JPH0411047B2 - - Google Patents

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JPH0411047B2
JPH0411047B2 JP59077669A JP7766984A JPH0411047B2 JP H0411047 B2 JPH0411047 B2 JP H0411047B2 JP 59077669 A JP59077669 A JP 59077669A JP 7766984 A JP7766984 A JP 7766984A JP H0411047 B2 JPH0411047 B2 JP H0411047B2
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318541Scan latches or cell details
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はLSSDテスト可能ラツチ回路に関す
る。LSSDとはLevel Sensitive Scan Design(レ
ベル応答走査設計)の略であり、これは「従来技
術」の項末尾に引用した文献に詳しく記載されて
いるが、簡単に述べると論理装置のテストを容易
ならしめるように論理装置を設計する設計概念で
あり、LSSDテストとは設計概念で設計された装
置に適用されるテスト方法のことである。LSSD
テスト可能ラツチとは従つてこのようなテストを
可能ならしめるような構造のラツチを意味する。
本発明ではこれをレベル応答走査設計型テスト可
能なラツチと称する。さらに具体的に述べると本
発明はシステムの動作中にはD型エツジ・トリ
ガ・ラツチとして、又テスト中には3段シフト・
レジスタとして選択可能なそしてD型エツジ・ト
リガ・ラツチのための強制的セツト/リセツト、
非同期制御手段を有するLSSDテスト可能ラツチ
回路に関する。 [従来技術] フリツプ・フロツプの状態をスイツチする入力
信号の瞬間的変化は周知の如くトリガと呼ばれ、
これによつて生ずる遷移はフリツプ・フロツプを
トリガしたと云われる。この分野で単に非同期フ
リツプ・フロツプとして呼ばれている非同期型順
次フリツプ・フロツプ回路は信号レベルの変化に
よつてトリガされる。単にクロツク・フリツプ・
フロツプと呼ばれる同期型フリツプ・フロツプ回
路はクロツク・パルスによつてトリガされる。レ
ベル・トリガ法として知られているトリガの型に
おいては、クロツク・フリツプ・フロツプの出力
はクロツクがそのアクチブ・レベルである時に変
化する事が出来る。そのアクチブ・レベルは正レ
ベル・クロツク法もしくは負レベル・クロツク法
のいずれが使用されるかに依存して高レベルもし
くは低レベルのいずれかであり得る。レベル・ト
リガ型のフリツプ・フロツプはクロツク・パルス
の持続時間中に反応する。レベル・トリガに関連
する周知のタイミングの問題を緩和するために、
入力パルスの持続時間中でなく、入力パルスの遷
移に応答するクロツク・フリツプ・フロツプを使
用する方が良いと考えられる。パルス遷移に応答
するクロツク・フリツプ・フロツプの例はマス
タ・スレーブ・フリツプ・フロツプ及びエツジ・
トリガ・フリツプ・フロツプである。マスタ・ス
レーブ・フリツプ・フロツプはマスタ・ラツチ及
びスレーブ・ラツチと呼ばれる2つのカスケー
ド・クロツク・フリツプ・フロツプの組合せであ
る。マスタ・ラツチはクロツクのアクチブ・レベ
ル中にクロツクされ、スレーブ・ラツチはクロツ
クがインアクチブ・レベルに遷移される時にトリ
ガされる。しかしながらマスタ・ラツチの出力は
入力クロツクがそのアクチブ・レベルにある任意
の時に変化し得るので、マスタ・ラツチは或る意
味で遷移型ではない。 エツジ・トリガ・フリツプ・フロツプでは、出
力遷移はクロツク・パルスの特定の閾値レベルで
生じ、クロツク・パルスが閾値レベルを越えた時
に、入力がロツク・アウトされ、この結果フリツ
プ・フロツプはクロツク・パルスがそのインアク
チブ・レベルに戻り、他のクロツク・パルスが生
ずる迄は入力の変化に応答しなくなる。 D型エツジ・トリガ・フリツプ・フロツプにお
いては、D入力はクロツク入力のクロツク・パル
スによつてサンプルされ、フリツプ・フロツプの
結果の、次の状態はフリツプ・フロツプの現在の
状態に無関係にD入力と同じになる。 或る市販の集積(IC)フリツプ・フロツプ・
パツケージはクロツク・フリツプ・フロツプを非
同期的にセツトもしくはクリアするための特殊な
入力を備えている。この等の入力はこの分野で直
接プリセツトもしくは直接クリアと呼ばれてい
る。一つのこの様なICパツケージは例えば、
SN74742重D型正エツジ・トリガ・フリツプ・フ
ロツプである。これについてはテキサス・インス
トルメント社1976年発行の“The TTL Date
Book for Design Engineers”第2版、第5乃
至22頁を参照されたい。 大規模もしくは超大規模集積(LSI及び/もし
くはVLSI)回路技法とその中に形成された論理
回路網の出現によつて、種々の製造及び実装レベ
ル、例えば構成要素、チツプ、モジユール、ボー
ドもしくはシステム・レベル並びに現場での論理
回路網を適切にテストする複雑なテスト技法を必
要とし、論理回路網は選択されたテスト技法と両
立可能なテスト可能性を有する様に設計されなく
てはならなくなつた。この様なテスト技法の一つ
はこの分野でレベル応答走査設計(LSSD)テス
ト法として知られている。VSLIで具体化可能な、
LSSD規約に合致するシフト・レジスタ・ラツチ
(SRL)特にVLSI中で具体化可能でLSSD規則に
合致し、D型エツジ・トリガ・ラツチとして動作
可能なSRLを与える事が望ましい事が認識され
ている。例えば米国特許第4277699号を参照され
たい。この特許に説明されている如く、この通常
のD型エツジ・トリガは自動テスト・パターン発
生装置によるテストが極めて困難であり、従つて
追加の入/出力端子を必要とし、又LSSD規則と
も合致しない。 この特許に説明されている如く、そのSRLは
セツト/リセツトラツチに接続されている極性保
持ラツチを有する。極性保持ラツチ及びセツト/
リセツト・ラツチは夫々の入力に印加される夫々
+C及び+Bで表わされる独立の正のクロツク・
パルス列によつてクロツクされる。クロツク・パ
ルス+Cは同様に極性保持ラツチの他の入力に与
えられる相補的負のクロツク・パルス−Cから反
転器を介して誘導される。さらに、極性保持ラツ
チはAで表わされたクロツク・パルスの他の組が
供給される他の入力を有する。このクロツク・パ
ルスの3つの組は重畳しない。SRLをLSSDテス
トするためには、クロツクCがいくつかの状態、
例えば、故障効果状態を極性保持装置にセツトす
るのに使用され、次に走査インと指定された極性
保持ラツチの他の入力にテスト・パターンが与え
られ、故障効果状態はA及びBクロツクと関連し
てSRLを通して走査され、観測点即ち端子にも
たらされる。走査中Cクロツクは使用されない。 さらにこの特許に説明されている如く、システ
ムの動作中、即ちSRLがD型エツジ・トリガと
して使用される時はセツト/リセツト・ラツチの
+Bクロツク入力は極性保持装置の−Cクロツク
入力に内部接続される。システム・データはデー
タと表わされた、極性保持ラツチの他の入力に供
給され、+Cクロツクの制御の下にクロツクされ
る。Aクロツクは使用されない。−Cクロツクの
負に向うエツジが過ぎた後に、極性保持ラツチは
データ入力に追従し、この間セツト/リセツト・
ラツチは不変に保持される。−Cクロツク信号の
次の正に向うエツジで極正保持ラツチ中の情報は
セツト/リセツト・ラツチに転送される。 上記特許のSRL回路自体のLSSDテストは上述
の如く+Bクロツク及び−Cクロツクの内部接
続、即ちシステムの動作中SRLがD型エツジ・
トリガとして動作可能になる内部接続前に行われ
る。各チツプ上には文字通り幾百ものSRL回路
が存在するので、アクセス入力の個々の対に対応
した数だけ、各SRLをテストする必要がある。
さらに一度個々のSRL回路がテストされると、
実際に各SRLに対して必要とされる内部接続は
固定されたものとなり、個々のSRL回路自体の
LSSDテストもしくは再テストは除外され、相互
接続が除去されていなければ、内部接続の前に行
われる様になつている。 これに代り、この特許の入力+B及び−Cを内
部接続するのにトランジスタ・スイツチが使用さ
れる場合には、トランジスタ・スイツチの追加の
論理制御装置を必要とする。LSSDテストを行う
場合には、この論理制御装置の入力はSRLが
LSSDテストを行い得る様にされている事が表わ
す所与の一つの2値状態にセツトされる。他の2
値状態はSRLがシステム動作を行い得る状態に
なつていない事、従つてLSSDテストされない事
を示している。従つてLSSDテストを行う場合
は、上述の論理制御装置入力の他の2値状態のた
めの故障効果は発生されない。何故ならば、発生
されたとしても意味のないテスト結果を与えるか
らである。この結果、他の非自動的なLSSDテス
ト・パターンによつて、他の2値状態のための何
等かのテストを行わなくてはならなくなり、トラ
ンジスタ・スイツチが使用される場合は自動的に
発生されるテスト・パターンによつてはシステム
