JP2586186B2 - 開閉式屋根 - Google Patents

開閉式屋根

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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は運動競技場,野球場等を全天候型とする建物
に適した開閉式屋根に関する。
《従来の技術》 一般的に、従来の開閉式屋根は何れも屋根を数段に重
ねた積層構造とし、これらをスライディング式に滑動ま
たは走行させて建物の天部を開閉している。
例えば、屋根を支える梁に走行車輪を装着して屋根部
材を梁上に走らせるなどの手段、あるいは梁を伸縮自在
に構成し、屋根部材とともに移動開閉させるなどであっ
た。
これらは移動屋根を開くときには互いに重ね合わせる
ようにして開口部の面積を広くとるように考えたもので
ある。同様に、開口部の面積を広くするためには開閉式
屋根を折畳み構造にすることも考えられている。
すなわち、一定の決まった敷地面積上に建物を建設
し、その天部を開閉式屋根としたときに、屋根が開いた
時の収まり面積をなるべく小さくすることは、とりもな
おさず開口面積を広くすることになるからである。
《発明が解決しようとする課題》 開閉式屋根を構成する移動屋根は開閉自在に安定的に
支承する必要があり、このため開口部に梁を残す場合に
は開口部の開放感に欠ける欠点があった。
また、折畳み式屋根では屋根の構造が複雑になりやす
く、さらにはその屋根幕の材質や耐久性にも問題を残し
ていた。
特に、敷地形状の関係では野球場の場合ピッチャーと
キャッチャーを結ぶ軸線は南北方向へ延びており、南北
方向へ長い敷地であるならばあまり問題はないのである
が、敷地の南北方向の長さが170mを下回り、東西に長い
形状であるとき敷地中央の南北方向へ充分な開口部を形
成できる開閉式屋根を設けた場合、屋根部材を南北方向
の何れかへ収めることは開口部天面の南北方向への開口
長さを短くしてしまう惧れがあり、移動屋根を東西方向
へ寄せた場合にはバックネット側の観客席天面が開放さ
れ、直射日光が観客席へ直接に入射するようになってし
まう欠点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は屋根を開いた時、開口部に梁が残らず開放感に
優れ、しかも移動屋根を高い開口率でバックネット側に
移動効率よく収めることができる開閉式屋根を提供する
ことにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本発明の開閉式屋根は、
平面円形状に区画形成した開口の左右両側に、これより
径方向外方へ突出させて第1固定屋根で覆った一対の突
出部分を設けるとともに、これら突出部分間に位置させ
て該開口の一部を三日月形状の第2固定屋根で覆って形
成した扇状の開口部を開閉自在に覆うための屋根を、該
第2固定屋根の中央位置を経過する該開口の直径を線対
称軸としてその両側に一対形成される旋回屋根および回
動屋根から構成し、上記旋回屋根は、上記扇形状開口部
の弧長の半分を弧状の底辺としかつその第2固定屋根側
傾斜辺を上記第2固定屋根の一部端縁上に重ねた三角形
状に形成し、該弧状底辺を該扇形状開口部の周方向に沿
って上記第1固定屋根上に移動可能とし、かつこの弧状
底辺の移動に伴って当該弧状底辺に対する頂角部分を上
記第2固定屋根上で移動可能として、上記開口部上から
これら第1および第2固定屋根上へと旋回自在とし、上
記回動屋根は、上記線対称軸に沿う一辺を底辺としかつ
第2固定屋根側傾斜辺を上記第2固定屋根の残部端縁上
に重ね、さらに他の斜辺を上記旋回屋根上に重ねた三角
形状に形成し、上記底辺の第2の固定屋根側端部を該第
2固定屋根上に固定軸を介して回動自在に連結するとと
