JPH0447026A - 植生基材保持用網状体 - Google Patents

植生基材保持用網状体

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JPH0447026A
JPH0447026A JP2156180A JP15618090A JPH0447026A JP H0447026 A JPH0447026 A JP H0447026A JP 2156180 A JP2156180 A JP 2156180A JP 15618090 A JP15618090 A JP 15618090A JP H0447026 A JPH0447026 A JP H0447026A
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三千兵 坂手
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Hiroyuki Kanbe
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松本 奉文
Kyoko Ito
恭子 伊藤
Katsumi Tamura
勝己 田村
Tadashi Shibata
正 柴田
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば法面の緑化工法に用いられる植生基材
保持用網状体(以下、単に網状体と云う)に関する。
〔従来の技術〕
上記法面の緑化工法の一つに、第10図(A)および(
B)に示すように、化学的素材よりなるネットを2枚重
ねて例えば30〜50cm間隔毎に5cm程度編み込ま
ない部分または互いに融着しない部分を形成して収容部
41を有する網状体本体42を形成する一方、耐腐蝕性
の不織布で構成された袋43内に肥料、土壌改良剤、保
水側なと植物の生育に直接的または間接的に必要な肥料
基材44を収容して肥料基材袋45を形成し、この肥料
基材袋45を前記収容部41内に収容した網状体46を
、アンカー47や止め釘48などを用いて法面49に張
設した後、種子と、有機質、化学肥料、土壌改良剤、保
水側などを例えばゲル状にした植生基材50を、網状体
46の上から吹付は機によって適宜の厚さになるように
吹付ける工法がある。
この工法によれば、網状体46によって植生基材50の
流亡が阻止され、植生基材50に含まれる種子は早期に
植生物が発芽成長し、この発芽成長した植物に対して、
植生基材50内の肥料や肥料基材袋45内の肥料基材4
4が適宜供給されることにより、植物の生育が困難であ
った法面49に植物を確実に生育させることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記網状体46は、従来、ポリエチレン糸を
鎖編みしてなる経糸aに対して、例えばポリエチレン糸
よりなる幅6.5mm、厚さ16μmで1000デニー
ルのフラットヤーンを緯糸すとして編組したものが用い
られている。
しかしながら、ポリエチレン糸は柔らかく、従って、上
記寸法幅のフラットヤーンを編組すると、くしや(しや
になってしまい、実質的に幅狭になり、しかも、このフ
ラットヤーンからなる緯糸すは法面49の横方向に沿わ
せて設けた場合、緯糸すが柔らかいため、法面49に密
着しすぎて植生基材50の流亡を阻止する効果が弱く、
また、前記吹き付けられた植生基材50の重量のため、
緯糸すが伸び切ってしまうなどして、植生基材50の流
亡を完全に阻止できないことがあった。
これに対して、網状体46の目合いを小さくすることが
考えられるが、このようにすると、網状体46の上から
吹付は機によって植生基材50を吹き付けても、植生基
材50が網目を通り難くなり、それだけ吹付は作業に手
間が掛かるといった不都合がある。
ところで、法面に緑化工法を施す大きな目的として、法
面を元の山に復元させることが挙げられると共に花によ
る美観も求められるが、野草や樹木といった郷土挿植物
あるいは花のみでは法面を安定に保護することができず
、そこで従来より、法面49に吹き付けられる植生基材
50には、前記郷土挿植物あるいは花の他に牧草など外
来種植物を加え、郷土挿植物あるいは花と外来種植物と
を混合した植生基材50を網状体46の上から吹付は機
によって吹き付けるようにしていた。
しかしながら、前記郷土挿植物や花は外来種植物に比べ
