JP3142802B2 - 植生ネットおよび植生基体 - Google Patents
植生ネットおよび植生基体Info
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Description
植生ネットならびに植生基体に関するものである。
て形成される山腹の法面などには、その保護と景観を保
持するために、植物を植生させる緑化工法がとられる。
による緑化用の植生ネットを法面に敷設した後、このネ
ット上に、植物の生育に直接的または間接的に寄与する
植生材料(有機堆肥、化学肥料、植物性繊維、保水剤、
土壌改良材などの配合材料)に植物種子を混合した厚層
基材や、植物種子を含む有機客土などを吹き付ける緑化
工法がある。
ネットの一側面に装着し、これを緑化用の植生基体にし
て、この植生基体を法面に敷設する緑化工法もあり、こ
の他にも、植生ネットに袋収納部を形成して、この袋収
納部に、植生材料を収容した植生材料収容袋を収納し、
これを緑化用の植生基体にして法面に敷設する一方、こ
の上部に、植生材料に植物種子を混合した厚層基材や、
植物種子を含む有機客土などを吹き付ける緑化工法があ
る。
の収容袋を収納する一方、この植生ネットの一側面に、
植物種子を含む植生基材を担持させたシートを設けて、
これを緑化用の植生基体とし、この植生基体を法面に敷
設する緑化工法もある。
して、それの経緯糸を、ナイロンやポリエチレン、ポリ
プロピレンなどの合成樹脂繊維糸とした場合、この合成
樹脂繊維糸は、永久的に変質しないことから、地球環境
的なプラスチック公害問題を招く点で問題がある。
繋がらないように、少なくとも植物種子の発芽並びに初
期の生育段階では、或る程度の保水性を有し、植物があ
る程度まで生長して後は腐食して、土壌と同質化する繊
維、即ち、再生紙による糸や麻糸、綿糸、ポリノジック
レーヨンなどの有機質系の腐食性繊維糸を用いた植生ネ
ットが使用されるようになっている。
ネットの敷設に際しては、この植生ネットの位置ずれを
防止するために、ネット止め串が法面に打ち込まれるの
であるが、この止め串を打ち込んだネット部分は、土壌
に押し付けられて密着することから、土壌中の微生物に
よって、このネット部分が他のネット部分に比較して、
いち早く腐食し、そのネット部分の被覆効果、並びに、
止め串による植生ネットの位置ずれ防止の効果が短期に
失われることがあった。
述したように、植物種子の発芽並びに初期の生育にとっ
ては頗る好適であるが、この有機質系腐食性繊維糸は、
法面への敷設後、2〜3ヵ月程度を経過すると、ほとん
どが腐食して土壌と同質化することから、植物を植生す
る上で必要な植生基盤を確保することが機能的に困難で
あった。
合成樹脂糸によって編織したものにすると、この合成樹
脂糸は、法面への敷設後、2〜3年位は糸の形状すなわ
ち植生ネットの形状を保持することから、植物の植生基
盤を確保する上で好適であるが、この生分解性合成樹脂
糸は保水性がないことから或いは小さいことから、特に
植物種子の発芽並びに初期の生育にとって難点があっ
た。
を余りに小さくするとネットのコストが高くなり、逆に
余りにも大きくすると、地表面のエロージョンを防止す
ることが困難になることから、或いは、吹き付け基材な
どの初期エロージョンを防止することが困難になること
から、一般には、目合いが10×10mm〜30×30
mm程度の植生ネットが用いられているが、このような
目合いでは、植生ネットを生分解性の合成樹脂糸で編織
したものにすると、法面を樹林化させる緑化形態をとっ
た場合、樹木の生長時において、樹木の幹にネットが食
い込んで、樹木の生長を阻害する虞れがあった。
引っ掛かってネットの位置ずれが防止されるのである
が、上記のような荒い目合ではネットが位置ずれし易
く、かつ、ネットの位置ずれを伴わせないようにする上
で、止め串の打ち込み箇所を慎重に選択する必要があっ
たのである。
育にとって好適な保水性を有しながら、ネット本来の被
