JPH1171764A - 緑化用の植生ネット及び植生基体 - Google Patents

緑化用の植生ネット及び植生基体

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JPH1171764A
JPH1171764A JP9208607A JP20860797A JPH1171764A JP H1171764 A JPH1171764 A JP H1171764A JP 9208607 A JP9208607 A JP 9208607A JP 20860797 A JP20860797 A JP 20860797A JP H1171764 A JPH1171764 A JP H1171764A
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weaving
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weft
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JP9208607A
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Michihei Sakate
三千兵 坂手
Mitsuo Taniguchi
美津男 谷口
Tomofumi Matsumoto
奉文 松本
Hiroyuki Komabashiri
裕之 駒走
Shuhei Matsumoto
收平 松本
Hiroshi Aoki
宏 青木
Kazuji Tokura
和司 戸倉
Toshikazu Horie
利和 堀江
Kenji Onishi
健司 大西
Tetsuo Mori
哲夫 森
Toshihiko Suzuki
敏彦 鈴木
Sadao Muto
貞夫 武藤
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Nisshoku Corp
Original Assignee
Nisshoku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植生材料収容袋を容易かつ確実に保持でき、
しかも、構成が簡単であって、コスト的に安価な緑化用
の植生ネットと、このネットを用いた緑化用の植生基体
とを提供する。 【解決手段】 経糸7と緯糸8とから成る一重のネット
9に、植生材料の収容袋6を収納するための袋収納部5
を編織して成る緑化用の植生ネットであって、一重のネ
ット9に、この一重のネット9と二重構造になるよう
に、ネット編織用とは別の経糸7Aと緯糸8Aとを編織
して、この編織部分と一重のネット部分9Aとによっ
て、ネットの緯糸方向で連続する二重のネット構造によ
る袋収納部5を形成し、この袋収納部5の緯糸8Aの編
織ピッチを、一重のネット9とほゞ同じ目合いピッチま
たは疎なるピッチにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば法面の緑
化工法に用いられる緑化用の植生ネット及び植生基体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、道路建設や土地造成などに形
成される山腹の法面などには、その保護と景観を維持す
るために、緑化工法を施すことが行われている。この緑
化工法の一つとして、経糸と緯糸とから成る緑化用の植
生ネットに袋収納部を形成し、この袋収納部に、有機堆
肥、化学肥料、植物性繊維、保水剤、土壌改良材などを
配合した植物の生育に直接的または間接的に寄与する植
生材料の収容袋を収納し、かつ、この植生ネットの一側
面に植物種子を担持させたシートを設けて、これを緑化
用の植生基体とし、この植生基体を法面に敷設する工法
がある。
【0003】この外にも、植生材料の収容袋を植生ネッ
トの袋収納部に収納したものを緑化用の植生基体とし
て、この植生基体を法面に敷設する一方、上記の植生材
料に植物種子を混合した厚層基材や、植物種子を含む有
機客土などを吹き付ける緑化工法もある。
【0004】これらの緑化工法に用いられる従来の緑化
用植生基体においては、袋収納部を植生ネットに保持さ
せるために、二重のネットを用いて、この二重のネッ
ト間に、緯糸と平行になるように袋収納部を形成した
り、特開平6−185061号公報に示されるよう
に、ネットとして一重(一枚もの)のものを用い、この
ネットの一方の側に、一部の経糸を潜らせるようにし