て発芽や成長が遅く、外来種植物に圧迫されて十分な成
長ができず、外来種植物のみの緑化となる。ところが、
外来種植物は成長が早いが短期間で枯れてしまうため、
結局のところ短期的な緑化となり、法面の緑化を永続的
に維持することができないといった問題がある。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、目合いを小さくすることなく、植
生基材の流亡を確実に阻止することができ、しかも、牧
草など外来種植物に圧迫されることなく野草や樹木など
郷土挿植物や花を確実に発芽・成育させることができる
網状体を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するため、本発明者は種々検討した結
果、次の手段に到達した。
すなわち、それぞれ鎖編み状の経糸とフラットヤーンの
緯糸とからなるフロントネットとバックネットとを重ね
合わせてなる二重構造の網状体本体の前記両ネット間に
収容部を横方向に形成してなる植生基材保持用網状体に
おいて、第1の発明においては、前記フラットヤーンと
して500〜3000デニールで、幅が2〜5mm、厚
みが30〜200μmのポリプロピレン糸からなるもの
を用いると共に、前記収容部内に、袋内に肥料基材を収
容した肥料基材袋と、袋内に植生種子を収容した植生袋
とを収容しており、第2の発明においては、前記フラッ
トヤーンとして1000〜3000デニールで、幅が2
〜5mm、厚みが30〜200μmのポリエチレン糸か
らなるものを用いると共に、前記収容部内に、袋内に肥
料基材を収容した肥料基材袋とミ袋内に植生種子を収容
した植生袋とを収容している。
〔作用] 上記第1の発明によれば、ポリプロピレン糸自体がポリ
エチレン糸より剛性が大きく、従って、緯糸としてのフ
ラットヤーンの剛性は細径のものでも従来より十分大き
くなる。
また、第2の発明によれば、緯糸としてのフラットヤー
ン自体が太くなることにより剛性が増大する。
そして、これら何れの発明においても、緯糸の剛性が増
大することにより、植生基材の流亡を確実に阻止するこ
とができる。また、目合いは従来と変わることがないの
で、植生基材の吹付けは従来と同様にスムーズに行うこ
とができる。
さらに、前記何れの発明においても、前記収容部内に、
例えば袋内に肥料基材を収容した肥料基材袋と、袋内に
植生種子として外来種植物種子を収容した植生袋とを収
容する一方、法面に対して吹き付けられる植生基材中に
郷土種植物である野草や樹木および花の種子を入れ、こ
の植生基材を法面に対して吹き付けるようにすれば、外
来種植物と共に郷土種植物や花も成育することができ、
法面の緑化を永続的に維持すると同時に美観を向上させ
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例に係る窮状体を示
し、これらの図において、Nは網状体で、その本体10
はフロントネット11とバックネット12とからなる。
両ネット11.12における経糸13.14はポリエチ
レン(P E)糸をそれぞれMmみして構成されている
より具体的には、前記フロントネット11においては、
例えば1000デニールのポリプロピレン(PP)糸よ
りなる1本のフラットヤーン(例えば幅が2.5mm、
厚みが49μmH5と、例えば1500デニールのPE
糸よりなる1本のモノフィラメント16とが緯糸として
適宜の間隔をおいて多数組、経糸13とrA組されてい
る。そして、フラットヤーン15は、特に第3図に示す
ように、相隣合う二部の経糸13間をジグザグ状に進む
ようにしてmWされている。また、前記バックネット1
2においては、1500デニールのPE糸よりなる1本
のモノフィラメン目7が緯糸として多数本適宜の間隔を
おいて経糸14と編組されている。
これらフロントネット11とバックネット12は、経糸
13.14に適宜の間隔をおいて編み込まれない部分を
残して互いに編み込まれて二重網構造の網状体本体10
に構成され、編み込まれない部分は収容部18に形成さ
れている。なお、このように構成された網状体本体IO
の重量は77.64 g / rl(である。
そして、第1図において、19.20はそれぞれ前記収
容部18内に収容保持される肥料基材袋、植生袋である
。肥料基材袋19は降雨などにより肥料養分が徐々に滲
み出すような厚みと通気性を有する耐IXM性および不
