JPH04109494A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JPH04109494A JPH04109494A JP2228664A JP22866490A JPH04109494A JP H04109494 A JPH04109494 A JP H04109494A JP 2228664 A JP2228664 A JP 2228664A JP 22866490 A JP22866490 A JP 22866490A JP H04109494 A JPH04109494 A JP H04109494A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 46
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
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- G11C7/062—Differential amplifiers of non-latching type, e.g. comparators, long-tailed pairs
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- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
- G11C7/1006—Data managing, e.g. manipulating data before writing or reading out, data bus switches or control circuits therefor
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- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
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- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、半導体集積回路に係り、特に半導体メモリの
データ読み出し回路に用いられるデータ遅延回路および
遅延信号の論理処理を行う論理回路に関する。
データ読み出し回路に用いられるデータ遅延回路および
遅延信号の論理処理を行う論理回路に関する。
(従来の技術)
従来の半導体メモリ、例えばEFROM (電気的にプ
ログラム可能な不揮発性半導体メモリ)は、一般に第1
1図中に示すように構成されている。第11図において
、At(i=0〜k)はローアドレス入力信号であり、
ローアドレス・バッファ回路1により増幅・整形された
のちローデコーダ回路2に入力する。Bj(j−に+1
〜n)はカラムアドレス入力信号であり、カラムアドレ
ス・バッファ回路3により増幅・整形されたのちカラム
デコーダ回路4に入力する。上記ローデコーダ回路2は
、データを記憶するメモリセルが配列されたメモリセル
アレイ5のワード線を選択し、上記カラムデコーダ回路
4はカラム選択ゲート6を制御してメモリセルアレイ5
のビット線を選択する。これによって、メモリセルアレ
イ5の中から1個のメモリセルトランジスタが選択され
、この選択されたメモリセルの情報に応じてセンスアン
プ回路7が検知・増幅を行う。このセンスアンプ回路7
の出力が出力バッファ回路8を経てチップ外部へ読み出
される。
ログラム可能な不揮発性半導体メモリ)は、一般に第1
1図中に示すように構成されている。第11図において
、At(i=0〜k)はローアドレス入力信号であり、
ローアドレス・バッファ回路1により増幅・整形された
のちローデコーダ回路2に入力する。Bj(j−に+1
〜n)はカラムアドレス入力信号であり、カラムアドレ
ス・バッファ回路3により増幅・整形されたのちカラム
デコーダ回路4に入力する。上記ローデコーダ回路2は
、データを記憶するメモリセルが配列されたメモリセル
アレイ5のワード線を選択し、上記カラムデコーダ回路
4はカラム選択ゲート6を制御してメモリセルアレイ5
のビット線を選択する。これによって、メモリセルアレ
イ5の中から1個のメモリセルトランジスタが選択され
、この選択されたメモリセルの情報に応じてセンスアン
プ回路7が検知・増幅を行う。このセンスアンプ回路7
の出力が出力バッファ回路8を経てチップ外部へ読み出
される。
一方、本願発明者らは、特願昭63−
291969号により、第11図中に示すように、セン
スアンプ回路7と出力バッファ回路8との間にデータ遅
延回路9とデータラッチ回路10とを挿入し、このデー
タ遅延回路9とデータラッチ回路10と出力バッファ制
御回路11とをアドレス変化検知信号ATDを利用して
制御することにより、出力データ変化時における電源変
動、あるいは外部からのノイズ入力による集積回路内部
回路の誤動作を防止でき、出力段トランジスタの駆動能
力を大きく設定することが可能となり、データ読み出し
速度の高速性を保ったまま、上記電源変動やノイズに対
する集積回路チップの動作マージンが大きくて信頼性の
高い半導体集積回路を提案した。
スアンプ回路7と出力バッファ回路8との間にデータ遅
延回路9とデータラッチ回路10とを挿入し、このデー
タ遅延回路9とデータラッチ回路10と出力バッファ制
御回路11とをアドレス変化検知信号ATDを利用して
制御することにより、出力データ変化時における電源変
動、あるいは外部からのノイズ入力による集積回路内部
回路の誤動作を防止でき、出力段トランジスタの駆動能
力を大きく設定することが可能となり、データ読み出し
速度の高速性を保ったまま、上記電源変動やノイズに対
する集積回路チップの動作マージンが大きくて信頼性の
高い半導体集積回路を提案した。
この半導体集積回路においては、ローアドレス・バッフ
ァ回路1の出力および前記力ラムアドレス・バッファ回
路3の出力は、各対応するアドレス変化検知回路12に
入力し、このアドレス変化検知回路]2のそれぞれのパ
ルス出力がオア回路16に入力されることにより、アド
レス入力信号Ai、Bjのうちの少なくとも1つの変化
時に所定のパルス幅を有するパルス信号(アドレス変化
検知信号)ATDが発生され、この信号ATDが制御回
路13に入力される。
ァ回路1の出力および前記力ラムアドレス・バッファ回
路3の出力は、各対応するアドレス変化検知回路12に
入力し、このアドレス変化検知回路]2のそれぞれのパ
ルス出力がオア回路16に入力されることにより、アド
レス入力信号Ai、Bjのうちの少なくとも1つの変化
時に所定のパルス幅を有するパルス信号(アドレス変化
検知信号)ATDが発生され、この信号ATDが制御回
路13に入力される。
この制御回路13は、出力バツフ7制御回路11を制御
するための信号ATDdly、データラッチ回路10を
制御するための信号DLP。
するための信号ATDdly、データラッチ回路10を
制御するための信号DLP。
DLP、データ遅延回路9を制御するための信号A、B
を発生する。
を発生する。
上記データ遅延回路9は、センスアンプ回路7の出力信
号d*が入力する遅延回路91と一種のバイパス回路9
2とから構成されている。このデータ遅延回路9では、
遅延回路91が動作している時は、入力信号d*が所定
時間(例えば数十ns)遅延して出力されるため、出力
データ変化時における電源変動、あるいは外部からのノ
イズによりセンスアンプ回路7が誤動作して出力信号d
*にノイズが乗っても、上記所定の大きさの遅延時間以
下であると、このノイズはデータ遅延回路9で吸収され
る。このため、データ遅延回路9はノイズキャンセラと
して動作する(以後、この状態をデータ遅延回路9の動
作状態という)。また、アドレス変化検知信号ATDが
変化してデータ遅延回路制御信号A、Bが変化すると、
センスアンプ回路7の出力信号d*を遅延させることな
くバイパス回路92を通して瞬時に出力する(以後、こ
の状態をデータ遅延回路9の非動作状態という)。
号d*が入力する遅延回路91と一種のバイパス回路9
2とから構成されている。このデータ遅延回路9では、
遅延回路91が動作している時は、入力信号d*が所定
時間(例えば数十ns)遅延して出力されるため、出力
データ変化時における電源変動、あるいは外部からのノ
イズによりセンスアンプ回路7が誤動作して出力信号d
*にノイズが乗っても、上記所定の大きさの遅延時間以
下であると、このノイズはデータ遅延回路9で吸収され
る。このため、データ遅延回路9はノイズキャンセラと
して動作する(以後、この状態をデータ遅延回路9の動
作状態という)。また、アドレス変化検知信号ATDが
変化してデータ遅延回路制御信号A、Bが変化すると、
センスアンプ回路7の出力信号d*を遅延させることな
くバイパス回路92を通して瞬時に出力する(以後、こ
の状態をデータ遅延回路9の非動作状態という)。
上記データラッチ回路]0は、データ遅延回路9の出力
データd*dxyが入力し、アドレス変化検知信号AT
Dが変化してデータラッチ回路制御信号DLP、DLP
が変化すると、アトIノスが変化する前に対応した番地
のデータを一部期間ラッチし、ラッチデータd*1at
を出力バッファ回路8を経て出力させる。以後、データ
ラッチ回路10によりデータをラッチしている状態をデ
ータラッチ回路10の動作状態、データラッチ回路10
がデータをラッチしていない状態をデータラッチ回路1
0の非動作状態という。
データd*dxyが入力し、アドレス変化検知信号AT
Dが変化してデータラッチ回路制御信号DLP、DLP
が変化すると、アトIノスが変化する前に対応した番地
のデータを一部期間ラッチし、ラッチデータd*1at
を出力バッファ回路8を経て出力させる。以後、データ
ラッチ回路10によりデータをラッチしている状態をデ
ータラッチ回路10の動作状態、データラッチ回路10
がデータをラッチしていない状態をデータラッチ回路1
0の非動作状態という。
CEバッファ回路14は、集積回路外部からのチップイ
ネーブル入力信号(あるいはチップ選択信号)CEを整
形・増幅して集積回路チップを動作状態にしたり待機状
態にするための内部チップイネーブル信号CE*を生成
する。
ネーブル入力信号(あるいはチップ選択信号)CEを整
形・増幅して集積回路チップを動作状態にしたり待機状
態にするための内部チップイネーブル信号CE*を生成
する。
CEイコライズ制御回路15は、チップイネーブル入力
信号CEが変化してデータを読み出す場合にその高速化
を図るためにセンスアンプ回路制御信号(相補的な信号
ST、ST)を発生させる。
信号CEが変化してデータを読み出す場合にその高速化
を図るためにセンスアンプ回路制御信号(相補的な信号
ST、ST)を発生させる。
即ち、チップイネーブル入力信号CEが変化してデータ
を読み出す場合は、アドレス入力信号が変化してデータ
を読み出す場合と比べて、CEバッファ回路14により
チップイネーブル入力信号CEが整形・増幅された内部
チップイネーブル信号CE*により集積回路チップが動
作状態となるまでの時間だけ遅れる。この問題を解決す
るために、信号(I−が変化して信号しE*が動作状態
になってから、入力アドレスに対応したメモリセルが選
択されるまでの時間、上記信号ST、STを用いて、メ
モリセルからデータが読み出される列線の電位をメモリ
セルのデータの“1″ “0“に対応する列線の電位
の中間レベルに設定制御する。このようにすることによ
り、列線の電位が中間レベルから“1”電位または“0
”電位へ変化するので、より高速にデータを読み出すこ
とか可能になる。
を読み出す場合は、アドレス入力信号が変化してデータ
を読み出す場合と比べて、CEバッファ回路14により
チップイネーブル入力信号CEが整形・増幅された内部
チップイネーブル信号CE*により集積回路チップが動
作状態となるまでの時間だけ遅れる。この問題を解決す
るために、信号(I−が変化して信号しE*が動作状態
になってから、入力アドレスに対応したメモリセルが選
択されるまでの時間、上記信号ST、STを用いて、メ
モリセルからデータが読み出される列線の電位をメモリ
セルのデータの“1″ “0“に対応する列線の電位
の中間レベルに設定制御する。このようにすることによ
り、列線の電位が中間レベルから“1”電位または“0
”電位へ変化するので、より高速にデータを読み出すこ
とか可能になる。
また、前記出力バッファ制御回路11は、集積回路外部
からの出力イネーブル入力信号OEを整形・増幅し、出
力バッファ回路8をデータ読み出し可能な状態(動作状
態)にしたり、非動作状態にしたりするための内部出力
バッファ制御信号(相補的な信号OE*、OE*)を発
生する。
からの出力イネーブル入力信号OEを整形・増幅し、出
力バッファ回路8をデータ読み出し可能な状態(動作状
態)にしたり、非動作状態にしたりするための内部出力
バッファ制御信号(相補的な信号OE*、OE*)を発
生する。
次に、上記第11図のメモリの動作について第12図に
示すタイミング波形を参照して説明する。
示すタイミング波形を参照して説明する。
メモリセルからデータを読み出すために、アドレス入力
信号Ai、Bjが変化すると、アドレス入力に対応する
メモリセルが選択されてそのデータがセンスアンプ回路
7に読み出される。また、このような通常の読み出し動
作の他に、アドレス入力信号の変化は、アドレス変化検
知回路12で検知されてパルス信号ATDが所定時間“
1″レベルになる。この信号ATDが制御回路13に入
力すると、信号ATDd I Y、データラッチ回路制
御信号(DLP、DLP) 、データ遅延回路制御信号
(A、B)がそれぞれある一定期間、信号ATDd I
Yに応答して変化する。たとえばアドレス入力信号が
変化して上記パルス信号ATDが“1#レベルになると
、信号ATDd I yが“11になり、この信号AT
Ddlyの変化により信号DLPが1″になると、デー
タラッチ回路10が動作状態となり、アドレス入力信号
が切り換わる前のメモリセルのデータに対応したデータ
遅延回路9の出力dad 1 yがある一部時間ラッチ
され、このラッチされたデータd*1atが出力バッフ
ァ回路8を経て出力し続ける。これと同時に、信号Bが
“0“になり、データ遅延回路9が非動作状態となり、
センスアンプ回路7からの出力データd*がバイパス回
路92を経て瞬時に出力される。上記信号ATDが“0
゛になると、ある所定期間の遅延の後、信号ATDdl
yが“0”に変化する。たとえば、この所定期間はアド
レス入力信号が変化してから、このアドレスに対応する
メモリセルのデータがセンスアンプ回路7及びバイパス