て、緯糸と平行になるように袋収納部を形成したりして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の手段においては、ネットとして二重のものを用いるた
め、ネットの製造材料である糸を多く必要とし、加え
て、その製作工程が複雑であるなど製造コストが嵩むと
いった問題があった。一方、上記の手段においては、
の手段のような問題はないものの、植生材料の収容袋
をネットの経糸を潜らせるだけであるため、植生ネット
に対する植生材料収容袋の保持が必ずしも確実ではな
く、かつ、植生材料の収容袋を袋収納部に収納させ難い
問題もあった。
【0006】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的は、植生材料収容袋を袋収納部に収納
させることが容易で、かつ、確実に保持させることがで
き、しかも、構成が簡単であって、コスト的に安価であ
る緑化用の植生ネットと、このネットを用いた緑化用の
植生基体とを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による緑化用の植
生ネットは、経糸と緯糸とから成る一重のネットに、植
生材料の収容袋を収納するための袋収納部を形成して成
るものであって、その特徴的な構成として、一重のネッ
トに、この一重のネットと二重構造になるように、ネッ
ト編織用とは別の経糸と緯糸とを編織して、この編織部
分と一重のネット部分とによって、ネットの緯糸方向で
連続する二重のネット構造による袋収納部を形成し、こ
の袋収納部の緯糸の編織ピッチを、一重のネットとほゞ
同じ目合いピッチまたは疎なるピッチにした点に特徴が
ある。
【0008】上記構成の植生ネットにあっては、一重の
ネットの編織に際して、そのネット編織用の経糸と緯糸
とは別に、袋収納部編織用の経糸と緯糸とを用いて、植
生材料収容袋の袋収納部を形成しているので、植生ネッ
トそのものとしては、これが実質的に一重であることか
ら、構成が簡単であり、袋収納部を備えた植生ネットを
製作容易かつ安価に得ることができる。
【0009】これに加えて、植生ネット材料の糸を出来
るだけ少なくするように、袋収納部を形成する緯糸を、
一重のネットとほゞ同じ目合いピッチまたは疎なるピッ
チで編織しているので、その分、更に植生ネットの製造
コストが安くなる。また、袋収納部がネットの緯糸方向
で連続する構成であることから、袋収納部に対する植生
材料収容袋の収納が容易であり、その収容袋の保持も確
実に行われる。
【0010】一重のネットの編織に際して、上記の袋収
納部を、それの緯糸の編織ピッチを疎にして形成するに
は、例えば、袋収納部編織用の緯糸を絡めた袋収納部編
織用の経糸を、緯糸方向で複数本置きのネット編織用経
糸に引っ掛け連結し、一重のネットを所定目合い編織す
る度に、上記経糸どうしの引っ掛け連結を止めて一重の
ネットを所定の目合い数にわたって継続編織する。
【0011】そして、この継続編織の間、袋収納部編織
用の経糸に絡めた緯糸を、これを絡めていた経糸と緯糸
方向の一方で隣り合う袋収納部編織用の経糸とにわたっ
て、一重のネットとほゞ同じ目合いピッチまたは疎なる
ピッチで繰り返しジャンプ連結することで、このジャン
プ連結させた緯糸と一重のネット部分とによって、ネッ
ト編織用と袋収納部編織用の経糸どうしの非連結部に、
緯糸方向で連続する袋収納部を形成することができる。
【0012】又は、袋収納部編織用の2本の緯糸を絡め
た袋収納部編織用の経糸を、緯糸方向で複数本置きのネ
ット編織用経糸に引っ掛け連結し、一重のネットを所定
目合い編織する度に、上記経糸どうしの引っ掛け連結を
止めて、一重のネットを所定の目合い数にわたって継続
編織し、かつ、この継続編織の間、袋収納部編織用の経
糸に絡めた2本の緯糸を1本ずつ、これを絡めていた経
糸と緯糸方向両側に隣り合う袋収納部編織用の経糸とに
わたって、一重のネットとほゞ同じ目合いピッチまたは
疎なるピッチで繰り返しジャンプ連結することで、この
ジャンプ連結させた緯糸と一重のネット部分とによっ
て、ネット編織用と袋収納部編織用の経糸どうしの非連
結部に、緯糸方向で連続する袋収納部を形成することが
できる。
【0013】更には、緯糸方向で複数本置きの複数本の
ネット編織用経糸に、これらと経糸グループを形成する
ように、それぞれ袋収納部編織用の経糸を引っ掛け連結
し、各グループの複数本の袋収納部編織用の経糸を、袋
収納部編織用の第1緯糸によって網目状に連結し、か
つ、各グループの緯糸方向一方の袋収納部編織用の端部
経糸に、袋収納部編織用の第2緯糸を絡めておき、一重
のネットを所定目合い編織する度に、上記経糸どうしの
