JPH0654607U - 塵芥収集車の積込作動制御装置 - Google Patents
塵芥収集車の積込作動制御装置Info
- Publication number
- JPH0654607U JPH0654607U JP000277U JP27793U JPH0654607U JP H0654607 U JPH0654607 U JP H0654607U JP 000277 U JP000277 U JP 000277U JP 27793 U JP27793 U JP 27793U JP H0654607 U JPH0654607 U JP H0654607U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塵芥による損傷及び誤検出を防止し、かつ取
付け及びメンテナンスが容易であり、構成が簡単で耐久
性に優れた塵芥収集車の積込作動制御装置を提供する。 【構成】 テールゲートの側板2aの外側にアウトサイ
ドシリンダ6が取付けられ、このアウトサイドシリンダ
6のシリンダチューブ20には検出装置用ブラケット2
3の一端が固着され、この検出装置用ブラケット23
は、アウトサイドシリンダ6のピストンロッド21の移
動軌跡に平行に延在するように、シリンダチューブ20
から突出している。アウトサイドシリンダ6のピストン
ロッド先端21aには感知片29が取付けられ、検出装
置用ブラケット23には検出器27A、27Bが取付け
られる。この検出器27A、27Bは感知片29の移動
位置を検出する。
付け及びメンテナンスが容易であり、構成が簡単で耐久
性に優れた塵芥収集車の積込作動制御装置を提供する。 【構成】 テールゲートの側板2aの外側にアウトサイ
ドシリンダ6が取付けられ、このアウトサイドシリンダ
6のシリンダチューブ20には検出装置用ブラケット2
3の一端が固着され、この検出装置用ブラケット23
は、アウトサイドシリンダ6のピストンロッド21の移
動軌跡に平行に延在するように、シリンダチューブ20
から突出している。アウトサイドシリンダ6のピストン
ロッド先端21aには感知片29が取付けられ、検出装
置用ブラケット23には検出器27A、27Bが取付け
られる。この検出器27A、27Bは感知片29の移動
位置を検出する。
Description
【0001】
本考案は、塵芥収集車の積込作動制御装置に係り、特にテールゲート内に投入 された塵芥を処理する摺動板の動作を制御する塵芥収集車の積込作動制御装置に 関する。
【0002】
一般に塵芥収集車は塵芥収容箱とこの塵芥収容箱の後端に連結されたテールゲ ートとから構成され、テールゲートに投入された塵芥を摺動板などによって圧縮 処理して塵芥収容箱内に移送する。 このような摺動板の摺動限界位置を制御する塵芥収集車の積込作動制御装置が 特開昭59−114204号公報及び実開昭64−43004号公報に夫々開示 されている。 図7は特開昭59−114204号公報に開示された塵芥収集車を示したもの で、塵芥収集車は、車体フレームに搭載された塵芥収容箱1と、この塵芥収容箱 1の後方開口部に連結されたテールゲート2とを有する。このテールゲート2内 には塵芥押込装置Aが設置され、この塵芥押込装置Aは、案内溝3によって摺動 案内される摺動板4と、この摺動板4の下端に回動可能に連結された塵芥押込板 5と、摺動板4を摺動駆動するアウトサイドシリンダ6と、塵芥押込板5を回動 駆動する第2のシリンダ7などから構成される。 このような構成の塵芥押込装置Aは、アウトサイドシリンダ6による摺動板4 の上下方向への摺動と第2シリンダ7による塵芥押込板5の回動との組合せ運動 によって、塵芥を圧縮し押潰して塵芥収容箱1内に押込む。
【0003】 図8は上記の特開昭59−114204号公報に開示された摺動板4の限界位 置制御装置を示したもので、摺動板4には被ストッパ片8が突設され、支持部材 9には連結リンク10が上下動可能に支持され、この連結リンク10にはその上 端及び下端にストッパ片11、12が夫々固着されている。一対のコイルバネ1 3、14は連結リンク10を中立位置に付勢する。ブラケット15にはアーム1 6が回転可能に支持され、このアーム16は連結リンク10の下端に連結され、 この連結リンク10の上下動によって回動される。アーム16にはカム17が固 定され、このカム17は一対のリミットスイッチ18、19を開閉作動する。
【0004】 摺動板4がアウトサイドシリンダ6によって上方に摺動駆動され、上方限界位 置に達すると、被ストッパ片8がストッパ片11を介して連結リンク10を上方 に牽引する。これによってアーム16が時計方向に回動され、カム17によって リミットスイッチ18の接点を作動する。 他方、摺動板4がアウトサイドシリンダ6によって下方に摺動駆動され、下方 限界位置に達すると、被ストッパ片8がストッパ片12を介して連結リンク10 を下方に牽引する。これによってアーム16が反時計方向に回動され、カム17 によってリミットスイッチ19の接点を作動する。 また、実開昭64−43004号公報には、上記特開昭59−114204号 公報に開示された摺動板の限界位置制御装置を改良した塵芥収集車の積込作動制 御装置が開示されている。
【0005】
