JPH0542688Y2 - - Google Patents

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JPH0542688Y2
JPH0542688Y2 JP14359687U JP14359687U JPH0542688Y2 JP H0542688 Y2 JPH0542688 Y2 JP H0542688Y2 JP 14359687 U JP14359687 U JP 14359687U JP 14359687 U JP14359687 U JP 14359687U JP H0542688 Y2 JPH0542688 Y2 JP H0542688Y2
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vehicle
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obstacle
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は産業用搬送車両におけるサイドバン
パの位置切換装置に関するものである。
(従来の技術) 産業用搬送車両においては、車両の両側に設け
たサイドバンパを車両に搭載した積荷の幅よりも
広げて、車両の進行中に積荷に障害物が直接に干
渉することを防止し、積荷の非搭載時には両サイ
ドバンパを平行に保持して収納する構成を採用し
たものがある。
上記の産業用搬送車両として、本願出願人のう
ち2名により実願昭第61−203418号(実開昭63−
105552号)にて下記のものが提案されている。こ
の搬送車両について略述すると、両サイドバンパ
を油圧シリンダの伸縮により車両のサイドフレー
ムに対し離間及び接近するように開閉切換可能に
設け、積荷搭載時には開状態に保持する構成とな
つている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記したサイドバンパが開状態にあ
るとき、これらサイドバンパに障害物が干渉する
と、サイドバンパに障害物の圧力がかかりサイド
バンパが破損することがある。加えて、障害物の
圧力がサイドバンパを介して油圧シリンダに伝わ
り、この圧力により油圧シリンダが故障すること
がある。
この考案は上記した問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的はサイドバンパに干
渉する障害物の圧力を吸収することにより、車両
の安全な走行を保障することができる産業用搬送
車両における障害物検出装置を提供することにあ
る。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記した目的を達成するために、サ
イドバンパの先端を常には車両に対し離間する位
置に付勢保持するためのバンパ付勢手段と、さら
には同付勢手段の力に抗してサイドバンパの先端
を車両に接近する位置に切換えて固定保持するバ
ンパ固定手段を設けたものである。
(作用) この考案は上記した手段を採用したことによ
り、サイドバンパの先端が車両から離間した状態
にあるとき、サイドバンパに障害物が干渉する
と、この障害物の圧力によりサイドバンパはバン
パ付勢手段の力に抗して加圧方向に回動され、障
害物の圧力を吸収する。また、バンパ固定手段に
より、前記バンパ付勢手段の力に抗して、サイド
バンパはその先端が車両に接近する位置に切換ら
れて固定される。
(実施例) 以下、この考案を無人フオークリフトサイドバ
ンパ切換装置に具体化した一実施例を図面に従つ
て詳述する。
第4図は無人フオークリフトを示すものであ
り、車体1の運転席2内に設けたハンドル3の操
作により走行方向が決定される。また、車体1の
後部(左部)にはフオーク4が配設され、運転席
2内に設けた荷役用レバー(図示しない)の操作
によりリフト及びチルト等の動作を行うようにな
つている。
前記車体1の両側部(一側部のみ図示)には、
長尺板上のサイドバンパ5がそれぞれ配置され、
その基端部が車体1の後端部に対して回動可能に
装着されるとともに、車体1の前方側に延びる先
端には反射式の光電センサ23が設けられてい
る。また、サイドバンパ5の外側には長さ方向全
体にわたつてテープスイツチ6が埋設されてい
る。前記サイドバンパ5は、第7図aに示すよう
に、フオーク4上に積荷Cが積載されたとき、積
荷Cの幅よりも大きく広げられ、車両1の走行中
に障害物Dから積荷Cを保護するものである。さ
らに、車両1の前部にはフロントバンパ29が取
付けられ、第1図に示すように、同フロントバン
パ29には適宜な手段により構成したフロント感
圧センサ30が設けられている。
前記サイドバンパ5の車体1に対する取付け構
造について説明する。第1図に示すように、サイ
ドバンパ5の基端部は後方部分に対して区画壁F
にて区画され、さらにこの基端部と車体1側側面
との間には取付け空間7が形成されている。第2
図に示すように、前記区画壁Fはサイドバンパ5
の上下幅よりも長く形成されている。また、第1
図に示すように取付け空間7と対向して、車体1
内には方形空洞状の取着室9が形成され、その4