もに、該底辺の他端部を上記旋回屋根上に回動軸を介し
て回動自在に連結し、さらにこの底辺の固定軸周りの回
動に伴って当該底辺に対する頂角部分を上記第2固定屋
根上で移動可能として、上記開口部から該旋回屋根上に
重ねつつ上記第1および第2固定屋根へと回動自在と
し、上記第1および第2固定屋根上には、上記扇形状開
口部周りに沿って上記旋回屋根の弧状底辺の移動を案内
する旋回案内軌条を敷設し、さらに上記第2固定屋根上
には、上記旋回屋根の旋回に伴うその弧状底辺の移動お
よび上記回動屋根の回動に伴う該旋回屋根の頂角部分お
よび該回動屋根の頂角部分それぞれの移動を案内する案
内軌条を敷設したのである。
《作 用》 扇形状開口部の周方向に沿って旋回屋根が第2固定屋
根の方へ旋回移動するとき、この旋回屋根と回動屋根と
を回動自在に連結する回動軸が旋回屋根の旋回方向へ一
体的に移動する。
その時、回動屋根は第2固定屋根に固定軸を介して回
動自在に連結してあるため、回動屋根は旋回屋根の旋回
に従って当該固定軸周りに回動しつつ、上記回動軸によ
って当該旋回屋根との間に相対的な回動を生じて、これ
ら屋根は互いに重なり合ってほぼ全体が第2固定屋根上
に収まるように移動する。
また同時に、旋回屋根と回動屋根とを相対回動させる
回動軸部分は、旋回屋根の旋回移動に従って第1固定屋
根上に収まる。
以上のようにして一対の旋回屋根および回動屋根は、
第2固定屋根の固定軸を中心にして、これら屋根を連結
している回動軸部分それぞれが左右の第1固定屋根上へ
と分かれるように移動していくことで開かれ、それぞれ
第2固定屋根上から第1固定屋根上へ跨るように収まっ
て扇形状開口部を開放する。
屋根が閉じる全く逆の運動を行うものであって、第2
固定屋根の固定軸を中心にして、回動軸部分が第1固定
屋根上から扇形状開口部の周方向に沿って移動していく
のであって、その時この移動に伴って回動屋根は旋回屋
根に重なっていた状態から旋回移動量に応じて迫り出し
て、これら旋回屋根と回動屋根とで扇形状開口部を閉じ
る。
《実 施 例》 以下、本発明の好適な実施例について図面を参照にし
て詳細に説明する。本実施例は基本的には、平面円形状
に区画形成した開口の左右両側に、これより径方向外方
へ突出させて第1固定屋根2,2で覆った一対の周壁5,5部
分を設けるとともに、これら周壁5,5部分間に位置させ
て開口の一部を三日月形状の第2固定屋根3で覆って形
成した扇形状の開口部20を開閉自在に覆うための屋根
を、第2固定屋根3の中央位置を経過する開口の直径を
線対称軸としてその両側に一対形成される旋回屋根8,8
および回動屋根7,7から構成し、旋回屋根8,8は、扇形状
開口部20の弧長の半分を弧状の底辺としかつその第2固
定屋根3側斜辺を第2固定屋根3の一部端縁上に重ねた
三角形状に形成し、弧状底辺を扇形状開口部20の周方向
に沿って第1固定屋根2,2上に移動可能とし、かつこの
弧状底辺の移動に伴って当該弧状底辺に対する頂角部分
を第2固定屋根3上で移動可能として、開口部20上から
これら第1および第2固定屋根2,2,3上へと旋回自在と
し、回動屋根7,7は、線対称軸に沿う一辺を底辺としか
つ第2固定屋根3側斜辺を第2固定屋根3の残部端縁上
に重ね、さらに他の斜辺を旋回屋根8,8上に重ねた三角
形状に形成し、底辺の第2固定屋根3側端部を第2固定
屋根3上に固定軸9を介して回動自在に連結するととも
に、底辺の他端部を旋回屋根8,8上に回動軸6を介して
回動自在に連結し、さらにこの底辺の固定軸9周りの回
動に伴って当該底辺に対する頂角部分を第2固定屋根3
上で移動可能として、開口部20上から旋回屋根8,8上に
重ねつつ第1および第2固定屋根2,2,3上へと回動自在
とし、第1および第2固定屋根2,2,3上には、扇形状開
口部20周りに沿って旋回屋根8,8の弧状底辺の移動を案