溶性の不織布で構成された袋内に、肥料、土壌改良剤、
保水側なと植物の生育に直接的または間接的に必要な肥
料基材を収容してなるものである。また、植生袋20は
植生の発芽・成育の妨げにならず、しかも、水分により
溶解する高分子系フィルムあるいは澱粉系フィルムまた
は寒冷紗付き水溶性紙(例えばボンリック(商品名):
池田紙業株式会社製)で構成された袋内に、牧草種子を
収容してなるものである。ここで、牧草種子としてはグ
リービングレッドフエスク、ハイランドベントグラス、
レッドトップ、バミューダグラス、ケンタラキーブルー
グラスなどがあり、これらを適宜選択して袋内に収容す
ればよい、なお、その際、袋内に保水材や若干の肥料を
も収容してもよい。
而して、法面に植生基材を吹き付けるに際しては、先ず
、第1図および第4図に示すように、網状体Nの収容部
18内に肥料基材袋19および植生袋20を挿入装着し
、これをアンカー21や止め釘22などを用いてバフク
ネッ目2側が法面23に近くなるように、しかも、植生
袋20が肥料基材袋19よりも上方に位置するようにし
て張設する。
而して、上記構成の網状体Nにおいては、緯糸としてP
E糸より剛性が大きいPP糸よりなる1本のフラットヤ
ーン15と、PE糸よりなる1零のモノフィラメント1
6を用いているので、緯糸の剛性が増大し、従って、法
面23に張設した場合、法面23に密着しすぎることが
ない。
このようにして法面23に張設された網状体Nの上から
、種子、有機質、化学肥料、土壌改良剤。
保水剤などを混合して例えばゲル状にした植生基材を吹
き付けるのであるが、このとき用いる種子としては、黄
デージ−、フランス菊、大錦鶏菊。
のこぎり草3ハエトリナデシコ、カリフォルニアボピー
、ムラサキバナナ、カスミソウ、コスモスケイトウ、カ
ワラナデシコ、テンニンギクなどの花の種子や、よもぎ
、すすき、めどはぎ、いたどりなどの野草の種子、ある
いは、あかまつ、やしゃぶし、いたちはぎ、やまはぎ、
こまつなぎなどの樹木の種子があり、これらを適宜選択
すればよい。
そして、このゲル状の植生基材を、網状体Nの上から吹
付は機によって適宜の厚さになるように吹付けるのであ
る。なお、第4図において、24は吹き付けられた植生
基材を示す。
二のようにして植生基材24を吹き付けても、前記網状
体Nは、植生基材24の重量のため、緯糸が伸び切って
しまうことがないので、植生基材24の流亡を殆ど完全
に阻止することができる。そして、この場合、第2図(
A)および(B)に示すように、剛性の大きいフラット
ヤーン15のうちの幾つかが起立するので、植生基材2
4の流亡をよりよく阻止することができる。また、モノ
フィラメント16も補強材としての機能を発揮するので
、従来のこの種の網状体に比べて、植生基材24の流亡
阻止効果がアップする。また、網状体本体10の目合い
を必要以上に小さ(する必要がなく、むしろ、従来のも
のより大きくすることができるので、植生基材24を能
率よく吹き付けることができると共に、植生基材24を
法面23に対して密着させることができる。
而して、法面23においては、網状体Nの収容部18内
に収容された植生袋20内の牧草の成長が早くこれが筋
状に成長して法面23を保護する。そして、網状体Nの
他の部分においては吹き付けられた植生基材23から野
草や樹木や花が発芽するが、牧草から離れているのでそ
の圧迫を受けることなく成育することができ、法面23
全体が確実に緑化されることになる。
第5図(A)、 (B)および第6図は本発明の第2実
施例に係る網状体本体lOを示し、この実施例において
は、フロントネット11およびバックネット12にそれ
ぞれ設けられるモノフィラメントとして、前記第1実施
例のものよりやや細い、800デニルのもの16’、1
7’を用いており、他の構成は変わるところがない、な
お、この実施例に係る網状体本体10の重量は77.6
4 g / rrfである。
第7図(AL (B)および第8図は本発明の第3実施
例に係る網状体本体10を示し、この実施例においては
、前記第2実施例に係る網状体本体10の構成に、バッ
クネット12の緯糸として、フロントネット11におけ
る構成と同様に、800デニールのPP糸よりなる1本
のフラットヤーン(このフラットヤーンはフロントネッ
ト11におけるフラットヤーン15と同じもの)25を
追加して、フロントネット11およびバックネット12