引っ掛け連結を止めて、一重のネットを所定の目合い数
にわたって継続編織し、この継続編織の間、端部経糸に
絡めた第2緯糸を、これを絡めていた経糸と隣の経糸グ
ループの端部経糸とにわたって、一重のネットとほゞ同
じ目合いピッチまたは疎なるピッチで繰り返しジャンプ
連結することによって、このジャンプ連結させた第2緯
糸と経糸を網目状に連結した第1緯糸、及び、これらに
相対峙する一重のネット部分とによって、ネット編織用
と袋収納部編織用の経糸どうしの非連結部に、緯糸方向
で連続する袋収納部を形成することができる。
【0014】更に又は、緯糸方向で複数本置きの複数本
のネット編織用経糸に、これらと経糸グループを形成す
るように、それぞれ袋収納部編織用の経糸を引っ掛け連
結し、各グループの複数本の袋収納部編織用の経糸を、
袋収納部編織用の第1緯糸によって網目状に連結し、か
つ、各グループの緯糸方向両側の袋収納部編織用の端部
経糸に、袋収納部編織用の第2緯糸を絡めておき、一重
のネットを所定目合い編織する度に、上記経糸どうしの
引っ掛け連結を止めて、一重のネットを所定の目合い数
にわたって継続編織し、この継続編織の間、端部経糸に
絡めた第2緯糸を、これを絡めていた経糸と隣の経糸グ
ループの端部経糸とにわたって、一重のネットとほゞ同
じ目合いピッチまたは疎なるピッチで繰り返しジャンプ
連結することによっても、このジャンプ連結させた第2
緯糸と経糸を網目状に連結した第1緯糸、及び、これら
に相対峙する一重のネット部分とによって、ネット編織
用と袋収納部編織用の経糸どうしの非連結部に、緯糸方
向で連続する袋収納部を形成することができる。
【0015】即ち、袋収納部編織用の緯糸を適宜ジャン
プ連結させるだけで、袋収納部を備えた植生ネットを、
容易かつ安価に製作することができるのである。
【0016】そして、本発明による緑化用植生基体の一
つは、上記のように構成された植生ネットの袋収納部
に、植生材料の収容袋を収納して成るものであって、こ
れは上記した厚層基材や植物種子を含む有機客土などを
吹き付ける緑化工法に用いて好適なものであり、本発明
による今一つの緑化用植生基体は、同じく上記のように
構成された植生ネットの袋収納部に、植生材料の収容袋
を収納する一方、植生ネットの一側面に、植物種子を担
持させたシートを設けて成るもので、これは植生基体だ
けを法面に敷設する緑化工法に用いて好適なものであ
り、何れの植生基体においても、上記の植生ネットを用
いることから、植生材料収容袋を確実に保持できる緑化
用の植生基体を、安価に得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は緑化用の植生基体
1を示し、この植生基体1は、植物種子を含む植生基材
2を担持させたシート3を、植生ネット4の一側面に設
ける一方、この植生ネット4に形成した袋収納部5に植
生材料収容袋6を収納して成る。
【0018】尚、図1(A)は、緑化用植生基体1の表
面側を示し、同図(B)は裏面側を示している。ここで
言う緑化用植生基体1の裏面側とは、図7に示すよう
に、法面Nへの敷設側の面である。
【0019】上記の植生ネット4は、経糸7と緯糸8と
によって一重のネット9を編織する際に、後述するよう
に、一重のネット9の経糸方向に適宜の間隔を隔てて植
生材料収容袋6の袋収納部5を形成したもので、経糸7
と緯糸8の素材としては、ポリエチレンやポリプロピレ
ンなどのように耐腐食性に優れたものや、麻やジュート
などの植物性繊維あるいはビスコースレーヨンなどのよ
うに比較的短期間で腐蝕されるようなものなど、従来か
らの素材のほかに、次のような素材を好適に用いること
ができる。
【0020】すなわち、強力レーヨンや、防腐処理を施
した種々の腐食性素材(これらの素材およびこれを用い
た植生ネットとしては、特公平6−99918号公報に
示されるものがある)や、腐食性繊維と合成繊維とから
成る混紡繊維や、高分子エマルジョンまたは水溶性ポリ
マーのうち少なくとも一方をビスコース溶液に内添した
混繊レーヨン(これらの素材を用いた植生ネットおよび
これを用いた植生ネットとしては、特公平7−5399
4号公報に示されるものがある)、その他、生分解生プ
ラスチックによる繊維などのように、腐食時期を調整で
きるようにした素材を好適に用いることができる。
【0021】袋収納部5を備えた植生ネット4の製造手
順を、図3〜図6をも参照して説明すると、ネット構成
用の経糸7として、例えばポリエチレンよりなる200
〜2000デニール程度のモノフィラメントを用い、緯
糸8として、例えばポリエチレンよりなる300〜30