自体は完全にテストされる。 一般に、内部接続はチツプの複数のSRL間に、
相互接続がなされた後に行われている。この相互
接続はチツプを上記特許に説明されている如きよ
り大きな回路の一乃至それ以上の群に組織化す
る。その後、この大きな回路群がLSSD手順に従
つてテストされる。特定のジヨンソン計数器応用
及び他の類似の応用の場合には、群のSRLの相
互接続は計数器を形成するSRLの全群のクロツ
ク入力にわずか2つのI/O端子を使用する様に
改良可能である。しかしながら、他の応用では
夫々のトリガ、即ちトリガ信号が各々のエツジ・
トリガSRLに与えられる必要がある。これ等の
他の応用において、上記米国特許第4277699号の
SRLは各エツジ・トリガされるラツチ毎に3つ
の追加のI/O端子、即ち+B及び−Cクロツク
のために各1個の端子並びにテスト後に+B及び
−Cクロツクの制御入力に対して送られるトリガ
信号を与える回路の出力に対して1個の端子を必
要としている。 さらに、米国特許第4277699号等の、内部接続
後になされる個々のSRLのLSSDテストの場合、
及びシステム動作の場合に、個々のSRLもしく
は群中のSRLが所望の予定の状態、即ち1もし
くは0にある事を確かめるために、場合に応じて
個々のSRLもしくは相互接続されたSRLの群を
条件付ける手段は複雑であり、あるいは容易に利
用可能でなく、又信頼性がない。この手段はクロ
ツク信号に対して一定のタイミング関係で生じな
い非同期事象、開始を処理する際には特に必要で
あり、特に高速度の応用では特に不可欠である。 例えば上記米国特許第4277699号の多重クロツ
ク信号及び多重ラツチ組合せ、1980年10月刊、
IBM Technical Disclosure Bulletin(TDB)第
23巻、第5号、第2013−第2014頁の「エツジ・ト
リガ・ラツチ設計」と題する文献の単一のクロツ
ク・パルス及び単一のラツチSRLの如きLSSDシ
ステム、及び単一ラツチSRLの如き周知のLSSD
システム中のエツジ型トリガとして動作可能な
SRLは、どれも非同期的に動作する強制セツ
ト/リセツト制御手段を有さない。さらに上記
TDBのSRL配列体は唯一個のクロツク及びラツ
チを必要とするが、LSSDシステム中に、多重ラ
ツチ組合せ及び/もしくは多重クロツクを使用す
るエツジ・トリガとして動作可能なSRLを必要
とする事、そして本発明はこの様な要求に向けら
れている事を理解されたい。 従来技法としてLSSDシステム中の他の型のク
ロツク・フリツプ・フロツプ配列体も知られてい
るが、これ等のものはクロツクがそのアクチブレ
ベルにある時にクロツク・フリツプ・フロツプの
出力が変化し得る持続時間感応型、即ちレベル・
トリガを使用する型のもである事を理解された
い。従つて例えば米国特許のラツチはクロツクの
持続時間に応答し、パルス遷移に応答せず及び/
もしくは強制セツト/リセツト、非同期制御手段
を有さない。他の例は1979年3月刊IBM TDB第
21巻、第10号、第4166頁に開示されている非同期
的にセツト及びリセツトされ得る、セツト/リセ
ツト型のシフト・レジスタ・ラツチ(SRL)で
あるが、これはセツトもしくはリセツトを有効に
するためにアクテイブにされるシステム・クロツ
クを必要とする。同様に、1981年7月刊IBM
TDB第24巻、第2号、第1038−第1039頁等に説
明されているクロツク・フリツプ・フロツプは同
様にSR型及び持続時間応答型である。マスター
スレブ型のクロツク・フリツプ・フロツプは米国
特許第4298980号及び1980年1月刊IBM TDB第
22巻、第8B号、第3658−3660頁に説明されてい
るが、夫々のマスタ・ラツチは上述の如く持続時
間感応型である。 一般に非同期フリツプ・フロツプ及びクロツ
ク・フリツプ・フロツプ及び特にエツジ・トリ
ガ・フリツプ・フロツプに関しては例えば1979年
Prentice−Hall社刊M.M.Mano著“Digital
Logic And Computer Design”の第6章第202
−255頁、第6乃至第12図(第214頁)及び1983
年McGraw−Hill社刊P.Malvano著”Digital
Computer Electronics:An Introduction To
Microcomputers”第2版第7章、第90乃至第
105頁を参照されたい。 さらにレベル応答走査設計(LSSD)及び/も
しくはVLSIのLSSDテストは例えば1979年10月
刊Computer第9乃至第21頁のT.E.Williams等著
“Testing Logic Networks and Designing for
Testability”並びに米国特許第3761695号、第
3783254号、第3784907号、第4006492号、第
4051352号、第4051353号、第4063078号及び第
4063080号を参照されたい。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は通常の動作、目的のためにはD
型エツジ・トリガ・ラツチとして及びLSSDテス
トの目的のためには3段シスト・レジスタとして
選択的に動作可能であるラツチ回路装置を与える
事にある。 本発明に従い強制セツト/リセツト、非同期制
御手段を有する上述の型のLSSDテスト可能D型
エツジ・トリガ可能ラツチ回路装置が与えられ
る。 本発明に従い、ラツチ回路装置をテストするの
に必要とされるアクセス入力が最小にされ、及
び/もしくは相互接続及びそのテストが簡単にさ
れた上述の型のラツチ回路装置が与えられる。 [問題点を解決するための手段] 本発明の一態様に従い、システム動作モード及
びLSSDテスト動作モードを有するLSSDテスト
可能ラツチ回路装置が与えられる。この装置は第
1及び第2のフリツプ・フロツプの群から構成さ
れる。各群は3つのフリツプ・フロツプを有す
る。同様にシステム動作モード中は第1のフリツ
プ・フロツプ群をD型エツジ・トリガ・ラツチと
して選択的に動作させLSSDテスト動作モード中
は第1及び第2のフリツプ・フロツプ群を3段シ
フト・レジスタとして動作させるための回路制御
装置が与える。 本発明の他の態様において、D型エツジ・トリ
ガ・ラツチは強制的に回路制御装置によつてさら
に非同期的にセツト可能及び/もしくはリセツト
可能にされる。 [実施例] 第1図を参照するに、システム動作中はD型エ
ツジ・トリガ・ラツチとして、LSSDテスト動作
中は3段シフト・レジスタとして相互に変更可能
な本発明のLSSDテスト可能なラツチ回路装置が
示されている。D型エツジ・トリガ・ラツチとし
て動作される時に回路装置は3つのフリツプ・フ
ロツプ(FF)1乃至3及び制御装置、即ち論理
回路4及び5を有する。さらに回路装置は3段シ
フト・レジスタとして動作する時には回路1乃至
5に関連して3つのFF6乃至8より成る第2群
を使用する。各段は各群から一つあて、一対の
FFを使用する。即ち第1即ち入力段では1対の
FF1及び6、第2段では1対のFF2及び7並び
に第3段即ち出力段では1対のFF3及び8を使
用する。各段は単一のシフト・レジスタ・ラツチ
(SRL)を構成している。明瞭にするために、第
1及び第2の群のFF1乃至3及び6乃至8は場
合によつつて夫々L1型及びL2型として参照され
る。同じ型に属するFFは同じものである事が好
ましい。 入力論理回路4は入力FF1及び2の夫々セツ
ト及びリセツト入力+S及び+Rに接続されてい
る。他の論理回路5はFF1及び2の真の出力+
L1と出力FF3のセツト及びリセツト入力+S及
び+R間に接続されている。以下説明される如
く、システム動作中はFF6乃至8は実質上イン
アクテイブで、即ち禁止され、FF1乃至3は制
御回路4及び5と関連して一体としてD型エツ
ジ・トリガ・ラツチとして動作する。他方テスト
動作中はFF6乃至8が働らいて、FF1乃至3と
関連して制御回路4乃至5はLSSDの規則及び原
理に従つてテストのためのシフト・レジスタとし
て動作する。 さらに詳細に第1図を参照するに、一般にL1
型FFの出力はL2型FFの、走査イン力と呼ばれる
シフト・イン入力に接続され、L2型FFの出力は
L1型FFの走査イン入力に接続されている。従つ
て、第1図においてFF1の真及び補数出力+L1
及び−L1は夫々FF6のシフト・イン力+I及び
−Iに接続されている。同様に、FF2の真及び
補数出力+L1及び−L1は夫々FF7の走査イン入
力+I及び−Iに接続されている。FF3の真及
び補数出力+L1及び−L1は夫々FF8の走査イン
入力+I及び−Iに接続されている。FF6及び
7の補数出力−L2は夫々FF2及び3の走査イン
入力−Iに接続されている。 システム動作の場合には、システム・データ信
号+データが論理回路4に接続されたシステム・
データ入力に供給され、論理回路4はそのクロツ
ク入力10に印加されるクロツク信号+クロツク
によつてクロツクされる。クロツク入力10は論
理回路4及び5に接続されている。本発明は原理
に従い、論理回路4はセツトおよびリセツト信号
+セツト及び+リセツトを印加するためのセツト
及びリセツト入力11及び12を有する。これ等
の信号は以下説明される如く強制的セツト及びリ
セツト非同期制御を与える。回路装置全体の真及