覆効果ならびに止め串の効果を短期には損なわず、か
つ、エロージョンの防止も容易に可能な植生ネット、更
には、特に樹林化の緑化を図る上で好適な植生ネット
と、その植生ネットを用いた植生基体とを提供すること
を目的としている。
めに、本発明による植生ネットは、再生紙による緯糸と
有機質系腐食性繊維糸による経糸とによって、目合いが
疎なるネット部分と密なるネット部分とを緯糸方向に間
隔を隔てて編織し、かつ、密なるネット部分に、生分解
性合成樹脂糸による少なくとも1本の第2経糸を編織し
た点に特徴がある。
緯糸として、有機質系腐食性繊維糸の内で最も安価で且
つ保水性に富む再生紙による糸を使用し、経糸について
は、これを有機質系腐食性繊維糸の一つを選択して、植
生ネットの少なくとも半分を再生紙による糸としている
ので、植生ネットのコスト的が非常に安価なものとな
り、経糸についても、これを再生紙による糸を選択すれ
ば、更なるコストダウンが達成される。
腐食性繊維糸の経糸とは、2〜3ヵ月程度を経て腐食し
且つ土壌と同質化するが、これまでの間、更には土壌と
同質化して後も、これらの経緯糸は保水性を十分に備え
ることから、植物種子の発芽並びに初期の生育にとって
は頗る好適であり、この経緯糸による疎なるネット部分
の経糸の間隔を、例えば30〜100mm程度に設定
し、緯糸の間隔を5〜30mmに設定しておけば、植物
種子の発芽並びに初期の生育が好適に行われる上に、エ
ロージョンも効果的に防止される。
例えば5〜10本/10mm程度にし、好ましくは6本
/8mmに設定して、植生ネットの敷設に際して、ネッ
ト止め串を密なるネット部分に打ち込むようにすれば、
それがラフな打ち込みであっても、この止め串にネット
の経緯糸を確実に係止させることができ、ネットの位置
ずれが確実に防止される。
し付けられた有機質系腐食性繊維糸が、いち早く腐食し
たとしても、ここには生分解性合成樹脂糸による第2の
経糸が存することで、かつ、密なるネット部分の幾本か
の経緯糸は残ることから、ネット本来の被覆効果、並び
に、止め串による植生ネットの位置ずれ防止の効果を損
なうことはない。
て、それの再生紙による緯糸の複数本置きに、生分解性
合成樹脂糸による第2緯糸を編織することであり、この
ように植生ネットを構成すると、有機質系腐食性繊維糸
が腐食し且つ土壌と同質化しても、法面上には、生分解
性合成樹脂糸による第2の経緯糸が、疎なるネット部分
よりも大きな目合いのネットとして存することから、こ
のネットは、植物を植生させる上で必要な植生基盤強度
を2〜3年程度は確実に維持するようになる。
も生分解性合成樹脂糸による第2経糸を編み込んで、法
面上に残るところの第2緯糸の間隔を50〜150mm
程度に設定し、好ましくは、第2の経緯糸による目合い
を、100×100mm程度に設定すれば、例えば法面
を樹林化させる緑化形態をとった場合であっても、この
第2の経緯糸によるネットは、樹木の生長を阻害するこ
とはない。
繊維糸によって保水性が十分に確保され、かつ、2〜3
年程度は、生分解性合成樹脂糸によって十分な引張強度
が保持され、しかも、エロージョンの防止はもとより、
ネット本来の被覆効果並びに止め串の機能を損なうこと
のない理想的な植生ネットが、樹木の生長を阻害するこ
とのないものにして安価に提供されるのである。
に敷設し、このネット上に、植生材料に植物種子を混合
した厚層基材や、植物種子を含む有機客土などを吹き付
けたり、或いは、植物種子を担持させたシートを植生ネ
ットの一側面に装着して、これを緑化用の植生基体にし
て、この植生基体を法面に敷設したりすることで、法面
の緑化が好適に達成される。
して、この袋収納部に植生材料を収容した植生材料収容
袋を収納し、これを緑化用の植生基体にして法面に敷設
し、この上部に、植生材料に植物種子を混合した厚層基
材や、植物種子を含む有機客土などを吹き付けることに
よっても、法面の緑化が好適に達成される。
