JPH0411116A - 植生基材保持用網状体 - Google Patents

植生基材保持用網状体

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JPH0411116A
JPH0411116A JP11094990A JP11094990A JPH0411116A JP H0411116 A JPH0411116 A JP H0411116A JP 11094990 A JP11094990 A JP 11094990A JP 11094990 A JP11094990 A JP 11094990A JP H0411116 A JPH0411116 A JP H0411116A
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JP
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JP11094990A
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Michihei Sakate
三千兵 坂手
Kaname Hori
堀 要
Hiroyuki Kanbe
廣之 神部
Katsumi Tamura
勝己 田村
Tadashi Shibata
正 柴田
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Nisshoku Corp
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、例えば法面の緑化工法に用いられる植生基材
保持用網状体(以下、単に網状体と云う)に関する。
(従来の技術〕 上記法面の緑化工法の一つに、第7図(A)および(B
)に示すように、化学性のネットを2枚重ねて例えば3
0〜50cm間隔毎に5cm程度編み込まない部分また
は互いに融着しない部分を形成して収容部71を有する
網状体本体72を形成する一方、耐腐蝕性の不織布で構
成された袋73内に肥料、土壌改良剤、保水剤など植物
の生育に直接的または間接的に必要な肥料基材74を収
容して肥料基材袋75を形成し、この肥料基材袋75を
前記収容部71内に収容した網状体76を、アンカー7
7や止め釘78などを用いて法面79に張設した後、種
子と、有機質、化学肥料、土壌改良剤、保水剤などを例
えばゲル状にした植生基材80を、網状体76の上から
吹付は機によって適宜の厚さになるように吹付ける工法
がある。
この工法によれば、網状体76によって植生基材80の
流亡が阻止され、植生基材80に含まれる種子は早期に
植生物が発芽成長し、この発芽成長した植物に対して、
植生基材80内の肥料や肥料基材袋75内の肥料基材7
4が適宜供給されることにより、植物の生育が困難であ
った法面79に植物を確実に生育させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上舵網状体76は、従来、ポリエチレン糸を
iJimみしてなる経糸aに対して、例えばポリエチレ
ン糸よりなる幅6.5m m 、厚さ16μmで100
0デニールのフラットヤーンを緯糸すとして編組したも
のが用いられている。
しかしながら、ポリエチレン糸は柔らかく、従って、上
記寸法幅のフラットヤーンを編組すると、くしゃくしゃ
になってしまい、実質的に幅狭になり、しかも、このフ
ラットヤーンからなる緯糸すは法面79の横方向に沿わ
せて設けた場合、緯糸すが柔らかいため、法面79に密
着しすぎて植生基材80の流亡を阻止する効果が弱く、
また、前記吹き付けられた植生基材80の重量のため、
緯糸すが伸び切ってしまうなどして、植生基材80の流
亡を完全に阻止できないことがあった。
これに対して、網状体76の目合いを小さくすることが
考えられるが、このようにすると、網状体76の上から
吹付は機によって植生基材80を吹き付けても、植生基
材80が網目を通り難くなり、それだけ吹付は作業に手
間が掛かるといった不都合がある。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、目合いを小さくすることなく、植
生基材の流亡を確実に阻止することができる新規で有用
な網状体を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するため、本発明者は種々検討した結
果、次の手段に到達した。
一つの手段に係る網状体は、フラットヤーンとして50
0〜3000デニールで、幅が2〜5mm、厚みが30
〜200umのポリプロピレン糸からなるものを用いた
点に特徴があり、他の手段に係る網状体は、フラットヤ
ーンとして1000〜3000デニールで、幅が2〜5
mm、厚みが30〜200μmのポリエチレン糸からな
るものを用いた点に特徴がある。
(作用) 上記前者の手段によれば、ポリプロピレン糸自体がポリ
エチレン糸より剛性が大きく、従って、緯糸としてのフ
ラットヤーンの剛性は細径のものでも従来より十分大き
くなる。また、後者の手段によれば、緯糸としてのフラ
ットヤーン自体が太くなることにより剛性が増大する。
そして、これら何れの手段においても、緯糸の剛性が増
大することにより、植生基材の流亡を確実に阻止するこ
とができる。また、目合いは従来と変わることがないの
で、植生基材の吹付けは従来と同様にスムーズに行うこ
とができる。
〔実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図(A)、(B)および第2図は本発明の第1実施
例に係る網状体を示し、これらの図において、10はフ
ロントネット11とハックネット12とからなる網状体
で、両ネソ目1,12における経糸13.14はポリエ
チレン(P E)糸をそれぞれ鎖編みして構成されてい
る。フロントネット1においては、例えば1000デニ
ールのポリプロピレン(PP)糸ヨ’1なる1本のフラ
ットヤーン(例えば幅が2.5mm厚みが49μm)1
5と、例えば1500デニールのPE糸よりなる1本の
モノフィラメント16とからなる緯糸として適宜の間隔
をおいて多数組、経糸11と編組されている。そして、
フラットヤーン15は、第2図に示すように、相隣合う
二筋の経糸13間をジグザグ状に進むようにして&[さ
れている。また、ハックネット12においては、150
0デニールのPE糸よりなる1本のモノフィラメント1
7が緯糸として多数本適宜の間隔をおいて経糸12と編
組されている。これらフロントネット11とハック不)
目2は、経糸13.14に適宜の間隔をおいて編み込ま
れない部分を残して互いに績み込まれて二重網構造の網
状体10に構成され、編み込まれない部分は袋収容部1
