JPH04110645U - ドアオープニングウエザストリツプ - Google Patents

ドアオープニングウエザストリツプ

Info

Publication number
JPH04110645U
JPH04110645U JP1991014900U JP1490091U JPH04110645U JP H04110645 U JPH04110645 U JP H04110645U JP 1991014900 U JP1991014900 U JP 1991014900U JP 1490091 U JP1490091 U JP 1490091U JP H04110645 U JPH04110645 U JP H04110645U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door opening
door
seal
flange
weather strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1991014900U
Other languages
English (en)
Inventor
修 笹部
大一 白石
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
Priority to JP1991014900U priority Critical patent/JPH04110645U/ja
Publication of JPH04110645U publication Critical patent/JPH04110645U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアの閉荷重を充分に支持すると共に、ドア
開口部周囲の外観品質を向上する。 【構成】 ドアオープニングウエザストリツプ20を車
体10のフロントサイドドア開口部12のフランジに取
付るための取付部28に、先端部36Aがルーフサイド
レールアウタ24に当接した中空の第1シール部36が
一体成形されており、この第1シール部36に重ねてフ
ロントサイドドア16閉時にドアフレームインナパネル
42の凸部42Aに当接する中空の第2シール部38が
一体成形されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車車体のドア開口部周囲に取付られるドアオープニングウエザス トリツプに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、自動車車体のドア部に装着されるドアオープニングウエザストリツプと しては、実開平1−168346号公報が開示されている。図5に示される如く 、このドアオープニングウエザストリツプ70は、ボデー72のドア開口部の周 囲に配設されている。また、このドアオープニングウエザストリツプ70におい ては、図6に示される如く、ボデー72のフランジ部72Aに挟着された取付部 70Aのドア74側に、断面略円形の中空とされたシール部70Bが取付部70 Aと一体的に形成されており、ドア74を閉じた状態でこのシール部70Bがド ア74のドアフレーム75の裏面75Aに当接し、図6の想像線で示される如く ボデー72のフランジ部72A側へ倒れてドア74の閉荷重を支えるようになっ ている。
【0003】 しかしながら、このドアオープニングウエザストリツプ70においては、ドア 74の閉荷重を充分に支えることが可能なようにシール部70Bの外径Dが比較 的大きく設定されている。従って、ドア74を開放状態とした場合に、ボデー7 2のドア開口部の周囲に、このシール部70Bが黒色の帯状に見えてドア開口部 周囲の外観品質が低下するという不具合があった。さらに、ドアオープニングウ エザストリツプ70のシール部70Bが経年変化により倒れた場合には、シール 部70Bの車体側方から見た幅がさらに大きくなり、いっそうドア開口部周囲の 外観品質が低下するという不具合がある。
【0004】 また、このドアオープニングウエザストリツプ70においては、取付部70A とボデー72のフランジ部72Aとの間隙76を通って、水が車体外部から車体 内部に浸入する所謂、水くぐりを防止するために、ドアオープニングウエザスト リツプ70の取付部70Aのフランジ部72A側端部にシールリツプ72Cが設 けられており、このシールリツプ72Cの車体外側部となるシール部70Bとボ デー72との間には溝78が形成されている。このため、ドア74を開放状態と した場合には、この溝78によってシール部70Bの独立感が増加し、ドア開口 部の周囲の外観品質がさらに低下するという不具合があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実を考慮し、ドアの閉荷重を充分に支持することができると共 に、ドア開口部周囲の外観品質を向上することができるドアオープニングウエザ ストリツプを得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案は、車体のドア開口部周囲に取付るための取付部と、こ の取付部に一体成形され一部が前記ドア開口部周囲に当接する中空の第1シール 部と、この第1シール部の上に重ねて一体成形されドア閉時にドアフレームの裏 面に当接する中空の第2シール部と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