の形態が全く同一になるように構成しである。なお、こ
の実施例に係る網状体本体10の重量は68.61 g
 /rrfである。
上記第2および第3実施例に係る網状体本体10が、上
記第1実施例に係る網状体本体lOと同様乃至はそれ以
上の作用効果を奏することは云うまでもない。
なお、図示しないが、第3実施例に係る網状体本体10
において、フロントネット11およびバックネット12
の構成のうち、モノフィラメント16′17′を除去し
て構成してもよい。
また、上述の各実施例におけるフラットヤーン15(ま
たは25)としては、上記のデニール数、幅および厚み
のPP糸に限られるものではなく、500〜3000デ
ニールで、幅が2〜5mm、厚みが30〜200umの
PP糸を適宜選択して用いることができる。
そして、上記各実施例では、フラットヤーン15(また
は25)をPP糸で構成しているが、本発明はこれに限
られるものではなく、PP糸に代えて、フラットヤーン
15(または25)をやや太めの、1000〜3000
デニールのPE糸で構成してもよい。例えば1000デ
ニールのPE糸でフラットヤーン15(または25)を
構成する場合、その幅を2.5mm、厚みを46μmに
すればよい。
このように、従来より太めのPE糸を用いることにより
緯糸の剛性が増大し、これによって、法面に張設した場
合、法面に密着しすぎることがなく、また、吹き付けら
れた植生基材の重量のため、緯糸が伸び切ってしまうこ
とがなくなり、植生基材の流亡を殆ど完全に阻止するこ
とができる。そして、PE糸でフラットヤーン15(ま
たは25)を構成する場合においても、500〜300
0デニールで、幅が2〜5mm、厚みが30〜200μ
mのものを適宜選択して用いることができる。
また、上述の実施例においては、網状体Nの収容部18
内に収容された植生袋20内に牧草など外来種植物の種
子を収容し、法面23に吹き付けられる植生基材24の
構成部材として野草や樹木など郷土種植物の種子を用い
るようにしているが、これに代えて、植生袋20内に郷
土種植物や花の種子を収容し植生基材24の構成部材と
して外来種植物の種子を用いるようにしてもよい。
そして、植生基材24は上記ゲル状のものに限られず、
種子と、有機質、化学肥料、土壌改良剤、保水剤とを単
に十分に混合した水を用いない所謂乾式のものであって
もよい。
なお、上述の実施例においては、法面23に敷設した網
状体Nの上からゲル状(あるいは乾式)の植生基材24
を吹き付けるようにしているが、本発明に係る網状体N
はこのような方法以外の施工にも使用することができ、
例えば網状体Nの上から植生基材24を吹き付けない工
法にも使用することができ、これを第9図を参照しなが
ら説明する。
すなわち、第9図(A)は、法面23に網状体Nを敷設
しただけのものを示し、この例においては、その一つお
きの収容部18A内には、肥料基材袋19と、カリフォ
ルニアボビー、ムラサキバナナ、カスミソウ、コスモス
、ケイトウなどの一年生花植物の種子や、カワラナデシ
コ、テンニンギク、のこぎり草、フランス菊、大錦鶏菊
などの多年生花植物の種子を適宜選択して収容してなる
植生袋20Aとを収容すると共に、その間の収容部18
B内には、ケンタッキーブルーグラス、バミューダグラ
ス、オリンピックトールフエスなどの牧草の種子を適宜
選択して収容してなる植生袋20Bが収容しである。
また、同図(B)に示すものでは、1年生花植物の種子
26を撒布・播種した薄綿の層27を網状体Nに貼着す
る一方、収容部18A内に肥料基材袋19と、多年生花
植物の種子を収容した植生袋20Cとを収容すると共に
、収容部18B内に牧草の種子を収容した植生袋20B
を収容してなる網状体Nを、前記層27が法面23に近
くなるように敷設している。
また、同図(C)に示すものでは、1年生花植物および
多年生花植物の種子28を撒布・播種した薄綿の層27
を網状体Nに貼着する一方、収容部18A内に肥料基材
袋19と、牧草の種子を収容した植生袋20Bとを収容
すると共に、収容部18B内に肥料基材袋19を収容し
てなる網状体Nを、前記層27が法面23に近くなるよ
うに敷設している。
さらに、同図(D)に示すものでは、牧草の種子29を
撒布・播種した薄綿の層27を網状体Nに貼着する一方
、収容部18A内に肥料基材袋19と、1年生花植物お
よび多年生花植物の種子を収容した植生袋20Aとを収