内する旋回案内軌条として案内レール11,17および旋回
案内レール16を敷設し、さらに第2固定屋根3上には、
旋回屋根8,8の旋回に従うその弧状底辺の移動および回
動屋根7,7の回動に伴う旋回屋根8,8の頂角部分および回
動屋根7,7の頂角部分それぞれの移動を案内する案内軌
条として案内レール13,19を敷設して構成される。
第1図に本発明の開閉式屋根によるドーム屋根1を備
えた野球場の平面を示し、このドーム屋根1は中央に円
形に形成したドーム部分の東西方向に位置する両側に陸
屋根による第1固定屋根2,2を備える突出部分があっ
て、中央のドーム屋根1を形成する平面三日月状であっ
て南北に湾曲させた第2固定屋根3は北側の端部を覆
い、ドーム屋根1の残余の部分は開閉移動可能な屋根部
材で覆っている。
すなわち、敷地が東西に長いために、この長い方向に
第1固定屋根2,2を持つ内野席4を構成しており、短い
南北方向の北側にはドーム屋根1の一部を構成する第2
固定屋根3を設けているのである。
このようにして、第1固定屋根2,2および第2固定屋
根3で囲む内側に開閉可能な屋根部材を配置して野球場
の天面に開口部20を得ているのである。
第2固定屋根3の内側端縁の中央部分からドーム屋根
1の中心点を通る直線は開口部20天面の直径線分に相当
するのであって、この直径線分が第2固定屋根3の内側
の端縁中央部分から開口部20の中心点を通って反対側へ
抜ける時の建物の周壁5との交点の内側に、上記直径線
分から左右に分けた屋根部材を更に二分割して、さらに
二分割した屋根部材同士を回動軸6で回動自在に連結し
ている。
すなわち、上記直径線分と周壁5とで画成する夫々直
径線分の左右の隅角を二分割するように第2固定屋根3
の方へ放射状に分割し、かつ直径線分の左右に隣接する
屋根部材を夫々回動屋根7,7とし、その外側に位置する
屋根部材を旋回屋根8,8としている。
また、旋回屋根8は回動屋根7の下へ重なるようにレ
ベル差を設けて設置している。
そして更に、回動屋根7の回動軸6の反対側にある第
2固定屋根3との重なり合い部分は第2固定屋根3に回
動自在に軸着している。
すなわち、回動屋根7の回動軸6とは反対側は固定軸
9によって第2固定屋根3に回動自在に軸着固定してい
るのである。この固定軸9は夫々左右の回動屋根7,7を
1本の固定軸9にて第2固定屋根3へ止めているのであ
るが、回動屋根7同士が第2固定屋根3の上で相隣接す
る隅角部分を夫々別個に回動自在に第2固定屋根3に軸
着してもよい。
そして更に、旋回屋根8が回動屋根7と接する回動軸
6寄りの隅角部に旋回屋根8を走行自在に支持する走行
台車10を設け、走行台車10を走らせる案内レール11は周
壁5のなるべく外側寄りに沿って第1固定屋根2上に延
びている。
この走行台車10が案内レール11を第1固定屋根2の方
へ移動するとき、回動屋根7は固定屋根9を回動点にし
て、第1固定屋根2および第2固定屋根3の方へ移動す
るが、この回動屋根7の回動運動に伴って旋回屋根8は
回動屋根7の下側に重なるようにしながら第1固定屋根
2および第2固定屋根3の上に収まる。
叙述したような開閉運動を行なわせるために、回動屋
根7の支持およびその運動方向への案内を兼ねて回動屋
根7が第2固定屋根3と接し、かつ固定軸9から離れた
位置にある隅角部に台車12を設けて回動屋根7を支持す
るとともに、この台車12の案内レール13は第2固定屋根
3の上に回動屋根7の回動軌跡に沿って設けている。
同じように、ドーム屋根1の輪郭に沿う旋回屋根8の
外周端縁部分には中間部分に台車14を設け、更に走行台
車10の反対側の端部にも台車15を設けている。台車15を
案内支持する旋回案内レール16は第2固定屋根3の外周
形状に沿って敷設してあり、台車14の案内レール17は案
内レール11および旋回案内レール16によって旋回屋根8