00デニール程度のテープ状のフラットヤーンを用い
て、植生ネット4をシングルラッシェル織機により次の
ように編織する。
【0022】即ち、目合いの大きさが15mm×15m
mで、緯糸方向の幅が約100cmの植生ネット4を編
織するものとして、先ずは、モノフィラメントを数本を
鎖編みした鎖糸をネット編織用の経糸7にして、これの
65本を15mm間隔にして、これにフラットヤーンか
ら成るネット編織用の緯糸8を順次絡ませて、15mm
×15mmの目合いで一重のネット9を編織するのであ
る。
【0023】この一重のネット9の編織に際して、端部
の1目合い分の2本のネット編織用の経糸7A,7A
と、これから6目合い置きで1目合い分毎の2本のネッ
ト編織用経糸7A,7Aを特定して、これらと経糸グル
ープを形成するように、この経糸7A,7Aに、ネット
編織用とは別の例えばモノフィラメントから成る袋収納
部編織用の経糸7B,7Bを引っ掛け連結し、各経糸グ
ループの経糸7B,7Bについては、これらを例えばフ
ラットヤーンから成る袋収納部編織用の第1緯糸8Aに
よって編目状に連結する。
【0024】一方、図6に示すように、一端側の経糸グ
ループを除いて、残りの経糸グループの緯糸方向一方の
端部経糸7Bに、例えばフラットヤーンから成る袋収納
部編織用の第2緯糸8Bを、ループを形成するように絡
めさせておき、一重のネット9の所定の目合い数の編織
毎に、上記経糸7A,7Bどうしの引っ掛け連結を止め
て、一重のネット9の編織を継続するのである。
【0025】上記のネット編織用の経糸7A,7Aに袋
収納部編織用の経糸7B,7Bを引っ掛け連結するの
は、一重のネット9の例えば25目合い程度であり、引
っ掛け連結を止めるのは、一重のネット9の例えば5目
合い程度であって、引っ掛け連結を止めた部分には、一
重のネット9とは遊離した状態で、第1緯糸8Aによっ
て編目状に連結された経糸7B,7Bが帯状に存するこ
とになる。
【0026】そして、上記の経糸7A,7Aと経糸7
B,7Bとを引っ掛け連結しない間での一重のネット9
の継続編織に際して、各経糸グループにおける袋収納部
編織用の第2緯糸8Bを、それまで絡めていた経糸7B
と、緯糸方向一方側に隣る経糸グループの端部経糸7B
とにわたって、繰り返しジャンプ連結させることで、経
糸7B,7Bを網目状に連結した第1緯糸8Aと繰り返
しジャンプ連結させた第2緯糸8B、及び、これらに相
対峙する一重のネット部分9Aとによって、経糸7A,
7Aと経糸7B,7Bとの非連結部に、緯糸方向で連続
する袋収納部5を形成するのであり、以上の編織を繰り
返し行わせることで、目合いが15mm×15mmの一
重のネット9の裏面側に、経糸方向に適宜の間隔をおい
て袋収納部5が形成された植生ネット4が製造されるの
である。
【0027】ここで、袋収納部編織用の緯糸8Aを、互
いに隣り合う袋収納部編織用の経糸7A,7Aにわたっ
てジャンプ連結させるに際して、この緯糸8を一重のネ
ット9の半目合いのピッチなどのように、密なるピッチ
でジャンプ連結させれば、その分、袋収納部5の強度が
高くなるのであるが、袋収納部5には、緯糸方向に間隔
を隔てて強度のある経糸7Aが存することから、袋収納
部5の緯糸8Aを密にジャンプ連結させることは非常に
無駄である。
【0028】かと言って、この緯糸8Aを全く設けない
ときは、植生材料収容袋6を植生ネット4に保持させる
に際して、この植生材料収容袋6を袋収納部編織用の経
糸7Aに潜らせなければならなくなり、これでは、上記
の従来手段と同様に、植生ネット4に対する植生材料
収容袋6の保持が困難かつ不確実なものとなる。
【0029】かゝる点を踏まえて本発明では、この実施
の形態に示すように、一重のネット9の緯糸8とほゞ同
じ目合いピッチで、または、これよりも疎なるピッチ
で、袋収納部編織用の緯糸8Aを経糸7A,7Aにわた
ってジャンプ連結させるようにして、袋収納部5に必要
強度を備えさせながら、植生ネット4のコストアップを
伴う緯糸8Aの無駄な使用を避けているのである。
【0030】上記構成の植生ネット4に対して、それの
裏面側に植生基材2を担持させたシート3を設け、か
つ、この植生ネット4の袋収納部5に植生材料収容袋6
を収納して緑化用の植生基体1が構成されるのである
が、かゝる構成の植生基体1にあっては、植生ネット4
が殆ど一重のネット9によって構成されているので、ネ
ット全体を二重構造にする手段に比較して、植生ネット
4の製造コストをダウンさせることができ、かつ、袋収
納部編織用の第2緯糸8Bを適宜ジャンプ連結させるだ