ところが、上述の特開昭59−114204号公報及び実開昭64−4300 4号公報に夫々開示された制御装置は、いずれもテールゲート内に配置されてい るため、テールゲートに投入された塵芥によって損傷を受けたり誤検出を起こし 易く、更に取付け及びメンテナンスが困難であるといった問題がある。 また、連結リンクや中立位置付勢用の一対のバネなどを必要とするため、構成 が複雑でありかつ耐久性が劣るといった問題もある。 そこで、本考案の目的は、塵芥による損傷及び誤検出を防止し、かつ取付け及 びメンテナンスが容易であり、構成が簡単で耐久性に優れた塵芥収集車の積込作 動制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するために本考案は、テールゲートの側板の外側に取付けられ たアウトサイドシリンダによって駆動される摺動板の動作を制御する塵芥収集車 の積込作動制御装置において、上記アウトサイドシリンダのピストンロッドの移 動軌跡に平行に延在するように上記アウトサイドシリンダのシリンダチューブに 一端が固設された検出装置用ブラケットと、上記ピストンロッドに取付けられた 感知片と、上記検出装置用ブラケットに取付けられ上記感知片の移動位置を検出 する検出器とを具備することを特徴とするものである。 この構成にあっては、上記感知片は上記ピストンロッドの先端に取付けられ、 上記検出器は上記感知片によって作動されるスイッチ接点を有することが望まし い。
【0007】
検出装置用ブラケットはピストンロッドの移動軌跡に平行に延在しているため 、ピストンロッドに取付けられた感知片は、ピストンロッドの移動に伴い検出装 置用ブラケットに沿って平行に移動する。検出装置用ブラケットに取付けられた 検出器は、検出装置用ブラケットに沿って平行に移動する感知片の移動位置を検 出する。 積込作動制御装置は、アウトサイドシリンダと同様にテールゲートの側板の外 側に設置されるので、塵芥による損傷や誤検出を受けることがなく、かつまた取 付け及びメンテナンスが容易となる。
【0008】
以下に、本考案による塵芥収集車の積込作動制御装置の一実施例を図7及び図 8と同部分には同一符号を付して示した図1乃至図6を参照して説明する。 図1は図7に示した塵芥収集車に適用される積込作動制御装置の実施例を示し たもので、アウトサイドシリンダ6がテールゲートの側板2aの外側に取付けら れ、このアウトサイドシリンダ6は図1の摺動板4に連結され、この摺動板4を 摺動駆動する。
【0009】 アウトサイドシリンダ6はシリンダチューブ20とピストンロッド21とから 構成され、このシリンダチューブ20には図2に明示したようにネジ座22が固 着されている。このネジ座22には非磁性材料からなる検出装置用のブラケット 23の一端がボルト24によって固定され、検出装置用のブラケット23の中央 部及び他端はシリンダチューブ20からピストンロッド21の方に突出している 。即ち、検出装置用ブラケット23は、ピストンロッド21の移動軌跡に平行と なるように、シリンダチューブ20から突出されている。
【0010】 シリンダチューブ20から突出した検出装置用ブラケット23の部分には、図 3に明示したように検出調整ブラケット受け25A、25Bが固着され、これら の検出調整ブラケット受け25A、25Bには検出調整ブラケット26A、26 Bがボルトなどによって夫々固着されている。これらの検出調整ブラケット26 A、26Bにはリミットスイッチなどの検出器27A、27Bがボルトなどによ って固着されている。検出装置用ブラケット23には、これらの検出器27A、 27Bに対向した位置に長孔28A、28Bが穿孔されている。 ピストンロッド21の先端21aには図4に明示したように、感知片29が固 着され、この感知片29は検出器27A、27Bに対向した時に検出装置用ブラ ケット23の長孔28A、28Bを介して検出器27A、27Bの接点を開閉作 動する。
【0011】 次に、この実施例の作用を説明する。 アウトサイドシリンダ6のピストンロッド21が伸長して図1の摺動板4を上 方限界位置に摺動移動させると、図5に示したように感知片29が長孔28Bを 介して検出器27Bの接点を開閉作動する。この開閉作動によって、図示を省略 した電磁弁などがアウトサイドシリンダ6の伸長動作を停止させ、これによって 摺動板4が上方限界位置において停止される。 この状態から、アウトサイドシリンダ6のピストンロッド21が収縮されると 、図1の摺動板4が下降され、感知片29が検出器27Bから離れる。 ピストンロッド21が更に収縮されて、図1の摺動板4を下方限界位置に摺動 移動させると、図6に示したように感知片29が長孔28Aを介して検出器27 Aの接点を開閉作動する。この開閉作動によって、図示を省略した電磁弁などが アウトサイドシリンダ6の収縮動作を停止させ、これによって摺動板4が下方位 置において停止される。
【0012】 なお、上記実施例にあっては、検出器27として感知片29によって接点が開 閉されるリミットスイッチを使用した。しかしながら、本考案はこれに限らず、 感知片29の移動位置を光電的、磁気的または機械的など任意の方法によって検 出する検出器を使用することもできる
【0013】
以上の説明から明らかなように本考案によると、テールゲートの側板の外側に 取付けられたアウトサイドシリンダによって駆動される摺動板の動作を制御する 塵芥収集車の積込作動制御装置において、上記アウトサイドシリンダのピストン ロッドの移動軌跡に平行に延在するように上記アウトサイドシリンダのシリンダ チューブに一端が固設された検出装置用ブラケットと、上記ピストンロッドに取 付けられた感知片と、上記検出装置用ブラケットに取付けられ上記感知片の移動 位置を検出する検出器とを具備するため、本積込作動制御装置は、アウトサイド シリンダと同様にテールゲートの側板の外側に設置されるので、塵芥による損傷 や誤検出を受けることがなく、かつまた取付け及びメンテナンスが非常に容易と なる。 更に、本考案によると、検出器が検出装置用ブラケットを介してアウトサイド シリンダのシリンダチューブに支持され、また感知片がピストンロッドに取付け られているので、構成が簡単となり部品点数が少なく、耐久性に優れている。