が案内される旋回運動方向の軌跡に沿って旋回屋根8が
閉じた状態から開く方向に沿うように第1固定屋根2の
上に延びている。
一方、回動屋根7の台車12に隣接する旋回屋根8の隅
角部には同じように走行案内台車18を設けており、その
案内レール19は旋回屋根8が案内レール11,旋回案内レ
ール16および案内レール17によって決まる旋回方向を維
持するように第2固定屋根3の上に設けている。
第2図以下はドーム屋根1の旋回屋根8および回動屋
根7が開く様子を示すもので、旋回屋根8の走行台車1
0,台車14,台車15のすべてあるいは何れか1台について
自走式の動力台車を採用し、この動力台車を第1固定屋
根2および第2固定屋根3の方へ移動させた時、第2図
に示すように固定軸9を回動屋根7の回動運動点とする
ようにして回動軸6によって回動屋根7と旋回屋根8が
一体的に案内レール11および旋回案内レール16および案
内レール17等によって決まる案内方向へしたがって回動
運動する。これは第2固定屋根3の内周縁部中央からア
リーナ天面、即ち開口部20の中心を通るドーム屋根1の
直径線分の左右において全く対象的な構造であるために
図面では左半分のみを示している。
こうして旋回屋根8を駆動した時、その旋回運動量に
応じて旋回屋根8は開口部20の周方向に沿って回動軸6
とは反対側の端部が固定軸9の方へ移動する。
そして更に、第3に示すように旋回屋根8を移動させ
ると、旋回屋根8および回動屋根7は第2固定屋根3か
らその両端方向の一対の第1固定屋根2,2に跨って収ま
る。すなわち、回動軸6が第1固定屋根2の中央部分く
らいまで移動して回動屋根7および旋回屋根8は第1固
定屋根2から第2固定屋根3へかけて収まるものであ
る。第3図のように屋根が開ききった状態をわかりやす
くするため、第4図によって立体的に示している。
本実施例では、左右それぞれの旋回屋根8,8および回
動屋根7,7の開閉運動は別々に非同期的に行なうことが
できる。
《効 果》 以上詳細に説明したように本発明の開閉式屋根によれ
ば、平面円形状に区画形成した開口の左右両側に、これ
により径方向外方へ突出させて第1固定屋根で覆った一
対の突出部分を設けるとともに、これら突出部分間に位
置させて該開口の一部を三日月形状の第2固定屋根で覆
って形成した扇形状の開口部を開閉自在に覆うための屋
根を、該第2固定屋根の中央位置を経過する該開口の直
径を線対称軸としてその両側に一対形成される旋回屋根
および回動屋根から構成し、上記旋回屋根は、上記扇形
状開口部の弧長の半分を弧状の底辺としかつその第2固
定屋根側斜辺を上記第2固定屋根の一部端縁上に重ねた
三角形状に形成し、該弧状底辺を該扇形状開口部の周方
向に沿って上記第1固定屋根上に移動可能とし、かつこ
の弧状底辺の移動に伴って当該弧状底辺に対する頂角部
分を上記第2固定屋根上で移動可能として、上記開口部
上からこれら第1および第2固定屋根上へと旋回自在と
し、上記回動屋根は、上記線対称軸に沿う一辺を底辺と
しかつ第2固定屋根側斜辺を上記第2固定屋根の残部端
縁上に重ね、さらに他の斜辺を上記旋回屋根上に重ねた
三角形状に形成し、上記底辺の第2固定屋根側端部を該
第2固定屋根上に固定軸を介して回動自在に連結すると
ともに、該底辺の他端部を上記旋回屋根上に回動軸を介
して回動自在に連結し、さらにこの底辺の固定軸周りの
回動に伴って当該底辺に対する頂角部分を上記第2固定
屋根上で移動可能として、上記開口部上から該旋回屋根
上に重ねつつ上記第1および第2固定屋根上へと回動自
在とし、上記第1および第2固定屋根上には、上記扇形
状開口部周りに沿って上記旋回屋根の弧状底辺の移動を
案内する旋回案内軌条を敷設し、さらに上記第2固定屋
根上には、上記旋回屋根の旋回に従うその弧状底辺の移
動および上記回動屋根の回動に伴う該旋回屋根の頂角部