請求項1に記載の考案によれば、ドアオープニングウエザストリツプを車体の ドア開口部周囲に取付るための取付部に、一部がドア開口部周囲に当接する中空 の第1シール部が一体成形されており、この第1シール部に重ねてドア閉時にド アフレームの裏面に当接する中空の第2シール部が一体成形されている。従って 、ドア閉時には、第1シール部がドアフレームの裏面に当接する第2シール部を 支持する。このため、第1シール部と第2シール部とを重ねることで、ドアの閉 荷重を充分に支えるためのシール部の高さを確保しつつ、第2シール部の外径を 縮小することができる。よって、ドアの閉荷重を充分に支持することができると 共に、ドア開口部周囲の外観品質を向上することができる。また、ドア開時には 、第1シール部の一部がドア開口部周囲に当接しているため、従来構造に有った シール部とボデーとの間の溝を無くすことができ、ドアオープニングウエザスト リツプとボデーとの一体感を持たせることができる。このため、ドア開口部周囲 の外観品質をさらに向上することができる。
【0008】
【実施例】
本考案に係るドアオープニングウエザストリツプの一実施例を図1〜図4に従 って説明する。
【0009】 なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印INは車体内側方向を、矢印UP は車体上方方向を示す。
【0010】 図4に示される如く、車体10の側面には、乗員の乗降のためのフロントサイ ドドア開口部12とリヤサイドドア開口部14とが設けられており、これらのフ ロントサイドドア開口部12とリヤサイドドア開口部14とには、夫々フロント サイドドア16とリヤサイドドア18とが開閉可能に取付られている。また、フ ロントサイドドア開口部12の周囲とリヤサイドドア開口部14の周囲には、夫 々ドアオープニングウエザストリツプ20が装着されている。
【0011】 図1に示される如く、車体10のフロントサイドドア開口部12の車体上下方 向上部は、ルーフサイドレール22によって構成されている。このルーフサイド レール22は、ルーフサイドレール22の車体外側部を構成するルーフサイドレ ールアウタ24と、ルーフサイドレール22の車体内側部を構成するルーフサイ ドレールインナ26とで構成されており、車体前後方向へ延びる閉断面構造とさ れている。ルーフサイドレールアウタ24の車幅方向外側部は、車幅方向外側下 方へ向けて傾斜された傾斜部24Aとされており、この傾斜部24Aの先端部は 、車幅方向内側下方へ向けて屈曲され屈曲部24Bとされている。この屈曲部2 4Bの先端部は、車幅方向外側下方へ向けて屈曲されフランジ24Cとされてい る。一方、ルーフサイドレールインナ26の車幅方向外側部は、車幅方向外側下 方へ向けて傾斜された傾斜部26Aとされており、この傾斜部26Aの先端部は 、車幅方向外側上方へ向けて屈曲され屈曲部26Bとされている。この屈曲部2 6Bの先端部は、車幅方向外側下方へ向けて屈曲されフランジ26Cとされてお り、このフランジ26Cはルーフサイドレールアウタ24のフランジ24Cに溶 着されている。ルーフサイドレールインナ26のフランジ26Cとルーフサイド レールアウタ24のフランジ24Cとには、ドアオープニングウエザストリツプ 20の取付部28が挟着している。
【0012】 ドアオープニングウエザストリツプ20の取付部28のドアオープニングウエ ザストリツプ20の長手方向から見た断面形状はコ字状とされている。また、コ 字状の脚部28Aと脚部28Bとには、夫々爪部30、32が互いに対向する方 向で且つ、コ字状の基部28C側へ向けて斜めに突出されおり、これらの爪部3 0、32が弾性変形してルーフサイドレールインナ26のフランジ26Cとルー フサイドレールアウタ24のフランジ24Cとを挟持している。また、ドアオー プニングウエザストリツプ20の取付部28の車体外側部の脚部28Aの端部に は、ルーフサイドレールアウタ24のフランジ24C側へ向けてシールリツプ3 4が突出されている。このシールリツプ34の先端部は、ルーフサイドレールア ウタ24のフランジ24Cに密着しており、水くぐりを防止するようになってい る。
【0013】 ドアオープニングウエザストリツプ20の取付部28の車体外側部の脚部28 Aの爪部30が設けられた面と反対側の面、即ち車体外側となる面には、取付部 28に一体的に第1シール部36が形成されている。この第1シール部36は中 空で断面略楕円形とされており、先端部36Aがルーフサイドレールアウタ24 の屈曲部24Bの傾斜部24A側端部に当接している。この第1シール部36の 脚部28Aと反対側には、第1シール部36に一体的に第2シール部38が形成 されている。この第2シール部38は中空で断面略円形とされており、フトント サイドドア16閉時にドアフレーム40の裏面を構成するドアフレームインナパ ネル42の凸部42Aに当接して、図1の想像線で示されるように第1シール部 36側へ倒れるようになっている。