けで袋収納部5が形成されるので、この袋収納部5を備
えた植生ネット4の製作が容易かつ安価なものとなり、
しかも、袋収納部5に対する植生材料収容袋6の収納が
容易であって、その収容袋6の保持も確実に行われる。
【0031】上記の植生ネット4に設けられるシート3
としては、植物種子の発芽生育の妨げにならず、しか
も、水分により溶解するクレープ紙、高分子系フィルム
あるいは澱粉系フィルム、寒冷紗付き水溶性紙、スフ
綿、スフ系不織布、パルプ系不織布など各種の水溶性素
材あるいは水解性素材などを選択できるが、この実施の
形態では、図1における拡大図にも示すように、スフに
よる薄綿ラップを用いて、このシート3に、植物種子、
肥料、土壌改良剤などよりなる植生基材2を、例えばポ
リビニルアルコール(PVA)のような水溶性糊剤によ
って付着保持させており、かつ、このシート3を、上記
の水溶性糊剤と同様の水溶性糊剤を用いて、植生ネット
4の裏面側に係着させている。
【0032】一方、植生材料収容袋6は、肥料、土壌改
良剤、保水剤など植物の生育に直接的または間接的に必
要な植生材料10を、降雨などにより肥料養分が徐々に
滲み出すような厚みと通気性とを有するように、ポリビ
ニールアルコールなどのビニロン系やポリエステルなど
のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、アク
リルなどのポリアクリルニトリル系などの不織布、その
他、スフ系不織布、パルプ系不織布、可溶性紙、生分解
性プラスチックフィルムなどの腐食性素材から成る袋1
1に収納して成るもので、植生材料10には、必要に応
じて植物種子が混入される。
【0033】法面Nの緑化に際しては、図7に示すよう
に、予め工場で又は施工現場で、植生ネット4の袋収納
部5に植生材料収容袋6を収納させた植生基体1を、そ
れのシート3を法面N側に向けて敷設するのであり、こ
のとき、植生基体1を法面Nに敷設させた状態では、袋
収納部編織用の経糸7B,7Bにジャンプ連結させた緯
糸8Bが、その他の糸とは離れているために、この緯糸
8Bが法面Nの凹凸に自在に馴染むことはもとより、こ
の緯糸8Bによって形成された袋収納部5も法面Nによ
く馴染み、その結果、袋収納部5に収納された植生材料
収容袋6は法面Nの凹凸面に密着することから、植生材
料収容袋6は、所定の肥料養分を供給するだけではく、
堰き止め効果を発揮して法面Nの地表面のエロージョン
を確実に防止するようになる。
【0034】かゝる構成の緑化用植生基体1において、
植生基材2を担持させたシート3を植生ネット4の裏面
側に設けているが、このシート3を植生ネット4の表面
側に設けて、植生基体1を法面Nに敷設する際に、シー
ト3を法面N側に向ける緑化工法をとってもよいのであ
る。
【0035】また、一重のネット9の1目合い毎や2目
合い毎など、少ない目合い数で経糸7A,7Bどうしの
連結を止めて、袋収納部編織用の端部経糸7B,7Bに
わたって第2緯糸8Bをジャンプ連結させれば、植生ネ
ット4の経糸方向に殆ど連続的に袋収納部5を形成する
ことができる。
【0036】第2緯糸8Bのジャンプ連結に際して、こ
の第2緯糸8Bを、図6に示したように、ループを形成
するように袋収納部編織用の経糸7Bに絡めて、タイト
な組織を構成させているので、植生ネット4のひきつり
が効果的に防止されて好適であるが、図8に示すよう
に、第2緯糸8Bを、単に1回だけ、袋収納部編織用の
経糸7Bに絡めるように挿入係止させてもよいのであ
り、この場合は、ルーズな組織を構成できることから、
植生ネット4をフレキシブルなものにすることができ
る。
【0037】図3〜図5に示した実施の形態では、袋収
納部5を形成する経糸本数を2本にしているが、図9に
示すように、袋収納部編織用の経糸7Bを3本にした
り、それ以上にしたりしてもよく、或いは図10に示す
ように、袋収納部編織用の経糸7Bを1本にしてもよい
のである。
【0038】また、ジャンプ連結させる第2緯糸8B
を、経糸グループの内の緯糸方向一方の端部経糸7Bの
みに絡めさせているが、これに加えて、図11に示すよ
うに、他端側の経糸グループを除いて、残りの経糸グル
ープの緯糸方向他方の端部経糸7Bにも第2緯糸8Bを
絡めさせておいて、互いに隣り合う経糸グループ間にお
いて、2本の端部経糸7B,7Bをクロスさせるように
ジャンプ連結させてもよいのである。
【0039】このように、ジャンプ連結させる第2緯糸
8Bをクロスさせる編織形態は、図9に示したネット構
成にも採用でき、或いは、袋収納部5を形成する経糸7
Bの本数を1本にする図10に示したネット構成にあっ