分および該回動屋根の頂角部分それぞれの移動を案内す
る案内軌条を敷設したので、敷地が左右に幅広い長方形
である場合に、一対の突出部分を敷地の左右両側に設定
することにより、敷地の長い方向両端部へ扇形状開口部
を充分に広げながら短い方向の一端を第2固定屋根で僅
かに覆うのみで天面開口を得ることができるために東西
方向に長く南北方向に短い敷地に野球場を建設する場合
には内野席とバックネット側に充分な観客席を確保する
ことができると同時に直射日光を防ぐ第1および第2固
定屋根を設定することができ、またグラウンド側は旋回
屋根と回動屋根の移動によって充分に開放できるので野
球場に適した開閉式屋根を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は何れも本発明の開閉式屋根の実施例を示すもので、
第1図はその平面図、第2図は屋根を途中まで開いた様
子を示す平面図、第3図は屋根を完全に開ききった状態
を示す平面図、第4図は第3図の斜視図である。 1……ドーム屋根、2……第1固定屋根 3……第2固定屋根、4……内野席 5……周壁、6……回動軸 7……回動屋根、8……旋回屋根 9……固定軸、10……走行台車 11……案内レール、12……台車 13……案内レール、14……台車 15……台車、16……旋回案内レール 17……案内レール、18……走行案内台車 19……案内レール、20……扇形状開口部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面円形状に区画形成した開口の左右両側
    に、これより径方向外方へ突出させて第1固定屋根で覆
    った一対の突出部分を設けるとともに、これら突出部分
    間に位置させて該開口の一部を三日月形状の第2固定屋
    根で覆って形成した扇形状の開口部を開閉自在に覆うた
    めの屋根を、該第2固定屋根の中央位置を経過する該開
    口の直径を線対称軸としてその両側に一対形成される旋
    回屋根および回動屋根から構成し、 上記旋回屋根は、上記扇形状開口部の弧長の半分を弧状
    の底辺としかつその第2固定屋根側傾斜辺を上記第2固
    定屋根の一部縁上に重ねた三角形状に形成し、該弧状底
    辺を該扇形状開口部の周方向に沿って上記第1固定屋根
    上に移動可能とし、かつこの弧状底辺の移動に伴って当
    該弧状底辺に対する頂角部分を上記第2固定屋根上で移
    動可能として、上記開口部上からこれら第1および第2
    固定屋根上へと旋回自在とし、 上記回動屋根は、上記線対称軸に沿う一辺を底辺としか
    つ第2固定屋根側斜辺を上記第2固定屋根の残部端縁上
    に重ね、さらに他の斜辺を上記旋回屋根上に重ねた三角
    形状に形成し、上記底辺の第2固定屋根側端部を該第2
    固定屋根上に固定軸を介して回動自在に連結するととも
    に、該底辺の他端部を上記旋回屋根上に回動軸を介して
    回動自在に連結し、さらにこの底辺の固定軸周りの回動
    に伴って当該底辺に対する頂角部分を上記第2固定屋根
    上で移動可能として、上記開口部上から該旋回屋根上に
    重ねつつ上記第1および第2固定屋根上へと回動自在と
    し、 上記第1および第2固定屋根上には、上記扇形状開口部
    周りに沿って上記旋回屋根の弧状底辺の移動を案内する
    旋回案内軌条を敷設し、 さらに上記第2固定屋根上には、上記旋回屋根の旋回に
    従うその弧状底辺の移動および上記回動屋根の回動に伴
    う該旋回屋根の頂角部分および該回動屋根の頂角部分そ
    れぞれの移動を案内する案内軌条を敷設したことを特徴
    とする開閉式屋根。
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