回路92を経て確定するまでに設定される。
信号Ai、Bjが変化すると、アドレス入力に対応する
メモリセルが選択されてそのデータがセンスアンプ回路
7に読み出される。また、このような通常の読み出し動
作の他に、アドレス入力信号の変化は、アドレス変化検
知回路12で検知されてパルス信号ATDが所定時間“
1″レベルになる。この信号ATDが制御回路13に入
力すると、信号ATDd I Y、データラッチ回路制
御信号(DLP、DLP) 、データ遅延回路制御信号
(A、B)がそれぞれある一定期間、信号ATDd I
Yに応答して変化する。たとえばアドレス入力信号が
変化して上記パルス信号ATDが“1#レベルになると
、信号ATDd I yが“11になり、この信号AT
Ddlyの変化により信号DLPが1″になると、デー
タラッチ回路10が動作状態となり、アドレス入力信号
が切り換わる前のメモリセルのデータに対応したデータ
遅延回路9の出力dad 1 yがある一部時間ラッチ
され、このラッチされたデータd*1atが出力バッフ
ァ回路8を経て出力し続ける。これと同時に、信号Bが
“0“になり、データ遅延回路9が非動作状態となり、
センスアンプ回路7からの出力データd*がバイパス回
路92を経て瞬時に出力される。上記信号ATDが“0
゛になると、ある所定期間の遅延の後、信号ATDdl
yが“0”に変化する。たとえば、この所定期間はアド
レス入力信号が変化してから、このアドレスに対応する
メモリセルのデータがセンスアンプ回路7及びバイパス
回路92を経て確定するまでに設定される。
この信号ATDd l Yの変化により信号DLPが“
0“になり、データラッチ回路10が非動作状態になる
。データラッチ回路10が非動作状態になると、データ
遅延回路9の出力データd*d 1 yがデータラッチ
回路10および出力バッファ回路8を経て出力される。
0“になり、データラッチ回路10が非動作状態になる
。データラッチ回路10が非動作状態になると、データ
遅延回路9の出力データd*d 1 yがデータラッチ
回路10および出力バッファ回路8を経て出力される。
また、信号DLPが0”レベルになると、信号Bは“l
”レベルとなり、データ遅延回路9は動作状態となる。
”レベルとなり、データ遅延回路9は動作状態となる。
このようにアドレス入力信号が変化して出力バッファ回
路8からデータを出力する時は、センスアンプ回路7の
出力部に接続されているデータ遅延回路9が動作状態に
なり、ノイズキャンセラーとして働くので、動作マージ
ンの広い集積回路が得られる。
路8からデータを出力する時は、センスアンプ回路7の
出力部に接続されているデータ遅延回路9が動作状態に
なり、ノイズキャンセラーとして働くので、動作マージ
ンの広い集積回路が得られる。
一般に、半導体メモリでは、外部に存在する大きな容量
、例えば100pF程度の負荷容量を駆動する必要があ
る。このため、半導体メモリの内部データを外部へ出力
する前記出力バッファ回路8は、大きな負荷容量を十分
に駆動し得るようにその出力段トランジスタの電流駆動
能力が極めて大きく設定されている。
、例えば100pF程度の負荷容量を駆動する必要があ
る。このため、半導体メモリの内部データを外部へ出力
する前記出力バッファ回路8は、大きな負荷容量を十分
に駆動し得るようにその出力段トランジスタの電流駆動
能力が極めて大きく設定されている。
次に、前記出力バッファ回路8の一例を第13図に示し
、その動作と問題点について述べる。データラッチ回路
10からの入力データd*1atは、出力バッファ回路
の入力端子51に供給される。この出力バッファ回路が
動作するる期間では、制御信号OE*が“0”レベルに
、制御信号OE*が“1“レベルになる。これにより、
制御信号OE*により制御されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ52がオン、NチャネルMO9)ランジスタ5
3がオフになる。これにより、入力データd*latは
、PチャネルMO3)ランジスタ54とNチャネルMO
Sトランジスタ55とからなる実質的なCMOSインバ
ータおよびPチャネルMOSトランジスタ56とNチャ
ネルMOSトランジスタ57とからなるCMOSインバ
ータを順次介して、出力段のPチャネルMO5)ランジ
スタ58のゲートに供給される。
、その動作と問題点について述べる。データラッチ回路
10からの入力データd*1atは、出力バッファ回路
の入力端子51に供給される。この出力バッファ回路が
動作するる期間では、制御信号OE*が“0”レベルに
、制御信号OE*が“1“レベルになる。これにより、
制御信号OE*により制御されるPチャネルMOSトラ
ンジスタ52がオン、NチャネルMO9)ランジスタ5
3がオフになる。これにより、入力データd*latは
、PチャネルMO3)ランジスタ54とNチャネルMO
Sトランジスタ55とからなる実質的なCMOSインバ
ータおよびPチャネルMOSトランジスタ56とNチャ
ネルMOSトランジスタ57とからなるCMOSインバ
ータを順次介して、出力段のPチャネルMO5)ランジ
スタ58のゲートに供給される。
他方、前記制御信号OE*により制御されるNチャネル
MO3)ランジスタ59がオン、PチャネルMO3)ラ
ンジスタロ0がオフになる。これにより、入力データd
*latは、PチャネルMOSトランジスタ61とNチ
ャネルMOSトランジスタ62とからなる実質的なCM
OSインバータおよびPチャネルMOSトランジスタ6
3とNチャネルMOSトランジスタ64とからなるCM
OSインバータを順次介して、出力段のNチャネルMO
3)ランジスタロ5のゲートに供給される。ここで上記
出力段のトランジスタ58.65の各ソースは正極性の
電源電圧V CC,接地電位VSSにそれぞれ接続され
、各ドレインは共に出力端子66に接続されている。
MO3)ランジスタ59がオン、PチャネルMO3)ラ
ンジスタロ0がオフになる。これにより、入力データd
*latは、PチャネルMOSトランジスタ61とNチ
ャネルMOSトランジスタ62とからなる実質的なCM
OSインバータおよびPチャネルMOSトランジスタ6
3とNチャネルMOSトランジスタ64とからなるCM
OSインバータを順次介して、出力段のNチャネルMO
3)ランジスタロ5のゲートに供給される。ここで上記
出力段のトランジスタ58.65の各ソースは正極性の
電源電圧V CC,接地電位VSSにそれぞれ接続され
、各ドレインは共に出力端子66に接続されている。
このような出力バッファ回路では、人力データd*la
tのレベルに応じて出力段のトランジスタ58.65の
いずれか一方がオンになり、Pチャネルトランジスタ5
8がオンしている時は、出力端子66に接続されている
負荷容量 67をVCC電位に充電し、NチャネルMO
Sトランジスタ65がオンしている時はVSS電位に放
電する。
tのレベルに応じて出力段のトランジスタ58.65の
いずれか一方がオンになり、Pチャネルトランジスタ5
8がオンしている時は、出力端子66に接続されている
負荷容量 67をVCC電位に充電し、NチャネルMO
Sトランジスタ65がオンしている時はVSS電位に放
電する。
この時、負荷容量67を大きな電流で充電もしくは放電
して出力端子66から出力すべきデータDoutの立ち
上がり、立ち下がりを急俊にするため、出力段のトラン
ジスタ58.65の素子寸法が大きくされ、それぞれの
コンダクタンスが大きく設定されている。
して出力端子66から出力すべきデータDoutの立ち
上がり、立ち下がりを急俊にするため、出力段のトラン
ジスタ58.65の素子寸法が大きくされ、それぞれの
コンダクタンスが大きく設定されている。
ところで、このような出力バッファ回路を有する半導体
集積回路をシステム製品に組み込む場合、電源電圧V
ee%接地電位VSSは、それぞれ電源装置70から配
線を介してこの半導体集積回路に供給される。このため
、Vcc配線およびVSS配線に存在するインダクタン
ス71.72の影響により、これらの配線に大きな電流
が流れると、Vcc電位またはVSS電位に大きな電位
変動か発生ずる。即ち、これらの配線に存在するインダ
クタンス成分をし、配線に流れる電流の時間的変化の割
合をd i/d tで表すと、配線には次の式で表され
るような電位変化ΔVが生じる。
集積回路をシステム製品に組み込む場合、電源電圧V
ee%接地電位VSSは、それぞれ電源装置70から配
線を介してこの半導体集積回路に供給される。このため
、Vcc配線およびVSS配線に存在するインダクタン
ス71.72の影響により、これらの配線に大きな電流
が流れると、Vcc電位またはVSS電位に大きな電位
変動か発生ずる。即ち、これらの配線に存在するインダ
クタンス成分をし、配線に流れる電流の時間的変化の割
合をd i/d tで表すと、配線には次の式で表され
るような電位変化ΔVが生じる。
Δv−L・ (di/dt) ・(1)第
14図は、上記出力バッファ回路における各部分の電圧
、電流波形を示している。ここで、Vaは前記出力段の
PチャネルMO8+−ランジスタ58のゲート電位、v
bは前記出力段のNチャネルMO8)ランジスタロ5の
ゲート電位、Isは上記PチャネルMOSトランジスタ
58のドレイン電流、Itは上記NチャネルMO3)ラ
ンジスタロ5のドレイン電流、Doutは出力信号であ
る。
14図は、上記出力バッファ回路における各部分の電圧
、電流波形を示している。ここで、Vaは前記出力段の
PチャネルMO8+−ランジスタ58のゲート電位、v
bは前記出力段のNチャネルMO8)ランジスタロ5の
ゲート電位、Isは上記PチャネルMOSトランジスタ
58のドレイン電流、Itは上記NチャネルMO3)ラ
ンジスタロ5のドレイン電流、Doutは出力信号であ
る。
第14図に示すように、人力データd*latのレベル
が変化した後に、出力段のPチャネルMO5)ランジス
タ58のゲート電位VaおよびNチャネルMOSトラン
ジスタ65のゲート電位vbが変化し、このトランジス
タ58およびトランジスタ65がそれぞれスイッチング
動作する。
が変化した後に、出力段のPチャネルMO5)ランジス
タ58のゲート電位VaおよびNチャネルMOSトラン
ジスタ65のゲート電位vbが変化し、このトランジス
タ58およびトランジスタ65がそれぞれスイッチング
動作する。
この結果、トランジスタ58のドレイン電流Isもしく
はトランジスタ65のドレイン電流Itが流れ、この電
流によってVcc電位またはVSS電位に電位変動が生
じる。
はトランジスタ65のドレイン電流Itが流れ、この電
流によってVcc電位またはVSS電位に電位変動が生
じる。
このように出力バッファ回路からデータが出力される時
、出力段に大きな電流が流れることにより、集積回路内
部で電源電圧Vcc、接地電位VSSの電位変動(以下
、電源変動と言う)が生じ、この電源変動により集積回
路内部に誤動作が引き起こされる。このような負荷容量
に対する充、放電電流により引き起こされる誤動作は、
集積回路に高速性が要求され、より短時間で外部負荷容
量の充、放電を行う必要がある場合、より大きな電流を
流す必要があるので、ますます起り易くなる。
、出力段に大きな電流が流れることにより、集積回路内
部で電源電圧Vcc、接地電位VSSの電位変動(以下
、電源変動と言う)が生じ、この電源変動により集積回
路内部に誤動作が引き起こされる。このような負荷容量
に対する充、放電電流により引き起こされる誤動作は、
集積回路に高速性が要求され、より短時間で外部負荷容
量の充、放電を行う必要がある場合、より大きな電流を
流す必要があるので、ますます起り易くなる。
次に、前記データ遅延回路9の一例を第15図に示し、
そのノイズキャンセラーとしての動作について述べる。
そのノイズキャンセラーとしての動作について述べる。
第15図に示すデータ遅延回路9においては、センスア
ンプ回路7からの入力データd*がインバータI9を経
て遅延回路91およびバイパス回路92に入力する。こ
の遅延回路91は、上記インバータエ9の出力がインバ
ータ110に入力し、このインバータ11.0の出力側
に、ゲートにVCC電位が与えられたNチャネルトラン
ジスタとゲートにVss?li位が与えられたPチャネ
ルトランジスタとが並列に接続されてなる転送ゲートT
G2を介してインバータ111が接続されている。また
、上記転送ゲートTG2とインバータ111との間(こ
は、ソース拳ドレイン(こV CC電位が与えられたP
チャネルトランジスタからなる容QCP2およびドレイ
ン・ソースにVSS電位が与えられたNチャネルトラン
ジスタからなる容量cN2が接続されている。
ンプ回路7からの入力データd*がインバータI9を経
て遅延回路91およびバイパス回路92に入力する。こ
の遅延回路91は、上記インバータエ9の出力がインバ
ータ110に入力し、このインバータ11.0の出力側
に、ゲートにVCC電位が与えられたNチャネルトラン
ジスタとゲートにVss?li位が与えられたPチャネ
ルトランジスタとが並列に接続されてなる転送ゲートT
G2を介してインバータ111が接続されている。また
、上記転送ゲートTG2とインバータ111との間(こ
は、ソース拳ドレイン(こV CC電位が与えられたP
チャネルトランジスタからなる容QCP2およびドレイ
ン・ソースにVSS電位が与えられたNチャネルトラン
ジスタからなる容量cN2が接続されている。
一方、回路92は、上記遅延回路91に並列接続されて
おり、前記インバータI9の出力がインバータ110′
に入力し、このインバータ110′の出力側に、ゲート
に前記信号Bが与えられたPチャネルトランジスタとゲ
ートに前記信号Aが与えられたNチャネルトランジスタ
とが並列に接続されてなる転送ゲートTG3の一端が接
続されており、この転送ゲートTG3の他端にクロック
ドインバータC1lの入力端(ノードA)が接続されて
いる。このクロックドインバータClコは、前記信号B
の“0”レベルによりオンになるPチャネルトランジス
タと、前記信号Aの“1”レベルによりオンになるNチ
ャネルトランジスタとが、インバータに直列に接続され
ている。
おり、前記インバータI9の出力がインバータ110′
に入力し、このインバータ110′の出力側に、ゲート
に前記信号Bが与えられたPチャネルトランジスタとゲ
ートに前記信号Aが与えられたNチャネルトランジスタ
とが並列に接続されてなる転送ゲートTG3の一端が接
続されており、この転送ゲートTG3の他端にクロック
ドインバータC1lの入力端(ノードA)が接続されて
いる。このクロックドインバータClコは、前記信号B
の“0”レベルによりオンになるPチャネルトランジス
タと、前記信号Aの“1”レベルによりオンになるNチ
ャネルトランジスタとが、インバータに直列に接続され