容すると共に〜収容部18B内に肥料基材袋19を収容
してなる網状体Nを、前記層27が法面23に近くなる
ように敷設している。
そしてまた、同図(E)に示すものでは、牧草の種子2
9を撒布・播種した薄綿の層27を網状体Nに貼着する
一方、収容部18A内に肥料基材袋19と、多年生花植
物の種子を収容した植生袋20Cとを収容すると共に、
収容部18B内に1年生花植物の種子を収容した植生袋
200を収容してなる網状体Nを、前記層27が法面2
3に近くなるように敷設している。
〔発明の効果] 本発明は以上のように構成されるので、植生基材の流亡
を確実に阻止することができる。また、目合いを小さく
する必要がないので、植生基材の4゜ 吹付けをスムーズに行うことができる。
本発明によれば、牧草など外来種植物に圧迫されること
なく野草や樹木などの郷土種植物や花を確実に発芽・成
育させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
網状体の一例を示す斜視図、第2図(A)および(B)
はそれぞれ網状体の要部を示す斜視図および側面図、第
3図は網状体本体の平面図、第4図は法面における緑化
工法を施した状態を示す断面図である。 第5図および第6図は本発明の第2実施例に係る網状体
を示し、第5図(A)および(B)はそれぞれ網状体の
要部を示す斜視図および側面図、第6図は平面図である
。 第7図および第8図は本発明の第3実施例に係る網状体
を示し、第7図(A)および(B)はそれぞれ網状体の
要部を示す斜視図および側面図、第8図は平面図である
。 第9図(A)〜(E)は本発明に係る網状体を用いた他
の緑化工法の態様を示す図である。 第10図は従来技術を説明する図で、同図(A)は従来
の網状体の要部を示す斜視図、同図(B)は法面におけ
る緑化工法を施した状態を示す断面図である。 10・・・網状体本体、11・・・フロントネット、1
2・・・バックネット、13.14・・・経糸、15.
25・・・フラットヤーン、18.18A、 18B・
・・収容部、19・・・肥料基材袋、20、2OA、 
20B、 20C,200・・・植生袋。 出 願 人   日本植生株式会社 代 理 人   弁理士 藤本英夫 11  フロ7を才・ノ 12・バックネット 18・収容部 9 肥14基材袋 20  植生袋 ト 第3図 第4図 第5図(A) 第6図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ鎖編み状の経糸とフラットヤーンの緯糸
    とからなるフロントネットとバックネットとを重ね合わ
    せてなる二重構造の網状体本体の前記両ネット間に収容
    部を横方向に形成してなる植生基材保持用網状体におい
    て、前記フラットヤーンとして500〜3000デニー
    ルで、幅が2〜5mm、厚みが30〜200μmのポリ
    プロピレン糸からなるものを用いると共に、前記収容部
    内に、袋内に肥料基材を収容した肥料基材袋と、袋内に
    植生種子を収容した植生袋とを収容したことを特徴とす
    る植生基材保持用網状体。
  2. (2)それぞれ鎖編み状の経糸とフラットヤーンの緯糸
    とからなるフロントネットとバックネットとを重ね合わ
    せてなる二重構造の網状体本体の前記両ネット間に収容
    部を横方向に形成してなる植生基材保持用網状体におい
    て、前記フラットヤーンとして1000〜3000デニ
    ールで、幅が2〜5mm、厚みが30〜200μmのポ
    リエチレン糸からなるものを用いると共に、前記収容部
    内に、袋内に肥料基材を収容した肥料基材袋と、袋内に
    植生種子を収容した植生袋とを収容したことを特徴とす
    る植生基材保持用網状体。
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Cited By (4)

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JPH05295740A (ja) * 1992-04-16 1993-11-09 Shin Nippon Riyokuka:Kk 播種工による植生方法及び植生体
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