び補数出力+Q及び−Qは出力FF3の対応する
真及び補数出力+L1及び−L1に接続されている。 テスト動作の場合、テスト・データ信号−走査
インが、FF1の走査イン入力−Iに接続された
テスト・データ入力13に印加され、非重畳クロ
ツク信号+Aクロツク、+Bクロツク、+Cクロツ
ク1及び+Cクロツク2が夫々回路制御入力14
乃至17に印加される。入力14はFF1乃至3
の夫々入力+Aに接続されている。FF1乃至3
の夫々補数入力−Aは入力14Aに接続されてい
る。入力14Aには+Aクロツクの補数であるク
ロツク信号−Aクロツクが印加される。+Aクロ
ツクは例えば信号−Aから図示されない反転器に
よつて誘導される。入力16はFF1及び2の
夫々制御入力+Cに接続されており、入力17は
FF3の制御入力+Cに接続されている。入力1
5はL2型のFF6乃至8の夫々入力+Bに接続さ
れている。シフト・アウト出力−走査アウトは
FF8の補数出力−L2に接続されている。第1図
の回路装置は他の同一の複数(P個)の回路装置
とカスケードに接続されている事を理解された
い。この様にして、カスケードに接続された回路
は連鎖状に接続され、複合シヤフト・レジスタは
3(P+1)段を有する。詳細には先行の3段の
出力−走査アウトは連鎖状に後段の回路のシフ
ト・イン入力13に接続されている。第1図の実
施例において、L1型FF1乃至3の各々は走査
イン入力−Iのみを有し、従つてFF1乃至3及
び第1図の回路実施例は時に−走査イン入力型と
呼ばれる。第1図の実施例は非重畳クロツク信
号、即ち+Aクロツク、+Bクロツク及び+Cク
ロツク1及び2を使用する。 L1及びL2型FF1乃至3及び6乃至8並びに支
持論理回路4及び5は整合性のある論理回路で構
成される事が好ましい。従つて第1図のL1型FF
の好ましい実施例である第2図の回路20は5個
のAND反転(AI)論理回路(即ち、ゲート)2
1乃至25及び一つの反転回路26で具体化され
る。第1図のL2型FFの好ましい実施例では第3
図の回路30は4つのAND反転(AI)論理回路
31乃至34で具体化され、第2図の回路20の
論理回路と整合性がある。第1図の回路の実施例
の好ましい配列体においてはFF1乃至3の各々
は第2図の回路20で構成される。 第4図の回路20′は第1図のL1型FFの他の
好ましい実施例であり、2つのAND−OR反転
(AOI)論理回路27及び28及び一つのAND反
転(AI)回路29で具体化され、第5図の回路
30′は第1図のL2型FFの他の好ましい実施例
であり、第4図の回路20′の論理回路と整合性
のある2つのAND−OR−反転(AOI)回路35
及び36で具体化可能である。従つて、第1図の
回路装置の実施例の他の好ましい配列体において
は、FF1乃至3の各々は第4図の回路20′で構
成され、FF6乃至8は第5図の回路30′で構成
される。 説明の目的のために、本明細書に示されたAOI
の各々は一対の2入力ANDゲートで構成され、
その出力がOR反転(OI)ゲートでORされる。
具体的には第4図のAOI回路27のANDゲート
27a及び27b及びOIゲート27cによつて
示されている。 第1図の実施例においては、論理回路4は一つ
のOR反転(OI)回路40、4つのAND反転
(AI)回路41乃至44及び6個の反転器回路4
6乃至50で具体化され、回路40乃至50は上
述のL1及び/もしくはL2型のFFと整合性があ
る。入力11及び12はOIゲート40の2入力
に接続され、反転器49及び50の入力に接続さ
れている。入力10は反転器46の入力に接続さ
れている。AIゲート41の3入力は入力9、回
路46の出力及びゲート40の出力に接続されて
いる。入力9は反転器45の入力に接続され、
AIゲート42の3入力は回路40,45及び4
6に夫々接続されている。ゲート41及び42の
出力は夫々2入力AIゲート44及び43の入力
の一つに交差接続されている。ゲート43及44
の他の入力はOIゲート40の出力に共通に接続
されている。さらに、ゲート41及び42の出力
は反転器47及び48の入力に接続されている。
回路43及び47の出力は夫々FF1の入力+R
及び+Sに接続されて、回路44及び48の出力
はFF2の入力+R及び+Sに接続されてている。
さらに入力10及び回路49および50の出力は
論理回路5に接続されている。 更に、第1図の実施例に於て、論理回路5は4
つのAND−反転回路51乃至54で具体化され
る事が好ましい。これ等の回路は同様に第2乃至
5図で説明されたL1及び/もしくはL2型FFと整
合性がある事が好ましい。入力10は2入力AI
ゲート51及び52の各々の入力の一つに接続さ
れている。ゲート51及び52の他の入力は夫々
FF1及び2の+L1出力に接続されている。AIゲ
ート53の2入力は夫々回路49及び51の出力
に接続されていて、ゲート53の出力はFF3の
入力+Sに接続されている。AIゲート54の2
入力は夫々回路50及び52の出力に接続され、
出力はFF3の入力+Rに接続されている。 次に第2乃至第5図のFF回路の構造及び動作
詳細な説明を対応する題の下で説明し、次に第1
図の回路装置の全体の動作の説明を行う。 [回路20] 第2図を参照するに、回路20の入力+S及び
+Rは夫々AIゲート回路21及び22によつて
共通の入力+CとANDされる。回路21及び2
2の出力は夫々AI回路23及び24の夫々の入
力に接続されている。回路23及び24の出力は
基本的FF型配列に見られる如く夫々回路23及
び24の他の入力に交差結合されている。回路2
4は又入力−Aを有する。AI回路25は入力+
Aと反転(N)回路26を介して得られる入力−
Iの補数をANDする。回路24及び25の出力
はドツトANDされた後共に出力−L1に接続され
る。従つて回路24及び25が論理1レベルにあ
る時にのみ、出力−L1は論理1、即ち(+)レ
ベルにある。 システム動作中、+Aクロツク及び−Aクロツ
クは夫々のインアクテイブ・レベル、即ち夫々
(−)及び(+)レベルになる。従つて第1図の
入力−A、もしくは第2図の回路20のAIゲー
ト24の−Aクロツクに存在する−Aクロツクの
(+)レベル及びAIゲート25の入力+Aに存在
する+Aクロツクの(−)レベルは夫々ゲート2
4及び25をイネーブル及び禁止する。この様に
して、システム動作中、回路20は以下の真理表
の最初の4行によつて示された如くクロツク・
セツト/リセツトFFの特性を有する。ゲート2
5が禁止されていると、ゲート25の出力は反転
器26の入力−Iにおける信号のレベル、従つて
これから誘導され、ゲート25の他の入力に送ら
れる入力信号のレベルに拘らず、(+)レベルに
強制される。従つて、回路20のドツトAND出
力のレベルはゲート24の出力にある信号レベル
が(+)レベルにあるときにのみ(+)レベルに
なる。真理表のXは特定の入力における不問状
態を表わす。 従つて、入力+Cが(−)レベルにあると、ゲ
ート21及び22は禁止され、これ等のゲートの
出力の(+)レベルがゲート23及び24を付勢
し、真理表の第1の行に示された如く全の状態
+L1o及び−L1oにラツチされる。例えば真数出
力+L1の前の状態+L1oが論理1、即ち(+)レ
ベルにあると補数出力−L1は対応する前の状態
−L1o=(−)レベルにある。これ等の条件の下
にAIゲート24はその3入力の3つの(+)レ
ベルに応答してその出力に(−)レベルを生ず
る。この結果、ドツトAND出力−L1は同様にそ
の前の状態−L1o、即ち(−)レベルに残され、
ゲート23の入力にフイード・バツクされる時は
出力+L1はその前の状態+L1o=論理1に保持さ
れ、これによつてFF20はその前の状態にラツ
チされる。 他の場合には、真数出力+L1の前の状態+L10
は論理0、即ち(−)レベルにあり、従つて補数
出力−L1は対応する前の象対−L1o=(+)レベ
ルにある。これ等の条件の下に、AIゲート23
は2入力に存在する2つの(+)レベルに応答し
てゲート23の出力を(−)レベルにして、出力
+L1を(−)レベルに保持する。しかしながら、
最後に示した(−)レベルがゲート24の入力の
一つにフイード・バツクされる時にはAIゲート
24の出力を(+)レベルにする。ゲート24及
び25の出力が共に(+)レベルにあると、ドツ
トAND出力−L1は同様にその前の状態−L1o=
論理1、即ち(+)レベルに保持され、ゲート2
3の入力にフイード・バツクされる時には出力+
L1をその前の状態+L1o=論理0に保持し、回路
20をその前の状態にラツチする。 回路20をシステム動作中にセツトもしくはリ
セツトするためには、+C入力がそのアクチブ・
レベル(+)に置かれ、ゲート21及び22が付
勢される。従つて、回路20の出力+L1は真理
表Iの第2及び第3行によつて示された如く入力
+Sの(+)レベルでセツトされ、入力+Rの
(+)レベルによつてリセツトされる。従つて、
真理表Iの第2行に示された如くセツト状態、即
ち入力+Sが(+)レベルにある時は、ゲート2
1及び22の出力は夫々(−)及び(+)レベル
にある。もし出力+L1の前の状態が(+)レベ
ルにあり、出力−L1の前の状態−L1oが(−)レ
ベルにある時は、AIゲート23によつてANDさ
れるゲート21の出力の(−)レベルと出力−
L1から、フイード・バツクされる(−)レベル