ては、その1本の経糸7Bに2本の第2緯糸8Bを絡め
させておいて、この緯糸8Bを1本ずつ、これまで絡め
ていた経糸7Bとその両側の経糸7Bとにジャンプ連結
させることで、クロス編織の形態をとることができる。
【0040】上記の植生基体1のみを法面Nに敷設する
緑化工法に代えて、図12に示すように、植生材料収容
袋6を植生ネット4の袋収納部5に収納したものを緑化
用の植生基体1として、この植生基体1を法面Nに敷設
する一方、上記した植生材料10に植物種子を混合した
厚層基材(または、植物種子を含む有機客土など)12
を、これを例えばゲル状にして適宜の吹付け機によっ
て、植生基体1の上面部に吹き付けることによっても、
法面Nの緑化を図ることができる。
【0041】図示はしないが、厚層基材12の吹き付け
による法面Nの緑化に際して、上記の植生材料10を収
容した収容袋6と、この植生材料収容袋6とは別なる構
成の植生材料収容袋、即ち、植生の発芽・成育の妨げに
ならず、しかも、水分により溶解する高分子系フィルム
あるいは澱粉系フィルムまたは寒冷紗付き水溶性紙、例
えば商品名ボンリック(金星製紙株式会社製)などの可
溶性素材による袋内に例えば牧草種子を収納した植生材
料収容袋とを、植生ネット4の袋収納部5に例えば交互
に収納させて、これを緑化用の植生基体1とし、この植
生基体1を法面Nに敷設して、上記の厚層基材12を吹
き付けるようにしてもよいのである。
【0042】尚、植生ネット4を構成する経糸7,7
A,7Bとしてモノフィラメントを、また、緯糸8,8
A,8Bとしてフラットヤーンを用いているが、このよ
うな種類に限られるものではなく、上記とは逆の組み合
わせであってもよく、経糸7,7A,7Bおよび緯糸
8,8A,8Bの全てを、モノフィラメントまたはフラ
ットヤーンにしてもよく、経糸7,7A,7Bと緯糸
8,8Aをフラットヤーンとし、ジャンプさせる緯糸8
Bをモノフィラメントとしてもよい。
【0043】また、経糸7,7A,7Bをフラットヤー
ン、緯糸8,8Aをモノフィラメントとしてもよく、こ
の場合、ジャンプさせる緯糸8Bとしては、モノフィラ
メント、フラットヤーンのいずれであってもよい。
【0044】また、袋収納部編織用の緯糸8A,8Bは
同時に2本にすることも可能で、この場合、モノフィラ
メントとフラットヤーン、或いは、腐食する糸と耐腐食
性糸等の組み合わせが可能であり、かつ、このように2
本以上とすることにより、1回のジャンプで袋収納部5
を密にすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による緑化
用の植生ネットは、一重のネット編織用の経糸と緯糸と
は別に、僅かな量の袋収納部編織用の経糸と緯糸とを用
いて、植生材料収容袋の袋収納部を形成しており、植生
ネットそのものとしては、これの主体が殆ど一重のネッ
トから成ることから、その構成が簡単なものとなり、こ
れに加えて、袋収納部編織用の緯糸の編織ピッチを、必
要以上に密にさせないように、一重のネットとほゞ同じ
目合いピッチまたは疎なるピッチにしたことで、植生ネ
ットそのものの製造コストが大幅に低減される。
【0046】また、袋収納部がネットの緯糸方向で連続
する構成であることから、袋収納部に対する植生材料収
容袋の収納が容易であり、その収容袋の保持も確実に行
われるのである。
【0047】そして、上記植生ネットの袋収納部に植生
材料の収容袋を収納させた植生基体にあっては、これを
法面に敷設して、植物種子を含む厚層基材や有機客土な
どを吹き付けることで、法面の緑化が好適に行われるの
であり、或いは、植物種子を担持させたシートを上記植
生ネットの一側面に設け、かつ、この植生ネットの袋収
納部に植生材料収容袋を収納させた植生基体にあって
は、この植生基体を単に法面に敷設することで、法面の
緑化が好適に行われるのであって、何れの植生基体にお
いても、上記の植生ネットを用いることから、袋収納部
に植生材料収容袋を確実に保持させる作業が容易であ
り、かつ、植生基体そのものの取扱いも簡単であって、
法面の緑化をコスト的に安価に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は緑化用植生基体を表面側から見た斜視
図、(B)は緑化用植生基体を裏面側から見た斜視図で
ある。
【図2】裏面側から見た植生基体の部分斜視図である。
【図3】植生ネットを裏面側から見た平面図である。
【図4】一重のネットの平面図である。
【図5】袋収納部編織用の第2緯糸をジャンプ連結させ
た状態の説明図である。
【図6】ループを形成するように、ジャンプ連結させる