の収容袋を収納し、かつ、この植生ネットの一側面に植
物種子を担持させたシートを設けて、これを緑化用の植
生基体とし、この植生基体を法面に敷設することによっ
ても、法面の緑化が好適に達成されるのであり、これら
何れの植生基体においても、上記した構成の植生ネット
を用いることから、法面の緑化にとって理想的な植生基
体が安価に提供される。
に基づいて説明する。図1は主要部を取り出して拡大図
示した緑化用植生ネット1の一部を示し、図2は更に拡
大した植生ネット1の一部を示し、図3は法面Nに対す
る緑化用植生基体2の敷設状態を示すもので、この緑化
用の植生基体2は、植物種子aを含む植生基材3を担持
させたシート4を、植生ネット1の一側面に設けて成
る。
して編織されている。即ち、経糸5として、これを有機
質系腐食性繊維糸の例えばポリノジックレーヨン(この
他に、再生紙による糸や麻糸、綿糸などを選択可能であ
る。)のモノフッイラメントを選択し、緯糸6として、
3〜30mm幅の再生紙によるテープ状の糸(フラット
ヤーン)を選択して、経糸5を鎖状に編みつつ、この鎖
のループに緯糸6を挿入させて、目合いが疎なるネット
部分7aと密なるネット部分7bとを緯糸方向に交互に
備えたネット7を編織する。
の経糸5の間隔を、例えば30〜100mm程度に設定
し、緯糸6の間隔を5〜30mmに設定しておけば、植
物種子の発芽並びに初期の生育が好適に行われる上に、
エロージョンも効果的に防止される。
の形態では、ネット両側と中央部とに編織するようにし
ており、この密なるネット部分7bの経糸5の間隔を、
5〜10本/10mm程度とし、好ましくは6本/8m
mにすれば、この密なるネット部分7bの任意の箇所
に、ネット止め串8をラフに打ち込むことで、植生ネッ
ト1の位置ずれを確実に防止することができる。
性の合成樹脂糸による1本(又は複数本)のモノフィラ
メントによる第2の経糸9を鎖状にして、この経糸9を
密なるネット部分7bに編み込み、具体的には、生分解
性合成樹脂糸によるモノフィラメントの連結糸10によ
って、第2経糸9を隣の経糸5に絡めて、植生ネット1
を編織している。
には、釣り糸のテグスを縛ったときのように、編み込み
形状を強く保持するので、この生分解性合成樹脂糸を鎖
状に編み込んだ第2経糸9は、有機質系腐食性繊維糸の
経糸5に比べて、その鎖の締まりが格段に強いものとな
り、従って、この第2経糸9の鎖のループに緯糸6を挿
入させた緯糸6の抜け落ちが効果的に防止される。
なるネット部分7bの一部が土壌に押し付けられて、こ
の一部のネット部分が腐食したとしても、ここには生分
解性合成樹脂糸による第2経糸9と連結糸10とが存す
ることで、更には、密なるネット部分7bの幾本かの経
緯糸5,6は残ることから、ネット本来の被覆効果、並
びに、止め串8による植生ネット1の位置ずれ防止の効
果を、短期には損なうことはない。
分解性合成樹脂糸としては、例えば昭和電工株式会社製
の商品名;ビオノーレや、株式会社島津製作所製の商品
名;ラクトロンなどが好適に選択される。
ネット1を法面に敷設した後、このネット上に、植生材
料に植物種子を混合した厚層基材や、植物種子を含む有
機客土などを吹き付ける緑化形態をとっても、法面の緑
化が好適に達成されるのであるが、この実施の形態で
は、植物種子aを担持させたシート4を、予め工場で又
は現場で植生ネット1の一側面に係着させて、これを植
生基体2とし、この植生基体2を、それのシート4を法
面N側に向けて敷設する緑化形態をとっており、かつ、
密なるネット部分7bの敷設地盤に止め串8を打ち込ん
で、植生ネット1の位置ずれ防止と法面Nのエロージョ
ン防止とを図っている。
は、これを法面Nに敷設した後、2〜3ヵ月を経過する
と、有機質系腐食性繊維糸による経糸5と再生紙による
緯糸6とが腐食して土壌と同質化するのであり、かつ、
この間および腐食して土壌と同質化して後も、この経緯
糸5,6は保水性を十分に備えることから、植物種子a