がゲート23の出力、従つて出力+L1を(+)
レベルに保持し、同様にゲート22の出力にある
(+)レベルはAIゲート24によつて出力+L1か
らフイード・バツクされる(+)レベル及び入力
−Aにある(+)レベルによつてANDされ、AI
ゲート24の出力、従つてドツトAND出力−L1
はゲート25の出力が(+)レベルにあつても
(−)レベルに保持される。+S及び+R入力が
夫々(+)及び(−)レベルにあり、出力+L1
の前の状態+L1oが(−)レベルにあり、従つて
出力−L1の前の状態が(+)レベルにあると、
ゲート23によつてAndされるゲート21の出力
の(−)レベレ及び出力−L1からフイード・バ
ツクされる(+)レベルはゲート23の出力及び
出力+L1を(+)レベルにセツトし、同様に
ANDゲート24によつてANDされるゲート22
の出力の(+)レベル、出力+L1から現在フイ
ード・バツクされている(+)レベル及び入力−
Aの(+)レベルはAIゲート24の出力、従つ
てドツトAND出力−L1をゲート25の(−)レ
ベルに上昇される。出力が(+)レベルにあつて
も、真理表Iの第3行によつて示された回路20
のリセツト条件、即ち入力+Rが(+)レベル、
従つて入力+Sが補数レベル(−)にある時に
は、ゲート21及びゲート22の出力は夫々
(+)及び(−)レベルにある。出力+L1の前の
状態+L1oが(+)レベルにあり、出力−L1の前
の状態−L1oが(−)レベルにあると、AIゲート
24によつてANDされる出力ゲート22の出力
にある(−)レベル、出力+L1からフイード・
バツクされる(+)レベル及び入力−Aの(+)
レベルによつて、ゲート24の出力、従つてドツ
トAND出力−L1は(+)レベルに変化し、ゲー
ト25の出力は上述の如く(+)レベルにある。
ゲート24の出力にある現在の(+)レベルは
AIゲート23によつてゲート21の出力の(+)
レベルとANDされ、ゲート23の出力、従つて
+L1出力は(−)レベルに変化し、これによつ
て出力+L1及び−L1を(−)及び(+)レベル
にラツチし、回路20をリセツトする。他方入力
+S及び+Rが夫々(−)及び(+)レベルにあ
ると、ゲート21及び22の出力は(+)及び
(−)レベルになる。即ちリセツト条件で出力+
L1の前の状態+L1oが(−)レベルにあり、従つ
て出力−L1の前の状態+L1oが(+)レベルにあ
ると、AIゲート24によつてゲート22の出力
の(−)レベルは出力+L1からフイード・バツ
クされる(−)レベル及び入力−Aの(+)レベ
ルとANDされ、ドツトAND出力−L1は(+)
レベルに保存され、AIゲート25の出力は(+)
レベルにある。次にゲート24の出力における
(+)レベルはAIゲート23によつてゲート21
の出力の(+)レベルとANDされ、従つて+L1
を(−)に保持し、出力+L1及び−L1を夫々
(−)及び(+)レベルにラツチし、回路20が
リセツトされる。 真理表Iの第4行は回路20の不安定状態
(NS)を表わし入力+S及び+Rを同時に(+)
レベルにする事によつて回路が使用されない事を
示している。 テスト動作を行う場合には、入力+Cがインア
クテイブ、即ち(−)レベルにされ、入力+A及
び−Aを夫々そのアクテイブ・レベル(+)及び
(−)にする事によつて、入力+Cの(−)レベ
ルがゲート21及び22を禁止し、その出力を
(+)レベルに強制する。入力−Aの(−)レベ
ルはゲート24の出力を(+)レベルに置き、ド
ツトAND出力−L1をAIゲート25の出力レベル
に応答出来る様に条件付ける。この結果、出力−
L1のレベルは真理表Iの第5及び第6行によつ
て示された如く入力−Iのレベルに追従出来る様
になり、+L1のレベルは入力Iのレベルに追従出
来る様にする。 さらに具体的に説明すると、入力−Iの0即ち
(−)レベルは反転器26の出力に(+)レベル
を生じ、これはAIゲート25によつて入力+A
の(+)レベルとANDされて、出力−L1を前の
状態に依存して(−)レベルに変化させ、もしく
は(−)レベルのまま保持する。従つて出力+
L1及び−L1の前の状態+L1o及び−L1oが(+)
及び(−)レベルにある場合には、入力−Iが
(−)レベルになり、反転された(+)レベルが
ゲート25によつて入力+Aの(+)レベルと
ANDされ、ゲート25の出力、従つてドツト
AND出力−L1を(−)レベルのまま保持する。
この最後に述べられた(+)レベルはAIゲート
23によつてその他方の入力の(+)レベルと
ANDされ、ゲート23の出力、従つて出力+L1
をその(+)レベルのまま残す。ゲート24の出
力は入力−Aが(−)レベルにある結果として
(+)レベルにあるとはいえ、ドツトAND出力−
L1のレベルを制御するのはゲート25の出力の
(−)レベルである事を理解されたい。 他の場合、即ち出力+L1及び−L1の前の状態
+L1o及び−L1oが夫々(−)及び(+)レベル
にあり、入力−Iが(−)レベルにあると、反転
された(+)レベルはゲート25によつて入力+
Aの(+)レベルとANDされ、従つてドツAND
出力−L1が(−)レベルに変化する。この最後
に述べられた(−)レベルがAIゲート23の他
の入力の(+)レベルとANDされ、ゲート23
の出力、従つて出力+L1を(+)レベルに変化
させる。ここでゲート24の出力は入力−Aが
(−)レベルにある結果として(+)レベルにあ
るとは云え、ドツトAND出力−L1にあるレベル
を制御するのはゲート25の出力の(−)レベル
である事に注意されたい。従つて出力+L1及び
L1の前の状態について説明された最後の2つの
いずれの場合にも、入力−Iが(−)レベルにあ
る時には出力−L1のレベルは真理表の第5行
によつて示された如く同じ(−)レベルに留まる
か、変化される。 入力−Iにおける1即ち(+)レベルは反転器
26の出力に(−)レベルを生じ、これはAIゲ
ート25によつて入力+Aの(+)レベルと
ANDされる時は出力−L1をその前の状態に依存
して、(+)レベルに変化させるか、もしくは
(+)レベルに保持する。従つて出力+L1及び−
L1の前の状態+L1o及び−L1oが夫々(+)及び
(−)レベルにあつて、入力−Iが(+)レベル
にある時は、反転された(−)レベルはゲート2
5によつて入力+Aの(+)レベルとANDされ、
ゲート25の出力、従つてドツトAND出力−L1
を(+)レベルに変化させる。この最後に述べら
れた(+)レベルはAIゲート23によつてその
他の入力(+)レベルとANDされ、ゲート23
の出力、従つて出力+L1を(−)レベルに変化
させる。ゲート24の出力は入力−A及び/もし
くはゲート23の出力にある(−)レベルの結果
(+)レベルにあつても、ゲート25の出力にあ
る(+)レベルとドツトANDされる時はドツト
AND出力−L1に(+)レベルを生ずる事に注意
されたい。 出力+L1及び−L1の前の状態+L1o及び−L1o
が夫々(−)及び(+)レベルにあり、入力−I
が(+)レベルにある時は、反転された(−)レ
ベルはゲート25によつて入力+Aの(+)レベ
ルとANDされ、ゲート25の出力、従つてドツ
トAND出力−L1を(+)レベルに残す、この最
後に述べられた(+)レベルはAIゲート23に
よつてその他の入力における(+)レベルと
ANDされ、ゲート23の出力、従つて出力+L1
を(−)レベルに保持する。ゲート24の出力は
入力−A及び/もしくはゲート23の出力が
(−)レベルにある結果(+)レベルにある。ゲ
ート24の出力の(+)レベルはドツトAND出
力−L1に(+)レベルを生ずる。従つて入力−
Iが(+)レベルになる時には、出力+L1及び
−L1の前の状態について最後に述べられた2つ
のいずれの場合にも出力−L1のレベルは真理表
によつて示された如く同一(+)レベルに保持
されたままであるか、変化される。 真理表の第7行に示された場合は本発明の原
理に従い入力−A及び+Aの−Aクロツク及び+
Aクロツクが夫々インアクテイブ・レベルにあ
り、+C入力が(+)レベルにあり、入力+S及
び+Rが(−)レベルにあるシステム動作中に回
路20の出力+L1及び−L1を夫々前状態+L1o
及び−L1oに保持する特殊な場合である。入力+
S及び+Rが(−)レベルにあり、入力+Cが
(+)レベルにあるので、AIゲート21及び22
の出力は共に(+)レベルにある。前の状態+
L1o及び−L1oが夫々(+)及び(−)レベルに
あると、他方の入力に(+)レベルを有するゲー
ト23へ入力される出力−L1にある(−)レベ
ルはゲート23の出力に(+)レベルを与えこれ
によつて出力+L1を(+)レベルのまま残す。
この(+)レベルが他の2つの入力が(+)レベ
ルにあるゲート24の入力にフイード・バツクさ
れる時はその出力に(−)レベルを与える。上述
の如く、ゲート25の入力の+Aクロツクは
(−)レベルにあるので出力には(+)レベルが
与えられ、これはゲート24の出力の(−)レベ
ルとドツトANDされ、出力−L1の(−)レベル
に保持される。前の状態+L1o及び−L1oが(−)
及び(+)レベルにある他の場合には、ゲート2
4にフイード・バツクされる(−)レベルによつ
てゲート24はその出力に(+)レベルを与え、
これはゲート25の(+)レベルとドツトAND
され、他の入力が(+)レベルにあるゲート23
の入力にフイード・バツクされる時にゲート23