緯糸を袋収納部編織用の経糸に絡めた状態を示す説明図
である。
【図7】植生基体を法面に敷設する法面緑化工法の説明
図である。
【図8】ジャンプ連結させる緯糸を袋収納部編織用の経
糸に挿入係止させる他の実施の形態の説明図である。
【図9】袋収納部編織用の経糸を3本にした他の実施の
形態の説明図である。
【図10】袋収納部編織用の経糸を1本にした他の実施
の形態の説明図である。
【図11】第2緯糸をクロスさせてジャンプ連結させた
他の実施の形態の説明図である。
【図12】植生基体を法面に敷設し且つ厚層基材を吹き
付ける法面緑化工法の説明図である。
【符号の説明】
3…植物種子を担持させたシート、5…袋収納部、6…
植生材料収容袋、7,7A…ネット編織用の経糸、7B
…袋収納部編織用の経糸、8…ネット編織用の緯糸、8
A,8B…袋収納部編織用の緯糸、9…一重のネット、
10…植生材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駒走 裕之 岡山県津山市高尾590番地の1 日本植生 株式会社内 (72)発明者 松本 收平 京都府綴喜郡田辺町松井ヶ丘4−8−6 (72)発明者 青木 宏 京都府綴喜郡田辺町大住ヶ丘5−10−8 (72)発明者 戸倉 和司 大阪府箕面市今宮3−9−25 ハイツ片岸 102 (72)発明者 堀江 利和 福井県坂井郡丸岡町八ッ口19−12−26 (72)発明者 大西 健司 大阪府交野市私部1−38−18 (72)発明者 森 哲夫 大阪府和泉市池田下町1870 (72)発明者 鈴木 敏彦 愛知県幡豆郡吉良町大字富好新田字下川並 107 (72)発明者 武藤 貞夫 愛知県幡豆郡幡豆町大字東幡豆字鳶山1− 18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経糸と緯糸とから成る一重のネットに、
    植生材料の収容袋を収納するための袋収納部を編織して
    成る緑化用の植生ネットであって、前記一重のネット
    に、この一重のネットと二重構造になるように、ネット
    編織用とは別の経糸と緯糸とを編織して、この編織部分
    と一重のネット部分とによって、ネットの緯糸方向で連
    続する二重のネット構造による袋収納部を形成し、この
    袋収納部の緯糸の編織ピッチを、一重のネットとほゞ同
    じ目合いピッチまたは疎なるピッチにしてあることを特
    徴とする緑化用の植生ネット。
  2. 【請求項2】 一重のネットの編織に際して、袋収納部
    編織用の緯糸を絡めた袋収納部編織用の経糸を、緯糸方
    向で複数本置きのネット編織用経糸に引っ掛け連結し、
    一重のネットを所定目合い編織する度に、上記経糸どう
    しの引っ掛け連結を止めて一重のネットを所定の目合い
    数にわたって継続編織し、かつ、この継続編織の間、袋
    収納部編織用の経糸に絡めた緯糸を、これを絡めていた
    経糸と緯糸方向の一方で隣り合う袋収納部編織用の経糸
    とにわたって、一重のネットとほゞ同じ目合いピッチま
    たは疎なるピッチで繰り返しジャンプ連結して、このジ
    ャンプ連結させた緯糸と一重のネット部分とによって、
    ネット編織用と袋収納部編織用の経糸どうしの非連結部
    に、緯糸方向で連続する袋収納部を形成して成る請求項
    1に記載された緑化用の植生ネット。
  3. 【請求項3】 一重のネットの編織に際して、袋収納部
    編織用の2本の緯糸を絡めた袋収納部編織用の経糸を、
    緯糸方向で複数本置きのネット編織用経糸に引っ掛け連
    結し、一重のネットを所定目合い編織する度に、上記経
    糸どうしの引っ掛け連結を止めて、一重のネットを所定
    の目合い数にわたって継続編織し、かつ、この継続編織
    の間、袋収納部編織用の経糸に絡めた2本の緯糸を1本
    ずつ、これを絡めていた経糸と緯糸方向両側に隣り合う
    袋収納部編織用の経糸とにわたって、一重のネットとほ
    ゞ同じ目合いピッチまたは疎なるピッチで繰り返しジャ
    ンプ連結して、このジャンプ連結させた緯糸と一重のネ
    ット部分とによって、ネット編織用と袋収納部編織用の
    経糸どうしの非連結部に、緯糸方向で連続する袋収納部
    を形成して成る請求項1に記載された緑化用の植生ネッ
    ト。
  4. 【請求項4】 一重のネットの編織に際して、緯糸方向
    で複数本置きの複数本のネット編織用経糸に、これらと
    経糸グループを形成するように、それぞれ袋収納部編織