ている。
また、上記転送ゲートTG3の他端は、前記遅延回路9
コのインバータ111の入力端(ノードA)にも接続さ
れており、上記クロックドインバータCIIの出力端お
よび前記インバータ111の出力端は共通接続されてお
り、この共通接続点にインバータ112が接続されてい
る。
コのインバータ111の入力端(ノードA)にも接続さ
れており、上記クロックドインバータCIIの出力端お
よび前記インバータ111の出力端は共通接続されてお
り、この共通接続点にインバータ112が接続されてい
る。
遅延回路91は、インバータI9からの入力を所定時間
(例えば数十ns)遅延させて出力し、この出力が前記
インバータ111および112を経てデータ遅延回路9
の出力となる。従って、上記インバータI9からの入力
にノイズがのっても上記所定の大きさの遅延時間以下で
あると、このノイズはこの遅延回路91で吸収され、こ
の遅延回路91は一種のノイズキャンセラーとして動作
する。
(例えば数十ns)遅延させて出力し、この出力が前記
インバータ111および112を経てデータ遅延回路9
の出力となる。従って、上記インバータI9からの入力
にノイズがのっても上記所定の大きさの遅延時間以下で
あると、このノイズはこの遅延回路91で吸収され、こ
の遅延回路91は一種のノイズキャンセラーとして動作
する。
また、回路92内のインバータ1]O′および転送ゲー
トTG3は、遅延回路9】内のインバータ110および
転送ゲートTG2に比べて駆動能力を極めて大きく設定
しているので、アドレス入力信号が変化して信号Aが“
1” Bが“0”になった時に、転送ゲートTG3がオ
ンになると共にクロックドインバータCIIが活性化し
、インバータ19からの入力を瞬時に出力し、この出力
が前記インバータ112を経てデータ遅延回路の出力と
なる。従って、回路92は、上記遅延回路91に対して
バイパス回路92として作用する。
トTG3は、遅延回路9】内のインバータ110および
転送ゲートTG2に比べて駆動能力を極めて大きく設定
しているので、アドレス入力信号が変化して信号Aが“
1” Bが“0”になった時に、転送ゲートTG3がオ
ンになると共にクロックドインバータCIIが活性化し
、インバータ19からの入力を瞬時に出力し、この出力
が前記インバータ112を経てデータ遅延回路の出力と
なる。従って、回路92は、上記遅延回路91に対して
バイパス回路92として作用する。
次に、電源変動によるセンスアンプ回路7の誤動作が生
じた時の問題点について第16図(a)、(b)を参照
しながら説明する。
じた時の問題点について第16図(a)、(b)を参照
しながら説明する。
一般的に、センスアンプ回路7は高速にデータを読み出
すために、その2つの人力ノードの電位差を小さく設定
している。このため、2つの入力ノードの寄生容量の差
によりVcc電位あるいはVSS電位の変化に対する応
答(追従速度)の違いから、2つの入力ノードの電位の
逆転が数回に及び、誤ったデータがセンスアンプ回路か
ら出力されるという誤動作が生じることになる。この様
子を第16図(a)、(b)中の破線の枠内に示す。
すために、その2つの人力ノードの電位差を小さく設定
している。このため、2つの入力ノードの寄生容量の差
によりVcc電位あるいはVSS電位の変化に対する応
答(追従速度)の違いから、2つの入力ノードの電位の
逆転が数回に及び、誤ったデータがセンスアンプ回路か
ら出力されるという誤動作が生じることになる。この様
子を第16図(a)、(b)中の破線の枠内に示す。
第15図に示したようなデータ遅延回路の入力データd
*にこのようなパルスノイズが入力されると、第16図
(a)、(b)に示すように本来は“1“および0′に
充電および放電されている筈のノードAが所定の安定電
位に向って放電および充電され始める。このパルスノイ
ズ数が少ない場合には放電および充電される電位は少な
いが、パルスノイズ数が多い場合にはノードAの電位が
所定の安定電位まで放電および充電されてしまう。
*にこのようなパルスノイズが入力されると、第16図
(a)、(b)に示すように本来は“1“および0′に
充電および放電されている筈のノードAが所定の安定電
位に向って放電および充電され始める。このパルスノイ
ズ数が少ない場合には放電および充電される電位は少な
いが、パルスノイズ数が多い場合にはノードAの電位が
所定の安定電位まで放電および充電されてしまう。
第15図に示したデータ遅延回路中、インバータ111
が入力信号電位を“0″あるいは“1”と判定する電位
を上記安定電位より上側に設定した時は、データ遅延回
路の入力データd*が“0”であるならば、第16図(
b)に示すようにノイズパルスが多く入力され、ノード
Aの電位が所定の電位まで充電されたとしても、インバ
ータ11、1はこの電位を“0”と判定して誤動作は起
らない。しかし、これとは逆に、第16図(a)に示す
ように、入力データd*が“1″である時、上記パルス
ノイズが入力されると、ノードAは徐々に放電されてい
き、やはり、上記安定電位に到達する。しかし、この時
は、インバータ11.1は安定電位を“0″と判定する
ように設定しであるので、インバータ111はノードA
を#0#と判定し、誤動作を起こし、誤ったデータがデ
ータ遅延回路から出力してしまい、瞬時に出力バッファ
回路8からも誤ったデータが出力されるという問題点が
ある。
が入力信号電位を“0″あるいは“1”と判定する電位
を上記安定電位より上側に設定した時は、データ遅延回
路の入力データd*が“0”であるならば、第16図(
b)に示すようにノイズパルスが多く入力され、ノード
Aの電位が所定の電位まで充電されたとしても、インバ
ータ11、1はこの電位を“0”と判定して誤動作は起
らない。しかし、これとは逆に、第16図(a)に示す
ように、入力データd*が“1″である時、上記パルス
ノイズが入力されると、ノードAは徐々に放電されてい
き、やはり、上記安定電位に到達する。しかし、この時
は、インバータ11.1は安定電位を“0″と判定する
ように設定しであるので、インバータ111はノードA
を#0#と判定し、誤動作を起こし、誤ったデータがデ
ータ遅延回路から出力してしまい、瞬時に出力バッファ
回路8からも誤ったデータが出力されるという問題点が
ある。
このような誤動作は、センスアンプ回路7の2つの入力
ノードの電位差が小さいほど起り易い。
ノードの電位差が小さいほど起り易い。
しかし、読み出し速度の高速化のためには上記2つの入
力ノードの電位差は小さいほどよく、高速性が要求され
る半導体メモリでは、上記したような誤動作はますます
起こり易くなる。
力ノードの電位差は小さいほどよく、高速性が要求され
る半導体メモリでは、上記したような誤動作はますます
起こり易くなる。
(発明が解決しようとする課題)
上記したように従来の半導体集積回路では、電源変動に
伴ってセンスアンプ回路に誤動作が発生すると、データ
遅延回路も誤動作し、その結果、誤ったデータが出力バ
ッファ回路がら出力されるという問題がある。
伴ってセンスアンプ回路に誤動作が発生すると、データ
遅延回路も誤動作し、その結果、誤ったデータが出力バ
ッファ回路がら出力されるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、電源変動に伴うセンスアンプ回路の誤動作が
生じても、データ遅延回路の誤動作を防止でき、誤った
データが出力バッファ回路から出力されることを防止で
き、出力段トランジスタの駆動能力を大きく設定でき、
データ読み出し速度の高速性を保ったまま、電源変動に
対する集積回路チップの動作マージンが大きくて信頼性
の高い半導体メモリを実現し得る半導体集積回路を提供
することにある。
の目的は、電源変動に伴うセンスアンプ回路の誤動作が
生じても、データ遅延回路の誤動作を防止でき、誤った
データが出力バッファ回路から出力されることを防止で
き、出力段トランジスタの駆動能力を大きく設定でき、
データ読み出し速度の高速性を保ったまま、電源変動に
対する集積回路チップの動作マージンが大きくて信頼性
の高い半導体メモリを実現し得る半導体集積回路を提供
することにある。
また、本発明の他の目的は、互いに異なる遅延時間特性
を有する2つの遅延信号入力の論理レベルが等しくない
場合にはその出力を変化させず、上記2つの遅延信号入
力の論理レベルが等しくなると出力を変化させる論理動
作を行う論理回路を有する半導体集積回路を提供するこ
とにある。
を有する2つの遅延信号入力の論理レベルが等しくない
場合にはその出力を変化させず、上記2つの遅延信号入
力の論理レベルが等しくなると出力を変化させる論理動
作を行う論理回路を有する半導体集積回路を提供するこ
とにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
第1の発明の半導体集積回路は、アドレス入力信号の変
化を検知してパルス信号を発生するアドレス変化検知回
路と、データを記憶するメモリセルと、この半導体集積
回路の動作状態を制御するための外部入力信号に基すい
て制御され、上記メモリセルに記憶されたデータを検知
するためのデータ検知回路と、このデータ検知回路の出
力側にそれぞれ接続され、前記アドレス変化検知回路の
パルス信号を利用して動作が制御され、互いに異なる遅
延時間特性を有する少なくとも2つの遅延回路と、上記
各遅延回路の出力側に接続され、前記アドレス変化検知
回路のパルス信号を利用して制御され、前記各遅延回路
が動作状態の時に各遅延回路の出力データが等しくない
場合にはその出力を変化させず、各遅延回路の出力デー
タが等しくなるとその出力を変化させる論理回路と、前
記各遅延回路の入力側と上記論理回路の出力側との間に
接続され、前記アドレス変化検知回路のパルス信号を利
用して動作が制御され、上記各遅延回路の遅延時間特性
より短い遅延時間特性を有するバイパス回路と、上記論
理回路の出力側に接続され、前記アドレス変化検知回路
のパルス信号を利用してラッチ動作が制御されるラッチ
回路と、このラッチ回路の出力側に接続され、前記メモ
リセルに記憶されたデータを出力するための出力バッフ
ァ回路と、前記アドレス変化検知回路のパルス信号を利
用して前記データ検知回路の出力データを前記出力バッ
ファ回路から所定の期間出力しない状態とする出力バッ
ファ制御回路とを具備することを特徴とする。
化を検知してパルス信号を発生するアドレス変化検知回
路と、データを記憶するメモリセルと、この半導体集積
回路の動作状態を制御するための外部入力信号に基すい
て制御され、上記メモリセルに記憶されたデータを検知
するためのデータ検知回路と、このデータ検知回路の出
力側にそれぞれ接続され、前記アドレス変化検知回路の
パルス信号を利用して動作が制御され、互いに異なる遅
延時間特性を有する少なくとも2つの遅延回路と、上記
各遅延回路の出力側に接続され、前記アドレス変化検知
回路のパルス信号を利用して制御され、前記各遅延回路
が動作状態の時に各遅延回路の出力データが等しくない
場合にはその出力を変化させず、各遅延回路の出力デー
タが等しくなるとその出力を変化させる論理回路と、前
記各遅延回路の入力側と上記論理回路の出力側との間に
接続され、前記アドレス変化検知回路のパルス信号を利
用して動作が制御され、上記各遅延回路の遅延時間特性
より短い遅延時間特性を有するバイパス回路と、上記論
理回路の出力側に接続され、前記アドレス変化検知回路
のパルス信号を利用してラッチ動作が制御されるラッチ
回路と、このラッチ回路の出力側に接続され、前記メモ
リセルに記憶されたデータを出力するための出力バッフ
ァ回路と、前記アドレス変化検知回路のパルス信号を利
用して前記データ検知回路の出力データを前記出力バッ
ファ回路から所定の期間出力しない状態とする出力バッ
ファ制御回路とを具備することを特徴とする。
また、第2の発明の半導体集積回路は、互いに異なる遅
延時間特性を有する2つの遅延信号入力の論理レベルが
等しくない場合にはその出力を変化させず、上記2つの
遅延信号入力の論理レベルが等しくなると出力を変化さ
せる三入力論理回路と、この三入力論理回路の出力側に
接続され、その出力が上記三入力論理回路の1つの入力
となるインバータと、このインバータの出力側に一端が
接続され、所定の制御信号を利用して動作が制御される
転送ゲートとを具備し、上記三入力論理回路は、第1の
電源電位と出力ノードとの間にPチャネルの第1〜第3
のトランジスタが直列に接続されると共にPチャネルの
2個の第4のトランジスタおよび第5のトランジスタが
直列に接続され、この第4のトランジスタおよび第5の
トランジスタの直列接続点と前記第2のトランジスタお
よび第3のトランジスタの直列接続点とが接続されてお
り、上記出力ノードと第2の電源電位との間にNチャネ
ルのそれぞれ2個の(第6のトランジスタおよび第7の
トランジスタ)および(第8のトランジスタおよび第9
のトランジスタ)および(第10のトランジスタおよび
第11のトランジスタ)が直列に接続され、上記第2、
第3、第6、第8のトランジスタの各ゲートに前記2つ
の遅延信号人力のうちの一方が与えられ、上記第1、第
5、第7、第10のトランジスタの各ゲートに前記2つ
の遅延信号入力のうちの他方が与えられ、上記第4、第
9、第11のトランジスタの各ゲートに前記インバータ
の出力信号が与えられることを特徴とする。
延時間特性を有する2つの遅延信号入力の論理レベルが
等しくない場合にはその出力を変化させず、上記2つの
遅延信号入力の論理レベルが等しくなると出力を変化さ
せる三入力論理回路と、この三入力論理回路の出力側に
接続され、その出力が上記三入力論理回路の1つの入力
となるインバータと、このインバータの出力側に一端が
接続され、所定の制御信号を利用して動作が制御される
転送ゲートとを具備し、上記三入力論理回路は、第1の
電源電位と出力ノードとの間にPチャネルの第1〜第3
のトランジスタが直列に接続されると共にPチャネルの
2個の第4のトランジスタおよび第5のトランジスタが
直列に接続され、この第4のトランジスタおよび第5の
トランジスタの直列接続点と前記第2のトランジスタお
よび第3のトランジスタの直列接続点とが接続されてお
り、上記出力ノードと第2の電源電位との間にNチャネ
ルのそれぞれ2個の(第6のトランジスタおよび第7の
トランジスタ)および(第8のトランジスタおよび第9
のトランジスタ)および(第10のトランジスタおよび
第11のトランジスタ)が直列に接続され、上記第2、
第3、第6、第8のトランジスタの各ゲートに前記2つ
の遅延信号人力のうちの一方が与えられ、上記第1、第
5、第7、第10のトランジスタの各ゲートに前記2つ
の遅延信号入力のうちの他方が与えられ、上記第4、第
9、第11のトランジスタの各ゲートに前記インバータ