の出力に(−)レベルを生ずる。従つて出力+
L1は(−)レベルになる。
【表】 [回路30] 第3図を参照するに、回路30はクロツク・セ
ツト/リセツトFFとして構成されている。回路
30のデータ入力+I及び−Iは夫々AI回路3
1及び32によつて共通のクロツク入力+Bと
ANDされる。回路31及び32の出力はAI回路
33及び34の入力に接続されている。回路30
の出力+L2及び−L2は夫々回路33及び34の
出力に接続されている。これ等の出力は基本的な
FF配列体に見られる如く互に他の他方の出力に
交差結合されている。 動作について説明すると、(第1図の)+Bクロ
ツクはそのインアクチブ・レベル(−)にあり、
これはゲート31及び32(第3図)の入力+B
に供給されるのでゲート31及び32が禁止さ
れ、FF30の出力+L2及び−L2は夫々の相補状
態+L2o及び−L2oにある。+Bクロツクがそのア
クテイブ・レベル即ち(+)レベルにある時は、
入力+Iの(+)レベルが真数出力を(+)レベ
ルにセツトし、他方(−)レベルは真数出力+
L2を(−)レベルにリセツトする。入力+I及
び−Iのレベルは互に補数関係にあるので、出力
+L2及び−L2のレベルは互に補数関係を有する。 入力+I及び−Iが(+)及び(−)レベルに
あり、入力+Bが(+)レベルにあるので、ゲー
ト31及び32の出力は夫々(−)及び(+)レ
ベルにある。前の状態+L2o及び−20が夫々
(+)及び(−)レベルにある場合には、AIゲー
ト33はその2入力が(−)レベルにあるので出
力+L2は(+)レベルになり、AIゲート34は
その2入力が(+)レベルにあるので出力−L2
の(−)レベルを保持する。前の状態+L2o及び
−L2oが(−)及び(+)レベルにある場合に
は、ゲート33の入力にある(−)及び(+)レ
ベルはゲート33の出力に(+)レベルを生じ、
出力+L2を(+)レベルに変化する。最後に述
べられた(+)レベルはANDゲート34によつ
てゲート32の出力の(+)レベルとANDされ
て、ゲート34の出力、従つて出力−L2を(−)
レベルに変化する。従つて最後の2つの場合に
は、FF回路30は入力+Iの(+)レベルに応
答してセツトされる。リセツト条件の場合には、
入力+Bは再び(+)レベルにあり、入力+I及
び−Iが(−)及び(+)レベルにある結果、ゲ
ート31及び32の出力が同様に(+)及び
(−)レベルになる。前の状態+L2o及び−L2oが
夫々(+)及び(−)レベルにある場合には、
AIゲート34はその入力の(+)及び(−)レ
ベルに応答して出力−L2の(−)レベルを(+)
レベルに変化し、次にこの(+)レベルがAIゲ
ート33によつて入力の他の(+)レベルと
ANDされ、出力+L2が(−)レベルに変化す
る。前の状態+L2o及び−L2oが(−)及び(+)
レベルにある場合には、ゲート34の入力の
(−)レベルはその出力に(+)レベルを生じ、
出力−L2を(+)レベルに保持する。最後に述
べられた(+)レベルはゲート33によつて
ANDされ、ゲート31の(+)レベル出力はゲ
ート33の出力、従つて出力+L2が(−)レベ
ルにある。最後に述べられた(+)レベルがゲー
ト33によつてゲート31の出力の(+)レベル
とANDされる時に、ゲート33の出力及び出力
+L2を(−)レベルに保持する。従つて最後の
2つの場合には、FF回路30の入力−Iの(+)
レベルに応答してリセツトされる。上述の事柄は
次の真理表に要約されている。 真理表 +B −I +I −L2 +L2 − X X −L2o +2o + − + − + + + − + − [回路20′] 第4図を参照するに、FF回路20′は第2図の
対応する回路20と同一の機能を与え、従つて真
理表も真理表と同じである。従つて説明のため
に、回路20及び20′の入出力は同じ参照文字
が使用されている。 従つて回路20′の入力+S及び+RはAOI回
路27及びAI回路29によつて夫々共通の入力
+CとANDされる。回路27及び29の出力は
夫々回路20′の出力−L1及び+L1に接続されて
いる。さらにAOI回路27の出力は回路20′の
入力+A、−A及び−Iと共にAOI回路28によ
つて処理される。出力+L1は同様にAOI回路2
8の出力及びAOI回路27の他の入力に接続され
ている。回路28及び29の出力は出力+L1で
ドツトANDされる。 より具体的に説明すると、入力+S及び−Cは
AOI回路27のANDゲート27aの2入力の
夫々の一つに接続され、出力+L1はANDゲート
27bの2入力に共通に接続している。ゲート2
7a及び27bの出力はOIゲート27cによつ
てORされる。ゲート27のゲート27aに対応
するAOIゲート28の図示されていないANDゲ
ートの2入力は夫々入力+A及び−Iに接続され
ている。AOIゲート28の図示されていない他の
ANDゲートの2入力はAOIゲート28の入力−
A及びAOI回路27の出力に接続されている。 システム動作中、+Aクロツクおよび−Aクロ
ツクは上述の如く夫々そのインアクテイブ・レベ
ル、即ち(−)及び(+)レベルにある。従つて
入力−A(第1図を参照するに)の−Aクロツク
の(+)レベルは、入力−Aが接続されている回
路28の図示されていない特定のANDゲートを
付勢し、他方入力+Aの+Aクロツクの(−)レ
ベルは回路28の図示されていない他のANDゲ
ートを禁止する。従つてシステム動作中、回路2
0′の他のANDゲートは真理表の最初の4行に
示されている如くクロツク・セツト・リセツト
FFの特性を有する。この結果として、ゲート2
9の出力は(+)レベルを有し、ドツトAND出
力+L1はゲート28の出力に追従する。もし出
力+L1及び−L1の前の状態+L1o及び−L1oが
夫々(−)及び(+)レベルにあるとANDゲー
ト27及びその出力は(−)レベルになる。OI
ゲート27cの入力にある(−)レベルに応答し
てAOIゲート27の出力は出力−L1の前の状態
−L1oの(+)レベルに対応する(+)レベルに
ある。しかしながら、回路27の(+)レベルは
AOI回路28の図示されていない、入力−Aが印
加されるANDゲートによつて入力−Aの(+)
レベルとANDされる時に、出力+L1の前の状態
+L1oの(−)レベルに対応するAOI回路28の
出力に(−)レベルを生ずる。 この技術分野の専用家にとつては、前の状態+
L1o及び−L1oが(+)及び(−)レベルにあり、
入力+cが(−)レベルにある時には真理表の
第1行によつて示された如く、FF回路20′の出
力+L1及び−L1(+)及び(−)レベルに対応す
る事は明らかであろう。 FF回路20′がシステム動作中セツトもしくは
リセツトされる場合には、+C入力は上述の如く
アクテイブ・レベル(+)に置かれる。従つて
FF20′の出力+L1は夫々真理表の第2行及
び第3行によつて示された如く入力+Sの(+)
レベル及び入力+Rの(+)レベルによつてリセ
ツトされる。従つて説明の目的のために、FF2
0′はセツト状態にあるものとする。ANDゲート
27aは入力+S及び+Cの(+)レベルに応答
してその出力に(+)レベルを与え、この(+)
レベルはOIゲート27cによつて反転され、場
合に応じて出力−L1の前の状態を(−)レベル
に保持し、変化させる。OIゲート27cは他方
のANDゲート27bの入力に印加される出力+
L1の前の状態+L1oのレベルに拘らずその出力に
(−)レベルを与える。さらにAOIゲート27の
出力の(−)レベルはこれが印加されるAOIゲー
ト28の、図示されていない特定のANDゲート
によつて入力−Aの(+)レベルとANDされる
時にはその特定のANDゲートの出力に(−)レ
ベルを生ずる。同様に入力+Aの(−)レベルの
存在によつてAOI回路28の図示されていない他
のANDゲートの出力は(−)レベルにある。こ
の結果、AOI回路28の出力は補数入力+Rの
(−)レベルの存在によつて、AIゲート29の出
力の場合と同様に(+)レベルにある。最後に述
べられた2つの出力に存在する(+)レベルが出
力+L1でドツトANDされ、これによつて、場合
に応じて出力+L1の前の状態+L1oが(+)レベ
ルに保持されもしくはこのレベルに変化される。
この様にしてFF20′は真理表の第2行によつ
て示された如くセツトされる。 同様に、この技術の専門家にとつては上述の説
明から、真理表の第3行によつて示された如く
入力+Rが(+)レベルにある時にリセツトされ
る事は明らかであろう。FF20′の不安定条件を
表わす真理表の第4行は入力+S及び+Rのレ
ベルを共に同時に(+)にしないようにする事に
よつて避ける事が出来る。 真理表の第5及び第6行によつて示された如
く、テスト動作の場合には、入力+Cがインアク
テイブ、即ち(−)レベルにあり、入力+A及び
−Aは夫々それ等のアクテイブ・レベル(+)及
び(−)にあるので、ゲート27a及び29は入
力+Cにおける(−)レベルによつて禁止され
る。ドツトAND出力+L1は、ゲート29の出力
が(+)レベルにあるので、AOIゲート28の出
力のレベルに追従する。さらにドツトAND出力
+L1は入力−Aの(−)レベルによつて禁止さ
れている回路28の図示されていない特定の
ANDゲートに送られる入力+Aの(+)レベル、
入力−Aの(−)レベルによつて禁止されている