片が区画壁Faにて包囲されている。
第3図aに示すように、サイドバンパ5側の区
画壁Faの外側面に固設した上下一対のブラケツ
ト10を介して支軸11が取付けられ、同支軸1
1に対して回転可能に外嵌した回転筒11aの周
面とサイドバンパの端面とが連結片11bにて一
体回転可能に連結されている。前記サイドバンパ
5の取付け空間7の近傍においてサイドバンパ5
の裏面の車体1側と、取付け空間7の区画壁Fの
後壁下部との間には付勢手段としての一対の引き
バネ8が介装され、同引きバネ8によりサイドバ
ンパ5はその先端が常には車体1から離間する開
方向に付勢されている。
さらに、第3図bに示すように、前記サイドバ
ンパ5の内端面には上下一対のブラケツト10が
固設され、同ブラケツト12に固着した保持軸1
2aには筒体13が回転可能に外嵌されている。
そして、車体1の取着室9内には固定手段として
の電動シリンダ14が設けられ、このシリンダ1
4のシリンダロツド15が区画壁Faに設けた切
欠き16を経て取付け空間7内に突出して筒体1
3を押圧すると、保持軸12a及びブラケツト1
2を介してサイドバンパ5に圧力が加えられ、前
記引きバネ8の力に抗して、第1図で二点鎖線で
示すように、サイドバンパ5が支軸11を中心に
閉方向に回動される。
第3図に示すように、前記取着室9内において
シリンダ14のシリンダロツド15の外周面下部
には係止片17が固着され、その鉤状部18がシ
リンダロツド15の出没に伴つて移動するように
なつている。さらに、シリンダロツド15の下方
において、区画壁Faには第1リミツトスイツチ
19が固設され、その接触子20がシリンダロツ
ド15の出没に伴い、鉤状部18にて押圧又は押
圧解除されて、オン又はオフ信号を出力し、前記
テープスイツチ6と以下に述べる第2リミツトス
イツチ21とを選択的に作動させるようになつて
いる。
また、前記取付け空間7内において、区画壁F
には第2リミツトスイツチ21が固着されてい
る。同第2リミツトスイツチ21はサイドバンパ
5が開状態にあつて、サイドバンパ5が引きバネ
8の力に抗して閉方向へと僅かに回動されると、
接触子22の押圧が解除され、オン信号を出力す
るようになつている。
ここで、前記テープスイツチ6について、第5
図に従つて述べると、同テープスイツチ6は互い
に隣接する一対のテープスイツチユニツト6aに
て構成されている。このテープスイツチ6はサイ
ドバンパ5に圧力が加えられると、両テープスイ
ツチユニツト6aが互いに接触して短絡し、オン
信号を出力する。
また、前記光電センサ23は投受光部を備えた
ものが使用され、車両1がスピンターン等の旋回
走行を行つたときに効果を発揮するものである。
光電センサ23の光の投射距離は、フオーク4に
積載可能な最大積荷の両外端よりも遠方に達し、
第7図aに示すように投射光が描く回動軌跡内に
は積荷Cの回動軌跡が包含されるようになつてい
る。そして、前記光電センサ23の投射領域内に
障害物Dがあるときには、投射された光がこの障
害物Dにより反射され、この反射光が光電センサ
23の受光部にて受光されるようになつている。
第6図はこの考案における電気的構成を示すも
のである。
即ち、第1リミツトスイツチ19、光電センサ
23及びフロント感圧センサ30はそれぞれ中央
処理装置(以下CPUという)24に接続され、
さらにCPU24には読出し専用メモリ(ROM)
25及び読出し及び書替え可能なメモリ
(RAM)26がそれぞれ接続されている。前記
ROM25にはCPU24がプログラム遂行に必要
なデータが記憶され、RAM26には第1リミツ
トスイツチ19、光電センサ23及びフロント感
圧センサ30からCPU24に入力されるデータ
が逐一記憶されるようになつている。また、
CPU24には第2リミツトスイツチ21及びテ
ープスイツチ6が接続され、さらに車両1を走行
させるための走行用モータ27が走行駆動回路2
8を介して接続されている。
そして、CPU24は、第1のリミツトスイツ
チ19がオン信号を出力しているとき、即ちサイ
ドバンパ5が閉じているとき、テープスイツチ6
からの信号を有効な信号として入力し、第2リミ
ツトスイツチ21からの信号を無効とする。ま
た、第1リミツトスイツチ19がオフのとき、即
ちサイドバンパ5が開状態にあるとき、テープス
イツチ6からの信号を無効にし、第2リミツトス
イツチ21からの信号を有効な信号とし、これら
信号に基いて走行中の車両1を停止させるように
している。
さて、上記のように構成した障害物D検出機構
の作用について以下に述べる。
第4図においてサイドバンパ5は閉状態にあ
り、フオーク4には積荷が載置されることなく、
車両1は停止されている。この状態で、両サイド
バンパ5の間隔よりも狭い幅の積荷Cをフオーク
4に積載すると、サイドバンパ5は閉状態を保持
したままで車両1の走行が開始される。そして、
第7図Cに示すように、車両1が蛇行、曲進を行
うと、フロントバンパ29の進行路外にある障害
物Dが積荷Cの進行路内に位置することがある。
この場合、車両1が走行すると障害物Dがサイド
バンパ5に干渉し、その圧力によつてテープスイ
