JPH04109907U - 塵芥収集車の積込作動制御装置 - Google Patents

塵芥収集車の積込作動制御装置

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JPH04109907U
JPH04109907U JP2187491U JP2187491U JPH04109907U JP H04109907 U JPH04109907 U JP H04109907U JP 2187491 U JP2187491 U JP 2187491U JP 2187491 U JP2187491 U JP 2187491U JP H04109907 U JPH04109907 U JP H04109907U
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JP
Japan
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stopper
arm
connecting link
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cam
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Pending
Application number
JP2187491U
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English (en)
Inventor
本 伸 夫 岡
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動体が上下の限界位置に達したことを確実
に検知するとともに、中立位置にある状態でのテールゲ
ートの上げ下げを連結リンクを移動不能に保持した状態
でできるようにしたものを提供する。 【構成】 作動体6が上限位置及び下限位置に夫々達し
た時に被ストッパ片11と夫々当接するストッパ部1
8,19を備えた回転自在な上側及び下側アーム13,
19を伸縮調整可能な連結リンク20で連結し、ストッ
パばね24の弾性力を介して上側アームの上方への回転
を規制するアームストッパ14と、上下両アームと連結
リンクの重さ及びストッパばねの弾性力に抗して該連結
リンクの中立位置を保持するバランスばね25とを備
え、前記下側アームに連結された回動軸16にカム22
を設け、このカムの中立位置の両側に該カムにより開閉
される検出部21a,21bを備えた検出器15を配設
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車体に搭載された塵芥収容箱の後方開口部に連接されたテールゲー ト内に、案内溝に沿って上下動する作動体を収納し、この作動体によってテール ゲート内に投入された塵芥の塵芥収容箱内への積込みを行うようにした塵芥収集 車の積込作動制御装置に関する
【0002】
【従来の技術】
この種の塵芥収集車においては、一連の塵芥積込作業をサイクル順に行わせる ようにするため、作動体が上限位置または下限位置に達したことを個々に検知し て、夫々の位置に対応した駆動装置を駆動させるようにする必要がある。
【0003】 このため、従来、例えば特開昭59−114204号として、摺動板(作動体 )に被ストッパ片を突設し、この被ストッパ片が連結リンクの上下両端に固着さ れたストッパ部に接触することで該摺動板の限界位置制御を行うとともに、摺動 板が限界位置以外の中立位置に位置した時には、2本のコイルばねのばね力をバ ランスさせて前記連結リンク自体を保持するようにしたものが提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開昭59−114204号公報記載のものにおいては、 テールゲートダンプ時に連結リンクの上下関係が逆転するため、連結リンクの自 重等が加味されることにより、連結リンクを保持するコイルばねのバランスが微 妙に変位してしまい、連結リンクの中立保持ができなくなってしまう。このため 、以下のような問題点があった。
【0005】 テールゲート上げ時に、テールゲート内の塵芥の掻き出し操作ができなく なるいう誤作動が発生する恐れがある。これは、安全対策等の立場から掻き込み パネルが回転しないようにする必要があるからである。
【0006】 テールゲート下げ時と上げ時の各々において、摺動板(作動体)の限界位 置以外の中立位置が移動してしまうため、この中立位置保持のための調整がかな り困難である。
【0007】 摺動部が設けられているため、この摺動部に塵芥が入り易くなり、かじり が発生して誤作動の原因となる恐れがある。