【図1】本考案に係る塵芥収集車の積込作動制御装置の
一実施例を示した側面図。
一実施例を示した側面図。
【図2】上記実施例のシリンダチューブとこれにネジ座
を介して固着された検出装置用ブラケットとの関係を拡
大して示した図1のA矢視の横断面図。
を介して固着された検出装置用ブラケットとの関係を拡
大して示した図1のA矢視の横断面図。
【図3】上記実施例のピストンロッドと検出装置用ブラ
ケットと検出調整ブラケット受けとの関係を拡大して示
した図1のB矢視の横断面図。
ケットと検出調整ブラケット受けとの関係を拡大して示
した図1のB矢視の横断面図。
【図4】上記実施例のピストンロッドと感知片と検出装
置用ブラケットとの関係を拡大して示した図1のC矢視
の横断面図。
置用ブラケットとの関係を拡大して示した図1のC矢視
の横断面図。
【図5】上記実施例のピストンロッドが上方限界位置に
到達した時の状態を示した側面図。
到達した時の状態を示した側面図。
【図6】上記実施例のピストンロッドが下方限界位置に
到達した時の状態を示した側面図。
到達した時の状態を示した側面図。
【図7】従来の塵芥収集車の一部を示した断面図。
【図8】従来の塵芥収集車の限界位置制御装置を一部断
面で示した側面図。
面で示した側面図。
4 摺動板 6 アウトサイドシリンダ 20 シリンダチューブ 21 ピストンロッド 23 検出装置用ブラケット 27 検出器 29 感知片
Claims (2)
- 【請求項1】テールゲートの側板の外側に取付けられた
アウトサイドシリンダによって駆動される摺動板の動作
を制御する塵芥収集車の積込作動制御装置において、上
記アウトサイドシリンダのピストンロッドの移動軌跡に
平行に延在するように上記アウトサイドシリンダのシリ
ンダチューブに一端が固設された検出装置用ブラケット
と、上記ピストンロッドに取付けられた感知片と、上記
検出装置用ブラケットに取付けられ上記感知片の移動位
置を検出する検出器とを具備することを特徴とする塵芥
収集車の積込作動制御装置。 - 【請求項2】上記感知片は上記ピストンロッドの先端に
取付けられ、上記検出器は上記感知片によって作動され
るスイッチ接点を有することを特徴とする請求項1に記
載の塵芥収集車の積込作動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP000277U JPH0654607U (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 塵芥収集車の積込作動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP000277U JPH0654607U (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 塵芥収集車の積込作動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654607U true JPH0654607U (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11469415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP000277U Pending JPH0654607U (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 塵芥収集車の積込作動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654607U (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5019809A (ja) * | 1973-06-21 | 1975-03-03 | ||
JPS5844563A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | Sharp Corp | 罫線処理装置 |
JPS63202501A (ja) * | 1987-11-09 | 1988-08-22 | 新明和工業株式会社 | 麈芥収集車の排出作動制御装置 |
JPH0143004B2 (ja) * | 1981-11-10 | 1989-09-18 | Toshiba Seramitsukusu Kk | |
JP4109907B2 (ja) * | 2002-01-11 | 2008-07-02 | 財団法人醫藥工業技術發展中心 | ヒメハギ科ポリガラ属植物抽出物含有の抗うつ薬組成物 |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP000277U patent/JPH0654607U/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5019809A (ja) * | 1973-06-21 | 1975-03-03 | ||
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