の出力信号が与えられることを特徴とする。
(作 用)
第1の発明の半導体集積回路においては、センスアンプ
回路と出力バッファ回路との間にデータ遅延回路とデー
タラッチ回路とが挿入されており、アドレス変化検知回
路のパルス出力信号に乱づいて、まず、出力バッファ回
路を制御するためのパルス信号を発生させ、次に、デー
タラ・ソチ回路によってアドレス入力信号の変化以前の
データ検知回路の出力データを所定時間ラッチさせるた
めのラッチ信号を発生させ、次に、データ検知回路で検
知されるデータが出力バッファ回路から出力しない状態
の時はデータ遅延回路の遅延時間を短く設定し、出力バ
ッファ回路からデータが出力される時はデータ遅延回路
の遅延時間を長く設定するための遅延信号を発生させ、
前記アドレス変化検知回路のパルス出力信号が発生しな
くなった後に上記遅延信号が発生しなくなるように設定
することによって、出力データ変化時における電源変動
、あるいは外部からのノイズ入力による誤動作を防止で
き、出力バッファトランジスタの駆動能力を大きく設定
でき、データ読み出し速度の高速性を保ったまま、電源
変動やノイズに対する集積回路チップの動作マージンか
大きくて信頼性の高い半導体集積回路が得られる。
回路と出力バッファ回路との間にデータ遅延回路とデー
タラッチ回路とが挿入されており、アドレス変化検知回
路のパルス出力信号に乱づいて、まず、出力バッファ回
路を制御するためのパルス信号を発生させ、次に、デー
タラ・ソチ回路によってアドレス入力信号の変化以前の
データ検知回路の出力データを所定時間ラッチさせるた
めのラッチ信号を発生させ、次に、データ検知回路で検
知されるデータが出力バッファ回路から出力しない状態
の時はデータ遅延回路の遅延時間を短く設定し、出力バ
ッファ回路からデータが出力される時はデータ遅延回路
の遅延時間を長く設定するための遅延信号を発生させ、
前記アドレス変化検知回路のパルス出力信号が発生しな
くなった後に上記遅延信号が発生しなくなるように設定
することによって、出力データ変化時における電源変動
、あるいは外部からのノイズ入力による誤動作を防止で
き、出力バッファトランジスタの駆動能力を大きく設定
でき、データ読み出し速度の高速性を保ったまま、電源
変動やノイズに対する集積回路チップの動作マージンか
大きくて信頼性の高い半導体集積回路が得られる。
この場合、データ遅延回路における互いに異なる遅延時
間特性を有する2つの遅延回路の出力信号の論理レベル
が等しくない場合にはその出力を変化させず、上記2つ
の遅延回路の出力信号の論理レベルが等しくなると出力
を変化させる論理動作を行う論理回路を有するので、電
源変動に伴うセンスアンプ回路の誤動作が生じても、誤
ったデータが出力バッファから出力されることを防止で
きる。
間特性を有する2つの遅延回路の出力信号の論理レベル
が等しくない場合にはその出力を変化させず、上記2つ
の遅延回路の出力信号の論理レベルが等しくなると出力
を変化させる論理動作を行う論理回路を有するので、電
源変動に伴うセンスアンプ回路の誤動作が生じても、誤
ったデータが出力バッファから出力されることを防止で
きる。
また、第2の発明の半導体集積回路においては、互いに
異なる遅延時間特性を有する2つの遅延信号人力の論理
レベルが等しくない場合にはその出力を変化させず、上
記2つの遅延信号人力の論理レベルが等しくなると出力
を変化させる論理動作を実現するための具体的な構成を
もつ論理回路を実現できる。
異なる遅延時間特性を有する2つの遅延信号人力の論理
レベルが等しくない場合にはその出力を変化させず、上
記2つの遅延信号人力の論理レベルが等しくなると出力
を変化させる論理動作を実現するための具体的な構成を
もつ論理回路を実現できる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は、半導体集積回路、例えばEFROMの一部を
示しており、第11図に示した従来のEPROMと比べ
て、データ遅延回路9′の構成が異なる。
示しており、第11図に示した従来のEPROMと比べ
て、データ遅延回路9′の構成が異なる。
即ち、データ遅延回路9”は、データ遅延部とバイパス
回路92と論理回路93とから構成されている。データ
遅延部は、入力側が共通に接続され、互いに異なる遅延
時間特性を有する少なくとも2つの遅延回路(本例では
第1の遅延回路90Aと第2の遅延回路90Bとの2つ
)からなる。バイパス回路92は、2つの遅延回路90
A、90Bの入力側と上記論理回路93の出力端との間
に接続され、アドレス変化検知回路12のパルス出力を
利用して動作が制御され、センスアンプ回路7の出力d
*を遅延することなく瞬時に出力する。論理回路93は
、上記2つの遅延回路90A、90Bの出力信号が人力
し、この遅延回路90A、90Bが動作状態の時に各遅
延回路の出力データが等しくない場合にはセンスアンプ
回路7からd*を出力させず、各遅延回路の出力データ
が等しくなった場合にd*をセンスアンプ回路7から出
力させる論理動作を行う。
回路92と論理回路93とから構成されている。データ
遅延部は、入力側が共通に接続され、互いに異なる遅延
時間特性を有する少なくとも2つの遅延回路(本例では
第1の遅延回路90Aと第2の遅延回路90Bとの2つ
)からなる。バイパス回路92は、2つの遅延回路90
A、90Bの入力側と上記論理回路93の出力端との間
に接続され、アドレス変化検知回路12のパルス出力を
利用して動作が制御され、センスアンプ回路7の出力d
*を遅延することなく瞬時に出力する。論理回路93は
、上記2つの遅延回路90A、90Bの出力信号が人力
し、この遅延回路90A、90Bが動作状態の時に各遅
延回路の出力データが等しくない場合にはセンスアンプ
回路7からd*を出力させず、各遅延回路の出力データ
が等しくなった場合にd*をセンスアンプ回路7から出
力させる論理動作を行う。
第2図は、データ遅延回路9”の−具体例を示しており
、A1−A37はMOSトランジスタである。センスア
ンプ回路7からの入力データd*がインバータ110.
111を経てインバータ112および114に入力する
。インバータ114の出力はクロックドインバータ11
.5に入力している。このクロックドインバータ115
は、信号Aの“1″レベルによりオンになるNチャネル
トランジスタA37と、信号Bの“0#レベルによりオ
ンとなるPチャネルトランジスタA、 34とが直列に
接続されている。上記インバータ114、115は、セ
ンスアンプ回路7からの人力データd*を瞬時に出力す
るようにその駆動能力を極めて大きく設定している。こ
のため、アドレス入力信号が変化して信号Bが“0“、
信号Aが“1”になった時にクロックドインバータ11
5が活性化し、入力データd*を瞬時に出力し、この出
力がデータ遅延回路9“の出力となる。従って、インバ
ータI 1.4.11.5から構成される回路はバイパ
ス回路92として作用する。
、A1−A37はMOSトランジスタである。センスア
ンプ回路7からの入力データd*がインバータ110.
111を経てインバータ112および114に入力する
。インバータ114の出力はクロックドインバータ11
.5に入力している。このクロックドインバータ115
は、信号Aの“1″レベルによりオンになるNチャネル
トランジスタA37と、信号Bの“0#レベルによりオ
ンとなるPチャネルトランジスタA、 34とが直列に
接続されている。上記インバータ114、115は、セ
ンスアンプ回路7からの人力データd*を瞬時に出力す
るようにその駆動能力を極めて大きく設定している。こ
のため、アドレス入力信号が変化して信号Bが“0“、
信号Aが“1”になった時にクロックドインバータ11
5が活性化し、入力データd*を瞬時に出力し、この出
力がデータ遅延回路9“の出力となる。従って、インバ
ータI 1.4.11.5から構成される回路はバイパ
ス回路92として作用する。
一方、インバータ112の出力信号は遅延回路90Aと
遅延回路90Bとに入力される。遅延回路90Aは、イ
ンバータI 1.、2の出力信号がゲトに入力されるP
チャネルトランジスタA7およびNチャネルトランジス
タA9と、ドレイン端子がPチャネルトランジスタA7
の一端に接続され、ゲートとソース端子がNチャネルト
ランジスタA9の一端に接続されるデイプレッション型
トランジスタA8とからなるインバータとを有し、さら
に、このインバータの出力端子aには、ソース、ドレイ
ンにVce電位が与えられたPチャネルトランジスタか
らなる容量AC]と、ドレイン、ソースにV 5sTT
i位が与えられたNチャネルトランジスタからなる容u
Ac2とが接続されている。また、端子aには、ゲート
にインバータ112の出力信号が与えられるPチャネル
)・ランジスタA14の一端が接続され、このトランジ
スタA 1.4の他端はゲートに信号Bが与えられるP
チャネルトランジスタA 1.3の一端が接続され、こ
のトランジスタA13の他端はVec電源に接続されて
いる。
遅延回路90Bとに入力される。遅延回路90Aは、イ
ンバータI 1.、2の出力信号がゲトに入力されるP
チャネルトランジスタA7およびNチャネルトランジス
タA9と、ドレイン端子がPチャネルトランジスタA7
の一端に接続され、ゲートとソース端子がNチャネルト
ランジスタA9の一端に接続されるデイプレッション型
トランジスタA8とからなるインバータとを有し、さら
に、このインバータの出力端子aには、ソース、ドレイ
ンにVce電位が与えられたPチャネルトランジスタか
らなる容量AC]と、ドレイン、ソースにV 5sTT
i位が与えられたNチャネルトランジスタからなる容u
Ac2とが接続されている。また、端子aには、ゲート
にインバータ112の出力信号が与えられるPチャネル
)・ランジスタA14の一端が接続され、このトランジ
スタA 1.4の他端はゲートに信号Bが与えられるP
チャネルトランジスタA 1.3の一端が接続され、こ
のトランジスタA13の他端はVec電源に接続されて
いる。
また、遅延回路90Bは、インバータ11.2の出力信
号がゲートに人力されるPチャネルトランジスタA 1
.0およびNチャネルトランジスタA12と、ゲートと
ドレイン端子がPチャネルトランジスタAIOの一端に
接続され、ソース端子がNチャネルトランジスタAI2
の一端に接続されるデイプレッション型トランジスタA
llとからなるインバータとを有し、さらに、このイン
バータの出力端子すには、ソース、ドレインにVCC電
位が与えられたPチャネルトランジスタからなる容1A
c3と、ドレイン、ソースにVSS電位が与えられたN
チャネルトランジスタからなる容量AC4とが接続され
ている。また、端子すには、ゲートにインバータ112
の出力信号が与えられるNチャネルトランジスタA 1
.5の一端が接続され、このトランジスタA15の他端
はゲートに信号へが与えられるNチャネルトランジスタ
A16の一端に接続され、このトランジスタA16の他
端は電源Vssに接続されている。
号がゲートに人力されるPチャネルトランジスタA 1
.0およびNチャネルトランジスタA12と、ゲートと
ドレイン端子がPチャネルトランジスタAIOの一端に
接続され、ソース端子がNチャネルトランジスタAI2
の一端に接続されるデイプレッション型トランジスタA
llとからなるインバータとを有し、さらに、このイン
バータの出力端子すには、ソース、ドレインにVCC電
位が与えられたPチャネルトランジスタからなる容1A
c3と、ドレイン、ソースにVSS電位が与えられたN
チャネルトランジスタからなる容量AC4とが接続され
ている。また、端子すには、ゲートにインバータ112
の出力信号が与えられるNチャネルトランジスタA 1
.5の一端が接続され、このトランジスタA15の他端
はゲートに信号へが与えられるNチャネルトランジスタ
A16の一端に接続され、このトランジスタA16の他
端は電源Vssに接続されている。
また、論理回路93は、三入力論理回路LGCと、この
三入力論理回路LGCの出力端(端子C)に接続された
インバータ116と、このインバタ116の出力端(端
子d)に一端が接続された転送ゲートTGAとからなり
、この転送ゲートTGAの他端が前記バイパス回路92
の出力端と共通に接続されてデータ遅延回路出力端とな
っている。ここで、転送ゲートTGAは、ゲートに信号
Bが与えられるNチャネルトランジスタA30およびゲ
ートに信号Aが与えられるPチャネルトランジスタA3
1とが並列に接続されたCMOS転送ゲートからなる。
三入力論理回路LGCの出力端(端子C)に接続された
インバータ116と、このインバタ116の出力端(端
子d)に一端が接続された転送ゲートTGAとからなり
、この転送ゲートTGAの他端が前記バイパス回路92
の出力端と共通に接続されてデータ遅延回路出力端とな
っている。ここで、転送ゲートTGAは、ゲートに信号
Bが与えられるNチャネルトランジスタA30およびゲ
ートに信号Aが与えられるPチャネルトランジスタA3
1とが並列に接続されたCMOS転送ゲートからなる。
また、上記三入力論理回路LGCは、Pチャネルトラン
ジスタA17、A18、A 1.、9、A22、A 2
BおよびNチャネルトランジスタA20、A21、A
24、A25、A26、A27とからなる。即ち、Vc
c電源と端子Cとの間にトランジスタA17、A18、
A 1.、9が直列に接続されると共にトランジスタA
22、A23が直列に接続され、トランジスタA18、
A 1.9の接続点とトランジスタA22、A23の接
続点とが接続されている。また、上記端子Cと接地電位
VSSとの間にトランジスタ(A20、A21)および
(A24、A25)および(A26、A27)の3組が
それぞれ直列に接続されている。そして、前記データ遅
延回路90Aの端子aが、トランジスタA18、A19
、A20、A24の各ゲートに接続され、データ遅延回
路90Bの端子すが、トランジスタA17、A23、A
21、A26の各ゲートに接続され、前記インバータ1
16の出力端dが、トランジスタA22、A25、A2
7の各ゲートに接続されている。
ジスタA17、A18、A 1.、9、A22、A 2
BおよびNチャネルトランジスタA20、A21、A
24、A25、A26、A27とからなる。即ち、Vc
c電源と端子Cとの間にトランジスタA17、A18、
A 1.、9が直列に接続されると共にトランジスタA
22、A23が直列に接続され、トランジスタA18、
A 1.9の接続点とトランジスタA22、A23の接
続点とが接続されている。また、上記端子Cと接地電位
VSSとの間にトランジスタ(A20、A21)および
(A24、A25)および(A26、A27)の3組が
それぞれ直列に接続されている。そして、前記データ遅
