵芥収容室50とを連通させ、 吸引装置40を作動させる。これにより吸引装置40で塵芥貯留タンク10内の 空気を吸い込み、該塵芥貯留タンク10及び塵芥収容室50内を負圧化させると ともに、吸引装置40の吐出口から吐出する空気を供給管41と導入管21とを 経て圧縮空気貯留部25に供給し、この圧縮空気貯留部25で圧縮空気として貯 留する。
【0029】 そして、塵芥貯留タンク10及び塵芥収容室50内が負圧化され、その負圧値 が予め設定された設定値になると、二次弁22を開いて二次空気導入口20から 圧縮空気貯留部25で貯留された圧縮空気を二次空気として塵芥貯留タンク10 内に導入させる。この導入された二次空気は、塵芥貯留タンク10内で旋回気流 を発生させて塵芥を攪拌しながら該塵芥とともに排出口15、連通管16、吸引 管60を経て塵芥収容室50に吸引収集される。
【0030】 このように吸引装置40により塵芥貯留タンク10を負圧化した後、この負圧 状態で塵芥貯留タンク10内に圧縮空気貯留部25に貯留された圧縮空気を二次 空気として導入することで、塵芥貯留タンク10に単に外気を導入するだけのも のに比べ、塵芥貯留タンク10内と導入される二次空気との圧力差が大きくなり 、これにより吸引力が大きくなる。
【0031】 なお、圧縮空気貯留部25の圧縮空気が塵芥貯留タンク10内に全て供給され た後でも塵芥貯留タンク10内への空気の導入が必要な場合は、圧縮空気貯留部 25の逆止弁を経て外気を塵芥貯留タンク10内に導入すればよい。
【0032】 このように塵芥を吸引収集することにより、塵芥貯留タンク10内の負圧値が 下がり大気圧に近づくか、もしくは所定の吸引時間が経過すると二次弁22を閉 じ、再び塵芥貯留タンク10内を負圧化して上述のように塵芥を吸引収集する。 このような動作を適数回繰り返すことで、塵芥貯留タンク10内の塵芥を全て塵 芥収容室50に吸引収集する。
【0033】 なお、本例では、圧縮空気供給手段として、塵芥収集車Cの吸引装置40を併 用したが、圧縮空気供給手段はこれに限らず、例えば塵芥貯留タンク10側にブ ロワーを別設したものでもよい。
【0034】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、吸引装置により塵芥貯留容器を負圧化し た後、この負圧状態で塵芥貯留容器内に圧縮空気供給手段から供給される圧縮空 気を二次空気として導入することで、塵芥貯留容器に単に外気を導入するだけの ものに比べ、二次空気導入時における塵芥貯留容器内と導入される二次空気との 圧力差を大きくすることができ、この結果、吸引力が大きくなって塵芥の収集効 率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塵芥収集装置の概略の全体構成を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 シュート(投入管) 2 投入口 10 塵芥貯留タンク(塵芥貯留容器) 12 投入ゲート 21 導入管 22 二次弁 40 吸引装置 50 塵芥収容室 60 吸引管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口を備えた投入管が投入ゲートを介
    して接続されるとともに、内部に二次空気を取り入れる
    導入管が二次弁を介して接続され、且つ内部に貯留され
    た塵芥を輸送する輸送管が排出ゲートを介して接続され
    た塵芥貯留容器と、該塵芥貯留容器と前記輸送管を介し
    て連通される塵芥収容室と前記塵芥貯留容器及び塵芥収
    容室を負圧化する吸引装置とが搭載された塵芥収集車と
    を備えた塵芥収集装置において、前記導入管には圧縮空
    気供給手段が接続され、圧縮空気供給手段から供給され
    る圧縮空気を二次空気として導入管を介して塵芥貯留容
    器内に導入するように構成されたことを特徴とする塵芥
    収集装置。
JP1758591U 1991-03-22 1991-03-22 塵芥収集装置 Pending JPH04112808U (ja)

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JP1758591U JPH04112808U (ja) 1991-03-22 1991-03-22 塵芥収集装置

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ID=31904328

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06286804A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Shin Meiwa Ind Co Ltd ゴミ吸引輸送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06286804A (ja) * 1993-03-31 1994-10-11 Shin Meiwa Ind Co Ltd ゴミ吸引輸送装置

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