【0008】 本考案は上記に鑑み、作動体が上下の限界位置に達したことを確実に検知する とともに、中立位置にある状態でテールゲートの上げ下げを行っても、連結リン クを移動不能に保持できるようにしたものを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る塵芥収集車の積込作動制御装置は、車 体に搭載された塵芥収容箱の後方開口部にテールゲートを傾動自在に枢架し、こ のテールゲートの両側壁に上下に延びる案内溝を配置するとともに、この案内溝 に沿って上下に摺動する作動体を備えた塵芥収集車において、前記作動体に被ス トッパ片を突設し、この作動体が上限位置及び下限位置に夫々達した時に前記被 ストッパ片と夫々当接するストッパ部を備えた回転自在な上側及び下側アームを 伸縮調整可能な連結リンクで連結し、ストッパばねの弾性力を介して前記上側ア ームの上方への回転を規制するアームストッパと、前記上下両アームと連結リン クの重さ及びストッパばねの弾性力に抗して該連結リンクの中立位置を保持する バランスばねとを備え、前記下側アームに連結された回動軸にカムを設け、この カムの中立位置の両側に該カムにより開閉される検出部を備えた検出器を配設し たものである。
【0010】
【作用】
上記のように構成した本考案によれば、作動体が限界位置以外の中立位置にあ る時、この時の上側アームの上方への回転をストッパばねの弾性力でアームスト ッパを介して規制することによって、テールゲートを上げ下げしても連結リンク を移動不能に確実に保持して限界位置以外(中立位置)での誤作動を防止すると ともに、限界位置に達したことを連結リンク及び検出器で検知し、更にバランス ばねを介して上記中立位置の設定及び調整を容易となすことができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0012】 図7において、符番1は車体に搭載された塵芥収容箱を示し、この塵芥収容箱 1内には、塵芥の排出板2が前後に摺動自在に内蔵されているとともに、後端開 口部には、上端において支軸3を介して傾動自在に支承されたテールゲート4が 連結されている。このテールゲート4の両側の各側壁4aには、上下に延びる案 内溝5が配置されているとともに、この案内溝5に沿って上下動する作動体とし ての摺動板6が収容されている。
【0013】 この摺動板6は、伸縮シリンダ7の伸縮作動によって上記案内溝5に沿って上 下動するようなされているとともに、下端には掻込みパネル8が回転自在に連結 され、この掻込みパネル8は掻込みシリンダ9の作動によって揺動するようなさ れ、更に摺動板6の前方には、デフレクタ10が配置されている。
【0014】 前記摺動体6には、図1乃至図3に示すように、この摺動体6と一体となって 移動する被ストッパ片11が車両後方斜め上方に向けて突設されている。
【0015】 一方、前記テールゲート4の両側の各側壁4aの上部には、枢軸12が固着さ れているとともに、この軸支12には、上側アーム13及びアームストッパ14 が夫々回転自在に軸支されている。また、側壁4aの下方には、検出器15が配 置されているとともに、この検出器15の回転軸16に下側アーム17の基端が 回転不能に連結されている。
【0016】 これにより、図2に示すように、摺動板6が上限位置に達した時に、被ストッ パ片11が上側アーム13の自由端に固着したストッパ部としての上側ストッパ 18に当接して該上側アーム13を上方に回動させ、図3に示すように、摺動板 6が下限位置に達した時に、被ストッパ片11が下側アーム17の自由端に固着 したストッパ部としての下側ストッパ19に当接して該下側アーム17を下方に 回動させるようなされている。
【0017】 前記両アーム13,17は、その長さ方向中央部において、伸縮調整可能な連 結リンク20の両端に夫々回転自在に連結されている。また、前記検出器15に は、2つの検出部21a,21bが所定間隔離間して備えられているとともに、 検出器15の回転軸16には,前記検出部21a,21bの一方に接触すること によって摺動板6の限界位置を検出するカム22の基端が固着されている。
【0018】 即ち、前記図2に示すように、摺動板6が上限位置に達して上側アーム13を 上方に回動させた時、この回動に伴って連結リンク20を介して下側アーム17 も上方に回動させ、この回動に伴って回転軸16、ひいてはカム22も同方向( 反時計方向)に回転させてこれを一方の検出部21aに当接させ、前記図3に示 すように、摺動板6が下限位置に達して下側アーム17を下方に回動させた時、 この回動に伴って回転軸16、ひいてはカム22も同方向(時計方向)に回転さ せてこれを他方の検出部21bに当接させて、摺動板6が限界位置に達したこと を検知するようなされている。
【0019】 前記アームストッパ14とテールゲート4の内壁に固着したブラケット23と の間にはストッパばね24が、このブラケット23と連結リンク20の中央部と の間にはバランスばね25が夫々介装されている。
【0020】 このストッパばね24は、この弾性力で上記アームストッパ14を介して上側 アーム13の上方への回動を規制するためのものである。即ちストッパばね24 は、アームストッパ14を下方(反時計方向)に引張るように付勢し、これによ って上側アーム13は、このストッパばね24の弾性力に打ち勝った時のみ、上 方に回動するようなされている。また、テールゲート4の側壁4aには、アーム ストッパ14に当接してこの下方への回転を阻止するストッパバー26が立設さ れている。
【0021】 なお、図3に示すように、上側アーム13の下方への回動は、アームストッパ 14に阻害されることなく行うことができ、この時、アームストッパ14はスト ッパバー26に当接してその下方への回動が停止される。
