JPH04111838A - 開閉式屋根の構造 - Google Patents

開閉式屋根の構造

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Publication number
JPH04111838A
JPH04111838A JP23013990A JP23013990A JPH04111838A JP H04111838 A JPH04111838 A JP H04111838A JP 23013990 A JP23013990 A JP 23013990A JP 23013990 A JP23013990 A JP 23013990A JP H04111838 A JPH04111838 A JP H04111838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
opening
central
movable
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23013990A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Kusama
草間 伊知郎
Toshiki Kobayashi
俊樹 小林
Kenichi Sugizaki
杉崎 健一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP23013990A priority Critical patent/JPH04111838A/ja
Publication of JPH04111838A publication Critical patent/JPH04111838A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、スタジアム等の大規模施設に適用して好適な
開閉可能な屋根の構造に関する。
「従来の技術およびその課題」 この種の構造の屋根としては種々のものが提案されてい
るが、その−例を第6図に示す。これはスタジアムに適
用されたもので、円形のフィールド1およびその周囲の
スタンド(観客席)2の上方を覆い得る半割りドーム状
の対の可動屋根3.3を扇型に開くようになしたもので
ある。
ところで、上記の構造の屋根では、可動屋根3゜3を開
いた際に、それら可動屋根3,3が第6図に示されるよ
うに平面視において施設の外側に大きく飛び出してしま
うから、施設周辺に十分なスペースを確保しておく必要
があり、したがって敷地面積に余裕がない場合には採用
できないという不具合がある。
また、上記の施設では、可動屋根3,3か扇型に開かれ
るので、フィールドIでの競技エリアが扇型とされる野
球を行う場合には最適であるが、たとえば第7図に示す
ように競技エリアか長方形とされるサッカー等の競技を
行う場合、あるいはコンベンション型のイベントを行う
場合には、競技エリアやイベントエリアの形状と屋根開
口部の形状が合致しないので不自然である。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、可動屋根
を開いた際の収納スペースを節約できるとともに、開口
部の形状を最適となるように変更し得る構造の屋根を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段J 本発明はスタジアム等の大規模施設に適用される開閉式
の屋根の構造であって、中央部に円形の開口部を有する
環状の固定屋根と、その固定屋根上に移動自在に設けら
れて前記開口部を開閉する可動屋根とから構成され、前
記可動屋根は、トムを平面視において互いに平行な3本
の分割線で4分割された形態の1対の中央屋根部と1対
の何屋根部とから構成されていて、それら中央屋根部と
何屋根部とが組み合わされてドームを形成することで前
記開口部が閉しられるようにされ、前記何屋根部は前記
開口部の周縁に沿って固定屋根の周方向に回転移動自在
とされている一方、前記中央屋根部は固定屋根の径方向
に平行移動自在とされているとともに周方向に回転移動
自在とされ、かつ、この中央屋根部は開口部を開いた状
態において固定屋根の上方に位置するようにされている
ことを特徴とするものである。
「作用」 本発明の構造の屋根では、可動屋根を構成している中央
屋根部が開口部の上方から側方に退避して開口部が開か
れるが、その際、中央屋根部は固定屋根の上方に収納さ
れるので可動屋根の収納スペースを施設の側方に確保す
ることはない。また、中央屋根部および何屋根部を固定
屋根の周方向に回転移動させることにより、開口部の形
状を自由に変化させ得る。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図を参照し
て説明する。
第1図は本実施例の構造の屋根が採用されたスタジアム
の平面図、第2図は立話面図であって、いずれも(イ)
は屋根が閉じられた状態、(ロ)は屋根が開かれた状態
を示している。
本実施例の構造の屋根は、固定屋根1oと可動屋根11
から構成されている。固定屋根10は、スタンド2の上
方を覆っているとともにフィールド1の上方に円形の開
口部10aを有する環状とされたものであり、可動屋根
11はその固定屋根10上に移動自在に設けられて開口
部10aを開閉自在に覆うようにされたものである。
可動屋根11は、ドームを平面視において互いに平行な
3本の分割線で4分割した形態とされたものであって、
第1図(イ)および第2図(イ)に示すように、開口部
10aを閉じたときに中央側に位置する一対の中央屋根
部11a、llaと、その両側に位置する一対の何屋根
部11b、llbがら構成され、それら中央屋根部11
a、llaと何屋根部11b、llbとが組み合わされ
てドームを形成することで開口部10aが閉じられるよ
うになっている。そして、第1図(ロ)および第2図(
ロ)に示すように中央屋根部11a、llaが何屋根部
11b、llbの上方を覆った状態で固定屋根10の上
方に退避することによって、開口部10aが開かれるよ
うになっている。
この可動屋根11における中央屋根部11a、11aは
、固定屋根10の径方向(第1図、第2図において左右
方向)に平行移動自在とされていて、上述のように開口
部10aの上方から固定屋根10の上方に退避して開口
部10aを開くようになっているとともに、この中央屋
根部11a、llaは固定屋根10の上方において固定
屋根10の周方向に沿って回転移動もできるようになっ