延回路90Aの端子aが、トランジスタA18、A19
、A20、A24の各ゲートに接続され、データ遅延回
路90Bの端子すが、トランジスタA17、A23、A
21、A26の各ゲートに接続され、前記インバータ1
16の出力端dが、トランジスタA22、A25、A2
7の各ゲートに接続されている。
次に、上記遅延回路9OA、90Bおよびバイパス回路
92および論理回路93の動作について第3図(a)、
(b)に示す波形を参照しながら説明する。
92および論理回路93の動作について第3図(a)、
(b)に示す波形を参照しながら説明する。
いま、データ遅延回路9°が動作状態の場合に、第3図
(a)に示すようにセンスアンプ回路7の出力信号d*
が“0″−“1″に変化した時を考える。この峙、期間
T1に示すように、端子すは信号d*に応答して瞬時に
“1”になり、端子aは時間t]だけ遅れて“1″にな
る。この場合、端子aが0゛の間は、トランジスタA1
9がオン状態であり、トランジスタA22が端子dの″
0ルベルによりオン状態になっているので、端子Cが“
1#、端子dがO”のままであり、論理回路93の出力
(データ遅延回路9“の出力)はO“を出力し続ける。
(a)に示すようにセンスアンプ回路7の出力信号d*
が“0″−“1″に変化した時を考える。この峙、期間
T1に示すように、端子すは信号d*に応答して瞬時に
“1”になり、端子aは時間t]だけ遅れて“1″にな
る。この場合、端子aが0゛の間は、トランジスタA1
9がオン状態であり、トランジスタA22が端子dの″
0ルベルによりオン状態になっているので、端子Cが“
1#、端子dがO”のままであり、論理回路93の出力
(データ遅延回路9“の出力)はO“を出力し続ける。
そして、端子aが“1″に変化すると、トランジスタ2
0がオン状態になり、トランジスタA2]が端子すの“
1”レベルによりオン状態になっているので、端子Cが
“0゛、端子dが“1”に変化し、論理回路93の出力
が“]゛になる。上記とは逆に、第3図(b)に示すよ
うにセンスアンプ回路7の出力信号d*か“1”−“0
”に変化した時を考える。
0がオン状態になり、トランジスタA2]が端子すの“
1”レベルによりオン状態になっているので、端子Cが
“0゛、端子dが“1”に変化し、論理回路93の出力
が“]゛になる。上記とは逆に、第3図(b)に示すよ
うにセンスアンプ回路7の出力信号d*か“1”−“0
”に変化した時を考える。
この時、端子aは信号d*に応答して瞬時に“0゜にな
り、端子すは時間tまたけ遅れて“0”になる。この場
合、端子すが“]″の間は、トランジスタA26がオン
状態であり、トランジスタA27が端子dの“O″レベ
ルよりオン状態になっているので、端子Cが“0”、端
子dが“1”のままであり、論理回路93の出力は“]
”を出力し続ける。そして、端子すが“O”に変化する
と、トランジスタ17がオン状態になり、トランジスタ
A18、A1.9が端子aの“0”レベルによりオン状
態になっているので、端子Cが“1゜端子dが“0゛に
変化し、論理回路9Bの出力か′0#になる。
り、端子すは時間tまたけ遅れて“0”になる。この場
合、端子すが“]″の間は、トランジスタA26がオン
状態であり、トランジスタA27が端子dの“O″レベ
ルよりオン状態になっているので、端子Cが“0”、端
子dが“1”のままであり、論理回路93の出力は“]
”を出力し続ける。そして、端子すが“O”に変化する
と、トランジスタ17がオン状態になり、トランジスタ
A18、A1.9が端子aの“0”レベルによりオン状
態になっているので、端子Cが“1゜端子dが“0゛に
変化し、論理回路9Bの出力か′0#になる。
以上のような論理回路93の動作により、第3図(a)
中の期間T2に示すように、信号d*が時間t1より短
い時間だけ“1″に変化したとしても、端子すは信号d
*に応答して“1″に変化するが、端子aは応答せずに
“0”のままである。
中の期間T2に示すように、信号d*が時間t1より短
い時間だけ“1″に変化したとしても、端子すは信号d
*に応答して“1″に変化するが、端子aは応答せずに
“0”のままである。
よって、論理回路93の出力(データ遅延回路9“の出
力)は変化せず、“0”を出力し続ける。上記とは逆に
、第3図(b)中の期間T3に示すように、信号d*が
時間t1より短い時間だけ“0”になったとしても、端
子すは応答せずに“1゛のままであるので、論理回路9
3の出力(データ遅延回路9”の出力)は変化せず、“
1”を出力し続ける。上記とは逆に信号Aが“1゛、信
号Bが“0″の時は、バイパス回路92が動作状態、遅
延回路90A、90Bおよび論理回路93がそれぞれ非
動作状態になり、データ遅延回路9”は非動作状態にな
る。
力)は変化せず、“0”を出力し続ける。上記とは逆に
、第3図(b)中の期間T3に示すように、信号d*が
時間t1より短い時間だけ“0”になったとしても、端
子すは応答せずに“1゛のままであるので、論理回路9
3の出力(データ遅延回路9”の出力)は変化せず、“
1”を出力し続ける。上記とは逆に信号Aが“1゛、信
号Bが“0″の時は、バイパス回路92が動作状態、遅
延回路90A、90Bおよび論理回路93がそれぞれ非
動作状態になり、データ遅延回路9”は非動作状態にな
る。
次に、第4図(a)、(b)に示す波形を参照しながら
、データ遅延回路9″がノイズキャンセラーと働く時の
動作を説明する。即ち、アドレス人力信号が変化してデ
ータを読み出す時の出力バッファ回路8による電源変動
によりセンスアンプ回路7が誤動作し、その出力信号d
*に連続したパルスノイズがのったとしても、データ遅
延回路9″が誤動作しないことを説明する。アドレス入
力信号が変化することにより、アドレス変化検知回路1
2で発生する信号ATDが制御回路13に人力すると、
信号A、Bが発生してデータ遅延回路9”に入力する。
、データ遅延回路9″がノイズキャンセラーと働く時の
動作を説明する。即ち、アドレス人力信号が変化してデ
ータを読み出す時の出力バッファ回路8による電源変動
によりセンスアンプ回路7が誤動作し、その出力信号d
*に連続したパルスノイズがのったとしても、データ遅
延回路9″が誤動作しないことを説明する。アドレス入
力信号が変化することにより、アドレス変化検知回路1
2で発生する信号ATDが制御回路13に人力すると、
信号A、Bが発生してデータ遅延回路9”に入力する。
第4図(a)に示すように、アドレス入力信号が変化し
て信号Aが“1″レベル、信号Bが“0”レベルになっ
ている期間は、データ遅延回路9”は非動作状態になり
、その時、信号d*が“0′−“1”レベルに変化する
と、信号d*はバイパス回路92を介して瞬時に信号d
*dlyとして出力する。この時、第2図中の端子aは
、トランジスタA13.A14により即時に充電され、
端子すと同一レベルになる。次に、信号A、Bが変化し
てデータ遅延回路9”が非動作状態である期間が終わり
、データ遅延回路9“は動作状態になる。データ遅延回
路9“が動作状態になった時、端子a、bは“1″レベ
ルであるので、データ遅延回路9”の出力信号d*d
1 yは“1”である。この時、データが外部へ出力さ
れたことにより生じた電源変動によるセンスアンプ回路
7の誤動作によりセンスアンプ回路7の出力信号d*に
パルスノイズがのり、この信号d*が“1“レベルから
0”レベルに変化すると、データ遅延回路90Aの出力
信号(端子aの信号)は瞬時に“0”レベルに放電され
る。一方、データ遅延回路90Bの出力信号(端子すの
信号)は所定の時定数をもって“0″レベル方向に放電
されようとする。しかし、再び、信号d*が“0”レベ
ルから“1”レベルに変化すると、データ遅延回路90
Bの出力信号(端子すの信号)は瞬時に“1”レベルに
充電され、“0”になることはない。また、データ遅延
回路90Aの出力信号(端子aの信号)は所定の時定数
をもって“1”レベル方向に充電されようとするが、次
に、信号d*が誤動作により“0”になるので、データ
遅延回路90Aの出力信号(端子aの信号)は再び“0
“になる。従って、センスアンプ回路7の出力信号d*
に連続したノイズが発生しても、ノードa、bは安定電
位に充、放電されることはない。
て信号Aが“1″レベル、信号Bが“0”レベルになっ
ている期間は、データ遅延回路9”は非動作状態になり
、その時、信号d*が“0′−“1”レベルに変化する
と、信号d*はバイパス回路92を介して瞬時に信号d
*dlyとして出力する。この時、第2図中の端子aは
、トランジスタA13.A14により即時に充電され、
端子すと同一レベルになる。次に、信号A、Bが変化し
てデータ遅延回路9”が非動作状態である期間が終わり
、データ遅延回路9“は動作状態になる。データ遅延回
路9“が動作状態になった時、端子a、bは“1″レベ
ルであるので、データ遅延回路9”の出力信号d*d
1 yは“1”である。この時、データが外部へ出力さ
れたことにより生じた電源変動によるセンスアンプ回路
7の誤動作によりセンスアンプ回路7の出力信号d*に
パルスノイズがのり、この信号d*が“1“レベルから
0”レベルに変化すると、データ遅延回路90Aの出力
信号(端子aの信号)は瞬時に“0”レベルに放電され
る。一方、データ遅延回路90Bの出力信号(端子すの
信号)は所定の時定数をもって“0″レベル方向に放電
されようとする。しかし、再び、信号d*が“0”レベ
ルから“1”レベルに変化すると、データ遅延回路90
Bの出力信号(端子すの信号)は瞬時に“1”レベルに
充電され、“0”になることはない。また、データ遅延
回路90Aの出力信号(端子aの信号)は所定の時定数
をもって“1”レベル方向に充電されようとするが、次
に、信号d*が誤動作により“0”になるので、データ
遅延回路90Aの出力信号(端子aの信号)は再び“0
“になる。従って、センスアンプ回路7の出力信号d*
に連続したノイズが発生しても、ノードa、bは安定電
位に充、放電されることはない。
従って、パルスノイズの幅がデータ遅延回路9”の所定
の時定数より短かければ、上記した動作のように、デー
タ遅延回路90Aの出力信号(端子aの信号)とデータ
遅延回路90Bの出力信号(端子すの信号)とか同一レ
ベルになることはなく、その間、論理回路9Bのトラン
ジスタA、 26、A27の放電経路で端子Cか放電さ
れて“O”レベルになり、二〇“0” レベルかインバ
ータI 1.6を介して出力するデータ遅延回路出力1
み号d*d lyは変化せず、“]”レベルのままであ
る。
の時定数より短かければ、上記した動作のように、デー
タ遅延回路90Aの出力信号(端子aの信号)とデータ
遅延回路90Bの出力信号(端子すの信号)とか同一レ
ベルになることはなく、その間、論理回路9Bのトラン
ジスタA、 26、A27の放電経路で端子Cか放電さ
れて“O”レベルになり、二〇“0” レベルかインバ
ータI 1.6を介して出力するデータ遅延回路出力1
み号d*d lyは変化せず、“]”レベルのままであ
る。
上記とは逆に、第4図(b)に示すように、アドレス入
力信号が変化してデータを読み出す時の出力バッファ回
路8による電源変動によりセンスアンプ回路7の出力d
*か“1″レベルから“0”レベルに変化した時を考え
る。アドレス入力信号が変化することにより、アドレス
変化検知回路で発生する信号ATDが制御回路]3に入
力すると、信号A、Bが発生してデータ遅延回路9′に
入力する。この信号Aが“1”レベル、信号Bが“0”
レベルである期間は、データ遅延回路9″は非動作状態
になり、その時、信号d*が1“−“O″レベル変化す
ると、信号d*はバイパス回路92を介して瞬時に信号
d*dlyとして出力する。この時、第2図中の端子す
は、トランジスタA15.A1..6により即時に放電
され、端子aと同一レベル(○#)になる。次に、信号
A、 Bが変化してデータ遅延回路9”が非動作状態で
ある期間が終わり、データ遅延回路9”は動作状態にな
る。データ遅延回路9″が動作状態になった時、端子a
、bは“0°レベルであるので、ブタ遅延回路9″の出
力信号d*dlyは“0”である。この時、データが外
部へ出力されたことにより生じた電源変動によるセンス
アンプ回路7の誤動作によりその出力信号d*にパルス
ノイズがのってデータ遅延回路9”に入力しても、パル
スノイズの幅が前記所定の時定数より短かければ、端子
すと端子aとが同一レベルになることはなく、その間、
論理回路93のトランジスタA22、A、 19の経路
で端子Cが充電されて“1″レベルになり、この“1”
レベルがインバータ116を介して出力するデータ遅延
回路出力信号d*d1yは変化せず、“0″レベルのま
まである。
力信号が変化してデータを読み出す時の出力バッファ回
路8による電源変動によりセンスアンプ回路7の出力d
*か“1″レベルから“0”レベルに変化した時を考え
る。アドレス入力信号が変化することにより、アドレス
変化検知回路で発生する信号ATDが制御回路]3に入
力すると、信号A、Bが発生してデータ遅延回路9′に
入力する。この信号Aが“1”レベル、信号Bが“0”
レベルである期間は、データ遅延回路9″は非動作状態
になり、その時、信号d*が1“−“O″レベル変化す
ると、信号d*はバイパス回路92を介して瞬時に信号
d*dlyとして出力する。この時、第2図中の端子す
は、トランジスタA15.A1..6により即時に放電
され、端子aと同一レベル(○#)になる。次に、信号
A、 Bが変化してデータ遅延回路9”が非動作状態で
ある期間が終わり、データ遅延回路9”は動作状態にな
る。データ遅延回路9″が動作状態になった時、端子a
、bは“0°レベルであるので、ブタ遅延回路9″の出
力信号d*dlyは“0”である。この時、データが外
部へ出力されたことにより生じた電源変動によるセンス
アンプ回路7の誤動作によりその出力信号d*にパルス
ノイズがのってデータ遅延回路9”に入力しても、パル
スノイズの幅が前記所定の時定数より短かければ、端子
すと端子aとが同一レベルになることはなく、その間、
論理回路93のトランジスタA22、A、 19の経路
で端子Cが充電されて“1″レベルになり、この“1”
レベルがインバータ116を介して出力するデータ遅延
回路出力信号d*d1yは変化せず、“0″レベルのま
まである。
上述したように、データ遅延回路9“に連続したパルス
ノイズが入力しても、そのパルスノイズの幅が所定時間
以内であれば、羅実に吸収することができる。従って、
出力データ変化時における電源変動、あるいは、外部か
らのノイズ人力による誤動作を防止でき、出力バッファ
I・ランジスタの駆動能力を大きく設定でき、データ読
み出し速度の高速性を保ったまま、電源変動やノイズに
対する集積回路チップの動作マージンが大きくて信頼性