    用の経糸を引っ掛け連結し、各グループの複数本の袋収
    納部編織用の経糸を、袋収納部編織用の第1緯糸によっ
    て網目状に連結し、かつ、各グループの緯糸方向一方の
    袋収納部編織用の端部経糸に、袋収納部編織用の第2緯
    糸を絡めておき、一重のネットを所定目合い編織する度
    に、上記経糸どうしの引っ掛け連結を止めて、一重のネ
    ットを所定の目合い数にわたって継続編織し、この継続
    編織の間、端部経糸に絡めた第2緯糸を、これを絡めて
    いた経糸と隣の経糸グループの端部経糸とにわたって、
    一重のネットとほゞ同じ目合いピッチまたは疎なるピッ
    チで繰り返しジャンプ連結して、このジャンプ連結させ
    た第2緯糸と経糸を網目状に連結した第1緯糸、及び、
    これらに相対峙する一重のネット部分とによって、ネッ
    ト編織用と袋収納部編織用の経糸どうしの非連結部に、
    緯糸方向で連続する袋収納部を形成して成る請求項1に
    記載された緑化用の植生ネット。
  5. 【請求項5】 一重のネットの編織に際して、緯糸方向
    で複数本置きの複数本のネット編織用経糸に、これらと
    経糸グループを形成するように、それぞれ袋収納部編織
    用の経糸を引っ掛け連結し、各グループの複数本の袋収
    納部編織用の経糸を、袋収納部編織用の第1緯糸によっ
    て網目状に連結し、かつ、各グループの緯糸方向両側の
    袋収納部編織用の端部経糸に、袋収納部編織用の第2緯
    糸を絡めておき、一重のネットを所定目合い編織する度
    に、上記経糸どうしの引っ掛け連結を止めて、一重のネ
    ットを所定の目合い数にわたって継続編織し、この継続
    編織の間、端部経糸に絡めた第2緯糸を、これを絡めて
    いた経糸と隣の経糸グループの端部経糸とにわたって、
    一重のネットとほゞ同じ目合いピッチまたは疎なるピッ
    チで繰り返しジャンプ連結して、このジャンプ連結させ
    た第2緯糸と経糸を網目状に連結した第1緯糸、及び、
    これらに相対峙する一重のネット部分とによって、ネッ
    ト編織用と袋収納部編織用の経糸どうしの非連結部に、
    緯糸方向で連続する袋収納部を形成して成る請求項1に
    記載された緑化用の植生ネット。
  6. 【請求項6】 袋収納部を、経糸方向に適宜の間隔をお
    いて形成して成る請求項1乃至5のいずれかに記載され
    た緑化用の植生ネット。
  7. 【請求項7】 袋収納部を、経糸方向に連続的に形成し
    て成る請求項1乃至5のいずれかに記載された緑化用の
    植生ネット。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載された
    緑化用の植生ネットの袋収納部に、植生材料の収容袋を
    収納して成ることを特徴とする緑化用の植生基体。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれかに記載された
    緑化用の植生ネットの袋収納部に、植生材料の収容袋を
    収納する一方、植生ネットの一側面に、植物種子を担持
    させたシートを設けて成ることを特徴とする緑化用の植
    生基体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017002689A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 日本植生株式会社 エロージョン防止用ジュート繊維ネット及び同ネットによるエロージョン防止方法
CN110079912A (zh) * 2019-03-30 2019-08-02 浙江超仕达特纺有限公司 一种环保高强淤泥围栏滤布

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JP2017002689A (ja) * 2015-06-16 2017-01-05 日本植生株式会社 エロージョン防止用ジュート繊維ネット及び同ネットによるエロージョン防止方法
CN110079912A (zh) * 2019-03-30 2019-08-02 浙江超仕达特纺有限公司 一种环保高强淤泥围栏滤布
CN110079912B (zh) * 2019-03-30 2021-10-26 浙江超仕达特纺有限公司 一种环保高强淤泥围栏滤布

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