【0022】 バランスばね25は、連結リンク20を上方に付勢して、ストッパばね24の 弾性力、上下アーム13,17及び連結リンク20の重力に抗して該連結リンク 20をバランスさせて中立位置に保持するためのものである。そして、連結リン ク20を中立位置に保持させた後、この中立位置を更に確保する微調整は、連結 リンク20の長さを適宜調節することで検出器15の中立位置にカム22を位置 付けることによって行う。
【0023】 従って、図1に示す中立状態において、テールゲート4を上げたとしても、上 側アーム13は、ストッパばね24の弾性力によってアームストッパ14を介し て上方への回動が規制された状態で保持されているため、連結リンク20の自重 による上側アーム13、ひいては連結リンク20自体の移動はなく、このテール ゲート4を上げることによってカム22が回動変動してしまうことを確実に防止 することができる。
【0024】 以上のように、本実施例によれば、連結リンク20の上端に連結された上側ア ーム13の回動を規制するアームストッパ14を設けることで、摺動板6の限界 位置以外(中立位置)での設定を確実なものとなすことができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上記のような構成であるので、作動体が上限または下限位置に達した ことを検出器によって確実に検知するとともに、中立位置にある時にテールゲー トを上げても、連結リンクを中立位置に確実に保持して誤作動を防止することが できる。しかもこの中立位置の決定及び調整は、連結リンクの長さを調整するこ とで容易に行うことができるばかりでなく、リンク機構を採用することにより、 塵芥によるこじりを極力少なくすることができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の作動体が中立位置にある時
の状態を示す概略図。
【図2】同じく、上限位置に達した時の状態を示す概略
図。
【図3】同じく、下限位置に達した時の状態を示す概略
図。
【図4】上側アームの保持部を示す平面図。
【図5】図4の正面図。
【図6】図4の左側面図。
【図7】テールゲートの内部構造を示す概略図。
【符号の説明】
1 塵芥収容箱 4 テールゲート 4a 側壁 5 案内溝 6 摺動板(作動体) 11 被ストッパ片 13 上側アーム 14 アームストッパ 15 検出器 16 回転軸 17 下側アーム 18 上側ストッパ(ストッパ部) 19 下側ストッパ(ストッパ部) 20 連結リンク 21a,21b 検出部 24 ストッパばね 25 バランスばね 26 ストッパバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に搭載された塵芥収容箱の後方開口部
    にテールゲートを傾動自在に枢架し、このテールゲート
    の両側壁に上下に延びる案内溝を配置するとともに、こ
    の案内溝に沿って上下に摺動する作動体を備えた塵芥収
    集車において、前記作動体に被ストッパ片を突設し、こ
    の作動体が上限位置及び下限位置に夫々達した時に前記
    被ストッパ片と夫々当接するストッパ部を備えた回転自
    在な上側及び下側アームを伸縮調整可能な連結リンクで
    連結し、ストッパばねの弾性力を介して前記上側アーム
    の上方への回転を規制するアームストッパと、前記上下
    両アームと連結リンクの重さ及びストッパばねの弾性力
    に抗して該連結リンクの中立位置を保持するバランスば
    ねとを備え、前記下側アームに連結された回動軸にカム
    を設け、このカムの中立位置の両側に該カムにより開閉
    される検出部を備えた検出器を配設したことを特徴とす
    る塵芥収集車の積込作動制御装置。
JP2187491U 1991-03-12 1991-03-12 塵芥収集車の積込作動制御装置 Pending JPH04109907U (ja)

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JPH04109907U true JPH04109907U (ja) 1992-09-24

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ID=31907528

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JP2187491U Pending JPH04109907U (ja) 1991-03-12 1991-03-12 塵芥収集車の積込作動制御装置

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JP (1) JPH04109907U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0656014U (ja) * 1993-01-19 1994-08-02 富士重工業株式会社 塵芥収集車における押込板の位置検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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