【0014】 図2に示される如く、車体10のフロントサイドドア開口部12の車体前後方 向前側は、フロントピラー44によって構成されている。このフロントピラー4 4は、フロントピラー44の車体前側部を構成するフロントピラーフロント46 と、フロントピラー44の車体後側部を構成するフロントピラーリヤ48とで閉 断面構造とされており、この閉断面構造内にはフロントピラーリインフオース5 0が配置されている。フロントピラーフロント46の車幅方向外側端部はフラン ジ46Aとされており、フロントピラーリヤ48の車幅方向外側端部はフランジ 48Aとされている。また、フロントピラーリインフオース50の車幅方向外側 端部はフランジ50Aとされている。フランジ50Aにはフランジ46Aとフラ ンジ48Aとが夫々溶着されており、フランジ50A、フランジ46A及びフラ ンジ48Aには、上記と同様にしてドアオープニングウエザストリツプ20の取 付部28が挟着しており、第1シール部36の先端部36Aがフロントピラーフ ロント46に当接している。
【0015】 図3に示される如く、車体10のフロントサイドドア開口部12の車体前後方 向後側は、センタピラー52によって構成されている。このセンタピラー52は 、センタピラー52の車体前側部を構成するセンタピラーフロント54と、セン タピラー52の車体後側部を構成するセンタピラーリヤ56とで閉断面構造とさ れており、この閉断面構造内にはセンタピラーリインフオース58が配置されて いる。センタピラーフロント54の車幅方向外側端部はフランジ54Aとされて おり、センタピラーリヤ56の車幅方向外側端部はフランジ56Aとされている 。また、センタピラーリインフオース58の車幅方向外側端部はフランジ58A とされている。フランジ58Aにはフランジ54Aとフランジ56Aとが夫々溶 着されており、フランジ58A、フランジ54A及びフランジ56Aには、上記 と同様にしてドアオープニングウエザストリツプ20の取付部28が挟着してお り、第1シール部36の先端部36Aがセンタピラーフロント54に当接してい る。
【0016】 なお、リヤサイドドア開口部14とリヤサイドドア18とについては、上記構 成と略同一のため、その説明を省略する。
【0017】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0018】 上記構成の本実施例によれば、ドアオープニングウエザストリツプ20を車体 10のフロントサイドドア開口部12のフランジに取付るための取付部28に、 先端部36Aがルーフサイドレールアウタ24、フロントピラーフロント46、 センタピラーフロント54に当接した中空の第1シール部36が一体成形されて おり、この第1シール部36に重ねてフロントサイドドア16閉時にドアフレー ムインナパネル42の凸部42Aに当接する中空の第2シール部38が一体成形 されている。
【0019】 従って、フロントサイドドア16閉時には、第1シール部36がドアフレーム インナパネル42の凸部42Aに当接する第2シール部38を支持する。このた め、第1シール部36に第2シール部38を重ねることで、ドアの閉荷重を充分 に支えるための、シール部の高さH(図1参照)を確保しつつ、第2シール部3 8の外径L(図1参照)を縮小することができる。このため、ドアの閉荷重を充 分に支持することができると共に、ドア開口部周囲の外観品質を向上することが できる。また、第1シール部36の先端部36Aがルーフサイドレールアウタ2 4、フロントピラーフロント46、センタピラーフロント54に当接しているた め、図6に示される従来構造に有った、ドアオープニングウエザストリツプ70 シール部70Bとボデー72との間の溝78を無くすことができ、ドアオープニ ングウエザストリツプ20にボデー10との一体感を持たせることができる。こ のため、ドア開口部周囲の外観品質をさらに向上することができる。
【0020】 また、本実施例においては、ドア閉時に第2シール部38の屈曲する部位、即 ちドア閉時に第2シール部38が倒れる側の第1シール部36との連結部38A が、図6に示される従来構造のドアオープニングウエザストリツプ70の屈曲す る部位、即ちドア閉時にシール部70Bが倒れる側の取付部70Aとの連結部7 0Cより、ドア側(車体外側)に有るため、第2シール部38の倒れが小さくな る。このため、ドアオープニングウエザストリツプの経年変化による第2シール 部38の倒れを低減することができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は上記構成としたので、ドアの閉荷重を充分に支持することができると 共に、ドア開口部周囲の外観品質を向上することができるという優れた効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4の1−1線断面図である。