ツチ6が短絡されることにより、CPU24はそ
のテープスイツチ6のオン信号に基いて、走行用
モータ27を停止させ、車両1の走行を停止させ
る。
さらに、第7図aに示すように、幅の広い積荷
Cをフオーク4に積載した状態で車両1が走行す
るとき、サイドバンパ8は引きバネ8にて開方向
に付勢されている。このため、走行路上の障害物
Dがサイドバンパ5に干渉し、この圧力でサイド
バンパ5が引きバネ8の力に抗して閉方向に回動
する。その結果、第2リミツトスイツチ21がオ
ンし、そのオン信号に基いてCPU24は、走行
用モータ27の回転を停止させ、走行中の車両1
を停止させる。
また、車両1の走行時にフロントバンパ29に
障害物Dが干渉したときは、フロント感圧センサ
30が作動することにより車両1の走行が停止さ
れる。
前述したように、車両1のスピンターン等旋回
走行時に、光電センサ23の投射光の回転軌跡内
に積荷Cの回転軌跡が描かれるため、積荷Cに干
渉する位置にある障害物Dは全て光電センサ23
にて検知され、この検知に基き車両1のスピンタ
ーンが直ちに停止される。
上記したように、本実施例においては車両1の
走行時に、フオーク4上の積荷Cの幅に応じて左
右のサイドバンパ5が開閉いずかの位置に保持さ
れる。そして、開状態においてはサイドバンパ5
が干渉する障害物Dの圧力により回動すると、こ
の回動を第2リミツトスイツチ21が検知する。
また、前記サイドバンパ5が閉状態に固定されて
いるときには、同サイドバンパ5に干渉する障害
物Dの圧力はテープスイツチ6にて直接に検知さ
れる。従つて、サイドバンパ5が開閉いずれの状
態にある場合にも、同サイドバンパ5に干渉する
障害物Dの圧力は無理のない方法で確実に検知さ
れ得る。
また、引きバネ8によつてサイドバンパ5を開
方向に付勢する構成としたことにより、開状態に
あるサイドバンパ5は障害物Dの圧力に応じて閉
方向へと適宜に回動する。よつて、従来品とは異
なつて、サイドバンパ5及び同サイドバンパ5を
開状態に保持する部材が強い圧力により破損され
るおそれがない。さらに、これらサイドバンパ5
を閉状態に保持するシリンダ14を車両1内に設
けたため、シリンダ14の保全は確実なものとな
る。
加えて、車両1のスピンターン時には積荷Cの
回動範囲全域に光電センサ23が発する光が投射
され、この領域内にある障害物D〔第7図a二点
鎖線〕が隈なく検知される。よつて、スピーンタ
ーン時に障害物Dの干渉により積荷Cが破損する
ことはない。
なお、この考案は上記した実施例に拘束される
ものではなく、例えば、 光電センサ23に代えて超音波センサを使用
したり、 フオークリフト以外にも、ローリフトをはじ
めとする他の産業用搬送車両に応用する、 等、考案の趣旨から逸脱しない限りにおいて任意
の変更は無論可能である。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば、サイ
ドバンパに干渉する障害物の圧力を吸収すること
により、車両の安全な走行を保障することができ
るという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の障害物検出装置を具体化し
て示す一部破断拡大平面図、第2図はその一部破
断正面図、第3図a,bはそれぞれサイドバンパ
の取付け構造を要部毎に示す一部破断拡大側面
図、第4図はフオークリフトを示す側面図、第5
図はテープスイツチを示す断面図、第6図は本考
案の電気的構成を示すブロツク図、第7図a,
b,cはそれぞれサイドバンパを閉状態及び開状
態に保持して走行するフオークリフトを示す略体
平面図である。 車両……1、サイドバンパ……5、バンパ付勢
手段8としての引きバネ、バンパ固定手段14と
しての電動シリンダ……14、積荷……C、障害
物……D

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両走行中に、同車両に積載された積荷に対し
    障害物が干渉することを防止するサイドバンパを
    車両の両側に対し開閉回動可能に設けた産業用搬
    送車両において、 前記サイドバンパの先端を常には車両に対し離
    間する位置に付勢保持するためのバンパ付勢手段
    と、さらには同付勢手段の力に抗してサイドバン
    パの先端を車両に接近する位置に切換えて固定保
    持するバンパ固定手段とを設けた作業用搬送車両
    におけるサイドバンパの位置切換装置。
JP14359687U 1987-09-19 1987-09-19 Expired - Lifetime JPH0542688Y2 (ja)

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JP14359687U JPH0542688Y2 (ja) 1987-09-19 1987-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS6452010U JPS6452010U (ja) 1989-03-30
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