の高い半導体集積回路が得られる。
ノイズが入力しても、そのパルスノイズの幅が所定時間
以内であれば、羅実に吸収することができる。従って、
出力データ変化時における電源変動、あるいは、外部か
らのノイズ人力による誤動作を防止でき、出力バッファ
I・ランジスタの駆動能力を大きく設定でき、データ読
み出し速度の高速性を保ったまま、電源変動やノイズに
対する集積回路チップの動作マージンが大きくて信頼性
の高い半導体集積回路が得られる。
次に、本実施例で用いたアドレスバッファ回路(例えば
ローアドレス・バッファ回路1)およびアドレス変化検
知回路12の1アドレス分を代表的に取り出してその一
具体例を第5図に示し、出力バッファ制御回路11の一
具体例を第6図に示し、制御回路13の一具体例を第7
図に示し、それぞれ簡単に説明する。
ローアドレス・バッファ回路1)およびアドレス変化検
知回路12の1アドレス分を代表的に取り出してその一
具体例を第5図に示し、出力バッファ制御回路11の一
具体例を第6図に示し、制御回路13の一具体例を第7
図に示し、それぞれ簡単に説明する。
第5図に示すアドレスバッファ回路およびアドレス変化
検知回路において、A1はアドレス入力、CE*は外部
からのチップイネーブル入力信号(あるいはチップ選択
信号)CEに基づいてCEバッファ回路(第1図14)
により生成された集積回路チップを動作状態にしたり待
機状態にするための内部チップイネーブル信号、■cc
は電源電位、VSSは接地電位である。上記アドレス入
力Aiおよび信号CE*は、アドレスバッファ回路にお
ける二人力のノアゲートNRIに入力し、このノアゲー
トNRIの出力側には、三段のインバータI]〜I3が
接続され、また、このインバータI]の出力側には、三
段のインバータTI−〜I3′が接続されている。上記
インバータI3の出力A1および上記インバータ13”
の出力Aiは、アドレス変化検知回路部に人力する。
検知回路において、A1はアドレス入力、CE*は外部
からのチップイネーブル入力信号(あるいはチップ選択
信号)CEに基づいてCEバッファ回路(第1図14)
により生成された集積回路チップを動作状態にしたり待
機状態にするための内部チップイネーブル信号、■cc
は電源電位、VSSは接地電位である。上記アドレス入
力Aiおよび信号CE*は、アドレスバッファ回路にお
ける二人力のノアゲートNRIに入力し、このノアゲー
トNRIの出力側には、三段のインバータI]〜I3が
接続され、また、このインバータI]の出力側には、三
段のインバータTI−〜I3′が接続されている。上記
インバータI3の出力A1および上記インバータ13”
の出力Aiは、アドレス変化検知回路部に人力する。
アドレス変化検知回路部においては、上記インバータI
3の出力AiがインバータI4に人力し、このインバー
タI4の出力側に、ゲートにVec電位が与えられたN
チャネルトランジスタとゲートにVss電位が与えられ
たPチャネルトランジスタとが並列に接続されてなる転
送ゲートTG1を介して二段のインバータI5.16が
接続されている。上記転送ゲートTGIの出力ノードに
は、ソース・ドレインにVCC電位か与えられたPチャ
ネルトランジスタからなる容量CP 1およびドレイン
・ソースにVSS電位か与えられたNチャネルトランジ
スタからなる容量cN1が接続されていると共に、VC
C電位との間にPチャネル)・ランジスタP1が接続さ
れ、このトランジスタP1のゲートに前記インバータI
3の出力Ai*が入力している。
3の出力AiがインバータI4に人力し、このインバー
タI4の出力側に、ゲートにVec電位が与えられたN
チャネルトランジスタとゲートにVss電位が与えられ
たPチャネルトランジスタとが並列に接続されてなる転
送ゲートTG1を介して二段のインバータI5.16が
接続されている。上記転送ゲートTGIの出力ノードに
は、ソース・ドレインにVCC電位か与えられたPチャ
ネルトランジスタからなる容量CP 1およびドレイン
・ソースにVSS電位か与えられたNチャネルトランジ
スタからなる容量cN1が接続されていると共に、VC
C電位との間にPチャネル)・ランジスタP1が接続さ
れ、このトランジスタP1のゲートに前記インバータI
3の出力Ai*が入力している。
そして、インバータI6の出力は、ソースがV 83%
位に接続されたNチャネルトランジスタN1のゲートに
接続され、このNチャネルトランジスタN1のドレイン
にはNチャネルトランジスタN2のソースが接続されて
いる。
位に接続されたNチャネルトランジスタN1のゲートに
接続され、このNチャネルトランジスタN1のドレイン
にはNチャネルトランジスタN2のソースが接続されて
いる。
また、インバータI3−の出力Ai*がインバータ14
−に入力し、このインバータ14−の出力側に、ゲート
にVcc%位が与えられたNチャネルトランジスタとゲ
ートにVss電位が与えられたPチャネルトランジスタ
とが並列に接続されてなる転送ゲートTGI−を介して
二段のインバータ15” r6−が接続されている。
−に入力し、このインバータ14−の出力側に、ゲート
にVcc%位が与えられたNチャネルトランジスタとゲ
ートにVss電位が与えられたPチャネルトランジスタ
とが並列に接続されてなる転送ゲートTGI−を介して
二段のインバータ15” r6−が接続されている。
上記転送ゲートTGI−の出力ノードには、ソース・ド
レインにV cc電位が与えられたPチャネルトランジ
スタからなる容=cp1−およびドレイン・ソースにV
sst位が与えられたNチャネルトランジスタからな
る容量cNl−が接続されていると共に、Vcc電位と
の間にPチャネルトランジスタPl−が接続され、この
トランジスタPl−のゲートに前記インバータI3′、
の出力Ai*が入力している。
レインにV cc電位が与えられたPチャネルトランジ
スタからなる容=cp1−およびドレイン・ソースにV
sst位が与えられたNチャネルトランジスタからな
る容量cNl−が接続されていると共に、Vcc電位と
の間にPチャネルトランジスタPl−が接続され、この
トランジスタPl−のゲートに前記インバータI3′、
の出力Ai*が入力している。
そして、インバータI6″の出力は、ソースがVSS電
位に接続されたNチャネルトランジスタN1−のゲート
に接続され、二〇NチャネルトランジスタNZ−のドレ
インにはNチャネルトランジスタN2−のソースが接続
されている。このNチャネルトランジスタN2−および
前記NチャネルトランジスタN2の各ゲートには、前記
アドレスバッファ回路におけるインバータ12の出力お
よびインバータ12”の出力が対応して入力し、上記N
チャネルトランジスタN2−および前記Nチャネルトラ
ンジスタN2の各ドレイン相互は接続されており、この
接続点(ノードNDI)にはインバータI8の入力端が
接続されると共に、前記信号CE*が入力するインバー
タI7の出力端が接続されている。なお、前記インバー
タ14,15.16及びTGI、CPI。
位に接続されたNチャネルトランジスタN1−のゲート
に接続され、二〇NチャネルトランジスタNZ−のドレ
インにはNチャネルトランジスタN2−のソースが接続
されている。このNチャネルトランジスタN2−および
前記NチャネルトランジスタN2の各ゲートには、前記
アドレスバッファ回路におけるインバータ12の出力お
よびインバータ12”の出力が対応して入力し、上記N
チャネルトランジスタN2−および前記Nチャネルトラ
ンジスタN2の各ドレイン相互は接続されており、この
接続点(ノードNDI)にはインバータI8の入力端が
接続されると共に、前記信号CE*が入力するインバー
タI7の出力端が接続されている。なお、前記インバー
タ14,15.16及びTGI、CPI。
CN1.、PTで構成される回路及び前記インバータ1
4−.15”、16−及びTGICPI”、CNl−、
PT−で構成される回路は、それぞれ遅延時間Tを有す
る遅延回路を形成している。
4−.15”、16−及びTGICPI”、CNl−、
PT−で構成される回路は、それぞれ遅延時間Tを有す
る遅延回路を形成している。
TS6図に示す出力バッフ7制御回路(第1図11)に
おいて、出カイネーブル入力信号介は二人力のノアゲー
トNR9の一方の入力となり、このノアゲートNR9の
他方の入力として信号CE*が入力される。このノアゲ
ートNR9の出力は、インバータ131の入力となり、
このイン/<−夕131の出力は、二人力のノアケート
NRIIの一方の入力となり、このノアゲートN Ri
、 1の他方の入力として信号CE*Dか入力する。こ
のノアゲートNRIIの出力は、二人力のナントゲート
NA2の一方の入力となり、このナンドゲ−1−N A
2の出力は内部用ノJバッファ制御信号OE*となる
と共にインバータ130により反転されて信号OE*と
なる。また、上記ナントゲートNA2の出力は、二人力
のナントゲートNA3の一方の入力となり、このナント
ゲートNA3の他方の入力として前記信号ATDdly
が入力する。そして、このナンドゲ−1−N A 3の
出力は、前記ナントゲートNA2の他方の入力となる。
おいて、出カイネーブル入力信号介は二人力のノアゲー
トNR9の一方の入力となり、このノアゲートNR9の
他方の入力として信号CE*が入力される。このノアゲ
ートNR9の出力は、インバータ131の入力となり、
このイン/<−夕131の出力は、二人力のノアケート
NRIIの一方の入力となり、このノアゲートN Ri
、 1の他方の入力として信号CE*Dか入力する。こ
のノアゲートNRIIの出力は、二人力のナントゲート
NA2の一方の入力となり、このナンドゲ−1−N A
2の出力は内部用ノJバッファ制御信号OE*となる
と共にインバータ130により反転されて信号OE*と
なる。また、上記ナントゲートNA2の出力は、二人力
のナントゲートNA3の一方の入力となり、このナント
ゲートNA3の他方の入力として前記信号ATDdly
が入力する。そして、このナンドゲ−1−N A 3の
出力は、前記ナントゲートNA2の他方の入力となる。
この出力バッファ制御回路において、信号OEが“0″
、信号CE*が“0“、信号CE*Dが“O′、信号A
TDd 13/が“1″の時には、信号OEがノアゲー
トNR9、インバータ131、ノアゲー1− N R]
、 1、ナントゲートNA2を経て信号OE*となって
出力し、さらに、インバータ130を経て信号OE*と
なって出力する。この相補的な信号1コ\OE*は、前
記出力バッファ回路8の制御信号として供給される。
、信号CE*が“0“、信号CE*Dが“O′、信号A
TDd 13/が“1″の時には、信号OEがノアゲー
トNR9、インバータ131、ノアゲー1− N R]
、 1、ナントゲートNA2を経て信号OE*となって
出力し、さらに、インバータ130を経て信号OE*と
なって出力する。この相補的な信号1コ\OE*は、前
記出力バッファ回路8の制御信号として供給される。
そして、チップイネーブル入力信号CEの“0”レベル
への変化によりデータを読み出す時には、信号CE*D
が“1“レベルになってノアケートNRIIの出力が“
0“になる。また、この前に、信号ATDdlyが“0
°レベルになってナントゲートNA3の出力が“1“に
なる。従って、上記ノアゲー)NRIIの出力“O”が
上記ナンドゲー)NA2を経て“]°レベルの信号OE
*とじて出力され、さらに、インバータ130を経て“
0”レベルの信号OE*とじて出力される。この相補的
な信号OE*、OE*が前記出力バッファ回路8の制御
信号として供給され、この出力バッファ回路8の出力が
高インピーダンス状態に保たれる。この信号CE*Dが
“0″レベルになると、上記信号OE*が“0“、信号
OE*が“1”となり、前記出力バッファ回路8の出力
の高インピーダンス状態が解除される。
への変化によりデータを読み出す時には、信号CE*D
が“1“レベルになってノアケートNRIIの出力が“
0“になる。また、この前に、信号ATDdlyが“0
°レベルになってナントゲートNA3の出力が“1“に
なる。従って、上記ノアゲー)NRIIの出力“O”が
上記ナンドゲー)NA2を経て“]°レベルの信号OE
*とじて出力され、さらに、インバータ130を経て“
0”レベルの信号OE*とじて出力される。この相補的
な信号OE*、OE*が前記出力バッファ回路8の制御
信号として供給され、この出力バッファ回路8の出力が
高インピーダンス状態に保たれる。この信号CE*Dが
“0″レベルになると、上記信号OE*が“0“、信号
OE*が“1”となり、前記出力バッファ回路8の出力
の高インピーダンス状態が解除される。
第7図に示す制御回路(第1図13)において、アドレ
ス人力信号の変化によりアドレス変化検知回路12から
出力する信号ATDはATD遅延回路部31に入力して
遅延され、このATD遅延回路部31の出力信号ATD
dlyはデータラッチ制御回路32に入力し、ここで相
補的なデータラッチ回路制御信号DLPSDLPが生成
される。
ス人力信号の変化によりアドレス変化検知回路12から
出力する信号ATDはATD遅延回路部31に入力して
遅延され、このATD遅延回路部31の出力信号ATD
dlyはデータラッチ制御回路32に入力し、ここで相
補的なデータラッチ回路制御信号DLPSDLPが生成
される。
この信号DLPはデータ遅延制御回路部33に入力し、
ここで相補的なデータ遅延回路制御信号B。
ここで相補的なデータ遅延回路制御信号B。
Aが生成される。なお、この制御回路において、■・・
・はインバータ、P・・・はPチャネルトランジスタ、
N・・・はNチャネルトランジスタ、TG・・・は転送
ゲート、C・・・は容量である。
・はインバータ、P・・・はPチャネルトランジスタ、
N・・・はNチャネルトランジスタ、TG・・・は転送
ゲート、C・・・は容量である。
第8図は、上記第1図のEFROMにおけるCEイコラ
イズ制御回路]5の一具体例を示している。このCEイ
コライズ制御回路においては、チップが選択状態となっ
てからメモリセルアレイ内の所定のワード線が実際に選
択されるまでの時間と同じタイミングでST信号発生回
路83から相補的な信号5TSSTを出力するように、
ST信号発生回路83の前に、アドレスバッファ等価回
路81、ローデコーダ・ワード線と等価なタイミング調
整回路82が付加されている。即ち、信号CE*が上記
アドレスバッファ等価回路81およびタイミング調整回
路82を経てST信号発生回路83に入力している。そ
して、この5T(p号発生回路83の出力信号STはC
E*D信号発生回路84に入力し、この信号STより少
し遅れてCE*D信号発生回路84から相補的な信号C
E*D、CE*Dが出力する。なお、このCEイコライ