回路28の他のANDゲートの出力とANDされる
入力−Iの(−)及び(+)レベルに応答して
(+)及び(−)レベルにある。出力+L1が
ANDゲート27bの入力にフイード・バツク接
続されているので、OIゲート27cの出力のレ
ベルに従つてAOI回路27の出力のレベル及び出
力−L1は出力+L1のレベルの補数になる。 上述の如く、真理表の第7行は本発明の原理
に従つてシステム動作中にFF回路20′が夫々前
の状態+L1o及び−L1oに残される特殊な場合で
ある。この様な場合は−Aクロツク及び+Aクロ
ツクが入力−A及び+Aにおいてインアクチブ・
レベルにあり、+C入力が(+)レベルにあり、
入力+S及びRが(−)レベルにある時に得られ
る。従つて入力+S及び+Rが(−)レベルにあ
り、入力+Cが(+)レベルにあので、AIゲー
ト29の出力は夫々入力+C及び+Rの(+)及
び(−)レベルに応答して(+)レベルになる。
従つてドツトAND出力+L1はAOIゲート28の
出力のレベルに追従する。さらにANDゲート2
7aは夫々の入力+A及び+Cにおける(−)及
び(+)レベルに応答して、禁止され、これによ
つてその出力に(−)レベルを与える。入力+A
の(−)レベルは回路27のANDゲート27a
に対応するAOI回路28の図示されていない
ANDゲートを禁止する。他方入力−Aの(+)
レベルは回路28の図示されていない他のAND
ゲートを付勢する。 前の状態+L1o及び−L1oが(−)及び(+)
レベルにある場合にはANDゲート27bの2入
力に送られる+L1の(−)レベルはゲート27
bの出力(−)レベルを与える。OIゲート27
cの入力の(−)レベルはゲート27の出力及び
出力−L1に(+)レベルを生じ、これは今の場
合には所与の前の状態−L1oである。この最後に
述べられた(+)レベル及び入力−Aの(+)レ
ベルに応答して回路27のANDゲート27bに
対応する回路28の図示されていないANDゲー
トはその出力に(+)レベルを与え、この出力は
回路28の図示されていないOIゲートによつて、
回路28の図示されていない他のANDゲートの
出力の(−)レベルとORされ、回路28の出力
に(−)レベルを生ずる。この様にしてドツト
AND出力はその所与の前の状態+L1oに保持さ
れる。 前の状態+L1o及び−L1oが(+)及び(−)
レベルにある場合には、ANDゲート27bの2
入力に送られる(+)レベルはゲート27bの出
力に(+)レベルを与える。最後に述べられた
(+)レベル及びANDゲート27aの出力にある
(−)レベルは回路27の出力に(−)レベルを
与え、この様にして出力−L1はその前の状態−
L1oにある。最後に述べられた回路27 の出力における(−)レベル及び入力−Aの
(+)レベルは、これが印加される回路28の図
示されていないANDゲートに出力に(−)レベ
ルを与える。この結果、回路28の図示されてい
ない2つのANDゲートの出力は(−)レベルに
あつて回路28の出力に(+)レベルを生じ、従
つて出力+L1はその所与の前の状態+L1oに残さ
れる。 [回路30′] 第5図を参照するに、FF回路30′はクロツ
ク・セツト/リセツトFFとして構成されており、
第3図の対応する回路30と同じ機能を遂行し、
その真理表は真理表と同一である。従つて説明
の目的のために、回路30及び30′の入力及び
出力は同一の参照文字で示されている。 回路30′において、回路30′の入力+I及び
−IはAOI回路35及び36の図示されていない
第4図のANDゲート27aに対応する夫々の
ANDゲートによつて共通の入力+BとANDされ
る。回路35及び36の出力は、夫々回路30′
の出力−L2及び+L2に接続され、第4図の回路
27の他のANDゲート27bに対応する回路3
5及び36の図示されていない他のANDゲート
の夫々の入力に交差結合されている。 動作について説明するに、第1図の+Bクロツ
クが入力+Bにおいてインアクチブ・レベル、即
ち(−)レベルにあると、AOI回路27のAND
ゲート27aに対応するAOI回路35及び36の
夫々の図示されていないANDゲートは禁止され
る。この分野の専門家にとつて明らかな如く、こ
の様な状況の下では、出力+L2及び−L2は真理
表の第1行によつて示された如くそれ等の前の
状態+L2o及び−L2oに保持される。 同様に、入力+Bが(+)レベルにあり、入力
+I及び−Iが(+)及び(−)レベルにある
と、入力+B及び+Iにある(+)レベルは、こ
れ等が印加される回路35の図示されていない一
方のANDゲートによつてANDされ、回路35の
図示されていない他のANDゲートの入力に印加
される共通入力レベルに拘らず上記一方のAND
ゲートと出力に(+)レベル、AOI回路35の出
力に(−)レベルを生ずる。回路35の出力の
(−)レベルは回路36の図示されていないAND
ゲートの共通の接続された入力に送られる。入力
+Bの(+)レベル及び入力−Iの(−)レベル
に応答して、回路36の図示されていない他の
ANDゲートの出力は(−)レベルにあり、この
結果回路36の図示されていないOI回路の出力
は(+)レベルにある。従つてFF30′の出力+
L2および−L2は真理表によつて示された如く
夫々(+)及び(−)レベルになる。 同様に、入力+Bが(+)レベルにあり、入力
+I及び−Iが夫々(−)及び(+)レベルにあ
ると、入力+Iの(−)レベルはこれが印加され
る回路35の図示されていないANDゲートを禁
止し、最後に述べられたANDゲートの出力に
(−)レベルを生ずる。しかしながら回路36に
おいては、入力+B及び−Iにある(+)レベル
は図示されていない特定のANDゲートに送られ、
回路36の最後に述べられたANDゲートの出力
に(+)レベルを生じ、これは回路36の図示さ
れていないOIゲートによつて反転される時に回
路36の出力、従つて出力+L2に(−)レベル
を生ずる。この(−)レベルは回路35の図示さ
れていない他のANDゲートの共通に接続された
2入力に印加され、最後に述べられたANDゲー
トの出力に(−)レベルを生ずる。回路35の図
示されていないOI回路は回路35の図示されて
いない2ANDゲートの出力の(−)レベルをOR
した後反転し、真理表の第3行によつて示され
た如く出力−L2に(+)レベルに生じ、出力+
L2の(−)レベルを保持する。 [第1図の回路] 上述の如く第1図の回路の動作はシステム動作
及びテスト動作と呼ばれる2つの好ましい動作モ
ードを有する。第1図の回路はシステム動作モー
ドではD型エツジ・トリガ・ラツチとしてテスト
動作モードでは3段シフト・レジスタとして動作
する。 明瞭にするために、信号のアクテイブ・レベル
を示すのに極性を示す符号が信号の略号の前に付
つれている。従つて信号+データ、+クロツク、+
セツト、+リセツト、+Aクロツク、+Bクロツク、
+Cクロツク1及び+Cクロツク2のアクチブ・
レベルはアツプ即ち(+)レベルとし、これ等の
インアクチブ・レベルはダウン即ち(−)レベル
にあるとする。−Aクロツク、−走査イン及び−走
査アウトの場合はアクチイブ・レベルはダウンも
しくは(−)レベルとし、インアクチブ・レベル
はアツプ即ち(+)レベルとする。さらに説明の
便宜のために、2進1は(+)レベルによつて、
2進0は(−)レベルによつて表わされる。以下
真理表に従つて第1図の回路のシステム動作モ
ードについて説明を行う。 システム動作モードの場合には、信号+Aクロ
ツク、−Aクロツク及び+Bクロツクはインアク
チブ・レベルにあり、+Cクロツク1及び2はア
クチブ・レベルにある。さらにシステム・データ
は信号+データ、信号+セツト及び+リセツトが
(−)レベルにある時に、システムに導入される。
回路は信号+のパルスの正方向の遷移+tr、即ち
そのインアクチブ・レベル(−)からその(+)
レベルへの遷移によつてトイガされる。従つて+
クロツクは正方向遷移の直前にはインアクチブ・
レベル(−)にある。この結果、+クロツクによ
つて入力が可能にされる回路5のAIゲート51
及び52の出力は同様にゲート51及び52に入
力されるFF1及び2の出力+L1のレベルに無関
係に(+)レベルになる。同様に+セツト及び+
リセツトの(−)レベルは回路4の夫々反転器4
9及び50によつて反転される。ゲート49及び
51の出力をANDするAIゲート53、ゲート5
0及び52の出力をANDするAIゲート54はそ
れぞれの2入力の各々の2つの(+)レベルに応
答してそれ等の出力に(−)レベルを有する。こ
れ等の最後に述べられた(−)レベルはFF3の
入力+S及び+R入力に印加される。しかしなが
ら真理表の第7行を参照するに、FF3の入力
−Aの−Aクロツクが(+)レベルで、FF3の
入力+A及び+Cの+Aクロツク及び+Cクロツ
ク2が夫々(−)及び(+)レベルである事によ
りその出力+L1及び−L1は夫々出力その前の状
態+L1o及び−L1oにある。従つて回路の出力+
Q及び−Qは夫々状態+Qo及び−Qoにあり、真
理表の第1行に示されているFF3の状態+
L1o及び−L1と同一の出力レベルを有する。 信号+クロツクのトリガ・クロツク・パルスの
正方向遷移の若干前にD型エツジ・トリガ・ラツ
チ回路中に記憶さるべき次の情報は信号+データ
を適切な2進ビツト・レベル即ち1もしくは0に
するか保持する事によつて印加される。説明のた