8に形成されている。なお、このように構成された網状
体10の重量は77.64g/n(である。
而して、上記構成の網状体10においては、緯糸として
PE糸より剛性が大きいPP糸よりなる1本のフラット
ヤーン15と、PE糸よりなる1本のモノフィラメン目
6を用いているので、緯糸の剛性が増大し、従って、法
面に張設した場合、法面に密着しすぎることがなく、ま
た、吹き付けられた植生基材の重量のため、緯糸が伸び
切ってしまうことがないので、植生基材の流亡を殆ど完
全に阻止することができる。そして、この場合、第1図
(A)および(B)に示すように、剛性の大きいフラッ
トヤーン15のうちの幾つかが起立するので、植生基材
の流亡をよりよく阻止することができる。
また、モノフィラメント16も補強材としての機能を発
揮するので、従来のこの種の網状体に比べて、植生基材
の流亡阻止効果がアップする。また、フロントネット1
1およびバンクネット12の目合いを特ムこ小さくする
必要がないから、植生基材の吹付けをスムーズに行うこ
とができる。
第3図(A)、 (B)および第4図は本発明の第2実
施例に係る網状体10を示し、この実施例においては、
フロントネット11およびハックネット12にそれぞれ
設けられるモノフィラメントとして、前記第1実施例の
ものよりやや細い、800デニールのもの16’、17
’を用いており、他の構成は変わるところがない。なお
、この実施例に係る網状体lOの重量は77.64 g
 /ボである。
第5図(AL (B)および第6図は本発明の第3実施
例に係る網状体10を示し、この実施例においては、前
記第2実施例に係る網状体10の構成に、バックネット
12の緯糸として、フロントネット11における構成と
同様に、800デニールのPP糸よりなる1本のフラッ
トヤーン(このフラットヤーンはフロントネット11に
おけるフラットヤーン15と同じもの)19を追加して
、フロントネット11およびバンクネット12の形態が
全く同一になるように構成しである。なお、この実施例
に係る網状体100重量は68.61 g / rtI
である。
上記第2および第3実施例に係る網状体10が、上記第
1実施例に係る網状体10と同様乃至はそれ以上の作用
効果を奏することは云うまでもない。
なお、図示しないが、第3実施例に係る網状体10にお
いて、フロントネット11およびバックネット12の構
成からそれぞれモノフィラメント16′I7  を除去
して構成してもよい。
また、上述の各実施例におけるフラットヤーン15(ま
たは19)としては、上記デニール数、幅および厚みの
PP糸に限られるものではなく、50O〜3000デニ
ールで、幅が2〜5mm、厚みが30〜200μmのP
P糸を適宜選択して用いることができる。
そして、上記各実施例では、フラットヤーン15(また
は19)をPP糸で構成しているが、本発明はこれに限
られるものではなく、PP糸に代えて、フラットヤーン
15(または19)をやや太めの、1000〜3000
デニールのPE糸で構成してもよい。例えば1000デ
ニールのPE糸でフラットヤーン15(または19)を
構成する場合、その幅を2.5mm、厚みを46μmに
すればよい。
このように、従来より太めのPE糸を用いることにより
緯糸の剛性が増大し、これによって、法面に張設した場
合、法面に密着しすぎることがなく、また、吹き付けら
れた植生基材の重量のため、緯糸が伸び切ってしまうこ
とがなくなり、植生基材の流亡を殆ど完全に阻止するこ
とができる。そして、PE糸でフラットヤーン15(ま
たは19)を構成する場合においても、500〜300
0デニールで、幅が2〜5mm、厚みが30〜200μ
mのものを適宜選択して用いることができる。
また、本発明は袋収容部18を備えていない網状体にも
適用することができ、さらに、二重網以外の例えばシン
グル網にも適用できることは云うまでもない。
(発明の効果〕 本発明は以上のように構成されるので、植生基材の流亡
を確実に阻止することができる。また、目合いを小さく
する必要がないので、植生基材の吹付けをスムーズに行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例に係る網状体
を示し、第1図(A)および(B)はそれぞれ網状体の
要部を示す斜視図および側面図、第2図は平面図である
。 第3図および第4図は本発明の第2実施例に係る網状体
を示し、第3図(A)および(B)はそれぞれ網状体の
要部を示す斜視図および側面図、第4図は平面図である
。 第5図および第6図は本発明の第3実施例に係る網状体
を示し、第5図(A)および(B)はそれぞれ網状体の
要部を示す斜視図および側面図、第6図は平面図である
。 第7図は従来技術を説明する図で、同図(A)は従来の
綱状体の要部を示す斜視図、同図(B)は法面における
緑化工法を施した状態を示す断面図である。 IO・・・植生基材保持用網状体、13.14・・・経
糸、1519・・・フラットヤーン。 出 願 人   日本植生株式会社 代 理 人   弁理士 藤本英夫 第3図(A) 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鎖編み状の経糸と、フラットヤーンの緯糸とから
    なる植生基材保持用網状体において、前記フラットヤー
    ンとして500〜3000デニールで、幅が2〜5mm
    、厚みが30〜200μmのポリプロピレン糸からなる
    ものを用いたことを特徴とする植生基材保持用網状体。
  2. (2)鎖編み状の経糸と、フラットヤーンの緯糸とから
    なる植生基材保持用網状体において、前記フラットヤー
    ンとして1000〜3000デニールで、幅が2〜5m
    m、厚みが30〜200μmのポリエチレン糸からなる
    ものを用いたことを特徴とする植生基材保持用網状体。
JP2110949A 1990-04-26 1990-04-26 植生基材保持用網状体 Expired - Fee Related JPH0612003B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115369895A (zh) * 2022-09-01 2022-11-22 山东省地质矿产勘查开发局第一地质大队(山东省第一地质矿产勘查院) 一种喷播挂网

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CN115369895A (zh) * 2022-09-01 2022-11-22 山东省地质矿产勘查开发局第一地质大队(山东省第一地质矿产勘查院) 一种喷播挂网

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