JPH0656014U - 塵芥収集車における押込板の位置検出装置 - Google Patents

塵芥収集車における押込板の位置検出装置

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JPH0656014U
JPH0656014U JP101093U JP101093U JPH0656014U JP H0656014 U JPH0656014 U JP H0656014U JP 101093 U JP101093 U JP 101093U JP 101093 U JP101093 U JP 101093U JP H0656014 U JPH0656014 U JP H0656014U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で誤作動等の起こりにくい塵芥収
集車における押込板の位置検出装置を提供する。 【構成】 シリンダ本体13の内側側面には、ボス14
を介して矩形の検知板15がボルト締めされている。摺
動板7の内側面には、シリンダ本体13と略平行な非磁
性体の検知器取付プレート16がボス17を介してボル
ト締めされている。検知器取付プレート16の内側面の
後部には上下一対のボス18が固着しており、これらの
ボス18にステー19,20を介して検知器である一対
の近接センサ21,22がねじ止めされている。ステー
19,20のボス18への取付穴23は端部が開放され
た長穴となっており、近接センサ21,22をシリンダ
本体13の軸心に沿って移動させられるようになってい
る。近接センサ21,22はそれぞれ、シリンダ本体1
3の伸長時と短縮時に、検知板15と対向する位置に取
付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は塵芥収集車における押込板の位置検出装置に係り、特に検知器の誤作 動防止や検出精度の向上等を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】
塵芥収集車はシャーシフレーム上に荷箱と積込装置を内装したテールゲートと を搭載しており、テールゲートの後端開口部から投入した塵芥を荷箱内に収容し ながら市街地等を走行する。
【0003】 塵芥収集車の積込装置には、テールゲートに回転板と押込板とを独立して取付 け、回転板によりかき上げた塵芥を押込板により荷箱内に押込むようにしたもの の他、テールゲート側面の案内溝に沿って上下に摺動する摺動板の下端に揺動す る押込板を取付け、摺動板と押込板とを連動させて荷箱内に塵芥を積込むものが 知られている。ところで、後者の積込装置では、押込板の駆動制御を行うために 、押込板の位置を正確に検出する必要があり、種々の位置検出装置が提案されて いる。例えば、特開昭59-114203 号公報には、摺動板に枢支したカムをリンク機 構を介して押込板により揺動させ、このカムの揺動を検知器である2個のリミッ トスイッチにより検知して押込板の位置を検出するものが記載されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述した押込板の位置検出装置には次のような問題点があった。 摺動板と押込板との間には若干の隙間があるため、この隙間から押込板の背面 にベニヤ板等が押出される。また、押込板の背面には、粗大ごみ等が張り付くこ とがある。これらの塵芥は摺動板や押込板の作動に伴って移動するため、リンク 機構を損傷して、検出器が誤作動を起こすことがあった。
【0005】 一方、リンク機構やカム等を用いるため、装置の構成が複雑となり、部品点数 も多くなる他、リンクやカムの枢支部等には若干のがたがあるため、検知器の安 定した作動が望めず、正確な位置検出が行いにくい等の欠点もあった。
【0006】 そこで、本考案の目的は、上記従来技術が有する問題点を解消し、構造が簡単 で誤作動等の起こりにくい塵芥収集車における押込板の位置検出装置を提供する ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の塵芥収集車における押込板の位置検出装 置は、前部にキャブを配置した車体に搭載された荷箱と、この荷箱の後方開口部 に連結されたテールゲートと、このテールゲートに内装されて案内溝に沿って上 下に摺動する摺動板と、この摺動板を駆動する駆動手段と、前記摺動板に枢着さ れ前後に揺動することにより前記荷箱内に塵芥を積込む押込板と、シリンダ本体 の自由端が前記押込板に枢着されかつロッドの自由端が前記押込板に枢着された 液圧シリンダとを有する塵芥収集車において、前記シリンダ本体に固着された検 知子と、前記摺動板に位置調整可能に固定されて前記検知子と近接あるいは接触 することにより作動する少なくとも一対の検知器とを備え、これらの検知器の出 力情報に基づき前記押込板の位置を検出することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案によれば、油圧シリンダが所定量伸縮すると、シリンダ本体と摺動板と の相対動に伴って、検知子が検知器に近接あるいは接触し、押込板の位置情報が 電気信号等として出力される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案による押込板の位置検出装置の一実施例について添付の図面を参 照して説明する。 図1には塵芥収集車の外観を示しており、この塵芥収集車のシャーシフレーム 1の上面であって、キャブ2の後方には荷箱3が搭載され、更に荷箱3の後部に はテールゲート4が取付けられている。荷箱3の内部には、塵芥排出板5が収納 されており、図示しない油圧シリンダ等によって駆動されて前後に移動するよう になっている。塵芥の排出は、図1に二点鎖線で示したように、テールゲート4 を跳ね上げた状態で、塵芥排出板5を後退させることにより行われる。