めに、次に説明される最初の場合は、2進1が回
路に記憶され、従つて+データが真理表の第2
行に示された如く(+)レベルにあるものとす
る。その入力の+セツト及び+リセツトの同時的
(−)レベルに応答して、OIゲート40はその出
力に(+)レベルを与え、これが印加されるゲー
ト41−44の夫々の入力を付勢する。同時に、
反転器46の出力に接続されるゲート41及び4
2のこれ等の入力は+クロツクの(−)レベルの
反転の結果として(+)レベルによつて付勢され
る。従つて、+データの(+)レベルはゲート4
1の残りの入力を付勢し、他方反転器45による
(−)レベルへの反転の結果、ゲート42の残り
の入力が禁止される。従つて、AIゲート41及
び42の出力は夫々(一)及び(+)レベルにあ
り、反転器47及び48の出力は夫々(+)及び
(−)レベルにある。ゲート41の出力にある
(−)レベルはゲート44を禁止し、AIゲート4
4の出力を(+)レベルにする。他方ゲート42
の出力にある(+)レベルは回路40の出力の他
方の(+)レベルと協働してゲート43を付勢
し、ゲート43の出力を(−)レベルにする。 従つて、+クロツクの正方向遷移の直前にFF1
及び2は次の入力条件を有する。即ち夫々入力−
A及び+Cは(+)レベルで夫々の入力+Aは
(−)レベルという共通条件にあり、FF1の入力
+S及び+Rの補数入力条件は(+)及び(−)
レベルにあり、FF2の+S及び+R入力は(−)
及び(+)レベルにある。これ等の入力条件の場
合、真理表の第2及び第3行に示された如く
FF1の出力+L1及び一L1は夫々(+)及び
(−)レベルにあり、FF2の出力+L1及び−L1
は夫々(−)及び(+)レベルにある。さらにゲ
ート51及び52は+クロツクの(−)レベルに
よつて禁止される。FF3の入力条件は不変に残
され、その出力+L1及び一L1は前に説明された
理由で、夫々前の状態+L1o及び一L1oに残され
る。 +クロツク・パルスの正方向遷移に基づき、ゲ
ート51及び52の夫々の対応入力が付勢され
る。上述の所与の+データ・ビツト例の場合に
は、FF1の出力+L1の(+)レベル及びFF2の
出力+L1の(−)レベルは+クロツクの遷移と
関連して、夫々ゲート51及び52の出力を
(−)及び(+)レベルにする。これによつてゲ
ート53は禁止され、ゲート54は付勢される。
この様にしてゲート53及び54の出力は夫々
(+)及び(−)レベルになるので、FF3は真理
表の第2行の入力条件を有し、FF3の出力+
L1及び一L1、従つて回路装置の出力+Q及び一
Qは夫々(+)及び(−)レベルにラツチされ
る。 +クロツクはその(+)レベルにあるので、こ
の結果の反転器46の出力の(−)レベルはゲー
ト41及び42を禁止し、ゲート41及び42の
出力を(+)レベルにする。反転器47及び48
はこれ等の最後に述べられた(+)レベルを
(−)レベルに反転し、このレベルはFF1及び2
の入力+Sを(−)レベルにする。これ等の夫々
の入力+Rに(−)レベルを有する。この結果、
FF1及び2は真理表の第7行に示された如く
前の状態+L1o及び−L1oにラツチされる。従つ
てFF1乃至3の出力+L1及び−L1並びに回路装
置の出力+Q及び−Qは、+クロツクが正方向の
遷移その(+)レベルにある時は+データ信号の
レベルの変化によつて影響を受けない。さらに、
FF1及び2の出力+L1及び−L1は+クロツクが
その(−)レベルにある時に+データ信号によつ
て変化されるだけであり、これによつてFF3の
出力+L1及び−L1は+クロツクの次の正方向遷
移迄前の状態に残される。 1ビツト記憶の場合と同じく、信号+クロツク
のトリガ・クロツク・パルスの正方向遷移の若干
前に0ビツトがD型エツジ・トリガ回路装置に記
憶される場合には回路中に記憶されるべき次の情
報は真理表の第3行に示された如く信号+デー
タを(−)レベル、即ち0進にするか、保持する
事によつて印加される。同様に、1ビツトの場合
の如く、入力+セツト及び+リセツトの同時的
(−)レベルに応答し、OIゲート40はその出力
に(+)レベルを与え、ゲート41乃至44の対
応する夫々の入力を付勢する。同様に反転器46
の出力に接続された如くゲート41及び42の入
力は+クロツクの(−)レベルへの反転の結果と
して得られる(+)レベルによつて付勢される。
しかしながら+データの(−)レベルはゲート4
1の残りの入力を禁止するが、この(−)レベル
は反転器45によつて(+)レベルに反転される
結果、ゲート42の残りの入力が付勢される。従
つてAIゲート41及び42の出力は夫々(+)
及び(−)レベルにあり、反転器47及び48の
出力は夫々の(一)及び(+)レベルにある。ゲ
ート41の出力の(+)レベルはOIゲート40
の出力の他の(+)レベルに関連してゲート44
を付勢し、AIゲート44の出力を(−)レベル
にする。他方、ゲート42の出力における(−)
レベルはゲート43を禁止し、ゲート43の出力
に(+)レベルを生ずる。 従つて、+クロツクの正方向遷移の直前に、FF
1及び2は次の入力条件、即ち夫々の入力−A及
び+Cは共通入力条件は(+)レベルにあり、
夫々の入力+Aが(−)レベルにあり、FF1の
入力+S及び+Rの相補入力条件は(−)及び
(+)レベルにあり、FF2の+S及び+R入力は
夫々(+)及び(−)レベルにある。これ等の入
力条件の場合には、真理表の第3及び第2行に
示された如く、FF1の出力+L1及び−L1は夫々
(−)及び(+)レベルにあり、FF2の出力+
L1−L1は夫々(+)及び(−)レベルにある。
さらに、ゲート51及び52は+クロツクの
(−)レベルによつて禁止され、FF3の入力条件
は不変に残され、その出力+L1及び−L1は上述
の理由で夫々前の状態に残される。 +クロツク・パルスの正方向遷移によつて、ゲ
ート51及び52の対応する夫々の入力が付勢さ
れる。上述の所与の+データ・ビツトの例の場合
には、FF1の出力+L1の(−)レベル及びFF2
の出力の(+)レベルはクロツク遷移の(+)レ
ベルと関連して、ゲート51及び52の出力を
夫々(+)及び(−)レベルにする。これによつ
てゲート53は付勢され、ゲート54を禁止す
る。ゲート53及び54の出力はこれによつて
夫々(−)及び(+)レベルにされ、これによつ
てFF3は真理表の第3行の入力条件を有し、
FF3の出力+L1及び−L1、従つて回路装置の出
力の+Q及び−Qは夫々(−)及び(+)レベル
にラツチされる。 +クロツクがその(+)レベルにあると、反転
器46の出力にある結果の(−)レベルはゲート
41及び42を禁止し、夫々の出力を(+)レベ
ルにする事に注意されたい。反転器47及び48
はこれ等の最後に述べられた(+)レベルを
(−)レベルに反転し、FF1及び2の入力+Sに
(−)レベルを与える。従つてFF1及び2は真理
表の第7行に示された如く前の状態+L1o及び
−L1oにラツチされる。従つてFF1乃至3の出
力+L1及び−L1並びに回路装置の出力+Q及び
−Qは+クロツクがその正方向遷移の後にその
(+)レベルにある時は+データ信号のレベルの
任意の変化によつては影響されない。さらに、
FF1及び2の出力+L1及び−L1は+クロツクが
その(−)レベルにある時+データ信号によつて
変化されるだけである。これによつてFF3の出
力+L1及び−L1は+クロツクの次の正方向遷移
迄前の状態に残される。 本発明の原理に従い、システム動作モードにお
けるD型エツジ・トリガ・ラツチ回路はセツト/
リセツト非同期制御能力を有する。すなわち回路
1乃至5は協働して、信号+セツト及び+リセツ
トが夫々(+)及び(−)レベルの入力条件にあ
ると、信号+データ及び/もしくは+クロツクの
レベルに無関係に回路装置の出力+Qは(+)レ
ベルにセツトされ、夫々信号+セツト及び+リセ
ツトが(−)及び(+)レベルの入力条件にある
と、回路装置の出力+Qは(−)レベルにリセツ
トされ、出力−Qのレベルは出力+Qのレベルに
関して補数関係にある。 従つてもし回路装置が信号+セツトによつて非
同期的に制御される場合には、真理表の第4行
に示される如く、信号+セツトはその(+)レベ
ルにされ、信号+リセツトは(−)レベルにされ
る。この結果、反転器49及び50の出力は夫々
(−)及び(+)レベルになる。反転器49の
(−)レベルはAIゲート53を禁止し、FF3の
入力+Sを(+)レベルにする。反転器50の
(+)レベルはゲート54の入力を付勢する。し
かしながら、信号+セツトの(+)レベルによつ
てOIゲート40の出力は(−)レベルになり、
この出力はゲート42を禁止し、その出力に
(+)レベルを与え、これは反転器48によつて
(−)レベルに反転され、FF2の入力+Sに印加
され得る。OIゲート40の出力(−)レベルは
同様にゲート44を禁止し、FF2の入力+Rに
(+)レベルを与える。これ等の条件の下に、FF
2の出力+L1は真理表の第3行によつて示さ
れた如く(−)レベルにある。この最後に述べら
れた(−)レベルはAIゲート52を禁止し、AI
ゲート54の他の入力に(+)レベルを与え、こ
れはFF3の入力+Rに(−)レベルを与える。
この様にして、FF3の入力+S及び+Rが夫々
(+)及び(−)レベルにある事によつて、FF3
の出力+L1及び−L1は夫々(+)及び(−)レ
ベルにあり、回路装置の出力+Q及び−Qは夫々