ている。
一方、何屋根部11b、llbは、開口部10aの周縁
に沿って固定屋根10の周方向にのみ回転移動自在とさ
れている。
それら各屋根部11a、11a、1 lb、1 lbを
移動させるために、それらはそれぞれ第4図に示すよう
に台車15上に搭載され、その台車15が、第3図に鎖
線で示すように固定屋根10の上面に敷設されているレ
ール(軌条)20上を走行するようになっている。これ
らのレール20のうち、符号20aで示す円形に敷設さ
れたものは側屋根部11b、llbを固定屋根10の周
方向に移動させるためのものである。また、符号20b
で示す直線状に敷設されたものは中央屋根部11a、l
laを固定屋根10の径方向に平行移動させるためのも
の、さらに、符号20cで示す円形に敷設されたものは
中央屋根部11a、llaを固定屋根10の周方向に回
転移動させるだめのものである。そして、レール20b
とレール20cとの交差部には、第4図に示すように中
央屋根部11aが搭載されている台車15を昇降させ得
るジヤツキ16が設けられており、それらジヤツキ16
によって台車15を持ち上げて車輪17をレール20b
とレル20cの間を移し換えることにより、中央屋根部
11aの移動経路を変更するように構成されている。
上記構造の屋根では、可動屋根11が中央屋根部11a
、l1gと側屋根部11b、llbから構成されていて
、開口部10aを開いた際には中央屋根部11a、ll
aが固定屋根10上に位置するようになっているので、
第6図に示した従来のもののように施設の側方に可動屋
根の収納スペースを確保しておく必要はなく、したがっ
て敷地が狭小な場合にも適用できるものである。
また、中央屋根部1’la、llaと側屋根部11b。
11bの双方が固定屋根10の周方向に回転移動できる
ため、たとえば第5図(イ)〜(ハ)に示すように、開
催される競技やイベントに応じて屋根を最適な状態で開
くことができるものであり、多目的スタジアムとして好
適である。第5図(イ)は中央屋根部11a、llaと
側屋根部11b、llbの双方を平行な状態で開いてコ
ンベンション型のイベントを行う場合の例、(ロ)は同
じく平行な状態で開いて競技エリアが長方形とされるサ
ッカー等の競技を行う場合の例、(ハ)は扇型に開いて
野球を行う場合の例を示し、いずれも、フィールド1の
必要部分の上方が完全に開放されるものである。
なお、第6図に示した従来の構造のものでは、屋根を開
いた際にはフィールド1の上方のみならずスタンド2の
上方も開放されるので、急に雨が降ってきた場合には可
動屋根3,3が完全に閉じるまでの間(通常、十数分程
度は要する)に観客が雨にぬれてしまうが、上記実施例
の場合には、スタンド2は環状の固定屋根10により常
に覆われているから、屋根が開いているときに急に雨が
降ってきたとしても観客がぬれてしまうことを避けるこ
とができる。
また、従来において可動屋根の移動経路を換える場合、
たとえば上記実施例のように可動屋根の平行移動と回転
移動とを行う場合には、複数台の台車を用いることが一
般的であるが、上記実施例のように単独の台車をジヤツ
キアップすることで移動経路を換えるようにすれば、移
動経路の変更をスムーズにかつ速やかに行えるとともに
、構造が簡略化されてコストダウンを図ることができる
「発明の効果」 以上で詳細に説明したように、本発明は、中央部に円形
の開口部を有する環状の固定屋根と、その固定屋根上に
移動自在に設けられて開口部を開閉する可動屋根とから
構成され、その可動屋根はドームを4分割した形態の中
央屋根部と側屋根部とから構成され、かつ、側屋根部を
開口部の周縁に沿って固定屋根の周方向に移動自在とな
すとともに、中央屋根部は固定屋根の径方向および周方
向にそれぞれ移動自在となし、そして、中央屋根部は開
口部を開いた状態において固定屋根の上方に位置するよ
うにしたものであるから、施設の側方に可動屋根の収納
スペースを確保しておく必要はなく、シたがって敷地が
狭小な場合にも適用できるとともに、中央屋根部と側屋
根部の双方を固定屋根上において適宜移動させることに
よって開口部の形状を開催される競技やイベントに応じ
て最適に設定できるものであり、したがって多種多様の
競技やイベントが開催される多目的スタジアムに適用し
て好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明に係る構造の屋根が設けら
れた施設の一実施例を示すもので、第1図(イ)は開口
部を閉じた状態の平面図、同図(ロ)は開口部を開いた
状態の平面図、第2図(イ)は開口部を閉じた状態の立
断面図、同図(ロ)は開口部を開いた状態の立断面図、
第3図は固定屋根上のレールの敷設位置を示す図、第4
図は可動屋根が搭載されている台車の概略構成を示す図
、第5図(イ)〜(ハ)はいずれもこの施設の使用パタ
ーンの例を示す平面図である。 第6図および第7図はいずれも従来の開閉式屋根構造の
一例を示す平面図である。 10・・・・・・固定屋根、10a・・・・・・開口部
、11・・・・・・可動屋根、 11a・・・・・・中央屋根部、llb・・・・・・何
屋根部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  スタジアム等の大規模施設に適用される開閉式の屋根
    の構造であって、中央部に円形の開口部を有する環状の
    固定屋根と、その固定屋根上に移動自在に設けられて前
    記開口部を開閉する可動屋根とから構成され、前記可動
    屋根は、ドームを平面視において互いに平行な3本の分
    割線で4分割された形態の1対の中央屋根部と1対の側
    屋根部とから構成されていて、それら中央屋根部と側屋
    根部とが組み合わされてドームを形成することで前記開
    口部が閉じられるようにされ、前記側屋根部は前記開口
    部の周縁に沿って固定屋根の周方向に回転移動自在とさ
    れている一方、前記中央屋根部は固定屋根の径方向に平
    行移動自在とされているとともに周方向に回転移動自在
    とされ、かつ、この中央屋根部は開口部を開いた状態に
    おいて固定屋根の上方に位置するようにされていること
    を特徴とする開閉式屋根の構造。
JP23013990A 1990-08-31 1990-08-31 開閉式屋根の構造 Pending JPH04111838A (ja)

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