ズ制御回路において、■・・・はインバータ、P・・・
はPチャネルトランジスタ、N・・・はNチャネルトラ
ンジスタ、TG・・・は転送ゲート、C・・・は容量で
ある。
イズ制御回路]5の一具体例を示している。このCEイ
コライズ制御回路においては、チップが選択状態となっ
てからメモリセルアレイ内の所定のワード線が実際に選
択されるまでの時間と同じタイミングでST信号発生回
路83から相補的な信号5TSSTを出力するように、
ST信号発生回路83の前に、アドレスバッファ等価回
路81、ローデコーダ・ワード線と等価なタイミング調
整回路82が付加されている。即ち、信号CE*が上記
アドレスバッファ等価回路81およびタイミング調整回
路82を経てST信号発生回路83に入力している。そ
して、この5T(p号発生回路83の出力信号STはC
E*D信号発生回路84に入力し、この信号STより少
し遅れてCE*D信号発生回路84から相補的な信号C
E*D、CE*Dが出力する。なお、このCEイコライ
ズ制御回路において、■・・・はインバータ、P・・・
はPチャネルトランジスタ、N・・・はNチャネルトラ
ンジスタ、TG・・・は転送ゲート、C・・・は容量で
ある。
第9図は、第1図中のセンスアンプ回路7として差動増
幅器を利用するEPROMにおけるメモリセルアレイ5
およびカラム選択ゲート6およびセンスアンプ回路7を
示している。ここで、MC1〜M Cnは浮遊ゲート型
MOSトランジスタからなるメモリセル、DCmは浮遊
ゲート型MOSトランジスタからなるダミーセル、WL
mは行線、BLI〜BL口は列線、DBLはダミー列線
、2は行デコーダ、4は列デコーダ、BT]〜BTnは
カラム選択ゲート用トランジスタ、DBTは上記カラム
選択ゲート用トランジスタBTI〜BTnの1個と等価
なダミー列線選択用トランジスタであってそのゲートに
VCC電位が与えられ、上記ダミー列線DBLに挿入さ
れている。BLは前記カラム選択ゲート用トランジスタ
BT]〜BTnが共通に接続されている列線、LDIは
この列線BLに接続されている第1の負荷回路、LD2
はこのダミー列線DBLに接続されている第2の負荷回
路である。上記第1の負荷回路LD1の出力側の列線B
L−の電位Vinおよび前記第2の負荷回路LD2の出
力側のダミー列線DBL−の電位(基準電位)Vref
は差動増幅型のセンスアンプ回路のデータ検知回路部7
01(例えばCMOSカレントミラーからなる。)に入
力する。
幅器を利用するEPROMにおけるメモリセルアレイ5
およびカラム選択ゲート6およびセンスアンプ回路7を
示している。ここで、MC1〜M Cnは浮遊ゲート型
MOSトランジスタからなるメモリセル、DCmは浮遊
ゲート型MOSトランジスタからなるダミーセル、WL
mは行線、BLI〜BL口は列線、DBLはダミー列線
、2は行デコーダ、4は列デコーダ、BT]〜BTnは
カラム選択ゲート用トランジスタ、DBTは上記カラム
選択ゲート用トランジスタBTI〜BTnの1個と等価
なダミー列線選択用トランジスタであってそのゲートに
VCC電位が与えられ、上記ダミー列線DBLに挿入さ
れている。BLは前記カラム選択ゲート用トランジスタ
BT]〜BTnが共通に接続されている列線、LDIは
この列線BLに接続されている第1の負荷回路、LD2
はこのダミー列線DBLに接続されている第2の負荷回
路である。上記第1の負荷回路LD1の出力側の列線B
L−の電位Vinおよび前記第2の負荷回路LD2の出
力側のダミー列線DBL−の電位(基準電位)Vref
は差動増幅型のセンスアンプ回路のデータ検知回路部7
01(例えばCMOSカレントミラーからなる。)に入
力する。
また、第1の負荷回路LD1と第2の負荷回路LD2と
の間には、ゲートに信号STが与えられるNチャネルト
ランジスタN5が接続されており、上記列線BL−とダ
ミー列線DBL−との間(データ検知回路部70]の2
つの入力端の間)には、ゲートに信号STが与えられる
Pチャネルトランジスタル3とゲートに信号STか与え
られるNチャネルトランジスタN6とか並列接続されて
なるCMOS転送ゲートが接続されている。
の間には、ゲートに信号STが与えられるNチャネルト
ランジスタN5が接続されており、上記列線BL−とダ
ミー列線DBL−との間(データ検知回路部70]の2
つの入力端の間)には、ゲートに信号STが与えられる
Pチャネルトランジスタル3とゲートに信号STか与え
られるNチャネルトランジスタN6とか並列接続されて
なるCMOS転送ゲートが接続されている。
上記センスアンプ回路において、■cc電位とデータ検
知回路部701との[11Sには、ゲートに信号STが
与えられる活性化制御用のPチャネルトランジスタル4
が接続され、このトランジスタP4がオフの時にデータ
検知回路部701を非動作状態にして消費電流を削減す
るようになっている、また、上記データ検知回路部70
1の出力端と接地端との間にはゲートに信号STが与え
られるNチャネルトランジスタN7が接続されている。
知回路部701との[11Sには、ゲートに信号STが
与えられる活性化制御用のPチャネルトランジスタル4
が接続され、このトランジスタP4がオフの時にデータ
検知回路部701を非動作状態にして消費電流を削減す
るようになっている、また、上記データ検知回路部70
1の出力端と接地端との間にはゲートに信号STが与え
られるNチャネルトランジスタN7が接続されている。
前記第1の負荷回路LD]には、ゲートに前記信号ST
が与えられるPチャネルトランジスタル5が設けられ、
第2の負荷回路LD2にも、ゲートに前記信号STが与
えられるPチャネルトランジスタル6が設けられている
。
が与えられるPチャネルトランジスタル5が設けられ、
第2の負荷回路LD2にも、ゲートに前記信号STが与
えられるPチャネルトランジスタル6が設けられている
。
上記した第9図の構成において、ダミーセルDCmに基
づいて生成されるダミー列線DBL〜の基準電位Vre
fと選択されたメモリセルから読み出されたデータに基
づいて生成される列線BL−の電位Vinをセンスアン
プ回路で比較するこ上によりメモリセルのデータを検知
する。アドレス入力信号が変化してメモリセルのデータ
を読み出す時と比べて、チップイネーブル入力信号CE
が変化してメモリセルのデータを読み出す場合は、前述
のように内部チップイネーブル入力信号CE*により集
積回路チップが動作状態となるまでの時間遅れる。以下
にこの点を解決するためのセンスアンプ回路の高速化に
ついて説明する。
づいて生成されるダミー列線DBL〜の基準電位Vre
fと選択されたメモリセルから読み出されたデータに基
づいて生成される列線BL−の電位Vinをセンスアン
プ回路で比較するこ上によりメモリセルのデータを検知
する。アドレス入力信号が変化してメモリセルのデータ
を読み出す時と比べて、チップイネーブル入力信号CE
が変化してメモリセルのデータを読み出す場合は、前述
のように内部チップイネーブル入力信号CE*により集
積回路チップが動作状態となるまでの時間遅れる。以下
にこの点を解決するためのセンスアンプ回路の高速化に
ついて説明する。
チップイネーブル入力信号CEが“1“で集積回路チッ
プが待機状態の時、信号STは“0“となっている。こ
の状態からチップイネーブル入力信号CEが“0“に変
化すると、所定時間(チップが動作状態になってからメ
モリセルが選択されるまでの時間)、信号STが“0”
になって、活性化制御用のPチャネルトランジスタル4
がオフになるとともに、トランジスタN5.N6.P3
゜P5.P6がオンとなり、列線BL−とダミー列線D
BL−とは上記トランジスタN5.N6゜P3を介して
短絡状態となり、はぼ同一電位に設定される。この時、
列線BL/’とダミー列線DBL−とをより速く同一電
位に設定するために、前記第1の負荷回路LD]のPチ
ャネルトランジスタル5および第2の負荷回路LD20
PチャネルトランジスタP6がオンになり、この負荷回
路LDIおよびLD2の電流供給能力を通常の読み出し
時より大きく設定する。また、この時、センスアンプ回
路の出力側のNチャネルトランジスタN7がオンになり
、センスアンプ回路の出力は″0ルベルになる。
プが待機状態の時、信号STは“0“となっている。こ
の状態からチップイネーブル入力信号CEが“0“に変
化すると、所定時間(チップが動作状態になってからメ
モリセルが選択されるまでの時間)、信号STが“0”
になって、活性化制御用のPチャネルトランジスタル4
がオフになるとともに、トランジスタN5.N6.P3
゜P5.P6がオンとなり、列線BL−とダミー列線D
BL−とは上記トランジスタN5.N6゜P3を介して
短絡状態となり、はぼ同一電位に設定される。この時、
列線BL/’とダミー列線DBL−とをより速く同一電
位に設定するために、前記第1の負荷回路LD]のPチ
ャネルトランジスタル5および第2の負荷回路LD20
PチャネルトランジスタP6がオンになり、この負荷回
路LDIおよびLD2の電流供給能力を通常の読み出し
時より大きく設定する。また、この時、センスアンプ回
路の出力側のNチャネルトランジスタN7がオンになり
、センスアンプ回路の出力は″0ルベルになる。
第10図は、第1図中のデータラッチ回路10の一具体
例を示しており、データ遅延回路9”の出力信号d*d
lyがクロックドインバータC12に入力し、このクロ
ックドインバータCI2の出力側に三段のインバータ1
16〜118が接続されており、−段目のインバータ1
16の出力ノ−ドと入力ノードとの間にラッチ用のクロ
ックドインバータCI3が接続されている。上記入力段
のクロックドインバータCI2は、信号DLPの“0“
レベルによりオンになるPチャネルトランジスタと信号
DLPの“1ルベルによりオンになるNチャネルトラン
ジスタとが直列接続されてなる。また、ラッチ用のクロ
ックドインバータCI3は、信号DLPの“0”レベル
によりオンになるPチャネルトランジスタと信号DLP
の“1″レベルによりオンになるNチャネルトランジス
タとが直列接続されてなる。
例を示しており、データ遅延回路9”の出力信号d*d
lyがクロックドインバータC12に入力し、このクロ
ックドインバータCI2の出力側に三段のインバータ1
16〜118が接続されており、−段目のインバータ1
16の出力ノ−ドと入力ノードとの間にラッチ用のクロ
ックドインバータCI3が接続されている。上記入力段
のクロックドインバータCI2は、信号DLPの“0“
レベルによりオンになるPチャネルトランジスタと信号
DLPの“1ルベルによりオンになるNチャネルトラン
ジスタとが直列接続されてなる。また、ラッチ用のクロ
ックドインバータCI3は、信号DLPの“0”レベル
によりオンになるPチャネルトランジスタと信号DLP
の“1″レベルによりオンになるNチャネルトランジス
タとが直列接続されてなる。
従って、信号DLPが“0″レベルの時には、入力段の
クロックドインバータCI2が活性化し、ラッチ用のク
ロックドインバータCI3は非活性状態であり、入力は
入力段のクロックドインバータCI2および三段のイン
バータI ]、 6〜11.8を経て出力バッファ回路
8へ出力される。また、信号DLPが“1”レベルの時
には、入力段のクロックドインバータCI2は非活性状
態であり、ラッチ用のクロックドインバータCI3が活
性化し、このクロックドインバータCI3と一段目のイ
ンバータ116とにより一段目のインバータ11、、6
の出力がラッチされ、このラッチデータが後段のインバ
ータ117および118を経て圧力信号d*dlyとな
る。
クロックドインバータCI2が活性化し、ラッチ用のク
ロックドインバータCI3は非活性状態であり、入力は
入力段のクロックドインバータCI2および三段のイン
バータI ]、 6〜11.8を経て出力バッファ回路
8へ出力される。また、信号DLPが“1”レベルの時
には、入力段のクロックドインバータCI2は非活性状
態であり、ラッチ用のクロックドインバータCI3が活
性化し、このクロックドインバータCI3と一段目のイ
ンバータ116とにより一段目のインバータ11、、6
の出力がラッチされ、このラッチデータが後段のインバ
ータ117および118を経て圧力信号d*dlyとな
る。
即ち、上記第1図のE F ROMによれば、センスア
ンプ回路7と出力バッファ回路8との間にブタ遅延回路
9″とデータラッチ回路10とが挿入されており、アド
レス変化検知回路12のパルス出力信号ATDに基づい
て、まず、データラッチ回路10によってアドレス入力
信号が切り替わる前のメモリセルのデータに対応したセ
ンスアンプ回路7の8カデータを所定時間ラッチするた
めのラッチ信号を発生する。この時、データラッチ回路
10によりラッチされているデータが出力バッファ回路
8から出力される。
ンプ回路7と出力バッファ回路8との間にブタ遅延回路
9″とデータラッチ回路10とが挿入されており、アド
レス変化検知回路12のパルス出力信号ATDに基づい
て、まず、データラッチ回路10によってアドレス入力
信号が切り替わる前のメモリセルのデータに対応したセ
ンスアンプ回路7の8カデータを所定時間ラッチするた
めのラッチ信号を発生する。この時、データラッチ回路
10によりラッチされているデータが出力バッファ回路
8から出力される。
この動作と同時に、データ遅延回路9″の遅延時間が短
く設定され、アドレス入力信号の変化後のアドレスに対
応するメモリセルのデータが瞬時に出力される。このセ
ンスアンプ回路7の出力の変化に追随してデータ遅延回
路9”の出力が変化する。このデータ遅延回路9“の出
力が新しく選択されたアドレスに対応するメモリセルの
データに変化した時点とほぼ同じタイミングで、データ
遅延回路制御信号が変化してデータ遅延回路9″の遅延
時間が長く設定される。次に、データラッチ回路制御信
号が変化して、新しいアドレスに対応したメモリセルの
データが出力される。
く設定され、アドレス入力信号の変化後のアドレスに対
応するメモリセルのデータが瞬時に出力される。このセ
ンスアンプ回路7の出力の変化に追随してデータ遅延回
路9”の出力が変化する。このデータ遅延回路9“の出
力が新しく選択されたアドレスに対応するメモリセルの
データに変化した時点とほぼ同じタイミングで、データ
遅延回路制御信号が変化してデータ遅延回路9″の遅延
時間が長く設定される。次に、データラッチ回路制御信
号が変化して、新しいアドレスに対応したメモリセルの
データが出力される。
このように設定されることによって、出力データ変化時
における電源変動、あるいは外部からのノイズ入力によ
る誤動作を防止でき、出力バッファトランジスタの駆動
能力を大きく設定でき、データ読み出し速度の高速性を
保ったまま、電源変動やノイズに対する集積回路チップ