(+)及び(−)レベルにセツトされ、これによ
つて回路装置は強制的セツト制御手段によつて、
非同期的にセツトされる。 もし回路装置が信号+リセツトによつて非同期
的に制御される場合には、真理表の第5行を参
照する事によつて明らかなる如く、信号+セツト
は(−)レベルにされ、信号+リセツトは(+)
レベルにされる。この結果、反転器49及び50
の出力は夫々(+)及び(−)レベルになる。反
転器50の(−)レベルはAIゲート54を禁止
し、FF3の入力+Rに(+)レベルを与える。
反転器49の(+)レベルはゲート53の入力を
付勢する。しかしながら、信号+リセツトの
(+)レベルはOIゲート40の出力に(−)レベ
ルを生じ、これは次にゲート41を禁止し、その
出力に(+)レベルを与え、この(+)レベルは
反転器47に(−)レベルに反転され、FF1の
入力+Sに印加される。OIゲート40の出力に
おける(−)レベルは同様にゲート43を禁止
し、FF1の入力+Rに(+)レベルを生ずる。
これ等の条件の下に、FF1の出力+L1は真理表
の第3行によつて示された如く(−)レベルに
ある。最後に述べられた(−)レベルはAIゲー
ト51を禁止し、これによつてAIゲート53の
他の入力に(+)レベルを与え、この結果FF3
の入力+Sに(−)レベルを与える。従つて、
FF3の入力+S及び+Rが夫々(−)及び(+)
レベルにあるので、FF3の出力+L1及び−L1は
(−)及び(+)レベルにあり、回路装置の出力
+Q及び−Qは夫々(−)及び(+)レベルにリ
セツトされる。これによつて回路装置は非同期的
にリセツトされる。上述のシステム動作モードの
ための真理表は次の真理表に示されている。
【表】 真理表の最後の行は使用されない不安定
(NS)状態を表わし、+セツト及び+リセツト信
号を同時に(+)レベルにしないようにする事に
よつて避けられる。 テスト動作モードでは、上述のL1型FF1乃至
3はL2型FF6乃至8と3段シフト・レジスタ回
路構成になる様に組合される。この分野の専門家
にとつて周知の如く、回路は他の同一の3段シフ
ト・レジスタ回路とカスケードに組合され、これ
によつて例えば上述のLSSD基準のところで完全
に説明されたLSSDテスト法によつて複合カスケ
ード・シフト・レジスタのうちのL1型FFを個別
にテスト可能にされる事が明らかである。 しかしながら、説明を簡単にすると、テスト中
第1図の回路の入力がL1型FF1乃至3を故障効
果を有するテスト・ビツト・パターンによつて条
件付けられ、テスト・パターンは走査パルス列信
号+A及び+Bクロツクの走査用非重畳パルスに
よつてカスケード・シフト・レジスタを通して走
査される。この走査はこの技術分野では走査モー
ドと呼ばれる。各故障効果パターンは欠陥の型の
特定の一つ例えば1に固着(s−a−1)及び
FF1乃至3の特定の一つと関連を有する。 例えば、一つの代表的なテスト系列において
は、故障効果テスト・パターンは、入力14,1
4A乃至17のクロツク信号をインアクテイブ・
レベルにし、入力13を不問レベルにして、入力
9乃至12に先ず印加される。テスト・パターン
は適切な整定時間の後に、L1型FF1乃至3の特
定の一つに入力条件を確立する。次にFF1−3
の特定の一つが適切なクロツク信号によつてクロ
ツクされる。即ちFF1もしくは2の場合には+
Cクロツク1で、FF3の場合には+Cクロツク
2でクロツクされる。この結果、特定のFF中に
情報が記憶され、その相補的出力+L1及び−L1
に特定のFFに特定の故障がない事を示す出力ビ
ツト・パターンを与え、もしくはFFの欠陥の存
在を示す反対の出力ビツト・パターンを与える。
次に、FF1乃至3の特定の一つに記憶された故
障効果情報は夫々端子15及び14に印加される
+B及び+Aクロツク信号の交番走査によつて複
合シフト・レジスタ出力を通して伝搬される。即
ち最初+Bクロツク・パルスがL1型FFに記憶さ
れた情報をその出力に接続されている次のL2型
FFにシフトする。続いて+Aクロツク・パルス
が最後に述べられたL2型ラツチに記憶されてい
る情報を次のSRL段のL1型FFにシフトする。こ
の様にして故障効果情報は複合シフト・レジスタ
の最終段の出力+Q、−Qに現われる。故障効果
情報が最初伝搬されて記憶された特定のSRL段
の位置は複合シフト・レジスタの最終段の位置に
関して相対位置が知られているので、特定の
SRL段から最終SRL段の出力に故障効果情報を
シフトするのに必要とされる交番+A及び+Bク
ロツク・パルスがわかるので、カウンタ等によつ
て追跡され得、情報が最終SRL段の出力に達し
た時に最終のSRL段の出力ビツト・パターンが
最初のL1型FF中の故障条件の存在もしくは不在
を示す基準ビツト・パターンと比較され得る。 従つて、強制的セツト/リセツト非同期制御手
段を有するLSSDテスト可能D型エツジ・トリガ
動作可能ラツチ回路装置を与える本発明の上述の
原理と組合せて、本発明の他の原理に従つて、ク
ロツク入力10,14,14A−17は相互接続
されず、これによつて第1図の回路装置は通常
の、即ちシステム動作の目的の場合のD型エツ
ジ・トリガ・ラツチとして、LSSDテスト動作の
目的のためには3段シフト・レジスタとして選択
的に動作可能である。従つて、本発明の回路装置
はシステム中に設置の前及び後に必要に応じて多
数回テストされ得、これによつて欠陥の診断及
び/もしくは故障ユニツトの修理もしくは置換が
可能にされ、システムのフイールド・サービスの
ために特に有用である。さらに、システム・クロ
ツク入力10並びにクロツク入力16及び17を
相互接続しない事によつて、入力16及び17は
他の同一のエツジ・トリガ・ラツチ回路の夫々の
対応する入力に共通に接続され得、回路装置をテ
ストするのに必要とされるアクセス入力の数を最
小にする事が出来、相互接続及びそのテストが簡
単になる。 好ましい実施例においては、L1型FFは唯一つ
の走査イン入力−I並びに一対の走査クロツク入
力+A及び−Aを有し、他方L2型FFは一対の走
査イン入力+I及び−I、ただし唯一つの走査ク
ロツク入力+Bを有する。L1型FFの出力+L1及
び−L1は夫々L2型FFの入力+I及び−Iに接続
され、L2型FFの出力−L2がL1型FFの入力−I
に接続されていて、従つて唯一の−走査イン、+
Aクロツク、−Aクロツク及び+Bクロツク信号、
唯一の出力−走査アウトが使用される。この分野
の専門家にとつては他の入/出力構造及び接続及
び適切な信号を想到するのは容易であろう。例え
ばL1型FFは一対の走査イン入力+I及び−I並
びに唯一の走査クロツク入力+Aを有し、L2型
FFは唯一の走査入力−I及び一対の走査クロツ
ク入力+B及び−Bを有しL1型FFの出力−L1は
L2型FFの入力−Iに接続され、L2型FFの出力
+L2及び−L2は夫々L1型FFの入力+I及び−I
に接続され得る。従つて+走査イン、−走査イン、
+Aクロツク、+Bクロツク及び−Bクロツク信
号並びにFF8の+L2及び−L2出力に対応する出
力+走査アウトが使用さ得れる。 [発明の効果] 本発明に従い、アクセス入力が最小で、相互接
続及びテストが簡単になり、強制的セツト/リセ
ツト、非同期制御手段を有し、通常の動作の場合
にはD型エツジ・トリガ・ラツチとして、LSSD
テストの場合には3段シフト・レジスタとして働
くラツチ回路装置が与えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のSRL回路装置の好ましい実
施例を示した概略図である。第2図は第1図の回
路装置に使用されるL1型フリツプ・フロツプの
好ましい実施例の概略図である。第3図は第1図
の回路装置に使用されるL2型フリツプ・フロツ
プの好ましい実施例の概略図である。第4図は第
1図の回路に使用されるL1型フリツプ・フロツ
プの他の好ましい実施例の概略図である。第5図
は第1図の回路装置に使用されるL2型フリツ
プ・フロツプの他の好ましい実施例の概略図であ
る。 1,2,3……第1のフリツプ・フロツプ群、
6,7,8……第2のフリツプ・フロツプ、4,
5……制御論理回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 システム動作モードおよびテスト動作モード
    を有するレベル応答走査設計型テスト可能なラツ
    チ回路装置であつて、 3個のフリツプ・フロツプより成る第1群と、 3個のフリツプ・フロツプより成る第2群と、 上記システム動作モード中は上記第1群を1つ
    のD型エツジ・トリガ・ラツチとして動作させ、
    上記テスト動作モード中は上記第1群および上記
    第2群を組み合せて3段シスト・レジスタとして
    動作させるための制御手段と、 を具備するレベル応答走査設計型テスト可能なラ
    ツチ回路装置。
JP59077669A 1983-08-29 1984-04-19 レベル応答走査設計型テスト可能なラツチ回路装置 Granted JPS6062222A (ja)

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US527537 1983-08-29

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