【0010】 図2に示したように、テールゲート4の内部には、摺動板7が配設されており 、サイドパネル6の外面に取付けられたアウトサイドシリンダ8に駆動され、案 内溝9に沿って上下に移動する。また、摺動板7の下端には押込板10がピン結 合されており、インサイドシリンダ11に駆動されて前後に揺動する。尚、イン サイドシリンダ11は、ロッド12の端部が摺動板7にピン結合され、シリンダ 本体13の端部が押込板10にピン結合されている。
【0011】 図3,図4(図3中のA矢視図),図5(図3中のB−B断面図)に示したよ うに、シリンダ本体13の内側側面には、ボス14を介して検知子である鋼板製 で矩形の検知板15がボルト締めされている。また、摺動板7の内側面には、シ リンダ本体13と略平行に、非磁性体の検知器取付プレート16がボス17を介 してボルト締めされている。
【0012】 検知器取付プレート16の内側面の後部には上下に一対のボス18が固着して おり、これらのボス18にステー19,20を介して検知器である一対の磁気式 の近接センサ21,22がねじ止めされている。ステー19,20のボス18へ の取付穴23は端部が開放された長穴となっており、近接センサ21,22をシ リンダ本体13の軸心に沿って移動させられるようになっている。尚、近接セン サ21,22はそれぞれ、シリンダ本体13の最伸長時と最短縮時に、検知板1 5と対向する位置に取付けられている。
【0013】 一方、検知器取付プレート16には、近接センサ21,22に対応する位置に それぞれ長穴の貫通穴24,25が穿孔されており、これらの貫通穴24,25 を通して磁束が通過するようになっている。図中、26は検知器取付プレート1 6に取付けられたカバー(二点鎖線で示す)であり、近接センサ21,22等を 覆って塵芥から保護している。
【0014】 本実施例においては、塵芥を荷箱3内に押込む場合、図6に示したように圧油 を供給して油圧シリンダ11を伸長動させ、シリンダ本体13の端部にピン結合 された押込板10を図中時計回りに回動させる。この際、シリンダ本体13は摺 動板7に取付けられた検知器取付プレート16に対して長手方向、すなわち斜め 下方に移動する。そして、シリンダ本体13の移動量が予め設定された値となっ た時点で、検知板15が近接センサ22に対向する状態となる。すると、近接セ ンサ22から図示しない制御装置に電気信号が送られ、油圧シリンダ11への圧 油の供給が行われなくなる。その結果、油圧シリンダ11の伸長動が停止し、シ リンダ本体13にピン結合された押込板10の回動が止まる。
【0015】 一方、塵芥を押込んだ後に押込板10を復帰させる場合、図7に示したように 油圧シリンダ11を短縮動させ、シリンダ本体13の端部にピン結合された押込 板10を図中反時計回りに回動させる。この際、シリンダ本体13は斜め上方に 移動し、シリンダ本体13の移動量が予め設定された値となった時点で、検知板 15が近接センサ21に対向する状態となる。すると、近接センサ21から図示 しない制御装置に電気信号が送られ、油圧シリンダ11への圧油の供給が行われ なくなる。その結果、油圧シリンダ11の短縮動が停止し、シリンダ本体13に ピン結合された押込板10の回動が止まる。
【0016】 一方、押込板10の停止位置を変更する場合、本実施例では、ボス18に対す るステー19(20)の取付位置、すなわち近接センサ21(22)の位置を油 圧シリンダ11の軸心に沿って移動させる。すると、油圧シリンダ11の伸長側 あるいは短縮側の停止位置が変動し、押込板10の停止位置もこれに伴って変動 するのである。
【0017】 本考案は上述した実施例に限られるものではなく、例えば、検知器としてマイ クロスイッチ等を用いるようにしてもよいし、その個数を3個以上として油圧シ リンダの伸縮動を段階的に検出するようにしてもよい。また、検知器取付プレー トやステーを介さずに、検知器を摺動板に直に取付けるようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、検知器が油圧シリンダのシ リンダ本体の近傍に設置されているため、塵芥等による損傷が起こりにくく、誤 作動の発生が防止される。また、複雑なリンク機構等を介さないため、部品点数 を減少させることができる一方、押込板の停止位置を従来のものに比べて遥かに 正確に規制できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による強制排出型塵芥収集車の一実施例
を示した側面図。
【図2】テールゲートの内部を示した縦断面図。
【図3】積込装置を示した側面図。
【図4】図3中のA矢視図。
【図5】図3中のB−B断面図。
【図6】実施例の作動状態を示した説明図。
【図7】実施例の作動状態を示した説明図。
【符号の説明】
1 フレーム 2 キャブ 3 荷箱 4 テールゲート 5 塵芥排出板 6 サイドパネル 7 摺動板 8 アウトサイドシリンダ 9 案内溝 10 押込板 11 インサイドシリンダ 13 シリンダ本体 15 検知板 16 検知器取付プレート 21,22 近接スイッチ 24,25 貫通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部にキャブを配置した車体に搭載された
    荷箱と、この荷箱の後方開口部に連結されたテールゲー
    トと、このテールゲートに内装されて案内溝に沿って上
    下に摺動する摺動板と、この摺動板を駆動する駆動手段
    と、前記摺動板に枢着され前後に揺動することにより前
    記荷箱内に塵芥を積込む押込板と、シリンダ本体の自由
    端が前記押込板に枢着されかつロッドの自由端が前記押
    込板に枢着された液圧シリンダとを有する塵芥収集車に
    おいて、前記シリンダ本体に固着された検知子と、前記
    摺動板に位置調整可能に固定されて前記検知子と近接あ
    るいは接触することにより作動する少なくとも一対の検
    知器とを備え、これらの検知器の出力情報に基づき前記
    押込板の位置を検出することを特徴とする塵芥収集車に
    おける押込板の位置検出装置。
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