の動作マージンが大きくて信頼性の高い半導体集積回路
が得られる。
における電源変動、あるいは外部からのノイズ入力によ
る誤動作を防止でき、出力バッファトランジスタの駆動
能力を大きく設定でき、データ読み出し速度の高速性を
保ったまま、電源変動やノイズに対する集積回路チップ
の動作マージンが大きくて信頼性の高い半導体集積回路
が得られる。
この場合、データ遅延回路9”における互いに異なる遅
延時間特性を有する2つの遅延回路の出力信号の論理レ
ベルが等しくない場合にはその出力を変化させず、上記
2つの遅延回路の出力信号の論理レベルが等しくなると
出力を変化させる論理動作を行う論理回路93を有する
ので、電源変動に伴うセンスアンプ回路7の誤動作が生
じても、誤ったデータが出力バッファから出力されるこ
とを防止できる。
延時間特性を有する2つの遅延回路の出力信号の論理レ
ベルが等しくない場合にはその出力を変化させず、上記
2つの遅延回路の出力信号の論理レベルが等しくなると
出力を変化させる論理動作を行う論理回路93を有する
ので、電源変動に伴うセンスアンプ回路7の誤動作が生
じても、誤ったデータが出力バッファから出力されるこ
とを防止できる。
なお、本発明は、上記実施例のE P ROMに限らす
、EEFROM、マスクROMSSRAM等その他の半
導体メモリに適用できることは勿論、入力ビンと内部デ
ータを出力する外部ピンを有する半導体集積回路に一般
的に適用可能であり、信頼性の高い半導体集積回路を得
ることができる。
、EEFROM、マスクROMSSRAM等その他の半
導体メモリに適用できることは勿論、入力ビンと内部デ
ータを出力する外部ピンを有する半導体集積回路に一般
的に適用可能であり、信頼性の高い半導体集積回路を得
ることができる。
[発明の効果〕
上述したように本発明の半導体集積回路によれば、デー
タ出力時における電源変動あるいは外部からのノイズ入
力による集積回路内部回路の誤動作を防止でき、出力バ
ッファトランジスタの駆動能力を大きく設定でき、デー
タ読み出し速度の高速性を保ったまま、上記電源変動や
ノイズに対する集積回路チップの動作マージンが大きく
て信頼性の高い半導体メモリを実現できる。
タ出力時における電源変動あるいは外部からのノイズ入
力による集積回路内部回路の誤動作を防止でき、出力バ
ッファトランジスタの駆動能力を大きく設定でき、デー
タ読み出し速度の高速性を保ったまま、上記電源変動や
ノイズに対する集積回路チップの動作マージンが大きく
て信頼性の高い半導体メモリを実現できる。
また、本発明の半導体集積回路によれば、互いに異なる
遅延時間特性を有する2つの遅延信号入力の論理レベル
が等しくない場合にはその出力を変化させず、上記2つ
の遅延信号入力の論理レベルが等しくなると出力を変化
させる論理動作を実現するための具体的な構成をもつ論
理回路を実現できる。
遅延時間特性を有する2つの遅延信号入力の論理レベル
が等しくない場合にはその出力を変化させず、上記2つ
の遅延信号入力の論理レベルが等しくなると出力を変化
させる論理動作を実現するための具体的な構成をもつ論
理回路を実現できる。
第1図は本発明の半導体集積回路の一実施例に係るEF
ROMの一部を示すブロック図、第2図は第1図中のデ
ータ遅延回路の一具体例を示す回路図、第3図(a)お
よび(b)は第2図のデータ遅延回路の動作を示すタイ
ミング波形図、第4図(a)および(b)は第1図のE
FROMの動作を示すタイミング波形図、第5図は第1
図中のアドレスバッファ回路およびアドレス変化検知回
路の1ビット分の一具体例を示す回路図、第6図は第1
図中の出力バッファ制御回路の一具体例を示す回路図、
第7図は第1図中の制御回路の一具体例を示す回路図、
第8図は第1図中のCE制御回路の一具体例を示す回路
図、第9図は第1図中のメモリセルアレイおよびセンス
アンプ回路の一具体例を示す回路図、第10図は第12
図中のデータラッチ回路の一具体例を示す回路図、第1
1図は従来のE P ROMの一部を示すブロック図、
第12図は第11図のE F ROMの動作を示すタイ
ミング波形図、第13図は第11図中の出力バッファ回
路を示す回路図、第14図は第13図中の出力バッファ
回路の動作例を示す波形図、第15図は第11図中のデ
ータ遅延回路の一具体例を示す回路図、第16図(a)
および(b)は第15図のデータ遅延回路の動作を示す
タイミング波形図である。 1・・・ローアドレス・バッファ回路、2・・・ローデ
コーダ回路、3・・・カラムアドレス・バッファ回路、
4・・・カラムデコーダ回路、5・・・メモリセルアレ
イ、6・・・カラム選択ゲート、7・・・センスアンプ
回路、8・・・出力バッファ回路、9″・・・データ遅
延回路、10・・・データラッチ回路、]1・・出力バ
ッファ制御回路、12・・・アドレス変化検知回路、1
3・・・制御回路、14・・・て16777回路、15
・・・τTイコライズ制御回路、31・・・ATD遅延
回路部、32・・・データラッチ制御回路部、33・・
・データ遅延制御回路部、701・・・データ検知回路
部、81・・・アドレスバッファ等価回路、82・・・
タイミング調整回路、83・・・ST信号発生回路、8
4・・・CE*D信号発生回路、90A・・・第1の遅
延回路、90B・・・第2の遅延回路、92・・・バイ
パス回路、93・・・論理回路、LGC・・・三入力論
理回路、116・・・インバータ、TGA・・・転送ゲ
ート、A、 T D・・・アドレス変化検知信号、5T
SST・・・センスアンプ制御信号、DLP、DLP・
・・データラッチ回路制御信号、A、B・・・データ遅
延回路制御信号。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第10図 CE 0Eを 第14図 第15 図
ROMの一部を示すブロック図、第2図は第1図中のデ
ータ遅延回路の一具体例を示す回路図、第3図(a)お
よび(b)は第2図のデータ遅延回路の動作を示すタイ
ミング波形図、第4図(a)および(b)は第1図のE
FROMの動作を示すタイミング波形図、第5図は第1
図中のアドレスバッファ回路およびアドレス変化検知回
路の1ビット分の一具体例を示す回路図、第6図は第1
図中の出力バッファ制御回路の一具体例を示す回路図、
第7図は第1図中の制御回路の一具体例を示す回路図、
第8図は第1図中のCE制御回路の一具体例を示す回路
図、第9図は第1図中のメモリセルアレイおよびセンス
アンプ回路の一具体例を示す回路図、第10図は第12
図中のデータラッチ回路の一具体例を示す回路図、第1
1図は従来のE P ROMの一部を示すブロック図、
第12図は第11図のE F ROMの動作を示すタイ
ミング波形図、第13図は第11図中の出力バッファ回
路を示す回路図、第14図は第13図中の出力バッファ
回路の動作例を示す波形図、第15図は第11図中のデ
ータ遅延回路の一具体例を示す回路図、第16図(a)
および(b)は第15図のデータ遅延回路の動作を示す
タイミング波形図である。 1・・・ローアドレス・バッファ回路、2・・・ローデ
コーダ回路、3・・・カラムアドレス・バッファ回路、
4・・・カラムデコーダ回路、5・・・メモリセルアレ
イ、6・・・カラム選択ゲート、7・・・センスアンプ
回路、8・・・出力バッファ回路、9″・・・データ遅
延回路、10・・・データラッチ回路、]1・・出力バ
ッファ制御回路、12・・・アドレス変化検知回路、1
3・・・制御回路、14・・・て16777回路、15
・・・τTイコライズ制御回路、31・・・ATD遅延
回路部、32・・・データラッチ制御回路部、33・・
・データ遅延制御回路部、701・・・データ検知回路
部、81・・・アドレスバッファ等価回路、82・・・
タイミング調整回路、83・・・ST信号発生回路、8
4・・・CE*D信号発生回路、90A・・・第1の遅
延回路、90B・・・第2の遅延回路、92・・・バイ
パス回路、93・・・論理回路、LGC・・・三入力論
理回路、116・・・インバータ、TGA・・・転送ゲ
ート、A、 T D・・・アドレス変化検知信号、5T
SST・・・センスアンプ制御信号、DLP、DLP・
・・データラッチ回路制御信号、A、B・・・データ遅
延回路制御信号。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第10図 CE 0Eを 第14図 第15 図
Claims (3)
- (1)アドレス入力信号の変化を検知してパルス信号を
発生するアドレス変化検知回路と、データを記憶するメ
モリセルと、 この半導体集積回路の動作状態を制御するための外部入
力信号に基ずいて制御され、上記メモリセルに記憶され
たデータを検知するためのデータ検知回路と、 このデータ検知回路の出力側にそれぞれ接続され、前記
アドレス変化検知回路のパルス信号を利用して動作が制
御され、互いに異なる遅延時間特性を有する少なくとも
2つの遅延回路と、 上記各遅延回路の出力側に接続され、前記アドレス変化
検知回路のパルス信号を利用して制御され、前記各遅延
回路が動作状態の時に各遅延回路の出力データが等しく
ない場合にはその出力を変化させず、各遅延回路の出力
データが等しくなるとその出力を変化させる論理回路と
、 前記各遅延回路の入力側と上記論理回路の出力側との間
に接続され、前記アドレス変化検知回路のパルス信号を
利用して動作が制御され、上記各遅延回路の遅延時間特
性より短い遅延時間特性を有するバイパス回路と、 上記論理回路の出力側に接続され、前記アドレス変化検
知回路のパルス信号を利用してラッチ動作が制御される
ラッチ回路と、 このラッチ回路の出力側に接続され、前記メモリセルに
記憶されたデータを出力するための出力バッファ回路と
、 前記アドレス変化検知回路のパルス信号を利用して前記
データ検知回路の出力データを前記出力バッファ回路か
ら所定の期間出力しない状態とする出力バッファ制御回
路 を具備することを特徴とする半導体集積回路。 - (2)互いに異なる遅延時間特性を有する2つの遅延信
号入力の論理レベルが等しくない場合にはその出力を変
化させず、上記2つの遅延信号入力の論理レベルが等し
くなると出力を変化させる三入力論理回路と、 この三入力論理回路の出力側に接続され、その出力が上
記三入力論理回路の1つの入力となるインバータと、 このインバータの出力側に一端が接続され、所定の制御
信号を利用して動作が制御される転送ゲートとを具備し
、 上記三入力論理回路は、直列接続されたPチャネルの第
1〜第3のトランジスタと直列接続されたPチャネルの
第4のトランジスタおよび第5のトランジスタが第1の
電源電位と出力ノードとの間に接続され、この第4のト
ランジスタおよび第5のトランジスタの接続点と前記第
2のトランジスタおよび第3のトランジスタの直列接続
点とが接続され、直列接続されたNチャネルの第6のト
ランジスタおよび第7のトランジスタと、直列接続され
たNチャネルの第8のトランジスタおよび第9のトラン
ジスタと、直列接続されたNチャネルの第10のトラン
ジスタおよび第11のトランジスタとが前記出力ノード
と第2の電源電位との間にそれぞれ接続され、上記第2
、第3、第6、第8のトランジスタの各ゲートに前記2
つの遅延信号入力のうちの一方が与えられ、上記第1、
第5、第7、第10のトランジスタの各ゲートに前記2
つの遅延信号入力のうちの他方が与えられ、上記第4、
第9、第11のトランジスタの各ゲートに前記インバー
タの出力信号が与えられることを特徴とする半導体集積
回路。 - (3)請求項1記載の半導体集積回路において、前記論
理回路は請求項2記載の論理回路が用いられ、2つの遅
延信号入力を与える遅延回路およびバイパス回路が前記
アドレス変化検知回路のパルス信号を利用して制御され
ることを特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22866490A JP2530055B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 半導体集積回路 |
DE69130819T DE69130819T2 (de) | 1990-08-30 | 1991-08-28 | Integrierte Halbleiterschaltung |
EP91114431A EP0473127B1 (en) | 1990-08-30 | 1991-08-28 | Semiconductor integrated circuit |
KR1019910014982A KR940011636B1 (ko) | 1990-08-30 | 1991-08-29 | 반도체집적회로 |
US07/751,768 US5214609A (en) | 1990-08-30 | 1991-08-29 | Semiconductor integrated circuit |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22866490A JP2530055B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 半導体集積回路 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109494A true JPH04109494A (ja) | 1992-04-10 |
JP2530055B2 JP2530055B2 (ja) | 1996-09-04 |
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ID=16879881
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2530055B2 (ja) |
KR (1) | KR940011636B1 (ja) |
DE (1) | DE69130819T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010044854A (ja) | 2002-12-09 | 2010-02-25 | Hynix Semiconductor Inc | 不揮発性強誘電体メモリ装置 |
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-
1990
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1991
- 1991-08-28 EP EP91114431A patent/EP0473127B1/en not_active Expired - Lifetime
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