は頗る好適に発芽並びに生育することになる。
としては、植物種子aの発芽生育の妨げにならず、しか
も、水分により溶解するクレープ紙、高分子系フィルム
あるいは澱粉系フィルム、寒冷紗付き水溶性紙、スフ
綿、スフ系不織布、パルプ系不織布など各種の水溶性素
材あるいは水解性素材などを選択できる。
プを用いて、このシート4に、植物種子a、肥料、土壌
改良剤などよりなる植生基材3を、例えばポリビニルア
ルコール(PVA)のような水溶性糊剤によって付着保
持させており、かつ、このシート4を、上記の水溶性糊
剤と同様の水溶性糊剤を用いて、植生ネット1の裏面側
に係着させている。
5,9の鎖に対して、それの1個置きに緯糸6を挿入さ
せているが、全ての鎖に緯糸6を挿入させてもよく、或
いは、鎖の3個置きや4個置きに挿入させたり、不規則
な個数ごとに挿入させたりする等、緯糸挿入の態様は任
意である。
示している。この実施の形態では、図1に示して説明し
たネット7の編織に際して、更に、疎なるネット部分7
aと密なるネット部分7bの夫々に、生分解性の合成樹
脂糸による経糸11を編み込み、かつ、再生紙による緯
糸6の複数本置きに、生分解性合成樹脂糸による第2緯
糸12を編み込んで、この経緯糸11,12と第2経糸
9とによって、ネット7の目合よりも大きなネット13
を、植生ネット1に備えさせている。
に示した植生ネット1が有するところの作用・効果な加
えて、再生紙ならびに有機質系腐食性繊維糸による経緯
糸5,6が腐食し且つ土壌と同質化しても、法面上に
は、生分解性合成樹脂糸による大きな目合いのネット1
3が存することになる。
必要な植生基盤強度を、2〜3年程度は確実に維持する
のであり、従って、樹木種子aによる樹林化の緑化形態
をとった際に、この間に樹木が生長し続けても、ネット
13の目合いが大きいことから、樹木の生長を阻害する
ことはなく、しかも、このネット13は、2〜3年を経
て最終的には土壌と同質化することから、植生ネット1
が半永久的に残るような公害問題を招くこともなく、法
面の緑化が良好に達成されるのである。
阻害せず、かつ、植生基盤に必要強度を備えさせる上
で、第2緯糸12の間隔を50〜150mm程度に設定
し、好ましくは、経緯糸9,11,12による目合い
を、100×100mm程度に設定すれば、例えば法面
を樹林化させる緑化形態をとった場合であっても、この
ネット13は、樹木の生長を阻害することはない。
に示している。この植生基体2は、上記した二態様の構
成にかゝる植生ネット1の何れかを選択して、袋収納部
形成用の例えば生分解性合成樹脂糸による経糸14を、
経糸5,9,11に適宜に潜らせて、この経糸14とネ
ット7とによって袋収納部15を形成し、かつ、植生基
材3を担持させたシート4を植生ネット1の裏面側に設
ける一方、袋収納部15の夫々に、植生材料収容袋16
を収納させている。
剤、保水剤など植物の生育に直接的または間接的に必要
な植生材料17を、降雨などにより肥料養分が徐々に滲
み出すような厚みと通気性とを有するように、スフ系不
織布、パルプ系不織布、可溶性紙、生分解性合成樹脂フ
イルムなどの腐食性素材から成る袋18に収納して成る
もので、植生材料17には、必要に応じて植物種子が混
入される。
現場で、植生ネット1の袋収納部15に植生材料の収容
袋16を収納させ、これを植生基体2にして、それのシ
ート4を法面N側に向けて敷設し、かつ、密なるネット
部分7bの敷設地盤に止め串8を打ち込むのであり、こ
のとき、植生材料収容袋16を法面Nの凹凸面に馴染ま
せることで、植生材料収容袋16は、所定の肥料養分を
供給するだけではく、堰き止め効果を発揮して、法面N
の地表面のエロージョンを確実に防止するようになる。
2において、植生基材3を担持させたシート4を省略し
たものを植生基体にして、即ち、植生ネットの袋収納部
に植生材料の収容袋を収納したものを緑化用の植生基体
にして、この植生基体を法面に敷設し、この植生基体