【図2】図4の2−2線断面図である。
【図3】図4の3−3線断面図である。
【図4】本考案の一実施例のドアオープニングウエザス
トリツプが適用された車体を示す概略側面図である。
【図5】従来例のドアオープニングウエザストリツプが
適用された車体を示す車体斜め前方から見た斜視図であ
る。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【符号の説明】
10 車体 12 フロントサイドドア開口部 14 リヤサイドドア開口部 16 フロントサイドドア 18 リヤサイドドア 20 ドアオープニングウエザストリツプ 24 ルーフサイドレールアウタ 28 取付部 36 第1シール部 36A 先端部 38 第2シール部 42 ドアフレームインナパネル 46 フロントピラーフロント 54 センタピラーフロント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口部周囲に取付るための取
    付部と、この取付部に一体成形され一部が前記ドア開口
    部周囲に当接する中空の第1シール部と、この第1シー
    ル部の上に重ねて一体成形されドア閉時にドアフレーム
    の裏面に当接する中空の第2シール部と、を備えたこと
    を特徴とするドアオープニングウエザストリツプ。
JP1991014900U 1991-03-14 1991-03-14 ドアオープニングウエザストリツプ Pending JPH04110645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991014900U JPH04110645U (ja) 1991-03-14 1991-03-14 ドアオープニングウエザストリツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991014900U JPH04110645U (ja) 1991-03-14 1991-03-14 ドアオープニングウエザストリツプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04110645U true JPH04110645U (ja) 1992-09-25

Family

ID=31902261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991014900U Pending JPH04110645U (ja) 1991-03-14 1991-03-14 ドアオープニングウエザストリツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04110645U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005119350A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザーストリップ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005119350A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Nishikawa Rubber Co Ltd ウェザーストリップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS598936Y2 (ja) ハ−ドトップ車の後部車体補強構造
US4355843A (en) Pillar construction for motor vehicle
JPH05254349A (ja) ウエザーストリップ
JPH04110645U (ja) ドアオープニングウエザストリツプ
JPH05270265A (ja) 自動車のドア構造
JPH0245053Y2 (ja)
JP3697916B2 (ja) 自動車のスライドドア取付部の構造
JP3545159B2 (ja) 自動車の車体前部のシール構造
JPH0323850Y2 (ja)
JPS6343133Y2 (ja)
KR200161531Y1 (ko) 사이드 프레임
JP4177806B2 (ja) 車両のルーフ構造
JPS6334976Y2 (ja)
JPH0623457Y2 (ja) 自動車用ドアガラスの振れ止め構造
JP2001199367A (ja) 自動車のフェンダー構造
JPH0352198Y2 (ja)
JPH0123893Y2 (ja)
JPS6127778Y2 (ja)
JPH0213210Y2 (ja)
JPH0146333B2 (ja)
JPS633891Y2 (ja)
JPH04303076A (ja) 自動車の下部車体構造
JPS6144544Y2 (ja)
JPH033102Y2 (ja)
JPS6111062Y2 (ja)