に、植物種子を混合した厚層基材や有機客土などを、こ
れを例えばゲル状にして吹き付けることによっても、法
面の緑化を図ることができる。
法面への敷設後は、植物種子の発芽並びに初期の生育に
とって好適な保水性を有し、かつ、この後、腐食して土
壌と同質化するところの、エロージョンの防止はもとよ
り、ネット本来の被覆効果ならびに止め串の効果を短期
には損損なうことのない理想的な植生ネット、更には、
特に樹林化の緑化を図る上で好適な植生ネットが安価に
提供される。
トを法面に敷設した後、このネット上に、植生材料に植
物種子を混合した厚層基材や、植物種子を含む有機客土
などを吹き付けることによって、或いは、上記した単な
るネットの一側面に、植物種子を担持させたシートを装
着したものを緑化用の植生基体にして、この植生基体を
法面に敷設することによって、法面を好適に緑化させる
ことができる。
備えさせて、この袋収納部に植生材料の収容袋を収納さ
せた植生基体にあっては、これを法面に敷設して、植物
種子を含む厚層基材や有機客土などを吹き付けること
で、法面の緑化が好適に達成されるのである。
た上で、更に、植物種子を担持させたシートを備えさせ
た植生基体にあっては、この植生基体を単に法面に敷設
することで、法面の緑化が好適に達成されるのであっ
て、何れの植生基体においても、上記構成の植生ネット
を用いることから、法面の緑化にとって理想的な植生基
体が安価に提供される。
ある。
態を示す説明図である。
る。
る。
状態を示す断面図である。
…再生紙による緯糸、7a…疎なるネット部分、7b…
密なるネット部分、9…生分解性合成樹脂糸による第2
経糸、10…生分解性合成樹脂糸による連結糸、11…
生分解性合成樹脂糸による経糸、12…生分解性合成樹
脂糸による第2緯糸、15…袋収納部、16…植生材料
収容袋、a…植物種子。
Claims (7)
- 【請求項1】 再生紙による緯糸と有機質系腐食性繊維
糸による経糸とによって、目合いが疎なるネット部分と
密なるネット部分とを緯糸方向に間隔を隔てて編織し、
かつ、密なるネット部分に、生分解性合成樹脂糸による
少なくとも1本の第2経糸を編織して成ることを特徴と
する植生ネット。 - 【請求項2】 第2経糸を、生分解性合成樹脂糸による
連結糸によって隣の経糸に絡めてある請求項1に記載さ
れた植生ネット。 - 【請求項3】 再生紙による緯糸の複数本置きに、生分
解性合成樹脂糸による第2緯糸を編織してある請求項1
または2に記載された植生ネット。 - 【請求項4】 経糸方向に間隔を隔てて袋収納部を形成
してある請求項1乃至3のいずれかに記載された植生ネ
ット。 - 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
植生ネットの一側面に、植物種子を担持させたシートを
設けて成ることを特徴とする植生基体。 - 【請求項6】 請求項4に記載された植生ネットの袋収
納部に、植生材料の収容袋を収納して成ることを特徴と
する植生基体。 - 【請求項7】 請求項4に記載された植生ネットの袋収
納部に、植生材料の収容袋を収納する一方、植生ネット
の一側面に、植物種子を担持させたシートを設けて成る
ことを特徴とする植生基体。
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JP09241987A JP3142802B2 (ja) | 1997-08-23 | 1997-08-23 | 植生ネットおよび植生基体 |
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- 1997-08-23 JP JP09241987A patent/JP3142802B2/ja not_active Expired - Fee Related
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